【展覧会】不忍画廊|4つのワンダーランド 會田千夏・櫻井結祈子・集治千晶・水村芙季子|’24年8月9日- 8月24日|終了

不忍画廊7月全

不忍画廊
4つのワンダーランド
會田千夏・櫻井結祈子・集治千晶・水村芙季子
会  期   2024年8月9日[金]ー 8月24日[土]
会  場  不忍画廊
      〠 103-0027 東京都中央区日本橋3-8-6 第二中央ビル 4F
開廊時間  12:00 - 18:00
休 廊 日  月曜・火曜・祝日(8/12[月], 13[火], 19[月], 20[火])
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夢みる人の数だけワンダーランドがあります。
心の中には誰が住んでいますか?
暗闇に仄めく清らかなるモノ、
果ての森に棲む美しいケダモノたち、
キラキラ輝くガラスの蝶、
もつれあう桃色の悪夢 ─
4人の作家が紡ぐ、4つのおとぎの国の物語。

< 出展作家プロフィール >
會田 千夏|Chinatsu Aita(1980 – )
1980年、北海道生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科修士課程修了。
─展覧会に寄せて─
「『0』という、『有る』と『無い』の狭間です。言葉になるまえのもの達や気配などを描こうとしています。自分の感じている曖昧さを表現するのに、描き過ぎるとわざとらしくなるように感じ、一生懸命描いたものをヤスリで削ってマイナスに戻し、その方が美しいと感じてしまった時に描く意味が見出せなくなって長く苦悩する時間です。」

櫻井 結祈子|Yukiko Sakurai(1993 – )
1993年、長野県生まれ。愛知県立芸術大学彫刻領域修了。
─ 展覧会に寄せて ─
「物語や夢の世界を旅することは私の創作の原点であり、最も尊い時間のひとつです。 幼い頃から慣れ親しんできたルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』。
私の元にも白兎が現れて、憂鬱な現実から自分を連れ出してくれたらと夢見ていました。私の創作も、誰かにとっての愉快な逃避行になれたら嬉しいです。」

集治 千晶|Chiaki Shuji(1973 – )
1973年、京都生まれ。京都市立芸術大学大学院絵画専攻版画修了。
2005年頃に出会った人形作家に衝撃を受け、近年は絵画・人形・手芸・BOXアートの要素を融合したミクストメディア作品を発表している。
─ 展覧会に寄せて ─
「昔からやってみたかったステンドグラスを 最近になって本格的に始めました。システムとしてはシンプルな手法ですが奥が深く、工程一つ一つの技術的な成熟度によって仕上がりが大きく左右され、銅版画を攻略できずに悩んでいた若い頃を思い出します。コツコツと小物を作って練習を重ね、今回初めて作品制作に導入を試みました。ステンドグラスとの融合作品第一号です。」

水村 芙季子|Fukiko Mizumura(2000 – )
2000年、埼玉生まれ。2024東京造形大学 絵画専攻卒業。
─ 展覧会に寄せて ─
「ユートピアに潜む ディストピアをテーマに作品を制作しております。物語は私たちが本をめくる度に蘇る不死の生命です。しかし、それと同時に私たちが開いた分だけ彼らは試練にぶつかり、何度も死を経験しなければなりません。特に、今回のポスターにもなっている作品『はんぷく』はその名の通り、永遠と繰り返される同じ時間の中のみを生きる、出口の無い画面をテーマに制作しました。」

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。
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