【図書紹介】 ふうけもん ― ながさき明治列伝 ―(増永 驍著 長崎文献社)

長崎ではこのまちを「さんか」とする。「さんか」とは急峻な山容がそのまま海に没する長崎を特徴づけるもので、一坂「さか」、二墓「はか」、三馬鹿「ばか」の三つのことばの語尾が「か」であることから「さんか」とする。増永 驍は、明治長崎「稀少人種」の〝ふうけもん ≒ 馬鹿もの〟として、本木昌造・西道仙・松田源五郎を主人公とし、脇役に平野富二らを配し、小説『ふうけもん ― ながさき明治列伝 ―』(長崎文献社)をのこした。  【詳細 花筏

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