【根津美術館W展示】 国宝 燕子花図屏風展につづき強力企画連発 コレクション展/鏡の魔力 特別企画/若き日の雪舟

img_exhibition_mirrors[1]コレクション展
鏡の魔力
村上コレクションの古鏡

特別企画

若き日の雪舟
初公開の「芦葉達磨図」拙宗の水墨画
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◯ 会      期   2016年5月26日(木)-7月10日(日)
◯ 休  館  日  月曜日
◯ 開館時間  午前10時-午後5時 (入館は午後4時30分まで)
◯ 入  場  料    一般1100円、 学生[高校生以上]1000円 *中学生以下は無料
◯ 会   場  根津美術館 展示室 1 ・ 2
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【 展示室 1 】
鏡の歴史は古く、中国では新石器時代に青銅鏡の製作がはじまりました。人々は鏡を人の心までをも映し出すなど、霊的な存在ととらえていました。それだけに、鏡の背面(鏡背)の文様には、当時の世界観や願いがこめられました。
本展では、平成22年(2010)に村上英二氏より寄贈された「中国古鏡コレクション」から、天地のなりたちや神仙の世界、長寿や多産といった現世的な幸福を願う吉祥文様などをもつ約70件の名品をご覧いただきます。

【 展示室 2 】
室町時代を代表する画僧・雪舟等楊(せっしゅう とうよう)は、30代後半までは拙宗等揚(せっしゅう とうよう)と名乗っていました。
その拙宗時代の作品で、長らく所在不明となっていた「芦葉達磨図」が米国で発見され、日本での修復を終えました。
本展覧会はこの「芦葉達磨図」を初公開するとともに、雪舟時代の作品も加え、「若き日の雪舟」をクローズアップするものです。拙宗時代をテーマとした初の本展覧会が、雪舟の前半生に光をあてる機会となれば幸いです。

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