作成者別アーカイブ: salama

【展示会】 国立公文書館 平成29年度 第4回企画展 「太田道灌と江戸」3月10日まで

公文書館オモテ 国立公文書館ウラ国立公文書館 平成29年度 第4回企画展
「太田道灌と江戸」
会 期   平成30年1月13日[土]-3月10日[土]
開館時間  月-土曜日  午前9時15分-午後5時00分 * 日曜、祝日は休止
会 場   国立公文書館 本館
入場料   無 料
──────────

江戸城を築いた武将である太田道灌について、その生涯に関する資料と、徳川家康入部以前の中世の江戸に関する資料を取り上げ、道灌が生きた15世紀後半の関東の戦乱についてご紹介いたします。
──────────

《おもな展示から》

3001_01◯『長禄年中江戸図』(ちょうろくねんちゅうえどず)
道灌が江戸城を築いた当時の江戸の様子を描いたとされる絵図で、画像は文化3年(1806)に作成された写です。「溜池」など、道灌の時代には見られない地名が記されていますが、道灌が江戸城を築いた事績が、後世に注目されたことを示す資料です。

3001_03◯『江戸名所図会』(えどめいしょずえ)
江戸府内および近郊を対象とした絵入り地誌です。編者は江戸神田の町名主の斎藤家父子三代(長秋・莞斎・月岑)で、挿絵は長谷川雪旦が描いています。天保5年(1834)、同7年の2回に分けて刊行されました。画像は、道灌の有名な伝説の一つである「山吹の里」の場面です。
この伝説は、鷹狩の帰途に雨が降ってきたので、蓑を借りようとした道灌に対して、女性が何も言わずに山吹の花を差し出し、それが「後拾遺和歌集」にある「七重八重 花は咲けども 山吹の みのひとつだに なきぞかなしき」という和歌にかけていることを後から知った道灌が、自分の不明を恥じて和歌を学ぶようになったという話です。

3001_04◯『鎌倉大草紙』(かまくらおおぞうし)
戦国時代頃に成立したとされる軍記物語で、南北朝の内乱を記した軍記物語である「太平記(たいへいき)」の欠を補うという意味から、「太平後記(たいへいこうき)」という別称もあります。
上中下の3巻構成で、康暦元年(1379)から文明11年(1479)まで、鎌倉公方足利氏の動向を中心に、関東の政治情勢が記されています。同時代の資料が少ない15世紀後半の関東の政治情勢を語る重要な資料です。

【詳細資料: 国立公文書館

【展示会】福井県ふるさと文学館 {国立公文書館所蔵資料展 明治日本とふくいの軌跡}1月20日─3月18日

福井おもて 福井うら福井県ふるさと文学館
国立公文書館所蔵資料展 明治日本とふくいの軌跡
会 期: 平成30年1月20日[土]-3月18日[日]
休館日: 月曜日(祝日の場合は翌日)、第4木曜日
開催時間 :火-金曜日  午前9時-午後7時
土・日・祝日 午前9時-午後6時
会 場: 福井県ふるさと文学館 (福井県福井市下馬町51-11)
観覧料 :無 料
* 会場は国立公文書館ではありませんので、ご注意ください.
──────────
国立公文書館では、所蔵資料をより多くの方々にご覧いただくため、平成24年度より、各地の公文書館等で展示会を開催しています。
このたび、福井県文書館・福井県ふるさと文学館と共催で、所蔵資料展を開催します。
本展では、国立公文書館で所蔵している、明治時代前期の重要な公文書や、福井ゆかりの人物に関する資料、福井県の成り立ちに関する資料などを、福井県文書館などで所蔵する資料とあわせて展示し、明治時代前期の日本と福井の軌跡をたどります。
──────────
《主要展示から》
福井01国立公文書館蔵◯ 福井県ヲ置キ堺県ヲ廃スルノ件(国立公文書館蔵)
現在の福井県は、明治14年(1881)2月7日に設置されましたが、設置に至るまでには隣県を含めた合併・分割といった紆余曲折がありました。掲載資料は、「公文録(副本)」に収録されている、福井県の設置に関する布告案です。
* 「㫖」は「旨」の異体字
福井02国立公文書館蔵◯ 議事之体大意(福井県立図書館蔵)
慶応4年(1868)1月に、新政府の参与であった三岡八郎(のち由利公正)によって著された、議事(会議)による政治のための方針です。福岡孝弟(たかちか)・木戸孝允らによる加筆・修正を経て、同年3月に発せられた「五箇条の御誓文」の原案にあたります。
──────────
{新宿餘談}
【五箇条御誓文】ごかじょう‐の‐ごせいもん
明治天皇が御所紫宸殿で、公家、諸侯や百官を率いて天地神明に誓約する形で発表した維新政府の基本方針。慶応四年(一八六八)三月一四日、江戸城総攻撃の前日に発表された。
一 広く会議を興し万機公論に決すべし
一 上下心を一にして盛に経綸を行ふべし
一 官武一途庶民に至る迄各其志を遂げ人心をして倦まざらしめんことを要す
一 旧来の陋習を破り天地の公道に基くべし
一 智識を世界に求め大に皇基を振起すべし
の五か条からなる。五箇条の誓文。
[参考:『日本国語大辞典』]

【詳細情報: 福井県ふるさと文学館  国立公文書館

【展覧会】阿部真弓さん つぶつぶ ∞ もくもく{くも うつわ ふね ⇨ のような}個展開催 ウィリアム モリスにて 2月1日─28日

20180207191951_00002 20180207191951_00001阿部真弓個展
くも うつわ ふね ⇨ のような
期 間:2月1日[木]-28日[水]

時 間:12:30-18:30   * 最終日は17:00まで
休廊日:日・月・第1・3土曜日(2/17日休廊)
会 場:ウィリアム モリス  珈琲&ギャラリー
150-0002 東京都渋谷区渋谷1-6-4  The Neat 青山 2F
TELEPHONE 03-5466-3717

【新宿私塾】朗文堂タイポグラフィスクール 新宿私塾第32期生募集 開始

私塾32期生募集

「新宿私塾」は15年余の歴史を有し、
本塾の修了生はすでに300名余の多くを数えます。
それでもあくまで、タイポグラフィをまなぶためのちいさな教育機関です。
書物と活字づくり、すなわち「タイポグラフィ」の 560 年におよぶ
魅力的な歴史をまなび、本格的なタイポグラフィの教育と演習を通じて
あたらしい時代の要請に柔軟に対処する能力を身につけた
タイポグラフィの前衛を養成します。
──────────

《 新宿私塾第31期、順調に後半講座が進行中です 》
新宿私塾の半年間は、短いようでもあり、長い期間に感じられることがあります。
昨年の夏は酷暑・猛暑の日日でしたが、晩夏になると天候不順の毎日がつづきました。そんな日日のなか、09月26日[火]、新宿私塾第31期がスタートしました。

10月に入ると突然の解散・総選挙があり、同時にふたつの颱風が日本列島を駈けぬけていきました。年末寒波があり、年があけても20センチを越えるほどの積雪もみました。
それでも塾生諸君は全25回講座のうち、第19回講座までを意欲的に学んでいます。

西尾01西尾02[第19回講座 講師:西尾 彩さん]土曜日開講の特別講座です。洋式製本の歴史と技術を学び、糸かがり綴じの本格製本に挑戦します。
DSCN4355resizedDSCN4365resized[第3回講座 講師 : 木村雅彦さん] みずから採拓したトラヤヌス帝の碑文の拓本(AD114年)と、著作『ヴィネット01 トラヤヌス帝の碑文がかたる』をもとに、ローマ大文字の成立と、スウァンハイム、ダ・スピラ7、ニコラ・ジェンソンなどの活字をほとんど実際の印刷物からさぐり、現代への展開をはかるもっとも基礎的な講座です。

河野三男さん01resized河野三男さん02[第4回講座 講師 : 河野三男さん]  講義:欧文書体を学ぶ-欧文書体の系譜・分類・部分名称。大量のオリジナルデーターと、副読本『欧文書体百花事典』をもとに、ブラックレターから近代活字までの歴史を俯瞰するもっとも基礎をなす講座です。
DSCN4606resizedDSCN4618resized[第6回フィールドワーク] 株式会社理想社(田中宏明さん)。理想社は1921年(大正10)年創業の書籍印刷を中心とする名門印刷所です。
創業時は秀英舎系の組版所でしたが、三代96年におよぶ風雪に耐え、図書づくりに専念してきた同社から学ぶところはたくさんあります。土曜日午後のフィールドワークとして新宿私塾開設以来協力をいただいています。
──────────
私塾32期生募集新宿私塾第32期は本年04月から開講。本年09月までの半年間の講座が予定されています。
詳細スケジュールは現在のところ未定ですが、基本的に、毎週火曜日、午後6時30分から午後9時40分が講座開設日時となります。
全25回の講座のうち、土曜日に設定されるフィールドワーク、特別講座が 2 回予定されています。
講義内容は現在開講中の第31期新宿私塾とほぼ同様です。カリキュラム、受講料などの詳細は〔新宿私塾のウェブ〕でご覧いただけます。
──────────
入塾ご希望の方は、下記メールにご連絡をお願いいた します。メール受付順の入塾とさせていただきます。
◯ 朗文堂タイポグラフィスクール 新宿私塾
担当 : 鈴 木  孝  robundo@ops.dti.ne.jp   » send email
件名/新宿私塾 第32期申し込み、お名前(ヨミガナ)、送付物宛先住所、電話(携帯可)
その後の手続きは、メールをいただいたのちご連絡いたします。そのほかに新宿私塾に関してのご質問などがある方は 電話連絡 (担当:鈴木 03-3352-5070)をしてください。

【 詳細データ : 新宿私塾 】

【展覧会】紙の博物館 企画展 ─ 紙で旅するニッポン~四国編~ 3月4日まで

紙の博物館オモテ 紙の博物館ウラ

紙の博物館 企画展 
紙で旅するニッポン~四国編~
2017年09月16日[土]-2018年03月04日[日]
休館日:月曜日 * ただし2月12[月]は開館、2月13[火]休館
──────────
日本各地の和紙・洋紙業の歴史や現状、その特色や様々な資料を紹介するシリーズ展示の第四弾。
今回は、四国編です。
香川は、中世には檀紙の名産地、徳島は忌部氏により麻を原料とする和紙がつくられていたといわれる、古くからの紙産地です。近世には土佐・伊予でも紙づくりが奨励され、土佐の七色紙や伊予宇和島の泉貨紙が有名になりました。
近代には、吉井源太が製紙技術改良を行い、高知は和紙王国になっていきました。洋紙は、特殊機能紙の工場が多いことでも知られています。この展示を通して、香川、徳島、高知、愛媛県の紙について知っていただければ幸いです。

【詳細: 紙の博物館

【展覧会】東京都写真美術館 ── 写真発祥地の原風景 長崎 ── 3月6日─5月6日 展示作品入替有り

20180206132117_00004 20180206132117_00005東京都写真美術館
写真発祥地の原風景 長崎
Geneses of Photography in Japan : Nagasaki
会  期: 2018 年 3 月 6 日[火]- 5 月 6 日[日]
* 4 月 9 日[月]に展示替えをおこないます
主 催 :公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館/国立大学法人長崎大学/読売新聞社/美術館連絡協議会
協 賛 :ライオン/大日本印刷/損保ジャパン日本興亜/日本テレビ放送網/ 東京都写真美術館支援会員
協 力: 長崎県/一般財団法人長崎県観光連盟/長崎市/長崎歴史文化博物館
後   援: オランダ王国大使館
会 場: 東京都写真美術館 2 階展示室
開館時間: 10:00-18:00(木・金は 20:00 まで)
休館日: 毎週月曜日  * 月曜日が祝日の場合は開館、翌平日が休館
観覧料 :一般 700 円/学生 600円/中高生・65 歳以上 500円
──────────

東京都写真美術館では、古い写真に関する新たなシリーズである「写真発祥地の原風景」を開幕します。このシリーズでは、日本の写真発祥地と言われる 3 都市にフォーカスし、初期写真* を核に幕末・明治の日本を展示室に再構築します。
第一段となる本展は、「明治 150年」を記念し、長崎学に造詣の深い姫野順一博士(長崎外国語大学特任教授/長崎大学名誉教授)監修のもと、写真を中心としたオリジナル作品のほか、古地図や絵画・工芸作品など、ジャンルや時代を超えて、幕末・明治の「長崎」を展示室に再構築します。
* 初期写真(Early Photograph)とは、古写真のなかでも特に 19 世紀の写真を指します。

【詳細情報: 東京都写真美術館

【展覧会】東京都写真美術館 『光画』と新興写真 モダニズムの日本 ── 3月6日─5月6日

20180206132117_00006 20180206132117_00007

東京都写真美術館
『光画』と新興写真 モダニズムの日本

The Magazine and the New Photography : Koga and Japanese Modernism
主 催: 東京都 東京都写真美術館/読売新聞社/美術館連絡協議会
協 賛: ライオン/大日本印刷/損保ジャパン日本興亜/日本テレビ放送網
会 場: 東京都写真美術館 3 階展示室
開館時間: 10:00-18:00(木・金は 20:00 まで)* 入館は閉館 30 分前まで
休館日:毎週月曜日  * 4月30日(月・振休)、5月1日(火)は開館
観覧料:一般 700 円/学生 600円/中高生・65 歳以上 500円
──────────

か う し た 作 品 も 藝 術 で は な い だ ろ う か ?

『新興写真研究Ⅰ』(1930年)より

本展は 1930 年前後に日本の写真史において盛んとなっていた新興写真に注目した展覧会です。
新興写真とは、ドイツの新即物主義(ノイエザッハリヒカイト)やシュルレアリスムなどの影響をうけ、それまでのピクトリアリズム(絵画主義写真)とは異なり、カメラやレンズによる機械性を生かし、写真でしかできないような表現をめざした動向です。

『光画』とは 1932 年から 1933 年までわずか 2 年足らずしか発行されなかった写真同人雑誌です。主宰者である野島康三、同人であった木村伊兵衛、中山岩太を中心に関西(浪華写真倶楽部、芦屋カメラクラブなど)のアマチュア写真家をも巻き込み、新興写真を牽引しました。ジョン・ハートフィールド、エドワード・スタイケン、ウジェーヌ・アジェなど外国人作家の作品紹介から、フランツ・ロー、ラースロー・モホイ=ナジの論文の翻訳など、海外の情報も掲載し、第2号から同人として参加した、評論家の伊奈信男が創刊号に掲載した「写真に帰れ」は、日本近代写真史を代表する論文として知られています。

また 1930 年には雑誌『フォトタイムス』の編集主幹であった木村専一を中心に「新興写真研究会」が結成され、堀野正雄、渡辺義雄などが参加しています。わずか3号ですがこの研究会の雑誌も発行されました。
今回はこの二つの雑誌に掲載された写真を中心に、新興写真に影響を与えた海外写真家の作品とその後の写真表現を展観いたします。
日本では戦後の主流となったリアリズム写真表現と相反する部分も多かったために、注目される機会が限られていました。しかしさまざまな実験や工夫があり、その後の広告表現やリアリズム写真にも影響を与えています。幅広い豊かな写真表現をご堪能下さい。

【詳細情報: 東京都写真美術館 】

【展覧会】三井記念美術館「三井家のおひなさま 特集展示:三井家と能」2月10日─4月8日

20180206132117_00014 20180206132117_00015

三井記念美術館
三井家のおひなさま
特集展示 三井家と能
期 間:午前10時-午後5時(入館は4時30分まで)
休館日:月曜日 * 2月25日[日]、ただし2月12日[月]、2月26日[月]は開館
──────────
毎年恒例となりました、日本橋に春の訪れを告げる「三井家のおひなさま」展。三井家の夫人や娘たちがこよなく愛した、ひな人形・ひな道具の華麗なる競演をお楽しみください。
展示室7では特集展示「三井家と能」と題し、三井家と能楽の関わりを作品と資料でご紹介します。
また展示室7では特集展示「三井家と能」と題して、明治末期から昭和初期にかけて、三井家と能楽の関わりを作品と資料でご紹介します。
展示室1・2・3では、館蔵品の茶道具を展示します。

【詳細情報: 三井記念美術館

【WebSite紹介】 明治産業近代化のパイオニア 平野富二 {古谷昌二ブログ12}── 官営時代の長崎製鉄所(その1)

6e6a366ea0b0db7c02ac72eae00431761[1]明治産業近代化のパイオニア  平野富二生誕170年
40b069ea42ae999e89c8f1c68f8381ab-825x510古谷昌二ブログ01月

明治産業近代化のパイオニア  平野富二生誕170年を期して結成された<「平野富二生誕の地」碑建立有志会>の専用URL{ 平野富二  http://hirano-tomiji.jp/ } では、同会代表/古谷昌二氏が近代活版印刷術発祥の地長崎と、産業人としての人生を駈けぬけた平野富二関連の情報を意欲的に記述しています。ご訪問をお勧めいたします。
──────────
◎ 古谷昌二ブログ
[管理人:「平野富二生誕の地」碑建立有志会事務局長 日吉洋人]

① 探索:平野富二の生まれた場所
② 町司長屋の前にあった桜町牢屋
③ 町司長屋に隣接した「三ノ堀」跡
④ 町司長屋の背後を流れる地獄川
⑤ 矢次事歴・平野富二祖先の記録
⑥ 矢次家の始祖関右衛門 ── 平野富二がその別姓を継いだ人
⑦ 長崎の町司について
⑧ 杉山徳三郎、平野富二の朋友
⑨ 長崎の長州藩蔵屋敷
⑩ 海援隊発祥の地・長崎土佐商会
⑪ 幕営時代の長崎製鉄所と平野富二
 官営時代の長崎製鉄所(その1)

幕末の長崎製鉄所全景写真(「ボードイン・コレクション」から)幕末の長崎製鉄所全景写真(「ボードイン・コレクション」から)
『長崎府職員録』(慶応4年8月)01 『長崎府職員録』(慶応4年8月)02 『長崎府職員録』(慶応4年8月)

【公演】国立劇場小劇場 ── 国風歌舞 ─ くにぶり の うたまい 3月3日[土]開演

00国風歌舞_01 02国風歌舞ウラ02国立劇場小劇場
国風歌舞 ── くにぶり の うたまい

平成30年3月雅楽公演
出       演:宮内庁式部職楽部 雛の会(五節舞舞姫)
公演期間:2018年3月3日[土]
開演時間:午後1時(午後2時45分終演予定)
     午後4時(午後5時45分終演予定)
     * 開場は、開演の30分前の予定
──────────
おもに宮中や社殿の儀式で奏される「国風歌舞」は、中国大陸や朝鮮半島などの外来の楽舞がもたらされる前に、日本各地で行われていた歌舞が、諸杜の祭祀や宮中の儀式などと結びついて伝わるもので、「古事記」「日本書紀」などの神話に基づいた、神道や皇室に深く関わる歌や舞で構成されています。こうした古代日本の面影を色濃く残した歌と舞は、厳かな中にもたおやかな雰囲気を醸し出します。

今回は宮内庁式部職楽部の出演により国風歌舞の数々をご紹介いたします。これらは通常一般に公開されることがほとんどないため、今回の上演は日本古来の歌舞の魅力に触れる大変貴重な機会となります。

国風歌舞(くにぶりのうたまい)

【午後1時開演、午後4時開演ともに】
◯ 東遊一具(あずまあそびいちぐ)
狛調子(こまじょうし)/一歌(いちうた)/二歌(にうた)/駿河歌(するがうた)/求子歌(もとめごうた)/大比礼歌(おおびれうた)
◯ 五節舞(ごせちのまい)
大歌(おおうた) 音取(ねとり)/参音声(まいりおんじょう)/歌(うた)
◯ 久米舞(くめまい)
宮内庁式部職楽部

【 詳細情報:国立劇場 小劇場3月雅楽公演「国風歌舞」

【国立能楽堂】二月 月間特集 近代絵画と能 ─ 水底の彼方から ─

能楽堂おもて 能楽堂うら

国立能楽堂 二月企画公演
浦島・玉井

主催公演
* 内容・日程に一部変更の場合もございます。予めご了承下さい。

公演期間: 2018年2月28日[水]
開演時間:午後6時30分開演(終演予定午後9時頃)
* 開場時間は、開演の1時間前の予定です。
──────────
《月間特集・近代絵画と能》―水底の彼方から―
近代の画家が能や古典文学に着想を得て描いた名作の数々。その絵画のイメージを逆に補助線として作品の魅力をお楽しみいただきます。

◎ 演目・主な出演者
復曲狂言 浦島(うらしま) 野村 又三郎
浦島という名の老人が、助けた亀からもらった玉手箱を開けると…… 。 お伽噺「浦島太郎」とは異なる驚きの結末が待っています。

能  玉井(たまのい)
龍宮城(りゅうぐうじょう)  梅若 紀彰(観世流)
彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと)は魚に取られた釣針を探しに龍宮へ行き、豊玉姫や龍王のもてなしを受けます。海底で繰り広げられるスぺクタクルな物語を、演出を見直して上演いたします。(絵画作品=青木繁『わだつみのいろこの宮』)

【 詳細情報: 国立劇場 能楽堂 】 初出:01月22日

【公演】歌舞伎座百三十年 二月大歌舞伎 ─ 高麗屋三代襲名披露 + <歌舞伎座公式総合サイト 歌舞伎美人-かぶきびと> 草間彌生の祝幕発表

歌舞伎座二月

歌舞伎座百三十年 二月大歌舞伎
松本幸四郎改め  二代目 松本白 鸚
市川染五郎改め  十代目 松本幸四郎  襲名披露
松本金太郎改め  八代目 市川染五郎
平成30年2月1日[木]-25日[日]
──────────
《昼の部》
一、春駒祝高麗(はるこまいわいのこうらい)

  開幕を祝う曽我物の舞踊
初春を迎えた工藤祐経の館に乗り込んだ曽我十郎と五郎の兄弟。春駒売りに身を窶(やつ)し賑やかに踊ってみせます。そして、親の仇である工藤と対面しますが…… 。

襲名の幕開きを祝うにふさわしい華やかな舞踊が舞台を彩ります。

二、一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)
  檜垣・奥殿
阿呆の姿に隠された真の思い
平家全盛の世、夫源義朝を亡くした常盤御前を妻に迎えた一條大蔵卿は、その阿呆ぶりが世間でも広く知られています。大蔵卿の館に潜り込んでいた源氏方の吉岡鬼次郎は、源氏再興の思いをなくした様子で楊弓に興じてばかりいる常盤を打ち据えます。しかし、常盤の振る舞いには訳があり、そこへ大蔵卿が勇ましい姿で現れると…… 。
義太夫狂言の大役を、新幸四郎が襲名披露狂言にて勤めます。

三、歌舞伎十八番の内 暫(しばらく)
魅力あふれる荒事の代表作
早春の鶴ヶ岡八幡宮、威厳を誇る清原武衡に対して、加茂次郎義綱が不遜な振る舞いを非難すると、武衡は義綱の首を刎ねるよう命じます。そのとき、「しばらく」と大音声がかかると鎌倉権五郎が颯爽と登場し…。
権五郎が見せる元禄見得や、幕切れの豪快な六方は大きなみどころです。歌舞伎十八番らしい荒事をお楽しみいただきます。

四、井伊大老(いいたいろう)
未曾有の国難に立ち向かう男の心情
時は幕末。開国を決断し、暗殺の危機に晒される大老井伊直弼。雛祭りを控えたある日、直弼の側室お静の方のもとに旧知の仲である仙英禅師が訪れ、直弼に危機が迫っていることを伝えます。自らの死すべき運命を覚った直弼は…… 。
桜田門外の変までの井伊直弼とお静の方との情愛を、繊細な心情描写で描く名作をご堪能いただきます。

《夜の部》
一、熊谷陣屋(くまがいじんや)
戦乱の世に翻弄された武将の心情
源氏方の武将熊谷直実が自らの陣屋に戻ると、妻の相模が息子小次郎の初陣を心配して訪れます。直実が敦盛を討った様子を語って聞かせますが、そこに敦盛の母である藤の方が姿を現し、直実に斬りかかります。藤の方と相模が悲しみに暮れるところ、直実が源義経のもとへ敦盛の首を届けようとしますが、そこへ義経が現れ、首実検が行われることになり…。
新幸四郎が高麗屋ゆかりの大役、熊谷次郎直実を襲名披露として勤めます。

二、壽三代歌舞伎賑(ことほぐさんだいかぶきのにぎわい)
襲名披露を祝う華やかな一幕
江戸の芝居町である木挽町。このたびの襲名を披露する高麗屋三代、二代目松本白鸚、十代目松本幸四郎、八代目市川染五郎が登場します。木挽町に集う皆々が出迎え、お祝いを述べます。
歌舞伎史上に残る二度目の親子孫三代襲名を寿ぐ、おめでたい一幕をご覧いただきます。

三、仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)
  七段目
遊興の中に交錯する仇討ちの本心
塩冶判官が殿中で刃傷に及び切腹してから半年。京都祇園で遊興三昧の大星由良之助のもとに仇討ちに加わりたいと寺岡平右衛門が訪れますが、相手にされません。そこへ、由良之助の息子の力弥が父に密書を届けにきたところ、平右衛門の妹の遊女お軽の知るところとなります。仇討ちを気付かれた由良之助のために、平右衛門はある決意をし…。
37年前、高麗屋三代襲名の際には、初代白鸚が由良之助、七代目染五郎が力弥を演じました。その舞台から時を経て、襲名披露にて新白鸚の由良之助、新染五郎の力弥という配役でご覧いただきます。

【 詳細情報 : 歌舞伎座 】 初出:01月08日
──────────
<歌舞伎座公式総合サイト 歌舞伎美人-かぶきびと> 2018年1月23日

「二月大歌舞伎」高麗屋襲名披露の祝幕デザインを発表

kabukiza_iwaimaku_0123a3歌舞伎座「二月大歌舞伎」祝幕の完成イメージを前にした十代目松本幸四郎
ⓒ YAYOI KUSAMA ⓒ 松竹

2018年2月1日(木)、歌舞伎座百三十年「二月大歌舞伎」の二代目 松本白鸚、 十代目 松本幸四郎 、八代目 市川染五郎の襲名披露にお目見得する祝幕のデザインが発表されました。

「2月も引き続き、歌舞伎座で襲名披露興行をさせていただきます。それにあたり、日頃よりご贔屓いただいております中野道代様より、祝幕のご提供をいただくお話を頂戴しました。襲名する人の思いをかなえることが何よりのお祝いとの言葉を受け、私が(デザインを)お願いさせていただいたのが、草間彌生先生です」。
以前から作品が大好きだったという幸四郎の思いが、2月の襲名披露の祝幕となります。

世界の草間彌生が襲名披露の力になる 

kabukiza_0123iwaimaku_d2017年6月、草間彌生氏の美術館で、今回の祝幕となった3点のうちの一つの原画を前に
ⓒ YAYOI KUSAMA

無限に続くような水玉や網目をモチーフとした作品で、世界に知られる前衛芸術家の草間氏と、幸四郎が雑誌の取材で話をしたのは、20年ほど前のことでした。
初対面で幸四郎は、「永遠を信じますか」と、問いかけたと言います。「肉体が滅びる寿命は感じている、とおっしゃった時点で先生にはまりました。自分の思っている作品を、いかに限りある自分の肉体からつくっていくことができるか。それは戦いだと。そうして、つくられた作品が永遠になると」。草間氏の答えは、今回、20年近く経っても変わっていませんでした。
「世界を、時代をつくり、つくり続けていく方の、まだ新しいことをやっていこうというパワーが、2月の舞台へのエネルギー、力になる」。幸四郎は草間氏とその作品への思いをあふれさせました。

今回の祝幕に使用されたのは、2017年に制作された3点で、幸四郎がアトリエで見た時点では未発表でした。「今までになかった新しい作品だと感じました。高麗屋の襲名のおもてなしとして、お客様を最初にお出迎えする作品として、素晴らしいのではないかと」。
草間氏が歌舞伎座の間口に合わせたら、たとえばこういう形と見せたものが、そのまま今回のデザインになりました。「地色が黒色の祝幕はこれまでにないと思います。完成された形だと思いました」。ほかの作品も見た結果、「もうこれ以上はない」と、最終的にこの3点に戻りました。

選ばれたのは、2009年から草間氏が制作している「わが永遠の魂」シリーズのうちの3点で、祝幕は高さ7.1メートル、幅は30.3メートル。この大きさに草間作品がプリントされるのは世界初です。「実際に舞台に掛かったとき、どれだけ驚くか、今からわくわくしています」と、本当にうれしそうな笑顔を見せました。

1月とはまた顔ぶれの異なる大一座での2月の襲名披露。
「ありがたいことです。自分としても『一條大蔵譚』の大蔵卿と『熊谷陣屋』の熊谷、二つを一度に演ずるのは無謀だとわかっていますが、一生に一度のこれ以上はない興行なので、大変な思いをし、それに向かっていきたい」と、最後に幸四郎は意気込みを語りました。

【転載元記事:<歌舞伎座公式総合サイト 歌舞伎美人-かぶきびと> 2018年1月23日

【展覧会】川越市立美術館特別展:生誕130年 小村雪岱 ─「雪岱調」のできるまで ─

20180119193938_00001 20180119193938_00002川越市立美術館 特別展
生誕130年 小村雪岱 ― 「雪岱調」のできるまで ―
会  期
2018年1月20日(土曜)から3月11日(日曜)
開館時間
午前9時から午後5時(入場は午後4時30分まで)
休  館  日
月曜日(ただし2月12日は開館)、2月13日(火曜)休館
観  覧  料
一般 600円  大学生・高校生 300円  中学生以下 無料
──────────
川越市立美術館の開館15周年を記念し、川越ならではの特色のある展示を試みる〈小江戸文化シリーズ〉の第四弾として、川越に生まれ、装釘・舞台装置・挿絵など多分野で才能を発揮した小村雪岱(こむら-せったい 1887-1940)の展覧会を開催いたします。

荒木寛畝塾や東京美術学校(現・東京藝術大学)で日本画の基礎を学んだ雪岱は、当初は主に本の装釘や舞台装置の世界で活躍していました。そんな雪岱を一躍有名にした決定的な仕事が、昭和8年(1933)に朝日新聞に連載された邦枝完二作「おせん」の挿絵でした。以降、挿絵画家としても人気を得た雪岱は、多忙を極めながらも数々の名作を生み出しました。

華奢な人物像、極細の線による無駄のない描写、余白を生かした画面構成、そして挿絵における白黒二階調の明快な配色は、雪岱画の特徴であり、大きな魅力です。
本展では、多岐にわたる雪岱の画業から、とりわけ挿絵の仕事と、その中で育まれた「雪岱調」とよばれる独自の絵画スタイルに注目します。

【 詳細情報 : 川越市立美術館
──────────
{新宿餘談}
DSC03991.JPG本展の関連イベントに、「小村雪岱をこよなく愛する」装本家にして小村雪岱研究家、朗文堂新宿私塾講師・タイポグラフィ学会会員の 真田幸治さん が特別講演会講師として参加されます。
ご聴講をお勧めいたします。

講演会(2)「小村雪岱の挿絵の描線」

講師:真田幸治さん(小村雪岱研究家)
日時:2月25日(日曜)午後2時から3時
会場:川越市民美術館アートホール
定員:80名(要申込 無料 先着順)
申込:1月20日(土曜)午前9時から、電話 049-228-8080
または FAX 049-228-7870にて、川越市立美術館まで申込

【展覧会】 太田記念美術館企画展 明治維新150年 幕末・明治 ── 激動する浮世絵 後期展示2月2日─25日

20180129192330_00001太田記念美術館 企画展
明治維新150年 幕末・明治 ―― 激動する浮世絵

2018年1月5日[金]-2月25日[日]
      前期 1月5日[金]-28日[日]
      後期 2月2日[金]-25日[日]
      * 前後期で展示替え
                     * 2月1、5、13、19日は休館します。
──────────

今から約150年前、長らく続いた江戸幕府が崩壊し、新たに明治政府が樹立するという、時代の大きなうねりが起こりました。幕末・明治の浮世絵師たちは、時には、戊辰戦争や文明開化といった社会の変化を描き、時には、西洋文明の影響を受け入れながら、新たな絵画表現にチャレンジしました。
本年、平成30年(2018)は、明治維新からちょうど150年にあたります。それを記念し、本展覧会では、幕末から明治にかけて制作された浮世絵約150点(前後期で展示替えあり)を紹介します。幕末・明治という時代にあわせて激動していく浮世絵をお楽しみください。

【 詳細情報 : 太田記念美術館 】 ☆初出:2017年12月26日
──────────
DSCN7297{新宿餘談}
なごり雪を踏みしめて、01月27日午後、太田記念美術館「明治維新150年 幕末・明治 ―― 激動する浮世絵」前期展示を展観した。寒い日だったが館内には相当の来場者がいた。
錦絵・浮世絵を美術や芸術ととらえるのがふつうであろうが、やつがれ、写真撮影術が普及する前、景観資料などで絵師たちがのこした版画に助けられることが多い。そこでの絵師はジャーナリストであり、報道カメラマンであり、もちろんすぐれた技芸者でもあった。
太田記念美術館は絵士だけでなく、無名の彫刻士・摺り士にもあたたかい視線を向けていることに好感をもった。

収穫の多い展観となった。2月2日からは後期展示が開始される。

【展覧会】お札と切手の博物館 日本近代紙幣の礎となった男たち ─ 日本近代紙幣の礎となった男たち ─ 3月4日まで

お札と切手の博物館オモテ お札と切手の博物館ウラ

お札と切手の博物館
明治150年関連施策特別展(平成29年度 第2回特別展)

日本近代紙幣の礎となった男たち
── 明治150年 ── 印刷局はじまりの物語 ──

開  催 日:平成29年12月19日[火]-平成30年3月4日[日]
開催時間: 9:30-17:00 * 2月23日[金]は、19:00まで
休  館 日 :月曜日(祝日の場合は翌平日)、2月11日[日]
開催場所:お札と切手の博物館 2階展示室
入  場 料:無 料
──────────

国立印刷局は、明治4(1871)年の創設以来、日本の紙幣製造に携わってきました。
明治10年には西欧の先進技術を習得して、近代国家にふさわしい紙幣の完全国産化を実現し、日本の紙幣製造元としての第一歩を踏み出しました。この技術が現在の日本銀行券の製造技術の基盤となっています。

このように印刷局において、創業期にあたる明治時代は重要な時代です。特に明治時代初期から中期にかけては経営基盤を確実なものとするために本業の技術を生かして様々な製品を製造、販売することが行われており、他の時代とは一線を画しています。
本展では、キーパーソンとなった人物の事績を紹介しながら、当時の印刷局の事業について解説します。

【詳細情報: お札と切手の博物館

【展覧会】 東京国立博物館・台東区立書道博物館・朝倉彫塑館 連携企画 呉昌碩とその時代 ─ 苦鉄没後90年 ─ 開催中 3月初旬まで

20171213204841_00003 20171213204841_00004呉 昌碩うら東京国立博物館・台東区立書道博物館・朝倉彫塑館 連携企画
呉昌碩とその時代―苦鉄没後90年―

清時代の末期から中華民国の初期にかけて、書・画・印に妙腕をふるった呉昌碩(1844-1927)は、300年近く存続した清王朝の悼尾を飾る文人として知られています。

 呉昌碩は終生にわたって紀元前5世紀ごろの古代文字である石鼓文(せっこぶん)の臨書に励み、その風韻を書・画・印に結実させました。不器用なまでの重厚な運筆の中にも、キラリと光る輝きを秘めた作風は多くの人々を魅了し、日本にも熱烈な愛好者がいます。

今年度は呉昌碩の没後90年にあたります。このたび15回目を迎える東京国立博物館と台東区立書道博物館の連携企画では、呉昌碩の若き模索時代から最晩年までの作品を概観し、その業績を顕彰します。

また4年ぶりに台東区立朝倉彫塑館を加えた3館のスペシャル企画として、呉昌碩と日本との交流にも焦点をあて、実は意外に身近な存在であった呉昌碩像を浮き彫りにします。在世中から内外で高い評価を博した呉昌碩の魅力を、台東区内で近接する3館で存分にお楽しみください。
──────────
* 東京国立博物館・台東区立書道博物館・朝倉彫塑館 三館共同企画ですが、開始日・展示内容・展示替え日・終了日が各館でことなります。
* リンク先で十分開催日時、展示内容を確認の上ご参観ください。
東京国立博物館  アジアギャラリー 東洋館第八室
台東区立書道博物館
  ☆ 後期展示開始:2月11日まで蘇軾「行書李白仙詩巻」(重文)を公開中!
台東区立朝倉彫塑館
☆ 初出:2017年12月13日

【展覧会】滝田ゆう展─昭和×東京セレナーデ 弥生美術館 開催中 3月25日まで

弥生美術館

弥生美術館
滝田ゆう展 ─ 昭和 × 東京セレナーデ 
会  期    2018年1月3日[水]-3月25日[日]
開館時間    午前10時-午後5時 (入館は4時30分まで)
休  館  日      月曜休館 * ただし、1月8日・2月12日(月祝)開館、1月9日・2月13日(火)休館
料  金      一般900円/大・高生800円/中・小生400円(竹久夢二美術館もご覧いただけます)
──────────
「げんまいパ~ンのホヤホヤァ~ン」。

できたての温かい玄米パンを売るおじさんの声が響くのは、戦前の東京下町・向島区の寺島町。色街として知られた「玉の井」は、漫画家・滝田ゆう(1931-1990)が生まれ育った故郷です。
貸本漫画家を経て、1968年より『月刊漫画ガロ』に連載した「寺島町奇譚」シリーズが絶賛された滝田は、その後も温かく柔らかなタッチによる作品を発表し、人気を博しました。

本展では、連載開始から50年となる「寺島町奇譚」の原画の他、戦前・戦中の東京下町の風俗が綿密に描きこまれたカラーイラストや「泥鰌庵閑話」の原画、関連資料などを多数紹介。そこにあるのは戦禍で失われた裏通りの庶民の日常と、情感豊かに描かれた切なく懐かしい町の面影……。人々の心に優しく染みわたる、滝田の記憶の風景が鮮やかに浮かび上がります。

【 詳細情報 :弥生美術館  】 ☆初出:01月05日

【展覧会】 竹久夢二美術館 {竹久夢二と雑誌の世界 ─ 明治・大正・昭和の魅惑のメディア─} 開催中 3月25日まで

竹久夢二雑誌の世界
竹久夢二美術館
竹久夢二と雑誌の世界 ―明治・大正・昭和の魅惑のメディア―
会   期 : 2018年1月3日[水]-3月25日[日]
開館時間 : 午前10時-午後5時 (入館は4時30分まで)
休 館 日 : 月曜日 * 1月8日・2月12日[祝月]開館、翌1月9日・2月13日[火]休館
料    金 : 一般900円/大・高生800円/中・小生400円 (弥生美術館と共通)
──────────
明治38(1905)年、学生だった竹久夢二は雑誌『中学世界』への投稿をきっかけに画家の道を歩みはじめます。
様々な雑誌に掲載された作品が当時の人々を魅了し、夢二の人気を高めていきました。表紙・口絵・挿絵から小さなカットまで描き、文字のデザインも行い、文章を書くこともありました。雑誌での仕事は最晩年に至るまで生涯にわたり、約180タイトル、2200冊以上もの雑誌を手掛けています。

夢二が活躍した明治末から昭和初期は、雑誌が大衆文化を担うメディアへと急速に発展した時代と重なります。本展覧会では、夢二の仕事の主軸ともいえる雑誌を中心に作品をご紹介いたします。夢二を通し、今改めて時代を映し出す雑誌の魅力に触れてみませんか。

【 詳細情報 : 竹久夢二美術館 】 ☆初出:2017年12月18日

【展覧会】東京都美術館特別展 {ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜}開催中 ─ 4月1日まで 

ブリューゲル01 ブリューゲル02
東京都美術館 
特別展
ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜
Brueghel: 150 Years of an Artistic Dynasty
2018年1月23日[火]-4月1日[日]
──────────
16-17世紀のヨーロッパにおいてもっとも影響力を持った画家一族のひとつであったブリューゲル一族。一族の祖であるピーテル・ブリューゲル1世は、現実世界を冷静に見つめ、人間の日常生活を何の偏見もなく、ありのままに表現した革新的な画家でした。
この観察眼は、子から孫、ひ孫へと受け継がれ、一族の絵画様式と伝統を築き上げていくことになります。

父の作品の忠実な模倣作(コピー)を手掛けた長男のピーテル2世。父の自然への関心を受け継いで発展させ、多くの傑作を残したヤン1世。そして、ヤン2世やアンブロシウス、アブラハムといったヤン1世の子孫たちが、一族の作風を受け継ぎ、「ブリューゲル」はひとつのブランドとして確立されていくのです。

本展は貴重なプライベート・コレクションの作品を中心とした約100点の作品により、ブリューゲル一族と、彼らと関わりのある16、17世紀フランドル絵画の全体像に迫ろうという挑戦的な展示になります。

【 詳細情報 : 東京都美術館 特設WEBサイト 】 ☆初出:2017年12月18日

【公演】国立劇場 小劇場 二月文楽公演 公演期間  2月10日[土]─2月26日[月]

国立文楽オモテ 国立文楽ウラ

国立劇場 小劇場
二月文楽公演
公演期間  2月10日[土]-2月26日[月]
開演時間 
  第一部 午前11時開演(終演 午後1時50分予定)
  第二部 午後2時30分開演(終演 午後5時20分予定)
  第三部 午後6時開演(終演 午後9時予定
  * 開場時間は、開演30分前の予定です。
演       目 

●第一部(午前11時開演)●
近松門左衛門=作
心中宵庚申(しんじゅうよいごうしん)
 上田村の段
 八百屋の段
 道行思ひの短夜

●第二部(午後2時30分開演)●
花競四季寿(はなくらべしきのことぶき)
 万才・鷺娘

八代目竹本綱太夫五十回忌追善/豊竹咲甫太夫改め六代目竹本織太夫襲名披露
口上

追善・襲名披露狂言
摂州合邦辻(せっしゅうがっぽうがつじ)
 合邦住家の段

●第三部(午後6時開演)●
近松門左衛門=作
女殺油地獄(おんなころしあぶらのじごく)
 徳庵堤の段
 河内屋内の段
 豊島屋油店の段
 同   逮夜の段

【 詳細情報 : 国立劇場 】 ☆初出:01月05日 再紹介
文楽二月特設