{ ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 一筆箋 }
陶淵明の『桃花源記』です。
原文は漢字で三百二十字、原稿用紙一枚にも満たない短い物語ですが
ここから生まれた「桃源郷」という言葉は千六百年後の現代も生きています。
「桃源郷」とは「魂の理想郷」を意味しているということです。
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今回は活版が苦手なべ夕のかすれを活かそうと、
拓本のように自抜で印刷しましたが、インキを盛りすぎて乾かすのに苦労しました。
しかしこのあたりに活版印刷の可能性が僣んでいるような気がします。
表紙は端切れを三種類購入してそれぞれで作りました。
自分の想像していたものと違うことがよくわかります。
【 詳細 ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 】 { 文字壹凜Summary }
次の本が出来るまで その71
Le Chat 「猫」 ジュール・ルナール『植物誌』より
* ポストカードを束ねて冊子にしようと思っていますが、すぐに気持が変わりそうです。
使用書体 : 筑紫オールド明朝R + KOたいらM [杉本昭生]
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