【展覧会】直田 龍作 写真展 ── Beat of the Road ブラジル、ジャマイカ、キューバの鼓動 8月28日-9月10日

20180801162640_00002 20180801162640_00001Beat of the Road
ブラジル、ジャマイカ、キューバの鼓動
直田 龍作 写真展
開催日時  2018年8月28日[火]-9月10日[月]

会  場  J I C A 地球ひろば2階 展示スペース
      東京都新宿区市谷本村町10-5  JICA 市ヶ谷ビル内
開館時間  平日・土日・祝日 9:00-21-30 入場無料
総合案内  TEL:03-3269-2911
交  通  JR中央線・総武線「市ヶ谷」徒歩10分
      東京メトロ有楽町線・都営地下鉄新宿線「市ヶ谷」 A 1番/4番出口 徒歩10分
      東京メトロ有楽町線・南北線「市ヶ谷」6番出口徒歩8分
会場詳細  J I C A 地球ひろば2階 展示スペース
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かつてブラジルの平原に広がる砂糖黍畑の奴隷となったアフリカの黒人達が、過酷な労働に疲れた心身を癒すのは故国の大地から生まれたリズムとダンスであった。現在のバイーア州サルバドールの旧市街は、ポルトガルが総督府であった時代の港街の風景を色濃く残す。この街でカーニバルが催される日々、無数の太鼓が鳴り響き、人々はダンスに熱狂する。

ジャマイカでは、かつてのプランテーションの奴隷制と闘い、山岳地帯で独立したコミュニティーを築いた黒人達がいた。その精神を受け継いだレゲエ音楽は、プロテストソングでもあり、全ての格差の無い世界を謳う。レゲエが日常にある人々の逞しくも人生を謳歌する姿が目に焼き付いた。

カリブ海の隣の国に渡り、キューバの農村で出逢った家族は実に穏やかで、異邦の者を家の中に温かく招いてくれた。聡明なこの家の祖母は淡々と自らの来歴を話した。
「私達の祖先は西アフリカから奴隷としてこの地へ渡った。そして代々ずっと砂糖黍畑の農家をやって来た。刈入れの村祭の日には先祖から伝わる太鼓を倉から出して、村中でラム酒を飲み、歌って踊り、祝いをする」
祖母は庭に出ると息子や孫に太鼓を叩かせ、聖母マリアへの祝いの歌を唄って聞かせてくれた。澄んだ歌声と太鼓の鼓動が青い空にどこまでも響いていった。

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直 田  龍 作  Ryusaku  Naota

1962年東京生まれ。1985年日本大学芸術学部写真学科卒業。広告写真会社勤務の後、1987年フリーランスの写真家となる。同時にアフリカのケニアに旅し、自然と民の豊かで根源的な魂への感応を得る。以来その感覚は写真の重要な主題となっている。
インド、中国、チベット、沖縄などのアジア世界、あるいは、ジャマイカ、キューバ、ブラジル、アンデスなどのカリブ海諸島やラテンアメリカ世界を取材し、作品創りを行っている。
“ PLAYBOY ”、  “ SWITCH ”、  “ GEO”、  “ 銀花 ” などにフォトストーリーを掲載多数。
写真集「河への祈りーガンジス巡礼」、「Beat of the Road」。
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直田龍作 連絡先
スタジオウインド株式会社
164-0003 東京都中野区東中野2-22-25 Casa de Luz  6F
TEL:03-6908-5808 e-mail:tao-river@nifty.com