タグ別アーカイブ: 林昆範

如月二月、二週連続の降雪・都知事選・オリンピック観戦と、なにかとあわただしかったですね。

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如月キサラギ二月、月はじめの02月08日[土]、南岸低気圧の襲来で関東地方も時ならぬ降雪をみました。つづいて翌週の14日[金]-15日[土]にも、さらに激しい降雪が太平洋岸一帯をおそいました。
皆さま、被害やお怪我などは無かったでしょうか。お見舞いもうしあげます。
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まもなく月が変わって弥生三月、朗文堂もあわただしい年度末を迎えています。
新宿私塾第23期は最終盤をむかえて、熱い講座がつづいていますし、まもなく新宿私塾第24期の塾生のみなさんを迎える準備も整いました。
DSCN2583 DSCN3030 DSCN3227[活版ルネサンス]を目標として活動をつづけてきたアダナ・プレス倶楽部は、04月10日から恒例の[活版カレッジ 春期講座]を開講いたします。
またアダナ・プレス倶楽部は設立から7年、第一段階のステージから、あらたなステージへの展開を計画してまいりました。ようやく近近、新機軸を発表できるところまできました。ご期待ください。

日陰にはまだなごり雪がのこりますが、朗文堂は弥生三月を迎えて一斉に展開する態勢を整えております。
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弥生三月〇二日[日]、下掲詳細記事にてご案内のとおり、まず[欧文書体百花事典 その後]連続講演会の第一弾が開催されます。
同書は刊行以来10年、四版を重ね、わが国の欧文活字研究の定番書としてのご評価をいただいて発行してまいりました。
この間の10年間、読者の皆さまともども、執筆者も研究の深化をはかってまいりました。そんな成果の一端をご披露し、基礎資料の現物をご覧いただく講演会を六回にわたって開催いたします。
お申込みが多数となり、ご後援の東洋美術専門学校と急遽相談して、会場をおおきめの講義室に変更いたしました。もしご参加ご希望のかたは残席ができましたので、至急お申込みたまわり、ご参加ください。
欧文書体その後ポスター

《明治産業近代化のパイオニア『平野富二伝』 好評理に販売継続中です》

平野表紙uu 東京築地活版製造所の創設者であり、石川島造船所をはじめとする様様な事業を興し、明治産業の近代化に貢献した平野富二。このひとに関する資料はこれまであまりに少なかったという事実があり、近代産業史、明治文化史、近代造形史、タイポグラファなど、様様な分野の教育・研究機関や図書館からのご注文がつづいています。
『普及版 欧文書体百花事典』、『平野富二伝』は、朗文堂の基礎図書と位置づけ、間断のない刊行をつづけてまいります。ご購読ご希望のかたは、最寄り書店にご注文いただくか、小社営業部までご発注ください。
【リンク:朗文堂ブックコスミイク 新刊書ご案内
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《勝井三雄さん、新刊『勝井三雄 1954-2013』を刊行されました》
勝井先生図書
勝井三雄(1931年東京うまれ)さんが、意欲的に新刊を刊行されました。
勝井三雄さん(ふだんは勝井先生とお呼びしています)は、東京教育大学(現筑波大学)を卒業後、味の素株式会社式をへて、1961年に勝井デザイン事務所を設立されました。その精力的な造形活動は1954年(昭和29)からこんにちまでの長きにわたります。

この間、造形はもとより、造形教育にも熱心にかかわり、関係諸団体の役職もはたしてこられました。

先般《勝井三雄展 兆しのデザイン》(ggg 第329回企画展 2014年01月09日-31日)の開催にあたり、新企画をもってまとめられたのが新刊『勝井三雄 1954-2013』です。
勝井三雄さんとはながらく親しくお付きあいいただいてまいりました。先生がますますご壮健で、「比類なきデザイン宇宙」を飛翔されますよう祈念しております。
皆さまのご購読をお勧めいたします。
【詳細:公益財団法人 DNP文化振興財団
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《台湾で活躍する 林昆範さんが、ドイツ iF 賞 二部門を受賞されました》
iF 傳達設計獎 iF 包裝設計獎林昆範さん(台湾中原大学助教授、タイポグラフィ学会会員)は、精力的に中国との関わりをもって造形活動を展開されています。
春節の休暇あけにも、すでに中国桂林、陽朔などを訪問されています。
そんな林昆範さんが、ドイツ iF 賞として、「iF communication design award 2014」、「iF packaging design award 2014」の二部門を受賞されました。いただいた写真をご紹介いたします。