【展覧会】竹久夢二美術館|明治150年記念Ⅰ 明治の夢二 |+|弥生美術館|文豪・泉 鏡花 × 球体関節人形|7月1日-9月24日|終了企画

夢二07月

竹久夢二美術館
明治150年記念Ⅰ 明治の夢二
会  期  7月1日[日]-9月24日[月・祝]

開館時間  午前10時-午後5時 (入館は4時30分まで)
休  館  日  月 曜 日
       * 7/16[月・祝]、8/13[月]、9/17・24[月・祝]開館、7/17、9/18[火]休館
料  金  一般900円/大・高生800円/中・小生400円
      (弥生美術館もご覧いただけます)
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「竹久夢二氏は、明治の歌麿」 萩原朔太郎の言葉(昭和6年)より

竹久夢二(明治17-昭和9年(1884-1934)というと「大正ロマン」のイメージですが、明治末にはすでに若者を中心に絶大な人気を得ていました。
「夢二式美人」が誕生したのも、夢二の代表作「宵待草」の原詩が発表されたのも明治時代です。浪漫主義が花開き、自己表現への関心が高まった明治30年代。それに呼応するように登場した夢二は、甘く感傷的な時代の気分を体現しました。当時の夢二は、興隆しつつあった社会主義運動への傾倒もみせています。

本展覧会では、誕生からデビュー、人気挿絵画家となるまで、明治時代の竹久夢二に焦点をあてご紹介いたします。

【詳細情報: 竹久夢二美術館

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弥生05弥生美術館
文豪・泉 鏡花 × 球体関節人形
会  期  7月1日[日]-9月24日[月・祝]

開館時間  午前10時-午後5時 (入館は4時30分まで)
休  館  日  月 曜 日
       * 7/16[月・祝]、8/13[月]、9/17・24[月・祝]開館、7/17、9/18[火]休館
料  金  一般900円/大・高生800円/中・小生400円
      (竹久夢二美術館もご覧いただけます)
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泉 鏡花(1873-1939)は、明治後期から昭和初期かけて活躍した文学者です。

神なのか、魔物なのか、人なのか …… 鏡花文学の謎めいた女人たちの存在は、人形と通じ合うものがあります。人形もまた本来は無機質なものながら、命あるものの気配を漂わせる不可思議な存在です。

特に「球体関節人形」という、現代の「活き人形」というべきリアルな人形には、「本当に生きているのかもしれない」、「心があるのかもしれない」と錯覚させられるほどの存在感があり、見る者は圧倒させられます。 球体関節人形の草分け的な存在である吉田 良と、その指導を受けたピグマリオンの作家が、鏡花文学のヒロインたちを人形に制作しました。
また、明治-大正期に鏡花作品を飾った木版印刷、石版印刷による、口絵、肉筆の手紙などで鏡花の人生と文学を紹介します。

【詳細: 弥生美術館