──────────
タイポグラフィ講演会 林 昆範 『中国の古典書物』増刷版 刊行記念講演会
林 昆範著『中国の古典書物』は、文字の発生期から印刷術の発明へ。悠久の歴史を有する中国の書物の歴史に、気鋭の研究者が挑んだ力作です。
文字と書物は、どのように誕生し、なにを、どのように伝達してきたのか。
ヴィネット02号 『 中国の古典書物 』 林 昆範
ヴィネット06号 『 元明体と明朝体の形成 』 林 昆範
ヴィネット09号 『 楷書体の源流をさぐる 』 林 昆範
ヴィネット10号 『 開成石経 』 共著/グループ昴 スバル
へとつづいた林 昆範 著作シリーズ、最初の02号『中国の古典書物』の改訂増刷版です。
今回の講演会では、同書の主要項目を再構築するとともに、中国の、そしてわが国の古典書物の配列方式(レイアウト)が、なぜ右起こしの縦組みとなっていったのかを、実際に竹簡・木簡をもちいて書写し、簡冊(竹簡・木簡を紐や糸で綴ったもの。慣用的にカンサク)に再現することでその謎を解明します。
また「五体・五筆」とされる篆書・隷書・真書(楷書)・行書・草書の書き分け(書写)をつうじて、竹簡・木簡から、帛(ハク 絹布)、そして紙の登場へと、被書写媒体の変化をつうじて、古典の書物の形成と書体の変化、そしてその発展の歴史に迫ります。
ですから今回の講演会『中国の古典書物』では、活版インキのにおいにかわり、筆墨の馥郁としたかおりが立ちこめる会場になるとおもわれます。
────────────
タイポグラフィ講演会 『中国の古典書物』増刷版 刊行記念講演会
講 師 : 林 昆 範 リン・クンファン
日 時 : 2014年07月02日[水]18:30 - 20:30(ワークショップを含む)
会 場 : 東洋美術学校 D棟一階 学生ホール
162-0067 東京都新宿区富久町2-6
地図 http://www.to-bi.ac.jp/access/
聴講料 : 1,000円(要申込登録)
主 催 : 株式会社 朗 文 堂
後 援 : タイポグラフィ学会
学校法人専門学校 東洋美術学校 産学連携事務局 デザイン研究会アクティ
講師紹介 : 林 昆範 リン クンファン
1967年、台湾・台北市うまれ。 日本大学博士課程芸術専攻修了 芸術学博士。
台湾・中原大学商業設計学科学科長、銘伝大学助教授。
台湾・中原大学助教授、同大学文化創意研究センター主任。
タイポグラフィ学会会員。
──────────
[講演会申込先]
株式会社 朗文堂@メールまで robundo@ops.dti.ne.jp
件名「タイポグラフィ講演会 中国の古典書物」 お名前・人数・返信用メールアドレスを明記して、06月30日[月]までにご送信ください。 3 営業日以内にお断りの返信が無い場合は受付完了とさせていただきます。 (今回の会場は狭隘です)。
***********************************************
株式会社 朗 文 堂 鈴木 孝
160-0022 東京都新宿区新宿2-4-9
電 話 03 – 3352-5070
伝 真 03 -3352-5160
email robundo@ops.dti.ne.jp
http://www.ops.dti.ne.jp/~robundo
***********************************************