「本の知と美の領域 vol.2 ー 森山明子の仕事」展のご案内

第693回 デザインギャラリー1953 企画展
「本の知と美の領域 vol.2 - 森山明子の仕事」
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  • タイトル:第693回 デザインギャラリー1953 企画展
                「本の知と美の領域 vol.2 - 森山明子の仕事」
  • 会 期:2013年3月20日(水)-2013年4月15日(月)
         最終日午後5時閉場
         入場無料
  • 会 場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
  • 主 催:日本デザインコミッティー
  • 協 力:山田脩二、白井敬尚
  • 企画・会場構成:平野敬子

この度、日本デザインコミッティーでは、第693回デザインギャラリー1953企画展といたしまして、デザインジャーナリスト・森山明子の仕事を紹介する展覧会「本の知と美の領域vol.2 – 森山明子の仕事」を開催いたします。

森山明子は、デザイン雑誌「日経デザイン」の創刊に携わり、以降、デザインをジャーナリストの立場から 俯瞰して見続けてきました。
その長年に亘る活動の中で、森山は多くのクリエーターとの接点を持ち、彼らの活動や仕事を編集して世に送り出すという仕事に近年、力を注いています。

独自の視点によるクリエーターへの入念なインタビューは、そのクリエーターの内面を透かし見ることが出来るほど精緻に編まれる書籍作りへと繋がっています。
本企画展では、そうした仕事の中から、前衛いけばな作家・中川幸夫、写真家・石元泰博、そしてテキスタイルプランナー・新井淳一の、3人のクリエーターの仕事をまとめた書籍を中心に、森山明子の世界をご紹介したいと思います。

[森山明子さんの略歴]
Moriyama Akiko/デザインジャーナリスト、武蔵野美術大学教授
1953年新潟県生まれ。1975年東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。特許庁意匠課審査官、財団法人国際デザイン交流協会勤務をへて、1986年日経マグロウヒル社(現・日経BP社)入社。「日経デザイン」の創刊にかかわり、1993-98年同誌編集長。1998年から現職、デザイン情報学科所属。
NHKハート展詩選考委員、グッドデザイン賞審査副委員長、芸術工学会副会長・名誉理事、公益財団法人三宅一生デザイン文化財団理事、公益財団法人日本デザイン振興会理事などをつとめる。
主著は『まっしぐらの花 - 中川幸夫』、『石元泰博 - 写真という思考』、『新井淳一 - 布・万華鏡』。
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森山明子さんは、朗文堂とも、長年にわたって、とても親しくおつき合いさせていただいているかたです、そんな森山さんの近著をまとめた意欲的な展覧会が開催されます。皆さまのご観覧をお勧めいたします(片塩二朗)。
【詳細:日本デザインコミッティー デザインギャラリー1953】