ちょっとした祝いごとがあって、京都の友人から{マールブランシュ 京都北山}の銘菓をいただいた。
京都ならではのこまやかなこころ配りがされた美味しいお菓子であった。
これでもかというほどの配慮がなされたうつわ(器ともパッケージともしるしたくない気分)がまたよかった。
こうした京都風情はやりすぎると嫌味になるが、ギリギリのところで抑制されていた。
そこに一枚の紙葉がはいっており「京のかぞえ唄」がしるされていた。紹介したい。
♬ 京 の か ぞ え 唄 ♬ 壹 〝東西の通り名の唄〟
まる たけ えびす に おし おいけ
あね さん ろっかく たこ にしき
し あや ぶっ たか まつ まん ごじょう
せった ちゃらちゃら うおのたな
ろくじょう しちちょう とおりすぎ
はちじょう こえれば とうじみち
くじょうおおじで とどめさす
♬ 京 の か ぞ え 唄 ♬ 貳 〝南北の通り名の唄〟
てら ごこ ふや とみ やなぎ さかい
たか あい ひがし くるまやちょう
からす りょうがえ むろ ころも
しんまち かまんざ にし おがわ
あぶら さめないで ほりかわのみず
よしや いの くろ おおみやへ
まつ ひぐらしに ちえこういん
じょうふく せんぼん はてはにしじん
俚謡で難解な京都の通り名をおぼえるためのもの。異謡もさまざまにあるらしい。
これを覚えて行けば、もう〝おのぼりさん〟といわれないのかな?
【 詳細 : マールブランシュ 京都北山 】
【 参考 : 京都の通り名の唄 歌唱つき 】