【良書紹介】 「ミツカン水の文化センター」の機関誌『水の文化』 第58号発刊 特集{日々、拭く。}

20180306183908_00002「ミツカン水の文化センター」の機関誌『水の文化』 第58号
特集「日々、拭く。」

日々の生活において私たちは、さして意識せずにさまざまなものを拭いている。食事の前後には食卓を、お風呂を出たら体を拭く。花粉症ならば鼻水を紙で拭(ぬぐ)うし、最近は携帯電話やスマートフォンも拭く対象に加わった。水や水分、または汚れを取り去ってきれいにする。それが「拭く」という行為だろう

「雑巾(ぞうきん)」がかつて「浄巾(じょうきん)」と呼ばれていたように、拭く道具は時代によって変化している。しかし、道具は変わっても、水を拭きとり、汚れを拭い去るという行為そのものは変わらない。個人的な所作でありながらも、多くの人々が共有する「拭く」は、生活文化の一つである。

そんな身近な「拭く」という行為について考えたことがあっただろうか?その本質とはいったい何なのか。そして「拭く」ことと水はどのような関係にあるのか、生活様式や道具の変遷、さらに行為に宿る精神性などから「拭く」を読み解いていく。

【 詳細 : ミツカン 水の文化センター 】 { 文字壹凜 まとめ }