【展覧会】文京区立 森鷗外記念館|コレクション展「鷗外の東京の住まい」|’22年8月5日-10月16日|

鷗外01 鷗外02文京区立 森鷗外記念館
コレクション展「鷗外の東京の住まい」
会  期  2022年8月5日[金]-10月16日[日]
      * 会期中の休館日 8月22日[月]、23日[火]、9月26日[月]、27日[火]
会  場  文京区立 森鷗外記念館 展示室 2
開館時間  10時-18時(最終入館は閉館30分前)
観 覧  料  一 般 300円、中学生以下 無 料
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島根県津和野町に誕生した歐外は、10歳で上京してから60歳で死去するまで東京が拠点でした。向島(墨田区)、千住(足立区)、根岸(台東区)、池之端(台東区)、向丘(文京区)に住まいを移し、30歳で文京区立森歐外記念館があるこの地(文京区千駄木)に転居します。住まいを「観潮楼」と名付け、1922(大正11)年に死去するまで暮らしました。
歐外の住まいがあった場所は、現在もゆかりの地として守られています。観潮楼は火災や戦災で焼失しますが、戦後、いち早く顕彰事業に取り組み、歐外『沙羅の木』詩碑(1954年)や文京区立歐外記念本郷図書館(1962年)を経て、2012(平成24)年に当館が開館しました。
本展では、歐外の東京の住まいを、書簡や家族の著述、図面や写真などをとおして紹介します。また、歐外も家屋も失った観潮楼跡地が、鷗外を慕う人々によって顕彰の地として蘇り、現在に至る軌跡を辿ります。
歐外が家族と過ごし、執筆に励み、仲間たちと語らった住まいがあったからこそ、ここに文京区立森歐外記念館があるのです。当館は今年11月に開館10周年を迎えます。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 文京区立 森鷗外記念館