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【展覧会】永青文庫|令和5年度早春展|中国陶磁の色彩-2000年のいろどり|’24年1月13日-4月14日

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永青文庫
令和5年度早春展
中国陶磁の色彩 ― 2000 年のいろどり ―
会  期  2024年1月13日[土]- 4月14日[日]
開館時間  10:00 - 16:30 (入館は 16:00 まで)
休  館  日  月曜日(ただし2/12 は開館し、2/13 は休館)
所  在  地  永青文庫
      112-0015 東京都文京区目白台1-1-1 TEL:03-3941-0850
入  館  料  一 般:1000円、シニア(70歳以上):800円、大学・高校生:500円
      * 中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
主  催  永青文庫
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永青文庫には、漢時代から清時代までの中国陶磁100点以上が所蔵されています。コレクションは、当館の設立者・細川護立(もりたつ 1883-1970)による蒐集品と大名細川家の伝来品からなり、所蔵品を通しておよそ2000年にわたる中国陶磁の歴史をたどることができるのが特徴です。
このうち護立のコレクションは、日本において、鑑賞に主眼を置いた「鑑賞陶器」として中国陶磁の需要が高まるなか集められたものです。その価値をいち早く見出した護立は、「鑑賞陶器」蒐集の草分けの一人と位置付けられています。そして護立のようなコレクターばかりでなく、画家や工芸家たちもまた中国陶磁に魅せられ、自らの作品に取り込んでいきました。

本展では、主に護立の蒐集品より重要文化財3点を含む優品を展示し、唐三彩(とうさんさい)、白磁、青磁、青花(せいか)、五彩(ごさい)など、色をテーマに中国陶磁を紐解きます。
あわせて、近代の洋画家・梅原龍三郎(うめはらりゅうざぶろう 1888-1986)や、河井寬次郎(かわいかんじろう 1890-1966)、宇野宗甕(うのそうよう 1888-1973)といった陶芸家が中国陶磁を研究、題材にした作品を紹介します。紀元前から近代まで、色とりどりの多彩なコレクションをご堪能ください。

※ 状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。
※ ご来館にあたって事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。
※ 同館の感染症予防対策については、公式ウェブサイトをご覧ください。
[ 詳 細:永青文庫  永青文庫感染症対策 ]

【展覧会】秋田県立近代美術館|コレクション展 雪月花のとき|’24年1月12日-4月7日|会期終盤

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秋田県立近代美術館
コレクション展
雪月花のとき
会  期  令和6年(2024年)1月12日[金]- 4月7日[日]
会  場  秋田県立近代美術館 6 階
      〠 013-0064 秋田県横手市赤坂字富ヶ沢62-46 Tel 0182-33-8855
観  覧  料  無 料
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「雪月花の時 最も君を憶 (おも) う」。中唐の詩人・白居易が、今は遠く離れてしまった友人との楽しかった日々を懐かしんで詠んだ詩の一節です。雪や月や花など、四季折々の美しい景色に触れると誰かのことを思い出し、その感動を共にしたいと思う気持ちは現代においても同じでしょう。
本展では、日本の近現代の画家たちがそれぞれの手法で表現する雪月花の世界をご紹介します。ぜひ、美術館で画家たちの感動に触れてみてください。

※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上ご観覧ください。
[ 詳 細 : 秋田県立近代美術館

【展覧会】秋田県立近代美術館|企画展 アキタの書・その魅力|’24年2月3日-4月14日

秋田近美書の魅力

秋田県立近代美術館
企画展 アキタの書・その魅力
会  期  令和6年(2024年)2月3日[土]- 4月14日[日]
会  場  秋田県立近代美術館 5 階
      〠 013-0064 秋田県横手市赤坂字富ヶ沢62-46 Tel 0182-33-8855
観  覧  料  無 料
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1994(平成6)年の開館以来、秋田県立近代美術館が収蔵してきた、明治から平成に至る書の代表的作品をご紹介します。
秋田書壇の黎明期に重要な役割を果たした赤星藍城(1857-1937】をはじめとして、日展・毎日書道展で活躍し後進の育成にも尽力した横手出身の松井如流(1900-1988)や、秋田市出身の大井錦亭(1927-2020)ら作品を展示します。
郷土の書の発展に貢献し、近代の書壇にも大きな足跡を遺した書家たちの作品を、是非この機会にお楽しみください。

※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上ご観覧ください。
[ 詳 細 : 秋田県立近代美術館

【展覧会 予告】秋田県立近代美術館|特別展 岩合光昭写真展 こねこ|’24年4月20日-7月15日

  • 秋田近美ねこ

秋田県立近代美術館
秋田県立近代美術館開館30周年記念特別展
岩合光昭写真展 こねこ
開催期間  令和6年(2024年)4月20日[土]- 7月15日[月・祝]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時00分 (入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  会期中無休
料  金  一般/1,100円、高・大学生/700円、中学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  秋田県立近代美術館  5 階
      〠 013-0064 秋田県横手市赤坂字富ヶ沢62-46
      Tel 0182-33-8855 Fax 0182-33-8858 mail:akitamma☆rnac.ne.jp 
主  催  岩合光昭写真展「こねこ」実行委員会、秋田県立近代美術館(横手市)  
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岩合光昭さんがライフワークとして撮影を続ける最も身近な動物「ネコ」。本展では、岩合さんがこれまでに出会った世界各地域の「こねこ」たちが大集合します。
愛くるしく元気いっぱいに暮らす「こねこ」たち。本展ではその日々の冒険に加え、同じ地球に暮らす、元気な「どうぶつ家族」の作品を特別展示。約170点の作品をご紹介します。
また、ミュージアムショップでは写真集やオリジナルグッズなども販売します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 秋田県立近代美術館     本展特設外部サイト ] 

【展覧会】徳川美術館・名古屋市蓬左文庫|特別展 尾張徳川家の雛まつり(2024年)|’24年2月3日-4月3日|会期末

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徳川美術館・名古屋市蓬左文庫
特別展 尾張徳川家の雛まつり(2024年)
会  期  2024年2月3日[土]- 4月3日 [水]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日 * ※ただし、2/12[月]は開館、2/13[火]は休館
観  覧  料  一 般 1,600円 ・ 高 大 生 800円 ・ 小 中 生 500円
       (企画展「ひなを楽しむ ― 旧家のひな飾り ―」展と共通)
      * 毎週土曜日は 小・中・高生 入館無料
会  場  徳川美術館
      〠 461-0023 名古屋市東区徳川町1017 TEL 052-935-6262
主  催  徳川美術館・名古屋市蓬左文庫・中日新聞社
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春の訪れを告げる雛祭りの時期に合わせて、江戸時代から近代に至る尾張徳川家伝来の雛飾りを展示します。江戸時代の姫君が所持していた気品溢れる有職(ゆうそく)雛(びな)や、婚礼調度のミニチュア-ルである精緻な雛道具、近代の尾張徳川家三世代の夫人たちの雛人形が飾られた豪華な雛段飾りなど、展示室は大名家の雛飾りならではの華やぎに満ちています。歴史の重みを感じさせる雛人形・雛道具の数々をご堪能ください。

※ 新型感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトを確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 徳川美術館・名古屋市蓬左文庫 ]   { 活版アラカルト 既出まとめ }

【展覧会】東京黎明アートルーム|洛中洛外図屛風と縄文土器|’24年3月17日ー5月5日

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東京黎明アートルーム
洛中洛外図屛風と縄文土器
開室期間  2024年3月17日[日]ー 5月5日[祝]
休  室  日  3月20日[祝]、4月3日[水]、4月21日[日]、5月3日[祝]
開室時間  10:00 - 16:00 * 最終入室は 15:30
入室料金  一 般 600円 / 20歳未満は無料
      * 障害者手帳をお持ちの方及び介護者の方は300円引き
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  東京黎明アートルーム
      〠 164-0003 東京都中野区東中野2-10-13 TEL 03-3369-1868
主  催  東京黎明アートルーム
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縄文土器を15点、土偶を2点展示します。
自然界の摂理にしたがい、ゆっくりと進化した縄文人の知識・技術・思想。縄文土器を通し、独創的な造形力や装飾性をお楽しみいただき、縄文人の豊かな世界観に思いを馳せていたただければと思います。
洛中洛外図屏風(六曲一双)も展示します。洛中(京都の市街)と洛外(京都の郊外)の景観や人々の様子が豊かに描かれています。京都観光気分を味わっていただけるようImage Projection(映像)も用意しました。
その他、アジアの彫刻や岡田茂吉作品も展示します。
皆様のご来室を心よりお待ちしています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京黎明アートルーム

【展覧会】町田市立国際版画美術館|企画展 版画の青春 小野忠重と版画運動 ― 激動の1930-40年代を版画に刻んだ若者たち ―|’24年3月16日-5月19日|【並行展】特集展示 日本のグラフィック・デザイナーと版画|’24年3月13日-5月26日 入場無料

町田市立国際版画美術館3月A 町田市立国際版画美術館3月B

町田市立国際版画美術館
企画展 版画の青春 小野忠重と版画運動
― 激動の1930-40年代を版画に刻んだ若者たち ―
会  期  2024年3月16日[土]- 5月19日[日]
      (会期中4月23日[火]から 約10点を展示替えします)
休  館  日  月曜日 * ただし4月29日[月・祝]・5月6日[振休]は開館、
            4月30日[火]・5月7日[火]は休館
会  場  町田市立国際版画美術館 企画展示室 1、2 * 巡回なし
      〠 194-0013 東京都町田市原町田 4-28-1
      Tel. 042-726-2771・0860 / fax. 042-726-2840
観  覧  料  一   般  900円、大・高生 450円、中学生以下 無 料
      * 各種割引。優待情報などは 下掲詳細 参照
特別協力  和歌山県立近代美術館
主  催  町田市立国際版画美術館
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本展では1930-40年代に活動した「新版画集団」と「造型版画協会」による版画運動を、リーダーであった小野忠重の旧蔵品を中心に紹介します。約300点の作品を通じて、激動の時代に版画に熱中した青年たちがいかにこの時代を超えようとしたか、明治の終わりに登場し30年にも満たなかった創作版画はいかなる「青春期」を迎えたのかを探る機会になるでしょう。

< みどころ >
1.知られざる1930-40年代の創作版画をなんと約300点展示
2.出品作品を通して1930-40年代の日本にタイムスリップ
3.青年版画家たちは、戦争の足跡が聞こえてくる時代をいかに超えようとしたか!

昭和初期にあたる1930年代の東京は関東大震災から復興し、新しい景観と映画やカフェなどの娯楽文化が流行する近代都市へと変貌を遂げています。その一方で、この年代は経済や文化面などへの国家の統制が強化され、戦時体制へと歩みが進んだ時代でした。
こうした時代に、1932年(昭和7)、小野忠重や武藤六郎(むとうろくろう・1907-1995)ら20代はじめの青年たちが「新版画集団」を結成し、「版画の大衆化」を掲げて版画運動を開始します。この後グループは、活動の中で、現代版画には絵画的充実が必要だと実感し、1936年(昭和11)に一旦解散、小野や清水正博(しみずまさひろ・1914-2011)らメンバーの一部が1937年(昭和12)に「造型版画協会」を結成して版画運動を継続・発展させました。
本展覧会では、「新版画集団」と「造型版画協会」のリーダーであった小野忠重の旧蔵品を中心とした約300点の作品によって、これらのグループによる版画運動の諸相を探ります。
また、激動の1930-40年代という時代に、版画に熱中した青年たちが、如何にこの時代を超えようとしたかを考えます。本展は、明治の終わりに登場し、まだ30年にも満たなかった創作版画の、いわば「青春期」を振り返る機会にもなるでしょう。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 町田市立国際版画美術館 ]

町田市立国際版画美術館3月おまけ

町田市立国際版画美術館
特集展示 日本のグラフィック・デザイナーと版画
会  期  2024年3月13日[水]- 5月26日[日]
休  館  日  月曜日
      * ただし4月29日[月・祝]・5月6日[月・祝]は開館、
       4月30日[火]・5月7日[火]は休館
開館時間  平 日:午前10時-午後5時
      土日祝:午前10時-午後5時30分 * 入場はいずれも閉館30分前まで
観  覧  料  入場無料
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「グラフィック・デザイナー」という言葉が日本で知られるようになったのは、戦後復興期にあたる1950年代のことです。1951年には全国規模のデザイナー団体である日本宣伝美術会(通称:日宣美)が設立されると同時に、広告代理店ライト・パブリシティが創業、さらに1959年には第一線で活躍する作家たちを招集した日本デザインセンターも発足しました。青年期に終戦を迎えた若きグラフィック・デザイナーたちが切磋琢磨し、互いを励まし合ったこの時代は、日本のデザイン界における「青春」ともいえるでしょう。
グラフィック・デザイナーたちは多種多様な広告物を手がける過程で、しばしば同じ印刷物である「版画」にも関心を示しました。「チームワークと無名の行為」を求められる広告の仕事と異なり、自らの個性を存分に発揮できる版画は、強い魅力を放っていたことでしょう。
本展では、永井一正(1929年生まれ)、横尾忠則(1936生まれ)、和田誠(1936-2019)を中心に、戦後から現代にかけて活躍してきたグラフィック・デザイナーの版画約40点を紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 町田市立国際版画美術館 ] 

【展覧会】泉屋博古館 東京|企画展 ライトアップ木島櫻谷 ― 四季連作大屏風と沁みる「生写し」|’24年3月16日-5月12日

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企画展 ライトアップ木島櫻谷
― 四季連作大屏風と沁みる「生写し」
会  期  2024年3月16日[土]- 5月12日[日]
休  館  日  月曜日 * 4月30日[火]、5月7日[火]
      (4月29日・5月6日は開館)
開館時間  午前11時 - 午後6時(入館は午後5時30分まで)
      * 金曜日は午後7時まで開館(入館は午後6時30分まで)
会  場  泉屋博古館 東京(東京・六本木)
      〠 106-0032 東京都港区六本木1丁目5番地1号
      TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)
入   館 料  一 般 1,000円 高大生 600円 中学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人泉屋博古館、毎日新聞社
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大正中期に大阪天王寺の茶臼山に建築された住友家本邸を飾るために描かれた木島櫻谷の「四季連作屏風」を全点公開します。
大正期の櫻谷は、独特な色感の絵具を用い、顔料を厚く盛り上げ、筆跡を立体的に残し油彩画のような筆触に挑戦しています。そのために櫻谷は、「技巧派」などと称されましたが、櫻谷の真骨頂は、それに収まらない極めて近代的なものでした。リアルな人間的な感情を溶かし込んだ動物たちは絵の中で生き生きと輝きはじめ、とりわけ動物が折節にみせる豊かな表情は、観る者の心に沁みます。
江戸時代中期(18世紀)京都で生まれた円山四条派の代表的な画家たちによる花鳥画表現を併せて紹介することで、櫻谷の「生写し」表現の特質をライトアップします。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
※ 泉屋博古館東京では入館の事前予約はおこなっていません。希望の日時にお出かけください。
[ 詳 細 : 泉屋博古館(東京・六本木) { 活版 à la carte  泉屋博古館まとめ }

【展覧会】神奈川県立歴史博物館|特別陳列 戦国大名北条氏と西相模・伊豆|’24年3月16日-4月14日

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神奈川県立歴史博物館
特別陳列
戦国大名北条氏と西相模・伊豆
会  期  2024年3月16日[土]- 4月14日[日]
休  館  日  月曜日、3月21日[木]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
観  覧  料  常設展示観覧料でご覧いただけます。
      一 般 300円、20歳未満・学生 200円、65歳以上・高校生 100円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  神奈川県立歴史博物館 1階 特別展示室 第1室
      〠 231-0006 神奈川県横浜市中区南仲通5-60
      TEL:045-201-0926/FAX:045-201-7364
主  催  神奈川県立歴史博物館
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神奈川県立歴史博物館が所蔵する 江梨鈴木家文書 をはじめとする 北条氏関係文書 などにより、戦国大名北条氏の当主が直轄統治した相模国西部および伊豆国の様相を紹介します。

<展示構成と主な展示資料>
1 二つの性格を持つ地域
西相模、伊豆地域は北条領国の中枢であり、かつ西の端でもありました。北条氏の支配体制や領国接する他大名との関係の推移を紹介します。
     大道寺盛昌書状(年未詳)4月2日 江梨鈴木家文書 当館所蔵
     北条氏規掟書(天正8年カ)6月26日 北条家文書 当館所蔵
     北条氏照書状(永禄12年)10月24日 山吉家文書 神奈川県立公文書館蔵
2 海からもたらされたもの ~海産物と人、もの、情報~
北条氏が海を利用した様子を紹介します。相模湾、駿河湾で獲れる海の幸を酒宴の席で用いるとともに、海上交通を利用して西国とのやり取りを行いました。
     伊藤家祐書状(年未詳)1月17日 江梨鈴木家文書 当館所蔵
     小田原天文記(快元僧都記)天文年間 神奈川県立図書館所蔵
     北条家法度書
     北条家法度書(元亀4年)7月16日 江梨鈴木家文書 当館所蔵
3 北条家朱印状の謎を追う
海上交通の法度周知のため複数作成された北条家朱印状は個別対応を前提とした様式を持っています。同地域の文書に見える特徴を類例と比較しながら考えます。
     北条家船手形朱印状
     北条家船手形朱印状(天正2年)7月10日 江梨鈴木家文書 当館所蔵
     北条家朱印状(天正14年)7月19日 関山家文書 個人所蔵
     北条家朱印状(天正17年)12月8日 桜井家文書 当館所蔵

※ 混雑時は入場制限をする場合があります。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 神奈川県立歴史博物館

【展覧会】練馬区立美術館|生誕150年 池上秀畝 ― 高精細画人 ―|’24年3月16日-4月21日|

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練馬区立美術館
生誕150年 池上秀畝 ― 高精細画人 ―
会  期  2024年3月16日[土]- 4月21日[日]
      * 4月1日[月]に一部展示替えを行います。
休  館  日  月曜日
開館時間  10:00-18:00  * 入館は17:30まで
観  覧  料  一 般 1,000円、 高校・大学生 および 65-74歳 800円
      * 中学生以下および75歳以上 無料
      * 同館は事前予約制ではありません。当日チケットカウンターでお求めください。
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
共  催  長野県立美術館
主  催  練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会)
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池上秀畝(いけがみ  しゅうほ   1874-1944)は、長野県上伊那郡高遠町(現在の伊那市)に生まれ、明治22年(1889)、本格的に絵を学ぶため上京。当時まだ無名だった荒木寛畝の最初の門人・内弟子となります。大正5年(1916)から3年連続で文展特選を受賞。また、帝展で無鑑査、審査員を務めるなど官展内の旧派を代表する画家として活躍しました。
同じく長野県出身で同い年の菱田春草(1874-1911)らが牽引した「新派」の日本画に比べ、秀畝らの「旧派」と呼ばれる作品は近年展覧会等で取り上げられることは少なく、その知名度は限られたものに過ぎませんでした。
しかし、伝統に基づく旧派の画家たちは、会場芸術として当時の展覧会で評価されたことのみならず、屏風や建具に描かれた作品は屋敷や御殿を飾る装飾美術としても認められていました。特に秀畝は徹底した写生に基づく描写に、新派の画家たちが取り組んだ空気感の表現なども取り入れ、伝統に固執しない日本画表現を見せています。

本展は生誕150年にあたり、秀畝の人生と代表作をたどり、画歴の検証を行うと共に、あらたなる視点で「旧派」と呼ばれた画家にスポットを当てる展覧会です。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 練馬区立美術館
〔 参 考 : 練馬区立美術館/長野県立美術館 YouTube 「生誕150年池上秀畝-高精細画人-」 0:33 〕

この{活版印刷アラカルト}のウェブページは、限度ギリギリの長尺ブログになっています。そのためお手数ながら、ときおり、とりわけ動画類を閲覧後は「ページ画面を更新」していただくと、次回からもスムーズなスクロールと閲覧をお楽しみいただけます。また活版アラカルトの二枚目以降のページにも、一枚目に納めきれなかった魅力的な記事が満載。閲覧を強力推奨いたします。

【展覧会】高島屋史料館 TOKYO|企画展 ジャッカ・ドフニ 大切なものを収める家 ─ サハリン少数民族ウイルタと「出会う」|’24年3月16日-8月25日

高島屋史料館A 高島屋史料館B

高島屋史料館 TOKYO
企画展 ジャッカ・ドフニ 大切なものを収める家
── サハリン少数民族ウイルタと「出会う」
会  期  2024年3月16日[土]- 8月25日[日]
開館時間  10:30 - 19:30
入  館 料  無  料
会  場  高島屋史料館 TOKYO 4F 展示室
      〠 103-8265 東京都中央区日本橋2-4-1 TEL:03-3211-4111(代表)
休  館  日  月・火曜日(祝日の場合は開館)、8月21日(全館休業日)
監修・協力  北海道立北方民族博物館
主  催  高島屋史料館 TOKYO
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かつて、北海道のオホーツク海に面した網走の地に「ジャッカ・ドフニ」と呼ばれたサハリン少数民族の資料館がありました。「ジャッカ・ドフニ」とは、ウイルタ語で「大切なものを収める家」を意味し、ウイルタを中心に、ニブフ、樺太アイヌといった、サハリンに暮らした少数民族の生活文化を伝えた稀有な私設資料館です。この「ジャッカ・ドフニ」は2012年、多くの人に惜しまれながら約35年にわたる活動に終止符を打ちます。その後、そこで所蔵されていた資料の全てが、北海道立北方民族博物館に引き継がれました。本展は、この「ジャッカ・ドフニ」の所蔵資料をまとまって東京で展示公開するはじめての機会となります。

1905年、それまでロシア領だったサハリン島は、日露戦争後のポーツマス条約締結により、北緯50度以南が日本領と定められます。このことは、サハリン島に暮らした少数民族に大きな影響を与え、それまでの生活慣習を一変させました。また、サハリン少数民族はアジア・太平洋戦争にも巻き込まれ、なかには終戦後にシベリアへ抑留される人もいました。さらには、さまざまな事情から、住み慣れた地を離れて日本への移住を決断せざるを得ない人もいたのです。「ジャッカ・ドフニ」設立に尽力したウイルタのゲンダーヌ(日本名:北川源太郎)さんはその一人です。
このようにウイルタをはじめとするサハリン少数民族は、自らの意思とは無関係に、近代が設定した国境や国籍といった枠組みの中に取り込まれてきました。しかし、そうしたサハリン少数民族の歴史や文化が、今日、十分に知られているとは言い難いでしょう。
本展は、前述のゲンダーヌさんが初代館長として残した「ジャッカ・ドフニ」を通して、ウイルタとその文化に出会う場にしたいと思います。そして、ウイルタと「出会う」ことが、他者あるいは自らの文化に対してより一層理解を深め、さらに、私たちが生きる世界が多元的で、複雑な交差性のもとにあるということを再認識する一助となれれば幸いです。
*「ジャッカ・ドフニ」の正式名称は北方少数民族資料館ジャッカ・ドフニです。

▶ イベントの最新情報は Peatix ページ をご覧ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 高島屋史料館 TOKYO

【展覧会】国立公文書館|春の特別展|夢みる光源氏 ― 公文書館で平安文学ナナメ読み!―|’24年3月16日-5月12日

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国立公文書館
令和6年春の特別展
夢みる光源氏 ― 公文書館で平安文学ナナメ読み! ―
会  期  令和6年(2024年)3月16日[土]- 5月12日[日]
開館日時  月 - 日曜日  午前9時15分 - 午後5時00分
休  館  日  4月8日[月]
      * 閲覧室の開室日時とは異なります。ご注意ください。
      * 4月26日[金]、5月10日[金]は午後8時00分まで開館。
会  場  国立公文書館 東京本館
      〠 102-0091 東京都千代田区北の丸公園3番2号z
入  場  料  無  料
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令和6年春の特別展では「夢」をテーマに、『源氏物語』やその注釈書を中心とした平安文学に関する資料を展示します。 和歌や物語には、「夢」が神仏のお告げであったり、亡き人からの伝言であったり、不思議な力を持つものとして描かれています。それは当時の信仰・文化の一つであり、 これらを読むことによって平安貴族の精神世界に迫ることができます。
この機会にぜひ「夢」を通して「公文書館で平安文学ナナメ読み」をお楽しみください。

< おもな展示資料 >

◉ 枕草子-まくらのそうし
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清少納言-せいしょうなごん-が記した随筆。平安貴族は「夢」で吉凶を占っていました。「うれしきもの」の章段には、「夢占い」に一喜一憂する様子が記されています。
展示資料は慶長年間(1596-1615)に刊行された古活字版(こかつじばん 16世紀末-17世紀初めに活字で印刷した書物)で、紅葉山文庫-もみじやまぶんこ-旧蔵書です。

◉ 源氏物語-げんじものがたり
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紫式部-むらさきしきぶ-が著した長編物語。「夕顔-ゆうがお」の巻では、光源氏-ひかるげんじ-の「夢」に現れた女がやがて 物の怪-もののけ-となって出現し、夕顔を取り殺してしまいます。
展示資料は承応3年(1654)に挿絵入りで出版されたもので、紅葉山文庫旧蔵書です。

◉ 小右記-しょうゆうき
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平安時代中期の貴族である 藤原実資ーふじわらのさねすけ-の日記。長和5年(1016)5月18日条には、藤原道長-ふじわらのみちなが-の死の「夢」を見た者が現れ、道長の死が噂されます。これを実資は「夢は虚実通うもの」と述べています。
展示資料は現存部分全ての記事が記載された写本です。貞享元年(1684)に書写されたもので、紅葉山文庫旧蔵書です。小右記(しょうゆうき)
 平安時代中期の貴族である藤原実資(ふじわらのさねすけ)の日記。
 長和5年(1016)5月18日条には、藤原道長(ふじわらのみちなが)の死の「夢」を見た者が現れ、道長の死が噂されます。これを実資は「夢は虚実通うもの」と述べています。
展示資料は現存部分全ての記事が記載された写本です。貞享元年(1684)に書写されたもので、紅葉山文庫旧蔵書です。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立公文書館

【展覧会】東京都写真美術館|B1F 展示室 没後50年 木村伊兵衛 写真に生きる|’24年3月16日-5月12日

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東京都写真美術館
B1F 展示室
没後50年 木村伊兵衛 写真に生きる
開催期間  2024年3月16日[土]- 5月12日[日]
会  場  東京都写真美術館 B1F 展示室
      〠 153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
      TEL 03-3280-0099
休  館  日  毎週月曜日(ただし4/29[月]、5/6[月]は開館。5/7[火]は休館)
料  金  一 般 1,200円 / 学⽣・65歳以上 1,000円 / 中⾼⽣ 800円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
共  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館
主  催  株式会社クレヴィス
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本展は日本の写真史に大きな足跡を残した写真家・木村伊兵衛(1901-1974)の没後50年展として、その仕事を回顧するものです。1920年代に実用化が始まったばかりの小型カメラに写真表現の可能性をいち早く見出し、それを駆使した文芸諸家のポートレート、あるいは東京下町の日常の場面を素早く切り取るスナップショットで名声を確立しました。1933年に開催された「ライカによる文芸家肖像写真展」では、従来の型にはまった肖像写真ではなく、被写体の一瞬の表情の変化を捉える独自のスタイルを確立し、また1936年には初めて沖縄を訪れて生活感にあふれた日常を記録するなど、“ライカの名手” としての名を早くに馳せました。
木村伊兵衛はまた、広告宣伝写真や歌舞伎などの舞台写真、カラーフィルムによる滞欧作品、秋田の農村をテーマにするシリーズなど、実にさまざまな被写体を捉えた数多くの傑作を残しました。その卓越したカメラ・ワーク、そして写真機材や感光材料への深い理解などは、旺盛な好奇心と豊かな体験に裏付けられています。印刷メディアを媒体として人間の営みのイメージを伝えるという写真の社会的な機能を自覚して、自らを「報道写真家」と位置づけました。その独特な眼差しにこだわった写真表現はきわめてユニークなもので、見るものの記憶の中にいつまでも生き続けます。
没後50年に合わせ、本展では最近発見されたニコンサロンでの 木村伊兵衛生前最後の個展「中国の旅」(1972-1973)の展示プリントを特別公開します。

木村伊兵衛|Ihei Kimura(1901-1974)
1901(明治34)年、東京市下谷の紐職人の家に生まれる。子供の頃から写真に興味を持ち、京華商業学校に進学はしたが寄席や芸者置屋に出入りする一方、写真に熱中した。卒業後に砂糖問屋の台湾支店に就職。そこでも仕事場近くの写真館に出入りし営業写真の技法を教わる。1922年、東京に戻りアマチュア写真クラブに入会、1924年に自宅で写真館を開く。1929年、花王石鹼の広告部門でプロ写真家として活動を開始。1931年、東京で開催された「独逸国際移動写真展」に大きな衝撃を受け、リアリズムの写真表現を確信する。雑誌『光画』に発表した東京の下町のスナップショット、「ライカによる文芸家肖像写真展」で頭角を現し、以後、「ライカ使いの名手」として活躍する。1950年、日本写真家協会初代会長に就任。アマチュアの指導者としても、土門拳とともに「リアリズム写真」の運動を推進した。1974年没。

※ 事業は諸般の事情により変更することがございます。 あらかじめご了承ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都写真美術館     日時指定チケット購入先-外部サイト

【展覧会】紙の博物館|企画展 藩札から近代紙幣へ ―渋沢栄一、新壱万円札の顔となる!|’24年3月16日-5月12日

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紙の博物館
企画展 藩札から近代紙幣へ ―渋沢栄一、新壱万円札の顔となる!
会  期  2024年3月16日[土]- 5月12日[日]
開館時間  10:00 - 17:00(入館は閉館の 30 分前まで)
休  館  日  月曜日(祝日の場合は開館)、祝日直後の平日、年末年始、臨時休館日
      ▶ 開館カレンダー
会  場  公益財団法人 紙の博物館   4 階企画展示室 他
      114-0002 東京都北区王子 1-1-3(飛鳥山公園内)
      TEL: 03(3916)2320 FAX : 03-5907-7511
入  館  料  一 般 400 円 / 小 中 高 200 円
      * 身体障がい者手帳、愛の手帳(療育手帳)または精神障がい者福祉手帳を
       お持ちのご本人は無料、介助の方は半額となります。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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今年7月3日、20年ぶりに新しい「日本銀行券」が発行されます。その新紙幣の壱万円札の肖像には、渋沢栄一が採用されました。渋沢は、日本の近代経済社会の基礎を築いたことで知られますが、一橋領の藩札の発行や、新貨条例・国立銀行条例などの制度づくり、洋紙製造会社の立ち上げなど、紙幣の発行や流通においても、大変重要な役割を果たしました。

本展示では、紙幣が日本において本格的に使用されるようになった、江戸時代のいわゆる藩札と、現在に通じる円を単位とした近代紙幣について、渋沢栄一との関わりなども交えてご紹介します。素材としてほとんど価値のない紙が紙幣として流通するためには、何よりも信用が第一です。身近でとても奥深い紙、紙幣について考えてみましょう。

※ 下掲の公式詳細サイトで最新情報を確認のうえ、ご観覧ください。
[ 詳 細 : 公益財団法人 紙の博物館 ] 

【講座】渋沢史料館|講座 かわいい、かわいい人形さん、ようこそ日本へ!|~ 記録映像でみる日米人形交流「青い目の人形」~|’24年3月3日|終了乍蹔

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渋沢史料館
講座 かわいい、かわいい人形さん、ようこそ日本へ!
~ 記録映像でみる日米人形交流「青い目の人形」~
日  時  2024年3月3日[日]  13:30-14:30  終了企画
講  師  是澤 博昭氏(大妻女子大学教授)
      川上 恵  (渋沢史料館副館長 学芸員)
会  場  渋沢史料館 多目的室
      〠 114-0024 東京都北区西ヶ原2-16-1
      電話:03-3910-0005(渋沢史料館)
参  加  費  無料 但し要入館料(一般300円 小中高100円)
定  員  30名(事前申込制)
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記録映像「Doll Messengers of Friendship」(1927年)の上映をします。
その後、渋沢栄一が大切にした日米人形交流事業「青い目の人形」を歴史的な観点から研究をされてきた大妻女子大学の是澤博昭氏に、渋沢史料館の学芸員がインタビューを行います。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 公益財団法渋沢栄一記念財団 渋沢史料館 ] 

【展覧会】渋沢栄一記念財団 渋沢史料館|企画展示 新一万円札発行記念企画展 渋沢栄一肖像展 Ⅰ 肖像写真|’24年2月3日-6月2日

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渋沢栄一記念財団
渋沢史料館
企画展示 新一万円札発行記念企画展 渋沢栄一肖像展 Ⅰ 肖像写真
会  期  2024年2月3日[土]- 6月2日[日]
休  館  日  月曜日(祝日と重なる場合は開館)、祝日の翌平日
開館時間  10時-16時(最終入館は15時30分)
会  場  公益財団法渋沢栄一記念財団 渋沢史料館
      〠 114-0024 東京都北区西ヶ原2-16-1 TEL 03-3910- 0005
入  館  料  一 般 300円、 小中高生  100円
主  催  公益財団法人渋沢栄一記念財団 渋沢史料館
後  援  公益財団法人紙の博物館、東京都北区、学校法人北里研究所、
      独立行政法人国立印刷局お札と切手の博物館、学校法人津田塾大学、
      日本銀行金融研究所貨幣博物館、株式会社堀内カラー
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2024年度に発行される新一万円札の肖像は、渋沢栄一が古希 (70歳) を迎えるときに撮影された肖像写真を参考に描かれたものです。新一万円札の「顔」となった栄一は、今後、「お札の顔」として、これから皆さんの日常生活のなかに馴染んでいくことでしょう。
皆さんは渋沢栄一という人物を思い浮かべるときに、どのような「顔」をイメージされるでしょうか。日本の近代経済社会の礎を築くため、多くの企業や社会公共事業を手掛けた栄一は、さまざまな場面において「顔」となり、自分の役割を果たしてきました。そうした栄一の姿は写真や映像、絵画や彫刻などの作品で今も目にすることができます。そこで渋沢史料館では、栄一が肖像となった新一万円札が発行されることを記念して、栄一の「顔」を伝える作品や資料を紹介する企画展を2期にわたって開催します。
本企画展・第1期では、渋沢栄一の肖像写真に注目します。栄一は多くの肖像写真を撮影しており、渋沢史料館では70歳の写真だけでなく、栄一の肖像写真を数多く所蔵しています。栄一の顔をじっくりとご覧いただき、あらためて栄一を身近に感じる機会になれば幸いです。
※ 昨秋より開催していた企画展「肖像展Ⅰ」を、一部展示替えして再開いたします。

<関連イベント>
かお見世トーク
 渋沢史料館の館長が渋沢栄一について語ります。
  日  時 会期中の第1、第4土曜日 14時から(20分程度)
  参加方法 申込不要。企画展示室前にお集まりください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 公益財団法渋沢栄一記念財団 渋沢史料館 ] 

【展覧会】兵庫県立美術館|スーラージュと森田子龍|’24年3月16日-5月19日

E334-4606 兵庫県立美術館
スーラージュと森田子龍
Pierre Soulages and Morita Shiryu
会  期  2024年3月16日[土]- 5月19日[日]
休  館  日  月曜日
* ただし4月29日[月・祝]、5月6日[月・振休]は開館、
4月30日[火]、5月7日[火]は休館
開館時間  午前10時 - 午後6時  * 入場は閉館30分前まで
会  場  兵庫県立美術館 企画展示室
〠 651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 (HAT神戸内)  TEL: 078-262-1011
観覧料金  個人/当日 一 般 1,600円、大学生 1,000円、70歳以上 800円、高校生以下 無料
* 障害者手帳等お持ちの方1名につき、介助者1名は無料です。
* チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
企画協力   スーラージュ美術館
主  催  兵庫県立美術館、神戸新聞社
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「フランス現代絵画の巨匠」と「兵庫県出身の世界的書家」の初めての二人展
約40年振りに日本の美術館でスーラージュの展覧会を開催!

フランスのアヴェロン県と兵庫県との20年をこえる友好提携を記念し、1950年代から直接交流のあった、画家のピエール・スーラージュ(1919-2022/アヴェロン県出身)と、書家の森田子龍(1912-1998/兵庫県出身)の展覧会を開催します。
国際交流は何をもたらし、文化的なアイデンティティはいかにして生まれるのでしょうか。スーラージュ美術館の全面的な協力により開催される本展では、二人の作品合わせて約50点に加え、書籍や日記などの資料を通して、芸術家の出会いを考えます。

E334-4483森田子龍(左)とスーラージュ(中央)1963 年、パリにて
E334-4486森田子龍《坐俎上》 1953 年 兵庫県立美術館

<みどころ>❖ 1
「前衛書」の旗手として世界的に知られる書家、森田子龍は、兵庫県豊岡市の出身。その作品は 1950年から60年代にかけて海外で開催された展覧会に次々と出品され、大きな注目を集めました。森田子龍の展覧会が神戸で開催されるのは約30年振りで、約30点の作品が一堂に会します。
<みどころ>❖ 2
パリのルーヴル美術館で2019年から2020年に個展が開催されるなど、フランスの国民的な画家として人気を誇るピエール・スーラージュ。故郷ロデーズにあるスーラージュ美術館から出品される17点のうち16点は “日本初公開”。もう1点は、1951年に日本で初めて展示されたスーラージュの作品で、このたび、約70年振りに来日します。
<みどころ>❖ 3
コロナ禍による二度の開催延期、2022年10月スーラージュ氏の102歳での逝去を経て、ついに実現した今回の二人展。森田の編集する雑誌『墨美』を通じて交流がはじまった「白黒の仲間」 の競演を見ることができるのは、兵庫県立美術館だけです。(本展は巡回の予定はありません)
※ モノクロームの作品を描く画家たちを指す、森田の言葉。

※ 作品画像は 兵庫県立美術館 より拝借した物です。二次引用などはご遠慮ください。
※ 兵庫県立美術館は事前予約制ではありません。混雑時は入場制限を行いますのでお待ちいただく場合があります。

※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上、ご観覧ください。
[ 詳 細 : 兵庫県立美術館 ]

【イベント/講演会】兵庫陶芸美術館|特別展「フィンランド・グラスアート-輝きと彩りのモダンデザイン-」|’24年3月16日-5月26日

兵庫陶芸美術館特別展イメージ兵庫陶芸美術館特別展  関連イベント紹介
◉ フィンランド・グラスアート-輝きと彩りのモダンデザイン-

◉ ムーミンの食卓とコンヴィヴィアル展-食べること、共に生きること-
    2024年3月16日[土]- 5月26日[日]
▶ 展覧会詳細ページ兵庫陶芸01 02兵庫陶芸

兵庫陶芸美術館
特別展「フィンランド・グラスアート-輝きと彩りのモダンデザイン-」関連事業
記念講演会「フィンランド・グラスアートの魅力」
開催日時  2024年3月16日[土] 13:30-15:00(開場は13:00) 講演会は終了
講  師  土田ルリ子氏(富山市ガラス美術館館長/本展監修者)
場  所  兵庫陶芸美術館 研修棟1階 セミナー室
      〠 669-2135 兵庫県丹波篠山市今田町上立杭4
      お問合せ・お申込み先:学芸課 TEL 079-597-3965(直通)
定  員  110名(事前申込制、先着順)
参  加  費  無   料 * ただし観覧券の半券が必要です。
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現在、ICOM GLASS 会長を務め、国際的にも活躍するガラス芸術の研究者であり、本展の日本側監修者である土田ルリ子氏により、北欧フィンランドが誇る世界的なデザイナー、作家たちが生み出した芸術性の高い「フィンランド・グラスアート」の魅力をお話しいただきます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 兵庫陶芸美術館  本講演会該当イベントサイト

【展覧会】長野県立美術館|春陽会誕生100年|それぞれの闘い 岸田劉生、中川一政から岡鹿之助へ|’24年3月16日-5月12日|巡回展信濃路到来愈〻開幕

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長野県立美術館
春陽会誕生100年
それぞれの闘い 岸田劉生、中川一政から岡鹿之助へ
開催期間  2024年3月16日[土]- 5月12日[日]
      * 会期中、一部作品の展示替えがあります
休  館  日  水曜日(3/20 は祝日のため開館、翌平日 3/21 休館)
開館時間  9:00 - 17:00(展示室入場は 16:30 まで)
観  覧  料  個人・当日券
      一般 800円、 大学生及び75歳以上 600円、高校生以下又は18歳未満 無 料
      * 前売り券、割引券、各種優待情報などは下掲詳細参照
会  場  長野県立美術館 展示室1・展示室2・展示室3
      〠 380-0801 長野市箱清水1-4-4(善光寺東隣)
      TEL 050-5542-8600(ハローダイヤル) FAX 026-232-0050
特別協力  東京国立近代美術館
共  催  長野県教育委員会、一般社団法人 春陽会、日本経済新聞社
主  催  長野県、長野県立美術館
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春陽会は1922(大正11)年に、再興院展洋画部から脱退した小杉放菴、山本鼎、森田恒友らと、草土社の岸田劉生らを中心としたメンバーにより、洋画界を代表する第三の団体として発足しました。それぞれの画家の個性を尊重する自由な会風のもと、油彩だけではなく、版画、水墨画、素描、新聞挿画がジャンルの隔てなく出品されます。また、次世代の育成をも念頭に置いた芸術研鑽の場を全国的に展開し、今日に続く春陽会展の基盤を固めました。本展では、日本近代美術史を語るうえでは欠かせない著名な画家たちに彩られた草創期から、1900年代後半までの約200点をご紹介します。
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[ 詳 細 : 長野県立美術館 ] 

【展覧会】奈良県立万葉文化館|特別展 とびだせ! 長谷川義史展|’24年3月16日-5月6日

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奈良県立万葉文化館
特別展 とびだせ!長谷川義史展
会  期  令和6年(2024年)3月16日[土]- 5月6日[月・休]
会  場  奈良県立万葉文化館 日本画展示室
      〠 634-0103 奈良県高市郡明日香村飛鳥10 電話 0744-54-1850
観  覧  料  一 般 1000円、 高校・大学生 500円、 小・中学生 無 料
休  館  日  月曜日
主  催  奈良県立万葉文化館
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絵本作家・長谷川義史さんの作品は、ほのぼのとした雰囲気と表情豊かでユニークな登場人物が印象的です。ダイナミックな筆づかいから生み出された登場人物たちは、絵本の中で笑いあり涙ありの物語を繰り広げます。ふるさと大阪を舞台に、家庭や学校での日々を描いた作品には、家族や先生、友人を大切に思う気持ちが込められています。また、戦争や震災をテーマとした作品には、身のまわりに当たり前のようにある幸せの大切さを改めて考えさせられます。
本展では、絵本の原画を中心にイラストやスケッチ、立体作品など約230点を展示し、「世界中のみんなが笑っていてほしい、幸せであってほしい」という願いが込められた長谷川さんの絵本の世界をご紹介します。なお、当館でのみ出陳される奈良にちなんだ作品も多数展示します。

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[ 詳 細 : 奈良県立万葉文化館

【展覧会】国立科学博物館|特別展 大哺乳類展3-わけてつなげて大行進|’24年3月16日-6月16日

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国立科学博物館
特別展 大哺乳類展3-わけてつなげて大行進
Mammals 3 – The Parade of Life
会  期  2024年3月16日[土]- 6月16日 [日]
会  場   国立科学博物館(東京・上野公園)
      〠 110-8718 東京都台東区上野公園7-20
      問い合わせ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間  9時 - 17時(入場は16時30分まで)
      * 毎週土曜日、4月28日[日]-5月6日[月・振休]は19時まで延長。
      * 常設展示は4月27日[土]-5月6日[月・振休]は19時閉館。
      * 入場は閉館の30分前まで。
      * それ以外の期間、常設展示は17時閉館(入場は16時30分まで)。
休  館  日  月曜日、5月7日[火]
      * ただし3月25日[月]、4月1日[月]、4月29日[月・祝]、
       5月6日[月・振休]、6月10日[月]は開館。
入場料金  一般・大学生 2,100円、 小・中・高校生 600円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  国立科学博物館、朝日新聞社、TBS、TBSグロウディア
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分類と系統から哺乳類の進化の不思議に迫る!
500点を超える標本による大スケールの展示

大好評を博した2019年の特別展「大哺乳類展2」から5年、大哺乳類展が再び上野に帰ってきます。
今回のテーマは「分類(=わける)」と「系統(=つなぐ)」。
見た目や内部の特徴、DNAなどをもとにグループ分けし、
それらの関係性をつなぎあわせることで浮かび上がってくる哺乳類の不思議に迫ります。

※ 下掲の公式詳細サイトで最新情報を確認のうえ、ご観覧ください。
[ 詳 細 : 国立科学博物館  本展特設サイト

【展覧会】笠間日動美術館|岩合光昭写真展 ねこづくし|’24年3月16日-5月19日

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笠間日動美術館
岩合光昭写真展 ねこづくし
会  期  2024年3月16日[土]- 5月19日[日]
会  場  笠間日動美術館 企画展示館
      〠 309-1611  茨城県笠間市笠間978番地の4 ​TEL 0296-72-2160
開館時間  午前9時30分 - 午後 5 時(入館受付は 午後4時30分 まで)
休  館  日  毎週月曜日(但し4月29日[月]、5月6日[月]は開館、翌日休館)
入  館  料   大人 1300 円、 65 歳以上 1000 円、大学・高校生 900 円、中学生300円、小学生無料
  割引        20名以上の団体は各200円割引、障害者手帳をお持ちの方、同伴者1名は各半額割引
協  力  岩合写真事務所
企画制作  M&M COLOR
主  催  公益財団法人日動美術財団 笠間日動美術館
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岩合光昭(1950 年 東京生)は、世界各地を巡る動物写真家として知られています。大自然を生き抜く動物たちの美しく精悍な姿の表現により、国内外で高い評価を得る一方、身近な猫たちの姿をとらえた愛くるしい写真作品は、観る人に心の安らぎをもたらします。この度は人々の暮らしとともに生きる猫たちの日常をご覧いただきます。

■ 岩合光昭 プロフィール
1950 年東京生まれ。19 歳のとき訪れたガラパゴス諸島の自然の驚異に圧倒され、 動物写真家としての道を歩み始める。以来、地球上のあらゆる地域をフィールドに撮影を続けている。その美しく、想像力をかきたてる写真は「ナショナル ジオグラフィック」誌の表紙を 2 度にわたって飾り、全世界で高く評価されて いる。木村伊兵衛賞を受賞した「海からの手紙」(朝日新聞社)や全世界でベストセラーとなっている「おきて」(小学館)をはじめ、数多くの写真集を発表。
岩合光昭オフィシャルサイト    https://iwago.jp/

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 笠間日動美術館 ] 

【展覧会】鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム| 鶴岡八幡宮の季節展 春 ―華ひらいて―|’24年3月15日-5月19日

鎌倉鶴夫か八幡宮 鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム外観 同館ウェブサイトゟ鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム 外観 同館ウェブサイトゟ

鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム
鶴岡八幡宮の季節展 春 ―華ひらいて―
会  期  2024年3月15日[金]- 5月19日[日]
会場住所  鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム
      〠 248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下2丁目1-53 TEL 0467-55-9030      
開館時間  午前10時 - 午後4時30分(入館は閉館30分前まで)
休  館  日  月曜日(月曜祝日の際は翌平日)
観  覧  料  一  般 600円、 小中学生 300円
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鎌倉文華館の建築は、1951年に開館した神奈川県立近代美術館の旧鎌倉館を継承したものです。1949年6月、当時の神奈川県知事であった内山岩太郎のもとに、神奈川県在住の美術家や学者から美術館を要望する声があがり、「神奈川県美術家懇話会」が設立されます。用地が検討された結果、鶴岡八幡宮の境内に建設されることになり、1951年11月、建築家・坂倉準三の設計で日本初の公立近代美術館として神奈川県立近代美術館は開館しました。
開館から65年間にわたる鎌倉館での活動において、開催された展覧会は525本を数えましたが、土地の借地契約満了に伴い、2016年1月31日をもって旧館での展覧会活動は終了し、同年3月31日に閉館。その後、旧館は神奈川県指定重要文化財(建造物)に指定され、神奈川県から鶴岡八幡宮に土地の返還と合わせて無償譲渡された後、2019年6月、新しい使命をもった鎌倉文華館 鶴岡ミュージアムとして開館、2020年末には建物が国の重要文化財に指定されました。

建築家・坂倉準三(1901-1969)
岐阜県に生まれる。東京帝国大学(現・東京大学)で美術史を学んだのち1929年に渡仏。20世紀建築の巨匠ル・コルビュジエに師事し、1937年のパリ万国博覧会で日本館の設計を手がけて建築部門のグランプリを受賞するなど、国際的に高い評価を受けた。
▶ 坂倉建築研究所ウェブサイト(外部リンク)> 

鎌倉文華館 鶴岡ミュージアムの理念
鶴岡八幡宮の歴史を軸に、鎌倉の魅力を紹介する季節展示や一つのテーマを掘り下げた特別展を行い、鎌倉の新たな文化発信拠点を目指します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム
{新宿餘談}
気にはなっていたのですが、神奈川県立近代美術館-鎌倉が大変身したことを迂闊にも見落としていました。同館の開設で鎌倉いきの楽しみがふえました。 なにかと応援したいですね。

【展覧会】岡本太郎記念館|タローのダンス|’24年3月15日-7月7日

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岡本太郎記念館
タローのダンス

開催期間  2024年3月15日[金]- 7月7日[日]
開館時間  10:00-18:00
休  館  日     火曜日(祝日の場合は開館) 
      * 但し、2024年3月11日[月]ー 3月14日[木]は臨時休館いたします。
入  館  料     一 般 650円  小学生 300円
会  場  〠 107-0062 東京都港区南青山6-1-19  TEL 03-3406-0801
主  催  公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団、岡本太郎記念館
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1952年、岡本太郎はモザイクタイルで『ダンス』を制作します。一点ものの油彩とちがってタイルなら何枚でもつくれるし屋外にも置ける。そうすれば芸術がもっと社会に入っていける。そう考えたのです。まさしくそれは岡本太郎の芸術思想を体現するものでした。
2011年、この『ダンス』は太郎生誕百年事業として修復され、高島屋大阪店のシンボルとしていまも多くの人の眼を楽しませています。

ところで太郎はこの重要作の題材になぜ「ダンス」を選んだのでしょう? いまとなっては知る由もありませんが、太郎がダンスを認めていたことだけはたしかです。
1950〜60年代に原生日本と出会う旅に出た太郎は、暮らしに息づくさまざまな民俗的踊りに遭遇しました。いずれも見世物ではなく生活と一体であり、生活そのもの。「生きることの儀式」とさえいえるほどで、太郎はそこに芸術の本質が暗示されていると洞観します。
プライベートでも機会があれば踊っていたようで、その歓びをこう記しています。
「みんなといっしょに踊っていると、自分だけであると同時にみんなでもあり、それは全身的な充実感となって昇華し、明朗に情熱を解放する。ぼくにとってダンスは、もっとも直接的な精神、肉体のよろこびだ」
画面いっぱいに“いのちの躍動”が広がる太郎の作品には、まるでダンスを踊っているかのような表現がたくさんあります。いずれもみずみずしい情熱と生命力を湛え、観る者を元気にしてくれる。
本展は、そんな作品を集めて一望しようとするものです。“ 明朗に情熱を解放する ” 太郎をどうぞお楽しみくださ
                           岡本太郎記念館館長 平野暁臣

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 岡本太郎記念館 ] 

【展覧会】高知県立高知城歴史博物館|特別展示室 企画展|自由民権150年 政社の時代 ~民権と反民権~|’24年3月15日-5月20日

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高知県立高知城歴史博物館
特別展示室 企画展
自由民権150年 政社の時代
~民権と反民権~
開催期間  2024年3月15日[金]- 5月20日[月]
開館時間  9:00 - 18:00(日曜日は 8:00-18:00)
       * 展示室への入室は閉館の30分前まで
休  館  日  なし〔会期中無休〕
会  場  高知県立高知城歴史博物館  3階 特別展示室
      〠 780-0042 高知県高知市追手筋2-7-5
      TEL. 088-871-1600  FAX. 088-871-1619
観  覧  料  700円(常設展含む)/ 高知城とのセット券 900円 * 観覧券は当日のみ有効
      * 高校生以下、高知県・高知市 長寿手帳所持者は無料
      * 身体障害者手帳、療育手帳などの所持者と介護者(1名)は無料
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自由は土佐の山間より
世に良政府なる者なき
自由は鮮血を以て買はさる可からさる
自由民権運動とは如何なる運動なり哉 ……

明治7年(1874)1月17日、板垣退助等が「民撰議院設立建白書」を左院(政府)に提出しました。国会開設を要求したこの建白書は、翌日に左院の「御用新聞」である『日新真事誌』に掲載され、国会開設は時期尚早か否かが議論(「民選議院論争」)となり、自由民権運動は口火を切りました。また高知では、同年4月に立志社が創立され、以後、県内では多様な結社が次々と生まれました。
江戸時代は徒党を組むことは許されていませんでしたが、明治へと時代は変わって身分制社会が崩壊すると、様々な階層・職業の人びとによる結合が進み、結社は人びとの経済活動や学習活動の拠り所となりました。そのなかで、政治的目的を実現するために結成された組織・団体が政治結社、いわゆる政社です。高知の政社は、全国一の数を誇り、新聞・雑誌の刊行、演説会・討論会・懇親会の開催、学校運営、士族授産など、多彩な活動を行いました。

自由民権運動が隆盛したこの政社の時代は、人びとが政治や社会のあり方を検討し、期待を膨らませつつ、政府の政策を批判し、国家の行く末を懸念するなど、政治熱が高揚していました。県内では、立志社を中心とする民権派の政社が盛んでしたが、反民権派と呼ばれる政社も組織されています。反民権派と聞くと、人民の権利に反対するとんでもない集団かと思われるかもしれませんが、あくまで板垣退助等の自由派とは異なる主張を持つ組織で、帝政派とも称されます。
本展は、この民権派と反民権派の双方の政社の活動を紹介し、反対派の視点もあわせて見ることで、自由民権運動とはどのような運動であったのかを、150年を機にふり返ることを目的としています。

高知城博03盃「自由萬歳」 JA高知県長岡支所蔵

高知城博05発陽社規則 個人蔵/高知市立自由民権記念館保管

< 展示構成 >
自由民権運動のはじまり/高知県内結社等一覧367/政社の活動/政党の結成/高知城下町の政社/佐川の政社/中村の政社/須崎の政社/山間部の自由民権運動
< 関連行事 >
展示関連企画:自由民権150年記念講演会「自由民権運動のなかの土佐派」/ 展示関連企画:自由民権150年記念講演会「高知の民権結社とその活動/展示関連企画:企画展担当学芸員講座「政社の時代~民権と反民権」

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上 ご観覧を。
※ 紹介図版はいずれも高知城歴史博物館ウェブサイトゟ
[ 詳 細 : 高知県立 高知城歴史博物館 ] 

【展覧会)ギンザ・グラフィック・ギャラリー 第401回企画展|TDC 2024|’24年4月1日-5月15日

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ギンザ・グラフィック・ギャラリー 第401回企画展
TDC 2024
(TOKYO TYPE DIRECTORS CLUB EXHIBITION 2024)
会  期  2024年4月1日[月]- 5月15日[水]
会  場  ギンザ・グラフィック・ギャラリー (ggg)
      〠 104-0061 東京都中央区銀座7-7-2 DNP 銀座ビル
      TEL:03-3571-5206/FAX:03-3289-1389
開館時間  11 : 00 am - 7 : 00 pm 日曜・祝日休館
入場無料
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「文字や言葉の視覚表現」を軸に開催するグラフィックデザインの国際賞「東京TDC賞」は、1990年より毎年開催し、今年34回目を迎えます。
この度の応募には、昨年8月1日から10月5日までの期間に、国内外から大変に質の高い3675作品(国内1830作品、海外1845作品)が寄せられ、 40名の選考委員によるデータや作品実物の長期の審査を経て、デザイン年鑑に掲載する486の入選作品が選出。同時に10の受賞作品、52のノミネート作品が決定しました。
「TDC2024」展では、その中から、受賞作品とノミネート作品を中心に 特に評価の高かった約130作品を展覧します。今年も話題性のある豊かな作品が揃いました。ご期待ください。

※ 下掲公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧下さい。
【 詳 細 : ggg ギンザ・グラフィック・ギャラリー

【展覧会】京都dddギャラリー|第241回企画展 永原康史—時間のなかだち:デザインとNFTの邂逅|’24年3月27日-5月26日

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京都dddギャラリー第241回企画展
永原康史—時間のなかだち:デザインとNFTの邂逅
会  期  2024年3月27日[水]- 5月26日[日]
会  場  京都 ddd ギャラリー
      〠 600-8411 京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620 COCON 烏丸 3 F
      TEL:075-585-5370  FAX:075-585-5369
開館時間  火曜-金曜は 11:00-19:00 土日祝は 11:00-18:00
休  館  日  月曜日(祝日・振替休日の場合はその翌日)、祝日の翌日(土日は開館)
      * 4月30日[火]、5月7日[火]は祝日の翌日のため休館
主  催  公益財団法人DNP文化振興財団
入場無料
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永原康史は、マルチメディアやメディアデザインという言葉が誕生した1980年代からメディアとデザインの可能性を探求してきた先駆者のひとりです。Macintoshが日本に最初に紹介された1984年から、永原はいち早くコンピューターを使ったデザインに取り組んできました。グラフィックデザイナーがコンピューターを使うのは今でこそ当たり前のことですが、永原が特殊なのは、コンピューターをペンや定規の代替物としてではなく、新しいメディアとして捉えていた点です。デジタルとフィジカルをつなぐ新たなデザイン表現を生み出す彼の実験は、一連の電子ブック作品やアルゴリズミック・タイポグラフィ作品に結実していきました。
「メディアとはなかだちするもののこと、メディアデザインとはなかだちのデザイン」とは、永原がさまざまな場所で表明してきたキーワードです。展覧会タイトルの「時間のなかだち」は、40年以上にわたる永原のメディアデザインの実践を振り返るとともに、メディアの過去と未来を橋渡しするという意味が込められています。パーソナルコンピューターにつづくインターネットの到来、さらにはグローバル資本主義経済の発展のなかで、メディアとデザインを取り巻く環境は様変わりしました。直近では、生成AIや空間コンピューティング、NFTなどの新たなデジタル技術の波が、デザイナーの仕事にも大きな影響を与えようとしています。展覧会サブタイトル「デザインとNFTの邂逅」は、NFTを新しいメディアとして捉えた永原の最新の試みを表しています。
本展が、ひとりでも多くの方に、とりわけ、生まれたときからコンピューターやインターネットが存在していた若いクリエーターたちに、グラフィックデザイナー/メディアデザイナー、永原康史の業績を知っていただく機会となれば幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 京都 ddd ギャラリー 

【展覧会】ハーモ美術館 HARMO MUSEUM|企画展 岩合光昭写真展 ねこ の とけい|’24年3月20日-5月6日

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企画展 岩合光昭写真展 ねこ の とけい
開催期間  2024年3月20日[水・祝]- 5月6日[月・祝]
開催時間  9:00 - 17:00  会期中無休
観  覧  料  一般・大学生 1,200円、小・中・高校生 600円(土曜日は保護者同伴の場合は無料)
* 障がい者手帳をお持ちの方 1,000円(同伴者1名まで無料)。未就学児無料
会  場  ハーモ美術館 ティーセントホール
〠 393-0045 長野県諏訪郡下諏訪町10616-540
TEL 0266-28-3636 FAX 0266-28-6446
主  催  公益財団法人ハーモ美術館
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岩合光昭写真展「ねこのとけい」は、人気が高いイワゴーネコたちの自由気ままな “ネコの一日” を楽しめる約80点で構成された写真展です。
ネコは居心地がいいところが好き。自分の好きなところで、自分の好きなように暮らしている。そんな自由気ままなネコたちの1日をお楽しみください。

<岩合光昭氏プロフィール>
1950年東京生まれ。動物写真家。身近なネコを半世紀以上ライフワークとして撮り続けている。2012年からNHK BSP4K、NHK BS「岩合光昭の世界ネコ歩き」の番組撮影を開始。著書に「ねこ」「ねことじいちゃん」「こねこ」「パンターナル」「岩合さんちのネコ兄弟玉三郎と智太郎」「岩合光昭の日本ねこ歩き」「岩合光昭の日本ねこさがし」「ねこがお」などがある。
2019年「ねことじいちゃん」、2021年「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あつがままに、水と大地とネコ家族」で監督をつとめる。
岩合光昭氏オフィシャルサイト 

〔 同時開催 〕
おすわりねこ 写真大募集!! 
会期中、皆さまからご応募いただいた「座っている猫」の写真を館内に展示します。
受付期間:2024年2月11日[日]- 4月20日[土]
* 応募方法・受付場所はパンフレットをご覧ください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : ハーモ美術館 HARMO MUSEUM ] 

【展覧会】鹿児島県歴史・美術センター 黎明館|黎明館企画展 伝統と革新の融合 鹿児島城|’24年3月12日-6月2日

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鹿児島県歴史・美術センター 黎明館
黎明館企画展 伝統と革新の融合 鹿児島城
会  期  令和6年(2024年)3月12日[火]- 6月2日[日]
開館時間  9時00分-18時00分(入館は17時30分まで)
休  館  日  月曜日(4月29日[月]、5月6日[月]は開館)、4月25日[木]、5月7日[火]
会  場  鹿児島県歴史・美術センター黎明館 3 階  企画展示室
      〠 892-0853 鹿児島県鹿児島市城山町7-2 TEL. 099-222-5100
入  館  料  一 般 410円、 高校生・大学生 250円、 小・中学生 150円
      * 障害者の方は手帳の提示で観覧料が免除(介護者1名免除)
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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鹿児島城は、慶長 6(1601) 年頃、のちに初代藩主となる島津家久(いえひさ 第18代当主)が建設に着手した城で、鶴丸城の名で親しまれています。築城当初は、背後の山城(しろやま 城山)に本丸、二之丸を置き、麓には屋形を置いて藩主の居所としていました。また、平城の三方は堀に囲まれていました。これは、島津氏が鎌倉時代からの守護として、山城と屋形で構成される城館という武家の伝統や格式を重んじて築城したものです。江戸時代の後半になると、本丸、二之丸は麓の居所を指すようになります。
明治初期に記された成尾常矩-なるおつねのり-指図-さしず-によると、本丸には大小 100 以上の部屋があったとされています。そのなかには能舞台もあり、平成 26(2014)年度の発掘調査では、その一部が見つかりました。また、平成 29(2017)年度の発掘調査では、庭園の一部と思われる配石などが見つかっています。

鹿児島明治5年 (1872) 年の鹿児島(鶴丸)城

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 鹿児島県歴史・美術センター 黎明館

【展覧会】宇都宮美術館|企画展 イヴ・ネッツハマー|ささめく葉は空気の言問い|’24年3月10日-5月12日

宇都宮美術館おもて 宇都宮美術館うら

宇都宮美術館
企画展 イヴ・ネッツハマー ささめく葉は空気の言問い
Yves Netzhammer Blätter sind Fragen der Luft
開催期間  2024年3月10日[日]- 5月12日[日]
開館時間  午前9時30分-午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日、4月30日[火]、5月7日[火]
      * ただし4月29日[月・祝]、5月6日[月・振替休日]は開館
観  覧  料  一 般 1,000円、大学生・高校生 800円、中学生・小学生 600円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  宇都宮美術館
      〠 320-0004 栃木県宇都宮市長岡町1077
      TEL:028-643-0100 FAX:028-643-0895
主  催  宇都宮美術館 下野新聞社
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スイス現代美術を代表する映像インスタレーション作家、イヴ・ネッツハマー(1970- )は、デジタル・アニメーションの無言劇に風変わりなオブジェを掛け合わせ、理不尽に苛まれながらも世界や自己の霧散しかけた根拠をめぐってさまよう者の姿を、繊細に描き出してきました。
見えない空気のざわめきをひそやかな震えへと翻訳する木々の葉たちの呼びかけのように、作品が置かれる土地や建物の、記憶の奥にゆらめくもの。触れかかるその影にネッツハマーが感応するとき、作中にしばしば現れるのが、深層へと潜る、特徴的な身振りです。
日本で最初の個展となる本展は、「潜る人」ネッツハマーと、大谷石採掘場という巨大な地下空洞を宿す街、宇都宮との出会いから生まれました。これまでの代表的な映像作品を紹介するとともに、現地で制作する大がかりな新作インスタレーションを披露します。単館開催につき宇都宮でしかご覧いただけない光景をぜひご堪能ください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 宇都宮美術館

【展覧会】DIC川村記念美術館|カール・アンドレ 彫刻と詩、その間|’24年3月9日-6月30日

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DIC川村記念美術館
カール・アンドレ
彫刻と詩、その間
会  期  2024年3月9日[土]- 6月30日[日]
開館時間  9:30-17:00 (入館は16:30まで)
休  館  日  月曜(ただし4月29日、5月6日は開館)、4月30日[火]、5月7日[火]
入  館  料  一 般 1,800円、学生・65歳以上 1,600円、高校生以下 無 料
      * 障害者手帳をお持ちの方と付き添い1名まで無料
会  場  DIC川村記念美術館
      〠 285-0078 千葉県佐倉市坂戸631
      電 話  050-5541-8600(ハローダイヤル)
協  力  ポーラ・クーパー・ギャラリー、ギャラリーヤマグチ
主  催  DIC株式会社
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カール・アンドレ(1935-2024)は1960年代後半のアメリカを中心に興隆したミニマル・アートを代表する彫刻家です。日本の美術館において初めての個展となる本展は、同一の形と大きさに加工した木、金属、石を床に直接置き、規則的に広がるアンドレの典型的な彫刻作品を大きな空間で展開します。アンドレは自身の作品が、それが置かれる周りの空間に作用するものであることを「場としての彫刻」という言葉で表しています。

整然として無機質な印象とは裏腹に、実際の作品を前にすると、金属の光沢や錆、木の手ざわり、石の重みなど、物質それ自体の大らかな姿を目にすることができます。不揃いなユニットが並んでいることにも気が付くことでしょう。
また、本展では知る人ぞ知るアンドレの詩をまとまったかたちで紹介します。タイプライターで断片的な単語を打ち込んで構成されるアンドレの詩は、読むことでも眺めることでも楽しめるものです。彫刻に通ずる空間的、構造的な認識や、文学、美術、歴史、政治など作家自身の幅広い思考が反映されています。
彫刻と詩という離れた表現で展開する、簡潔ながらも単純ではないアンドレの作品をぜひお楽しみください。
* 2024年1月24日にカール・アンドレ氏が88歳で逝去されました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
* 本展は韓国・大邱美術館「2023 Umi Hall Project Carl Andre」(2023年9月26日-12月31日)の国際巡回展です

作家略歴
カール・アンドレは1935年にアメリカ・マサチューセッツ州の工業都市クインシーに生まれ、詩を共通の趣味とする両親のもとに育つ。アンドーバーの名門フィリップス・アカデミーで学んだ後、ヨーロッパ滞在や兵役を経て1957年にニューヨークに居を移し、出版社で職を得る。翌年よりフランク・ステラとスタジオを共有してコンスタンティン・ブランクーシに影響を受けた、鑿で木に切れ込みを入れる彫刻を制作する。1960年から約4年間ペンシルヴェニア鉄道で制動手として勤務する傍ら、詩作やユニット状の木を組み合わせる〈エレメント〉シリーズに取り組む。1964年にグループ展で初めて発表をし、翌年にティボール・ド・ナギ・ギャラリーで初個展を行う。1966年「プライマリー・ストラクチャーズ」展に137個のレンガを直列に並べた《レヴァー》を出品する。程なくして正方形の金属板を並べた床置き彫刻の制作を始め、アメリカ、ヨーロッパなど各地で空間に合わせて規模の異なる様々な作品を発表する。1970年には「第10回日本国際美術展(東京ビエンナーレ):人間と物質」の招聘作家として来日。主な展覧会として《作品の37番目のピース》を発表したグッゲンハイム美術館における1970年の個展、1996年「Carl Andre Sculptor 1996」、2014年「Sculpture as Place 1958-2010」など。2024年1月24日、ニューヨークにて死去。
作品リスト PDF 

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[ 詳 細 : DIC川村記念美術館

【展覧会】兵庫陶芸美術館|丹波焼の世界 season8|’24年3月9日ー12月8日

丹波焼

兵庫陶芸美術館
丹波焼の世界 season8
World of TAMBA ware season8
会  期  2024年3月9日[土]ー 12月8日[日]  ※ 一部、展示替え
         前 期:3月 9日[土]- 6月23日[日]
         後 期: 6月25日[火]- 12月8日[日] 
休  館  日  月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌平日)
開館時間  3月  9日[土]- 5月26日[日]  10:00 ー 18:00
      5月28日[火]- 12月8日[日]  10:00 - 17:00
      * 入館はいずれも閉館の30分前まで
出品点数  約35点
会  場  兵庫陶芸美術館 展示棟1階 展示室 3
      〠 669-2135 兵庫県丹波篠山市今田町上立杭4
      TEL:079-597-3961 / FAX:079-597-3967
観  覧  料  一 般 200円、大学生 150円、高校生以下 無 料
      * 同時開催中の特別展の料金に含まれます
       (特別展開催中はテーマ展のみをご覧いただくことはできません)。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  兵庫陶芸美術館、丹波新聞社
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日本六古窯の一つに数えられる丹波焼(丹波篠山市など)は、平安時代末期に常滑焼(愛知県)など東海地方の窯業技術を取り入れて誕生しました。
中世には、壺 (つぼ)・甕 (かめ)・擂鉢 (すりばち) を中心に灰白色の素地に鮮緑色の自然釉の美しい無釉陶器の生産に終始しますが、近世初頭には窖窯 (あながま) から登窯に転換し、趣向を凝らした茶陶とともに、葉茶を入れる耳付きの壺や朝倉山椒の名を記した壺なども生産するようになります。
ほぼ軌を一にして、器面に塗った土部が赤く発色した赤土部、灰釉や栗皮釉、石黒釉など各種の釉薬を生み出し、それらを縦横に駆使し、器面装飾に多彩な展開をみせました。さらに、近世後期には、白い器面の瀟洒な白丹波とともに、京焼系の意匠・技法を受容し、時代の求めに応じて変化しながら、現在まで作り続けられてきました。近年には、丹波焼の伝統を活かしつつ、斬新で新たな息吹に溢れた作品も制作されています。

本展では、「田中寛コレクション」(平成30年3月、兵庫県重要有形文化財指定)を中心に、800年を超える歴史を育み、日本六古窯の一つとして日本遺産にも認定された(平成29年4月)丹波焼の名品や現代に活躍した丹波の作家の作品を通して丹波焼の未来を探ります。また、特設コーナーで「朝倉山椒壺」と「葉茶壺」を紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 兵庫陶芸美術館

【展覧会/イベント】浜田市世界こども美術館|アートで脳トレ ひらめき美術展|’24年 3月9日-5月26日

浜田市世界こどもおもて 浜田市世界こどもうら

浜田市世界こども美術館
アートで脳トレ ひらめき美術展
期  間  2024年 3月9日[土]- 5月26日[日]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(最終入館 午後4時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日 * ただし 4/29、5/6は開館)、3/21[木]、4/30[火]、5/7[火]
会  場  浜田市世界こども美術館
      〠 697-0016 島根県浜田市野原町859-1
      TEL. 0855-23-8451 FAX. 0855-23-8452
観  覧  料  大学生以上  400円、小学生・中学生・高校生 300円、未就学児は無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人浜田市教育文化振興事業団(浜田市世界こども美術館)
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謎解きと脳トレが合体 !?
本展は、クイズ形式のミッションに挑戦しながら
浜田市世界こども美術館の収蔵作品を鑑賞していく展覧会です。

[謎解きゾーン][脳トレゾーン]各部屋それぞれで出題される指令に挑みながらアートに親しもう!  指令を解くには作品を見る観察力、ひらめきと発想力、アートを楽しむ心が必要だ。
さぁ、キミにこの謎が解き明かせるか?

※ 下掲詳細公式サイトで盛りたくさんなイベントの最新情報を確認の上ご参加・ご観覧を。
[ 詳 細 : 浜田市世界こども美術館

【展覧会】林原美術館|企画展  歌 心 ― 古典文学と和歌のしらべ―|’24年2月3日-3月31日|会期末

01林原美術館3月 林原美術館3月02林原美術館
企画展  歌 心 ― 古典文学と和歌のしらべ―
会  期  令和6年(2024年)2月3日[土]- 3月31日[日]
会  場  林原美術館 hayashibara museum of art  
      〠 700-0823 岡山県岡山市北区丸の内2-7-15
      TEL 086-223-1733 FAX 086-226-3089
開館時間  午前10時 ― 午後5時 * 入館は4時30分まで
休  館  日  毎週月曜日(祝日等休日の場合は翌日)
入  館  料  一 般:500円 高校生: 300円 小・中学生: 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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「歌心」とは、和歌の心得や素養、内容の理解だけではなく、和歌を詠むときの風流な気持ち、その「心」を表現した言葉です。五・七・五・七・七の限られた韻律(リズム)の中で、多くを語らず、より洗練された言葉をもって構成された和歌。平安時代の文学作品においては、人物が抱える光と闇、心の移り変わりを和歌で見事に表現しており、人間模様の機微や感情を伝える文法技術が凝縮された読み物として、当時から高い評価を得ていました。
本展では、『源氏物語』の屏風絵や紫式部の詠歌を記した手鑑のほか、『栄花物語』、『大和物語』など古典文学を書写した藩主自筆の書物や和歌資料をご紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳細 : 林原美術館

【展覧会 予告】林原美術館|企画展 開館60周年記念展 ①|大名家に伝わる能楽|’24年4月13日-6月16日

林原美術館4月01 2林原美術館4月0林原美術館
企画展 開館60周年記念展 ①
大名家に伝わる能楽
会  期  令和6年(2024年)4月13日[土]- 6月16日[日]
会  場  林原美術館 hayashibara museum of art  
      〠 700-0823 岡山県岡山市北区丸の内2-7-15
      TEL 086-223-1733 FAX 086-226-3089
開館時間  午前10時 ― 午後5時 * 入館は4時30分まで
休 館 日  毎週月曜日(祝日等休日の場合は翌日)
入 館 料  一 般:500円 高校生: 300円 小・中学生: 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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林原美術館の池田家の能楽コレクションは、江戸時代の大名家における能楽の実態と、スケールの大きさを示す資料として重要な文化的価値を有しています。また特筆すべきは、藩主の動向や能楽を通した交友の様子を示す歴史資料もあわせて現存していることです。
本展では池田家に伝わった能楽の名品を、岡山大学附属図書館池田家文庫や当館が所蔵する歴史資料とともにご覧いただき、池田家の能楽コレクションの神髄をお楽しみいただきます。

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[ 詳細 : 林原美術館

【公演】国立能楽堂|5月定例公演|演目:隠笠・夕顔・山ノ端之出・法味之伝|’23年5月8日上演|前売り4月10日開始

チラシ_国立能楽堂_2024年5月_表 チラシ_国立能楽堂_2024年5月_裏.indd☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

国立能楽堂
5月定例公演  隠笠・夕顔
公演期間   2024年5月8日[水]
開演時間   午後1時開演 * 開場時間は、開演の1時間前の予定です。
演目・主な出演者
       狂言  隠笠(かくれがさ)  山本 則孝(大蔵流)
        能    夕顔(ゆうがお)山ノ端之出・法味之伝(やまのはので・ほうみのでん) 
                      岡  久広(観世流)
       *字幕解説あり(日本語・英語)
前売開始日  電話・インターネット予約=4月10日[水]午前10時より4
       窓口販売=月11日[月]より
       ※ 窓口販売用に別枠でのお取り置きはございません。
等級別料金  正面=5,500円
       脇正面=3,700円(学生2,600円)
       中正面=3,300円(学生2,300円)
       * 障害者の方と介護者1名は2割引です。
       * インターネットでも学生料金・障害者割引による申し込みが可能です。
       ▶ 座席図は こちら 
問い合わせ  国立劇場チケットセンター(午前10時-午後6時)
       0570-07-9900/03-3230-3000 (一部IP電話等)
       インターネット購入 https://ticket.ntj.jac.go.jp/
所 在 地  国立能楽堂
       〠 151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1 TEL 03-3423-1331(代表)

※ 演目・出演者・前売り開始日・等級別料金などは 上掲フライヤーを拡大表示するか、下掲詳細参照。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立能楽堂 ]
[ 参 考 : 国立劇場公式 YouTube チャンネル  国立能楽堂|能・狂言の魅力  6:15 ]

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【公演】国立文楽劇場|国立文楽劇場開場四十周年|令和6年6月文楽公演 文楽鑑賞教室|’24年6月6日-6月20日|チケット5月8日発売開始

2024_文楽鑑賞教室_表面_配役_色校直し 2024_文楽鑑賞教室_裏面_配役_緑_2校☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

国立文楽劇場
国立文楽劇場開場四十周年
令和6年6月文楽劇場 文楽鑑賞教室/大人のための文楽入門/Discover BUNRAKU

公演期間  2024年6月6日[木]- 2024年6月20日[木]
開演時間  午前の部 午前10時30分 (午後1時終演予定)
      午後の部 午後2時    (午後4時30分終演予定)
      ◇16日[日]午前11時「大人のための文楽入門」、
午後2時30分「Discover BUNRAKU」です

演目・主な出演者
      第41回 文楽鑑賞教室
      二人三番叟 (ににんさんばそう)
      解説 文楽へようこそ
      菅原伝授手習鑑 (すがわらでんじゅてならいかがみ)
        寺入りの段/寺子屋の段
休  演  日  6月11日[火]
会  場  国立文楽劇場
      〠 542-0073  大阪府大阪市中央区日本橋1-12-10
      TEL 06-6212-2531(代表)
チケット  電話・インターネット予約開始:2024年5月8日[水]10:00ゟ
      窓口販売開始:2024年5月9日[木]※ 窓口販売用別枠の取り置きはございません
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問い合せ  国立劇場チケットセンター (午前10時-午後6時)
      TEL. 0570-07-9900
      TEL. 03-3230-3000 〔一部IP電話等〕
インターネット購入
      ▶ パソコン・スマートフォン共通  https://ticket.ntj.jac.go.jp/
配役表  配役表(▶ PDF データー 251.41KB

※ 全日程で中学生・高校生等の団体観劇があり、平日は学校団体で満席の場合もございます。
  あらかじめご了承ください。
※ 演目・出演者・前売り開始日・等級別料金などは 掲載フライヤーを拡大表示するか、下掲詳細参照。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立劇場/国立文楽劇場 ]
[ 参 考 : 国立劇場 National Theatre   YouTube   国立文楽劇場令和5年文楽鑑賞教室   12:03 ]

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【展覧会】東京都写真美術館|記憶:リメンブランス―現代写真・映像の表現から|’24年3月1日-6月9日|

記憶都写美 都写美記憶B

東京都写真美術館
記憶:リメンブランス
―現代写真・映像の表現から
開催期間  2024年3月1日[金]-6月9日[日]
会  場  東京都写真美術館 2F 展示室
      〠 153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
      TEL 03-3280-0099
休  館  日  月曜休館(ただし4/29[月]5/6[月]は開館。5/7[火]は休館)
料  金  一般 700円/学生 560円/中高生・65歳以上 350円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館
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写真・映像は、人々のどのような「記憶」を捉えようとしてきたのでしょうか。現場で記録するルポルタージュやドキュメンタリーだけでなく、時間や空間が隔てられていても、観る者の感覚を揺さぶり、想像力を拡張させることで目には見えない記憶を伝える試みも続けられました。それぞれが他者の記憶、あるいは時代に刻まれたイメージと観る者自身の記憶とを結び付ける写真・映像の特性を活かしたものでありながらも、作家たちのアプローチは多様です。
本展では、『決闘写真論』(1976 年)における篠山紀信の示唆を起点としながら、高齢化社会や人工知能(AI)のテーマに至る日本、ベトナム、フィンランドの注目される 7 組8 名 のアーティストたちの新作、日本未公開作を含む70 余点を紹介します。

<参加作家>
篠山紀信、米田知子、グエン・チン・ティ(NGUYỄN Trinh Thi ベトナム)、小田原のどか、村山悟郎〔コンセプト:池上高志(サイエンス)+ 村山悟郎(アート)実装:Alternative Machine + Qosmo, inc.〕、マルヤ・ピリラ(Marja PIRILÄ フィンランド)、 Satoko Sai + Tomoko Kurahara(順不同)

※ 事業は諸般の事情により変更することがございます。 あらかじめご了承ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都写真美術館 ] 

【展覧会】皇居三の丸尚蔵館|開館記念展 皇室のみやび ― 受け継ぐ美 ―|’23年11月3日-’24年6月23日

皇居三の丸尚蔵館三期展

皇居三の丸尚蔵館
開館記念展
皇室のみやび ― 受け継ぐ美 ―
会  期  2023年11月3日[金・祝]- 2024年6月23日[日]
休  館  日  毎週月曜日(ただし月曜日が祝日または休日の場合は開館し、翌平日に休館)、
      年末年始(12月25日-翌年1月3日)、天皇誕生日(2月23日)および展示替期間
      ※その他諸事情により臨時に休館する場合があります。
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入館は閉館の30分前まで) 
      * ただし、11月7日[火]は午後4時に閉館。
会  場  皇居三の丸尚蔵館 展示室 1
      〠 100-0001 東京都千代田区千代田1-8 皇居東御苑内
      [ 皇居三の丸尚蔵館ウェブサイト ]https://shozokan.nich.go.jp/
      電 話:050-5541-8600(ハローダイヤル)
入  館  料  一 般 1,000円、 大学生 500円 (日時指定予約制)
      * 高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。
      ◉ 本展は鑑賞環境保持等のため事前予約制(日時指定)としております。皇居三の丸
        尚蔵館でのチケット販売はございません。ご協力をお願いいたします。
      ◉ 下掲チケットサイトからのみ予約可能です。電話等ではお受けできません。
      ◉ お支払いは下掲の 下掲 サイトでのオンライン決済  のみでお受けします。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照 
特別協力  宮内庁
主  催  皇居三の丸尚蔵館
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三の丸尚蔵館は、皇室に代々受け継がれた絵画・書・工芸品などの美術品類に加え、故秩父宮妃のご遺贈品、香淳皇后のご遺品、故高松宮妃のご遺贈品、三笠宮家のご寄贈品が加わり、多数の美術品類を収蔵しています。

※ 本展覧会は「日時指定予約制」です。下掲 チケット情報 からだけで購入できます。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 皇居三の丸尚蔵館  同館チケット情報サイト

【展覧会 予告】香川県立ミュージアム|特別展 皇居三の丸尚蔵館名品選 「美が結ぶ皇室と香川」|’24年4月20日-5月26日

香川県立ミュージアム3月

香川県立ミュージアム
特別展 皇居三の丸尚蔵館名品選
「美が結ぶ皇室と香川」
会  期  令和6年(2024年)4月20日[土]- 5月26日[日]
開館時間  午前9時 - 午後5時(入館は 閉館の30分前 まで)
休  館  日  月曜日(4月29日、5月6日は開館)、5月7日[火]
会  場  香川県立ミュージアム 特別展示室、常設展示室 1・4・5
      〠 760-0030香川県高松市玉藻町5-5 電話 087-822-0002
観  覧  料  一 般:1,400円 / 前売・団体(20名以上):1,100円
      * 高校生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方は無料
特別協力  文化庁、金刀比羅宮、紡ぐプロジェクト、読売新聞社
共  催  香川県教育委員会、四国新聞社
主  催  香川県立ミュージアム、皇居三の丸尚蔵館
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皇居三の丸尚蔵館は、皇居内の東御苑内において、皇室に代々受け継がれた古代から近現代までの貴重な美術工芸品を約6,100件(約2万点)収蔵し、保存、研究、公開を行っています。本展は同館が収蔵する皇室ゆかりの美術品のうち、中世から近代の絵画の名品、近代の工芸や彫刻から香川県をはじめとする四国にゆかりのある作品を中心に展示します。これらの名品を介して、皇室の文化と香川とのつながりを身近に感じ、今日に受け継がれる文化の大切さや郷土の歴史にふれていただく機会となりましたら幸いです。

※ すでに魅力的で多彩な関連イベントが発表されています。下掲情報をご覧ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 香川県立ミュージアム  皇居三の丸尚蔵館