【展覧会】武蔵野美術大学 美術館・図書館|みんなの椅子 ムサビのデザインⅦ|Ⅱ会期制 ’22年7月11日-10月2日

椅子01 椅子02

武蔵野美術大学 美術館・図書館
みんなの椅子 ムサビのデザインⅦ
会  期  2022年7月11日[月]ー8月14日[日]、2022年9月5日[月]ー10月2日[日]
        2022年7月11日[月]ー2022年8月14日[日]
        2022年9月  5日[月]ー2022年10月2日[日] 
時  間  12:00ー20:00(土・日曜日、祝日は10:00ー17:00)
休  館  日  水曜日
入  館  料  無 料
会  場  展示室 1・2・4・5、アトリウム 1・2
主  催  武蔵野美術大学 美術館・図書館
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Point.1  座って比べる名作椅子
わが国の美術館において椅子がまだ収集対象として認識されていなかった1960年代、本学工芸工業デザイン専攻の初代主任教授であった豊口克平(1905ー1991)をはじめとした教員陣による「プロダクト・デザインを学ぶ者にとって椅子は格好の教材である」との提言が端緒となり、当館の椅子コレクションはスタートしました。
以来、本学では実際にコレクションに座ることで椅子の機能・座り心地、デザイン等を学ぶ講義が開講されています。当館のこうした収集、利活用方針を反映し、本展においても、展示会場でより多くの椅子に座り、五感で椅子を楽しんでいただきます。

※資料保護の観点から、一部の展示品にはお座りいただけません。

Point.2  メディアとしての椅子
ある椅子が名作と評される根拠は、新開発の技術、その土地固有の素材、その時代の社会情勢、芸術潮流やデザイン運動との関係、さらにはデザイナーや建築家の特性を色濃く反映したフォルム等、多岐にわかれます。またある椅子が時代を象徴する作品や広告に登場することで、長く人々の記憶に残ることもあります。
これらのことが示す通り、名作と呼ばれる椅子は単なる家具に留まらず、時として様々な情報を帯びた「メディア」となります。そこで本展の特設サイトと会場内映像では、メディアとしての名作椅子に着目し、名作椅子のメディア機能についても考察します。

Point.3 デザイン史を体感
本展ではデザインの歴史的変遷を軸に据え、近代以前から現代に至るまでの椅子を全10章に分け展覧します。近代椅子デザインの源流となった椅子に始まり、20世紀を中心に各時代、各地域、各デザイン潮流のもとで産み出された名作椅子群、そしてそれらの名作から様々な影響を受け、今なお製造されている椅子までを通覧することで、近代デザイン史を巡ります。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳細 : 武蔵野美術大学 美術館・図書館