【展覧会/ワークショップ】高知県立美術館|高知サマープロジェクト2024|Color Lab 色の実験室|’24年7月8日-9月14日|開幕壹个月再紹介

高知県美AAあああああああああ

高知県立美術館
高知サマープロジェクト2024
Color Lab 色の実験室
会  期  2024年7月8日[月]- 9月14日[土]
開館時間  9:00 - 17:00(⼊場は 16:30 まで)
休  館  日  年末年始以外は無休(臨時休館があります)
観  覧  料  一般当日 1,200円、大学生 850円、高校生以下 無 料
      * 各種割引、優待情報などは下掲詳細公式サイト参照。
会  場  高知県立美術館 1階 展示室D 入場無料 
      〠 781-8123 高知県高知市高須353-2 TEL 088-866-8000
特別協力  COSA(大月町文化教育交流拠点)
主  催  高知県立美術館(公益財団法人高知県文化財団)
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「日本画」 * の色は、どのようにして塗られているのでしょう?

日本では古くから色の粉(顔料)とそれを画面に付ける接着剤(ニカワ)を混ぜ合わせて絵具を作ってきました。これは1000年以上も前に中国大陸、朝鮮半島を経由して日本に伝わった歴史のある技法です。
日本で長く使われてきたこの絵具は、山や海でとれる様々な自然素材を原料としています。藍銅鉱(らんどうこう)という石からとれる「青」、水晶やカキの貝殻からとれる「白」、サンゴからとれる「淡いピンク」、カイガラムシという虫からとれる「えんじ」……これらの素材から色の粉を取り出し、ニカワ(膠)という動物の皮や骨を煮出したコラーゲンを使って画面に付けることで、昔の人々は彩り豊かな絵画を描きました。驚くことに、その基本的な手法は現代にいたるまで変わらず受け継がれています。まさに自然はずっと絵具の素材の宝庫だったのです。

今回で6回目を迎える「高知サマープロジェクト」では、高知で活動する日本画家の越智明美さんをコーディネーターとして招き、高知の豊かな自然を手がかりに新しい絵具づくりの可能性を探ります。たとえば大月町の海でとれるウニのトゲ、越知町の横倉山でとれる薄桃色の大理石「土佐桜」……高知の海や山で採集できるこれらの素材を使うと、どのような色ができるのでしょう? 高知の自然、そしてもっと身近な場所に隠れているいろいろな「色」を通して、私たちを取り巻く世界に目を向けてみる夏休み企画です。
* 明治時代以降、「西洋画」と日本の伝統絵画を区別するために生まれた呼称。現在では顔料を膠で溶いて塗る技法を用いて描かれた絵画一般をさすことが多い。

※ 多彩な関連イベントが発表(すでに定員満員御礼も)されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。
[ 詳 細 : 高知県立美術館 ]  { 活版アラカルト  高知県立美術館  過去ログまとめ }

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