【艸木風信帖】 05 晩夏を彩る〝さるすべり 百日紅 漢名:紫薇 シビ〟と 安立院戒壇石〝葷酒門内に入るを許さず〟

夏のあいだ啼き足りなかったのか蟬がとぎれとぎれに鳴いていた。09月09日{平野富二生誕一七〇年祭}肝煎り、日吉、玉井、時盛さんらと谷中一円を散策・採拓にはげむ。道中サルスベリの古木に紅の小花が群がり咲いていた。幹はうねりながら平滑で、瘤も多く、まさしく猿も滑りそうな「さるすべり 百日紅」であった。帰途に安立院戒壇石に「不許葷酒入門内」をみる。
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谷中サルスベリ0909 谷中掃苔会170909 _安立院戒壇石170909 石のエクリチュール

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