【展覧会】歴史に憩う 橿原市博物館 平成30年度春季特別展 信長・秀吉の天下統一と大和十市氏 4月21日-6月24日

奈良博天下統一橿原うら歴史に憩う 橿原市博物館
平成30年度春季特別展
信長・秀吉の天下統一と大和十市氏
開催期間  2018年4月21日[土]-6月24日[日] 
開催時間  9:00-17:00 * 入館は午後4時30分まで
開催場所  歴史に憩う 橿原市博物館
料  金  大人300円、高・大200円、小・中100円
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戦国の世、十市氏(室町ー戦国時代の武将、推定石高六万石)は奈良盆地南部の覇権を争いました。その支配範囲は、十市・式上・山辺の3郡に及びました。
このように、とても強い勢力を持っていた十市氏でしたが、天下統一を目指す織田信長や豊臣秀吉の登場によって、その運命は大きく変わっていきます。大和の覇権を争った地域的な戦いが天下統一という、全国を巻き込んだ大きなうねりの中に巻き込まれていったのです。

今回の展覧会では、十市の地から勢力拡大を目指して戦った十市氏とその時代を、十市の城、大和での戦い、大和平定の3つのテーマで紹介します。

【詳細: 橿原市 歴史に憩う橿原博物館

【 十市氏 といち とおち とおいち 】
{ ウィキペディア: 十市遠忠 } 
大和国中部の国人。春日社神人(国民)で、興福寺大乗院家坊人。同寺竜花院領三ケ井殿荘(奈良県大和郡山市)などの荘官で、本拠は十市平城(奈良県橿原市十市町ーかしはらし とおいち ちょう)。出自は十市県主・中原氏というが不詳。文和二年(一三五三)の『東大寺文書』には「十市」氏に「トイチ」の訓注があり、少なくとも以後は「といち」と訓んだものであろう。
室町時代中期の遠清以来、支配圏を山辺・城上・城下の三郡にも及ぼし(十市郷)、遠忠は山辺郡に竜王山城(天理市)を築き大名化を進めた。しかし、戦国時代末期松永久秀の進出で二派に分かれ滅亡した。
〔参考文献〕
奈良県編『大和志料』下、『橿原市史』

{ウィキペディア: 十 市   遠 忠