二十四節気の第14「処暑-しょしょ」
暑さが峠を越えて後退しはじめるころ。『暦便覧』では「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」とする。二百十日・二百二十日とともに颱風襲来の特異日とされている。ことしは8月23日-9月7日頃、すなわち二十四節気の第15「白露-はくろ」までをいう。颱風は次次と襲来するが、暑さは後退せず、残暑というより猛暑・酷暑の日日。
黄色の花は明治期に鑑賞用に北米からもたらされた帰化植物で「ルドベキア」の栽培種。和名を「オオハンゴンソウー大反魂草」として、すでに定着・野生化している。花の少ないこの時期、暑さに負けず群落をなしてたのしませてくれる。