【展覧会】東京オペラシティ アートギャラリー|ライアン・ガンダー|われらの時代のサイン|Ryan Gander : THE MARKERS OF OUR TIME|’22年7月16日-9月19日

オペラタイトル東京オペラシティ アートギャラリー
ライアン・ガンダー われらの時代のサイン
Ryan Gander : THE MARKERS OF OUR TIME
期  間  2022年7月16日[土]-9月19日[月・祝]
会  場  東京オペラシティ アートギャラリー 交通アクセス フロアマップ
開館時間  11:00-19:00(入場は18:30まで)
休  館  日  月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、8月7日[日](全館休館日)
入  場  料  一般1,400円/大・高生1,000円、中学生以下 無 料
* 同時開催「ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展」「project N 87 黒坂祐」入場料を含む
問い合せ  050-5541-8600(ハローダイヤル)
主  催  公益財団法人 東京オペラシティ文化財団
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国際的な注目を集めるライアン・ガンダー(1976年イギリス生)の東京で初めての大規模個展。
ンダーの作品は、日常生活で気に留めることすら忘れているあたりまえの物事への着目を出発点として、オブジェ、インスタレーション、絵画、写真、映像などそのジャンルは多岐にわたります。
制作の背景には、「見る」ということについての考察や、日常経験の鋭い分析など、知的な好奇心が満ちあふれていて、その作品は見る人の思考や創造力を刺激して、私たちにさまざまな問いを抱かせます。

意外なもの同士を結びつけ、情報を部分的に隠蔽し、ユーモアをまじえて「そもそも」を考えるきっかけをつくるのは、ガンダーの作品の真骨頂です。作品を前にすれば、思わずクスっとしたあとに、はっとするような発見が待っていることでしょう。新作を含めて空間全体をひとつの作品として創り上げることを目指す今回の個展を、ガンダー自身も楽しみにしています。

本展は当初2021年に開催を予定していましたが、コロナ禍により延期を余儀なくされました。しかし本人の申し出により「ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展」を代わりに開催し、絶妙な手法で当館の寺田コレクションに新しい光を当ててくれました。
困難な状況でも発想の転換でよいものを。これは「創造する力」を信じるガンダーを象徴するできごとでもありました。今回、満を持しての個展に加え、上階では再び「ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展」を開催します。二つの展覧会にぜひご期待ください。

ライアン・ガンダー Ryan Gander
1976年イギリス生まれのライアン・ガンダーは、コンセプチュアルアートの新しい地平をひらく作家として世界のアートシーンで注目を集めています。2019年クンストハレ・ベルンの大規模な個展をはじめ各国で展覧会が開催されるほか、ドクメンタ、ヴェネチア・ビエンナーレなどの国際展での展示、2010年セントラルパーク(ニューヨーク)における屋外彫刻などのパブリックアートも知られています。日本では2017年に国立国際美術館(大阪)の個展およびガンダーのキュレーションによる同館の収蔵品展が同時開催されて話題になりました。

※ 新型コロナウイルス感染症対策およびご来館の際の注意事項は こちら
※ 事前予約不要
[ 詳細 : 東京オペラシティ アートギャラリー