調布市郷土博物館
近藤勇と調布の幕末維新
2017年10月11日-12月17日[日] 午前9時-午後4時
休館日:月曜日(月曜が祝日のばあいは翌日)
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慶応3年(1867)、江戸幕府第15代将軍・徳川慶喜は朝廷に政権を返上し、武家政権は終わりを告げ、明治という新しい時代へと転換していきました。
平成29年(2017)は、この大政奉還から150年を迎えます。
激動の幕末維新史に広く名の知られる新選組局長・近藤勇は、天保5年(1834)、武蔵国多摩郡上石原村の生まれで、調布の出身です。幕末の社会不安が江戸周辺農村にも広まり、農民が自衛の手段として武術を嗜んだ時代、近藤勇は調布の農村から移りゆく時代の最前線へと身を投じていきました。
本展では、大政奉還150周年を記念して、今年3月に市有形文化財に指定された「近藤勇養子縁組状」や市内に残された古文書などを展示し、甲州街道を通して江戸と結ばれる地域性のなかで近藤勇を生んだ幕末維新期の調布について紹介します。
[調布市郷土博物館 東京都調布市小島町3-26-2 電話 042-481-7656]
* 近藤勇写真はサラマ・プレス倶楽部会員:桜井孝三氏蔵