【展覧会】小金井市立 はけの森美術館|海と画家との説話性 ― 海をめぐる中村研一の物語 ―|’23年3月26日-5月14日

 

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海と画家との説話性 ― 海をめぐる中村研一の物語 ―
会  期  2023年3月26日[日]- 5月14日[日]
会  場  184-0012 東京都小金井市中町1-11-3 TEL 042-384-9800
      小金井市立 はけの森美術館
開館時間  10:00 - 17:00(入館は 16:30 まで)
休  館  日  月曜日
観  覧  料  一 般 200円、小中学生 100円、未就学児 無 料
      * 障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方 1 名は無料
主  催  小金井市立 はけの森美術館
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洋画家・中村研一(1895-1967)の幼少期には、魅力ある風景として常に海が身近にありました。出生した宗像市、鉱山技師である父の仕事で過ごした新居浜市は、どちらも玄海灘・瀬戸内海という穏やかな内海に接し、明治以降、造船所などが発展した地域です。これが強い印象を残したのでしょうか、海景の中でも特に中村を惹きつけたのは船の様子だったようです。
中村研一よりも二歳歳下の実弟で同じく洋画家となった中村琢二は、兄が木っ端などをうまく使って作る船の模型はとても出来が良く魅力的で、こども心にうらやましかったと折に触れ語っています。こうした幼少期の船に対する関心は、長じて画家になってからも続き、海景を主題とする作品にはしばしば重要なモティーフとして艦船が登場します。

本展では中村研一の生涯にわたって続く海とのかかわりを「はじまりの海」「展望の海」「追憶の海」の三章、さらに二階展示室のテーマ展示「海を渡って見てきたこと」から探っていきます。
船と海を描いた作品だけでなく、遠い海へ思いを馳せるようなものや、中には一見すると海と関係があるとはわからないような、意外な作品もあるかもしれません。画家の発想が自由に広がっていく様に、ぜひあなただけの海との物語を見つけ出してください。

※ 事前告知なく会期や開館時間が変更となる場合があります。下掲詳細  同館 HP で最新の情報をご確認ください。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳 細 : 小金井市立 はけの森美術館 ]