【展覧会】根津美術館|特別展 国宝燕子花図屏風 ── 色彩の誘惑|開催中止

the_national_treasure_irises_screens_the_allure_of_color

根津美術館 特別展
国宝燕子花図屏風 ── 色彩の誘惑
会  期  2020年4月18日[土]-5月17日[日]
休  館  日  毎週月曜日 ただし5月4日[月・祝]は開館
開館時間  午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
夜間開館  5月12日[火]-5月17日[日] 午後7時まで開館(入館は18:30午後まで)
入  場  料  一般 1300円  学生 1000円  中学生以下は無料
会  場  根津美術館 展示室1・2
──────────────
尾形光琳(1657-1716)の「燕子花図屏風」は、カキツバタの群生を、金箔を貼った大画面に群青-ぐんじょう-と緑青-ろくしょう-の二種の絵具のみを使って描いた作品です。
これら青と緑と金(黄)の三色は、しばしば組み合わされて、日本・東洋において特別な伝統を有する色でした。その一方、本作品の色彩感には、江戸時代ならではの美意識が反映していると見ることもできます。

本展覧会では、紺紙金泥経や、青や緑を主調とする画面に金彩が加わった中世の仏教絵画、あるいは唐時代以来の金碧-きんぺき-山水などと、この三色が活躍する清新な古九谷や黄瀬戸など同時代の陶芸作品、さらに、色彩傾向を同じくする金屏風の数々をあわせて展示することで、「燕子花図屏風」に新しい光を当てることを試みます。

* 2020年4月7日  根津美術館 NEZUNET
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、特別展「国宝 燕子花図屏風―色彩の誘惑―」は中止とさせていただきます。
[ 詳細: 根津美術館 ]  { 活版アラカルトまとめ }