【展覧会】大阪市立美術館|特別展|ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展|’22年7月16日-9月25日

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大阪市立美術館
ドレスデン国立古典絵画館所蔵
フェルメールと17世紀オランダ絵画展
会  期  2022年7月16日[土]-9月25日[日]
      * 館内混雑時は入館制限を行う場合があります.
時  間  午前9時30分-午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日(7月18日、8月15日、9月19日は開館)
観  覧  料  一 般 21,000円、高大生 1,500円、中学生以下 無 料
      オンライン予約 土日祝(8月12日、15日、9月20日、21日、22日を含む)は
      予約優先制です。(予約は こちら
主  催  大阪市立美術館、産経新聞社、関西テレビ放送
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初期の傑作《窓辺で手紙を読む女》を修復後、所蔵館以外で世界初公開 !!
本展の注目作品である17世紀のオランダ絵画の巨匠ヨハネス・フェルメールの《窓辺で手紙を読む女》は、窓から差し込む光の表現、室内で手紙を読む女性像など、フェルメールが自身のスタイルを確立したといわれる初期の傑作です。
本作品は、1979年のⅩ線調査で壁面にキューピッドの描かれた画中画が塗り潰されていることが判明し、長年、その絵はフェルメール自身が消したと考えられてきました。しかし、2017年の調査により、フェルメール以外の人物により消されたことが新たに分かり、翌年から画中画の上塗り層を取り除く修復が開始されました。2019年5月には、キューピッドの画中画が部分的に現れた修復途中の作品が、記者発表にて公開されました。

本展では、この修復過程を紹介する資料とともに、大規模な修復プロジェクトによってキューピッドが完全に姿を現した《窓辺で手紙を読む女》の当初の姿を、所蔵館であるドレスデン国立古典絵画館のお披露目に次いで公開します。所蔵館以外では世界初公開となります。
また、ドレスデン国立古典絵画館が所蔵するレンブラント、メツー、ファン・ライスダールなど、17世紀オランダ絵画の黄金期を彩る珠玉の名品約70点もあわせてご紹介します。

みどころ
●フェルメール《窓辺で手紙を読む女》を修復後、所蔵館以外で世界初公開!
隠されていたキューピッドの画中画が姿を現した本作を、所蔵館でのお披露目に次いで公開します。修復後の姿を公開するのは、所蔵館以外では世界初となります。

◉ 大阪市立美術館は、今秋以降およそ三年間の大改修工事のため、しばらくお別れになります。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 大阪市立美術館     特設サイト