活字ホルダーの歴史

外国のふるい活字見本帳にも紹介されています!

カッパン愛好家の一部に、製本までを手がけられるかたが多くみられます。アダナ・プレス倶楽部ではそんな皆さまのご要望にお応えして、初号5倍角・真鍮製《 活字ホルダー 》を開発・販売しています。もう皆さんにはすっかりお馴染みの《 活字ホルダー 》ですが、この道具の歴史はふるく、1907年版( 明治40 )アメリカ活字鋳造所( ATF )の活字見本帳に、American Lettering Pallet の商品名で、挿図入りの紹介をみます。そこには丁寧な解説があって、活字を挟み込んで箔押しなどに使用する道具であるが、その活字は Brass Type( 真鍮活字 )が好ましいとされています。

ついで登場するのは、キャズロン社フランス支店の 1920-30 年頃の見本帳で、ここにも挿図入りで大きく【 DORURE 】の商品名をみます。これは仏語で「 金箔押し 」を意味しますので、ルリユール( 製本術 )の盛んなフランスでもこの簡便な道具が愛用されていたことがわかります。

アダナ・プレス倶楽部特製 活字ホルダー 42pt.  ( 初号5倍角 )サイズ

受注受付 税込価格10,500円

詳細はhttp//www.robundo.com 特別企画・限定商品内へ進んでください。

アダナ・プレス倶楽部では、《 活字ホルダー 》のように、皆さまからのご要望にはできるだけお応えしたいと努めております。この小さくても凄い道具《 活字ホルダー 》を、ヤケドなどの事故が無いように気をつけてご愛用ください。