国立演芸場
平成三十年六月番組
< 中 席 - なかせき > 分
公演期間 2018年6月11日[月]-2018年6月20日[水]
開演時間 開演 午後1時
開場予定 12時15分
前座 12時45分
開演 午後1時(午後4時15分頃終演予定)
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演目・主な出演者
六月 中席-なかせき-
落語(日替) 春風亭昇市(18・19日)
落語 春風亭昇吾(15夜・16・17日)
講談 神田松之丞(11-13日)
落語 春雨や風子(14・15昼・20日)
落語(日替) 春風亭小柳(11-13・17・18日)
春風亭笑好(14-16・19・20日)
音曲 松乃家扇鶴
落語 春風亭柳太郎
講談 神田松鯉
- 仲 入 り -
ウクレレ漫談 ぴろき
落語 桂右團治
ものまね 江戸家まねき猫
落語 春雨や雷蔵
【詳細: 国立演芸場 】
{ 蛇足 寄席とその上席・中席・下席 + 六月 上席-かみせき- 演目・主な出演者 }
{ 蛇足 寄席とその上席・中席・下席 }
{活版アラカルト}欄の愛読者から、寄席の「上席・中席」をどう読むのかと質問があった。
J Knowledge の助けをかりて、簡略におこたえしたい。
考えてみたら国立劇場の諸施設には、ほとんどできのよい用語集がまとめられているが、国立演芸場には「良くある質問」コーナーだけだった。
前座・二つ目・真打だけでも調べてみると興味ぶかい。
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ひとをあつめて大衆芸能を演ずる場をふるくは「人寄せ席」と呼び、多くは臨時仮設のものだった。常設のものは18世紀の末、寛政のころにはじまったとされる。当初は席(せき)、よせせき、よせばなどとされたが、落語・講談・漫才・浪曲・奇術・音曲などの演芸の場を「人寄せ席」を転じて「寄席-よせ」とするようになった。
寄席で、一ヶ月の興行のうち、1日から10日までの興行のことを「上席-かみせき」、11日から20日までの興行のことを「中席-なかせき」、21日から30日までの興行のことを「下席ーしもせき」と演芸界ではいいならわしている。
なお31日がある「大の月」の31日には、「余一会-よいちかい」などの名称で、通常公演とは違う特別企画による興行がおこなわれることがある。
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演目・主な出演者
六月上席 * 全席指定・チケット5月1日ゟ発売開始
落語(日替) 金原亭馬久(4・8昼・9日)
古今亭始(1・5・6・8日夜)
古今亭志ん吉 (2・3・7・10日)
落語(日替) 桂三木助(2・3・4日)
金原亭馬玉(1・8夜・9・10日)
金原亭馬治(5・6・7・8日昼)
声帯模写 丸山おさむ
落語 吉原朝馬
落語 柳家小里ん
― 仲 入 り ―
漫才 笑組
落語 五明樓玉の輔
奇術 マギー隆司
落語 金原亭馬生
☆先代馬生三十七回忌追善 金原亭馬生十八番
1日「王子の狐」、2日「井戸の茶碗」、3日(貸切)、4日「唐茄子屋政談」、
5日「抜け雀」、6日「品川心中」、7日「笠碁」、8日昼「お直し」、8日夜「庖丁」、
9日「居残り佐平次」、10日「柳田角之進」