【展示】国立劇場 伝統芸能情報館|情報展示室 企画展示|初代歌川豊国生誕250年記念|「歌川豊国 ─ 歌川派の役者絵 ─」|令和元年10月2日-令和2年1月27日

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国立劇場  伝統芸能情報館
情報展示室 企画展示
初代歌川豊国生誕250年記念「歌川豊国 ── 歌川派の役者絵 ──」
会  期  令和元年10月2日[水]-令和2年1月27日[月]
開室時間  午前10時-午後6時(毎月第3水曜日は午後8時まで)
休  室  日  令和元年12月29日[日]-令和2年1月2日[木]
場  所  国立劇場伝統芸能情報館1階 情報展示室 * 入場無料
協  力  公益財団法人 太田記念美術館
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令和元年は、初代歌川豊国(1769-1825)の生誕250年にあたります。
初代豊国は歌川派の開祖である歌川豊春に入門し、天明(1781-1789)後期から文政8年(1825)に没するまで約40年以上にわたって、美人画・役者絵などの錦絵や草双紙・読本などの挿絵など、数多くの作品を残しました。
とりわけ役者絵の分野では、それぞれの個性や魅力を巧みにとらえた精緻な似顔表現と、次〻に工夫された構図や様式の新機軸を打ち出し、絶大な人気を博しています。
また、初代国貞(三代豊国)や国芳を筆頭に、多くの弟子を育て、19世紀の役者絵を歌川派が独占する礎を築きました。その流れは、明治期の国周や芳年などにも及んでいます。

本展では、国立劇場の所蔵品を中心に、弟子たちの作品も含めた歌川派の役者絵を通して、初代豊国の残した業績を紹介します。併せて、寛政・享和期から文化・文政期を経て幕末に至る役者絵に描かれた名優の姿から、それぞれの時代の歌舞伎の様相を感じていただければ幸いです。

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