【展覧会】文京区立森鷗外記念館|コレクション展|「父と母 ~ 鷗外のファミリー・ヒストリー」|’20年1月18日-4月5日

森鷗外おもて 森鷗外うら

文京区立森鷗外記念館
コレクション展「父と母 ~ 鷗外のファミリー・ヒストリー」
会  期  2020年1月18日[土]-4月5日[日]
開館時間  10時-18時(入館は17時30分まで)
休  館  日  1月28日[火]、2月25日[火]、2月26日[水]、3月24日[火]
観  覧  料  一般 300円   *中学生以下  無 料
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森鷗外(陸軍軍医、作家。本名、森林太郎)は文久2(1862)年1月19日、石見国津和野藩(現在の島根県津和野町)に生まれました。父は静男、母は峰子、森家は藩主の典医をしていました。
遠戚・西周(あまね 哲学者)が静男に宛てた、鷗外と赤松登志子-としこ-との結婚式に関する明治22(1889)年2月の書簡があります。書中には、赤松則良(のりよし 海軍中将)の夫人・貞-てい、娘・登志子、周夫人・升子-ますこ、貞の父・林洞海(どうかい 医師)らが登場します。本展ではこうした館蔵資料を通して、鷗外の父母とその人物交流をたどります。

そして、鷗外を思わせる「博士」と、その父母が登場する近代小説『カズイスチカ』(明治44年)、『本家分家』(大正4年)から鷗外の父母像をひもときます。さらに、歴史小説『山椒大夫』『最後の一句』(いずれも大正4年)、翻訳戯曲『街-ちまた-の子』(明治44年)など親子関係が見える作品を紹介します。
鷗外の父と母や作品を追跡する、鷗外のファミリー・ヒストリーをお楽しみください。

[ 詳細: 森鷗外記念館