【展覧会】根津美術館 特別展 光琳と乾山 芸術家兄弟・響き合う美意識 4月14日5月13日

尾形光琳(1658-1716)は江戸時代のなかばの画家であり意匠作家です。小袖の模様を思わせる図様を大画面に適用した「燕子花図屏風」は、そんな光琳の真骨頂を示す作品です。一方光琳の弟である乾山(1663-1743)はやきものの世界に新風を巻き起こした陶芸家です。本展覧会は二人の芸術家兄弟において展開した豊かな造形、ときに相反し、ときに響き合う美の世界を展観し、どのような美意識の交流があったのかを探り、光琳と乾山それぞれの魅力を見つめ直そうとするものです。
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根津美術館 企画展 香合百花繚乱 2018年2月22日[木]-3月31日[土]

「香合」は「香」を入れる蓋付きの容器のこと。茶の湯の道具のなかでも特に人気の高いものです。初期の香合は唐物漆器でしたが、茶の湯の流行に従い、黄瀬戸や志野など国内で作られた最新のやきものや、蒔絵の古い箱、さらに螺鈿・染付・青磁などの新しい唐物も使われるようになります。香合ほど種類が豊富な茶道具は他にありません。このたびの展覧会では香合約160点を展示し、その世界が花開いていく様子をご覧いただきます。茶席を彩る小さな香合の愛らしい姿をお楽しみください。
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【展覧会】 根津美術館企画展 墨 と 金  狩野派の絵画

狩野派は室町時代に興った絵画の流派です。足利将軍の御用を勤め、織田信長と豊臣秀吉にも愛され、さらに徳川家康により幕府御用絵師に取り立てられました。狩野派の画壇制覇を支えたのは、過去の様々な絵画技術を統合したオールマイティな画風です。狩野派の基本は水墨ですが、やまと絵の彩色法を取り入れさらに屏風における金の存在感を強化したのも狩野派です。「墨と金」という言葉に象徴される狩野派の絵画の革新的かつ豊穣な美を感じ取っていただける機会といたします。
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【展覧会】 根津美術館 鏨の華 光村コレクションの刀装具

刀剣外装のための金具は江戸時代以降に装飾性が増し、金属とは思えないほどのきらびやかで細密な作品が残されました。光村利藻(みつむら としも・18771955)はそんな刀装具を中心に一大コレクションを築き、名著 『鏨 廼 花』(たがねのはな) を刊行した明治時代の実業家です。
本展覧会ではこの根津美術館のコレクションを中心光村利藻が魅せられた金属美を紹介します。

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【展覧会】 根津美術館 ほとけを支える  蓮華 ・ 霊獣 ・ 天部 ・ 邪鬼

仏教の多種多様なほとけを、“支えるもの”という視点から見てみようという趣向の展覧会です。仏教を象徴する蓮の花(蓮華)は、ほとけを支える台座(蓮台)として最もポピュラーです。「金剛界八十一尊曼荼羅」、「善光寺縁起絵」「愛染明王像」(いずれも重要文化財)など、根津美術館コレクションより選りすぐった優品約40件を通して、仏教美術のシンボリズムや豊かな表現をご覧いただきます。
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【展覧会】 根津美術館企画展 〔やきもの勉強会 食を彩った大皿と小皿〕 7月13日9月3日

根津美術館「やきもの勉強会」では、毎日の生活の中で使っている「皿」に焦点を当て、大きな皿や小さな皿が食卓で使われる文化とその時代を考えてみました。14世紀頃の中近東の国〻では大きな皿が必要とされ、中国から運ばれて行きました。一方で日本では、懐石膳のような小さな食卓を使った生活文化の中で、花鳥風月を写した様〻な小さな皿が目を引きます。大皿と小皿が紡いできた食卓の物語に思いをはせお楽しみください。
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【展覧会】 根津美術館企画展 [はじめての古美術鑑賞 紙の装飾 ] 5月25日7月2日

「はじめての古美術鑑賞」シリーズ。二回目の今年は「読めない」という理由から敬遠されがちな書の作品にアプローチする一つの方法として、書を書くための紙すなわち料紙の装飾に注目。華麗な色や金銀あるいは雲母によるさまざまな装飾技法を同館コレクションの作品を中心にやさしく解説するとともに、絵画に取り込まれた例もご覧いただきます。この展覧会が書の作品に親しく接する機会となれば幸いです。
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【展覧会】 根津美術館特別展 [光琳 其一 燕子花図と夏秋渓流図展] 4月12日5月14日

尾形光琳・国宝「燕子花図屏風」と、鈴木其一「夏秋渓流図屏風」、琳派の二大傑作を同時にご覧いただく展覧会。無背景に燕子花のみを描く「燕子花図屏風」は溌剌とした生気を放っています。対して「夏秋渓流図屏風」は、渓流の流れる檜の林に山百合や桜紅葉が彩りを添える、どこか非現実的な感覚を湛えています。本展では琳派の金屏風の数〻にあわせ、其一が活躍した19世紀前半から20世紀初頭までに制作された作品を展示。
根津美術館 】{文字壹凜まとめ

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【展覧会】 根津美術館特別展 「高麗仏画香りたつ装飾画」 三月四日[土]三月三一日[金]

朝鮮半島全域を統一した最初の王朝高麗(九一八一三九二)は仏教を国の支柱と定めました。そして高麗国は類いまれなる仏教文化をはぐくんでゆきました。本展は1114世紀の高麗仏画の名品を一堂にご覧いただく東京で初開催の展覧会です。威厳に満ちた阿弥陀如来像、優美な水月観音像、地蔵菩薩像、金銀で加飾された写経や仏具など38件の絵画・工芸作品をとおして日本の仏教絵画とは趣きの異なる美の世界をご堪能ください。
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【根津美術館】 コレクション展「染付誕生400年」2017年1月7日2月19日

世界中が憧れたやきもの磁器は永らく中国が生産の中心地。日本では元和2年(1616)朝鮮半島から渡来した陶工・李参平によって肥前(現在の佐賀県)でその焼成に成功したのが始まりとされる。肥前磁器は「伊万里焼」として染付や白磁、青磁や色絵へと飛躍的に発展し江戸時代を通して隆盛を極めた。本展は17世紀から19世紀までの肥前磁器を概観し、江戸時代の日本人が生活のなかで大切に伝えてきた美しい器をご堪能いただきます。{根津美術館  まとめ

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【展覧会】 根津美術館 開館75周年特別企画展 円山応挙 ―― 「写生」を超えて

根津美術館 開館75周年特別企画展
円山応挙――「写生」を超えて
11月3日[木・祝]12月18日[日]
【 詳細 : 根津美術館 展示

円山応挙の生涯を代表する作品の数々を見つめ直し、あわせてさまざまな可能性を秘めた若き日の作品、絵画学習の痕跡をとどめた作品、そして鑑賞性に優れた写生図をご覧いただきます。「写生」を大切にしながらそれを超えて応挙が目指したものは何だったのかを探ります。

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【根津美術館】 コレクション展『中国陶磁勉強会』 自9月15日(木)至10月23日(日)

「中国陶磁」と聞いて、みなさんはどんなものを思い浮かべますか? 八千年あまりに及ぶ中国の長い歴史のなかで、広大な国土の各地で作られた陶磁器は、作られた時代によって姿や形、色彩や文様に様ざまな違いがあります。
このような歴史的な展開をたどるとともに、日本で「唐物(からもの)」として大切にされた作品を含む中国陶磁の全体像を、重要文化財4件を含む約90件の作品を通して楽しく学んでみましょう。

【詳細:根津美術館

根津美術館

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【展覧会】 根津美術館 はじめての古美術鑑賞 ― 絵画の技法と表現 ―

この展覧会では絵画の技法やその用語を、とくに墨と金の使用法を中心に、作品を例にとってやさしく解説。
主要展示作品 : 四季草花図屏風 喜多川相悦/愛染曼荼羅/洛中洛外屏風/山水図 雲渓永怡筆 沢庵宗彭

◯ 会 期  7月23日―9月4日
◯ 会 場  根津美術館
◯ 休館日  月曜日
◯ 開館時間 午前10時―午後5時
【 詳細 : 根津美術館

根津美術館7-9展覧会

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{根津美術館W展示} 国宝 燕子花図屏風展につづき強力企画連発 コレクション展/鏡の魔力 特別企画/若き日の雪舟

◎コレクション展/鏡の魔力
村上コレクションの古鏡
◎特別企画/若き日の雪舟
初公開「芦葉達磨図」拙宗の水墨画

◯ 会    期 5月26日-7月10日
◯ 休館日 月曜日
◯ 開館時間 午前10時-午後5時
◯ 入場料    一般一、一〇〇円
◯ 会 場 根津美術館 展示室一・二

根津美術館 次の展覧会 】

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【展覧会】 根津美術館仏教名画コレクション展〝ほとけの教え、とこしえに。〟

本展は、釈迦如来、阿弥陀如来、大日如来、未来に如来となる弥勒菩薩、そして現在と未来を結ぶ羅漢を描いた仏教絵画の名品をご覧いただく展覧会です。この世に生きた人間として悟りを得た「釈迦如来」、五六億七千万年後に如来になる「弥勒菩薩」、臨終間際に西方浄土から迎えに来る「阿弥陀如来」など、仏教では如来の信仰世界が展開しています。
◯ 期間/二月二七日―三月三一日
◯ 会場/根津美術館 展示室一・二
【 詳細 : 根津美術館

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【根津美術館】 コレクション展 物語をえがく 王朝文学からお伽草子まで 2015年11月14日(土)―12月23日(水・祝)

物語はふるくから絵に描かれ楽しまれた。源氏物語も成立後まもなく絵に描かれはじめたと考えられている。中世まではもっぱら絵巻や冊子、色紙といった小画面に描かれた物語絵は、近世になると大画面の屏風にも描かれるようになり、物語が室内を彩った。本展では、伊勢や源氏の王朝文学から平家物語、曾我物語、西行物語、そして酒呑童子をはじめとするお伽草子まで、さまざまな物語を描いた多彩な形式の絵画作品を集めた。
根津美術館

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