月別アーカイブ: 2022年6月

【展覧会】東京黎明アートルーム|河鍋暁斎と陶俑|’22年9月18日-10月31日|終了企画

黎明

東京黎明アートルーム
河鍋暁斎と陶俑
開室期間  2022年9月18日[日]-10月31日[月]
休  室  日  9月23日[祝]、10月3日[月]、10月16日[日]
開室時間  10:00-16:00 * 最終入室は 15:30
入室料金  一 般 600円 / 20歳未満は 無 料
      *《20歳未満の方》年齢を確認のため、年齢のわかるものをご用意下さい
会  場  東京黎明アートルーム
      164-0003 東京都中野区東中野 2-10-13 TEL 03-3369-1868
主  催  東京黎明アートルーム
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幕末から明治に活躍した、天才絵師・河鍋暁斎(1831-1889)の絵画を展示します。幼少期より写生を好み、七歳で浮世絵師・歌川国芳のもとで絵を学び始め、続いて駿河台狩野派に入門した暁斎。狩野派の先人たちや、古画を徹底的に学び、多岐にわたるジャンルで優れた作品を多く遺しました。抜群の画力と奇抜な着想で描かれた仏画、戯画、美人画など、河鍋暁斎のエッセンスが詰まった十三件の絵画作品。どうぞご堪能ください。
中国で作られたさまざまな人物や動物の姿を写したやきもの、陶俑も展示します。陶俑は彫刻的な美しさだけでなく、当時の風俗や流行を鑑賞できる点も魅力です。その他、アジアの彫刻や岡田茂吉作品を展示します。皆様のご来室を心よりお待ちしています。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳細 : 東京黎明アートルーム ]

【展覧会】Gallery 子の星|長沼 翔 版画展 ── 夜の航海|’22年8月14日-8月18日

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Gallery 子の星
長沼 翔  版画展 ── 夜の航海
会  期  2022年8月14日[日]-8月18日[木]
時  間  午前12時-午後7時  * 最終日は午後4時まで
会  場  Gallery 子の星   Gallery NENOHOSHI 
      〒150-0034 東京都渋谷区代官山町13-8
      キャッスルマンション113  電 話 03-6416-5919
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今回の展示は、 “ 夜の航海 ” をテーマに銅版画を制作しました。どの作品にも共通しているのは、「あてどなさ」だと思います。
行くあてもなく彷徨うことはネガティブに捉われがちですが、ウロウロしながらも、ここではないどこかを目指して、歩みを進める。
海に行き止まりはありませんが、そんな行き当たりばったりな航海を表現した展示です。
そして作品は、観てくれた人の心の中でも、旅をしつづけます。
その航海が、希望で満ち溢れたものでありますように。

長沼 翔 (ながぬま しょう) 作家略歴
1998年 長野県生まれ
2020年 日本大学芸術学部美術学科版画専攻卒業
     日本大学大学院芸術学研究科造形芸術専攻版画分野入学
2022年 版画工房 Kawalabo! 11期研究生

[ 詳細 : Gallery 子の星

【展覧会】太田記念美術館|はこぶ浮世絵 ── クルマ・船・鉄道|’22年10月1日-10月26日|終了企画

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太田記念美術館
はこぶ浮世絵 ── クルマ・船・鉄道
会  期  2022年10月1日[土]-10月26日[水]
開館時間  午前10時30分-午後5時30分(入館は午後5時まで)
料  金  一 般 800円 大高生 600円 中学生以下 無 料
問い合せ  150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-10
ハローダイヤル 050-5541-8600
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人間の日々の生活に欠かせない、「運ぶ」という行為。江戸時代には、人や馬、船などを用いたさまざまな輸送の仕組みがありました。
江戸は水の都であり、江戸湾や隅田川などの水辺に囲まれ、街中には水路が縦横に張り巡らされていました。舟運は江戸の人々の暮らしを支え、樽廻船や菱垣廻船などによる江戸と諸国との海運も盛んでした。陸路では東海道をはじめとした街道が整備され、物流に用いられるのはもちろん、庶民の間で盛んになった遠方への旅のルートともなったのです。歌川広重や葛飾北斎ら浮世絵師たちが描いた作品の中には、こうしたさまざまな物流・交通の様子が、生き生きと写し取られています。
また、今年は鉄道開業150年の記念の年でもあります。明治時代の浮世絵には、当時の日本人にとって未知の乗り物であった鉄道をはじめ、馬車や人力車など文明開化を彩る新しい輸送の様子が盛んに描かれています。
コロナ禍でインターネットを駆使した物流が発展を遂げている昨今ですが、本展では現代のルーツともいえる江戸時代のさまざまな輸送に注目し、約65点の浮世絵を通して読み解きます。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳細 : 太田記念美術館

【展覧会】国立新美術館|国立新美術館開館15周年記念|李 禹煥|’22年8月10日-11月7日

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国立新美術館
国立新美術館開館15周年記念
李 禹煥
開催期間  2022年8月10日[水]-11月7日[月]

休  館  日  毎週火曜日休館
開館時間  10:00-18:00
      * 毎週金・土曜日は20:00まで * 入場は閉館の30分前まで
会  場  国立新美術館 企画展示室 1E  106-8558 東京都港区六本木7-22-2
主  催  国立新美術館、朝日新聞社、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
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国立新美術館では開館15周年を記念して、国際的にも大きな注目を集めてきた「もの派」を代表する美術家、李 禹煥(リ・ウファン、1936年生)の、東京では初めてとなる大規模な回顧展を開催します。
東洋と西洋のさまざまな思想や文学を貪欲に吸収した李は、1960年代から現代美術に関心を深め、60年代後半に入って本格的に制作を開始しました。視覚の不確かさを乗り越えようとした李は、自然や人工の素材を節制の姿勢で組み合わせ提示する「もの派」と呼ばれる動向を牽引しました。また、すべては相互関係のもとにあるという世界観を、視覚芸術だけでなく、著述においても展開しました。

李の作品は、芸術をイメージや主題、意味の世界から解放し、ものともの、ものと人との関係を問いかけます。それは、世界のすべてが共時的に存在し、相互に関連しあっていることの証なのです。奇しくも私たちは、新型コロナウィルスの脅威に晒され、人間中心主義の世界観に変更を迫られています。李の思想と実践は、未曾有の危機を脱するための啓示に満ちた導きでもあります。
本展では、「もの派」にいたる前の、視覚の問題を問う初期作品から、彫刻の概念を変えた<関係項>シリーズ、そして、静謐なリズムを奏でる精神性の高い絵画など、代表作が一堂に会します。また李の創造の軌跡をたどる過去の作品とともに、新たな境地を示す新作も出品される予定です。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 国立新美術館

【展覧会】板橋区立美術館|区制施行90周年記念|館蔵品展 ぞろぞろ・わいわい・人だらけ ― 狩野派も、それ以外も|’22年8月27日-10月2日|終了企画

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区制施行90周年記念 館蔵品展
ぞろぞろ・わいわい・人だらけ―狩野派も、それ以外も
会  期  2022年8月27日[土]-10月2日[日]
開館時間  午前9時30分-午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日(ただし9月19日[月・祝]は開館し、9月20日[火]は休館
観  覧  料  無 料
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人びとの姿かたちを表現した絵画には、数多くのテーマがあります。当館のコレクションには、江戸時代を中心に個性豊かな人物を描いた作品が揃っています。
例として、礼拝の対象とされる肖像画、憧れや好奇の眼差しを向けられた美人や異国の人の姿、画中で集い交情を深める人たちなどがあります。それらからは、描かれた対象同士のほか、作り手や鑑賞者の関係など、作品をめぐる人と人との親密なつながりが見て取れます。
本展では、1人、2人、3人といった少人数から賑わう人々まで、描かれた人の数に着目した展示を行います。単身像、群像における表現の変化を感じて頂き、人物図について思いを巡らせて頂く機会とします。

他者との心や体の距離感を考えさせられる今日、密を厭わず一堂に会した画中の人びとの姿かたちを、どうぞお楽しみください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳細 : 板橋区立美術館]]

【イベント】アルテピアッツァ美唄|美唄公演 アイヌ影絵「NOCIWCIP ~ ほしふね」|’22年10月8日 公演|終了企画

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安田侃彫刻美術館
アルテピアッツァ美唄
アイヌ影絵「NOCIWCIP ~ ほしふね」美唄公演

開催日時  2022年10月08日[土]  開場 16:00 開演 16:30
会  場  アルテピアッツァ美唄 アートスペース(旧体育館)
料  金  一 般 2,500円、高校生以下 500円、未就学児 無 料
問い合せ  北海道演劇財団 011ー520-0710(平日10:00-18:00)
主  催  札幌演劇シーズン実行委員会
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アイヌの伝統歌を唄う「マレウレウ」のメンバーであり、国内外のアートフェスティバルでも活躍するマユンキキが構成・脚本を担当する、影絵ユニット「ほしふね」と共につくりあげる新しい影絵の世界。
夢か現か、現か夢か。アイヌの子守唄に誘われる夢の世界。
影絵に誘われるアイヌの物語世界。アペトゥンペの唄とほしふねの影絵が織りなす、夢の中の出来事のような、遠い昔の記憶のような、夢幻のひととき。
◉ アイヌ影絵「NOCIWCIP~ほしふね」レポート ③ from アルテピアッツァ美唄

原案・構成/マユンキキ
脚本・演出/ほしふね
唄/アペトゥンペ(マユンキキ、レクポ) 
影絵・仮面/ほしふね(小谷野哲郎、わたなべなおか)

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : アルテピアッツァ美唄  ]

【パネル展示】チェコセンター|チェコ共和国 EU理事会議長国記念展示|リヒャルト・クーデンホフ=カレルギーとそのヨーロッパ統一構想|’22年7月8日-8月5日

チェコセンター

チェコセンター
チェコ共和国EU理事会議長国記念展示
リヒャルト・クーデンホフ=カレルギーとそのヨーロッパ統一構想
会  期  2022年7月8日[金]-8月5日[金]
開館時間  10:00-19:00
休  館  日    土日・祝日は休館 * ただし19日[火]、28日[木]、29日[金]は16時まで開館
会  場  チェコセンター東京
150-0012 東京都渋谷区広尾2-16-14(チェコ共和国大使館内)
入場無料
主  催  チェコセンター東京
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2022年7月より、チェコ共和国はEU理事会議長国を務めます。これを記念し、チェコセンター東京では、日本にルーツを持ち、パン・ヨーロッパ連合の提唱者であった、作家で政治活動家のリヒャルト・クーデンホフ=カレルギーの生涯と、その功績を振り返るパネル展示を開催いたします。

リヒャルト・クーデンホフ=カレルギー(1894-1972)は、オーストリア=ハンガリー帝国の貴族で、外交官であった、ハインリヒ・クーデンホフと、日本人の青山みつの次男として、東京に生まれた。幼少期はボヘミアのポビェジョヴィツェで過ごし、生涯の大部分を国外で過ごしつつも、チェコスロバキアの市民権を持ち、マサリク大統領やベネシュ首相とも密に連携をとっていた。
リヒャルト・クーデンホフ=カレルギーは、現代のヨーロッパ統合思想の先駆けとなった、パン・ヨーロッパ運動の提唱者として歴史に名を残した。初めてヨーロッパ統合案を発表したのは、今からちょうど100年前の1922年のことだった。
日本人の母を持ち、東京で生まれただけではなく、日本大学名誉博士号、広島名誉市民、鹿島国際平和研究所の第一回平和賞、昭和天皇への拝謁など、晩年に日本で数多くの名誉を受けた。

特別同時開催
ミヒャエル・クーデンホーフ=カレルギー絵画展
パン・ヨーロッパ連合の提唱者であった、リヒャルト・クーデンホフ=カレルギーの甥にあたり、晩年を日本で過ごされていた、画家のミヒャエル・クーデンホーフ=カレルギー氏の絵画作品を、特別にパネル展会場で展示いたします。この機会にぜひお楽しみください。
02チェコセンター協力:江夏画廊

ミヒャエル・クーデンホーフ=カレルギー(1937-2018)
Michael Coudenhove Kalergi
1937年、チェコのプラハ生まれ。日本人クーデンホーフ光子を祖母に、現EUの基盤「パン・ヨーロッパ運動」の提唱者リヒャルト・クーデンホーフ=カレルギーを伯父に持つ。
1945年からオーストリアに移り、グラーツ市にある美術工芸学校でルドルフ・スチュスコヴィッツ氏、後にウィーン造形美術大学で、ヨーゼフ・ドブロフスキー氏に師事。1964年同校を主席で卒業。
エルンスト・フックスをはじめ、ウィーン幻想派を代表する芸術家たちからの助言を受け、同派の中心的存在として活躍した後、独自の世界観を発展させた。
そのみずみずしく幻想的な作品は各国の展覧会で人気を博し、世界中にコレクターを持つ。
2002年より、日本人のご令室とともに日本に移住し、国内各地で個展が開催される。
日本とオーストリアの文化の架け橋となり、2013年にはオーストリア共和国大統領よりプロフェッサーの称号を受ける。
2018年には科学芸術功労十字章一等級を授与されるも、同年12月に帰天される。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳細 : チェコセンター ]

【展覧会】宇フォーラム美術館|十花の毒 美の精鋭たち2022|’22年7月7日ー24日

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宇フォーラム美術館
 十花の毒 十花の毒 美の精鋭たち2022
開催期間  2022年7月7日[木]ー24日[金]
開催時間  13:00ー18:00
休  館  日  月・火・水 休館
入  館  料  一般 500円、中学生以下 300円
会  場  宇フォーラム美術館
      〒186-0002 東京都国立市東4ー21ー3
      TEL&FAX : 042ー580ー1557
      E-Mail : info.u-forum@mist.dti.ne.jp
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本展は、女性アーチストの視点にスポットをあて、最近とみに耳にすることが増えたジェンダーフリーを、作品を通してその意図を思考します。奇しくも七夕からスタートするこの度の展覧会は「ミルキーウェイ」からの采配かもしれません。

[ 詳細 : 宇フォーラム美術館 笹井祐子 ]

【展覧会】大和文華館|特別展 住吉広行 ― 江戸後期やまと絵の開拓者 ―|’22年10月8日-11月13日|終了企画

大和文華館01 大和文華館02大和文華館
特別展 住吉広行 ― 江戸後期やまと絵の開拓者 ―
会  期  2022年10月8日[土]-11月13日[日]
      ※会期中展示替あり
      【前期】10月 8 日[土]-10月23日[日]
      【後期】10月25日[火]-11月13日[日]
休  館  日  月曜日休館(ただし、10月10日[月・祝]は開館し、翌11日[火]が休館)
開館時間  午前10時-午後5時(入館は午後4時まで)
入  館  料  一  般  950円、高校・大学生  730円、小学・中学生 無 料
主  催  大和文華館
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住吉広行(1755-1811)は、住吉家の五代目当主として活躍した絵師です。住吉家当主は、江戸時代前期に活躍した初代の如慶、二代目の具慶以降はあまり注目されてきませんでしたが、具慶以降も代々幕府の御用を務めており、特に五代目の広行は、将軍家斉のもとで老中首座・将軍補佐を務めた松平定信に重用され、様々な重要な文化事業に携わりました。寛政度の内裏造営では、最も格の高い紫宸殿の「賢聖障子」の制作を、急逝した狩野家のトップの狩野典信に代わって広行が行い、名実ともにやまと絵界の頂点に立つことになります。

広行は、有職故実や古画の知識を様々な絵画制作に活かし、復古的な画題を手掛けたり、古画の図様を積極的に取り入れたり、豊麗なやまと絵の彩色を極めたりしています。18世紀後期から19世紀前期にかけて活躍する復古やまと絵派や江戸琳派の絵師たちにも類似した傾向が見られ、広行の画業は、江戸時代後期のやまと絵の新しい方向性を先導するものとして注目されます。
本展は、住吉広行を中心に取りあげるはじめての展覧会になります。広行が如慶・具慶の伝統をどのように引き継ぎ、新しい時代の要請にどのように応え、やまと絵の地平をどのように切り拓いていったのか、その画業を明らかにします。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 大和文華館 ]

【イベント】国立科学博物館 筑波実験植物園|きのこ展 ─ 絶滅の恐れのある菌類たち ─|’22年10月22日-10月30日|9日間限定開催|終了企画

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国立科学博物館 筑波実験植物園
きのこ展 ── 絶滅の恐れのある菌類たち ──
会  期  2022年10月22日[土]-10月30日[日] 9日間短期開催  * 期間中毎日開園
開園時間  9:00-16:30 * 入園は 16:00 まで
開催場所   国立科学博物館 筑波実験植物園
入  園  料  一 般 : 320円、高校生以下・65歳以上 : 無 料
      障害者手帳をお持ちの方及びその介護者1名無料
会  場  独立行政法人国立科学博物館 筑波実験植物園
      茨城県つくば市天久保4-1-1
お問合せ    電 話 029-851-5159
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きのこって何の仲間? どんな形のきのこがある? きのこって、どこで何をしているの?
そんな不思議がいっぱいの きのこ ワールド。
今回は大量の野生および栽培きのこを展示するだけでなく、きのこ・カビ・地衣類の世界にもしのびよる「絶滅」について特集します。すでに絶滅してしまったと考えられているきのこ、数十年ぶりに再発見されたきのこ、絶滅の危機に瀕している菌類など、標本、写真、その他の展示物とともに菌類の多様性の奥深さにせまります。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 国立科学博物館 筑波実験植物園

◉ 国立科学博物館公式 かはくチャンネル
【 参考動画:YouTube 植物多様性を知る・守る・伝える 筑波実験植物園  02 : 43 】

◉ 国立科学博物館公式 かはくチャンネル <季節外れのオマケですが ……>
【 参考動画:YouTube「クレマチス園」編 筑波実験植物園  00:52 】

【展覧会】東京都美術館|上野アーティストプロジェクト2022|美をつむぐ源氏物語 ― めぐり逢ひける えには深しな ―|’22年11月19日-’23年1月6日

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東京都美術館
上野アーティストプロジェクト2022
美をつむぐ源氏物語 ― めぐり逢ひける えには深しな ―
会  期  2022年11月19日[土]-2023年1月6日[金]
会  場  東京都美術館 ギャラリー A・C
休  室  日  ’22年11月21日[月]、12月5日[月]、19日[月]、29日[木]-’23年1月3日[火]
開室時間  9:30 - 17:30(入室は閉室の30分前まで)
夜間開室  11月25日㈮、12月2日㈮、9日㈮、16日㈮、23日㈮は
9:30-20:00(入室は閉室30分前まで)

観  覧  料  当日券 | 一般 500円 / 65歳以上 300円 / 学生以下は 無 料(要照明)
      ※ 事前予約なしでご覧いただけます。混雑時に入場制限を行う場合があります。
主  催  東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館
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「上野アーティストプロジェクト」は、「公募展のふるさと」とも称される東京都美術館の歴史の継承と未来への発展を図るために、2017年より開始したシリーズです。その第6弾となる本展は、「源氏物語」がテーマです。
平安時代に紫式部が執筆した源氏物語には、四季折々の美しい情景とともに、多数の登場人物が魅力的に描かれています。主人公の光源氏を中心に紡がれる人間模様は、現代の私たちにも通じるものがあります。読者は登場人物と自分とを重ね合わせ、物語に感情移入することができるからこそ、約1000年の間、変わらず読み継がれてきたのではないでしょうか。そして、長い間広く親しまれてきたことにより、美術工芸や芸能など他のジャンルにも影響を与え、源氏物語は時代や文化を超えて人びとを魅了してきました。
本展では、絵画・書・染色・ガラス工芸という多彩なジャンルの作家をご紹介します。人との出会いはもちろん、美術館で作品とめぐり逢うことも、ひとつの「えに(縁)」と言えます。人や社会とのつながり方が変化しているコロナ禍において、本展が私たちの生活を見つめ直す機会となれば幸いです。
 同時開催/源氏物語と江戸文化 The Tale of Genji and Edo Culture は 別途紹介

◉ 出品作家
青木寿恵/石踊達哉/高木厚人(臨池会)/鷹野理芳(日本書道美術院)/玉田恭子(日本ガラス工芸協会)/守屋多々志(日本美術院)/渡邊裕公(光風会)

◉ みどころ
1. 新感覚の源氏物語展
絵巻や屏風などに描かれた絵画だけでなく、書、ガラス工芸、染色という多彩な手法で表現した作品を通して、新たな視点から源氏物語の世界を体感していただけます。
2. 源氏物語をわかりやすく紹介
源氏物語は、全54帖と長編であることに加え、登場人物が多いことから読破するにはとても時間がかかります。本展では、作品を鑑賞する手引きとして、物語のあらすじや人物関係をわかりやすくご紹介します。
3. 源氏物語がつなぐ美の饗宴
これまで5回開催した上野アーティストプロジェクトでは、書と美術を隔年で取り上げてきましたが、本年はその2つを同時に展示いたします。源氏物語をテーマとした書と美術の作品による美の饗宴にぜひご注目ください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳 細 : 東京都美術館 ]

【展覧会】軽井沢高原文庫|夏季特別展 生誕100 年 ドナルド・キーン展 |─ 軽井沢と日本語の美 ─|’22年7月16日-10月10日|終了企画

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夏季特別展 生誕100 年 ドナルド・キーン展
── 軽井沢と日本語の美 ──
展示期間  2022年7月16日[土]-10月10日[月・祝]
会  場  389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町長倉202-3
      TEL. 0267-45-1175 FAX. 0267-45-6626
開館時間  午前 9:00-午後 5:00
休  館  日  会期中無休
入  館  料  大  人〔高校生以上〕800 円  / 小  人〔小中学生〕400 円
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本年は、日本文学研究者として多大な業績を残したドナルド・キーン(1922-2019)の生誕 100 年を迎えます。これを機に、1965 年から軽井沢町に 山荘を構え、半世紀以上にわたり当地で多くの執筆・翻訳活動を行ったドナルド・キーンの仕事を紹介いたします。
ドナルド・キーンは千ヶ滝の「庵」のような10 坪ほどの山荘で、『徒然草』や、三島由紀夫『サド侯爵夫人』の英訳、評伝『石川啄木』の執筆など、古典の世界に耽溺し、日本語の美を追求し続けました。
本展では、自筆資料、著作、初出紙誌など関連資料 200点を展示し、稀有な日本文学研究者の足跡を辿ります。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 軽井沢高原文庫
{新宿餘談} 軽井沢の夏はこれで終わりを迎えます。信州と上州の「国境ーくにさかい」に位置するこの地は、これから霧がおもくたちこめ、やがてキリキリと凍みわたるような冬を迎えます。

【展覧会】鎌倉市 鏑木清方記念美術館|特別展 清方の大正時代 ― 至上の美を求めて―|’22年10月22日-11月27日|終了企画

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鎌倉市 鏑木清方記念美術館
特別展 清方の大正時代 ― 至上の美を求めて ―
会  期  2022年10月22日[土]- 11月27日[日]
開館時間  午前9時00分 - 午後5時00分(最終入館は午後4時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日、11月15日[火]
観  覧  料  一   般  450円、小・中学生  220円
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今から110年前、時代が明治から大正へと移る頃、鏑木清方は挿絵画家から日本画家へと転身を図ろうとしていました。大正3年(1914)に、文部省美術展覧会で2等賞を受賞した《墨田河舟遊》が文部省買い上げとなり、翌4年(1915)には《霽れゆく村雨》が2等賞首席を受賞。日本画家として、また、浮世絵の流れをひく美人画家として、その地位は確かなものになりました。
しかしその後も清方は、新たな芸術の道を探り続けます。仲間と結成した美術団体・金鈴社では、同世代の画家からの影響を受けて風景画に傾倒し、弟子たちが中心となり結成した郷土会では社会画としての風俗画のありようを模索しました。
こうした大正時代の歩みは、人物の美と風景の美が融合し、豊かな叙情性をたたえた名作、《築地明石町》(昭和2年)の誕生へとつながっていきました。

本特別展では、清方芸術の萌芽ともいうべき大正期の制作に着目し、新たな創作の展開を試みた作品を中心にご紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 鎌倉市 鏑木清方記念美術館

【展覧会】根津美術館|企画展 蔵出し蒔絵コレクション|’22年9月10日-10月16日|終了企画

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根津美術館
企画展 企画展 蔵出し蒔絵コレクション
会  期  2022年9月10日[土]-10月16日[日]
休  館  日  毎週月曜日
      * 9月19日[月・祝]、10月10日[月・祝]開館。9月20日[火]、10月11日[火]休館
開館時間  午前10時-午後5時(入館は閉館30分前まで)
入  場  料   オンライン日時指定予約
      一 般  1300円、学 生  1000円、中学生以下は   無 料
会  場  根津美術館 展示室 1・2
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初代根津嘉一郎がコレクターとして一躍脚光を浴びるきっかけになったのは、蒔絵作品の購入です。室町時代の蒔絵の名品「花白河蒔絵硯箱」をかねがね手に入れたいと思っていた嘉一郎は、明治39年(1906)の売立で、当時としては破格の高値で落札、世間を驚かせました。そしてその後も生涯を通じ、蒔絵作品を集め続けました。
本展覧会は、嘉一郎が蒐集した蒔絵作品の粋をまとめて紹介する初めての機会です。蒔絵史において重要な作品を数多く含むとともに、バラエティに富んだコレクションを用途ごとに整理し、技法の豆知識を交えながら展示します。おなじみのものから初公開の作品まで約70件を通じて、蒔絵の豊かな世界をお楽しみください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳細 : 根津美術館 ] { 根津美術館 活版アラカルト まとめ }

【展覧会】静岡県立美術館|兵馬俑と古代中国 〜秦漢文明の遺産〜|’22年6月18日ー8月28日|さすがに終了

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静岡県立美術館
兵馬俑と古代中国
〜秦漢文明の遺産〜
開催期間  2022年6月18日[土]ー8月28日[日]
開館時間  10:00ー17:30(展示室の入室は17:00まで)
夜間開館  10:00ー19:00(展示室への入室は18:30まで)
      2022年8月13日[土]、14日[日]、20日[土]、21日[日]、27日[土]、28日[日]
休  館  日  毎週月曜(月曜が祝休日の場合は開館、翌日休館。ただし8月15日[月]は開館)
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秦の始皇帝は、紀元前221年に、史上初めて中国大陸に強大な統一国家を打ち立て、春秋戦国時代にわたって約550年も続いた戦乱の世を終結させました。統一後、わずか十数年のうちに秦は滅亡しましたが、始皇帝陵で発見された兵馬俑をはじめとした多くの遺物は、その絶大な国力を示しています。
その後、劉邦が創始した漢帝国は、中国古代における黄金時代のひとつです。漢はのちの中国、アジア、そして世界の歴史に多大な影響を及ぼしました。
本展では、今から2000年以上前の秦と漢の王朝の時代に、地下に数多く埋蔵された兵馬俑に焦点を当て、古代中国の遺産の数々をご紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 静岡県立美術館  特設公式サイト

【 参考動画 YouTube 兵馬俑と古代中国(静岡県立美術館)11:57 】

【 参考動画  youtube 「ミーユエ~王朝を照らす月~」(中国史上初の女性政治家「太后」として秦の礎を築いた女帝 芈月-ミーユエ 主演:孫 儷 スン・リー  平均45分 全81話 2015年 中国 】

【展覧会】ギンザ・グラフィック・ギャラリー 第391回企画展|日本のアートディレクション展 2022|’22年11月01日-11月30日

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ギンザ・グラフィック・ギャラリー
第391回企画展
日本のアートディレクション展 2022
展示期間  2022年11月01日[火]- 11月30日[水] * 巡回展が予定されています
会  場  ギンザ・グラフィック・ギャラリー (ggg) [会員作品]
104-0061 中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル TEL:03 3571 5206
11:00AM - 7:00PM  日曜・祝日休館  入場無料
クリエイションギャラリーG8 (G8) [一般作品]
104-8001 中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F TEL:03 6835 2260
11:00AM - 7:00PM  日曜・祝日休館  入場無料

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ADC(正式名称:東京アートディレクターズクラブ)は1952年に結成、日本を代表するアートディレクター82名により構成されています。
この全会員が審査員となって行われる年次公募展が日本のアートディレクション展で、ここで選出される ADC賞 は、日本の広告やグラフィックデザインの先端の動向を反映する賞として、国内外の注目を集めています。
今年は2021年5月から2022年6月までに発表、使用、掲載された 約6,000点の応募作 の中から、ADC会員 よる厳正な審査により、受賞作品と年鑑収録作品を選出しました。ここで選び抜かれた受賞作品、優秀作品を、『ART DIRECTION JAPAN / 日本のアートディレクション』(旧称『ADC年鑑』)刊行に先駆け、ggg [会員作品] と、 G8 [一般作品] の2つの会場でご紹介いたします。

[ 詳 細 :ギンザ・グラフィック・ギャラリー (ggg)

【展覧会】ギンザ・グラフィック・ギャラリー|第390回企画展|細谷巖 突き抜ける気配 Hosoya Gan-Beyond G|’22年9月5日-10月24日|終了企画

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ギンザ・グラフィック・ギャラリー 第390回企画展
細谷巖 突き抜ける気配
Hosoya Gan-Beyond G
開催日時  2022年09月05日[月]-10月24日[月]
会  場  ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
開館時間  11:00 a.m.-7:00 p.m.
休  館  日曜・祝日・12月28日[木]-1月4日[木]
入場無料
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細谷巖は、69 年間もの長い年月、第一線でアー トディレクター、グラフィックデザイナーとして、また東京アートディレクターズクラブの会長と して、日本の広告デザイン界を牽引してきました。本展では、細谷の半世紀以上前の珠玉の「デザインの遺産」を再度呼び起こし、展覧会のタイトルのコンセプトに込めた想い、細谷の「閃く新しい世界へ通じる、既存の皮膜を突き破る力」* を体感していただきます。
*『観る者の心を射抜く、既存の皮膜を突き破る力』矢萩喜從郎/高精彩作品集より

細 谷  巖-Hosoya Gan
1935 年神奈川県生まれ。1953 年神奈川工業高校工芸図案科卒。同年ライトパブリシティ入社。 現在取締役会長。東京アートディレクターズクラブ会長。日本グラフィックデザイナー協会会員。
受賞=日宣美展特選 (1955、56 年)。 東京ADC金賞・銀賞 (1959 年)。毎日産業デザイン賞 (1966 年*合同受賞)。 日宣美展会員賞 (共同制作、1967 年)。ADC会員最高賞 (1971、78、84、88 年)。 朝日広告最高賞 (1988 年)。日本宣伝賞山名賞 (1990 年) 。紫綬褒章 (2001 年) 、 旭日小綬章 (2014 年)。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)

【展覧会】大和文華館|東アジアの動物 ─ やきものと漆 ─|’22年7月8日ー 8月14日

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東アジアの動物 ── やきものと漆 ──
会  期   2022年7月8日[金]ー 8月14日[日]
会  場  大和文華館
631-0034 奈良市学園南1丁目11番6号 TEL 0742-45-0544
休  館  日  毎週月曜日休館
開館時間  午前10時-午後5時(入館は午後4時まで)
入  館  料  一般 630円 高校・大学生 420円 小学・中学生 無 料
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龍や鳳凰は吉兆とされ、魚や鳥、鹿、馬などの動物は子孫繫栄や長寿、豊かな生活の象徴とされました。陶磁器や漆器にあらわされた生動感あふれる動物の世界をお楽しみ下さい。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 大和文華館 ]

【イベント】徳川美術館|ナイトミュージアム|PLEMIUM 源氏夜会|’22年11月19日|終了企画

徳川夜会チラシ

徳川美術館
トクガワナイトミュージアム
PLEMIUM 源氏夜会 開催
◇本イベントは文化庁「観光再開・拡大に向けた文化観光コンテンツの充実事業」採択事業です。
開  催  日  2022年11月19日[土]
開催時間  18:00 - 20:30
開催場所  徳川美術館・名古屋市蓬左文庫
料  金  12,000円(税込)
定  員  60名
チケット購入方法:徳川美術館公式オンラインチケットサイト または  ミュージアムショップ店頭
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900年の時を超えて、平安の雅を今へと伝える国宝「源氏物語絵巻」。
同館所蔵:国宝「源氏物語絵巻」全15巻のうち、「蓬生」と「柏木(二)」を特別公開

〝現存する最古の物語絵巻〟にして〝大和絵の最高傑作〟として、世界的に知られる名品です。このたび徳川美術館が所蔵する国宝「源氏物語絵巻」全15巻のうち、「蓬生」と「柏木(二)」を特別公開するのに合わせ、60名様限定のプレミアムなナイトミュージアムをご用意いたしました。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
夕刻5時の閉館時間を過ぎ、すっかり宵闇に包まれる頃、昼間とは違うほのかな灯りが美術館を照らします。歴史を感じさせる香りに誘われ中に入れば、美術館の特別な夜の始まり。国宝「源氏物語絵巻」をはじめとする、尾張徳川家伝来の名品の数々が皆さまをお迎えいたします。

tokugawaパネラー山科言親氏(衣紋道山科流30代家元後嗣)

ゆっくりと美術品を堪能したあとは、ライトアップされた中庭で、お飲み物とこの夜のために用意されたフィンガーフードをお楽しみください。
場が和んだころ、中庭ではトークショーが始まります。平安時代より歴代天皇にお仕えし、家職として宮廷装束の調進・着装を伝承してきた公家山科家の30代目後嗣、山科言親氏をゲストにお迎えし、当館学芸員との軽妙なトークをお楽しみください。
深まる秋の静けさのもと開かれる、一夜限りの「源氏夜会」。徳川美術館がお贈りする、プレミアムな芸術体験をぜひ、あなたに。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 徳川美術館・名古屋市蓬左文庫 ]

【展覧会】長崎歴史文化博物館|隠元禅師350年大遠諱 日中国交正常化50周年/長崎県・福建省友好県省締結40周年記念|長崎の黄檗 ─ 隠元禅師と唐寺をめぐる物語|’22年10月15日-11月27日|

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長崎歴史文化博物館
隠元禅師350年大遠諱
日中国交正常化50周年/長崎県・福建省友好県省締結40周年記念
長崎の黄檗 ── 隠元禅師と唐寺をめぐる物語
会  期  2022年10月15日[土]-11月27日[日]
会  場  長崎歴史文化博物館 3階企画展示室

休  館  日  10月17日[月]、11月7日[月]、11月21日[月]は 休 館
開館時間  8:30-18:00(最終入館 17:30)
料  金  一 般 800円、高校生以下 無 料
主  催     「長崎の黄檗展」実行委員会(長崎県、長崎市、長崎歴史文化博物館)
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日本と中国は二千年以上の長き交流の歴史を有します。日本は時代ごとに中国から先進の技術や知識を取り入れ、様々な面で多くの影響を受けてきました。この長きにわたる日中交流の中でも、承応三年(1654)の 隠元隆琦(1592-1674)の来日はとりわけ大きな意味を持っています。
臨済宗 黄檗 – おうばく- 派の高僧である隠元 -いんげん- の渡来は、日本へ新たな禅風を伝えただけでなく、明末清初の中国の文化をもたらしました。

本展では今年で350年大遠諱を迎えられた隠元隆琦禅師の来日を起点としてその事蹟を辿りながら、江戸時代の日本に多大な影響を与えた黄檗文化の源流をひもときます。
長崎市内の黄檗寺院である、興福寺・崇福寺・福済寺・聖福寺、いわゆる「唐寺」には、隠元とその高弟である木庵・即非ら渡来黄檗僧たちゆかりの書画をはじめ、現在にいたる長崎と中国の交流の様子を物語る資料が多数のこされていることが、近年の調査によって明らかとなりました。今回は唐寺の寺宝を中心に「長崎ならではの黄檗文化」についても紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 長崎歴史文化博物館

【展覧会】国立西洋美術館|自然と人のダイアローグ|’22年6月4日-9月11日|リニューアルオープン記念展

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国立西洋美術館
自然と人のダイアローグ
会  期  2022年6月4日[土]-9月11日[日]
会  場  国立西洋美術館(東京・上野公園)
      110-0007 東京都台東区上野公園 7-7
開館時間  午前9時30分-午後5時30分(金・土は午後 8 時まで)
休  館  日  月曜日、7月19日[火](ただし、7月18日〔月・祝〕、8月15日〔月〕は開館)
主  催  国立西洋美術館、読売新聞社、NHK、NHK プロモーション
共同企画  フォルクヴァング美術館(Museum Folkwang)
問い合せ  TEL:050−5541−8600(ハローダイヤル)
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国立西洋美術館リニューアルオープン記念として、ドイツ・エッセンのフォルクヴァング美術館の協力を得て、自然と人の対話(ダイアローグ)から生まれた、近代の芸術の展開をたどる展覧会を開催します。
フォルクヴァング美術館と国立西洋美術館は、同時代を生きた、カール・エルンスト・オストハウス(1874-1921)と、松方幸次郎(1866-1950)の個人コレクションをもとに設立された美術館です。本展では開館から現在にいたるまでの両館のコレクションから、印象派とポスト印象派を軸に、ドイツ・ロマン主義から20世紀絵画までの100点を超える絵画や素描、版画、写真を通じ、近代における自然に対する感性と芸術表現の展開を展観します。
産業や社会、科学など多くの分野で、急速な近代化が進んだ19世紀から20世紀にかけて、芸術家たちも新たな知識とまなざしをもって、自然と向き合い、この豊かな霊感源から多彩な作品を生み出していきます。

足元の草花から広大な宇宙まで、そして 人間自身を内包する「自然」の無限の広がりから、2 つの美術館のコレクションという枠で切り出した、さまざまな風景の響き合いをお楽しみください。
自然と人の関係が問い直されている今日、見る側それぞれの心のなかで作品との対話を通じて、自然をめぐる新たな風景を生み出していただければ幸いです。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参加を
[ 詳細 : 国立西洋美術館

【展覧会】奈良国立博物館|特別展 第74回 正倉院展|’22年10月29日-11月14日|会期終了

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特別展 第74回 正倉院展

会  期  2022年10月29日[土]-11月14日[月]
会  場  奈良国立博物館 東新館・西新館
休  館  日  会期中無休
開館時間  午前9時-午後6時
      金曜日、土曜日、日曜日、祝日(11月3日)は午後8時まで
      * 入館は閉館の 60分前 まで
観覧料金  観覧には「前売日時指定券」の予約・発券が必要です。
      事前予約のみで、当日券の販売はありません。
      前売日時指定券の販売は、9月26日(月)午前10時からです。
      一般券 2,000円、高大生券 1,500円、小中生券 500円
主  催  奈良国立博物館
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正倉院宝物は、かつて東大寺の倉であった正倉院に収納されていた品々で、その数はおよそ9000件を数えます。正倉院展は、これらの中から毎年60件前後が厳選され公開される展覧会で、今年で74回目を迎えます。今年の正倉院展も例年と同様に、美しい工芸品から、奈良時代の世相がうかがえる文書まで、様々な品が出陳されます。
【今回の出陳宝物】:59件(北倉9件、中倉26件、南倉21件、聖語蔵3件)うち8件は初出陳

[ 詳細 : 奈良国立博物館 展覧会公式サイト
{新宿餘談}
春の「お水取り」、秋の「正倉院展」は、奈良国立博物館のメーン企画として定着しています。「正倉院展」は爽秋の空のもと、イベントや大型企画展が開催される時期に短期間開催されます。
ところが、厄介な感染症はいまだ収束とはいえない状況が続いています。したがって奈良国立博物館でも入場規制が厳しくなっています。感染症の早期沈静化と落ちつきを待ちたいところです。
皆〻様には、十分ご自愛あられて、ご健勝を祈念いたします。

【展覧会】文京区立 森鷗外記念館|コレクション展「鷗外の東京の住まい」|’22年8月5日-10月16日|

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コレクション展「鷗外の東京の住まい」
会  期  2022年8月5日[金]-10月16日[日]
      * 会期中の休館日 8月22日[月]、23日[火]、9月26日[月]、27日[火]
会  場  文京区立 森鷗外記念館 展示室 2
開館時間  10時-18時(最終入館は閉館30分前)
観 覧  料  一 般 300円、中学生以下 無 料
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島根県津和野町に誕生した歐外は、10歳で上京してから60歳で死去するまで東京が拠点でした。向島(墨田区)、千住(足立区)、根岸(台東区)、池之端(台東区)、向丘(文京区)に住まいを移し、30歳で文京区立森歐外記念館があるこの地(文京区千駄木)に転居します。住まいを「観潮楼」と名付け、1922(大正11)年に死去するまで暮らしました。
歐外の住まいがあった場所は、現在もゆかりの地として守られています。観潮楼は火災や戦災で焼失しますが、戦後、いち早く顕彰事業に取り組み、歐外『沙羅の木』詩碑(1954年)や文京区立歐外記念本郷図書館(1962年)を経て、2012(平成24)年に当館が開館しました。
本展では、歐外の東京の住まいを、書簡や家族の著述、図面や写真などをとおして紹介します。また、歐外も家屋も失った観潮楼跡地が、鷗外を慕う人々によって顕彰の地として蘇り、現在に至る軌跡を辿ります。
歐外が家族と過ごし、執筆に励み、仲間たちと語らった住まいがあったからこそ、ここに文京区立森歐外記念館があるのです。当館は今年11月に開館10周年を迎えます。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 文京区立 森鷗外記念館

【展覧会】国立科学博物館|ロイ・チャップマン・アンドリュースの中央アジア探検100周年記念|特別展「化石ハンター展 ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」|’22年7月16日-10月10日|終了企画

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国立科学博物館
ロイ・チャップマン・アンドリュースの中央アジア探検100周年記念
特別展「化石ハンター展 ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」
会  期  2022年7月16日[土]-10月10日[月・祝]
開館時間  9時-17時、8月5日[金]-14日[日]は18時まで * 入場は閉館時刻の30分前まで
休  館  日  9月5日[月]、12日[月]、20日[火]、26日[月]
入  場  料  一般・大学生 2,000円、小中高生 600円
      * オンライン 日時指定予約制 チケット情報
会  場  国立科学博物館 〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20
主  催  国立科学博物館、日本経済新聞社、BSテレビ東京
後  援  駐日モンゴル国大使館
問い合せ  050-5541-8600(ハローダイヤル)
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アメリカ自然史博物館のロイ・チャップマン・アンドリュース(Roy Chapman Andrews、1884-1960)が、1922年に大規模な調査隊を編成してゴビ砂漠へ探検を開始してからちょうど100年。
本展ではこれを記念し、古生物学史上重要な、「中央アジア探検隊」の成果を紹介します。
また、アンドリュースに大きな影響を受けた古生物学者たちの研究により明らかになった、氷河時代における哺乳類の進化に関する「アウト・オブ・チベット」説を紹介。その説を導き出す証拠となった「チベットケサイ」の全身骨格復元標本を世界初公開します。

※ 感染症予防対応実施中。入場は日時指定予約制。会期などは変更になる場合があります。
[ 詳細 : 国立科学博物館  特別展特設サイト

【展覧会】呉市立美術館|特別展 開館40周年|日本のポスター展 京都工芸繊維大学 美術工芸資料館コレクション|’22年7月9日-8月21日

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呉市立美術館
特別展 開館40周年
日本のポスター展 京都工芸繊維大学 美術工芸資料館コレクション
会  期  2022年7月9日[土]-8月21日
開館時間  10:00-17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  火曜日
入  館  料  一 般 1,100円、大学生 500円(要証明書)、高校生以下 無 料
主  催  呉市立美術館、呉市、呉市文化振興財団、中国新聞社
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情報伝達や宣伝広報の目的で大量に印刷されるポスターは、現代にいたるまで街中の様々な場に掲示されてきました。大衆の注目を集めるため、商用・広報用に作られた多くのポスターは魅力的なデザインが追求されただけでなく、時代ごとの流行や世相を鮮やかに反映しています。
京都工芸繊維大学は、前身校のひとつである京都高等工芸学校の時代から、デザイン・意匠研究の一環として、現代にいたるまでの世界のポスターを蒐集してきました。本展ではその中から、日本のポスター作品約130点を取り上げます。岡田三郎助、伊東深水、藤田嗣治、小磯良平など近現代日本画壇の重鎮たちが原画を描いたものから、第二次世界大戦期の戦時広報ポスター、戦後に亀倉雄策らがデザインした東京オリンピックのポスターなど、明治期の美人画から、大正モダン、戦争の時代、そして戦後の高度経済成長期にいたる各時代を彩ったポスター作品を通して、近代日本の歴史と世相の移り変わりを概観します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳細 : 呉市立美術館