【展覧会】三沢市寺山修司記念館|寺山修司記念館25周年記念|特別企画展 2022 vol.1「寺山修司のラジオドラマ」|’22年6月7日-’23年4月9日|二期共に終了

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三沢市寺山修司記念館
寺山修司記念館25周年記念|特別企画展 2022 vol.1
「寺山修司のラジオドラマ」
会  期  2022年6月7日[火]-2023年4月9日[日]
        第1期 2022年 6 月 7 日[火]ー11月27日[日]
        第2期 2022年11月29日[火]ー2023年4月9日[日]
休  館  日  月曜(祝日のばあいは翌日)、* 8月は無休  * 12月29日ー01月03日
開館時間  9:00ー17:00(入館は16:30まで)
会  場  寺山修司記念館エキジビットホール
      青森県三沢市大字三沢字淋代平116-2955 tel.0176-59-3434
入 館 料  一般個人 550円(常設展330円+企画展220円)、高大生 110円、小中学生 60円
      * 土曜日は小中学生以下 無 料
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早熟の文士として文壇に躍り出た寺山のキャリア草創期にあたる仕事が、ラジオドラマの脚本でした。20代に集中して取り組まれた仕事でありながら、実は、最も賞を獲得した分野がラジオドラマの脚本です。国内だけでなく国際的な放送賞でもグランプリに選ばれ、のちに主宰する劇団、演劇実験室「天井棧敷」が海外進出するきっかけにもなりました。
寺山のラジオ台本には後の作品の萌芽が色濃く見られ、特に、天井棧敷ではそのシナリオを土台に舞台を創作しています。彼が描きたかった世界が凝縮され、原石のまま輝いているのがラジオドラマなのです。 〝寺山修司〟のすべては、ラジオドラマのなかにあったともいえるでしょう。

また、同時期に脚本を手がけていたミュージカルの要素が取り込まれ、テンポの良いセリフ回し・高い音楽性、幻想からユーモア、ハードボイルドまで幅広い作風を味わえるのも寺山のラジオドラマの醍醐味です。今回は、脚本家自身が保管していた貴重な音源を中心にご紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
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