スメタナ弦楽四重奏団に捧ぐ
国際音楽祭「プラハの春」記念コンサート in Tokyo
黒沼ユリ子弦楽四重奏団
日 時:2018年5月30日[水]19:00開演(18:30開場)
会 場:チェコ共和国大使館ホール(東京都渋谷区広尾2-16-14)
主 催:チェコ共和国大使館、チェコセンター
入場無料
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国際音楽祭「プラハの春」開催を記念し、黒沼ユリ子弦楽四重奏団によるコンサートを開催いたします。今年4月に最後のメンバーが亡くなった「スメタナ弦楽四重奏団」への想いを込め、スメタナの弦楽四重奏曲「わが生涯より」と、ドヴォルジャークの「アメリカ」が演奏される予定です。
<プログラム>
B. Smetana String Quartet No. 1 in E Minor “ From my life ”
B. スメタナ 弦楽四重奏曲 第1番 ホ短調「わが生涯より」
A. Dvořák String Quartet No. 12, Opus 96 in F Major “American ”
A. ドヴォルジャーク 弦楽四重奏曲 第12番 作品96 へ長調「アメリカ」
演 奏 者
黒沼ユリ子(第 1 ヴァイオリン)
山森 陽子(第 2 ヴァイオリン)
植村 理一(ヴィオラ)
宮 澤 等(チェロ)
◯ 参加ご希望の方は 下記 URL よりお申込みください。
https://goo.gl/forms/4WS5W89fOL0FwTbJ3
【詳細: チェコセンター 】
{ 新 宿 餘 談 }
◯ プラハ城内 大統領府に掲げられていたチェコの国旗。大統領不在のときは国旗は収納される
◯ モルダウ川。左手前の建物がスメタナ博物館(スメタナの旧居だとも聞いたが …… )
◯ スメタナホールがあるプラハ市民会館
『プラハ迷宮の散歩道 ── 百塔の都をさまよう愉しみ』(沖島博美 ダイヤモンド社)の冒頭で、プラハの魅力はこのようにしるされている。
プラハは奇跡だ、と人は言う。
何百年もの間に多くの戦争が起こった
それでも町は破壊されなかった
中世の町並みがそのまま残った
神聖ローマ帝国の偉大な皇帝カール四世は
プラハが最大の帝都になることをめざした
14世紀、プラハは神聖ローマ帝国一の大都市となった
その栄華がこんにちのプラハの基礎になっている
重厚なゴシック建築の間に輝くアール・ヌーヴォーの館
時代を超えて美しく調和する様ざまな建築様式
この美しい町は奇跡ではない
プラハ市民が命をかけて守ってきたものなのだ
喫煙ボヘミアンは、どこの旅でもあわただしく駈けまわり、報告もまともにしるしたことが無い。
プラハ城内:ロブコヴィッツ宮殿で、午後のコンサートに参加した。ピアノとバイオリンだけの演奏だったが、ここでもやはりスメタナとドヴォルジャークの曲だった。
「祖国」をおもい、自国「民族」への誇りが熱く演奏された。ともかくひどく沁みた。不覚ながら涙を堪えるのに懸命だった。
◯ ロブコヴィッツ宮殿に早く入場したので演奏開始前に撮影が許された。開演時は満員となった
◯ プラハ民族墓地にスメタナの墓を訪ねた
◯ プラハ民族墓地にドヴォルジャークの墓を訪ねた