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【展覧会】滋賀県立美術館|滋賀県立美術館開館40周年記念 滋賀の家展|’24年7月13日-9月23日|会期末

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滋賀県立美術館
滋賀県立美術館開館40周年記念
滋賀の家展
会  期  2024年7月13日[土]- 9月23日[月・休]
休  館  日  毎週月曜日(ただし祝日の場合には開館し、翌日火曜日休館)
開館時間  9:30 - 17:00(入場は 16:30 まで)
会  場  滋賀県立美術館 展示室3など
      〠 520-2122 滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1 TEL 077-543-2111
観  覧 料  一  般  1200円、高校生・大学生 800円、小学生・中学生 600円(未就学児は無料)
      * 企画展のチケットで展示室1・2で同時開催している常設展も無料で観覧可
      * 身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳をお持ちの方は無料
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  株式会社木の家専門店 谷口工務店、BBCびわ湖放送
主  催  滋賀県立美術館、京都新聞
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多くの住宅建築関連の工場を県内に有してきた滋賀県は、近代以降の日本の住宅建築の展開を支えてきました。また、琵琶湖を中心とする自然豊かな土壌に惹かれ、別荘地やベッドタウンとしての活用が進む一方で、古くからの集落を残す場所でもありました。
本展では滋賀県と日本の住宅建築のつながりを起点に、今まさに滋賀県に生きる人々の暮らしと建築がどのような未来の生活様式や環境を形作るのか見つめていきます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 滋賀県立美術館

【展覧会】大原美術館|特別展 異文化は共鳴するのか? 大原コレクションでひらく近代への扉|’24年4月23日-9月23日|会期末

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大原美術館
特別展 異文化は共鳴するのか?
大原コレクションでひらく近代への扉
会  期  2024年4月23日[火]- 9月23日[月・振休]
会  場  大原美術館 本館
      〠 710-8575 岡山県倉敷市中央1-1-15
      TEL 086-422-0005 E-mail eigyo☆ohara.or.jp ☆ → @
休  館  日  月曜休館(祝日および7月下旬-8月を除く)
開館時間  9:00 - 17:00(16:30 入館締切)
入  館  料  大原美術館入館券(本館、工芸・東洋館共通)にてご観覧頂けます。
      一 般 2,000円 高校・中学・小学生(18歳未満の方) 500円 、小学生未満 無 料
      * 身体障害者手帳(ミライロID)等をお持ちの方は証明書をご提示ください。
共  催  山陽新聞社
主  催  公益財団法人大原芸術財団 大原芸術研究所・大原美術館
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1930(昭和 5)年に設立された大原美術館は、実業家大原孫三郎(おおはら・まごさぶろう、1880-1943)の支援の下に、洋画家児島虎次郎(こじま・とらじろう、1881-1929)が収集した、近代を中核とする西洋美術作品を出発点としています。
その後、コレクションは西洋の現代美術、日本の近現代美術、民藝運動ゆかりの作家たちの作品へと範囲を拡大していきますが、その中核となるのは、やはり、19 世紀後半から 20 世紀前半の近代美術であることは間違いありません。
本展覧会は、次の手法によってこれらの近代美術を再検討しようという試みです。

ー1ー
大原美術館独自の近代美術再検討
ー2ー
文化交流の視点に沿った新たな展示
ー3ー
作品と資料による時代相の再現
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第1章:児島虎次郎、文化の越境者
大原美術館の礎を築いた児島虎次郎は、世界各地で触れた芸術や文化を、自らの創作活動に取り込んでいきました。児島にとって、異文化は他者であると同時に、自身の中に共存し、混交し、創作の原動力を生み出すもの、つまり、自己の重要な一部でもあったといえるでしょう。第1章では、児島の足跡を追いながら、彼の作品にあらわれた他文化への眼差しと、多文化の混交を確認していきます。
第2章:西洋と日本―西洋美術と日本近代美術の交差
異なる文化が接触したとき、そこからどのような創作が生まれてくるのでしょうか。第2章では、「他文化」「裸体」「宗教・信仰」などのテーマに沿って、大原美術館コレクションの中核を占める西洋美術と日本近代美術を対照展示することで、近代における文化の交差という視点から、両者の関係性やこうしたテーマの普遍性を浮き彫りにしてゆきます。
第3章:東西の交流—『白樺』、「民藝」を中心に
大原美術館は、雑誌『白樺』と民藝運動との結節点を物語るいくつかの資料を所蔵しています。第3章では、『白樺』同人から永久寄託された西洋美術作品と大原孫三郎・總一郎が支援した民藝運動ゆかりの作家たちの作品にそれらの資料群を加え、異文化への関心と多文化の混交、その連続性を概観します。
第4章:近代と現代の共鳴
近代から現代に至る美術の道のりは、反発、克服、憧憬と様々ですが、そこには間違いなく歴史に裏打ちされた近代美術の特質が継承されています。第4章では、現代における近代との関わりの一例を、戦中から戦後、そして当館での滞在制作事業で制作された作品を通して確認しつつ、近代と現代の時空を超えた対話としての美術をご紹介します。
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※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 大原美術館

【展覧会】東京国立博物館|特別展 内藤 礼 生まれておいで 生きておいで|’24年6月25日-9月23日|会期末

20240513150521_00041 フライヤー使用図版:重要文化財 足形付土製品 (部分) 新潟県村上市 上山遺跡出土
縄文時代 (後期)・前2000-前1000年 東京国立博物館蔵 撮影:畠山直哉
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東京国立博物館
特別展 内藤礼 生まれておいで 生きておいで
会  期  2024年6月25日[火]- 9月23日[月・休]
会  場  東京国立博物館 平成館企画展示室、本館特別5室、本館1階ラウンジ
      〠 110-8712 東京都台東区上野公園13-9(上野公園)
お問合せ  050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間  9時30分 - 17時00分  * 最終入場は閉館の30分前まで
休  館  日  月曜日、7月16日[火]、8月13日[火]、9月17日[火]
      * ただし 7月15日[月]、8月12日[月・休]、9月16日[月]、9月23日[月]は開館。
       また、8月13日[火]は総合文化展は開館。
観覧料金  本展は事前予約不要です。
      一 般 1,500円(一般前売 1,400円)、大学生 1,000円(大学生前売 800円) 
      * 高校生以下、障がい者とその介護者一名は無料。入館の際に要証明。
      * 混雑時は入場をお待ちいただく可能性がございます。
      * 本券で、会期中観覧日当日1回に限り、総合文化展もご覧になれます。
特別協力  エルメス財団
主  催  東京国立博物館
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太陽が形づくる光と影、地が生成する水や石、大気が織りなす風や雨。美術家・内藤礼は、私たちの傍らにある自然の諸要素と日常のささやかな事物を受け止めることで、私たちが日々見過ごしがちな 世界の片隅に宿る情景、知覚しがたい密やかな現象を見つめ、「根源的な生の光景」を出現させてきました。精緻に構想されるその作品の世界は、その場を訪れる人をそれぞれの沈潜にいざないます。
本展は、150年の歴史を持つ東京国立博物館の収蔵品、その建築空間と内藤との出会いからはじまりました。1万数千年という時を超え、内藤は縄文時代の土製品に自らの創造と重なる人間のこころを見出しました。それは、自然・命への畏れと祈りから生まれたものであり、作家はそこに「生の内と外を貫く慈悲」を感じたといいます。生の求めに迫られてつくりだされた一つ一つの土製品は、人間本来の姿を私たちに伝えるようです。会期中、自然光に照らし出される展示室では、かつて太陽とともにあった生と死を、人と動植物、人と自然のあわいに起こる親密な協和を、そっと浮かび上がらせます。
色彩に生を、風景に物語を、光に祈りを見出す内藤の作品は、縷々として尽きることなく私たちの世界を満たしてきた、遥か遠い時代から続く創造の営みを想起させます。そこには、人間が繰り返してきた「つくる」ということ、今につながる「生きる」ということへの希求が垣間見られます。
時空を超えた交感がなされる会場は、空間よりも広く、時間よりも深く、目には見えない存在、耳では聞こえない声の確かさを感じ取る契機となることでしょう。
本展の体験を通して、原始この地上で生きた人々と、現代を生きる私たちに通ずる精神世界、創造の力を感じていただけたら幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京国立博物館 ]

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【展覧会】東京シティビュー|ポール・マッカートニー写真展 1963-64 ~Eyes of the Storm~|’24年7月19日-9月24日|会期末

20240624201505_00016☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

東京シティビュー
ポール・マッカートニー写真展
1963-64 ~Eyes of the Storm~
会  期  2024年7月19日[金]- 9月24日[火]
開館時間  10:00 - 19:00 金曜・土曜は 10:00 - 20:00 
      * 7月19日[金]は-17:00まで * 入館はいずれも閉館の30分前まで
会  場  東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)
      〠 106-6150 東京都港区六本木6-10-1
      お問い合わせ 050-5541-8600 (ハローダイヤル)全日9:00-20:00
入  館  料  (税込)一般 2,600円、学生(大・専門・高校生) 1,800円、
      子供(4歳-中学生)1,000円
      ▶ しいチケット情報は こちら  優待前売り券発売中
主  催  フジテレビジョン/東京シティビュー/キョードー東京
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世界が熱狂したザ・ビートルズ絶頂期の記録
ポール・マッカートニー撮影の未公開プライベート写真を展示

2023年、ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーのリニューアルオープン記念として、多くのセレブリティが足を運び盛況を博した『ポール・マッカートニー写真展 1963-64~Eyes of the Storm~』が今年日本にて開催の運びとなりました。
1962年にデビューし、瞬く間に世界のトップミュージシャンとなったザ・ビートルズ。
本展は、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターの4名が世界を熱狂させ社会現象となる1963年12月から、「エド・サリバン・ショー」でアメリカに凱旋した1964年2月までの約3か月間の記録です。
彼自身が撮影したものや、60年前からネガやコンタクトシートのままでプリント化されてこなかった貴重な写真を含む約250枚が展示されます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京シティビュー  本展公式サイト

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[ 詳 細 : 東京シティビュー  本展公式サイト ]

【展覧会】和歌山県立近代美術館|なつやすみの美術館14 河野 愛「こともの、と」|’24年7月13日-9月23日|会期末

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和歌山県立近代美術館
なつやすみの美術館14 河野愛「こともの、と」
会  期  2024年7月13日[土]- 9月23日[月]
会  場  和歌山県立近代美術館 2階展示室
      〠 640-8137 和歌山市吹上1-4-14 TEL. 073-436-8690
      ▶ 周辺マップ/交通アクセス  
開館時間  9時30分 - 17時(入場は16時30分まで)
休  館  日  月曜日(ただし祝日にあたる7月15日、8月12日、9月16日、9月23日は開館し、
      翌平日の7月16日、8月13日、9月17日は休館)
観  覧  料  一 般 520円、 大学生 300円
      * 高校生以下、65歳以上、障害者、県内に在学中の外国人留学生は無料
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  和歌山県立近代美術館
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「こともの」── この不思議な響きのことばは、「コト」と「モノ」でしょうか。それとも「こども」に関する何かでしょうか。美術作家の河野 愛(かわの あい/1980– )は近年、「こともの」と題したシリーズの作品に取り組んでいます。
河野自身は「異物/異者」と表記される古語として、このことばを選んでいます。乳児の肌のくぼみに真珠を挟んだ様子を撮影した一連の作品は、そのやわらかな肌の心地よい感触と同時に、真珠という異物が肌の合間に存在する違和感、またクローズアップによる距離の測れなさ、そして怖さをも見る者に感じさせます。

河野が「こともの」を制作のテーマとしたのは、2019年末、コロナ禍に見舞われる直前に出産し、子育てがはじまったことがきっかけでした。見えないウイルスという異物が世界を脅かし、外出が極度に制限されるなか、河野は生まれたばかりの乳児と向き合う日々を送ることになります。
自分の身体のなかから生まれ出た存在ながら、コミュニケーションの難しい異者である乳児との生活は、その状況も相俟って、さまざまな困難を伴いましたが、その結果、河野に「こともの/異物/異者」という存在に向き合う視点を与えることになりました。

ところで美術館には体系立てて集められたさまざまなコレクションが存在しますが、収蔵された作品は過去の「遺物」でもあり、また作品同士は互いに「異物/異者」として存在します。
それらを時代やジャンルに縛られることなく自由に出会わせることで、美術と美術館の楽しみ方をさまざまな視点から紹介する場として設定してきたのが、和歌山県立近代美術館が2011年より継続するシリーズ展「なつやすみの美術館」です。
14回目となる今回、河野愛を本展の招聘作家に迎え、美術館のコレクションに「こともの」である河野の作品を加えることで、また河野自身が美術館のコレクションという「こともの “と”」と出会うことで、美術館を訪れる人にとっての新たな「こともの」との出会いの場を生み出したいと思います。

河野 愛(かわの あい)kawano_portrait-487x730
1980年生まれ。2007年京都市立芸術大学大学院 美術研究科修士課程 工芸専攻 染織 修了。染織やテキスタイルを制作におけるルーツとし、陶やガラス、布、収集した骨董、写真などを複合的に用いながら、場所や人の記憶や時間、価値の変化をテーマにしたインスタレーションを発表している。
近年の主な展覧会に、「Soft Territory かかわりのあわい」滋賀県立美術館(2021)、紀南アートウィーク(2021)、大阪関西国際芸術祭(2022)、など。 Photo: 堀井ヒロツグ

※ 多彩な関連イベントが発表されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 和歌山県立近代美術館

【展覧会】岐阜現代美術館 大地館|荒川修作 Meaning of Colors|’24年7月6日-9月21日|会期末

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岐阜現代美術館 大地館
荒川修作 Meaning of Colors

開催期間  2024年7月6日[土]- 9月21日[土]
開館時間  9:30 — 17:00
所  在  地  岐阜現代美術館
      〠 501-3939 岐阜県関市桃紅大地1番地(鍋屋バイテック会社 関工園内)
      phone:0575-23-1210 fax:0575-23-1218
休  館  日  第2、4土曜日、日曜日、祝日
入  館  料  無  料
イベント  担当学芸員によるギャラリートーク(事前申込不要)
      7月6日、8月3日、9月7日[土] 14:30-15:30
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今日、荒川修作は養老天命反転地や三鷹天命反転住宅といった特異な形体と極彩色の建築で知られていますが、その特徴的な色彩は作品展開を通して表れてきたものでした。
1950年代末の日本において、コンクリートの塊を箱に横たわらせた棺桶と呼ばれるシリーズで頭角を現した荒川は、61年の渡米後から制作を始めたダイアグラム(図式絵画)で、
物体の輪郭や移動の軌跡を淡く多様な色で示し大きく作風を変えました。
そこから発展し70年に発表された《意味のメカニズム》では、画面上の色彩そのものが思考実験の一要素となり、以降の体験型の作品や建築において色彩は空間を構成するものになりました。

本展では、意味のメカニズム発表後に制作された、鮮烈な色彩と対照的なグレートーンとが同居する《”No!” Says the Signified Untitled》のシリーズを中心に展示します。画面において 意味を示すものとして色彩を用いた荒川の作品を、今回は新たに見つめ直す機会となります。

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[ 詳 細 : 岐阜現代美術館

【展覧会】SOMPO美術館|フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線|’24年6月22日-9月23日|会期末

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SOMPO美術館
フィロス・コレクション
ロートレック展  時をつかむ線
会  期  2024年6月22日[土]- 9月23日[月]
会  場  SOMPO美術館 
      〠 160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1
休  館  日  月曜日 * 祝日・振替休日の場合は開館
開館時間  午前10時 - 午後6時(金曜日は20:00まで) * 入館は閉館30分前まで
観  覧  料  当日・個人 一 般 1,800円、大学生 1,200円、小中高校生 無料
      * 各種割引、優待情報などは、下掲詳細参照。
主  催  SOMPO美術館、日本テレビ放送網
──────────────sonpo美術館☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

19世紀末フランスを代表する画家、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864年-1901年)の展覧会です。ロートレックによる紙作品の個人コレクションとしては世界最大級のフィロス・コレクションより、約240点をご紹介します。
フィロス・コレクションの最大の特徴である素描作品に始まり、ポスターを中心とする版画作品、雑誌や書籍のための挿絵、ロートレックが家族や知人にあてた手紙、ロートレックの私的な写真など、画家に肉薄した作品と資料で構成する展示です。

◆ 作家・コレクション紹介 ◆
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864-1901)
南フランスのアルビに伯爵家の息子として生まれ、幼いころから、絵を描くことに関心を抱いていました。
13歳のときに左脚を、14歳で右脚を骨折、以降下半身の成長が止まってしまい、絵画に専念するようになります。
1882年に画業のためにパリに出て1884年頃からモンマルトルにアトリエを構え、そこに生きる歌手や芸人、娼婦たちの姿を描きました。とくに素早い描線と大胆な構図を活かしたポスターが、一世を風靡しました。
飲酒や放埓な生活のために肉体と精神を害し、療養の末、母の居城があったマルロメで亡くなりました。

フィロス・コレクション
米国のベリンダとポール・フィロス夫妻が、20年以上にわたり収集しているロートレック作品の個人コレクション。総数は300点以上にのぼり、現在も増え続けています。
その内容は素描を中心に紙を支持体とする作品(グラフィック)群で、版画や書籍、ポスターに関しては、状態の良いものを厳選して収集しています。
すでにアメリカや中国でコレクションを紹介する展覧会が開催されていますが、日本での開催は今回が初めてとなります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加を
[ 詳 細 : SOMPO 美術館 ] 

【展覧会】板橋区立美術館|館蔵品展 もっと魅せます ! 板橋の前衛絵画 シュルレアリスムとアブストラクト・アート|’24年8月22日-9月23日|会期末

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館蔵品展 もっと魅せます!板橋の前衛絵画
シュルレアリスムとアブストラクト・アート
Museum Collection Exhibition
Itabashi Avant-garde between Surrealism and Abstract Art
会  期  2024年8月22日[木]- 9月23日[月・振休]
休  館  日  月曜日、9月17日[火] * 但し、9月16日[月・祝]、23日[月・振休]は開館
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
観  覧  料  無 料
会  場  板橋区立美術館
      〠 175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27 電話:03-3979-3251
主  催  板橋区立美術館
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シュルレアリスム(超現実)とアブストラクト(抽象)芸術は1930年代から40年代にかけて、留学経験者や海外から持ち込まれた作品、画集や美術雑誌などを通じて日本に紹介されました。これまでにない表現の作品は、日本の主に若い画家や画学生たちを熱狂させ、1930年代後半を最盛期として、シュルレアリストのエルンストやダリ、アブストラクトの作品で知られるモンドリアンなどに影響を受けた作品が次々に発表されました。なかには、シュルレアリスムとアブストラクトの両方の特徴を併せ持つ作品までもが生まれています。
戦争により画家たちの自由な制作は一時中断されますが、戦後もまた、画家たちはシュルレアリスムやアブストラクト、そして新たに紹介されたアンフォルメルの作品などに影響を受けながら、日本の社会や画家自身の内面を反映するような作品を発表し続けました。本展では、戦前から戦後にかけ、画家たちを魅了した日本におけるシュルレアリスムとアブストラクト・アートを、当館が所蔵する作品と資料から検証します。
また、特集展示としてシュルレアリスムに影響を受け、長く板橋区前野町に暮らした画家、古沢岩美の作品と新収蔵資料をご紹介します。

※ 多彩な関連イベントが発表されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 板橋区立美術館 ]

【展覧会】丸亀市猪熊弦一郎現代美術館|企画展 加茂克也 KAMO HEAD Katsuya Kamo: KAMO HEAD|’24年6月30日-9月23日|会期末

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丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
企画展 加茂克也 KAMO HEAD
Katsuya Kamo: KAMO HEAD
会  期  2024年6月30日[日]- 9月23日[月・祝]
休  館  日  月曜日(ただし7月1日、15日、8月5日、12日、9月2日、16日、23日は開館)、
      7月16日[火]、8月13日[火]、9月17日[火]
開館時間  10:00-18:00(入館は 17:30 まで)
観  覧  料  一 般 950円、 大学生 650円、高校生以下または18才未満・丸亀市内に在住の
      65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料 
      * 同時開催の常設展「猪熊弦一郎展 人や動物や物々」観覧料を含む
      * 前売りチケット、各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
主  催  丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団
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世界の名だたるファッションブランドと多数のコラボレーションを行い、モードの最先端で活躍したヘア&メイクアップアーティスト、加茂克也(1965-2020)の活動を紹介します。
加茂はトップブランドのショーや、ファッション誌の写真のヘアメイクを手がけるなど、国内外のファッションシーンで活躍しました。モデルの顔を覆い隠したり、紙で作った鋲やバラ、砕いた鏡、大量の鳥の羽といった表現など、前衛的でありながら、気品と造形美をあわせ持つ加茂のヘアメイクデザインは、発表のたびに注目を集めました。なかでも加茂の手によるヘッドピースは、彫刻のような普遍的な美を有し、ファッションでありつつ唯一無二のアートピースとして強い存在感を放ちます。
本展では、トップブランドのファッションショーで実際に使用したヘッドピースを中心に、雑誌記事、アイデアソースや制作過程の記録、プライベートで制作していた立体作品などによって、加茂の創作活動を俯瞰的に展観します。加茂にとって初めての美術館での個展となります。

◎プロフィール
加茂克也(かもかつや)
1965年福岡県生まれ。1988年mod’s hairに所属し、ファッション誌や広告、ファッションショーなど国内外で活躍する。2003年第21回毎日ファッション大賞を受賞、1983年の賞創設以来、初めてファッションデザイナー以外での受賞となる。2015年個人事務所「KAMO HEAD」を立ち上げ独立。2020年逝去。2021年作品集『KAMO HEAD』出版。
主なコレクション:JUNYA WATANABE、UNDERCOVER、CHANEL、MINTDESIGNS、ANREALAGE など
主な展覧会:「加茂克也展 ‘100 HEADPIECES’」(個展/ラフォーレミュージアム原宿、2013年)、「VANISHING ACT 2018 Made head for Haider Ackermann」(グループ展/ Villa Noailles(仏)、2018年)、「KAMO HEAD 加茂克也展 KATSUYA KAMO WORKS 1996-2020」(個展/表参道ヒルズ、2023年)など

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

【展覧会】田端文士村記念館|企画展 芥川龍之介 田端転入110周年記念|友情から生まれたもの 文士村の青春アンサンブル|’24年6月8日-9月21日|会期終盤

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芥川龍之介 田端転入110周年記念
友情から生まれたもの 文士村の青春アンサンブル
期  間  2024年6月8日[土]- 9月21日[土]  * 休館日を除く
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は4時30分まで)
休  館  日  月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日と水曜日が休館)
      祝日の翌日(祝日の翌日が土・日曜日の場合は、翌週火曜日が休館)
      その他展示替え等で臨時休館することがあります
展示会場  田端文士村記念館 企画展示スペース
      〠 114-0014 東京都北区田端6-1-2
      TEL 03(5685)5171  FAX 03(5685)5662
入  場  料  無 料
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大正時代後期、文壇で活躍する作家たちが田端に集まり、文士村は最盛期を迎えました。その中で、友人や後進を誘引し文士村形成へと大きく貢献したのが芥川龍之介と室生犀星です。田端に集った20~30代の若き文士たちは肩を寄せ合い、時には鼓舞し合いながら創作をし、お互いを高めていきました。本展では彼らの交流から生まれた雑誌『新思潮』『感情』『文藝春秋』『驢馬』や、初版本、直筆の作品、寄せ書きなどを紹介します。
若き文士たちが田端で育んだ友情物語をご堪能ください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 田端文士村記念館 ] 

【展覧会】弥生美術館|大正ロマン・昭和モダンのカリスマ絵師 高畠華宵が伝えてくれたこと|’24年7月6日-9月22日|会期末

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弥生美術館
大正ロマン・昭和モダンのカリスマ絵師 高畠華宵が伝えてくれたこと
会  期  2024年7月6日[土]-9月22日[日]
開館時間  午前10時-午後5時 (入館は4時30分までにお願いします)
休  館  日  月曜日〔ただし7月15日、8月12日、9月16日[月・祝]は開館〕、
      7月16日、8月13日、9月17日[火]休館。
料  金  一 般 1000円 / 大・高生 900円 / 中・小生 500円
      (竹久夢二美術館と2館あわせてご覧いただけます)
会  場  弥生美術館
      〠 113-0032 東京都文京区弥生2-4-3 Tel 03(3812)0012
主  催  弥生美術館
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大正ロマン・昭和モダンのカリスマ絵師 高畠華宵が伝えてくれたこと
大正末から昭和初期にかけ、絶大な人気を誇ったイラストレーター・高畠華宵(たかばたけ かしょう 1888-1966)。少年の日に華宵の絵に感銘を受けた一ファン(創立者/弁護士 故 鹿野琢見)熱い想いは、私財を投じての美術館設立まで至りました。
今年開館40周年を迎えた弥生美術館。明治・大正・昭和の挿絵や出版文化から現代のイラスト・漫画まで──。華宵先生が出会わせてくれた素晴らしい世界、そしてカリスマ・高畠華宵に、いま再び会いに行きましょう。
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◉ 関連イベント お知らせ 1
弥生美術館 開館40周年 生誕祭! 
弥生美術館は2024年に開館40周年を迎えました。昭和初期を代表する大人気挿絵画家・高畠華宵を軸とし、明治・大正・昭和の挿絵画家や出版美術を調査・研究し、近年では挿絵文化の流れを汲む、ふろくや漫画などにも早くから注目して参りました。
そもそも当館が設立されたのは、初代理事長・鹿野琢見が熱烈な華宵ファンであったといういきさつがあります。華宵と出会ったことで、鹿野は私費を投じてまで美術館を設立しました。当館は鹿野の熱い思いを受け継いでいます〔編集:高畠華宵と鹿野琢見の関係はウィキペディアにも詳しい〕。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E7%95%A0%E8%8F%AF%E5%AE%B5
本展では高畠華宵の作品とともに、美少年の弟子とともに暮らした〝華宵御殿〟の雰囲気もお楽しみいただきます。さらに当館が誇る収蔵品も展示し、美術館の歩みを紹介いたします。
弥生美術館ウエブサイトゟ
              弥生美術館ウエブサイトゟ

◉ イベント お知らせ 2
【同時開催】 日本出版美術家連盟(JPAL)の作家展

弥生ポスター0002弥生美術館3階展示室では日本出版美術家連盟 (JPAL) の作家展を開催します。
日本出版美術家連盟 (JPAL) の作家展
1 小宮山逢邦展:7月6日[土]-7月28日[日]
2 小松崎 茂展:7月30日[火]ー9月1日[日]
3 加藤 敏郎展:9月3日[火]-9月22日[日]
■小宮山逢邦ギャラリートーク「切り絵を語る」 7月7日(日)14時から
■上田信ギャラリートーク「師小松崎茂を語る」 8月4日(日)14時から
主 催:一般社団法人 日本出版美術家連盟 

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
【詳細: 弥生美術館 】 

【展覧会】竹久夢二美術館|生誕140年記念 竹久夢二の軌跡|’24年7月6日-9月22日|会期末

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竹久夢二美術館
生誕140年記念 竹久夢二の軌跡
会  期  2024年7月6日[土]- 9月22日[日]
開館時間  午前10時-午後5時 (入館は4時30分までにお願いします)
休  館  日  月曜日〔ただし7月15日、8月12日、9月16日[月・祝]は開館〕、
      7月16日、8月13日、9月17日[火]休館。
料  金  一般 1000円/大・高生 900円/中・小生 500円
      (弥生美術館もご覧いただけます)
会  場  竹久夢二美術館
      〠 113-0032 東京都文京区弥生2-4-2 Tel 03(5689)0462
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大正ロマンの画家・詩人として知られる竹久夢二(1884-1934)は、「夢二式美人」と呼ばれる女性像を描き、大正時代を中心に圧倒的な人気を集めました。夢二の独創性あふれる作品には、日常生活に溶け込む美や、女性や子供をはじめとする大衆への共感があらわれ、時を越えて見る者を惹きつけます。和と洋が混ざり合い、近代社会へと急激に変化する時代に、夢二は生涯をかけて自身の理想の美を追求しました。
夢二の生誕140年を記念する本展は、明治末期のデビューから昭和初期までの約30年に及ぶ夢二の画業と人物を、新収蔵を含む約250点の所蔵作品と資料で紹介します。多くのジャンルで先駆的な作品を残した夢二の活躍をご覧ください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 竹久夢二美術館 ] 

【展覧会】岡山県立美術館|世界遺産 大シルクロード展|’24年9月16日-11月10日|

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世界遺産 大シルクロード展
会  期  2024年9月16日[月・祝]- 11月10日[日]
休  館  日  9月30日[月]、10月7日[月]・15日[火]・21日[月]・28日[月]、11月5日[火]
開館時間  9:00 - 17:00
      * 9月16日[月・祝]のみ10時開館
      * 9月28日[土]、10月26日[土]は19時まで夜間開館
      * いずれも入館は閉館30分前まで
会  場  岡山県立美術館 2階展示室
      〠 700-0814 岡山県岡山市北区天神町8-48
      TEL. 086-225-4800  FAX. 086-224-0648
観  覧  料  一般:1600円、65歳以上:1500円*、高校・大学生:1000円* 中生以下:無料*
      *学生証やシルバーカード等、年齢が確認できる証明書をご提示ください
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
企  画  東京富士美術館
企画協力  黄山美術社

主  催  岡山県立美術館、中国文物交流中心、山陽新聞社、RSK山陽放送
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東洋と西洋とを結ぶシルクロードは、古代から重要な交流、通商ルートであり、多様な民族が興亡した文化融合の地でした。本展覧会は、洛陽、西安、蘭州、敦煌、新疆地域などの博物館・研究機関が所蔵する文物を紹介いたします。中国の最高級の貴重な宝物を指す「一級文物」44点を含み、世界遺産認定後、中国国外で初めて行われる大規模展です。西方や北方の香り高い遺宝の数々、日本との縁も深い唐時代の名品、仏教美術の優品を展示いたします。ailkroad_1

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[ 詳 細 : 岡山県立美術館 ]

【展覧会】京都大学総合博物館|2024年度企画展 宇宙からの手紙 隕石の発見からはやぶさ2の探査まで|’24年7月24日- 11月3日|関連イベント追加発表 再紹介

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京都大学総合博物館
2024年度企画展 
宇宙からの手紙 隕石の発見からはやぶさ2の探査まで
会  期  2024年7月24日[水]- 11月3日[日]
会  場  京都大学総合博物館
      〠 606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学総合博物館 事務室
      ▶ アクセス情報
開館時間  9:30 - 16:30 (入館は16:00まで)
休  館  日  月曜日、火曜日 (平日・祝日にかかわらず)
観  覧  料  個人当日 一 般 400円、 大学生 300円
      * お支払いは現金のみになります。
      * 観覧料各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
協  力  国立極地研究所
主  催  京都大学総合博物館
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京都大学総合研究博物館宇宙からの手紙うら今からちょうど120年前、兵庫県のある村で轟音とともに天より落ちる火の玉が目撃されました。村人の手により、火の玉の正体は重さ4.7kgの塊であることがわかり、その後その鉄塊は京都帝国大学へと渡り研究が行われました。その鉄塊こそが、京都大学における「地球外物質研究」の始まりを告げた「隕石」であり、村の名前から「岡野隕石」と名付けられました。岡野隕石はおよそ46億年前にこの太陽系のどこかで誕生した星の欠片であり、内部にはその星の一生が記録されています。しかし、その記録は「化学組成」に隠されていたり、「岩石の組織」が人知れず物語っていたり、簡単には読み解くことができません。私たちは200年以上前からそのような地球外物質-「宇宙からの手紙」-の解読に取り組み、太陽系の歴史を少しずつ紐解いてきました。

現在私達は、隕石に加えて、「宇宙から降ってくる塵(宇宙塵)」や、「探査機が持ち帰った天体の欠片(リターンサンプル)」など、特徴が異なる3種の天体の欠片を手にしています。そして、それらを解読するために数々の手法を編み出してきました。今回の企画展「宇宙からの手紙 隕石の発見からはやぶさ2の探査まで」では、地球外物質研究の背景と奥深さを、鉱物学という側面から切り取り、可能な限り実物と共に紹介いたします。
本展示では「宇宙からの手紙」である多種多様な隕石に加え、実際の宇宙塵やリュウグウ粒子等リターンサンプルも展観します。その中で、地球外物質研究の歴史、特に京都大学の今昔の研究について詳しく触れます。また、京都に落下・発見された唯一の隕石である「曽根隕石」の里帰り展示や、昨年度当館の屋上で行われた地球外物質探査など、地元の地球外物質も紹介いたします。微小な標本が数多く並ぶので、実際の地球外物質研究のスケール感を体感してもらいたいと思います。地球内外の石の比較や、石を読み解く鉱物学そのものについても触れ、さらには「流星刀」の展示(期間限定)などを例に、地球外物質と人々との関わりについても紹介いたします。本企画展示を通して、地球外物質をより身近に感じてもらい、秘められた面白さを伝えられれば幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧・ご参加を。
[ 詳 細 : 京都大学総合博物館  

【展覧会】北澤美術館|特別展 エミール・ガレ没後120年記念|北澤美術館のガレ|’24年3月16日-’25年3月11日|ほぼ通年企画|開展六个月再紹介

北澤美術館2024展A B北澤美術館2024展

北澤美術館
特別展 エミール・ガレ没後120年記念
北澤美術館のガレ
会  期  2024年3月16日[土]- 2025年3月11日[火]
会  場  北澤美術館 1階 ガラス工芸展示室
      〠 392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28 電 話 0266-58-6000
開館時間  04月 - 09月 |9:00 - 18:00
      10月 - 03月 |9:00 - 17:00
      * 最終入場-いずれも 閉館時間の30分前まで。
休  館  日  会期中 無 休   * ※10月1日[火]、12月31日[火]、1月1日[水]は休館
駐  車  場  バ ス:10台 / 乗用車:50台 駐車場併設
入  館  料  大 人: 1,000円 / 中 学生: 500円 / 小学生以下: 無 料
      * 各種割引・優待などは下掲詳細参照。
主  催  公益財団法人 北澤美術館
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── 我が根は森の奥深くにあり ──
諏訪湖のほとりにたたずむ北澤美術館は
エミール・ガレ、ドーム兄弟、ルネ・ラリックなどの
ガラス工芸と現代日本画を展示しています

19世紀末から20世紀のはじめにかけてヨーロッパに広まった「アール・ヌーヴォー」、ガラス工芸の分野でこの運動を牽引したのが、フランス北東部の都市ナンシーに生まれた、エミール・ガレ(1846-1904)です。ガラス・陶芸・木工家具、三つの分野で活躍した彼は、草花や昆虫など自然の形を活かした斬新なデザインと詩的な表現が高く評価され、パリ万国博覧会のグランプリを受賞しました。

2024年はガレの没後120年目に当たります。ガレがまだあまり知られていなかったおよそ40年前、その魅力にひかれ、「小さくても個性の光る美術館」を目指して収集をはじめたのが、北澤美術館の創立者:北澤利男(1917-1997)でした。
「美しいものを美しいと感じる素直なこころ」をモットーに、ジャポニスムの影響を受けた初期の作品から、パリ万国博覧会出品作、ひとよ茸ランプをはじめとする黄金期の大作を含む、世界でも稀にみる充実したコレクションが誕生しました。

没後120年を記念するこの展覧会では、普段展示される機会の少ない秘蔵の名作を含め、所蔵品を選りすぐり展示いたします。ガレと人気を競ったドーム兄弟の彩りあふれる作品と共に、ガラス芸術の世界をお楽しみください。

※ ほぼ通年企画の展覧会です。本稿では数度の反復紹介を予定。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 北澤美術館 ] 

【展覧会】arflex アルフレックス 東京|板谷 龍一郎 Ryu Itadani「Everyday Life “HERE”」|’24年9月5日-9月24日|会期末

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arflex <アルフレックス 東京>
Ryu Itadani 「Everyday Life “HERE”」
期  間  2024年9月5日[木]- 9月24日[火]
会  場  アルフレックス東京
      〠 150-0012 東京都渋谷区広尾1-1-40 恵比寿プライムスクエア1F
      tel.03-3486-8899
営業時間  11:00-18:00   * 水曜定休
入  場  料  無 料
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恵比寿・アルフレックス東京では、ベルリンを拠点に活躍する Ryu Itadani の展覧会「Everyday Life “HERE”」を開催します。
街の風景や植物、愛用する日用品など何気ない日常の一場面を、独特の輪郭線と色彩であでやかに切りとる Ryu Itadani の作品。みずみずしさや明るい陽光に満たされた Itadani が描く眺めは、わたしたちに見慣れた風景やモノに対する新鮮なまなざしと、心躍るような感覚をもたらします。

「Everyday Life “HERE & THERE”」と題した本展覧会は ポーラ ミュージアム アネックス (銀座) との2会場で開催。アルフレックス東京の「HERE」では、植物や日用品を描いたプリント作品を中心に、ソファ MARENCO やスツールに直接ペイントした1点物のアートピースも展示します。「HERE」と「THERE」、それぞれの会場で、2つの視点で描かれた Ryu Itadani の世界をご体感ください。
※ 8月9日[金]- 9月23日[月・祝] ポーラ ミュージアム アネックスで開催する「Everyday Life “THERE”」については こちら をご覧ください。 

< 作家の言葉 >
ほぼ毎日、自転車に乗る。
家からアトリエに移動する。
自分の動力で進むから、自分のペースで景色が流れる。
ちょっと「そこ」に見えたものに追いつくと、いつのまにか「ここ」にある。
時々信号で停まるなら、より鮮やかに建物や緑、歩く人の顔が見えてくる。
止まることで見つかる発見もあるけれど、止まってばかりだと進まない。
自転車でアトリエに着いたら、「そこ」はもう「ここ」になった。

「そこ」を目指すために「ここ」から始めたり、
「ここ」に帰るために「そこ」へ飛び立ったり。

ベルリンから東京に行く、銀座から恵比寿に行く。
どちらが「ここ」でも「そこ」でも構わないけれど、
動く途中に、動く先に、出会うものがあったらよいなと。
                         板谷 龍一郎

< 板谷 龍一郎  Ryu Itadani >
1974年大阪生まれ。大阪からトロント、東京、ロンドンの生活を経て現在はベルリン在住。住んでいる街や旅先の風景、部屋にあるモノや花。何気ない毎日で見つけた喜び、美しさを自由な線でとらえて、色彩豊かに描く。
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[ 詳 細 : arflex アルフレックス 東京  ポーラ ミュージアム アネックス

【展覧会】国文学研究資料館|企画展示 松野文庫の贈りもの|’24年9月5日-10月22日|紹介遅延割込陳謝

国文研松野文庫0001おも 国文研松野文庫0002うら☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

国文学研究資料館

企画展示 松野文庫の贈りもの
会  期  2024年9月5日[木]- 2024年10月22日[火]
利用時間  午前10時 - 午後4時30分
休  館  日  土曜・日曜・祝日
場  所  国文学研究資料館  1 階 展示室
      〠 190-0014 東京都立川市緑町10-3
      電話:050-5533ー2900 (I P 電話 代表)
主  催  国文学研究資料館
入場無料
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国文学研究資料館松野陽一文庫は、国文研の元館長で、中世近世和歌の研究者であった松野陽一(1935-2018)が、長い年月をかけて丹精込めて蒐集したコレクションです。全485点。その大半は江戸末までの日本古典籍であり、中核は歌書、とりわけ『千載和歌集』の古写本と藤原俊成関係書、ならびに石野広通・松平定信ら近世和歌関係書で構成されています。
(参考)海野圭介・小川剛生・落合博志・神作研一編「国文学研究資料館所蔵松野陽一文庫分類目録」(浅田徹ほか編『和歌史の中世から近世へ』所収、花鳥社、2020)
関連イベントとしてギャラリートーク、▶ 松野文庫セミナー (PDF:1007KB) を予定しています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
※ 遠方の方には 電子展示室「書物で見る 日本古典文学史」もありますのでご検討を。
[ 詳 細 : 国文学研究資料館 ] 

【展覧会】岡山県立博物館|テーマ展 岡山の至宝 -正宗文庫の輝き-|’24年9月5日-10月13日|紹介遅延割込陳謝

岡山県博9.05おも 岡山県博9.05うら (2)☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

岡山県立博物館
テーマ展  岡山の至宝-正宗文庫の輝き-
会  期  令和6年(2024)9月5日[木]-10月13日[日]
開館時間  ◇ 9 月 午前9時 - 午後6時 ◇ 10月 午前9時30分-午後5時
休  館  日  毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌火曜日に休館)
入  館  料  大 人 250円、65歳以上 120円、高校生以下 無 料
会  場  岡山県立博物館 2階展示室
      〠 703-8257 岡山市北区後楽園1-5
      電話:086-272-1149  Fax:086-272-1150
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正宗 敦夫〔まさむね あつお 明治14年(1881)ー 昭和33年(1958)、正宗白鳥の弟〕は、和気町伊里村(現岡山県備前市穂浪)出身の国文学者・歌人として知られます。
正宗文庫は、敦夫が丹精込めて蒐集した古典籍・文書・短冊類を中心として、昭和11年(1936)に郷里に創設されました。
本展覧会では、御好評をいただいた昨年に引き続き、敦夫が蒐集した正宗文庫の資料の数々をご紹介します。貴重な古典籍類を集め、守り伝えようとした〈知の巨人〉正宗敦夫の信念と、正宗文庫の蔵書の豊かさを感じ取っていただけましたら幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 岡山県立博物館 ]  
[ 関 連 :【展覧会】国文学研究資料館/岡山県立博物館|テーマ展 正宗敦夫と正宗文庫|’23年9月9日-10月15日|終了 ] 

【展覧会】竹中大工道具館|企画展 開館40周年記念企画展 日光の彩色と金工 — 社寺建築の美しさの謎を解く|’24年9月14日-12月15日|

竹中大工道具展おもて 竹中大工道具店うら

竹中大工道具館
企画展 開館40周年記念企画展
日光の彩色と金工 — 社寺建築の美しさの謎を解く
会  期  2024年9月14日[土]- 12月15日[日]
会  場  公益財団法人 竹中大工道具館  1 F ホール
      〠 651-0056 兵庫県神戸市中央区熊内町7-5-1
      Tel. 078-242-0216   Fax. 078-241-4713
開催時間  9:30 - 16:30(入館は 16:00 まで)
休  館  日  月曜日(祝日の場合は翌日)
入  館  料  大 人 700円、大高生・65歳以上の方 500円、中学生以下 無料 (常設展観覧料を含む)
特別協力  日光東照宮、日光山輪王寺、日光二荒山神社
協  力  日光社寺文化財保存会、社寺建造物美術保存技術協会、日本うるし掻き技術保存会、
      金沢金箔伝統技術保存会、石川県箔商工業協同組合、鈴木錺金具工芸社、
      浄法寺歴史民俗資料館、TOPPAN
主  催  竹中大工道具館、伝統建築工匠の会
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世界遺産「日光の社寺」。国宝9棟、重要文化財94棟の文化財建造物を中核とする日本が世界に誇る文化遺産です。17世紀の日本を代表する天才的芸術家の作品群といわれ当時最高水準の建築技術によって作られました。
その魅力は、なんといっても日光東照宮や日光山輪王寺大猷院などの圧倒的に絢爛豪華な建築装飾です。これらの建造物は、今日までその輝きを失っていません。伝統的な技と技術、そしてそれらを活かす知識を確実に継承し、保存修理を繰り返してきた匠の力がそれを成し遂げているのです。これらの「伝統建築工匠の技」は、2020年12月にユネスコ無形文化遺産として登録されました。
本展では、伝統建築工匠の技のうち、日光の社寺を彩り、比類のない豪華さときらびやかさを際立たせている装飾技術の「彩色」と「金工」に着目し、その美しさの謎に迫ります。普段は遠目にしか見ることができない、きらびやかな建築装飾の世界と伝統技術の粋をぜひ間近でご鑑賞ください。

※ 新型感染症予防対応実施中です。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。
[ 詳 細 : 竹中大工道具館
竹中大工道具展トップ

[ 参 考 : 竹中大工道具館<公式PV> YouTube   未来へ伝える匠の技と心  3:30 ]


この{活版印刷アラカルト}のウェブページは、限度ギリギリの長尺ブログになっています。そのためお手数ながら、ときおり、とりわけ動画類を閲覧後は「ページ画面を更新」していただくと、次回からもスムーズなスクロールと閲覧をお楽しみいただけます。また活版アラカルトの二枚目以降のページにも、一枚目に納めきれなかった魅力的な記事が満載。閲覧を強力推奨いたします。 

{新宿餘談}〔竹中大工道具館  ウェブサイト&メルマガゟ編集〕
<わが国唯一、大工道具の博物館「公益財団法人 竹中大工道具館」と 竹中工務店>
大工道具は、品質のよいものほど摩耗するまで使われ、消滅するという厳しい宿命をもっている。また戦後の高度成長を経て、機械製材と電動工具が広まり、今日ではテクノロジーの発達とともに、手道具を使う職人は急激に少なくなってきた。消えてゆく大工道具を民族遺産として収集・保存し、さらに研究・展示を通じて後世に伝えていくことを目的に、1984年神戸市に設立されたのが日本で唯一の大工道具の博物館「公益財団法人 竹中大工道具館」〔登録博物館〕である。
同財団を全面的に支援しているのが株式会社竹中工務店で、姉妹施設に東京都江東区の竹中工務店東京本店 1F「GALLERY A4-ギャラリー エー クワッド」がある。同社は大阪市中央区本町に本社を置く大手総合建設会社(ゼネコン)で、スーパーゼネコン5社(大林組、鹿島建設、清水建設、大成建設、竹中工務店)のひとつであり、これまでに施工した建築物は、東京タワー・日本武道館、5大ドーム球場(札幌・東京・ナゴヤ・大阪・福岡)をはじめ、全国有名美術館や商業施設、さらには病院、オフィスビル、ホテルなど多岐にわたる。また、大手ゼネコン5社の中では唯一の非上場企業である。

【展覧会】渋谷区立松濤美術館|空の発見 Discovering the Sky|’24年9月14日-11月10日|前後期二期制開催

1松濤美術館07000 松濤美術館070002☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます☆ 

渋谷区立松濤美術館
空の発見 Discovering the Sky
会  期  2024年9月14日[土]- 11月10日[日] ※ 会期中、展示替えあり
         前 期:2024年 9 月14日[土]- 11月14日[月・祝]  
         後 期:2024年10月16日[水]- 11月10日[日]
会  場  渋谷区立松濤美術館
      〠 150-0046 東京都渋谷区松濤2-14-14 TEL. 03-3465-9421
開館時間  午前10時 - 午後6時  * 最終入館は閉館30分前まで。
休  館  日  月曜日(ただし9月16日、23日、10月14日、11月4日は開館)、9月17日[火]、
      24日[火]、10月15日[火]、11月5日[火]
入  館  料  一 般 1000 円、 大学生 800 円、 高校生・60歳以上 500 円、 小中学生 100 円
      * 土・日曜日・祝休日は、小中学生無料
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  渋谷区立松濤美術館
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私たちが毎日見ている「空」。現代では誰もが共通のイメージを描けるあたりまえの存在に思われます。ところが日本の美術のなかでは、近世になるまで「空」を現実的に描こうとする意識は希薄でした。障屛画では黄金地や金雲などがこの空間を占め、水墨画では余白のような位置づけである時もあります。もとより「空」(そら)は(くう)とも読めるように、神の世界である「天」でも、人間のいる「地」でもない、曖昧な場所でした。
近世になると、西洋絵画などの影響をうけ、洋風画や泥絵、浮世絵などに青空が広がりだします。なかでも江戸時代、たびたび青空を描いた画家の司馬江漢(1747-1818年)が、蘭学から地動説を学び、科学的な空間認識を持っていたことは、「空」への意識の変化を考えるうえで示唆的です。一方で、浮世絵のなかの典型的な空の表現 “一文字ぼかし” のように、その表現は形式的、概念的なものであることもありました。

松濤美術館070002☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます☆

明治以降、本格的な西洋画教育や、科学的な気象観測の導入をうけ、刻々と変化する雲や陽光を写しとろうとする画家たちが登場します。ところが次世代には、表現主義やシュールレアリスムなどの新潮流の影響のなか、自らの心象をこの空間に托すように多様で個性的な「空」を描く画家たちが続くのです。
そもそも、私たちの視点はふだん地上に向けられ、絵の中で「空」が主役となることは稀です。地上で震災や戦災が起こり、人間の活動がなぎ払われたとき、廃墟上に広がる空、戦地で見上げた空などが、突如重い存在感を持ち出します。目の前にありつつも意識されなかった空間が大きく浮かびあがる様は、認知の不確かさを物語ります。
現代、かつては従属的であった「空」を中心に据えることで、表現に活路を見出すアーティストたちも現れました。見えているけど、見えていない。本展は、こうした「空」の表現の変遷を通じて、そこに映し込まれる私たちの意識の揺らぎを浮かび上がらせようとするものです。

※ 多彩な関連イベントが発表されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 渋谷区立 松濤美術館 ]  { 活版アラカルト 過去ログまとめ }

【展覧会/イベント】国立民族学博物館|みんぱく創設50周年記念企画展|客家と日本 ― 華僑華人がつむぐ、もうひとつの東アジア関係史|’24年9月5日-12月3日|

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国立民族学博物館
みんぱく創設50周年記念企画展
客家と日本 ―― 華僑華人がつむぐ、もうひとつの東アジア関係史
会  期  2024年9月5日[木]- 12月3日[火]
会  場  国立民族学博物館 本館企画展示場
      〠 565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
      TEL: 06-6876-2151(代表) FAX : 06-6875-0401
開館時間  10:00 - 17:00(入館は 16:30 まで)
休  館  日  水曜日
観  覧  料  一 般 580円、 大学生 250円、 高校生以下 無料
      * 当日・個人・税込み料金を表示。本館展示もご覧になれます。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  東京都立大学 社会人類学教室
共  催  客家文化発展センター(台湾)
主  催  国立民族学博物館
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華僑華人の一派に客家〔編集/ウィキペディア:客家(はっか、Hak-kâ)Google:客家画像一覧〕と呼ばれる人びとがいます。客家は、世界各地に居住し、政治・経済・文化など各方面で成功を収めてきたため、中国地域では「東洋のユダヤ人」と呼ばれることもあります。
19世紀後半以降、客家は日本と密接な関係を築きあげてきました。特に1895年に日本が台湾を植民地とすると、台湾の客家にとって日本は身近な存在になります。また、一部の客家は台湾などから日本へ移住し、団体をつくり、暮らしています。客家と日本の関係に焦点を当てることで、これまであまり知られることのなかった東アジア関係史の一面を探ります。

※ とても多彩な関連イベントが発表されています。
※ 下掲詳細公式サイトにて最新詳細情報を確認の上、ご参加ご観覧ください。
[ 詳 細 : 国立民族学博物館

【展示 / ワークショップ】国立民族学博物館|みんぱく創設50周年記念企画展 「客家と日本―華僑華人がつむぐ、もうひとつの東アジア関係史」関連|食べるお茶─擂茶-れいちゃ-づくりで学ぶ客家の暮らし|’24年9月16日・23日|告知壹个月

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国立民族学博物館
みんぱく創設50周年記念企画展
「客家と日本 ― 華僑華人がつむぐ、もうひとつの東アジア関係史」関連
ワークショップ 食べるお茶 ── 擂茶(れいちゃ)づくりで学ぶ客家の暮らし
開  催  日  2024年9月16日[月・祝]・9月23日[月・祝]
時  間  ※ 午前と午後の2回開催いたします。
      午前の部 10:45-12:45(10:15から受付開始)
      午後の部 14:15-16:15(13:45から受付開始)
会  場  国立民族学博物館 本館企画展示場ほか
      〠 565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
      TEL: 06-6876-2151(代表) FAX : 06-6875-0401
講  師  松本学(松茶商店代表)/ 河合洋尚(東京都立大学准教授)/
      奈良雅史(国立民族学博物館准教授)
対  象  小学生以上 * 小学生の方は保護者も一緒にご参加ください(要参加費)
定  員  各回10名
参  加  費  参加費 500円(大学生・一般の参加者は要本館展示観覧券)
申  込  事前申込制(先着順)
      * 予約状況は イベント予約サイト でご確認ください。定員になり次第受付終了。
主  催  国立民族学博物館
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研究者と企画展「客家と日本 ― 華僑華人がつむぐ、もうひとつの東アジア関係史」を見学し、客家(はっか)の食文化について学びます。その後、さまざまな材料を混ぜる擂茶(れいちゃ)づくりを体験します。そして実際に味わうことをとおして、農業や移動に特徴づけられる客家の暮らしと食文化についての理解を深めていきます。

◉ 使用する食材(材料)-アレルギー食材のある方は参加をご遠慮ください。
落花生、かぼちゃの種、黒胡麻、烏龍茶、甘酒(米、米麹)、大豆(遺伝子組換えでない)、砂糖、白米、マルトデキストリン、大麦、豆乳粉(大豆、麦芽糖)、ぶどう糖、緑茶粉、とうもろこし、からす麦、緑豆、粟、オートミール、そば、小豆、花豆、黒目豆、たちなた豆、青えんどう豆、ひよこ豆、アーモンド、ひまわりの種、山芋、オニバスの実、アンズの種子、全粉乳

※ 残念ですがすでに定員達成。受付終了が発表され、現在はキャンセル待ちです。
※ 下掲詳細公式サイトにて最新詳細情報を確認の上、ご参加・ご観覧ください。
[ 詳 細 : 国立民族学博物館 イベント予約サイト

【展覧会】横須賀美術館|特集:新恵美佐子 祈りの花|’24年7月13日-10月20日|開展貳个月再紹介

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横須賀美術館
特集:新恵美佐子 祈りの花
会  期  2024年7月13日[土]- 10月20日[日]
開館時間  10:00 - 18:00
休  館  日   8月5日[月]、9月2日[月]、10月7日[月]
観  覧  料  (税込)一 般 390円、 高校生・大学生・65歳以上 280円
      * 高校生(市内在住または在学に限る)は無料
      * 身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添1名様は無料
会  場  横須賀美術館 地階 北側展示ギャラリー、展示室8
      〠 239-0813 神奈川県横須賀市鴨居4丁目1番地 TEL 046-845-1211(代表)
主  催  横須賀美術館
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横須賀市西部を拠点に、国内外で活躍する日本画家・新恵美佐子は、1998年にポーラ美術振興財団の在外研修員として渡印し、文化や人々との出あいから刺激を受け、独自のスタイルを構築しました。墨や顔料、アクリル絵具などの特性を活かした豊かで力強い作品は、新たな日本画の表現として評価を受け、2004年に「第2回 東山魁夷記念 日経日本画大賞」において入選を果たし、2005年には「第3回 トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞」において星野眞吾賞(大賞)を受賞しています。生命の深遠を感じさせる大作の数々を、吹き抜けが特徴的な大空間で紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 横須賀美術館 ] 

【展覧会】大倉集古館|企画展 大倉集古館 寄贈品展|’24年9月14日-10月20日|

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大倉集古館
企画展
大倉集古館 寄贈品展
会  期  2024年9月14日[火]- 10月20日[日]
開館時間  10:00 - 17:00(入館は 16:30 まで)
      * 毎週金曜日は 19:00 まで開館、入館は 18:30 まで
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
入  館  料  一  般:1,000円、 大学生・高校生:800円  * 学生証を提示、 中学生以下:無 料
       * 各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細「利用案内」参照
会  場  大倉集古館 展示室
      〠 105-0001 東京都港区虎ノ門 2-10-3(The Okura Tokyo 前)
      TEL : 03-5575-5711(代表) FAX:03-5575-5712
主  催  公益財団法人 大倉文化財団・大倉集古館
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本展では、当館設立者である大倉喜八郎や嗣子喜七郎ゆかりの作品を含む、近年ご寄贈いただいた作品を中心に展示を行います。
大倉家が支援を行い、正倉院御物整理掛として正倉院宝物の修理を手掛けた木彫工芸家・木内半古の竹花入の優品や、息子の省古による木画の帯留、長くご寄託いただいていた大倉喜七郎ゆかりの近代絵画、古備前再現を目指した陶芸家の森陶岳による深みのある備前焼などを展示いたします。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 大倉集古館 ]  { 活版アラカルト 過去ログまとめ }

【展覧会】町田市立国際版画美術館|企画展 両大戦間のモダニズム:1918-1939 煌めきと戸惑いの時代|’24年9月14日-12月1日|

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町田市立国際版画美術館
企画展 両大戦間のモダニズム:1918-1939 煌めきと戸惑いの時代
会  期  2024年9月14日[土]- 12月1日[日]
休  館  日  月曜日 * ただし9/16[月]、9/23[月]、10/14[月]、11/4[月]の祝日と
      振替休日は開館し、翌火曜日は休館
開館時間  平 日 10:00ー17:00  土・日・祝日 10:00ー17:30
      * 入場は閉館30分前まで
会  場  町田市立国際版画美術館 企画展示室 1、2
      〠 194-0013 東京都町田市原町田 4-28-1
      Tel. 042-726-2771・0860 / fax. 042-726-2840
観  覧  料  一   般  800円、大・高生 400円、中学生以下 無 料
      * 各種割引。優待情報などは 下掲詳細 参照
無  料  日  展覧会初日(9/14) 、文化の日(11/3)は入場無料
主  催  町田市立国際版画美術館
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1920年代のフランスとアメリカは、第一次世界大戦後の好景気に沸き「狂騒の時代」と呼ばれる華やかな時代を迎えました。自動車や飛行機といった工業的なモティーフ、サーカスやキャバレーの喧騒、最新のファッションを身にまとうモダンガールなどからインスピレーションを得たアーティストたちの作品は、現代への賛美ともいえるものでした。
一方でこの時代にはドイツを中心に、戦争の惨禍を深く刻み込んだ作品や、享楽的な世相への皮肉、あるいは近代化に対する不安感を表現した作品も生まれました。事実、世界恐慌やファシズムの台頭によって平和な時代は10年ほどで終焉を迎え、1939年の第二次世界大戦勃発によってアートシーンは大きく揺さぶられることとなります。
本展覧会では、ふたつの世界大戦の狭間にあたる約20年間に焦点を当て、モダニズムの時代を版画に表したアーティストたちの作品約230点を展示します。パリのファッション雑誌を彩った色彩豊かなポショワール(ステンシル)、市井の人々の生活を描き出したドイツの版画集、シュルレアリストの実験的な銅版画など、社会の変革期につくられた作品は100年後を生きる私たちに何を問いかけてくるでしょうか。

< 展示構成 >
◆ 1 | 両大戦間に向かって:Before 1918
両大戦間の前史にあたる19世紀末から20世紀初頭の社会を各々のまなざしで描写したアーティストの作品を見ていきます。この時期、ヨーロッパは「ベル・エポック」と呼ばれる繁栄の時代を迎えましたが、1914年に勃発する第一次世界大戦によって世界は大きく変化しました。
◆ 2 | 煌めきと戸惑いの都市物語
都市をテーマとする版画やファッション雑誌、絵本などの印刷物から、新しい社会に対する期待と不安が入り混じった両大戦間のフランス、アメリカ、日本、ドイツ、ロシアの様相を見ていきます。
◆ 3 | モダニズムの時代を刻む版画
写真や映画が新しい表現として脚光を浴びた両大戦間に、旧来の表現媒体である版画を制作し続けたアーティストを、「抽象表現」「挿絵本文化」「シュルレアリスム」という3つのキーワードから紹介します。
◆ 4 | 「両大戦間」を超えて:After 1939
両大戦間をテーマとする本展のエピローグとして、1939年の第二次世界大戦の勃発によるアーティストたちの変化や戦後の展開に焦点を当てます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 町田市立国際版画美術館 ] { 町田市立国際版画美術館 活版アラカルト  まとめ }

【展覧会】横尾忠則現代美術館|レクイエム 猫と肖像と一人の画家|’24年9月14日-12月15日|

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ポスターデザイン:横尾忠則

横尾忠則現代美術館
レクイエム 猫と肖像と一人の画家
会  期  2024年9月14日[土]- 12月15日[日]
開館時間  10:00 - 18:00(入場は 閉館の30分前 まで)
休  館  日  月曜日  * ただし月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館。
会  場  横尾忠則現代美術館(兵庫県立美術館王子分館)
      〠 657-0837 兵庫県神戸市灘区原田通 3-8-30
      Tel:078-855-5607(総合案内)
観  覧  料  一 般 700円、大学生 550円、70歳以上 350円、高校生以下 無 料
      * 各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
主  催  横尾忠則現代美術館([公財]兵庫県芸術文化協会)
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2024年6月に88歳を迎えた横尾忠則は、グラフィックデザイナーとして注目された1960年代から画家として新たな境地を開拓し続ける現在まで、創作を通じて多くの人々と関わってきました。
憧れの文学者や俳優、ともに前衛的な活動に携わった演劇人や同業者、コラボレーションで高めあう異業種の友人たちなど、ジャンルを横断した交流の足跡は、作品として歴史に刻まれています。
本展は、これまでに横尾が見送ってきた親しい人々と愛猫に想いを馳せる展覧会です。タイトルが示すように、会場は「猫」と「肖像」、そして「一人の画家=横尾忠則」の言葉で構成されています。
「肖像」の部屋では、家族や友人をはじめ、横尾の生き方や創作に影響を与えた人々の肖像画や関連資料を紹介するとともに、横尾自身の言葉でその交流を振り返ります。
「猫」の部屋では、愛猫タマを偲んで描いた「タマ、帰っておいで」シリーズのほか、在りし日のタマの写真やスケッチを展示します。
愛しい者たちが彼岸と此岸を往来し、時空を超えて共存するヨコオワールドを体感できる場となれば幸いです。

同時開催:YOKOO TADANORI COLLECTION GALLERY
同時開催の「YOKOO TADANORI COLLECTION GALLERY」では、本展と連動してアンディ・ウォーホルを特集します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認のうえご観覧を。
[ 詳 細 : 横尾忠則現代美術館

【展覧会】根津美術館|企画展 夏と秋の美学 鈴木其一と伊年印の優品とともに|’24年9月14日-10月20日|

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企画展 夏と秋の美学
鈴木其一と伊年印の優品とともに
会  期  2024年9月14日[土]- 10月20日[日]
休  館  日  毎週月曜日 ただし9月16日[月]、23日[月]、10月14日[月]は開館、
      それぞれ翌火曜日休館
開館時間  午前10時-午後5時 * 入館は 閉館30分前 まで。
入  場  料  オンライン日時指定予約入館制  * 下掲詳細参照
      一 般 1300円、学 生 1000円、中学生以下 無 料
      * 障害者手帳提示者および同伴者は200円引き
会  場  根津美術館 展示室 1・2
      〠 107-0062 東京都港区南青山 6-5-1 Tel. 03-3400-2536
──────────────
『古今和歌集』において、四季のうち春と秋の歌は、夏と冬の歌より数で大きく上回ることにも示されるように、日本では古来、春と秋が好まれました。春と秋に対する偏愛は、季節が離れた桜と紅葉を取り合わせる作品をはじめ、美術の世界でも見出されます。
そうした伝統を受け継ぎながら、江戸時代の美術には、春ではなく夏と秋の組み合わせも目立ってきます。その背景に、夏の風情を好ましく思う感性があるのは間違いありません。旺盛な夏と衰えゆく秋を連続して描くことは、季節の推移をくっきりと切り取るのにも寄与したはずです。
本展は、江戸琳派の異才・鈴木其一と、琳派の祖である俵屋宗達に始まる工房の優品を中心に据え、美術作品によって初夏から晩秋まで移ろう季節の情趣をお楽しみいただきながら、そこにうかがわれる美意識の諸相に迫るものです〔編集/「鈴木其一-すずき きいつ」。「伊年ーいねん」印は俵屋宗達を始祖とする俵屋派工房のいわば商標印章で、宗達本人以外にも「伊年」印が確認される〕。 

※ 入館はオンライン日時指定予約制。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認のうえご観覧を。
[ 詳 細 : 根津美術館 ] { 根津美術館 活版アラカルト まとめ }

【展覧会】DIC 川村記念美術館|西川勝人 静寂の響き|Katsuhito Nishikawa Serenity in Stillness|’24年9月14日-’25年1月26日|

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DIC川村記念美術館
西川勝人 静寂の響き
Katsuhito Nishikawa   Serenity in Stillness

会  期  2024年9月14日[土]- 2025年1月26日[日]
開館時間  9:30-17:00 (入館は16:30まで)
休  館  日  月曜(ただし祝日の場合は開館)、9月17日[火]、9月24日[火]、10月15日[火]、
       11月5日[火]、12月24日[火]-1月1日[水]、1月14日[火]
入  館  料  一 般 1,800円、学生・65歳以上 1,600円、高校生以下 無 料
      * 障害者手帳をお持ちの方と付き添い1名まで無料
会  場  DIC川村記念美術館
      〠 285-0078 千葉県佐倉市坂戸631
      電 話 050-5541-8600(ハローダイヤル)
後  援  千葉県、千葉県教育委員会、佐倉市、佐倉市教育委員会
主  催  DIC株式会社
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ドイツを拠点に活動する西川勝人(1949– )は、光と闇、その間の漠とした陰影に心を配り、多様な技法を用いた作品を、40年以上にわたり手がけてきました。抽象的なフォルムをもつ彼の白い彫刻は、木や石膏を用いた簡素な構造ながら、表面に淡い陰影を宿し、周囲の光や音さえもそっと吸い込んでしまうように、ただ静かにあります。存在を声高に主張することも、個性を高らかに示すこともしません。写真や絵画など、彫刻以外の制作においても、これは変わることのない最大の魅力です。

本展は、1980年代より現在まで、一定して静けさという特質を保持し続ける西川作品の美学に触れる日本初の回顧展です。彫刻、写真、絵画、ドローイング、インスタレーション、建築的構造物の約70点が、作家自身の構成によって展示されます。静寂が拡がり、静謐さに包まれた空間で、私たちはどのような情景と出会うのでしょう。日常から隔たった美術館という場において、観想に耽る一人ひとりのための展覧会です。

< 作家プロフィール >
西川勝人(にしかわ かつひと)
1949年東京生まれ。美術を学ぶため、関心を寄せていたバウハウス誕生の地ドイツに23歳で渡り、ミュンヘン美術大学を経て、デュッセルドルフ美術大学でエルヴィン・へーリッヒに師事。
1994年以降、ノイス市にあるインゼル・ホンブロイヒ美術館の活動に参画し、美術館に隣接するアトリエを拠点に活動。自然との融合を意識したプロジェクトや、彫刻、平面から家具まで、異なる造形分野を横断しながら制作。シンプルな構造と簡素な素材を用い、光と闇、その間に広がる陰影について示唆に富んだ作品を生み出し続けている。
現在はハンブルグ美術大学名誉教授として後進の指導にもあたる。デュッセルドルフ市文化奨励賞受賞。

◉ 見どころ ◉
1. 国内の美術館における初の回顧展
西川の50年に及ぶ活動の拠点はヨーロッパにあり、国内においてその作品を見る機会は限られてきました。本展は、国内美術館では初めてとなる回顧展です。作家の活動初期にあたる1980年代から最新作まで、彫刻、写真、絵画、インスタレーションなど幅広いメディアの作品を展観します。
2. 作家による展示構成
作家本人による作品選定と会場構成で、建築にも携わる芸術家ならではの、空間全体を取り込んだ展示をご覧いただけます。美術館前に広がる池には本展のために制作された新作の屋外彫刻《佐倉の月》が浮かびます。
3. さまざまな光のもとで
光と陰影の追及が深遠な創作に結実している西川作品を、自然光・外光・照明・間接光と、さまざまな光のもとでご紹介し、光と作品、空間との関係性を再考します。
4. 一人ひとりのための展覧会
西川の作品に通底する静けさは、会場を凛とした清らかさで包みます。静寂が拡がる空間にゆったりと身を置き、観想に耽ることができる一人ひとりに向けられた展覧会です。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : DIC川村記念美術館

【展覧会】高島屋史料館 TOKYO |さらに装飾をひもとくー日本橋の建築・再発見|’24年9月14日-’25年2月24日|

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高島屋史料館 TOKYO
さらに装飾をひもとくー日本橋の建築・再発見
会  期  2024年9月14日[土]- 2025年2月24日[月・振休]
開館時間  10:30 - 19:30
入  館  料  無 料
会  場  高島屋史料館 TOKYO 4F 展示室
      〠 103-8265 東京都中央区日本橋2-4-1 日本橋髙島屋S.C.本館5階
      TEL:03-3211-4111(代表)
休  館  日  月・火曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(12月30日-1月2日)
監  修  五十嵐太郎(東北大学大学院教授)
協  力  菅野裕子(横浜国立大学大学院特別研究教員)
主  催  高島屋史料館 TOKYO
──────────────────────
今回の企画展は、「装飾をひもとく〜日本橋の建築・再発見」展(監修:五十嵐太郎, 2020年9月-2021年2月開催)の続編として開催するものです。
前回の「装飾をひもとく」展では、それがきっかけとなり、日本橋地域のタウン誌『月刊 日本橋』にて、五十嵐太郎氏による「日本橋の建築装飾」の連載が開始されました。この連載は、すでに4年目に突入し、45回を超える人気コンテンツとなっています。
この度の展示では、この『月刊 日本橋』におけるこれまでの連載を参照しながら、前回対象とした地域(中央通り沿い)を、さらに広げてみたいと思います。例えば、今回は当館から徒歩約10分圏にある、渋沢栄一ゆかりの地で、新紙幣の発行で盛り上がる兜町エリアにも目を向け、山二証券(1936年)やKABUTO ONE(2021年)などの建築をご紹介します。

また今回は、取り上げる建築が多岐にわたる点も特徴の一つです。いち早く近代化を遂げた日本橋は、日本銀行本店本館(1896年)や、三井本館(1929年)などに代表されるように、古典主義の影響が強い街並みとして知られていますが、今回は、中世風の佇まいをもつ丸石ビルディング(1931年)や、厳格な古典主義とは異なる光世証券兜町ビル(1998年)、さらには、看板建築、ポストモダン、都市のレガシーを引き継いだリノベーション建築、そしてインテリアまで、幅広い建築装飾に注目いたします。
加えて、前回、ハンドアウトとして大変好評をいただいた「日本橋建築マップ」も、今回は「日本橋高島屋S.C.装飾スタンプラリー」の要素を入れて、パワーアップする予定です。

本展は、当館の展示会場を出てからが本番です。マップを片手に、オリジナルの建築群をめぐってください。日本橋の街そのものが、拡張した展示会場として立ち現れることでしょう。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 高島屋史料館 TOKYO ] 

【展覧会】高知県立高知城歴史博物館|特別展示室 土佐和紙のちから ~文化財補修用紙の今~|’24年9月14日-12月8日|

高知城歴博09月講演会0001 0002高知城歴博09月講演会

高知県立高知城歴史博物館
特別展示室
土佐和紙のちから ~文化財補修用紙の今~
開催期間  2024年9月14日[土]- 12月8日[日]
開館時間  9:00 - 18:00(日曜日は 8:00-18:00)
       * 展示室への入室は閉館の30分前まで
休  館  日  なし〔会期中無休〕
会  場  高知県立高知城歴史博物館  3階 特別展示室
      〠 780-0042 高知県高知市追手筋2-7-5
      TEL. 088-871-1600  FAX. 088-871-1619
観  覧  料  700円(常設展含む)/ 高知城とのセット券 900円   * 観覧券は当日のみ有効
      * 高校生以下、高知県・高知市 長寿手帳所持者は無料
      * 身体障害者手帳、療育手帳などの所持者と介護者(1名)は無料
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1000年以上の歴史を誇る土佐和紙。
土佐の主要な産業として、また文化の一部として重要な役割を果たしてきました。
全国各地で生産される手漉き和紙の中でも、とりわけ “薄く”  “丈夫で”  “多彩な種類をもつ” 土佐和紙の製紙技術は、土佐の人々と風土が生んだ賜です。
こうした特徴をもつ土佐和紙は今日、国の内外で貴重な文化財の修理にも使われ、修理に欠くことができない材料として、その品質は世界で高い評価を得ています。
この展覧会では、文化財の修理材料としての土佐和紙にとことんこだわります。
国宝・重要文化財を含むさまざまな修理資料、そこで使われた和紙・技・人・道具を丁寧にご紹介したいと考えています。
昨今の社会の大きな変化の中で、かつてつちかわれてきた伝統的な紙づくりの生業は、担い手の減少とともに深刻な岐路に立たされています。
“ 文化財とともに未来に生き続ける土佐和紙 ” の姿を広く知っていただきますと共に、わたしたちと一緒に、その ”未来” についても思いを馳せていただければ、と願っています。

※ 多彩な関連イベントが発表されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上 ご観覧を。

[ 詳 細 : 高知県立 高知城歴史博物館 ]

【展覧会】三鷹市山本有三記念館|企画展 山本有三没後50年|濁流 雑談 近衛文麿 -燃ゆる創作への想い-|’24年9月14日-’25年5月11日|

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三鷹市山本有三記念館
企画展 山本有三没後50年
濁流 雑談 近衛文麿 -燃ゆる創作への想い-
会  期  2024年9月14日[土]- ’25年5月11日[日]
会  場  三鷹市山本有三記念館
      〠 181-0013 東京都三鷹市下連雀2-12-27 電話 0422-42-6233
開館時間  9:30 - 17:00
休  館  日  月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、休日を除く翌日・翌々日が休館)
      9/17[火]、9/18[水]、9/24[火]、9/25[水]、10/15[火]、10/16[水]、
      11/5[火]、11/6[水]、年末年始 (12/9–’25年1/4)、
      ’25年1/14[火]、1/15[水]、2/25[火]、2/26[水]、5/7[水]、5/8[木]
      ▶ 三鷹市山本有三記念館 休館日一覧
入  館  料  一 般 300円(20名以上の団体 200円)
      * 各種割引、優待情報などは下掲詳細参照
協  力  栃木市立文学館 / 山本有三ふるさと記念館 / 杉並区立郷土博物館 /
      株式会社クリーク・アンド・リバー社
主  催  公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団/三鷹市
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令和6(2024)年は、山本有三の没後50年という節目の年にあたります。三鷹市山本有三記念館では、有三が昭和48(1973)年に連載を開始し、翌年亡くなったことで未完のまま絶筆となった「濁流 雑談 近衛文麿」を取り上げた企画展を開催します。
有三は、かねてから親交の深かった近衞文麿について緻密な調査を重ね、長年の構想の末、85歳という老齢に至って連載に踏み切りました。戦争終結をめぐって複雑に絡み合う昭和史の一幕を、熟練した語り口によって描き出そうとした本作は、完成していれば作家畢生の大作となったことを予感させます。

本展では、有三と近衛文麿の親交を示すエピソードや、「濁流」の構想メモとみられる、書き込みの入った創作ノートなどとともに、作品内容をご紹介し、大作の構想の一端を紐解きます。
また、本展の会期中、文豪転生シミュレーションゲーム「文豪とアルケミスト(DMM GAMES)」とのタイアップ企画として、山本有三とゆかりの深い、栃木市立文学館、山本有三ふるさと記念館との3館連携スタンプラリーを開催します。三鷹市山本有三記念館と栃木市立文学館でスタンプを押した方に、デザインの異なるポストカードをプレゼント。(山本有三ふるさと記念館でのポストカードプレゼントはありません)
3館すべてのスタンプを集めた方には、描き起こしイラスト入りの特典カードをプレゼントいたします。 ※ ポストカード、特典カードは無くなり次第終了となります。
会期中、三鷹市山本有三記念館及び栃木市立文学館では、館内に等身大パネルを設置。オリジナルグッズも販売いたします。※ 詳細は各館にお問い合わせください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 三鷹市山本有三記念館

【展覧会】萬鉄五郎記念美術館|企画展 動物たちの浮世絵展|’24年9月14日-11月24日|

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萬鉄五郎記念美術館
企画展 動物たちの浮世絵展
開催期間  令和6年(2024年)9月14日[土]- 11月24日[日]
開催時間  午前8時30分 - 午後5時 まで(入館は午後4時30分まで)
入館料金  一 般 700円、高校生・学生 400円、小・中学生 300円
開催場所  萬鉄五郎(よろず てつごろう)記念美術館
      〠 028-0114 岩手県花巻市東和町土沢5区135番地  ▶ アクセス
      電話:0198-42-4402 FAX:0198-42-4405 E メール:yorozu00☆cocoa.ocn.ne.jp
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江戸時代に親しまれた浮世絵には、人とかかわりをもつ動物たちが多く登場します。ペットとして愛された猫、犬、金魚をはじめ、人とともに働く馬や牛、猿、そして舶来の象、孔雀、オウムから空想の珍獣まで、彼らはさまざまな姿で描かれます。絵師も可愛い、滑稽、怪しい動物たちをそのまま写すだけではなく、社会を風刺したり、事件を痛快に伝えたりと、イマジネーションを駆使している様子が見て取れます。
江戸中期から明治初期までの浮世絵を通して当時の世相を知るとともに、春信から歌麿、北斎、広重、国芳ら人気絵師によって描かれた動物たちの姿をお楽しみください。

※ 同館は、日本近代美術の先駆者・萬鉄五郎(よろず てつごろう)の故郷に建つ記念美術館です。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 花巻市 萬鉄五郎記念美術館   萬鉄五郎記念美術館トップページ ]

【展覧会】萬鉄五郎記念美術館「八丁土蔵ギャラリー」|iwateコンテンポラリーアート13-3|照井一玄 作陶展《白磁の世界》|’24年9月14日-11月24日|

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萬鉄五郎記念美術館「八丁土蔵ギャラリー」
iwate コンテンポラリーアート 13-3
照井一玄 作陶展《白磁の世界》
開催期間  令和6年(2024年)9月14日[土]- 11月24日[日]
開催時間  午前9時分 - 午後4時30分
入館料金  不用
開催場所  萬鉄五郎記念美術館「八丁土蔵ギャラリー」
      〠 028-0114 岩手県花巻市東和町土沢5区135番地
      電話:0198-42-4402 FAX:0198-42-4405 E メール:yorozu00☆cocoa.ocn.ne.jp
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岩手県花巻市東和町出身で、有田焼の陶芸作家として活躍する、照井一玄の美しい白磁の世界を紹介します。

< 照井一玄略歴 >
1943(昭和18)年  岩手県花巻市東和町土沢に生まれる
1969(昭和44)年  初代奥川忠右衛門氏に師事
1971(昭和46)年  井上萬二氏に師事
1993(平成 5)年  佐賀県立有田窯業大学校嘱託(ろくろ指導)就任
2000(平成12)年  佐賀県陶芸展(イギリス・大英博物館)出品後、作品同館に収蔵
2004(平成16)年  佐賀県知事表彰「優秀技能者」/
同年、ドイツ(3都市にて)有田陶芸展出品

2005(平成17)年  ノルウェーにて展示会とワークショップ参加
現 在 日展会友、佐賀県陶芸協会会員、有田陶芸協会会員

※ 同館は、日本近代美術の先駆者・萬鉄五郎(よろず てつごろう)の故郷に建つ記念美術館です。※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 花巻市 萬鉄五郎記念美術館   萬鉄五郎記念美術館トップページ ]

【展覧会】ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション|黒の中の色彩 ─ カラーメゾチントを探る|’24年9月14日-12月15日|

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ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
黒の中の色彩 ── カラーメゾチントを探る
会  期  2024年9月14日[土]- 12月15日[日]
開館時間  11:00-17:00(土日祝 10:00-17:00) * 最終入館 閉館30分前まで
      《ナイトミュージアム》毎月第1・3金曜日は20:00まで開館  
休  館  日  月曜日 
入  館  料  大 人 600 円、 大学生・高校生 400 円、 中学生以下 無 料
会  場  ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
      〠 103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1-35-7
      TEL. 03-3665-0251
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誰も見たことのなかった色合いをこの世界に生み出す。
それは芸術家の見果てぬ夢に違いありません。
2 0 世紀後半、浜口陽三は、銅版画によって成し遂げました。
それは闇から浮かぶ、柔らかな色彩でした。
この展覧会では、浜口陽三の銅版画と共に、
その色を生む技法について映像と刷りの体験で紹介します。
現実の世界にはありそうでない色を、ゆっくりとご覧ください。
展覧会アドバイス:中林 忠良(東京藝術大学名誉教授)

★カラーメゾチント
メゾチントは17世紀にオランダで発明された印刷技術。黒の濃淡を彫り加減で表現します。カラーメゾチントは、黄、赤、青、黒のメゾチントによる版を作り、刷り重ねて作る方法。最小限の色数で、すべての色彩を、やわらかな質感で表現します。

★浜口陽三
1909年和歌山県生まれ。1930年、東京美術学校の彫塑科を2 年で中退し、フランスに渡る。第二次世界大戦勃発により帰国する1939年秋まで、現地で油彩、水彩、版画を制作。1950年頃から東京で銅版画に本格的に取り組み、1953年に再びパリに赴く。1955年頃、銅版画の新しい技法、カラーメゾチントを開拓し、その技法を使った作品により、国際コンクールで次々と受賞歴を重ねて活躍。1981年サンフランシスコに移住し1996年に帰国。2000年逝去。

※ 下掲詳細をご確認の上ご観覧ください
[ 詳 細 : ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション ]  

【展覧会】アサヒグループ大山崎山荘美術館|丸沼芸術の森所蔵 アンドリュー・ワイエス展 ― 追憶のオルソン・ハウス|’24年9月14日-12月8日|前後期二期制開催

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アサヒグループ大山崎山荘美術館
丸沼芸術の森所蔵 アンドリュー・ワイエス展
― 追憶のオルソン・ハウス
会  期  2024年9月14日[土]- 12月8日[日] * 前期・後期で作品を入れ替えます
         [前 期] 2024年9月14日[土]-10月27日[日]
         [後 期] 2024年10月29日[火]-12月8日[日]
休  館  日  月曜(ただし、9月16日・23日、10月14日、11月4日の祝日・休日、
      および11月18日・25日、12月2日は開館)、祝日・休日の翌火曜日
開館時間  10:00 - 17:00(最終入館 16:30)
入  館  料  一 般 1,300円、高大生 500円、中学生以下 無料
      * 障害者手帳をお持ちの方300円 * 価格は全て税込表示です
会  場  アサヒグループ大山崎山荘美術館
      〠 618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5ー3 
      TEL:075-957-3123 (総合案内)
特別協力  丸沼芸術の森
主  催  アサヒグループ大山崎山荘美術館
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アサヒグループ大山崎山荘美術館は、2024年9月14日[土]-12月8日[日]を2期に分けて、企画展「丸沼芸術の森所蔵 アンドリュー・ワイエス展 ―追憶のオルソン・ハウス」を開催いたします。
アンドリュー・ワイエス(1917–2009)は、アメリカの国民的画家として知られます。ニューヨーク西方のペンシルベニア州に生まれ、生涯の多くの時間を故郷と、アメリカ最北東部のメイン州で過ごし、それらの風景とそこに生きる人々を描きました。とりわけ、《クリスティーナの世界》(1948年)は、20世紀のアメリカ美術を代表する傑作として高く評価されています。
1939年、ワイエスは自身の別荘があるメイン州でクリスティーナ・オルソンと弟アルヴァロに出会います。ふたりと、彼らの住む築約150年の古い屋敷にひかれ、画家は30年にわたり同家を訪れ交流をもちました。この「オルソン・ハウス」を舞台に《クリスティーナの世界》をはじめとする数々の名作が描かれました。
本展では、埼玉県朝霞市にある丸沼芸術の森が所蔵する、《クリスティーナの世界》習作を含むアンドリュー・ワイエスの貴重な水彩・素描コレクション約60点により、ワイエスが見つめつづけたオルソン・ハウスとそこにまつわる記憶をたどります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : アサヒグループ大山崎山荘美術館

【展覧会】横浜市歴史博物館|寳林寺 東輝庵展 横浜の禅-近世禅林のルーツ|’24年9月14日 -11月10日|

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横浜市歴史博物館
寳林寺 東輝庵展
横浜の禅-近世禅林のルーツ
会  期  2024年9月14日 [土]- 11月10日[日]
会  場  横浜市歴史博物館
      〠 224-0003 神奈川県横浜市都筑区中川中央1-18-1 
      電話 : 045-912-7777
開館時間  9:00 - 17:00(券売は 16:30 まで)
休  館  日  月曜日(ただし9月16日、9月23日、10月14日、11月4日は開館)、
      9月17日[火]、9月24日[火]、10月15日[火]、11月5日[火]
観覧料金  当日・個人 特別展・常設展共通  
      一般 1,200円、高校・大学生 800円、小・中学生、横浜市内在住65歳以上 550円
      * 各種割引、優待情報など観覧料金の詳細は 下掲公式詳細 を参照。
共  催  横浜市教育委員会
主  催  (公財)横浜市ふるさと歴史財団
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寳林寺(宝林寺 ほうりんじ、横浜市南区)は15世紀頃に開創され、何度かの無住の期間を経たのち、18世紀中頃、近世禅宗史上欠くことのできない「鎌倉禅」の祖といわれる月船禅慧が寳林寺内に東輝庵(とうきあん)を営みます。
そこには、鎌倉・円覚寺中興の祖といわれる誠拙周樗や仙厓義梵、峨山慈棹、物先海旭といった多くの名だたる禅僧たちが集い、永田村は東輝庵を中心に地域との交流が生まれ、文化的土壌が醸成されます。
本展は、横浜・永田の地に華開いた禅文化にふれるとともに近世禅林の源流をたどります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 横浜市歴史博物館

【展覧会予告】山梨県立文学館|開館35周年記念 企画展|金子兜太展 しかし日暮れを急がない|’24年9月14日-11月24日|

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山梨県立文学館
開館35周年記念 企画展
金子兜太展 しかし日暮れを急がない
会  期  2024年9月14日[土]- 11月24日[日]
会  場  山梨県立文学館 展示室 C
      〠 400―0065 山梨県甲府市貢川1-5-35 TEL:055-235-8080 FAX:055-226-9032
休  館  日  月曜日(4月29日、5月6日は開館)、5月7日[火]
開館時間  展示室 9:00 - 17:00(入室は16:30まで)
      閲覧室 9:00 - 19:00(土・日・祝日は18:00まで)
観  覧  料  一 般 600円、大学生 400円
      * 高校生以下の児童・生徒、65歳以上のかたは無料です。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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金子兜太(かねこ とうた、1919-2018 埼玉県小川町生まれ)は、太平洋戦争での従軍体験を経て、戦後の社会性俳句、前衛俳句運動を担う若手俳人として注目を集めました。以後、昭和・平成の俳壇に大きな足跡を残し、歿後6年を経た今も影響力を与え続けています。代表句「曼珠沙華 (まんじゅしゃげ) どれも腹出し秩父の子」「彎曲し火傷 (かしょう) し爆心地のマラソン」をはじめとする作品、飯田龍太ら同時代の俳人や文学者との交流、俳人の枠をこえた幅広い活動の様子を取り上げます。

金子兜太(かねこ とうた)(1919-2018)

金子兜太 96歳 2015年 撮影 樋口一成

金子兜太 96歳 2015年 撮影 樋口一成

旧制水戸高等学校在学中の1937(昭和12)年にはじめて句会に参加し、本格的に句作をはじめる。1941年に東京帝国大学経済学部在学中、加藤楸邨 (しゅうそん) 主宰の「寒雷 (かんらい)」に投句し、楸邨に師事する。
大学卒業後、日本銀行へ入行、その後、海軍主計中尉としてトラック島に赴任、餓死者が相次ぐなか奇跡的に命拾いをし、終戦後の1946年11月に復員した。
1947年、日本銀行へ復職する一方、「寒雷」へ復帰し、沢木欣一(きんいち)の「風」創刊に参加、社会性俳句運動に共鳴する。1960年頃より前衛俳句の旗手として注目を集め、80年代には俳句雑誌「海程」の主宰となり、現代俳句協会会長を務めた。

閲覧室資料紹介
◆「俳句への誘い」
【期 間】9月13日[金]-11月24日[日]
【会 場】1階 閲覧室  ※入場無料
金子兜太や俳句に関する図書・雑誌を紹介。資料は手に取ってご覧いただけます。

※ 多彩な関連イベントが発表されています。
※ 展示品画像は 山梨県立文学館 より拝借したものです。二次流用などはご遠慮ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 山梨県立文学館 ]

【展覧会】表千家北山会館|特別展 表千家北山会館開館30周年記念 わびと数寄 ―受け継がれる利休の心―|’24年9月13日-12月15日|

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表千家北山会館
特別展 表千家北山会館開館30周年記念
わびと数寄 ―受け継がれる利休の心―
会  期  2024年9月13日[金]- 12月15日[日] * 会期中展示替えあり
         前期展示=9月13日[金]- 10月29日[火]
         後期展示=11月1日[金]- 12月15日[日]
会  場  表千家北山会館
      〠 603-8054 京都市北区上賀茂桜井町61番地
      電話番号 075-724-8000(代表) ファックス 075-724-8007
開館時間  午前9時30分 - 午後4時30分  * 入館は午後4時まで
休  館  日  月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)
      * ただし10月28日[月]は開館、10月30日[水]、31日[木]は休館
入  館  料  表千家北山会館 当日・個人 入館券
      一 般 2,500円、 大学生 2,300円、 高校生1,000円、 中学生以下 無料
      * 入館料には呈茶を含みます。また北村美術館との相互割引があります
      * 障害者手帳をご提示の方は団体料金、付添の方(1名)は無料にて入館いただけます
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
協  力  三井記念美術館、彦根城博物館、福岡市美術館
特別協力  北村美術館
主  催  表千家北山会館、京都新聞
20240712191947_00002☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

千利休は、古来から日本の風土で育まれてきた「和」の心を茶の湯の精神とし、人と人との心の交わりを重んじるわび茶を大成します。
利休の茶の湯は、千家を中心としつつ、大名・武士、禁裏・公家、町衆など、さまざまな人たちによって継承されることとなります。
そのなかで、茶の湯の諸流派が生まれ、また名物道具を珍重し、型にとらわれない数寄の茶に親しむ人たちもふえて、茶の湯は豊かな広がりを見せていきます。
しかし、わびと数寄は、表現は異なっていても、その根底にあるものは利休から受け継がれた心そのものといえるでしょう。
この特別展では、茶人の人となりやことばにも注目しながら、わびと数寄の道具が語りかける利休の心を訪ねます。

「わびと数寄 ― 受け継がれる利休の心 ―」
◆ 特別展特集連載 ◆
特別展の見どころ(毎月1日と15日連載)
第1回 二つの茶碗 ― 樂長次郎の黒茶碗と野々村仁清の色絵茶碗 ―
第2回 受け継がれる利休の心
第3回 利休七哲 古田織部 ― 織部松皮菱手鉢 ―
茶人のことばと人となり(毎月1日連載)
第1回 珠光「わらやに名馬を繋ぎたるが好し」

※ 感染症対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 表千家北山会館

【展覧会】京都国立近代美術館|LOVE ファッション ― 私を着がえるとき|’24年9月13日-11月24日|

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京都国立近代美術館
LOVEファッション―私を着がえるとき
会  期  2024年9月13日[金]- 11月24日[日]
開館時間  午前10時 - 午後6時   * 金曜日は 午後8時 まで開館
      *入館はいずれも 閉館の30分前 まで
休  館  日  月曜日(ただし、9月16日[月・祝]、9月23日[月・休]、10月14日[月・祝]、
      11月4日[月・休]は開館)、9月17日[火]、9月24日[火]、
10月15日[火]、11月5日[火]

観  覧  料  一  般:1,700円、大学生:1,100円、高校生 600円、中学生以下 無 料
      * 本料金でコレクション展もご覧いただけます。
      * 前売り拳、各種割引、優待情報などは、下掲公式詳細サイト参照。
会  場  京都国立近代美術館
      〠 606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町26-1(岡崎公園内)
      電話:075-761-4111(代表) FAX:075-771-5792
特別協力  株式会社ワコール
主  催  京都国立近代美術館、 公益財団法人 京都服飾文化研究財団(KCI)
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服を着ることは人間の普遍的な営みの一つです。そして装いには私たちの内なる欲望が潜み、憧れや熱狂、葛藤や矛盾を伴って表れることがあります。 着る人のさまざまな情熱や願望=「LOVE」を受け止める存在としてのファッション。そこには万華鏡のようにカラフルな世界が広がっています。今回の展覧会では、KCI所蔵の衣装コレクションを中心に、人間あるいは生物の根源的な欲望や本能を照射するアート作品とともに、ファッションとの 関わりにみられるさまざまな「LOVE」のかたちについて考えます。
展覧会を通して、服を着ることの意味について再び考えてみませんか。

※ 本展は日時予約制ではありません。同館の券売窓口でも購入いただけます。
※ 下掲公式詳細サイトにて最新情報を確認のうえご観覧を。
[ 詳 細 : 京都国立近代美術館  本展特設サイト ] 

【展覧会】軽井沢高原文庫|夏期特別展 生誕110年 立原道造展 ~ 夭折の生涯を辿って ~|’24年7月13日-10月14日|開展貳个月再紹介

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軽井沢高原文庫
夏期特別展 生誕110年 立原道造展 ~ 夭折の生涯を辿って ~
会  期  2024年7月13日[土]- 10月14日[月]  * 会期中無休
会  場  軽井沢高原文庫(軽井沢タリアセン)
      〠 389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町長倉202-3 TEL. 0267-45-1175 
開館時間  午前 9:00 - 午後 5:00
入  館  料  大 人〔高校生以上〕800 円 / 小 人〔小中学生〕400 円
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  軽井沢高原文庫
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85年前に24歳8か月で逝った立原道造。青春の憧れと悲哀を音楽性豊かな口語で謳いあげ、詩集『萱草に寄す』『暁と夕の詩』を刊行するなど、詩人として活躍しました。また将来を嘱望された建築家でもあり、浅間山麓に構想した芸術家コロニイや、小住宅・ヒアシンスハウスなどの設計思想は、多くの人々に愛され、今日まで語り継がれています。
近年、立原道造記念会及び宮本則子氏(同会会長)から、多くの立原関係資料が当館に寄贈されました。更に評論家立花隆旧蔵の立原関係書籍がご遺族から寄贈され、今年は建築家生田勉宛立原書簡等がご遺族から寄託されました。
今回、これらの寄贈・寄託資料を中心として、夭折の生涯を辿り、立原が求め続けた作品世界へと誘う道標となるような展覧会を開催いたします。草稿、詩集、パステル画、建築スケッチ、建築論文、設計図、書簡、遺品など、約200点余を一堂に展観します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 軽井沢高原文庫 ]