【公演】劇団☆新感線|2020年 劇団☆新感線 39興行・春公演|いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌』 追加席先着販売のお知らせ

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劇団☆新感線
2020年 劇団☆新感線 39興行・春公演
いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌』
追加席先着販売のお知らせ
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中島かずき脚本、いのうえひでのり演出の “ いのうえ歌舞伎 ”、久しぶりの完全新作!
座席の一部開放に伴い、現在完売となっている券種の追加販売を致します。

◉ 受付開始
2月15日[土] AM 10:00
◉ 販売プレイガイド
チケットぴあ           https://w.pia.jp/t/niseyoshitsune/
* 先着順での販売となります。
* なくなり次第販売終了となります。
* すでにご注文・お支払いが完了しているお座席との交換・返金は、いかなる場合もご対応できかねます。差額のお支払い・ご返金などによるお座席の変更も承りません。予めご了承ください。
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舞台は奥州、そして冥界!  歴史上の人物・義経の新たな伝説が今、始まる !!
今回、中島かずきがモチーフとして選んだのは “ 奥州三代 ” と “ 義経黄金伝説 ”。

源義経は、歴史上の一大事に大きく関わっているというだけでなく、その後に語られたり書かれたりした数多くの物語に登場しており、実は偽物説、影武者説等さまざまな、それもかなりドラマティックな謎を多く抱えているという魅力的な人物でもあります。
その義経が実際に奥州に匿われていたという史実をスタートラインに、奥州三代の盛衰の行方も絡めつつ、中島脚本ならではのファンタジーも散りばめつつ、歴史ミステリー好きの心をもくすぐるアッと驚く展開が繰り広げられます。

基本的には役者の素質に合わせた “ あてがき ” で、生き生きとパワフルにこの世界観を疾走し、暴れまわる登場人物たち。特に今回は登場するすべてのキャラクターの個性が色濃く際立っているため、主人公の偽義経を中心としながらもまるで群像劇のような、それぞれの人間ドラマをも堪能できる味わいの作品になっています。当然のことながら、劇団☆新感線ならではの、笑いたっぷり、殺陣、アクション満載の王道エンターテインメント作品です。

☆あらすじ
日の本の国が、源氏と平氏の勢力で二分されていた時代。
<源頼朝ーみなもとのよりとも/粟根まこと>が鎌倉を拠点に力を蓄えていた一方で、国の北方、“ みちのく ” と呼ばれる奥州はどちらにも属さず独立自治を貫いていた。奥州をまとめていたのは奥華-おうが-一族。その都である奥泉は “ 黄金の都 ” と噂されており、また奥華の民は死者を木乃伊-ミイラ-にする風習があるため奥泉のはずれにある洞窟には先祖代々の木乃伊が眠っている。
その地元のものが聖なる場所として崇める洞窟で、ある若侍が暴挙を行った。彼の名は<遮那王牛若-しゃなおううしわか/早乙女友貴>、頼朝の義理の弟で平氏の追っ手から逃れるために奥華によりかくまわれていたのだ。
お目付け役の僧<常陸坊海尊-ひたちぼうかいそん/山内圭哉>と、<奥華次郎泰衡-おうがのじろうやすひら/中山優馬>の制止を無視して死者を冒瀆、とうとう次郎と斬り合いになる。そこに割って入った次郎の兄<奥華玄久郎国衡-おうがのげんくろうくにひら/生田斗真>だったが、はずみで牛若を死なせてしまう。

僧兵に追われ逃げる玄久郎の前に立ちはだかったのが<武蔵坊弁慶-むさしぼうべんけい/三宅弘城>。玄久郎を錫杖で打ち据えると、奥華の屋敷へ連れていく。
屋敷では奥華の当主<奥華秀衡-おうがのひでひら/橋本さとし>が待っていた。次郎をかばうためとはいえ頼朝の挙兵直前だったこともあり、牛若を殺したのは大問題だと頭を抱える一同。だが「牛若はそこにいる!」と玄久郎を指さす弁慶。弁慶や海尊ら僧たちが口裏を合わせ、さらに奥華の金塊を軍資金として差し出せば、義兄の頼朝は騙せると踏んだのだ。あまり深く考えず、その提案を受け入れる玄久郎は、ここで元服もし、以降は<源九郎義経-みなもとのくろうよしつね>を名乗ることとなる。

そうして義経らが頼朝を丸めこみに行っている間、奥泉では先祖代々の木乃伊が並ぶ洞窟内で巫女たちが歌い踊り、酒宴が行われていた。そこで、秀衡の妻にして次郎の母でもある巫女長-みこおさ-の<黄泉津-よもつ-の方/りょう>は、次郎が正当な後継ぎであると主張。その企て通りに、次郎に秀衡を殺させる。

そんなことは露知らず義経は進軍を続けていたが、壇之浦にてさらに戦いは激化。その海辺にひとりの若い女性が現れる。<静歌-しずか/藤原さくら>という大陸渡りの歌うたいで、ギターに似た楽器 “ 六絃-ろくしん ” を操り滅んでいく平氏の兵のために哀悼の歌をうたっているのだった。すっかり心を奪われてしまった義経に乞われて死者を冥界に送る歌を静歌がうたうと、そこに血まみれの秀衡が現れ「妻と弟に諮られ、実の息子に手を下された」と語り、「仇をとって父の無念を晴らしてくれ」と義経に訴える。この不可思議な現象は、静歌の歌に秘密があると睨んだ義経は彼女を連れて奥華へ向かうことにするが……。
偽りの身分を盾にしつつ、常にポジティブシンキングと機転とで数々の苦難を軽々と乗り越えていく義経。その目に映るのは日の本の天下の光か、はたまた冥界に広がる闇か…?

[ 詳細: サンライズプロモーション東京