【展覧会】ギンザ・グラフィック・ギャラリー第380回企画展|いきることば つむぐいのち|永井一正の絵と言葉の世界|’20年10月09日-11月21日

ggg 01 20200924205100_00001ギンザ・グラフィック・ギャラリー第380回企画展
いきることば つむぐいのち
永井一正の絵と言葉の世界
会  期  2020年10月09日[金]-11月21日[土]
会  場  ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
104-0061 東京都中央区銀座7-7-2  DNP銀座ビル 1 F / B 1 F
開館時間  11:00 am-7:00 pm
休  館  日  日曜・祝日 / 入場無料
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日本においてもコロナ禍がいよいよ深刻化してきた頃、1冊の本、『いきることば つむぐいのち』が芸術新聞社より刊行されました。長年の創作活動のなかから生まれた、永井一正氏の “ 言霊 ” と、“ いきものたち ”  から紡がれた本書は、まさにこの状況と共鳴し、心にしみるものでした。
「人間は地球上の生き物のひとつでしかない。」(本文 p.12)、「共に生きていく。すべてはつながっているから。」(本文  p194)…… 。 今まで好き勝手に生きてきた人間どもが、いよいよ “ 共生 ” ということを真剣に考えなければならない窮地に追い込まれていることを、痛感させられる言葉が並びます。

今秋、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)では、この本の豊かな世界観を展覧会というかたちで、立体的に展開することを試みます。1階では、『いきることば つむぐいのち』と、東日本大震災を機に刊行された『つくることば いきることば』のなかから厳選した絵と言葉による、異空の森が出現します。地階では、1980年代後半から現在まで、常に変化を遂げながら生みだされ続けている「LIFE」シリーズのいきものたちが、生き生きと躍動しはじめます。
今までの価値観を見直し、共生の時代を生きるエールとして、ご覧いただけましたら幸いです。

[ 詳細 : ggg ギンザ・グラフィック・ギャラリー ]