【展覧会】戸栗美術館|古伊万里植物図鑑展|7月4日-9月22日|終了企画

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戸栗美術館
古伊万里植物図鑑展
会  期  2018年7月4日[水]-9月22日[土]
開館時間  10:00-17:00(入館受付は16:30まで)
      * 毎週金曜は10:00-20:00(入館受付は19:30まで)
休  館 日  月 曜  * 7月16日[月・祝]・9月17日[月・祝]は開館、
      7月17日[火]・9月18日[火]は休館
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日本には、昔から四季折々の植物を楽しむ風習があります。特に工芸品には、それらをあらわしたものが少なくありません。伊万里焼も例にもれず、植物を形や文様のモチーフとしたものが多くみられます。子孫繁栄(瓢箪)や歳寒三友(松竹梅)、不老長寿(菊)など、中国から伝わった「吉祥の意」を内包しているものもありますが、中には中国由来の意味だけではなく、日本的なおめでたい意味を持つものもあらわされています。
伊万里焼の生産がはじまった江戸時代は、次第に園芸が盛んになり、植物栽培の手引書が多数出版された時代でもあります。菊番付などにみられるように、植物に対する賞玩文化が広がりをみせ、伊万里焼のモチーフにも身近な植物が採用されていきます。江戸末期には日本初の彩色植物図鑑が刊行され、以降の植物図鑑の礎を築きました。

今展では約80点の出展作品にあらわされた植物を、江戸末期に刊行された『本草図譜』を参考に、図鑑形式にてご紹介いたします。古伊万里植物図鑑を一緒に紐解いてみましょう。
* 毎月第 4 月曜(7月23日・8月27日)は、展示室でお話ししながらご鑑賞いただけるフリートークデーとして開館します。

【詳細: 戸栗美術館 】    

同時開催
第 3 展示室「磁器生誕から100年の変遷」
伊万里焼の創始期から元禄年間までの100年を年代順にその様式の特徴に沿ってご紹介いたします。

特別展示室「伊万里焼ができるまで」
伊万里焼の製造工程や江戸時代の陶工の姿などをご紹介いたします。

1 階やきもの展示室「第 5 回  たなかふみえ作品展」
今の生活にも溶け込む伝統文様を描いた器を制作しています。今回は「花ごよみ」と題し、1 年間12ヶ月の花を描いた作品を展示いたします。

【会期中のイベント】

◯ やきもの展示解説入門編
(予約不要。入館券をお求めの上、ご自由にご参加ください)
 ご参加の方には当館特製パンフレットをプレゼントいたします。
 8月3日[金]-5日[日]・8月10日[金]-12日[日]
 各日14:00-15:00

◯ キッズ学芸員  ~ うつわを守る ふろしきの包み方 ~
 小学生を対象として、学芸員の大切な仕事のひとつ、木箱と風呂敷を使った
    やきものの仕舞い方をレクチャーいたします。
 ご参加の方に戸栗美術館特製風呂敷をプレゼント。
 7月28日[土]14:00-15:00/7月29日[日]11:00~12:00
 参加費 1人500円
(各回定員 3 名。当日受付にてお申し込みください。保護者の方がご同伴ください)

◯ 通常展示解説日程:
 第 2・第 4 水曜 14:00ゟ (7月11・25日、8月8・22日、9月12日)
 第 2・第 4 土曜 11:00ゟ (7月14・28日、8月11・25日、9月8・22日)

◯ フリートークデー
 毎月第4月曜日 (7月23日、8月27日) 10:00-17:00(入館受付は16:30まで)
 14:00ゟミニパネルレクチャーを開催
(予約不要。入館券をお求めの上、ご自由にご参加ください)

◯ とぐりの学芸員講座
   やきもの鑑賞をより楽しむためのポイントを当館学芸員がご紹介する講座です。

   2018年9月3日[月]14:00ゟ
 小西麻美(学芸員) 「古伊万里の文様―やきものにこめられた吉祥意―」
 所要時間90分程度、参加費1,000円(入館券を別途お求め下さい。)先着35名様。
 お電話にてお申し込みください(03-3465-0070)。

【詳細: 戸栗美術館 】