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【もんじ・ことのは】 დაიწყო რაგბის მე -9 მსოფლიო თასის ტოკიო ! ── ენთუზიაზმი მხარდაჭერა იაპონიასა და საქართველოსთვის 第9回 ラグビーW杯 東京 がはじまったよ~!─ 日本 と ジョージア を熱烈応援

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第9回 ラグビーW杯 東京 がはじまったよ~!── 日本ジョージア を熱烈応援


◉ 2019年 9月 20日[金] 東京スタジアム、調布 プールA 日本代表 30-ロシア代表 10
いやぁ~、吾が日本チームはすっかり浮き足だっていた。地元開催の巨大イベントでの重圧とは、相当のものがあるのかとおもわせた一戦だった。

いかつい大男、それも歴戦の勇士でも、地元開催、4万5千余のギッシリ満員の熱狂的な観客をまえに、すっかり選手の表情が凍りついて、あきらかにあがっているとおもわせた一戦。
それでもフォワードはがっしりスクラムを組んでいたが、バックスはコミュニケーションがとれないまま、孤立してバッタバタ。前半は格下のロシアに互角の戦いを強いられた。

前半40分はハラハラさせられたが、後半になるとロシアチームのタックルは強烈でも、ラックへの集散が遅れ、またラックからの起き上がりが遅く、あきらかに疲労がみられ、膝に手を置く選手が目立った。
フォワードのNo 2 フッカー:堀江翔太は前半から右足を引きずっていたが、それでもフォワード第一列のNo. 1プロップ:稲垣啓太とともに鬼の形相になって、ここぞとばかりスクラムを押し込み、 No 8 の姫野和樹が予想外に踏んばっていた。

バックスではウイングの No 14 松島幸太朗の獅子奮迅の活躍が目立って、ピッチの右端で難しいパスをキャッチして、センターポール付近まで回りこんでのトライ3連発。まさに殊勲金なり。
吾輩はこれを「上越新幹線 → 長野廻り金澤ゆき」と名づけて嬉しくみた。ただし映像時代の現代では、右からだけの(松島)の攻撃は、すぐさま相手チームの映像解析チームによって対策がとられる厄介な時代でもある。三つのトライはほぼ同じコースに軌跡を刻んだが、次戦の強敵:アイルランド戦以降は対策がとられることは必至である。
故障あがりながら、おもに左から攻めるNo 11 ウイング:福岡堅樹は次戦は温存?

No 13 センターのピーター・ラズスカフが、混戦状態(アンストラクチャー)のなかで、ロシアチーム選手の手からボールをむしりとり、そのままゴールまで激走、これで日本は都合 4 トライを奪って、予想外のボーナス・ポイントまで獲得できた。
後半に投入されたスクラムハーフ のオッサン田中史朗、センターのスコット・ルークの両ベテランも踏んばり、少少苦い初戦ロシア戦での勝利となった。

それでもおなじプール A で、ティア1(伝統的強豪国)同士の闘いとなった強豪のスコットランドが、アイルランドに27対03とノートライのままに粉砕され、中核選手が二名故障してすでに帰国をやむなくされた。
いっぽう西の横綱ともいうべきアイルランドは、早〻と4トライをあげてボーナスポイントを獲得。勝利を確信すると、中五日とスケジュールがタイトな次の対日本戦に向けて、主力選手を前半から次〻と交代させていた。長丁場のプール戦ではベンチワークも需要で、ピッチ外でも熾烈な駆け引きが繰りひろげられていた。

前大会の開催国であり、やはりティア1のイングランドが、重圧と故障者の連続でプール戦で敗退したことをおもうと、目立った故障者もなく第一節を勝利できたわが国は大健闘というべきであろう。そのスコットランドとの対戦は、対アイルランド戦、対サモア戦ののち、プール戦最終節で、10月23日[日]19:45 横浜国際総合競技場での大一番を迎える。

[ 参考: 公式 WebSite|Extended Highlights: Japan v Russia 24:09
【 YouTube|ラグビーW杯2019|ロングハイライト / 日本代表 v ロシア代表|プール A 第1節 24:08

◉ 2019年 9月 23日[月] 豊田スタジアム、豊田 ウェールズ代表 43-ジョージア代表 14
ジョージアはかつて旧ソ連邦の一部だったため ラグビー W杯 代表としての歴史は浅く、2003年・2007年・2011年・2015年と連続五大会出場も、いずれも予選プールで敗退している。

世界と渡り合えるようになったのもここ20年ほどのこと。だが近年は目覚ましい進化を遂げて、前回の2015年イングランド W 杯では 2 勝をあげた。
レスリング(特にグレコローマンスタイル)・柔道・相撲(栃ノ心・臥牙丸)といった格闘技の大国だけに、スクラムの強さでは世界屈指。チームの愛称の「レロス」は、古くからあるラグビーに似た民族スポーツの「レロ」に由来する。

「プールD」は強豪がひしめき「死の組」とも評される。グループ五ヵ国のうちジョージアは世界ランクでは最下位をあらそう。フィージーとウルグアイには勝利の可能性はあるとはいえ、そこは魔物が棲むとされるラグビー、全敗の危機も抱えている。
今回の初戦の相手は「ティア 1」のウェールズだった。2007年から指揮を執り続ける名将ガットランド H C のもと、今年のヨーロッパ最強を決める「シックス・ネーションズ」で全勝優勝し、一躍 W 杯の優勝候補に名乗りをあげた。ボールを動かす巧みなランニングラグビーが持ち味で、熱狂的なファンが多く、本拠地の試合では観客が一体となって「アンセム」を歌い上げる。

ジョージアは前半はウェールズにやりたい放題やられていたが、あきらめることなく、終盤にモールを押し込んで 1トライ、最終盤に自慢のスクラムからの展開で 1トライをあげた。
ジョージアのひとは、髪は黒く、胴長短足で、瞳も黒いひとが多いようで親近感を持っている。
吾輩の勝手な想像では、ふるく中国北西部にいて「匈奴」とひとくくりにされていた遊牧民の一部族か、蒙古族の一部が西進して、この地に定住した可能性はないかとおもっている。だから新生児の臀部に「蒙古斑」があってもふしぎでは無さそうである。

ラグビー W杯2019 東京 では、プール A の日本と並んで、プール D のジョージアを応援している。

【 YouTube ジョージア国歌 「日本語訳」- Anthem of Georgia (Japanese) 01:30 】

ジョージアはコーカサス山脈の南麓、黒海の東岸にあたり、西アジアとも東ヨーロッパともされ、北側にロシア、南側にトルコ、アルメニア、アゼルバイジャンと隣接する。
国土は 69,700 ㎢ で、北海道 83,424 ㎢ よりいくぶん狭いが、富士山よりよほど高い 5,000 m 級の高山がふたつもある。人口は 3,720,000 余人で、静岡県の人口 3,675,000 余人より少し多い程度の、ちいさな国である。

地政学的に古来数多くの民族が行き交う交通の要衝であり、幾度もの他民族支配にさらされる地にありながら、キリスト教(グルジア正教)信仰をはじめとして、独自の言語と文字(もんじ グルジア語・カルトリ語ともする)と、独自の通貨「ラリ」を持ち、伝統文化を守り通してきた。
また辛党には、温暖な気候を利用して、甕に入れて地中で熟成させる高級ワイン生産の盛んな国としても知られる。
[ 参考: ウィキペディア ジョージア(国)

[ 参考: 公式 WebSite|ハイライト:ウェールズ V ジョージア 01:57 ]
【 YouTube|ラグビーW杯2019|ウェールズ代表 v ジョージア代表|プール D 第1節 24:08