【展覧会】ギンザ・グラフィック・ギャラリー|第378回企画展|河口洋一郎 生命のインテリジェンス THE INTELLIGENCE OF LIFE|’20年01月30日-03月19日

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ギンザ・グラフィック・ギャラリー第378回企画展
河口洋一郎 生命のインテリジェンス
THE INTELLIGENCE OF LIFE
会  期  2020年01月30日[木]-03月19日[木]
会  場  ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
      104-0061 東京都中央区銀座7-7-2 D N P 銀座ビル 1 F / B 1 F
      TEL:03-3571-5206/FAX:03-3289-1389
開館時間  11:00 am-7:00 pm
休  館  日曜・祝日/入場無料
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コンピュータグラフィックによるアートの世界的先駆者、河口洋一郎。生物の形の発生・成長・進化をプログラミングし、数理的シミュレートをすることで、5億年後のはるか未来を生きる芸術生命体を創り続けてきました。半世紀にわたるこの取り組みは、永遠のように長い時間の中で、環境に適応し命を繋いできた生命へのリスペクトに溢れています。

5億年後を想像することは、いかにしてそのはるか遠い未来までサバイバルするかを想像するということ。5億年を生き抜いた生命のインテリジェンスは身の回りの生き物の進化軸にこそ存在し、それはこれから人類が5億年を生き抜くためのサバイバルへ向けた自然からの知的な贈り物とも言えます。

本展では、遊泳・歩行・飛翔する未来の芸術生命体や最新のドローイングなどをご紹介します。多様な生命のインテリジェンスと濃厚な色彩、躍動感あふれる河口氏の世界をご堪能ください。

[ 詳細: ギンザ・グラフィック・ギャラリー g g g

河口洋一郎 (かわぐち・よういちろう  東京大学名誉教授 / アーティスト)

東京大学名誉教授/アーティスト。種子島生まれ。1976年CGの黎明期よりCG(コンピュータ・グラフィックス)によるプログラミング造形の研究に着手。数理アルゴリズムにより導き出された自己組織的手法のグロースモデルにより、独自の作品群で世界的注目を集める。2000年頃から、インタラクティブアート・ジェモーション(Gemotion)の研究作品は後に VR/AR への応用やプロジェクションマッピングの世界に先駆ける。

ベネチアビエンナーレ ‘95 日本館代表作家。
またロレアル大賞など、国際賞のグランプリを1980年代から多数受賞。2010年 ACM Siggraph’10 でディスティングリッシュト アーティストアワード フォ ライフタイムアチーブメント受賞。2018年にはフランス BNN Prix D’Honneur 栄誉賞、さらに Siggraph Academy 殿堂入りを果たす。
国内では、2013年、芸術選奨文部科学大臣賞受賞、同年、紫綬褒章を受章。文化庁メディア芸術祭ファウンダー、初代総合審査委員長。現在、DCAJ 会長、霧島アートの森館長や 多数のメディア系大会審査委員長等を務める。