【展覧会】須坂版画美術館|竹久夢二 版画展|展示室1、2|前期8月2日-28日 後期8月30日-9月30日

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須坂版画美術館
竹久夢二 版画展   展示室1、2
前期展示:2018年8月  2日[木]-8月28日[火]
後期展示:2018年8月30日[木]-9月30日[日]
開館時間  午前9時-午後5時 * 入館は午後4時30分まで
入  館  料  300円、中学生以下無料、20名以上の団体は2割引
休  館  日  毎週水曜日 * 展示替えなどによる臨時休館がある場合があります。
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岡山県出身の画家であり詩人でもある、竹久夢二(1884-1934)は、ほっそりとした体に大きな瞳で憂いの表情を描き、「夢二式美人」とも呼ばれ、大正ロマンを代表する画家となりました。
また、多くの書籍の装幀、広告宣伝物、日用雑貨のほか、浴衣や千代紙などのデザインも手掛けており、日本の近代グラフィック・デザインの草分け的存在といえるでしょう。

夢二の表紙絵を起用した『婦人グラフ』は飛ぶように売れ、長野県ゆかりの「中山晋平」の作曲全集や、小説の装幀も手掛けています。
大正3年には日本橋呉服町に絵草子店「港屋」をオープンし、夢二がデザインした絵はがきや、「ぽち袋」などのオリジナルグッズを販売、若い女性を中心に大評判となりました。中央画壇における展覧会での受賞でのし上がった作家たちと違い、夢二は大衆人気というかたちで脚光を浴びます。

ハイカラな風俗と哀愁をおびた表情で一世を風靡した夢二の美人画、大衆文化に広く浸透した夢二の芸術をお楽しみください。

【詳細:須坂版画美術館