第24回 中村邦生の会
公演日時 2018年11月03日[土]
開演 14:00/終演 16:45頃
会 場 喜多能楽堂(東京)
おはなし 関 幸彦(日本大学教授)
演目/シテ
狂言『茶壷』野村万蔵
能 『望月』中村邦生
料 金 全席自由席(座席指定可 指定料1,000円)
一般 正面・脇正面 6,000円
中正面 5,000円
二階席 3,000円
学生 二階席 2,000円
前売開始 2018年9月
問い合せ 中村邦生の会 ☎ 03-5310-5690
喜多能楽堂 ☎ 03-3491-8813 http://kita-noh.com/
────────────────────
あらすじ
望 月{もちづき}
信濃の国の住人で安田の荘司友春の家臣、小沢の刑部友房は、所用があって都にいる間に、主人の友春が望月秋長と口論の末殺害されたことを聞く。すぐに帰国の途についたものの、自らの命も狙われていることを耳にしたため帰国できず、近江国守山の宿で甲屋という宿の主人として暮らしていた。また、友春の妻は、夫の討たれた後は頼る者もなかったので、一子花若の手を引いて都に上る途中に守山の宿にたどりつき、甲屋に泊まることになる。
かくして主従は奇しくも再会し、涙を流して喜びあう。そこに計らずも仇の望月秋長が、それとは知らず、都から故郷に下る途中で甲屋に宿を取ることになった。その夜、旅の徒然をなぐさめると称して、友治の妻は盲御前として謡を謡い、花若は鞨鼓を打ち、自らも獅子舞を舞いて興を添え、望月の油断するところを仇を討って、めでたく本望をとげる。