梅雨もあけ、いよいよ夏本番です。皆さまお元気でご活躍のことと存じます。例によって、お知らせがいくつかございます。

新刊書『書林　美登英利作品集』がまもなく刊行されます。造形者と朗文堂がタイポグラフィに真摯に取り組み、相互協力によって誕生する“Robundo Integrate Book Series”として誕生した本書は、書物と書への限りなき愛情に満ちあふれた、美しい作品集となりました。

美登英利氏 代々木八幡宮にて書 新刊書のご案内 書　名 書林 美登英利作品集 著　者 美 登 英 利 Hidetosihi Mito 装　本 A4判変形（235×275mm） 100ページ 小口折りソフトカバー 定　価 3990円（本体3800円） ISBN978-4-947613-80-6 詳細はこちら

美登英利氏による書の作品のひとつに、朗文堂『文字百景』シリーズのタイトルがあります。7年余にわたって100冊の冊子本が刊行された同シリーズの表紙を飾ったのは、美登英利氏による『文字百景』の書でした。

朗文堂ブックコスミイクに詳細な解説がございますので、ご関心のある皆さまは、全国有力書店でお求めいただくか、小社に直接お申込みください。

タイポグラフィ講座『新宿私塾』は第14期生が暑さもものともせず、順調に講座が進行中です。9月開講予定の『新宿私塾第15期』も、すでに定員を越えるお申込みをいただき、講師陣もいっそう身を引き締めるおもいで熱い講義が続いています。

アダナ・プレス倶楽部による『活版カレッジ第3期』も、各講座が4名という少数精鋭による、熱い熱い講座が進行しています。第1−2期生の皆さんも、講座を修了したのちも、アッパー・クラスとして毎月1−2度来社され、カッパン愛好家の輪は確実に拡がっているようです。

そんなアダナ・プレス倶楽部が皆さまにお約束したカッパン入門書『VIVA カッパン』の編集も佳境に入っています。いま、もっとも熱い造形家による小さなユニットが『新宿私塾』『活版カレッジ』です。