【展覧会】国立西洋美術館|[企画展示室]日本・オーストリア友好150周年記念 ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史|’19年10月19日-’20年1月26日|会期末案内

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国立西洋美術館
[企画展示室]日本・オーストリア友好150周年記念
ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史
会  期  2019年10月19日[土]-2020年1月26日[日]
開館時間  9:30-17:30 毎週金・土曜日/9:30-20:00 
      *ただし11月30日[土]は17:30まで
      * 入館は閉館の30分前まで
休  館  日  月曜日(ただし1月13日[月・祝]は開館)、
12月28日[土]-1月1日[水・祝]、1月14日[火]

主  催  国立西洋美術館、ウィーン美術史美術館、T B S、朝日新聞社
観覧料金  一般 1,700円、大学生 1,100円、高校生 700円
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13世紀後半にオーストリアに進出後、同地を拠点に勢力を拡大し、広大な帝国を築き上げたハプスブルク家。15世紀以降は神聖ローマ皇帝の位を独占し、同家がオーストリア系とスペイン系に系統分化した16-17世紀には、後者がアジアやアフリカ、南アメリカにも領土を有したことにより、まさに「日の沈むことのない帝国」となります。ナポレオン戦争を引き金とした神聖ローマ帝国の解体後は、オーストリア帝国(1867年にオーストリア=ハンガリー二重帝国に改組、~1918年)を統治しました。数世紀にわたって広大な領土と多様な民族を支配し続けた同家は、まさに欧州随一の名門といえるでしょう。

ハプスブルク家の人〻はまた、豊かな財とネットワークを生かして、質量ともに世界屈指のコレクションを築いたことでも知られます。このうちオーストリアを拠点とし続けた同家本流による収集品の主要部分は、オーストリア=ハンガリー二重帝国「最後の皇帝」ことフランツ・ヨーゼフ 1 世肝煎りで1891年に開館したウィーン美術史美術館の礎となりました。オーストリアと日本の国交樹立150周年を記念する本展では、同館の協力のもと、絵画、版画、工芸品、タペストリー、武具など100点、5章7 セクションによって、そのコレクションをご紹介します。
個性豊かなハプスブルク家の人〻や、当時の宮廷生活の紹介も行いつつ、時代ごとに収集の特色やコレクションに向けられたまなざしのあり方を浮き彫りにしていきます。
数世紀にわたってヨーロッパの中心に君臨した、帝室ならではの華麗なるコレクションの世界をご堪能いただければ幸いです。

[ 詳細: 国立西洋美術館  特設サイト