【印刷博物館企画展示】 武士と印刷 2016年10月22日-2017年01月15日

20160929183423_00002 20160929183423_00001【 印刷博物館企画展示 】
 武士と印刷
◯ 期      間 : 2016年10月22日-2017年01月15日
◯開館時間 : 10時-18時
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徳川家康没後400年を経た今、本展覧会では改めてその印刷事業をとりあげます。
同時に、特に戦国時代や江戸時代の武将、将軍、藩主で印刷物を製作させた人たちにも焦点をあて、武士による印刷物を幅広く展示します。

 
 江戸時代は、武士の印刷があった一方で、武者絵と呼ばれる浮世絵が人気を集めました。
なかでも歌川国芳が描いた武者の姿は、躍動感に溢れ、人々を魅了しました。
ところが、武者絵に描かれた武士のイメージは、同時代の印刷物を作らせた武士たちとは異なります。「摺られた武士」と「刷らせた武士」との間には、驚くほどのギャップがありました。

武士たちが全国的に個性豊かな印刷を行ったことは、あまり知られていない日本史の一面です。本展では「戦」が本分であった武士が、「知」による活動(=印刷)を行っていた事実を紹介します。
徳川家康が目指し、続く武士たちが実現させた文治政治には、「印刷」が深く関わっていたことを考えていきます。
【 詳細情報 : 印刷博物館 企画展示