【展覧会】土門拳記念館|特別展 木村伊兵衛と土門拳 ─「瞬間」と「凝視」の好敵手 ─|’22年4月8日-7月3日|

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土門拳記念館
特別展 木村伊兵衛と土門拳
──「瞬間」と「凝視」の好敵手 ──
会  期  2022年4月8日[金]-7月3日[日]

休  館  日  会期中 無 休   * 展示替えなどのため臨時休館する場合があります
会  場  土拳拳記念館
      998-0055 山形県酒田市飯森山2-13(飯森山公園内)
入  館  料  一 般:900円、学 生:450円、小・中学生:無 料
主  催  公益財団法人さかた文化財団 土門拳記念館
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木村伊兵衛(1901-1974)と、土門 拳(1909-1990)は、ともに日本における近代写真/リアリズム写真の開拓者として知られています。
しかし、その人柄や作風は基本的に大きく異なっていました。木村が小型のライカカメラを愛用し、瞬間的なアングルから人間や風景をさりげなく、かつ流麗に捉えていったのに対し、土門は被写体を細部まで徹底的に凝視するかのような撮影プロセスと、緊張感のみなぎる作品によって、自己のスタイルを確立していきました。

1930年代初頭に、既に新進気鋭の写真家として注目を集めていた 8 歳年上の木村の作品から、まだ駆け出しで無名だった頃の土門は大きな刺激を受けたようです。その後も長年にわたり、土門は彼の存在を、いつかは追いつかなければならないライバル=好敵手として意識していました。
そして戦後、1950年代にはカメラ雑誌の月例審査を 2 人合同で行い、全国のアマチュア写真家のあいだに、リアリズム写真の一大ムーブメントを巻き起こすに至ります。


本展は、2021年に木村が生誕120年を迎えたことを記念して開催するものです。木村伊兵衛と土門 拳という、20世紀の写真史を振り返る上で欠かせない 2 人の代表作が一堂に会する空間で、それぞれの作品が放つ、豊かな個性と、彼らが生きた時代の空気を感じていただければ幸いです。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 土門拳記念館 ]  { 活版 à la carte 土門拳記念館まとめ }

【 YouTube [公式]土門拳記念館 03:20 】