月別アーカイブ: 2024年8月

【展覧会】東洋文庫ミュージアム|創立100周年記念|知の大冒険 — 東洋文庫 名品の煌めき —|’24年8月31日-12月26日

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東洋文庫ミュージアム
創立100周年記念
知の大冒険 — 東洋文庫 名品の煌めき —
開催期間   2024年8月31日[土]- 12月26日[木]
所  在  地  東洋文庫
      〠 113-0021 東京都文京区本駒込 2-28-21
      TEL 03-3942-0280(ミュージアム)
主  催  公益財団法人東洋文庫、読売新聞社
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東洋文庫は100年前に設立された際、書物の収集や研究のみならず、普及の使命を掲げていました。この使命を追求し、2011年のミュージアム開館以来、東洋学にまつわる多様なテーマで38回にわたる企画展を開催してきました。
100周年を記念した本展は、時空を超えたアジア世界の面白さと豊かさを、あらためて知っていただく「知の大冒険」です。
蔵書を通じてアジアの多様な人々、言語、生活、歴史、宗教、自然との出会いを、旅をするように体験してください。ご覧いただく資料の多くは、災害や戦争などの危機的状況を乗り越えて継承されてきたものです。こうした経緯を知ることで、おなじみの資料も、きっと見え方が変わることでしょう。
さあ、新たな「知」との出会いが待つ、アジア世界への冒険を、すみずみまでご堪能下さい。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東洋文庫 東洋文庫ミュージアム ]

【展覧会/ワークショップ】東京都写真美術館|B1F 展示室 いわいとしお × 東京都写真美術館|光と動きの100かいだてのいえ ―19世紀の映像装置とメディアアートをつなぐ|’24年7月30日-11月3日|開幕貳个月再紹介

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東京都写真美術館
B1F 展示室
いわいとしお × 東京都写真美術館 光と動きの100かいだてのいえ
―19世紀の映像装置とメディアアートをつなぐ
開催期間  2024年7月30日[火]- 11月3日[日・祝]
会  場  東京都写真美術館 B1F 展示室
      〠 153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
      TEL 03-3280-0099
開館時間  10:00 - 18:00  * 入館はいずれも閉館 30 分前まで
      (木・金曜日は 20:00 まで、ただし 8/30[金]までの木・金曜日は21:00 まで)
休  館  日  毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)
料  金  一 般 700 円、学 生 560 円、中 高 生・65 歳以上 350 円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館、日本経済新聞社
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このたび東京都写真美術館では、「いわいとしお ╳ 東京都写真美術館 光と動きの 100 かいだてのいえ―19 世紀の映像装置とメディアアートをつなぐ」展を開催します。
岩井俊雄(1962 年- )は、幼少期からアニメーションに強い興味を持ち、パラパラマンガや驚き盤を現代のテクノロジーによって進化させた作品〈時間層〉シリーズによって、独自のメディアアートを確立しました。日本を代表するメディアアーティストである岩井は、絵本作家いわいとしおとしての顔ももち、販売部数累計 400 万部を超える大人気絵本<100 かいだてのいえ>シリーズの作者としても知られています。
本展では、岩井のメディアアート、絵本原画、インスタレーション作品と、東京都写真美術館が収蔵する映像装置を紹介します。岩井のメディアアートと、その原点となる 19 世紀の映像装置をつなぎ、光と動きが生み出す視覚体験の面白さと、それらを作り上げた科学者や芸術家たちの飽くなき探究心を解き明かす体験型の展覧会です。

< 作家プロフィール >
岩井俊雄/いわいとしお
メディアアーティスト・絵本作家
1962 年愛知県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科修了。1985 年《時間層Ⅱ》で第 17 回現代日本美術展大賞を最年少受賞。その後テレビ番組やゲームソフト制作、電子楽器開発など多岐にわたる活動を展開。
絵本の代表作に〈100 かいだてのいえ〉シリーズがある。

※ 事業は諸般の事情により変更することがございます。 あらかじめご了承ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都写真美術館 ] 

【展覧会】渋沢史料館|企画展示 新一万円札発行記念企画展 渋沢栄一肖像展Ⅱ 造形作品|’24年6月29日-11月24日|開幕貳个月再紹介

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企画展示
新一万円札発行記念企画展 渋沢栄一肖像展 Ⅱ 造形作品
会  期  2024年6月29日[土]- 11月24日[日]
休  館  日  月曜日、祝日の翌平日(月曜日が祝日の場合は開館)
無料入館日 2024年7月3日[水]、11月10日[日]
開館時間  10:00 - 17:00 *最終入館は16:30
会  場  公益財団法渋沢栄一記念財団 渋沢史料館
      〠 114-0024 東京都北区西ヶ原2-16-1 TEL 03-3910- 0005
入  館  料  一般 300円、小中高 100円     
後  援  公益財団法人紙の博物館、東京都北区、学校法人北里研究所、
      独立行政法人国立印刷局お札と切手の博物館、学校法人津田塾大学、
      日本銀行金融研究所貨幣博物館、株式会社堀内カラー
主  催  公益財団法人渋沢栄一記念財団 渋沢史料館
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本年7月3日に発行される新一万円札の肖像は、渋沢栄一が古希 (70歳) を迎えるときに撮影された肖像写真を参考に描かれたものです。新一万円札の「顔」となった栄一は、今後、「お札の顔」として、これから皆さんの日常生活のなかに馴染んでいくことでしょう。
皆さんは渋沢栄一という人物を思い浮かべるときに、どのような「顔」をイメージされるでしょうか。日本の近代経済社会の礎を築くため、多くの企業や社会公共事業を手掛けた栄一は、さまざまな場面において「顔」となり、自分の役割を果たしてきました。そうした栄一の姿は写真や映像、絵画や彫刻などの作品で今も目にすることができます。
 
当館では、栄一が肖像となった新一万円札が発行されることを記念して、2023年秋より栄一の「顔」を伝える作品や資料を紹介する企画展を2期にわたって開催しています。
第Ⅰ期では、たくさんの肖像写真で栄一の「顔」をご覧いただきました。続く第Ⅱ期では、絵画、彫刻など栄一の姿をうつした造形作品を取り上げます。様々な機会に制作された渋沢栄一像をじっくりご覧いただき、あらためて栄一を身近に感じてもらう機会となれば幸いです。

関連イベント
◆ かお見世トーク
 渋沢史料館の館長が渋沢栄一について語ります。
  話し手  渋沢史料館 館長
  日時   会期中の第1、第4土曜日 14時から (20分程度)
  参加方法 申込不要。企画展示室前にお集まりください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 公益財団法渋沢栄一記念財団 渋沢史料館 ] { 活版アラカルト既出まとめ } 

【展覧会】帝国データバンク史料館|企画展 渋沢栄一と信用調査業|’24年5月21日ー12月27日|開幕参个月再紹介

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帝国データバンク史料館
企画展 渋沢栄一と信用調査業
会  期  2024年5月21日[火]ー 12月27日[金]
開館日時  火ー金曜日(祝日を除く)
      事前予約制 AM 10:00 PM 1:00 PM 3:00 ▶ 来館予約は こちら から
見  学  無 料
会  場  帝国データバンク史料館 常設展示室  テーマ展示コーナー
      〠 160-0003 東京都新宿区四谷本塩町14-3    お問合せ:03-5919-9600(直通)
主  催  帝国データバンク史料館
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帝国データバンクが主業とする信用調査業。
明治維新以降、経済が急速に近代化していくなかで、銀行、手形交換所に次ぐ近代日本の重要機関として信用調査機関が設立されました。
「近代日本経済の父」と呼ばれた渋沢栄一も、日本における信用調査業の勃興と普及に尽力した人物の一人です。
渋沢は東京興信所を自ら創設し、後発の一民間企業であった帝国興信所(現帝国データバンク)にも支援を惜しみませんでした。
展示では、渋沢栄一が信用調査業に残した足跡と、帝国興信所とのエピソードやゆかりの品、寄稿記事などを紹介します。

20240725185929_00002 20240725185929_00003帝国データバンク史料館   信用調査業の歩みとともに   ハンドアウト

※ 感染症対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 帝国データバンク史料館

【展覧会】練馬区立美術館|平田晃久 ─人間の波打ちぎわ|’24年7月28日-9月23日|開幕壹个月再紹介

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練馬区立美術館
平田晃久 ── 人間の波打ちぎわ
会  期  2024年7月28日[日]- 9月23日[月・休]
休  館  日  月曜日  * ただし8月12日[月・休]と9月16日[月・祝]は開館、
      翌8月13日[火]と9月17日[火]は休館
開館時間  10:00-18:00  * 入館は 17:30 まで
観  覧  料  一  般  1,000円、 高校・大学生 および  65-74歳  800円
      * 中学生以下および75歳以上 無料
      * 同館は事前予約制ではありません。当日チケットカウンターでお求めください。
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
アクセス  練馬区立美術館
      〠 176-0021 東京都練馬区貫井1-36-16 TEL 03-3577-1821
      西武池袋線中村橋駅下車 徒歩3分 
      ▶ アクセス情報   ▶ 関連イベント情報  
主  催  練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会)
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練馬区立美術館では、建築家・平田晃久の建築世界を紹介する展覧会を開催します。
「建築とは <からまりしろ> をつくることである」というコンセプトは、平田の建築に一貫しています。平田の造語である <からまりしろ> とは、はっきりと形作られる空間領域とは異なり、「ふわふわとした隙間の錯綜」、つまりはあらゆる物質の傍らともいえる領域の重なりを指します。
それは人間世界に限ったことではなく、植物、動物、異なる時空の文化なども含んだ広義での生命体との共有可能性を探る試みでもあり、人間が狭い意味での「人間」から自由になる未来に向けた試みでもあります。
平田のコンセプトが形となった公共建築としては、2022年に日本建築学会賞を受賞した「太田市美術館・図書館」(群馬県太田市 2017年)が代表されますが、区切られた空間や内と外が絡まりあう<からまりしろ>を実現した地域のランドマークとして市民に愛されています。また複数の住居や商業施設なども手掛け、平田の哲学的理論と自然や生命への憧憬が反映された独創性あふれる空間を現出しています。

このたび、これらの代表的な建築作品群に、練馬区立美術館も新しく加わることとなりました。平田氏によると図書館と一体化し、融合する新生美術館の建築コンセプトは、「21世紀の富士塚/アートの雲/本の山」。練馬に古くから存在する「富士塚」をテーマに、「美術と本」を街や人々とつなぐ場として構想されました。当館は、約40年にわたる歩みを継承しつつも、このコンセプトのもと新しい局面を迎えることとなります。
本展では、これまでの平田建築から新しい練馬区立美術館をはじめ、現在進行中のプロジェクト、そして未来への展望を踏まえて紹介します。現代建築を代表する建築家・平田晃久の世界観をお楽しみください。

<本展のみどころ>
❖ 展示室と展示室をつなぐ「波打ちぎわ」的インスタレーション体験!
❖ 20件以上におよぶ平田建築を、テーマごとにアプローチ。
❖ 2017年に台湾に建設された<Taipei Roofs>など、建築のプロセスを垣間見る貴重な
   スケッチと模型を展示!
❖ 建築を体験し、学ぶイベントも開催予定。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 練馬区立美術館 ]

【展覧会】三鷹市美術ギャラリー|太宰治展示室 三鷹の此の小さい家|企画展示 石井立が遺したもの -編集者としての喜びは《できるかぎりよき本》をつくること-|’24年8月27日-12月1日|

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三鷹市美術ギャラリー
太宰治展示室 三鷹の此の小さい家
企画展示  石井立が遺したもの
-編集者としての喜びは《できるかぎりよき本》をつくること-

会  期  2024年8月27日[火]- 2024年12月1日[日]
開館時間  午前10時 - 午後6時
観  覧  料  無 料
休  館  日  月曜日、年末年始(12月29日-1月4日)
      * 月曜日が休日の場合は開館し、その翌日と翌々日休館
      * 展示替えなど臨時休館あり。休館日および臨時休館日については、
       ▶ 三鷹市美術ギャラリー開館状況(お知らせ)であらかじめ確認ください。 
会  場  三鷹市美術ギャラリー 太宰治展示室
      〠 181-0013 東京都三鷹市下連雀3-35-1 CORALコラル5階
      電話 0422-79-0033 ファクス 0422-79-0030  ▶ アクセス 
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太宰治は昭和14(1939)年9月に三鷹の住民となり、昭和23年6月に亡くなるまで「三鷹村(町)下連雀一一三」で過ごしました。小説の舞台としてもたびたび登場する三鷹の自宅は約12坪半ほどで、新築ではあるものの、妻子と暮らすには十分とはいえない質素な借家でした。
同時に、師友、弟子らと文芸談義に花を咲かせながら、一度も転居することなく〈一ばん永く住んだ〉居場所でもありました。太宰はこの家を、「三鷹の此の小さい家」(「誰」昭和16年)、「三鷹の私の家」(「新郎」昭和17年)、「三鷹下連雀の家」(「十五年間」昭和21年)、時には「三鷹の陋屋」(「酒ぎらい」昭和15年)、「東京の私の草屋」(「津軽」昭和19年)、「あばらや」(「金銭の話」昭和18年)などと表現しています。

自伝的小説はもちろん、敬愛する作家の名を借りて、新たな一歩を踏み出そうとする「善蔵を思ふ」(昭和15年)、三畳間から見える夕陽の描写とともに再生と家庭への決意を誓う「東京八景」(昭和16年)、太平洋戦争開戦の日を主婦の日記に仮託形式で記した「十二月八日」(昭和17年)など、多くの作品の舞台にもなりました。自宅だけでなく、駅前の馴染みの店や井の頭公園などもしばしば登場し、作品を読むごとに太宰の生活圏をより身近に感じることができ、三鷹への親しみがより一層深まります。
珠玉の作品を生み出したことはもちろん、太宰治が作家として、家庭人として、さまざまな思い出を育んできた場所が、この自宅です。
「太宰治が生きたまち 三鷹」を掲げながら、太宰治顕彰事業に絶え間なく取り組んできた三鷹市において、美術ギャラリーの一室に、自宅の一部再現を試みることによって〝太宰治の自宅を訪れるかのような展示室〟を令和2(2020)年12月8日に開設しました。ぜひ足をお運びください。

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[ 詳 細 : 三鷹市美術ギャラリー

【展覧会】アーティゾン美術館|空間と作品|’24年7月27日ー10月14日|開幕壹个月再紹介

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アーティゾン美術館
空間と作品
会  期   2024年7月27日[土]ー 10月14日[月]
開館時間  10:00 - 18:00 (毎週金曜日は 20:00 まで)
      * 入館は閉館の 30 分前 まで
休  館  日  月曜(8月12日、9月16日、9月23日、10月14日は開館)、8月13日、9月17日、9月24日
会  場  公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館 6・5・4階 展示室
      〠 104-0031 東京都中央区京橋1-7-2 
      お問い合わせ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
入  館  料  日時指定予約制(税込)
      一 般 ウェブ予約チケット        1,200円 
          当日チケット(窓口販売)  1,500円
      * 学生無料 要ウェブ予約・中学生以下は無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
20240809201533_00004☆活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆ 

美術館の展示室に整然とならぶ美術品、それらは、今日誰もが鑑賞することのできる公共的なものとなっています。ですが、その美術品が生まれた時のことを振り返ると、それは邸宅の建具として作られたり、プライベートな部屋を飾るためにえがかれたりと、それを所有する人との関係によって生み出されたものであることが分かります。また、時を経る間に、何人もの手を渡り、受け継がれてきたものもあります。
この展覧会では、モネ、セザンヌ、藤田嗣治、岸田劉生、琳派による作品や抽象絵画まで、古今東西、様々な分野の作品からなる石橋財団コレクション144点によって、美術品がどのような状況で生まれ、どのように扱われ、受け継いでこられたのか、その時々の場を想像し体感してみます。

【出品作家】*五十音順
青木繁、アンリ・マティス、エットレ・ソットサス、エドゥアール・マネ、円空、岸田劉生、草間彌生、クロード・モネ、黒田清輝、コンスタンティン・ブランクーシ、佐伯祐三、ザオ・ウーキー、酒井抱一、ジャクソン・ポロック、鈴木其一、豊臣秀吉、パウル・クレー、パブロ・ピカソ、ピート・モンドリアン、ピエール=オーギュスト・ルノワール、ピエール・ボナール、藤田嗣治、フランソワ・ポンポン、ポール・セザンヌ、円山応挙、ロバート・ライマン、他

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[ 詳 細 : アーティゾン美術館   本展特設サイト ] 

【展覧会】ギャラリー エー クワッド|社会のダイバーシティを考える|6つの点から広がる世界 点字にふれる|’24年7月26日-10月24日|開幕壹个月再紹介

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ギャラリー エー クワッド
社会のダイバーシティを考える
6つの点から広がる世界 点字にふれる
会  期  2024年7月26日[金]- 2024年10月24日[木]   
会  場  GALLERY A4(公益財団法人 ギャラリー エー クワッド)
      〠 136-0075 東京都江東区新砂1-1-1   竹中工務店東京本店 1F
      お問合せ ギャラリー エー クワッド事務局 TEL 03-6660-6011
      E – mail gallery☆a-quad.jp
開館時間  10:00 - 18:00(土曜、最終日は17:00まで)
      * トークショー開催日の10月2日[水]は20:30まで夜間開館
      * その他の夜間開館日については公式HPにて順次お知らせします
休  館  日  日曜・祝日、2024年8月10日[土]- 8月18日[日]
入  館  料  無 料
特別協力  社会福祉法人 日本点字図書館
主催/企画   公益財団法人 ギャラリー エー クワッド
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目にしているけれどよく分からない …… 多くの人にとって、点字は一番近くて遠い文字かもしれません。しかしこの小さな 6 つの点は、視覚障害者の道しるべとなり、ときに文学の豊かな世界へ連れ出し、ときに街での移動を導く、とても大きな存在です。
点字の基本から、街のバリアフリーなど、さわれる資料や映像を通して紹介し、点字を出発点としてより豊かな社会について考えます。

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[ 詳細 : 公益財団法人 ギャラリー エー クワッド

【展覧会】神田日勝記念美術館|令和6年度特別企画展 コレクションが出会う道東展|’24年6月26日-9月16日|開幕貳个月再紹介

6.26神田日勝

神田日勝記念美術館
令和6年度特別企画展
コレクションが出会う道東 (ばしょ) 展
会  期  2024年6月26日[水]- 9月16日[月・祝]
会  場  神田日勝記念美術館
      〠 081-0292 北海道河東郡鹿追町東町3丁目2
      TEL:0156-66-1555 FAX:0156-67-7855
休  館  日  毎週月曜日 (祝日の場合は除く)、7月16日[火]、8月13日[火]
開館時間  10:00 - 17:00(最終入場 16:30)
観  覧  料  通常券 一 般 530円、高校生 320円、小中学生 210円、未就学児 無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
協  力  釧路市立美術館
主  催  神田日勝記念美術館
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本展は、釧路市・道東の作家の収集をしている釧路市立美術館との所蔵品交換展です。
若くして賞を獲り、十勝を代表する画家として地元の画家仲間の憧れの的であった神田日勝(かんだ にっしょう 1937-1970)が出品していた全道展では、かつて十勝と釧路は同じ「道東支部」でした。その支部短信には日勝と並んで、望月正男、柳悟、米坂ヒデノリら、釧路の作家が台頭者として名を連ね、中には日勝同様、中央画壇への挑戦を試みた作家もいました。

釧路市立美術館では彼らのほか、のちに十勝画壇の指導的立場となる寺島春雄、日勝にとって独立展の先輩である松樹路人、全道展創設メンバーであった国松登らの作品も所蔵しています。
漁業都市ながら異国イメージも有する、十勝と同じ「道東」釧路。豊かな自然の中で生きる動物、漁港の風景に仮託された労働者、厳しい環境で人間に寄り添って生きる牛馬など、道東の絵画は十勝で営農しながら作品制作を続けた日勝の生き様や彼の作品とも相通ずるものがあります。
普段同じ会場に並ぶことのないコレクションが出会う「場所」で、釧路市立美術館の所蔵品と、当館の日勝作品との対比を通じ浮かび上がる「道東の美術」を通観することを試みます。

❖ 神田 日勝 かんだ にっしょう ❖
画家。1937年(昭和12年)12月8日-1970年(昭和45年)8月25日、腎盂炎による敗血症で逝去(享年32)。2020年(令和2年)4月、東京ステーションギャラリー「神田日勝 大地への筆触」展開催、おおきな話題を呼ぶ。同展は神田日勝記念美術館(7月)、北海道立近代美術館(9月)に巡回。神田日勝記念美術館のシンボルマークに採用されている、半身だけの馬の由来があきらかになる。{一部編集}
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▶ 神田日勝記念美術館 神田日勝の生涯ゟ 冒頭部
北の大地で農民として生きながら、絵を描くことに短い命を燃やした孤高の画家、神田日勝。彼の残した作品は、いまなおその輝きを失わず、多くの人々の心をとらえています。
神田日勝は1937(昭和12)年、東京の練馬で生まれました。7歳のとき、一家は北海道の十勝に入植します。慣れない開拓生活の中で日勝は、農業に従事しながら、次第に絵画に情熱を傾けるようになります。身近な生活に題材をとり、一筆一筆に魂をこめて描かれた力強いその作品は、徐々に高い評価を受けるようになりますが、新たな境地に踏み出そうとしていた矢先の1970年、病気のため、32歳の若さで亡くなります。最後まで描き続けた馬の絵は、半身が未完成のままでした。
             ―『神田日勝大地への筆触』展図録より(北海道新聞社、2020年)

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 神田日勝記念美術館

【展覧会】東京国立博物館|特別展 内藤 礼 生まれておいで 生きておいで|’24年6月25日-9月23日|開展参个月再紹介

20240513150521_00041 フライヤー使用図版:重要文化財 足形付土製品 (部分) 新潟県村上市 上山遺跡出土
縄文時代 (後期)・前2000-前1000年 東京国立博物館蔵 撮影:畠山直哉
20240513150521_00042

東京国立博物館
特別展 内藤礼 生まれておいで 生きておいで
会  期  2024年6月25日[火]- 9月23日[月・休]
会  場  東京国立博物館 平成館企画展示室、本館特別5室、本館1階ラウンジ
      〠 110-8712 東京都台東区上野公園13-9(上野公園)
お問合せ  050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間  9時30分 - 17時00分  * 最終入場は閉館の30分前まで
休  館  日  月曜日、7月16日[火]、8月13日[火]、9月17日[火]
      * ただし 7月15日[月]、8月12日[月・休]、9月16日[月]、9月23日[月]は開館。
       また、8月13日[火]は総合文化展は開館。
観覧料金  本展は事前予約不要です。
      一 般 1,500円(一般前売 1,400円)、大学生 1,000円(大学生前売 800円) 
      * 高校生以下、障がい者とその介護者一名は無料。入館の際に要証明。
      * 混雑時は入場をお待ちいただく可能性がございます。
      * 本券で、会期中観覧日当日1回に限り、総合文化展もご覧になれます。
特別協力  エルメス財団
主  催  東京国立博物館
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太陽が形づくる光と影、地が生成する水や石、大気が織りなす風や雨。美術家・内藤礼は、私たちの傍らにある自然の諸要素と日常のささやかな事物を受け止めることで、私たちが日々見過ごしがちな 世界の片隅に宿る情景、知覚しがたい密やかな現象を見つめ、「根源的な生の光景」を出現させてきました。精緻に構想されるその作品の世界は、その場を訪れる人をそれぞれの沈潜にいざないます。
本展は、150年の歴史を持つ東京国立博物館の収蔵品、その建築空間と内藤との出会いからはじまりました。1万数千年という時を超え、内藤は縄文時代の土製品に自らの創造と重なる人間のこころを見出しました。それは、自然・命への畏れと祈りから生まれたものであり、作家はそこに「生の内と外を貫く慈悲」を感じたといいます。生の求めに迫られてつくりだされた一つ一つの土製品は、人間本来の姿を私たちに伝えるようです。会期中、自然光に照らし出される展示室では、かつて太陽とともにあった生と死を、人と動植物、人と自然のあわいに起こる親密な協和を、そっと浮かび上がらせます。
色彩に生を、風景に物語を、光に祈りを見出す内藤の作品は、縷々として尽きることなく私たちの世界を満たしてきた、遥か遠い時代から続く創造の営みを想起させます。そこには、人間が繰り返してきた「つくる」ということ、今につながる「生きる」ということへの希求が垣間見られます。
時空を超えた交感がなされる会場は、空間よりも広く、時間よりも深く、目には見えない存在、耳では聞こえない声の確かさを感じ取る契機となることでしょう。
本展の体験を通して、原始この地上で生きた人々と、現代を生きる私たちに通ずる精神世界、創造の力を感じていただけたら幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京国立博物館 ]

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【展覧会】林原美術館|企画展 開館60周年記念展|平家物語絵巻 ― 絵巻とアニメ ∞ 時代を超えて動きだす物語 ―|’24年6月29日-9月16日|二部制開催 PARTⅡ 「源氏の躍進」開催中

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林原美術館
企画展 開館60周年記念展
平家物語絵巻 ― 絵巻とアニメ ∞ 時代を超えて動きだす物語 ―
会  期  令和6年(2024年)6月29日[土]- 9月16日[月・祝]  
         PARTⅠ「平家の栄華」  令和6年6月29日[土]- 8月 4日[日]
         PARTⅡ「源氏の躍進」  令和6年8月10日[土]- 9月16日[月・祝]
      * 8月5日[月]ー9日[金]は展示入替にて休館
会  場  林原美術館 hayashibara museum of art  
      〠 700-0823 岡山県岡山市北区丸の内2-7-15
      TEL 086-223-1733 FAX 086-226-3089
開館時間  午前10時 ― 午後5時 * 入館は4時30分まで
休  館  日  毎週月曜日(祝日等で休日の場合は翌平日)
入  館  料  一 般:500円 高校生: 300円 小・中学生: 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
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林原美術館が所蔵する、江戸時代前期に描かれた全36巻揃いの『平家物語絵巻』を、PARTⅠ・Ⅱと二期に分け、皆様ご存じの名場面を展覧いたします。さらに令和4年 (2022) に放映され、高い評価を得たTVアニメ「平家物語」とのコラボレーション展示を行うことで、様々な角度から物語を楽しんでいただきます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳細 : 林原美術館  TV アニメ「平家物語」公式サイト

【展覧会/イベント 予告】国立民族学博物館|みんぱく創設50周年記念企画展|客家と日本 ― 華僑華人がつむぐ、もうひとつの東アジア関係史|’24年9月5日-12月3日|

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国立民族学博物館
みんぱく創設50周年記念企画展
客家と日本 ―― 華僑華人がつむぐ、もうひとつの東アジア関係史
会  期  2024年9月5日[木]- 12月3日[火]
会  場  国立民族学博物館 本館企画展示場
      〠 565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
      TEL: 06-6876-2151(代表) FAX : 06-6875-0401
開館時間  10:00 - 17:00(入館は 16:30 まで)
休  館  日  水曜日
観  覧  料  一 般 580円、 大学生 250円、 高校生以下 無料
      * 当日・個人・税込み料金を表示。本館展示もご覧になれます。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  東京都立大学 社会人類学教室
共  催  客家文化発展センター(台湾)
主  催  国立民族学博物館
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華僑華人の一派に客家〔編集/ウィキペディア:客家(はっか、Hak-kâ)Google:客家画像一覧〕と呼ばれる人びとがいます。客家は、世界各地に居住し、政治・経済・文化など各方面で成功を収めてきたため、中国地域では「東洋のユダヤ人」と呼ばれることもあります。
19世紀後半以降、客家は日本と密接な関係を築きあげてきました。特に1895年に日本が台湾を植民地とすると、台湾の客家にとって日本は身近な存在になります。また、一部の客家は台湾などから日本へ移住し、団体をつくり、暮らしています。客家と日本の関係に焦点を当てることで、これまであまり知られることのなかった東アジア関係史の一面を探ります。

※ とても多彩な関連イベントが発表されています。
※ 下掲詳細公式サイトにて最新詳細情報を確認の上、ご参加ご観覧ください。
[ 詳 細 : 国立民族学博物館

【映画上映 / 講演】国立民族学博物館|みんぱく創設50周年記念企画展|客家と日本 ― 華僑華人がつむぐ、もうひとつの東アジア関係史 関連|みんぱく映画会 一八九五|’24年9月8日

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国立民族学博物館
みんぱく創設50周年記念企画展
客家と日本 ―― 華僑華人がつむぐ、もうひとつの東アジア関係史 関連
みんぱく映画会 一八九五
開催日時  2024年9月8日[日]  13:30-16:15(開場13:00)
会  場  国立民族学博物館 みんぱくインテリジェントホール(講堂)
      〠 565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
      TEL: 06-6876-2151(代表) FAX : 06-6875-0401
申  込  事前申込制(先着順)
      * 予約状況は イベント予約サイト でご確認ください。
      * オンライン(ライブ配信)はありません。
定  員  350名(当サイトでのご案内遅延をお詫びいたします)
      定員に達しましたので申込受付は終了いたしました。キャンセル待ちは受け付けて
      おりません。ただし受付期間内に予約システム上でキャンセルがあれば、残席が発
      生する場合があります。イベント予約サイト でご確認ください。
協  力  台北駐日経済文化代表処台湾文化センター  青睞影視 范健祐
共  催  人間文化研究機構グローバル地域研究プログラム「海域アジア・オセアニア地域研究」
      (東京都立大学拠点)
主  催  国立民族学博物館
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華僑華人の一派に客家〔 編集/ウィキペディア:客家(はっか、Hak-kâ) Google:客家画像一覧 〕と呼ばれる人びとがいます。客家は世界各地に居住し、政治・経済・文化など各方面で成功を収めてきたため、中国地域では「東洋のユダヤ人」と呼ばれることもあります。19世紀後半以降、客家は日本と密接な関係を築きあげてきました。特に1895年に日本が台湾を植民地とすると、台湾の客家にとって日本は身近な存在になります。また、一部の客家は台湾などから日本へ移住し、団体をつくり、暮らしています。客家と日本の関係に焦点を当てることで、これまであまり知られることのなかった東アジア関係史の一面を探ります。

◉ 上映作品 ◉
「一八九五」
日本による植民地化が始まる1895年の台湾を舞台に、客家をはじめとする台湾住民が日本軍に抵抗した状況が、当時軍医として現地に滞在していた若き文豪・森鷗外の視点で語られていきます。
   2008年 / 台湾 / 客家語・サイシャット語・日本語・閩南語 / 110分 / 日本語字幕付き
   【監督】洪智育(ホン・ジーユィー) 陳義雄(チェン・イーション)

◆ 映画解説
19世紀末、日本が台湾に攻め込んだ時、それに対して立ち上がった地元の義勇軍による抵抗戦争(乙未(いつび)戦争)を描いた作品。義勇軍の総統である呉湯興(ごとうこう)とその家族を中心とする客家に焦点が当てられている。日清戦争で清が日本に敗れると、1895年の下関条約で台湾が日本に割譲されることになった。その報を受けて、革命リーダーである丘逢甲(きゅうほうこう)は、日本の植民地化に反対して独立を宣言し、台湾各地の郷士たちに抗日義勇軍の結成を呼びかけた。
その要請に応じて義勇軍の総統に選ばれたのが、台湾北部の苗栗(びょうりつ)にいた呉湯興であった。呉湯興は、家族の反対を受けながらも、客家を中心とした義勇軍を結成し、抗日ゲリラの準備を進める。客家義勇軍は、閩南(びんなん)人(ホーロー人)や原住民の援軍を得てゲリラ戦を展開し、北白川宮能久親王を司令官とする日本軍に攻撃をしかける。ところが、戦局が長引くにつれ、義勇軍は食糧不足などにより力尽きる。
本作品は、日本帝国軍による台湾接収の歴史を、北白川宮能久親王にともなって台湾に上陸した若き日の森鷗外の視点から描いている。また、客家語を中心に、日本語、閩南語、サイシャット語など、多言語で展開されるストーリーも見逃せない。(河合洋尚)

◆ 客家について
客家は、世界最大の民族である漢族の一集団である。一般的な歴史によると、古代王朝の所在地である中原(ちゅうげん)(北方)の民であり、戦乱を逃れるために華南地方の山岳地帯に移住した。さらに華南地方から世界各地に移住し、華僑・華人の主要な集団の一つとなった。
そのうち、一部の客家は、清代に特に広東省から台湾に移住し、桃園(とうえん)、新竹(しんちく)、苗栗などの地に定住した。
現在、台湾では、同じ漢族である閩南人が大半を占めるが、約15%の客家が居住している。客家は、他の漢族とは異なる「独特の」言語・文化をもつといわれる。また客家には「特有の」パーソナリティがあるともいわれる。客家は、質素・倹約を好み、愛国意識が強く、洪秀全(こうしゅうぜん)や孫文や丘逢甲のような革命リーダーを輩出してきた、というものである。こうした客家をめぐるイメージは、本作品でも顕著に表されている。(河合洋尚)

※ 本映画上映会に関し、当サイトでのご案内遅延をお詫びいたします。
※ 多彩な関連イベントが発表されています。
※ 下掲詳細公式サイトにて最新詳細情報を確認の上、ご参加ご観覧ください。

[ 詳 細 : 国立民族学博物館

【花こよみ】二十四節気の第14 「処暑-しょしょ」 ─ 暑さが峠をこえる !? ─|空中庭園 と Lingua Florens の艸花|’24年8月23日|

24sekki syosyo二十四節気の第14「処暑-しょしょ」
暑さが峠を越えて後退しはじめるころ。『暦便覧』では「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」とする。二百十日・二百二十日とともに颱風襲来の特異日とされている。ことしは8月23日-9月7日頃、すなわち二十四節気の第15「白露-はくろ」までをいう。颱風は次次と襲来するが、暑さは後退せず、残暑というより猛暑・酷暑の日日。
黄色の花は明治期に鑑賞用に北米からもたらされた帰化植物で「ルドベキア」の栽培種。和名を「オオハンゴンソウー大反魂草」として、すでに定着・野生化している。花の少ないこの時期、暑さに負けず群落をなしてたのしませてくれる。
ルドベキア

【展覧会】高知県立美術館|石元泰博・コレクション展 伊勢神宮|’24年6月23日ー10月27日|開幕貳个月再紹介

高知県立美術館石元コレクション展

高知県立美術館
石元泰博・コレクション展
伊勢神宮
期  間  2024年6月23日[日]ー 10月27日[日]
         前 期:6月23日[日]-  8 月26日[月]
         後 期:8月28日[水]- 10月27日[日]
      * 7月1日-5日、8月27日、9月23日-26日、10月4日-11日は閉室
会  場  高知県立美術館 2階 石元泰博展示室
      〠 781-8123 高知県高知市高須353-2 TEL 088-866-8000
開館時間  9:00 - 17:00(⼊場は 16:30 まで)
観  覧  料  一 般 370円・大学生 260・高校生以下 無 料
      * 各種割引、優待条件などは下掲 詳細 参照
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桂離宮を捉えた一連のシリーズで、日本の伝統建築を西洋的モダニズムの視点によって写したと評される石元泰博。石元にとって日本古来の建築様式を今に伝える伊勢神宮は、1953年の来日以来、ずっと撮りたいと思っていた存在でした。その願いが叶ったのは第61回式年遷宮 * に際してで、89年より周辺地域から撮り進め、93年にはついに内宮と外宮の撮影を許可されました。石元は、遷宮直後の諸殿舎の美しさと存在感に理屈抜きの感動を覚え、その姿を大判のカメラとフィルムによって克明に刻みました。限られた期間での撮影は常に時間と天候との格闘のようで、刻々と変化する自然光に翻弄されながら撮影を進めた石元は、鬼の形相だったと伝えられています。

その成果は、建築家・磯崎新と建築史家・稲垣榮三らの論考とともに写真集『伊勢神宮』としてまとめられ、95年に岩波書店より刊行されました。本展では前後期を通じ、写真集掲載の作品から厳選したオリジナルプリント約60枚と、その関連資料を紹介します。

石元は、桂離宮の美しさが時を重ねた佇まいにある一方、20年ごとに装いを新たにする伊勢神宮には、独特の美しさがあると語っています。桂離宮が湛える経年の風格や、建築が織りなす直線美を男性的とするならば、伊勢神宮は、遷宮の直後が最も美しくつややかで、丸柱のふくよかさや草屋根の曲線美が女性的であると形容しています。また、遷宮という独自のしきたりによって新旧が循環する伊勢神宮に、まるで螺旋を描くような時の経過を見出していました。この絶えず変化してゆくものという、石元の新たな時間への視点が、川の水面や空に浮かぶ雲等を被写体にした後年のシリーズ<うつろい>へとつながっていくのです。
* 決められた年(式年)に社殿を新しく建て直して移し(遷宮)、神々に捧げる調度品もすべて新たにする行事。
石元泰博 プロフィール  https://iypc.moak.jp/?p=135

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 高知県立美術館  コレクション展示室 ]

【展覧会】大原美術館|特別展 異文化は共鳴するのか? 大原コレクションでひらく近代への扉|’24年4月23日-9月23日|開幕肆个月再紹介

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大原美術館
特別展 異文化は共鳴するのか?
大原コレクションでひらく近代への扉
会  期  2024年4月23日[火]- 9月23日[月・振休]
会  場  大原美術館 本館
      〠 710-8575 岡山県倉敷市中央1-1-15
      TEL 086-422-0005 E-mail eigyo☆ohara.or.jp ☆ → @
休  館  日  月曜休館(祝日および7月下旬-8月を除く)
開館時間  9:00 - 17:00(16:30 入館締切)
入  館  料  大原美術館入館券(本館、工芸・東洋館共通)にてご観覧頂けます。
      一 般 2,000円 高校・中学・小学生(18歳未満の方) 500円 、小学生未満 無 料
      * 身体障害者手帳(ミライロID)等をお持ちの方は証明書をご提示ください。
共  催  山陽新聞社
主  催  公益財団法人大原芸術財団 大原芸術研究所・大原美術館
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1930(昭和 5)年に設立された大原美術館は、実業家大原孫三郎(おおはら・まごさぶろう、1880-1943)の支援の下に、洋画家児島虎次郎(こじま・とらじろう、1881-1929)が収集した、近代を中核とする西洋美術作品を出発点としています。
その後、コレクションは西洋の現代美術、日本の近現代美術、民藝運動ゆかりの作家たちの作品へと範囲を拡大していきますが、その中核となるのは、やはり、19 世紀後半から 20 世紀前半の近代美術であることは間違いありません。
本展覧会は、次の手法によってこれらの近代美術を再検討しようという試みです。

ー1ー
大原美術館独自の近代美術再検討
ー2ー
文化交流の視点に沿った新たな展示
ー3ー
作品と資料による時代相の再現
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第1章:児島虎次郎、文化の越境者
大原美術館の礎を築いた児島虎次郎は、世界各地で触れた芸術や文化を、自らの創作活動に取り込んでいきました。児島にとって、異文化は他者であると同時に、自身の中に共存し、混交し、創作の原動力を生み出すもの、つまり、自己の重要な一部でもあったといえるでしょう。第1章では、児島の足跡を追いながら、彼の作品にあらわれた他文化への眼差しと、多文化の混交を確認していきます。
第2章:西洋と日本―西洋美術と日本近代美術の交差
異なる文化が接触したとき、そこからどのような創作が生まれてくるのでしょうか。第2章では、「他文化」「裸体」「宗教・信仰」などのテーマに沿って、大原美術館コレクションの中核を占める西洋美術と日本近代美術を対照展示することで、近代における文化の交差という視点から、両者の関係性やこうしたテーマの普遍性を浮き彫りにしてゆきます。
第3章:東西の交流—『白樺』、「民藝」を中心に
大原美術館は、雑誌『白樺』と民藝運動との結節点を物語るいくつかの資料を所蔵しています。第3章では、『白樺』同人から永久寄託された西洋美術作品と大原孫三郎・總一郎が支援した民藝運動ゆかりの作家たちの作品にそれらの資料群を加え、異文化への関心と多文化の混交、その連続性を概観します。
第4章:近代と現代の共鳴
近代から現代に至る美術の道のりは、反発、克服、憧憬と様々ですが、そこには間違いなく歴史に裏打ちされた近代美術の特質が継承されています。第4章では、現代における近代との関わりの一例を、戦中から戦後、そして当館での滞在制作事業で制作された作品を通して確認しつつ、近代と現代の時空を超えた対話としての美術をご紹介します。
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※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 大原美術館

【展覧会】台東区立 書道博物館|企画展 中村不折コレクション 漢字のはじまり|’24年7月23日-12月15日|開幕壹个月再紹介

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台東区立 書道博物館
企画展 中村不折コレクション
漢字のはじまり
会  期  2024年7月23日[火]- 12月15日[日]
          前期展示  2024年7月23日[火]- 9 月29日[日]
          後期展示  2024年10月1日[火]- 12月15日[日]
所  在 地  台東区立 書道博物館
      〠 110-0003 東京都台東区根岸2丁目10番4号
      TEL:03-3872-2645 FAX:03-3871-5467
観  覧  料  一  般・大学生  500円、 高、中、小学生  250円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
開館時間  午前9時30分-午後4時30分(入館は4時まで)
休  館  日  月曜日 (祝休日と重なる場合は翌平日)
主  催  (公財)台東区芸術文化財団
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漢字のはじまりはいつごろで、どんな文字だったでしょう?そして何に書かれていたでしょう?
動物の骨や亀の甲羅に刻された、現存最古の漢字といわれる甲骨文(甲骨文字)は、今から3500年ほど前に使われていました。
漢字は、読みやすさや書きやすさ、そして美しさなどが模索されながら、その時代に最もふさわしい形で表現され、発展していきました。本展では、甲骨文や青銅器の文字、石碑の文字など、中村不折コレクションから、ホンモノの考古品で、漢字のはじまりについて觧き明かします。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 台東区立 書道博物館

【展覧会特別イベント】岡谷蚕糸博物館|シルクファクトおかや|岡谷蚕糸博物館開館60周年、リニューアルオープン10周年|企画展 Yumi Katsura の世界|’24年8月22日- 11月10日|

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岡谷蚕糸博物館|シルクファクトおかや
岡谷蚕糸博物館開館60周年、リニューアルオープン10周年

企画展 Yumi Katsuraの世界
開催期間  令和6年(2024年)8月22日[木]- 令和6年(2024年)11月10日[日]
開館時間  9:00 - 17:00
      動態展示・まゆちゃん工房は 9:00-12:00、13:00-16:00
      * 時間は変更することがございます。
休  館  日  毎週水曜日
      * 臨時休館があります。ご来館の際には確認をよろしくお願いいたします。
会  場  岡谷蚕糸博物館 -シルクファクトおかや- 企画展示エリア
      〠 394-0021 長野県岡谷市郷田1-4-8  TEL 0266-23-3489  FAX 0266-22-3675
入  館  料  一 般 510円、 中・高生 310円、 小学生 160円
      * チケット・各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  岡 谷 市
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◆ 岡谷蚕糸博物館 開館60周年 ・リニューアル10周年
~ 記念式典、記念講演会の開催 ~
日  時  2024年9月23日[月・祝] 13:30-15:30(13時開場)
* 申込不要・聴講無料
会  場  カノラホール(岡谷市文化会館)小ホール
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cleaned【カラー版】岡谷蚕糸博物館開館60周年記念式典 チラシ-768x1087令和6年度は、岡谷蚕糸博物館開館60周年、リニューアルオープン10周年の年になります。この間多くの皆様に支えられ運営できましたこと、厚く御礼申し上げます。当館は、わが国の近代化を築いた蚕糸業の歴史を伝えるとともに、シルクの魅力を発信してきました。この節目の年に記念事業の特別企画として記念式典を開催します。
<記念講演会>
講 師  岐阜県飛騨市長 都竹 淳也 氏
演 題  飛騨と岡谷-糸ひき工女を通じた豊かな産業交流の歴史
※ 多くの皆様のお越しをお待ちしております。
****************************** ********** ***  
◆ Yumi Katsura トーク&ファッションショー
~シルクの魅力・ユミカツラの世界~
日  時  2024年10月2日[水] 午後3時-6時(2時30分開場)
      * 申込必要・聴講鑑賞無料
会  場  カノラホール(岡谷市文化会館)大ホール
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〔地元高校生ステージ〕 諏訪実業高校服飾科
〔第1部トークショー)
   「桂由美先生の心にふれて」 岡谷蚕糸博物館館長 髙林千幸
   「Yumi Katsura 59年のあゆみ」ユミカツラクリエイティブチーム藤原綾子・森永幸徳さん
〔第2部 ユミカツラ・ファッションショー〕
   世界を魅了するユミカツラのドレスを心ゆくまでお楽しみください。
* 申込方法:往復はがきにて。(詳細は下記チラシをご参照ください) 
* 申込締め切り:9/5[木]必着。  ※定員を超えた場合は抽選となります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 岡谷蚕糸博物館|シルクファクトおかや   同館2024年 ハンドアウト PDF

【展覧会】東京都写真美術館|2F 展示室 今森光彦 にっぽんの里山|’24年6月20日-9月29日|開幕貳个月再紹介

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2F 展示室
今森光彦 にっぽんの里山
開催期間  2024年6月20日[木]- 9月29日[日]
会  場  東京都写真美術館 2F 展示室
      〠 153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
      TEL 03-3280-0099
休  館  日  毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)
料  金  一 般 700円 / 学 ⽣ 560円 / 中⾼⽣・65歳以上 350円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館
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世界の熱帯雨林、砂漠から、国内の自然環境まで、自然と人との関わりをテーマに美しい映像と親しみやすい文章で伝えつづける今森光彦。東京都写真美術館では、自然写真家・今森光彦の「にっぽんの里山」を開催します。
幼いころから昆虫の生態と美しさに魅力された今森は、世界中の昆虫を求めて精力的に取材活動をつづけ、既成の生態写真にとらわれない独特な自然観に基づく作品は、内外で高い評価を得ています。また、故郷である琵琶湖周辺を中心とした「里山」と呼ばれる空間を見つめつづけ、自然と人との絶妙なバランスで生み出される里山を映像化してきました。本展覧会は今森が出会った日本全国200カ所以上の里山の中から、厳選した作品を紹介するシリーズ最新作です。
里山をめぐる今森の旅は、自然と人が調和する空間を鮮やかに浮かび上がらせ、美しく多様性に富んだこの国の自然に気づかせてくれることでしょう。今森光彦のライフワーク、里山シリーズの全貌が解き明かされる「にっぽんの里山」にご期待ください。

※ 事業は諸般の事情により変更することがございます。 あらかじめご了承ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都写真美術館     日時指定チケット購入先-外部サイト ]

【展覧会】三沢市寺山修司記念館|青女たち・女神たち 寺山修司の女性論|’24年6月11日-’25年5月25日|第1・2期粗通年 関連イベント多彩に展開|開幕貳个月再紹介

寺山修司の女性論[チラシ]寺山修司の女性論[チラシ]

三沢市寺山修司記念館
青女たち・女神たち
寺山修司の女性論
会  期  2024年6月11日[火]- 2025年5月25日[日]
         第1期:2024年6月11日[火]-2024年12月1日[日]
         第2期:2024年12月10日[火]-2025年5月25日[日]
休  館  日  月曜(祝日のばあいは翌日)
開館時間  9:00ー17:00(入館は16:30まで)
会  場  寺山修司記念館エキジビットホール
      青森県三沢市大字三沢字淋代平116-2955  tel. 0176-59-3434
入  館  料   個 人  一 般   550円(常設展330円+企画展220円)、高 大 生 110円、小中学生 60円
      * 土曜日は小中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳呈示の場合、本人と介護者1名は全額免除
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『青女論』(文:寺山修司 写真:鋤田正義)が書かれた50年前。成人女性を妻や母、あるいは労働力としての「職業婦人」という枠だけでは括れない時代の波がきていました。
自分で考え行動し、時に強く時にしなやかに、選択していく女たちが表舞台に登場、新しく道を切り拓こうと格闘していました。
そんな社会の変化をいち早く、周囲の女性を通して、寺山は感じていたようです。

このエッセーは、変りつつある時代感情の反映であり、いわば必然的な新しいモラルのための水先案内です。
青女の皆さんが、このエッセーから、一つでも多くの「なぜ?」を見つけ出し、
それへの答を、じぶんの日常の現実の中にさがしてくれればいい、と思います。

時代は少しも生きやすくなってはおりません。問題は、今はじまったばかりなのです。
寺山修司『青女論』 角川書店 1974年

本展では、写真家:鋤田正義 が撮った『青女論』のミューズを道しるべに、寺山修司と伴走した青女たち、女神たちにスポットをあてます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 三沢市寺山修司記念館

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◆ 三沢市三沢市寺山修司記念館について〔 同館ウェブサイトゟ抜粋 〕 外観撮影:大石 薫 
当館は遺族の寺山修司の母:はつ氏より、三沢市に寄贈された遺品を保存公開するために、約 3 年の歳月をかけ建設されました。寺山修司と親しかった粟津潔氏のデザインをもとに、九條今日子氏 をはじめとする元天井棧敷のメンバーなど数多くの関係者のアドバイスを得て平成9年7月に開館を迎えました。
延床面積約833平方メートルの展示棟とホワイエ棟が渡り廊下でつながり、上空から見るとその様は、テラヤマ演劇・映画の小道具として登場した「柱時計」を彷彿とさせます。ホワイエ棟外壁には149枚の陶板が貼り込まれ、寺山氏と交流のあった約30人のメッセージ陶板がテラヤマ作品を題材にしたものとともに、にぎやかに彩っています。テラヤマ芸術はもとより、当市の総合芸術発信基地としての一翼も担っています。
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◆ 特別企画展 2021 vol.1「ジャパン・アヴァンギャルド ―アングラ演劇傑作ポスター展 ―
1960年代から70年代にかけて、世界の若者の既成の秩序に対する異議申し立てに同調するように、日本の演劇界でも、新劇とはまるで異質な世界を創造することを目指した「アングラ演劇(小劇場運動) 」が勢いを持ち、寺山修司、唐十郎、鈴木忠志、佐藤信、串田和美らが、それまでにない実験的な舞台を繰り広げていきました。
この時代、舞台と相乗効果をもたらすユニークなビジュアル表現で観客の心を揺さぶったのが天井棧敷、状況劇場、黒テント、自由劇場などの「劇団の旗印」として登場したポスターの数々です。

このアングラ演劇のポスター群には、横尾忠則をはじめとして、粟津 潔、赤瀬川原平、宇野亞喜良、金子國義、篠原勝之、平野甲賀、及部克人、串田光弘、及川正通、複本了壱、花輪和一、林静一、合田佐和子、戸田ツトムなど、多くの一流アーテイストが関わりました。
彼らの手掛けたポスターは、単なる公演告知の枠を越え、アングラ演劇の軌跡を鮮やかに示すとともに、日本が熱く燃えた時代を鋭く切り取り、それらのポスター自体が発するメッセージは時代を越え今も輝き続けています。現在も、このポスター群が、輝きを失わない理由の一つに、ポスターのデザイナーが実際の舞台の美術も担当した事があげられるでしょう。このポスター1 枚に舞台のトータルイメージが凝縮され、時にはそのデザインが舞台の演出にまで影響を与えたことも少なくありません。そんな作品を見ていると、今にもその舞台が蘇ってくるような興奮に包まれます。

【展覧会】土門拳記念館|特別展 The Eyes -土門拳が撮った眼-|’24年7月19日-10月22日|開幕壹个月再紹介

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土門拳記念館
特別展 The Eyes-土門拳が撮った眼-
開催期間  2024年7月19日[金]- 10月22日[火]
時  間  午前9時 ー 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  8/29[木]、9/25[水]ー 9/26[木]
会  場  土拳拳記念館 主要展示室、企画展示室Ⅰ、企画展示室Ⅱ
      〠 998-0055 山形県酒田市飯森山2-13(飯森山公園内)
      TEL:0234-31-0028
入  館  料  一 般:800円、高校生:400円、小・中学生:無 料
協  力  一般財団法人 日本カメラ財団、植田正治写真美術館、一般財団法人 草月会
共  催  酒田市、酒田市教育委員会
主  催  公益財団法人さかた文化財団 土門拳記念館
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たとえ小さくても軽くても
視線の強いものが、
ぼくの被写体として残る

写真家・土門拳(1909−1990年)が撮影した多様な “眼” に焦点をあてる展覧会を開催いたします。 
20世紀日本のドキュメンタリー写真を代表する『ヒロシマ』(1958年)や『筑豊のこどもたち』(1960年)には、被写体となった人々の眼が印象的な作品が数多く含まれています。何かを強く求め訴えかけてくるような眼があれば、時には現代の私たちの在り方を問うような深く静かな瞳もあります。
昭和の著名人たちの肖像を収めた『風貌』(1953年)シリーズでは、激動の時代を切り拓いていった者たちの才気あふれる眼差しに、時を超えて対面することができます。『文楽』(1972年)や『古寺巡礼』(1963〜1975年)といった写真集では、日本美術史の中で生み出され、継承されてきた個性的な眼の造形の数々が、土門特有のクローズアップ撮影によって鮮やかに切り撮られてきました。

「ぼくは被写体に対峙し、ぼくの視点から相手を睨みつけ、そして時には語りかけながら被写体がぼくを睨みつけてくる視点を探る。そして火花が散るというか、二つの視点がぶつかった時がシャッター・チャンスである」と書き残しているように、彼が写した多くの “ 眼 ” には、被写体そのものの発するメッセージと、土門自身の思想の両方が反映されているといえるでしょう。眼の中に刻まれた時代と、今も生き続ける記憶を感じていただければ幸いです。

会期の後半には一部展示替えを行い、今年で30回目を迎える「酒田市土門拳文化賞」の受賞作品展と、地元・庄内地域にゆかりのある若手写真家 / 美術家の作品とともに土門拳を再考する、初の試みとなるグループ展「KDMoP Shonai Photo Meeting −リミックス土門拳−」を順次開催いたします。

※ 多彩な関連イベントが発表されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 土門拳記念館 ]  { 活版アラカルト 過去ログ }

【展覧会】東京都写真美術館|3F 展示室 TOPコレクション 見ることの重奏|’24年7月18日-10月6日|開幕壹个箇月再紹介

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東京都写真美術館
3F 展示室
TOPコレクション 見ることの重奏
開催期間  2024年7月18日[木]- 10月6日[日]
会  場  東京都写真美術館 3F 展示室
      〠 153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
      TEL 03-3280-0099
休  館  日  毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)
料  金  一 般 700円 / 学 ⽣ 560円 / 中⾼⽣・65歳以上 350円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館
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東京都写真美術館では約37,000 点を超える収蔵作品のなかから、テーマに沿って選び抜かれた名品を定期的に紹介しています。本展覧会では、当館の所蔵する写真作品を中心に、「見ることの重奏」をテーマとして、見るということを問い直す試みを行います。
ひとつの作品に内在する、作者や批評家、鑑賞者など、さまざまなまなざし。たとえば、写真家は制作のプロセスにおいて、ある対象を独自の方法で見つめ、それをフレーム化します。また批評家は、自身の作品の見方を言語化することで、作品を評価し、価値づけます。そして鑑賞者はそこに写されている事象と自身の個人的な経験や記憶を結びつけ、その関係性のなかで作品を見ることができます。
このように、イメージの作り手、語り手、受け手など、その立ち位置によって、写真を見るという行為は多様なものとなります。そして見る経験は、イメージの表面上には見えない、歴史的な視点と豊かな想像力、自身の思考が重なり合い、それらを共鳴させる行為とも言えるのではないでしょうか。
本展では、これまで語られてきた作品をめぐる言葉とともに、時代も地域も異なるコレクションが一堂に展示されます。出品作品を通して、写真を見るということについて思考をめぐらせる場となれば幸いです。

◆ 出品作家 ◆
ベレニス ・ アボット、ウジェーヌ ・ アジェ、アンナ ・ アトキンス、チェン ・ ウェイ、スコット ・ ハイド、アンドレ ・ ケルテス、ウィリアム ・ クライン、奈良原 一高、マン ・ レイ、杉浦 邦恵、 モーリス ・ タバール、寺田 真由美、マイナー ・ ホワイト、山崎 博

※ 事業は諸般の事情により変更することがございます。 あらかじめご了承ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。

[ 詳 細 : 東京都写真美術館     日時指定チケット購入先-外部サイト ]

【展覧会】北澤美術館|特別展 エミール・ガレ没後120年記念|北澤美術館のガレ|’24年3月16日-’25年3月11日|ほぼ通年企画|開幕伍个月再紹介

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北澤美術館
特別展 エミール・ガレ没後120年記念
北澤美術館のガレ
会  期  2024年3月16日[土]- 2025年3月11日[火]
会  場  北澤美術館 1階 ガラス工芸展示室
      〠 392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28 電 話 0266-58-6000
開館時間  04月 - 09月 |9:00 - 18:00
      10月 - 03月 |9:00 - 17:00
      * 最終入場-いずれも 閉館時間の30分前まで。
休  館  日  会期中 無 休   * ※10月1日[火]、12月31日[火]、1月1日[水]は休館
駐  車  場  バ ス:10台 / 乗用車:50台 駐車場併設
入  館  料  大 人: 1,000円 / 中 学生: 500円 / 小学生以下: 無 料
      * 各種割引・優待などは下掲詳細参照。
主  催  公益財団法人 北澤美術館
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── 我が根は森の奥深くにあり ──
諏訪湖のほとりにたたずむ北澤美術館は
エミール・ガレ、ドーム兄弟、ルネ・ラリックなどの
ガラス工芸と現代日本画を展示しています

19世紀末から20世紀のはじめにかけてヨーロッパに広まった「アール・ヌーヴォー」、ガラス工芸の分野でこの運動を牽引したのが、フランス北東部の都市ナンシーに生まれた、エミール・ガレ(1846-1904)です。ガラス・陶芸・木工家具、三つの分野で活躍した彼は、草花や昆虫など自然の形を活かした斬新なデザインと詩的な表現が高く評価され、パリ万国博覧会のグランプリを受賞しました。

2024年はガレの没後120年目に当たります。ガレがまだあまり知られていなかったおよそ40年前、その魅力にひかれ、「小さくても個性の光る美術館」を目指して収集をはじめたのが、北澤美術館の創立者:北澤利男(1917-1997)でした。
「美しいものを美しいと感じる素直なこころ」をモットーに、ジャポニスムの影響を受けた初期の作品から、パリ万国博覧会出品作、ひとよ茸ランプをはじめとする黄金期の大作を含む、世界でも稀にみる充実したコレクションが誕生しました。

没後120年を記念するこの展覧会では、普段展示される機会の少ない秘蔵の名作を含め、所蔵品を選りすぐり展示いたします。ガレと人気を競ったドーム兄弟の彩りあふれる作品と共に、ガラス芸術の世界をお楽しみください。

※ ほぼ通年企画の展覧会です。本稿では数度の反復紹介を予定。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 北澤美術館 ] 

【展覧会】堀 辰雄文学記念館|生誕120年特別企画展 堀 辰雄「幼年時代」の世界|’24年7月13日-12月27日|開幕壹个月再紹介

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堀 辰雄文学記念館
特別企画展
生誕120年特別企画展 堀 辰雄「幼年時代」の世界 
開催期間  2024年7月13日[土]- 12月27日[金]
      * 7月15日 - 10月31日は無休
所  在  地  〠 長野県北佐久郡軽井沢町大字追分662 TEL / FAX 0267-45-2050
開館時間  9時 - 17時 (入館は 16時30分 まで)
休  館  日  水曜日(水曜日が祝日の場合は開館)   * 7月15日 - 10月31日は無休
入 館 料  大 人 400円、小中高生 200円(追分宿郷土館と共通)
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは、下掲詳細参照。
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堀辰雄は明治37(1904)年東京市麴町区平河町(現千代田区)に生まれました。
2歳の時に東京市本所区向島(現墨田区向島)に移り、母と養父の愛情を受けて育ちました。堀辰雄は「自分の人生の本質のやうなものを見出したい」(「幼年時代」)として「幼年時代」をはじめ、自身の幼少年期を素材に数々の作品を執筆しました。
今年は堀辰雄生誕120年の節目となる年です。
本企画展では、堀が物心ついた頃から大正12(1923)年、初めて軽井沢を訪れ、文学的出発を果たす19歳頃までのエピソードを作品化した小説などを手掛かりに、幼年期とその周辺や、堀が自分の「幼年時代」の中に求め続けたものについて探ります。

◆ 特別展示 ◆
鈴木信太郎記念館で令和5年秋に新発見された、堀辰雄の東京帝国大学在学中の試験答案(昭和2年頃)を、7月13日[土]- 9月1日[日]まで展示します。

※ 下掲詳細公式サイトで、最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 軽井沢町 堀辰雄文学記念館だより ]
[ 関 連 : 限定在庫図書 朗文堂愛着版花あしび堀 辰雄著 
{新宿餘談 
上掲『花あしび』は、外箱などに若干の瑕疵がみられ、流通ルートから除外したほんのわずかな数量の図書です。それでもどうしても……という読者は、小社宛て架電、ご相談ください

【展覧会】宮沢賢治イーハトーブ館|企画展 1924年の春 ―『春と修羅』『注文の多い料理店』刊行100年 ―|’24年7月13日-’25年1月30日|開幕壹个月再紹介

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宮沢賢治イーハトーブ館
企画展 1924年の春 ―『春と修羅』『注文の多い料理店』刊行100年 ―
開催期間  令和6年(2024年)7月13日[土]- 令和7年(2025年)1月30日[木]
開館時間  午前8時30分 - 午後5時まで(午後4時30分までに御入館ください)
休  館  日  年末年始(12月28日-1月1日)
開催場所  宮沢賢治イーハトーブ館 展示場
      〠 025-0014 岩手県花巻市高松第1地割1番地1
      電話:0198-31-2116  ファクス:0198-31-2132
入館無料
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宮沢賢治が生前に出版した詩集『春と修羅』と、短編集『注文の多い料理店』の刊行100年を記念した展示を行います。

※ 感染症対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 :宮沢賢治イーハトーブ館  専用問い合わせフォーム ] 

【展覧会】横須賀美術館|特集:新恵美佐子 祈りの花|’24年7月13日-10月20日|開幕壹个月再紹介

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横須賀美術館
特集:新恵美佐子 祈りの花
会  期  2024年7月13日[土]- 10月20日[日]
開館時間  10:00 - 18:00
休  館  日   8月5日[月]、9月2日[月]、10月7日[月]
観  覧  料  (税込)一 般 390円、 高校生・大学生・65歳以上 280円
      * 高校生(市内在住または在学に限る)は無料
      * 身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添1名様は無料
会  場  横須賀美術館 地階 北側展示ギャラリー、展示室8
      〠 239-0813 神奈川県横須賀市鴨居4丁目1番地 TEL 046-845-1211(代表)
主  催  横須賀美術館
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横須賀市西部を拠点に、国内外で活躍する日本画家・新恵美佐子は、1998年にポーラ美術振興財団の在外研修員として渡印し、文化や人々との出あいから刺激を受け、独自のスタイルを構築しました。墨や顔料、アクリル絵具などの特性を活かした豊かで力強い作品は、新たな日本画の表現として評価を受け、2004年に「第2回 東山魁夷記念 日経日本画大賞」において入選を果たし、2005年には「第3回 トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞」において星野眞吾賞(大賞)を受賞しています。生命の深遠を感じさせる大作の数々を、吹き抜けが特徴的な大空間で紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 横須賀美術館 ] 

【イベント】花巻市 宮沢賢治童話村|令和6年度 賢治フェスティバル 童話村の森ライトアップ2024|’24年7月20日-10月27日までの土曜・日曜・祝日|

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花巻市 宮沢賢治童話村
令和6年度 賢治フェスティバル
童話村の森ライトアップ2024
開催日  令和6年(2024)7月20日[土]- 10月27日[日]までの土曜・日曜・祝日(予定)
      * 8月10日[土]ー 8月18日[日]は毎日開催。
      * ライトアップ開催日は、「賢治の学校」「賢治の教室」開館と「森の店っこや」の
       営業を終了時刻の30分前まで延長します。
開催時間  7月20日[土]-  8 月31日[土]:午後6時から午後9時
      9月 1 日[日]-  9 月29日[日]:午後5時から午後9時
      10月5日[土]- 10月27日[日]:午後4時から午後8時
      * 最終入場は終了時刻30分前です。
会  場  宮沢賢治童話村(芝生広場、妖精の小径、山野草園、賢治の教室エリア)
      〠 025-0014 岩手県花巻市高松第26地割19番地
      電話:0198-31-2211 ファクス:0198-31-2213 ▶ 花巻市専用フォーム
入場無料
童話村追加

光と自然が織りなす幻想的な賢治の作品世界をご体感ください。

◉ 童話村の森ライトアップ2024 開催カレンダー
  ▶ ライトアップ2024実施日 
  * 大雨・強風等の気象状況などにより、開催内容の変更及び開催を中止する場合があります。
開催についての情報は、「ホームページ」や「賢治フェスティバル実行委員会フェイスブック」「賢治フェスティバル実行委員会エックス」「賢治フェスティバル実行委員会インスタグラム」でお知らせいたします。
  ▶ 宮沢賢治童話村 ご利用案内と交通

宮沢賢治童話村

※ 多彩な関連イベントが発表されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 花巻市 童話村のライトアップ2024 ] 

【展覧会 予告】サントリー美術館| 没後300年記念 英一蝶 ―風流才子、浮き世を写す―|’24年9月18日-11月10日|

20240829194123_0000220240829194123_00001サントリー美術館
没後300年記念 英一蝶
―風流才子、浮き世を写す―
会  期  2024年9月18日[水]- 11月10日[日]
      * 作品保護のため、会期中展示替をおこないます。
会  場  サントリー美術館
      107-8643 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階
      TEL:03-3479-8600 FAX:03-3479-8643
開館時間  10:00 - 18:00(金曜日は 10:00 - 20:00)
      * 11月9日[土]は20時まで開館
      * 9月27日[金]、28日[土]は六本木アートナイトのため22時まで開館
      * いずれも入館は閉館の30分前まで
休 館 日  火曜日  * 11月5日は 18時まで 開館
入館料金  一 般     当日 ¥1,700   前売 ¥1,500
      大学・高校生  当日 ¥1,000   前売 ¥ 800
      * 前売り、各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲公式詳細を参照。
主  催  サントリー美術館、NHK、NHKプロモーション、朝日新聞社
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英一蝶(はなぶさいっちょう・1652-1724)は元禄年間(1688-1704)前後に、江戸を中心に活躍した絵師です。はじめは狩野探幽の弟・安信のもとでアカデミックな教育を受けますが、菱川師宣や岩佐又兵衛らに触発され、市井の人々を活写した独自の風俗画を生み出しました。この新しい都市風俗画は広く愛され、一蝶の画風を慕う弟子たちにより、英(はなぶさ)派と呼ばれる一派が形成されます。他にも、浮世絵師・歌川国貞のように一蝶に私淑した絵師は多く、後世にも大きな影響を与え続けました。また、松尾芭蕉に学び俳諧をたしなむなど、幅広いジャンルで才能を発揮しています。
加えて、その波乱万丈な生涯も人気に拍車をかけました。一蝶は元禄11年(1698)、数え47歳で三宅島へ流罪になるという異色の経歴を持ちます。宝永6年(1709)、将軍代替わりの恩赦によって江戸へ戻りますが、島で描かれた作品は〈島一蝶(しまいっちょう)〉と呼ばれ、とくに高く評価されています。そして江戸再帰後は、「多賀朝湖(たがちょうこ)」などと名乗っていた画名を「英一蝶」と改めました。
2024年は一蝶の没後300年にあたります。この節目に際し、過去最大規模の回顧展を開催します。瑞々しい初期作、配流時代の貴重な〈島一蝶〉、江戸再帰後の晩年作など、各地に残る優品を通して、風流才子・英一蝶の画業と魅力あふれる人物像に迫ります。20240829194123_00003 20240829194123_00004※ 感染症予防対応実施中。下掲公式詳細サイトを確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 
サントリー美術館 ]

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【展示】消防博物館|水難救助隊発足50周年記念展 ~水難救助隊50年の歩み~|’24年7月13日-9月16日|ご近所博物館 開幕壹个月再紹介

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消防博物館
水難救助隊発足50周年記念展 ~水難救助隊50年の歩み~
期  間  令和6年(2024年)7月13日[土]- 9月16日[月]
会  場  消防博物館 6階企画展示エリア 及び 1階ヘリコプター奥
      〠 160-0004 東京都新宿区四谷3丁目10番 電話番号 03-3353-9119
      アクセス 東京メトロ丸ノ内線 「四谷三丁目駅」2番出口 直結
           都営新宿線「曙橋」駅から徒歩約7分
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(最終入館は 午後4時30分)
      (図書資料室は水・金・日の 午後1時-午後4時30分)
休 館 日  毎週月曜日(国民の祝日に当たる場合は開館し、翌日を休館とさせていただきます)
      * 10月2日[水]ー8日[火]は、館内展示替え、整備清掃のために臨時休館。。
入 館 料  無 料
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東京消防庁の水難救助隊の沿革、訓練や活動紹介を実装品、パネル、動画、活動ミニチュア等で展示しました。

◉ 消防博物館について
消防博物館は、正式には東京消防庁消防防災資料センターといいます。
東京の安全と安心を進める消防がまるごとわかる広報・教育施設として1992(平成4)年12月3日に開館しました。
消防博物館には、消防関係の資材、書籍などを含む、12,000点以上の資料を所蔵しており、江戸の消防に関する錦絵、瓦版、古文書、消火道具や、明治時代から現在に至るまでの消防ポンプ、防火衣、消防活動資器材などの実物を中心に展示しています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 :消防博物館

【展覧会】滋賀県立美術館|滋賀県立美術館開館40周年記念 滋賀の家展|’24年7月13日-9月23日|開幕壹个月再紹介

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滋賀県立美術館
滋賀県立美術館開館40周年記念
滋賀の家展
会  期  2024年7月13日[土]- 9月23日[月・休]
休  館  日  毎週月曜日(ただし祝日の場合には開館し、翌日火曜日休館)
開館時間  9:30 - 17:00(入場は 16:30 まで)
会  場  滋賀県立美術館 展示室3など
      〠 520-2122 滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1 TEL 077-543-2111
観  覧 料  一  般  1200円、高校生・大学生 800円、小学生・中学生 600円(未就学児は無料)
      * 企画展のチケットで展示室1・2で同時開催している常設展も無料で観覧可
      * 身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳をお持ちの方は無料
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  株式会社木の家専門店 谷口工務店、BBCびわ湖放送
主  催  滋賀県立美術館、京都新聞
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多くの住宅建築関連の工場を県内に有してきた滋賀県は、近代以降の日本の住宅建築の展開を支えてきました。また、琵琶湖を中心とする自然豊かな土壌に惹かれ、別荘地やベッドタウンとしての活用が進む一方で、古くからの集落を残す場所でもありました。
本展では滋賀県と日本の住宅建築のつながりを起点に、今まさに滋賀県に生きる人々の暮らしと建築がどのような未来の生活様式や環境を形作るのか見つめていきます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 滋賀県立美術館

【展覧会】調布市文化・コミュニティ振興財団|調布市文化会館たづくり|調布メディアアートラボ pook 展 WAYPOINTS ~ふしぎの空路~|’24年7月12日-10月14日|開幕壹个月再紹介

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調布市文化・コミュニティ振興財団
調布市文化会館たづくり
調布メディアアートラボ pook 展  WAYPOINTS  ~ふしぎの空路~
開催期間  2024年7月12日[金]- 10月14日[月]
      ※ 会期中の休館日は以下のとおり   7月22日[月]・23日[火]、
      8月26日[月]・27日[火]、9月24日[火]ー27日[金]
開催時間  10:00 - 18:00
会  場  調布市文化会館たづくり 展示室(たづくり1階)
      〠 182-0026 東京都調布市小島町2丁目33-1(京王線調布駅広場口から徒歩4分)
料  金  無 料
──────────────────────20240805165502_00003☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

体験型展示アーティスト・pook が生み出す8つの不思議を辿る空路へ!

デジタル・テクノロジーを利用した芸術表現、メディアアートを紹介する「調布メディアアートラボ」。今回は、 “不思議をつくる ” 体験型展示アーティスト・pook が、たづくり展示室にやってきます! 展覧会のモチーフは飛行機や気球の通り道「空路」。
その途中には、不思議な体験ができる、WAYPOINTS(ウェイポインツ)=経由地点が点在しています。声を入れたり、手で押したり、目で追ったり……それぞれのポイントを全身で体感しながら、ものづくりやメディアアートの魅力に触れてみてください。

<作家プロフィール>
pook(プック)
pookは、“不思議をつくる” 体験型展示のひとりスタジオ。
デジタル技術とクラフトワークによる、オリジナルの体験制作に取り組んでいます。
本多 大和(ホンダ ヤマト)
インタラティブデザイン及び企画ディレクションを経験した面白法人カヤックから独立後、2018年4月頃からオリジナルの体験型アート作品の制作を本格的に開始。「魔法の美術館(2018~)」「Museum Of The Moon(2022/ドバイ)」など、国内外の展示施設・芸術イベントで展示経験を重ね、「第25回文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門 審査委員会推薦作品(2022)」「2021 アジアデジタルアート大賞展 FUKUOKA 一般/エンターテインメント部門大賞(2021)」などを受賞。2024年5月から屋号(兼アーティストネーム)が「pook(プック)」(※名字の頭文字の本 [book] と、遊び [play] の p を合わせた造語)になりました。
作家ウェブサイト

 ❖ 作家からのメッセージ ❖
本展覧会では「WAYPOINTS(経由地点)」として、観賞者のアクションによって変化が生まれるインタラクティブ作品、光と影のカラクリ装置、動きを眺めて体感するキネティック作品といった8つの展示をするほか、参加者みんなで取り組むことでひとつの作品が完成するワークショップも行います。それらに共通するのは “体験型” の作品であること。体験することで驚きや発見があったり、思い出として記憶に残ったり、デジタル技術へ興味を持つきっかけになったり、来場者の方々にとっても本展覧会が何らかの “経由地” になると嬉しいです。

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[ 詳 細 : 調布市文化・コミュニティ振興財団

【展覧会】国立新美術館|企画展 田名網敬一 記憶の冒険|’24年8月7日-11月11日|

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国立新美術館
企画展 田名網敬一 記憶の冒険
会  期  2024年8月7日[水]- 11月11日[月]
休  館  日  毎週火曜日
開館時間  10:00 - 18:00
      * 毎週金・土曜日は20:00まで * 入場はいずれも閉館の30分前まで
会  場  国立新美術館 企画展示室1E
      〠 106-8558 東京都港区六本木7-22-2
      お問合せ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
観覧料金  当日 2,000円(一般)、1,400円(大学生)、1,000円(高校生)
      * 中学生以下は入場無料。
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  国立新美術館、朝日新聞社、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
──────────────────────20240805165502_00004 20240805165502_00005☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

現代の越境者 田名網敬一

近年、急速に再評価が進む日本人アーティスト、田名網敬一。武蔵野美術大学在学中にデザイナーとしてキャリアをスタートさせ、1975年には日本版月刊『PLAYBOY』の初代アートディレクターを務めるなど、雑誌や広告を主な舞台に日本のアンダーグラウンドなアートシーンを牽引してきました。
その一方で、1960年代よりデザイナーとして培った方法論、技術を駆使し、現在に至るまで絵画、コラージュ、立体作品、アニメーション、実験映像、インスタレーションなど、ジャンルや既存のルールに捉われることなく精力的に制作を続け、美術史の文脈にとって重要な爪痕を残してきました。 本展は、現代的アーティスト像のロールモデルとも呼べる田名網の60年以上にわたる創作活動に、初公開の最新作を含む膨大な作品数で迫る、初の大規模回顧展です。

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[ 詳 細 : 国立新美術館  展覧会公式 Instagram

{訃報}本展アーティスト・田名網敬一さんが、くも膜下出血のため2024年8月9日に逝去。88歳。所属事務所・NANZUKAがインスタグラムで発表した。合掌

【展覧会】神奈川県立近代美術館 鎌倉別館|ゴヤ版画『気まぐれ』『戦争の惨禍』|Goya — The Caprices / The Disasters of War : Prints from the Museum Collection|’24年8月10日–10月20日|

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神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
ゴヤ版画『気まぐれ』『戦争の惨禍』
Goya — The Caprices / The Disasters of War : Prints from the Museum Collection
会  期  2024年8月10日[土]– 10月20日[日]
会  場  神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
      〠 248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1
      電話:0467-22-5000
休  館  日  月曜(8月12日、9月16日、9月23日、10月14日を除く)
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
観  覧  料  一 般 250円、20歳未満・学生 150円、65歳以上 100円、高校生 100円
      * 中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です。
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照
主  催  神奈川県立近代美術館
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鋭い眼差しで人間を描破し、近代の画家の先駆者と称されるフランシスコ・デ・ゴヤ(1746ー1828)。彼の生涯は、隣国フランスの革命やナポレオン軍によるスペイン侵攻、それに対する民衆蜂起が続く激動の歴史とともにありました。自らはスペインの宮廷画家として地位を獲得しながらも、病により聴覚を失い、晩年に亡命したフランス、ボルドーで82歳の生涯を閉じました。
さまざまに価値や秩序が変転するなか、ゴヤが後半生に手がけたのが銅版画です。無音の世界で到達したそのモノクローム―光と闇の中には、人間に対する深い問いかけが刻み込まれているのではないでしょうか。本展では、ゴヤの四大版画集から『気まぐれ』と『戦争の惨禍』それぞれ80点を、前後期に分けてご紹介します。

特集:「1959―スペインにいった現代日本版画展」
「ゴヤ版画展」と併せて、日本におけるゴヤの受容を起点に、日本とスペインの間に展開した版画の交流の一端を辿ります。戦後の国際的な版画交流の黎明期、当館が1951年の開館以来、ピカソやゴヤなどの海外作家の版画展を開催する一方で、1959年にスペインで行った「現代日本版画展」に注目します。

< 展覧会の見どころ >
◆ 1. ゴヤの傑作版画集『気まぐれ』と『戦争の惨禍』全点展示
全聾になったゴヤが最初に発表した版画集が『気まぐれ』(初版は1799年)でした。登場する魑魅魍魎(ちみもうりょう)の豊かな表情には、人間の愚かさ、おかしみが醸し出されています。一方、『戦争の惨禍』(1863年初版)は60歳を過ぎたゴヤが「戦争」という現実を見つめ、10年余りをかけて制作したものの、生前に発表されることはありませんでした。
アクアチント、エッチング、ドライポイントなど多様な技法を駆使した銅版画独自のイメージに、表現者ゴヤの真髄がうかがえます。
◆ 2. 日本とスペインの版画交流
「ゴヤ版画展」の特集では、1959年にスペインで開催された「現代日本版画展(Grabados Japoneses)」に注目します。同展と、それに先駆けて当館鎌倉館の「スペインにいく現代日本版画展」に出品された村井正誠や上野誠、海老原喜之助などの版画や新資料を手がかりに、日本とスペインの間に交わされた作品と人の繋がりを辿ります。

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[ 詳 細 : 神奈川県立近代美術館 鎌倉別館

【展覧会】市立伊丹ミュージアム|特別展 虫 展|’24年8月9日-9月29日|

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市立伊丹ミュージアム
特別展 虫 展
会  期  2024年8月9日[金]- 9月29日[日]
会  場  市立伊丹ミュージアム 展示室 1・2・3・5
      〠 664-0895 兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-2 TEL:072-772-5959(代表)
休  館  日  月曜日(ただし8/12・9/16・9/23は開館、8/13・9/17・9/24は休館)
開館時間  10:00 - 18:00(入館は17:30まで)
観  覧  料  一 般 1,000円、 大高生 700円、 中小生 400円
      * 各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  市立伊丹ミュージアム[伊丹ミュージアム運営共同事業体 / 伊丹市]
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はるか昔から日本の人びとにとって、小さく儚い「虫」は身近な存在でした。なぜなら、「虫」は日本列島のもつ豊かな自然環境の写し鏡であると同時に、生活のなかに深く息づくものとして、人びとの感性と文化を形成してきたからです。一方で「虫」たちは人びとの暮らしに利活用され、さらには神仏のように崇められ、化け物として畏れられてきました。それは豊穣の恩恵と無慈悲な天災という自然のもつ二面性ゆえであり、伝説、風習、信仰という形で日本の人びとの心に刻まれているのです。
このたび市立伊丹ミュージアムでは、この日本の文化と歴史のなかにさまざまな形で登場する「虫」について、美術・工芸・俳諧・歴史の多彩な分野の作品資料約140点を通してご紹介します。人びとが「虫」についてどのように認識し、研究し、愛でてきたのかを多角的に知るとともに、多種多様な「虫」の奥深い面白さを知る機会となるでしょう。
出品リスト PDF

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[ 詳 細 : 市立伊丹ミュージアム

【展覧会/ワークショップ】高知県立美術館|高知サマープロジェクト2024|Color Lab 色の実験室|’24年7月8日-9月14日|開幕壹个月再紹介

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高知県立美術館
高知サマープロジェクト2024
Color Lab 色の実験室
会  期  2024年7月8日[月]- 9月14日[土]
開館時間  9:00 - 17:00(⼊場は 16:30 まで)
休  館  日  年末年始以外は無休(臨時休館があります)
観  覧  料  一般当日 1,200円、大学生 850円、高校生以下 無 料
      * 各種割引、優待情報などは下掲詳細公式サイト参照。
会  場  高知県立美術館 1階 展示室D 入場無料 
      〠 781-8123 高知県高知市高須353-2 TEL 088-866-8000
特別協力  COSA(大月町文化教育交流拠点)
主  催  高知県立美術館(公益財団法人高知県文化財団)
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「日本画」 * の色は、どのようにして塗られているのでしょう?

日本では古くから色の粉(顔料)とそれを画面に付ける接着剤(ニカワ)を混ぜ合わせて絵具を作ってきました。これは1000年以上も前に中国大陸、朝鮮半島を経由して日本に伝わった歴史のある技法です。
日本で長く使われてきたこの絵具は、山や海でとれる様々な自然素材を原料としています。藍銅鉱(らんどうこう)という石からとれる「青」、水晶やカキの貝殻からとれる「白」、サンゴからとれる「淡いピンク」、カイガラムシという虫からとれる「えんじ」……これらの素材から色の粉を取り出し、ニカワ(膠)という動物の皮や骨を煮出したコラーゲンを使って画面に付けることで、昔の人々は彩り豊かな絵画を描きました。驚くことに、その基本的な手法は現代にいたるまで変わらず受け継がれています。まさに自然はずっと絵具の素材の宝庫だったのです。

今回で6回目を迎える「高知サマープロジェクト」では、高知で活動する日本画家の越智明美さんをコーディネーターとして招き、高知の豊かな自然を手がかりに新しい絵具づくりの可能性を探ります。たとえば大月町の海でとれるウニのトゲ、越知町の横倉山でとれる薄桃色の大理石「土佐桜」……高知の海や山で採集できるこれらの素材を使うと、どのような色ができるのでしょう? 高知の自然、そしてもっと身近な場所に隠れているいろいろな「色」を通して、私たちを取り巻く世界に目を向けてみる夏休み企画です。
* 明治時代以降、「西洋画」と日本の伝統絵画を区別するために生まれた呼称。現在では顔料を膠で溶いて塗る技法を用いて描かれた絵画一般をさすことが多い。

※ 多彩な関連イベントが発表(すでに定員満員御礼も)されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。
[ 詳 細 : 高知県立美術館 ]  { 活版アラカルト  高知県立美術館  過去ログまとめ }

高知県美色A001 高知県美色B001☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

【展覧会】鹿児島県霧島アートの森|特別企画展 清川あさみ展 ミスティック・ウィーヴ:神話を縫う|’24年8月8日ー9月23日|

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鹿児島県霧島アートの森
特別企画展 清川あさみ展 ミスティック・ウィーヴ:神話を縫う
期  間  2024年8月8日[木]ー 9月23日[月]
観覧時間  9:00 - 17:00
      * 8/10-8/31の土日祝は19:00まで、入園は閉園30分前まで
休  館  日  月曜日(8/12[月]、9/16[月]、9/23[月]は開園)、9/17[火]は休園
観  覧  料  一 般 1000円、大学生・高校生 700円、中学生・小学生 500円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  鹿児島県霧島アートの森 アートホール
      〠 899-6201 鹿児島県姶良郡湧水町木場6340-220
      TEL 0995-74-5945  FAX 0995-74-2545
主  催  鹿児島県文化振興財団/南日本新聞社/KTS鹿児島テレビ
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清川あさみは、美術家として繊細な刺繍と写真を融合させることで、現実と神話、目に見えるものと目に見えないものの境界線上にある世界を表現してきました。本展では、清川がこれまでに探求してきたテーマである「人間の内面、自然との関係、そして私達が共有する神話と記憶」が、彼女の繊細で力強い技法によって紡がれます。「TOKYO MONSTER」「I:I」「あめつちのうた」「Serendipity」「Mythology」シリーズなど、代表作から最新作に至るまで、幅広いシリーズが展示されます。それらは、観る者を現代の迷宮から神話の時代へと誘い、新たな発見とセレンディピティをもたらすものです。アート愛好家はもちろん、写真、ファッション、そして自然と神話に関心のあるすべての方々に、見逃せない機会となるでしょう。

◆ アーティスト紹介
清川あさみ(きよかわ あさみ)
12-Kiyokawa_ex-200x220兵庫県淡路島生まれ。90年代に雑誌の読者モデルとして注目を集め、卒業後アーティスト活動を本格化。2000年代には文化服装学院で服飾を学びながら、「ファッションと自己表現の可能性」をテーマに創作活動を開始。2001年に初個展を開催して以来、その活動は常に高い注目を集める。
ソーシャルメディアや雑誌などのメディアシステムを通じて膨大な情報に晒される社会において、個人のアイデンティティの内面と外面の間に生じる差異や矛盾に焦点を当て、それを可視化する。
写真や雑誌、本や布に刺繍を施す独自の手法で知られ、ヴァーチャルモデルとコラボレーションするなどデジタル技術、伝統的な手法を融合させた作品など発表し続けている。国内外の個展やグループ展、アートフェアにも多数参加・出展。

近年は、広告、映像、空間、プロダクトデザインなどのクリエイティブにも携わり、絵本の制作や地方創生事業にも取り組む。VOCA展入賞、「VOGUE JAPAN Women of the Year」受賞、ASIAGRAPHアワード「創(つむぎ)賞」受賞。最近では、虎ノ門ヒルズ駅に設置された大型パブリック・アート「Our New World(Toranomon)」の原画・制作監修を務め、話題となった。大阪芸術大学の客員教授も務める。

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[ 詳 細 : 鹿児島県霧島アートの森 ] 

【展覧会】京都dddギャラリー|第243回企画展 立平面社 〜手と脳のあそびの不思議〜|’24年8月7日-10月14日|

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京都dddギャラリー 第243回企画展
立平面社  〜 手と脳のあそびの不思議 〜
会  期  2024年8月7日[水]- 10月14日[月・祝]
会  場  京都 ddd ギャラリー
      〠 600-8411 京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620 COCON 烏丸 3 F
      TEL:075-585-5370  FAX:075-585-5369
開館時間  火曜-金曜は 11:00-19:00 土日祝は 11:00-18:00
休  館  日  月曜日(祝日・振替休日の場合はその翌日)、祝日の翌日(土日にあたる場合は開館)
主  催  公益財団法人DNP文化振興財団
入場無料
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京都dddギャラリーでは地方のグラフィックデザインや色々な造形に目を向け、地域に密着したデザイナーを紹介する展示企画を始動します。その第一弾として、松井桂三が音頭を取って結集した [ 立平面社 ] を取り上げます。彼ら6名は広島に根を張り、地域から世界へ発信するデザイン思考とアート思考が共存共栄するクリエイティブ集団です。年齢やキャリア、経験、働き方などにダイバーシティを持つ彼らだが、「今までにはない新しさ」を求めてきた彼らのデザインに対する姿勢は、非常に人間的でプリンシパル (基幹的)、そして大の実験好きです。
これまでのデザインワークにはじまり、紙を使った動く立体作品、視点を変えて遊ぶ錯視立体、紙とコラボしたアートサイエンス作品など、今展のために制作し展示します。

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[ 詳 細 : 京都 ddd ギャラリー

【展覧会】平塚市美術館|ザ・キャビンカンパニー大絵本美術展〈童堂賛歌〉|’24年7月6日ー9月1日|開幕壹个月再紹介

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平塚市美術館
ザ・キャビンカンパニー大絵本美術展〈童堂賛歌〉
会  期  2024年7月6日[土]ー 9月1日[日]
休  館  日  月曜日(ただし7月15日、8月12日は開館)、7月16日[火]、8月13日[火]
開館時間  9時30分 - 17時(入場は 16時30分 まで)
会  場  平塚市美術館 展示室1
      〠 254-0073 神奈川県平塚市西八幡1-3-3 電話:0463-35-2111
観  覧  料  一 般 800円 / 高大生 500円 / 中学生以下無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協賛  株式会社 海地獄、株式会社 タバタホールディングス、株式会社 明治、
      生活協同組合コープおおいた
主  催  平塚市美術館
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ザ・キャビンカンパニーは、大分県由布市の廃校をアトリエにし、絵本や絵画、立体作品、イラストレーションなど、日々さまざまな作品を生み出している阿部健太朗(1989- )と吉岡紗希(1988- )による二人組のアーティストです。

2009年のユニット結成以来、40冊以上の絵本を発表。絵本『だいおういかのいかたろう』 (鈴木出版、2014年)で日本絵本賞読者賞を受賞し、2023年には『がっこうにまにあわない』(あかね書房、2022年)で第23回日本絵本賞を受賞するなど、数々の高い評価を得てきました。絵本はもちろん、2年にわたり絵を担当した「こどもの読書週間」ポスターによって、二人の作り出す独特の色彩と力強さを持つ作品のイメージは、子どもたちにとってますます親しみ深いものになっているといえるでしょう。
一方で、彼らの活動は絵本の分野にとどまらず、新国立劇場ダンス公演 Co.山田うん『オバケッタ』の舞台美術(2021年)を手がけるほか、「NHK おかあさんといっしょ(Eテレ)しりたガエルのけけちゃま」のキャラクターデザインと美術制作を担当、歌手あいみょんの「傷と悪魔と恋をした!」ツアーパンフレットの表紙及び本文挿絵を制作しています。

展覧会のタイトル〈童堂賛歌〉とは、本展のためにつくられたことばです。「飽きることなく何十回でも何時間でもすべり台で遊び続ける、子どもの時間のとらえ方や感覚に象徴される「童」と、本屋や薬局、駄菓子屋などの店名にも使われるお堂の「堂」=「万物を受け入れる」」という意味が組み合わされています。本展は7つのテーマの部屋で構成され、まるで空間が大きな1冊の本になったようなしかけが満載です。
関東の公立美術館で初となる本展では、ユニット結成15周年を記念して、活動初期から現在までの絵本原画400点に加え、立体造形、映像作品などを一堂にご紹介します。ザ・キャビンカンパニーの多様な魅力に満ちた作品を身体全体でお楽しみください。

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[ 詳 細 : 平塚市美術館 ] 
[ 関 連 : ザ・キャビンカンパニー YouTube ザ・キャビンカンパニー大絵本美術展「童堂賛歌」CM全編 1:12 ]

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【展覧会】SPACE KOH|ギャラリー スペース コウ|阿部七菜子 個展「なんでもない日」|’24年9月5日-9月10日|終了

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SPACE KOH|ギャラリー スペース コウ
阿部七菜子 個展 「なんでもない日」
2024年9月5日[木]-9月10日[火]
11:00-18:00  最終日10日17:00
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SPACE KOH|ギャラリー スペース コウ
〠 202-0022 東京都西東京市柳沢6-1-11 秋桜マンション103
TEL: 090-4718-8558 MAIL: 0704space-koh☆@mbr.nifty.com
西東京市柳沢にあるギャラリースペースです。西武新宿線西武柳沢駅 南口1分
アクセス情報  

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[ 詳 細 : SPACE KOH|ギャラリー スペース コウ

【展覧会】堺 アルフォンス・ミュシャ館|企画展 アフィショマニ ! ミュシャマニ !|’24年8月3日ー12月1日|

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堺 アルフォンス・ミュシャ館
企画展 アフィショマニ!ミュシャマニ!
期  間  2024年8月3日[土]ー 12月1日[日]
開館時間  9:30 - 17:15(入館は 16:30 まで)  
休  館  日  月曜日、休日の翌日(9月17日・9月24日・10月15日・11月5日)
      * ただし8月13日は開館
会  場  堺市立文化館 堺 アルフォンス・ミュシャ館
       〠 590-0014 大阪府堺市堺区田出井町1-2-200 ベルマージュ堺弐番館2F-4F
      TEL: 072-222-5533  FAX: 072-222-6833
観  覧  料  一 般 510円、 高校・大学生 310円、 小・中学生 100円
      * 小学生未満、堺市内にお住まいの満65歳以上の方、
       障がい者手帳をお持ちの方と介助の方は無料。その他各種提携割引制度あり
協  力  三重県立美術館、京都工芸繊維大学美術工芸資料館、シマノ自転車博物館、
      OGATAコレクション、鶴身印刷所、いなだ石版印刷所
主  催  公益財団法人堺市文化振興財団  堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館)
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集めて、愛でて、語り合う
19世紀末パリのポスター収集熱

今もなお “収集欲” を掻き立てられる19世紀末パリのポスター文化に浸れる展覧会。
「収集」という側面から、ポスターが新たな芸術として価値を高めた様相を浮かびあがらせる試みです。当時のアフィショマニ(ポスターマニア)たちを熱狂させた、ミュシャ・スタイルのポスターの魅力、ミュシャのデザイナーとしての手腕も存分にお楽しみいただけます。
ミュシャがパリの広告界に登場したのは1895年。すでにパリの街角はポスターの父、ジュール・シェレを筆頭に、ロートレックやボナール、スタンランにグラッセなど、名だたるポスターの巨匠たちの作品で彩られていました。そしてすでに1891年には “アフィショマニ”(ポスターマニア)という言葉が生まれるほど、ポスター熱は最高潮を迎えていました。このポスター黄金期に、新風をもたらしたアーティストとして歓迎されたミュシャの商業ポスターに注目です。

< 展示構成 >
◆ 1章「集めたい アートになったポスターを」
アフィショマニ向けに発売されたハンディタイプのポスターコレクションである『ポスターの巨匠たち』1895年版を一挙公開。さらに、ミュシャがカバーを手掛けて話題を呼んだ定期刊行の版画集『レスタンプ・モデルヌ』もご紹介。アフィショマニの邸宅に見立てた空間で、アフィショマニ気分をご堪能いただけます。
◆ 2章「集めたい 日常をうるおすミュシャ・スタイルを」
ポスターと並んでミュシャのパリ時代を代表する創作群が「装飾パネル」。ポスター人気を機に室内装飾や日用品、工芸や宝飾の分野からのミュシャ・スタイルの需要の高まりとともに、大衆のための芸術を目指し、それらに応えたミュシャの幅広いデザイン業をご紹介。

< 同時開催 >
◆ ミュシャLabo#05 「特集!リトグラフ」
ミュシャのポスターはどうやって印刷されていたの? 何種類の版があるの?
作品の身近なギモンにせまるミュシャ Labo シリーズ第5弾は、みんなが気になる「リトグラフ印刷」の技法、魅力を特集します。
リトグラフ研究者・稲田大祐氏協力による《罌粟 (ケシ) と女性》色分解 (実験) にも注目です!

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 堺 アルフォンス・ミュシャ館 ]