【新宿末廣亭】初紹介 寄席で笑おう! 新宿末廣亭 六月定例番組ゟ 中席・下席紹介 終了企画

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新 宿 末 廣 亭
寄席の興業方法のご案内

寄 席 ── それは日本人の心のふるさと。めまぐるしく激動する現代のオアシスでもあります。
ここ新宿末廣亭は、ビル化していく寄席の風潮をよそに、江戸以来の寄席の伝統を重んじ、その雰囲気を現代にとどめる落語色物定席です。
東京は落語、上方は漫才といわれてます。事実、東京は落語が多く、昼席・夜席の各席十八組位のうち、十一組ほどが落語、あとは漫才、奇術、曲芸、俗曲など 様〻な色物を揃えており、名実ともに各演芸分野の第一人者が次々と登場します。

新宿末廣亭は十日毎に出演者を替えて興行しています。すなわち月の 1 日-10日を上席-かみせき、11日-20日を中席-なかせき、21日-30日を下席-しもせき- とよんでいます。
そしてその十日間を、公益社団法人 落語芸術協会(会長 桂 歌丸)と、一般社団法人 落語協会(会長 柳亭市馬)のふたつの協会が交互に出演します。落語芸術協会は奇数月の上席と下席、偶数月の中席の出演となり、落語協会は偶数月の上席と下席、奇数月の中席の出演となります。

なお大の月(12月を除く)の31日と12月29日は『余一会-よいちかい』と称し、通常公演とは違う特別企画による興行をおこないます。
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営 業 日  1 月 1 日-12 月 29 日
休 業 日  12 月 30 日、31 日

入 場 料  当日券 全自由席(昼の部・夜の部 入替無)
      一般 3,000円、シニア(65歳ゟ)2,700円、学生 2,500円、小学生 2,200円
昼 の 部  開場 11:40-開演 12:00-終演 16:30

夜 の 部  開場 19:45-開演 17:00-終演 21:00
・予約はありません(会員制度ほか各種割引があります)。

・入場券は窓口にてご入場の際にお買い求めいただき自由席となります。
・学生の方は学生証を提示してください。
・6月下席は混雑が予想されています。予告なく入場をお断りする事がありますので、中旬までにご利用下さい。
・余一会、正月期間興行、定席のうち特別企画による興行などで、時間、料金、入替の有無が変更になる場合もございます。あらかじめご了承ください。

新宿末廣亭六月定例番組ゟ 中席・下席紹介

新宿末廣亭6月中席新宿末廣亭6月下席

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【詳細: 新宿末廣亭

{ 新 宿 餘 談 } 

新宿ターミナル駅で降りて、新宿三丁目にいたる。そこで明治通りの交差点をわたる。ここに新宿追分交番があり、そのまま四谷方面に向かっていくと、宿場町:新宿のおもかげがのこる。
濡れ甘納豆の花園饅頭は残念だったが、追分団子は絶品である。その先に「モナリザもアッとおどろく画材店 世界堂」がある。従業員は商品知識が豊富で、売り場は整然として充実している。

IMG_1903写真は2018年6月上旬撮影 中席・下席の状況とは一部ことなります。 日吉洋人さん撮影

map4ren世界堂の前の信号を池袋方向にわたり、すこし路地にはいると、そこには昭和のおもかげをのこした寄席「新宿末廣亭」がある。はじめてのひとにはチト敷居が高いかもしれないが、ナニ心配はない。中央の窓口で入場券を買えばそれだけで良い。窓口は親切だし、常連客の一部に面倒みのよい高齢者がいて、はじめての若者(すぐわかる)にはやさしく接してくれる。若者と一緒に大笑いするのが(すこしお節介な)定連客の最大のよろこびだから。

寄席内部は椅子席と桟敷席があり、アルコールは不可だが、飲食も自由。喫煙室も整備されているのがなんとも良い。エンターテイメントとはかくあるべしというおもいに駆られること必至の場。
世界堂でモナリザと一緒におどろいて、新宿末廣亭で笑いこけたら、そのチョイと先、新宿御苑正門脇に、ひとしれず「朗文堂」がチンマリとある。ここにも親切なジイサンがいて、来客者に親切かつ懇切丁寧な対応をしてくれること請け合いである[ やつがれ Wrote ]。