【展覧会】世田谷文学館|企画展 月に吠えよ、萩原朔太郎展|’22年10月1日-’23年2月5日

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世田谷文学館
企画展 月に吠えよ、萩原朔太郎展
会  期  2022年10月1日[土]-2023年2月5日[日]
会  場  世田谷文学館 2階展示室
      東京都世田谷区南烏山 1-10-10 TEL 03 (5374) 9111
開館時間  10:00-18:00(展覧会入場、ミュージアムショップの営業は17:30まで)
料  金  一 般 900円/65歳以上・大学・高校生 600円/中学生以下無料
      障害者手帳をお持ちの方 400円(但、大学生以下は無料)
休  館  日  毎週月曜日(但、月曜が祝日の場合は開館、翌平日に休館)・臨時休館期間
年末年始(’22年12月29日-’23年1月3日)

主  催  公益財団法人せたがや文化財団 世田谷文学館
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光る地面に竹が生え、…… 竹、竹、竹が生え。(「竹」『月に吠える』より)
日本の近代詩を代表する詩人、萩原朔太郎。教科書などを通してその詩の鮮烈なイメージとリズムに出会い、衝撃を受けた人も多いことでしょう。世田谷は朔太郎が晩年を過ごした土地です。没後80年を記念して全国52館の施設で横断的に開催される「萩原朔太郎大全2022」の一環として、当館でもこの不世出の詩人に新たな光を当てます。
「人は一人一人では、いつも永久に、永久に、恐ろしい孤独である」(『月に吠える』序文より)と書いた朔太郎の詩は、世代や立場による分断が進み、気づけば一人一人が孤立を余儀なくされている現代の私たちに鋭く、強く迫ってきます。しかし朔太郎は続けて、人間同士に共通するものを発見するとき「我々はもはや永久に孤独ではない」とも書いています。生活のすべてを詩に捧げた朔太郎が、孤独の先に見たものとは—。書き遺された膨大な原稿やノートなどの資料や、朔太郎に触発された現代の作家たちによる作品を通して見ていきます。

朔太郎エンブレム萩原朔太郎大全2022
本展示は、没後80年の萩原朔太郎を介した展示を同時期におこなう「萩原朔太郎大全2022」事業に参加しています。
{ 活版 à la carte   萩原朔太郎大全2022 まとめ 

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 世田谷文学館 「萩原朔太郎大全2022」公式サイト ]