カテゴリー別アーカイブ: 会員情報

【展覧会】GalleryBar Kajima 加島牧史|福田澄子展 散華|2月12日-2月23日 最終展示

いつものとおり、加島牧史氏による GlleryBar Kajima の展示案内です。
GlleryBar Kajima は 2019年2月23日[土]をもって閉店がアナウンスされました。したがって本展示をもって GlleryBar Kajima とはしばしのお別れとなりそうです。

加島牧史氏とやつがれ、格別親しいわけではありませんが、ほぼ同世代。加島氏は銀座で、やつがれは新宿で、お互いにやせ我慢をしながら、どこか通底する波長があり、なにかわかり合えるものがありました。また多くの造形者にかこまれてたのしく過ごすことができました。
今回の展示をもって GlleryBar Kajima は一旦幕引きとなる。しかし漢ーおとこ-加島牧史、このまま終わるはずはない。次なる挑戦を鶴首してまちたい。
20190208114334_00001 20190208114334_00002GlleryBar Kajima  加島牧史
福 田 澄 子 展 - 散 華
2019年02月12日[火]-02 月23日[土]
営業時間:14:00-24:00 * 日祝日休み
Mail :gbkajima@gmail.com
Web & Blog : https://gbkajima.jimdo.com/
104-0061 中央区銀座7-2-20 山城ビル2 階
Tel : 03-3574-8720
kazari-downner

ここには依然として生かされている私がいる
今、一つ深呼吸して全てを静かに讃えたくなった
神話では讃えるシーンで花が花びらが舞うなあ
道は終わった訳ではない [福田澄子]

◇ ◇ ◇
呑気に、バーをやっていたらいいやとたかをくくっていたら、還暦の厄はちゃんとやってきた。自分の運命の選択をしないものは、運命がその人の人生を選択する。これは古代のローマの格言だが、どうやらこれはもう僕のことらしい。
ある友人が、人生は来た球をただ打ち返すだけよ、と言っていたが、僕は今回来た球を受けるのが精いっぱいだったな。

どうも厄年に好景気が重なると僕の運命は回転を始めてしまう。これで三度目である。ウォーリーを探せの翻訳権を売ったら、会社を辞めることになっていたり、安室奈美恵が売れたら、この CD カバーを印刷していた会社が急成長して、画廊がなくなったり、多分今回も僕と関係ないところで何かがバカ売れしたのだろう。
この巡り合わせに出会ったら、すべてをご破算にして、迷うしかない。どこまでゼロに戻せるかが問われることになる。

迷いに迷いを加えウロウロするしか手がない。そんなわけでしばらくお休みをいただくことになる。今までのご愛顧に御礼を申し上げます。
ありがとうございました。[加島牧史]
◇ ◇ ◇
【お知らせ】ギャラリーバーカジマは2月23日[土]をもって閉店いたします
〇 〇 〇

2月23[土]19:30- 最終日ライブ * 要予約
能 管:松田弘之 琵 琶:岩佐鶴丈 鍋と飲み物付で5,000円
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第15回龍昌寺正法眼蔵勉強会 5.2~4または5(能登輪島)
村田和樹老師提唱
3泊4日 30,000円/4泊5日 35,000円(交通費別)
* 5/1夕方現地着、5/2,3,4勉強会、5/4午後または5/5朝解散

* お問い合わせ、ご予約はメールにてどうぞ。

【 詳細: GalleryBar Kajima 】{ 活版アラカルト 過去ログ }

【良書紹介】『 文字書体の法的保護-タイプフェイス・フォント・ピクトグラム 』|葛本京子・大家重夫著|青山社

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『 文字書体の法的保護-タイプフェイス・フォント・ピクトグラム 』
著 者:葛本京子(株式会社視覚デザイン研究所社長)
    大家重夫(久留米大学名誉教授・(株)インタークロスIT企業法務研究所客員研究員)
発 行:株式会社 青 山 社 
    ISBN978-4-88359-357-6 A5判 並製 442頁
定 価:本体2,500円+税
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現在、日本には2000書体前後のデジタル書体があるという。流麗な書体、毅然とした書体、温かみのある書体、滑稽な書体、寄席文字 …… 。文章に使われるとき、私たちは、読みやすく、目が疲れず、できれば意識されない書体がいい。書体デザイナーが権利を主張されることは少ない。本書は、読書人、ビジネスマン、裁判官、弁護士などのために「文字書体の法律面での現状と提案」を、法律研究者と書体デザイナーが述べたものである。

【 詳細・関連:青 山 社 視覚デザイン研究所

【展覧会】GalleryBar Kajima 加島牧史|堀江美帆展|1月28日-2月9日

加島牧史氏による GlleryBar Kajima の展示のご案内です。
GlleryBar Kajima 本体は 2019年2月23日[土]をもって閉店がアナウンスされました。したがって本展示と次回展をもって GlleryBar Kajima とはしばしのお別れとなりそうです。

同氏とやつがれ、格別親しいわけではありませんが、ほぼ同世代。加島氏は銀座で、やつがれは新宿で、どこか通底する波長があり、お互いにやせ我慢をしながら、なにかわかり合えるものがありました。また多くの造形者にかこまれてたのしく過ごすことができました。
あと二回の展示をもって GlleryBar Kajima は一旦幕引きとなるようではあるが、漢ーおとこ-加島牧史、このまま終わるはずはない。次なる挑戦を鶴首してまちたい。

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GlleryBar Kajima  加島牧史
堀 江  美 帆  展
2019年01月28日[月]-02 月09
日[土]
営業時間:14:00-24:00 * 日祝日休み

Mail :gbkajima@gmail.com
Web & Blog : https://gbkajima.jimdo.com/
104-0061 中央区銀座7-2-20 山城ビル2 階
Tel : 03-3574-8720
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天気がいい時を狙って、お袋の散歩に公園に出かける。近くのロケット公園には必ず鳩がいて、その群れの中を歩いてゆくとお袋は必ず抜け落ちた鳩の羽をみつけ、その羽を僕に拾わせる。
ほらそこにも。面倒くさいなあと思いながらひとつひとつの拾って渡す。なんで鳩羽がいいのよと聞くと、好きなのよ。と強い答えが帰ってきた。年老いた母親の目に入ってくるものは、子供の無邪気な姿だったり、道端に咲く名も知れない花だったり、大きな木の幹だったり、ただ目をよろこばすかわいいものばかりだ。
二人で同じ道を歩きながら町の中に落ちているひかりを探してゆく。嬉しそうに何枚かの鳩の羽を持つ母の手を見ながら、これを集めれば天使の羽で籠を編めるかなとふと想像を膨らます。[加島牧史]
〇 〇 〇
時期尚早ではあるが、今年の龍昌寺での正法眼蔵勉強会を5月に行いたい。
GalleryBarKajimaが、次の「福田澄子展」の終わり、02月23日[土]で閉店となるため、ご希望の方は早めにご予約頂けるようお願い致します。
〇 〇 〇
【第15回正法眼蔵現成公案勉強会】2019年5月2日[木]-4日[土]
※1日午後現地集合(車乗合いは1日朝出発)
勉強会2,3,4日,4日午後または5日朝解散。
◇会費/3泊4日3万円、4泊5日3万5千円(交通費別)

【詳細: GalleryBar Kajima 】 活版アラカルト 過去ログ }

【特別催事】page2019|日本印刷技術協会|サンシャインコンベンションセンター|2月6日-8日

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page展は、1988年開催以来、2019年で32回目を迎える、印刷メディアビジネスの総合イベントです。会場内では、ビジネスに役立つカンファレンスやセミナー、ブース内での商談が活発に行われており、顧客拡大や情報交換の場として活用されています。
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開催期間  2019年2月6日[水]-8日[金]
会  場  サンシャインコンベンションセンター
主  催  公益社団法人 日本印刷技術協会

【 詳細: page2019

【展覧会】蒼の会展|小さな作品展|主宰:デザイン室 墨のかおり|SPACE K 代官山|2月5日-2月11日

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小さな作品展
初心に返って「今回はいろは遊びの巻物」に挑戦しました。-墨のかおり監修-
会  期  2019年2月5日[火]-2月11日[月・祝]
時  間  11:00-19:00  * 最終日 17:00まで
会  場  SPACE K 代官山
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主  宰:デザイン室 墨のかおり
   監修 ── 進藤洋子
   http://www.sumino-kaori.com/
   e-mail:sumiiro@kde.bloge.ne.jp

【会員情報】 ぢゃむ 杉本昭生さん|活版小本新作 ── 小泉八雲『人形の墓』

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{ ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 一筆箋 }

小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は日本の地方に伝わる伝説や風習を採集し、
日本人の倫理観や死生観を研究した人です。
「人形の墓」もそのひとつで、この地域では一家内で同年に二人の葬式が
あったら、必ず三人目に死ぬ人があると信じられており、人々は藁人形を入れた
三番目の墓を造りこの厄災からのがれようとしました。

表紙はリサイクル店で見つけた羽織(五〇〇円)を使いました。
柔らかい生地なので裏打ちのホットメルト紙が定着せず、
ボンドで和紙を貼り付けました。
今年の目標はちゃんとしたものが作れること。
私はその辺がいい加減なので
今年はもっと謙虚に丁寧に取り組みます。
(あれ、とこかで聞いたフレーズだ)[杉本昭生]

箱根こす

【 詳細  ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 】 { 活版アラカルト 活版小本 既出まとめ 

【新ブログ誕生】私の獨逸日記|戸叶勝也ブログ|ドイツの冒険作家 カール・マイ その02|冒険物語の魅力はどこか?|ご訪問をお勧めいたします!

戸叶02

ブログ著者紹介 ── 戸叶 勝也
とかの かつや 1938年 うまれ

DSCN2591-300x242ドイツ史学・ドイツ文学、日本大学元教授。 東京生まれ。1961年 東京大学文学部西洋史学科卒業。NHK教育局、国際局勤務。その間ドイツ海外放送勤務。88年日本大学経済学部助教授、91年教授、2009年定年退任。専攻、ドイツ近現代史。

特にドイツ出版文化史、ドイツの冒険作家カール・マイの翻訳・研究を行う。

カール・マイ冒険物語 全12巻 朝文社

著 書
ドイツ出版の社会史( グーテンベルクから現代まで) 三修社  1992.12
レクラム百科文庫 ~ドイツ近代文化史の一側面~ 朝文社  1995.12
グーテンベルク  清水書院  1997.8 (人と思想シリーズ)
ドイツ啓蒙主義の巨人 フリードリヒ・ニコライ  朝文社  2001.2
ヨーロッパの出版文化史  朗文堂  2004.10
知られざるドイツの冒険作家カール・マイ  朝文社  2011.10

Bbunkashi1ヨーロッパの出版文化史 朗文堂

翻 訳

カール・マイ冒険物語 1 サハラ 砂漠からメッカへ    朝文社 2013.12
カール・マイ冒険物語 2  ティグリス河の探検      朝文社    2014.2
カール・マイ冒険物語 3 悪魔崇拝者           朝文社 2014.5
カール・マイ冒険物語 4   クルディスタンの奥地にて     朝文社 2014.8
カール・マイ冒険物語 5 ペルシア辺境に沿って       朝文社 2014.10
カール・マイ冒険物語 6 バグダードからイスタンブールへ 朝文社 2015.1
カール・マイ冒険物語 7    ブルガリア南部にて       朝文社 2015.8
カール・マイ冒険物語 8 バルカン峡谷にて         朝文社 2015.12
カール・マイ冒険物語 9 オスマン帝国の辺境        朝文社 2016.4
カール・マイ冒険物語 10  マケドニアを行く         朝文社 2016.8
カール・マイ冒険物語 11   アルバニア山地にて       朝文社 2016.12
カール・マイ冒険物語 12 アドリア海へ         朝文社 2017.4

ヒッタイト帝国~ 消えた古代民族の謎 ~ヨハネス・レーマン著  佑学社 1979.5
シュメール文明~ 古代メソポタミア文明の源流~ ヘルムート・ウーリッヒ著  佑学社 1979.
オスマン・トルコ帝国~ 世界帝国建設への野望~ ウルリッヒ・クレーファー著  佑学社 1982.4
ギリシア・ローマ時代の書物  ホルスト・ブランク著  朝文社 2007.10
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私の獨逸日記|戸叶勝也ブログ

ドイツの冒険作家 カール・マイ
その 02 冒険物語の魅力はどこか?

主たる舞台は地中海周辺の中近東地域
物語に組み込まれた地域事情と背景描写
主人公はドイツ人の英雄、従者はアラビア人
主たる脇役の紹介

P1010502-1024x768主たる舞台である地中海周辺地域
P1010503-1024x768カール・マイの書斎
P1010504-e1547794233919-768x1024砂漠を行く馬上の主人公とアラビア人の従者
(原作第一巻の表紙)

【展覧会】松本 章|昆虫標本デザイン展|ギャラリー砂翁|1月29日-2月4日|終了

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松本 章|昆虫標本デザイン展
開催日時  1月29日[火]-2月4日[月]
      11:00-18:00(最終日17:00 会期中無休)
会  場  ギャラリー砂翁
      103-0023 東京都中央区日本橋本町1-3-1 渡辺ビル 1 F

【 詳細: ギャラリー砂翁

【展覧会】小平彩美 個展|絵本『病院のこどもたち』の原画と版画展|蔵のカフェレストラン 清雅 2F ギャラリー

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小平彩美 個展
絵本『病院のこどもたち』の原画と版画展
開催期間  1月29日[火]-2月11日[月・祝] * 2月4日[月]休み
時  間  10:00-16:00 (レストランは会期中11:00より)
会  場  蔵のカフェレストラン 清雅 2F ギャラリー
      399-8205 長野県安曇野市豊科3550-1 TEL:0263-50-5541
        https://kuracafeseiga.jimdo.com/

【新ブログ誕生】私の獨逸日記|戸叶勝也ブログ|ご訪問をお勧めいたします!

戸叶勝也01

ブログ著者紹介 ── 戸叶 勝也
とかの かつや 1938年 うまれ

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ドイツ史学・ドイツ文学、日本大学元教授。 東京生まれ。1961年 東京大学文学部西洋史学科卒業。NHK教育局、国際局勤務。その間ドイツ海外放送勤務。88年日本大学経済学部助教授、91年教授、2009年定年退任。専攻、ドイツ近現代史。
特にドイツ出版文化史、ドイツの冒険作家カール・マイの翻訳・研究を行う。

カール・マイ冒険物語 全12巻 朝文社

著 書
ドイツ出版の社会史( グーテンベルクから現代まで) 三修社  1992.12
レクラム百科文庫 ~ドイツ近代文化史の一側面~ 朝文社  1995.12
グーテンベルク  清水書院  1997.8 (人と思想シリーズ)
ドイツ啓蒙主義の巨人 フリードリヒ・ニコライ  朝文社  2001.2
ヨーロッパの出版文化史  朗文堂  2004.10
知られざるドイツの冒険作家カール・マイ  朝文社  2011.10

Bbunkashi1ヨーロッパの出版文化史 朗文堂

翻 訳

カール・マイ冒険物語 1 サハラ 砂漠からメッカへ    朝文社 2013.12
カール・マイ冒険物語 2  ティグリス河の探検      朝文社    2014.2
カール・マイ冒険物語 3 悪魔崇拝者           朝文社 2014.5
カール・マイ冒険物語 4   クルディスタンの奥地にて     朝文社 2014.8
カール・マイ冒険物語 5 ペルシア辺境に沿って       朝文社 2014.10
カール・マイ冒険物語 6 バグダードからイスタンブールへ 朝文社 2015.1
カール・マイ冒険物語 7    ブルガリア南部にて       朝文社 2015.8
カール・マイ冒険物語 8 バルカン峡谷にて         朝文社 2015.12
カール・マイ冒険物語 9 オスマン帝国の辺境        朝文社 2016.4
カール・マイ冒険物語 10  マケドニアを行く         朝文社 2016.8
カール・マイ冒険物語 11   アルバニア山地にて       朝文社 2016.12
カール・マイ冒険物語 12 アドリア海へ         朝文社 2017.4

ヒッタイト帝国~ 消えた古代民族の謎 ~ヨハネス・レーマン著  佑学社 1979.5
シュメール文明~ 古代メソポタミア文明の源流~ ヘルムート・ウーリッヒ著  佑学社 1979.
オスマン・トルコ帝国~ 世界帝国建設への野望~ ウルリッヒ・クレーファー著  佑学社 1982.4
ギリシア・ローマ時代の書物  ホルスト・ブランク著  朝文社 2007.10
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私の獨逸日記|戸叶勝也ブログ

ドイツの冒険作家 カール・マイ
その01 没後百年祭に参加して
ホーエンシュタイン・エルンストタールの生家 (博物館)
カール・マイの特別展
カール・マイの霊廟での記念式典

カール・マイ博物館でのパーティ
学会シンポジウムに参加

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【サラマ・プレス倶楽部】新会員情報|OP&P FACTORY|小野 洋次 HIROTSUGU ONO

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OP&P FACTORY

about
主に活版印刷(letterpress) による印刷の受注、印刷物やステーショナリーグッズ等の販売を行います。絵や印刷で作品制作もしている小野洋次(Hirotsugu Ono)が運営しています。

ショップ名 OP&P FACTORY 公式サイト
http://hiroono.tumblr.com
Instagramhttp://instagram.com/hiroono4649

Profile
小野 洋次 HIROTSUGU ONO
1981年生 福島県いわき市出身 東京都在住。
油絵、アクリル、パステル、ペン、コラージュなどを用いて絵を描いている。また印刷会社やシルクスクリーンの製版会社で働き、印刷業務からデータ加工や印刷機械のオペレーター経験などもある。個人的にzineを作ったり、シルクスクリーンや活版印刷などで印刷物の制作も行っている。

【 contact : hiroono4649@gmail.com 】

【会員情報】冬のたより ── 活版印刷 緑青社 rokushosha の仕事展|12月11日-17日

20181213144939_00001 20181213144939_00002冬のたより 
活版印刷 緑青社の仕事展
2018年12月11日[火]-17日[月] * 最終日は午後5時閉場
会  場 西武渋谷店A館7階サインデー渋谷
     ウィークリーショップ(各線渋谷駅より徒歩3分)
営業時間 月-土曜:10時-午後9時/日曜・祝休日:10時-午後8時
住  所 〒150-8330 東京都渋谷区宇田川町21-1
電  話 03-3462-3324 (売場直通)
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活版印刷緑青壮、初めての企画展です。
つるぎ堂 と knoten の商品販売、活版印刷ワークショップ、
印刷相談等もお待ちしております。ぜひお立ち寄りください。
*「活版印刷でオタジル小箱を作ろう」予約不要
*「活版印刷でオリジナル手帳を作ろう」要予約
ワークショップの詳細、在店予定は下記でお知らせいたします。
https://rokusholetterpress.tumblr.com , twitter :@rokushosha

【展覧会】板東孝明|デザインギャラリー|懐中時計礼讃 The Shape of Timelessness 展|10月10日-11月5日

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第749回デザインギャリー1953企画展
「懐中時計礼讃 The Shape of Timelessness」展

会  期  2018年10月10日[水]-11月5日[月] * 最終日午後5時閉場・入場無料
会  場  松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
主  催  日本デザインコミッティー
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この度、日本デザインコミッティーでは、第749回デザインギャラリー1953企画展といたしまして、「懐中時計礼讃  The Shape of Timelessness」展を開催いたします。
板東孝明氏はブックデザイン、CI、ポスターなどグラフィックデザインの仕事で評価の高いグラフィックデザイナーですが、アンティークの懐中時計コレクターとして、世界中を旅されてきました。
今回のデザインギャラリーでは、歴史的観点においても大変貴重な懐中時計を展示いたします。懐中時計に秘められる深淵なる魅力を板東氏のコレクションを通じて、深く体感していただければ幸いです。
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企画趣旨 ── 企画  板東孝明
アンティーク懐中時計はただひたすら美しい。手の平にのる「時の結晶」といっても過言ではない。かつてこんなに精妙で、優雅な絡繰-からくり-細工が生み出されたことにかしこまってしまう。

現行の腕時計にみられない、たおやかな丸み、掌にほどよく沈み込む心地よい重み、なによりも造形に心血を注いだ時計師たちの、質への礼節、時への敬意が感じられる。端正な文字盤、書体のエッジ、針、精密に絡み合った歯車、機械を包みこむケースのシェープ、すべての手作業が時の精度に挑み、人の手に愛でられることにのみ収斂されている。
時計は歴史を刻み、人類とともに歩んできた。欧州において、大航海時代、激動の市民革命を乗り越え、やがては産業革命の担い手として、また文化的記憶として人〻の生活の中を支えてきた。
展示では、アンティーク懐中時計がもつ魔力ともいえる美とその意味を読み解きながら、コチコチやカチカチという、かそけき時の鼓動にふれ、しばし時がたつのを忘れていただける場としたい。

展覧会紹介 ── 展覧会担当  原 研哉
板東孝明は、高度なデザイン力を備えつつも営利のためのデザインを好まず、熱血の大学教師として生徒に向き合いながら、密かにデザインへの思いをたぎらせている雌伏のグラフィックデザイナーである。
氏が懐中時計を愛するのは、自分と同じものをそこに見ているからであろう。グラフィズムの静かなる爆発をこの展覧会に期待したい。

【 詳細: 日本デザインコミッティー

【展覧会】岐阜県美術館|アートまるケット2018|Nadegata Instant Party 養老公園プロジェクト|パーキング・プロムナード|10月13日-11月25日

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Nadegata Instant Party
養老公園プロジェクト
パーキング・プロムナード
展覧会期  2018年10月13日[土]-11月25日[日]

開場時間  午前10時から午後4時
      * 天候等により、臨時閉場させて頂くことがございます。
休  園  日  毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)
観  覧  料  無 料
会  場  養老公園
      〒503-1267 岐阜県養老郡養老町高林1298-2
主  催  岐阜県美術館、岐阜新聞社 岐阜放送
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「アートまるケット」は、岐阜をアートまるけ(まみれ)の、人々が交流する市場(マーケット)のような場にするプロジェクト。 4 年目の今年は美術館を飛び出して、リサーチをベースに地域コミュニティを巻き込んできた Nadegata Instant Party が、地域資源を掘り起こすプロジェクトを展開します。

美しい養老山脈の稜線を望む自然豊かな「養老」には、養老の滝、養老天命反転地、こどもの国、養老ランド、紅葉などがあります。「観光地」や「レジャー施設」というこの地の特徴から、Nadegata Instant Party が架空のストーリーを紡ぎ出します。
キーとなるのは、人々が未来への希望を持って建設的に生きるための新しい死生観を探ることを、「死なないために」と表現した荒川修作+マドリン・ギンズの ≪ 養老天命反転地 ≫。
この秋、養老公園で会いましょう!

【 詳細: 岐阜県美術館

【展覧会】須坂版画美術館|日本創作版画協会 100年の歩み 展|10月4日-11月25日

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須坂版画美術館
日本創作版画協会 100年の歩み 展
会  期  2018年10月4日[木]-11月25日[日]
開館時間  午前9時-午後5時 * 入館は午後4時30分まで
入  館  料  300円、中学生以下無料
休  館  日  毎週水曜日
────────────────
1918年、山本鼎や織田一磨、戸張狐雁、寺崎武男らによって日本創作版画かいは結成されました。従来、浮世絵の制作は画師と彫師と摺師の分業が通常であり、明治になっても小林清親、橋口五葉ら版画家はその方法に従ったが、明治末からすべての工程を一人で作家が行う、いわゆる創作版画がつくられるようになります。

日本創作版画協会は結成の翌年の第1回展から28年までに8回の展覧会を開き、31年に織田一磨らが結成した洋風版画会を合わせて日本版画協会に改まり、現代まで続いています。本展は当館の収蔵作品から、結成から100年経った日本創作版画協会を振り返ります。

【 詳細: 須坂版画美術館

【タイポグラフィ学会】 第14回タイポグラフィ学会総会 並びに 『タイポグラフィ学会誌11号』刊行内容披露会開催

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第14回 タイポグラフィ学会総会
『タイポグラフィ学会誌11号』刊行内容披露会
2018年09月24日[月・祝日] 
於 : 学校法人専門学校 東洋美術学校 C棟1階 C2教室
──────────
タイポグラフィ学会(山本太郎会長)は、09月24日[月・祝日]、第14回タイポグラフィ学会総会、および『タイポグラフィ学会誌第11号』の刊行内容披露を爽やかな秋晴れのなかで開催、無事に全日程を終了した。

総会終了後の『タイポグラフィ学会誌11号』刊行内容披露会では、一般有志の参加者をふくめて、<メディア・ルネサンス-メディア・ルネサンス 平野富二生誕170年祭>(協力:タイポグラフィ学会)のプレイベントとして、2017年11月11日に開催された「江戸・東京 活版さるく」での50箇所におよぶ訪問先をスライドショートとして公開された(日吉洋人会員)。
あわせて、現在編集作業が進行中の『タイポグラフィ学会誌11号』には、その詳細内容が研究レポート(大石 薫会員)として、詳細地図(春田ゆかり会員)を添付してまとめられることについての概要説明がおこなわれた。

『タイポグラフィ学会誌11号』の販売、ならびに、一般公開による『タイポグラフィ学会誌11号』研究ノート発表会の日程などの詳細は、追って タイポグラフィ学会 のサイトと、こちらのサイトでお知らせします。

【 詳細: タイポグラフィ学会

【会員情報】 ぢゃむ 杉本昭生さん|活版小本新作 ── 岸田國士『女七歳北条』ゟ

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{ ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 一筆箋 }

岸田國士「女七歳」です。
家庭を失った少女の悲しみを散文詩のような形で書いた小品です。
作者の意図ではないかもしれませんが、
親の都合で人生が変えられる子どもたちの
心を思うと切なくなります。

同じような本を何冊も作っていると、頭の中で仕上がりが見えてきます。
それが新鮮でわくわくするものであれば、一日も早く作りたいと思うのですが、
それほどでもないと、あとの工程が面倒に思うこともあります。
そんな退屈さから逃がれたいために、あれこれ考えるのですが、
いつまで考えても自分の範囲を外れたものは、当然作れません。
ジタバタして結局無難なところに落ち着いたものがこれ。
いささか、いや、おおいに心残りではありますが
ご一読いただければ幸いです。
秋風や

──────────
活版小本
次の本が出来るまで ── は順調に回をかさね-その107-を迎えています。

ここでは-その101-をご紹介。ご訪問をおすすめいたします。

次の本が出来るまで その101

カタカナの元字

わかりやすく並べてみました。元字は古い本からの引用です。
カタカナ【 詳細  ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 】 { 活版アラカルト 活版小本 既出まとめ 

【彫刻家 奥村浩之後援会 新宿御苑前支部】奥村浩之新作彫刻作品 ?|否 ! HIROYUKI 氏が飼育している Xoloitzcuintle というらしい|

cd58eb5ef659b1dc2238dab8bea8da38 P1140678彫刻家 奥 村 浩 之 Okumura Hiroyuki  プロフィール
1963年    石川県に生まれる。
1986年    金沢美術工芸大学美術学部彫刻科卒業
1988年    金沢美術工芸大学大学院修士課程修了
1989年-   メキシコに渡る。首都メキシコシティーから 200 km ほどの町、ハラパを拠点に、彫刻に没頭。

現在ベラクルス大学 画廊 アルバ デ ラ カナルにおいて< HIROYUKI OKUMURA 彫刻展『Men, Myth, Journey and Life 展』── 男たち、神話、旅と生きかた ──>が好評開催中。
[詳細:Galeria Ramón Alva de la Canal
INVITACIÓN final redes 40409989_1903258586646366_6445686390108717056_n──────────────
[彫刻家 奥村浩之後援会 新宿御苑前支部]
浩之さんは心底こころのやさしいひとであるが、寡黙なひとでもある。だからなんの役にもたてないが、勝手に[彫刻家 奥村浩之後援会 新宿御苑前支部]を結成して応援をしている。

数年前にやつがれもメキシコシティーにいった。家人がメキシコの「死者の祭」と、フリーダ・カーロディエゴ・リベラ夫妻(互いに傷つけ、裏切ることが愛のあかしであるように、あやなす修羅をいきたふたりの造形家)に興味があった。
やつがれは建築家 ルイス・バラガン 探訪を加えることを条件に同行した。

その報告はほとんどできていない。なにぶん機中泊を含め四泊五日の慌ただしい旅であり、どれもがあまりに強烈な刺激に満ちており、ただ茫茫、混沌としたまま脳裏に刻まれている。

そのおり、ドローレス・オロメド・パティニョ美術館にいった。故ドローレス夫人は大富豪として知られ、フリーダ・カーロとディエゴ・リベラの作品を大量に購入していた。現在はその豪壮な私邸の一部が予約制の美術館として公開されていた。カーロとリベラの作品は唸るしかないものばかり、それも大量に展示されていた。

その折り、庭園の一隅に見慣れない犬がいた。陽ざしが暑いのか、通路からとおい木陰にかたまって10匹ほどいた。体毛は額のあたりに産毛のようにほんの少し生えているだけで、木陰にうずくまっている姿はなにかの置物のようにみえた。
この犬はおとなしくて従順なので、ふるくからアステカの人〻に愛玩されていたらしい。冷えこむ冬のよるなどには、寝具に抱きこんで「湯たんぽ」がわりにしていたなど、さまざまな記録がのこされている。

スペイン人がメキシコにやってきてからは、もっぱら食用とされたため、絶滅が危惧されるほどにまで減少したと案内板にはしるされていた。
犬種は「Xoloitzcuintle-ショロイスクィントリ」という。これは現地語なのかスペイン語なのかは知らないが、現地ではほとんど「ショロ」と呼んでいるらしい。
英語では「Mexican hairless Dog-メキシカン ヘアレス ドッグ」と呼ばれている。この英語名だとわかりやすい。[ウィキペディア:Mexican hairless Dog-メキシカン ヘアレス ドッグ

かつて浩之さんの展覧会カタログに、この犬が一匹、作品の後方に写っていた。この「裸犬-とやつがれは呼んでいた」は、パティニョ美術館にいったときは、遠くに固まってうずくまっていただけなので、写真も撮ってこなかった。やつがれ、喘息にわるいからとして医者に犬猫の飼育を禁じられているが、かなりの愛犬家であり、愛猫家でもある。前回の浩之さんからの写真送付はこれも愛犬のシェパードだったので、浩之さんに「裸犬」の写真をリクエスト。

写真をみたらどうやら三匹も飼っているらしい。うらやましいかぎりであるが、なにせ体毛がない裸の犬である。当然寒がりであり、暑がりでもあるとされる。しかもメキシコシティでも高度が2,000-2,500 m ほどの高地に拡がっている。
乾燥しているが、それだけに冬は寒く、夏の陽ざしはつよい。だからよほど好きでなければ飼育は困難な犬のようである。

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【詳細:奥村浩之 笹井祐子 奥村浩之 Facebook 】{活版アラカルト 過去ログ }

{ 新 宿 餘 談 } 続きは{花筏}で。
800px-Diego_Rivera_with_a_xoloitzcuintle_dog_in_the_Blue_House,_Coyoacan_-_Google_Art_Projectフリーダ・カーロ/ディエゴ・リベラはともに「Xoloitzcuintle-ショロイスクィントリ」が好きで、カーロの生家「青い家」に同居していたころは「ショロ」を飼育していたようで、カーロは数点の絵画にのこし、リベラはこのような写真をのこした。
「青い家」はガイドブックなどではちいさな家に見えるが、敷地300坪ほど、高い塀に四囲をかこまれたかなりの規模の邸宅である。フリーダ・カーロ-短い晩年の作品2フリーダ・カーロの最晩年の作品「VIVA LA VIDA」。「青い家」のイーゼルには、この連作の描きかけの作品がポツンとのこされていた。

【WebSite紹介】 明治産業近代化のパイオニア 平野富二|{古谷昌二ブログ19}|五代友厚と大阪活版所

6e6a366ea0b0db7c02ac72eae004317611-300x75明治産業近代化のパイオニア  平野富二生誕170年古谷昌二08月

明治産業近代化のパイオニア  平野富二生誕170年を期して結成された<「平野富二生誕の地」碑建立有志会>の専用URL{ 平野富二  http://hirano-tomiji.jp/ } では、同会代表/古谷昌二氏が近代活版印刷術発祥の地:長崎と、産業人としての人生を駈けぬけた平野富二関連の情報を意欲的に記述しています。
とりわけ今回は、資料の少なかった五代友厚と活版印刷事業への関わりに関し、大阪商工会議所にのこされた明治最初期の手稿(手書き)資料を丁寧に発掘されて、これまでの「印刷史研究」とは相当深度の異なる、充実した内容となっております。関係各位のご訪問をお勧めいたします。

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古谷昌二ブログ ──── 五代友厚と大阪活版所

ab8a2b0e21f54ff5474ba991de0cb37c-300x199◎ 古谷昌二ブログ
[管理人:「平野富二生誕の地」碑建立有志会事務局長 日吉洋人]

① 探索:平野富二の生まれた場所
② 町司長屋の前にあった桜町牢屋
③ 町司長屋に隣接した「三ノ堀」跡
④ 町司長屋の背後を流れる地獄川
⑤ 矢次事歴・平野富二祖先の記録
⑥ 矢次家の始祖関右衛門 ── 平野富二がその別姓を継いだ人
⑦ 長崎の町司について
⑧ 杉山徳三郎、平野富二の朋友
⑨ 長崎の長州藩蔵屋敷
⑩ 海援隊発祥の地・長崎土佐商会
⑪ 幕営時代の長崎製鉄所と平野富二
 官営時代の長崎製鉄所(その1)

⑬ 官営時代の長崎製鉄所(その2)
⑭ ソロバンドックと呼ばれた小菅修船場
⑮ 立神ドックと平野富次郎の執念
 長崎新聞局とギャンブルの伝習
 山尾庸三と長崎製鉄所
⑱ 本木昌造の活版事業
⑲ 五代友厚と大阪活版所

< 五代友厚と大阪活版所 主要内容 >

まえがき
(1)大阪における活版所開設の経緯
(2)活版所開設直後の『二十一史』出版中止
(3)五代友厚の『和訳英辞林』出版計画
(4)洋活字の製造で困難に直面
(5)平野富二の登場
(6)平野富二による五代友厚への融資金返済

DSC09536大阪商工会議所前に建立された五代友厚像
〔雅春文庫提供〕

【奥村浩之彫刻展覧会】OKUMURA HIROYUKI|『Men, Myth, Journey and Life 展』─ 男たち、神話、旅と生きかた ─ ベラクルス大学画廊 アルバ デ ラ カナル 9月5日ゟ

INVITACIÓN final redesOKUMURA  HIROYUKI 彫刻展覧会
『Men, Myth, Journey and Life 展』
── 男たち、神話、旅と生きかた ──
会  場  ベラクルス大学画廊 アルバ デ ラ カナル
      Galeria Ramón Alva de la Canal
開催日時  2018年9月5日[水]20時オープニング

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2018年09月04日  奥村浩之

東京・新宿の皆さん、お元気でおられますか? まだ、日本は残暑が厳しいですか?
メキシコはここのところ気温 20 ℃ 前後で、今年は雨も少なく過ごしやすい日々です。
アルバ デ ラ カナルでの個展の搬入が一昨日からはじまっています。
今回は展示風景を展示図録に載せるために、図録は展示期間中にできあがる予定です。
案内状と同じデザイナーにお願いしているので、良いものができそうです。
9月5日にオープニングが迎えらるように、明日も朝から展示です。
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{新宿餘談}
メキシコ在住30年余、彫刻家の奥村浩之さんからメールをいただいた。
現在ご令室の笹井-奥村-祐子さんもメキシコにいっておられ、アトリエからのぞむ風景の写真を、最近はじめられた Facebook にアップロードしたので観るようにとのメールも着到。
アトリエ周辺の景観写真は、浩之さんにとってはあまりにあたりまえで、これまでほとんど紹介がなかったのですが、祐子さんにとっては新鮮でご紹介いただきました。

こんな霊気のただようような山嶺のなかで、黙〻とメキシコの大理石に鑿を入れ続けている奥村浩之さんです。
メキシコシティしか知らないやつがれ、またまたメキシコを旅したいとのおもいを強くするいま。
[彫刻家 奥村浩之後援会 新宿御苑前支部]

【詳細:奥村浩之 笹井祐子 奥村浩之 Facebook 】{活版アラカルト 過去ログ

【展覧会】小野洋次個展  Hirotsugu Ono solo exhibition|吉祥寺 一日(古本屋 + ギャラリー)|10月24日-28日|終了企画

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小野洋次個展 
Hirotsugu Ono solo exhibition
場  所  吉祥寺 一日(古本屋 + ギャラリー)

      * 古本屋百年の姉妹店
      東京都武蔵野市吉祥寺本町2-1-3 石上ビル1F
      TEL:0422-27-5990 Web : http://www.100hyakunen.com
期  間  10月24日[水]-28日[日]
時  間  12:00-20:30 * 27、28日は19:00まで
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ドローイングやペインティング、そこから生まれたイメージの一端を印刷物に落とし込んだもの、又は印刷物の上からさらに描きこんだものなど、描画と印刷(シルクスクリーン、活版-凸版-印刷、インクジェットなどとの関係に焦点をあてた展示となります。

描画と印刷のレイヤーを重ねることで、作品のパターンや奥行きをさらに表現できればと考えています。作品の他、作品集や活版印刷で刷った印刷物も用意していますので、お気軽にお越しください。宜しくお願いします。

小野洋次 Hirotsugu Ono
Web : http://hiroono.tumblr.com
Instagram : hiroono4649

1981年生 福島県いわき市出身 東京都在住。
油絵具、アクリル、色鉛筆、ペン、コラージュなどで絵を描いています。また印刷会社や製版会社勤務での経験を活かし、シルクスクリーンや活版印刷などで印刷物の制作も行っています。

【会員情報】 ぢゃむ 杉本昭生さん 活版小本新作 ── 北条 民雄『続 癩院記録』より

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{ ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 一筆箋 }

北条民雄「続 癩院記録」です。
北条民雄は十九歳でハンセン病を発病し施設に収容されます。
隔離生活の中で、自身の体験にもとづく名作『いのちの初夜』を執筆。
二十四歳で亡くなるまで創作を続けました。

前回の「エセー」と同時に作っていたので、あまり間を置かず出来上がりました。
中身に寄り添った本の体裁を考えると、どうしても無難なものになり、
(すべては自分の想像力のなさによるものですが…… )

つくりながら「地味すぎる」「ツメがあまい」「しまりがない」「他にないのか」
と心の声がしきりに聞こえてきます。
そんな声を「ああ、また言ってる」と聞き流して今回もつくりました。
ぜひご一読ください。
蕪村──────────

活版小本
次の本が出来るまで ── は、ついに-その100-を迎えました。

ご訪問をおすすめいたします。

次の本が出来るまで その100
年 号
* 間違っていたらすみません[杉本昭生]。

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【 詳細  ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 】 { 活版アラカルト 活版小本 既出まとめ

 

展覧会】手塚真梨子展 ── さわるものとさわられるもの|GalleryBar Kajima 加島牧史|9月11日-9月29日|終了企画

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GalleryBar Kajima  加島牧史
手塚真梨子展 ── さわるものとさわられるもの
2018年9月11日[火]-9月29日[土]
営業時間:14:00-24:00 * 日祝日休み
Mail :gbkajima@gmail.com
Web & Blog : https://gbkajima.jimdo.com/
104-0061 中央区銀座7-2-20 山城ビル2 階
Tel : 03-3574-8720
────────────
とまどいの中にとどまることができるのか。そんなことを自分の中に問いかけることがある。どうやり過ごすか、それを探している自分に飽き飽きし、そんな自分に呆れる時があって、この戸惑いの中を深く潜り込み、息をつくことなくどこまで進めるのかを試される。

思いはいつも出口を探し、自分を救おうとするが、それでは自分の思いにしか出会うことが出来ない。そんなふうに困ることが出来ると、人は元の素に立ち返り、そこから答えのない道を歩き出す。
ふと秋の空を見ると、一尽の風が無窮から吹いていて、僕の首元を吹き抜けてゆく。
[加島牧史]


第六回 ギリシャ哲学の会
9月15日[土]15:00-17:00 茶代1,000円 講師:稲沢公一
詳細、ご予約はカジマまで。

【詳細: GalleryBar Kajima 】{ 活版アラカルト 過去ログ }

【デザイン公募】チェコセンター|学生のためのデザインプロジェクト「CzechImage」|2018年9月30日 提出締切|終了企画

チェコイメージ

作品募集/学生のためのデザインプロジェクト「CzechImage」(2018年9月30日 提出締切)

2018年はチェコスロバキア建国100周年という特別な年です。デザインプロジェクト「CzechImage-チェコのイメージ」は、100周年記念のひとつとして、チェコセンターが企画したものです。
チェコ国内外の若い世代にチェコのイメージ―チェコと言えば何が思い浮かぶか、チェコやチェコ人をどんなもので表せるかを、グラフィックデザインで表現するプロジェクトです。
日本全国の学生から作品を募り、選出作品を東京・広尾のチェコセンターの展示室で展示します。
また、最優秀作品1点はチェコの首都プラハで他の国の作品と一緒に展示され、受賞者もチェコへご招待いたします。
チェコのイメージをグラフィックデザインで伝えてみませんか?ご応募お待ちしております。

<課 題>
・チェコをテーマとしたポスター、もしくはウエブサイト、アニメーション、GIF
・チェコの歴史、人物、建築、自然、芸術、食文化など、何をイメージして製作するかは自由です。

・グラフィックデザインであれば表現方法は自由です。
<提 出 物>
・平面作品 B1 サイズ

・形式:PDFファイル、GIF、映像
    平面作品の郵送提出も可能(送料は提出時、返送時共に参加者に負担いただきます)
・複数応募不可。1人1点のみ。
参 加 資 格>
日本の大学生・専門学校生

 <提 出 期 限>
メール提出:2018年9月30日(日)

郵送提出:2018年10月1日(月)午前必着
提出前に必ず以下のフォーマットに必要事項を記入してください。https://goo.gl/forms/0gwYfTSyNyUJTVfr2
* 郵送提出の際は、フォーマット入力時の自動返信メールを印刷・添付してください。

 < 賞 >
◎優秀賞(1名):チェコセンター東京での作品展示(2018年10月下旬予定)、プラハでの展示・プラハへのご招待(2018年12月ごろ、関連イベントへの参加)

◎選出作品(30名程度まで):チェコセンター東京での作品展示(2018年10月下旬予定)
◎その他特別賞も予定しております。
<審 査 員>
チェコセンター東京所長

チェコセンター本局
加須屋明子(京都市立芸術大学教授)
阿部賢一(東京大学准教授)
クリスティーナ・フィシェロヴァー (チェコ・西ボヘミア大学)
結 果 発 表>
2018年10月中旬にチェコセンター東京のウェブサイト上で発表予定

 <著作権の扱い>
応募作品の著作権は応募者に帰属します。

提出作品の発表およびカタログ・広告・ホームページ・その他の印刷物としての掲載や、出版、展示に関する権利は主催者が保有します。
提出先・問合先>
チェコセンター東京

〒150-0012 東京都渋谷区広尾2 -16-14(チェコ共和国大使館内)
TEL : 03-3400-8129
FAX : 03-3400-8186
E-mail : cctokyo@czech.cz 
http://tokyo.czechcentres.cz/

【詳細:チェコセンター】 〔 募集要項 PDF  480KB

【展覧会】~ Kaze 2018 Small Works ~|GalleryBar Kajima 加島牧史|10月1日-10月20日|終了企画

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GalleryBar Kajima  加島牧史
~ Kaze 2018 Small Works ~
2018年10月1日[月]-10月20日[土]
営業時間:14:00-24:00 * 日祝日休み
Mail :gbkajima@gmail.com
Web & Blog : https://gbkajima.jimdo.com/
104-0061 中央区銀座7-2-20 山城ビル2 階
Tel : 03-3574-8720
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多摩美大 油絵 鶴見・浅井教室 同窓の有志が開くKaze 小品展

鶴見雅夫/浅井昭/須田基揮/酒井清一/青山幸代/蓮村泰子/荻原宏典/小野仁良/冬室昌宏/菊池明彦/小河朋司/橋本正太郎

朋司が多摩美のグループ展をやりたいとの話があって、僕の知らない作家が集うことになった。
作品の断片を見ると、今という時代にそれぞれの触り方をしていて、美術は美術の生き方を自律的に生きているようだ。
それぞれの作品が自分への触り方をしていて、その屈折した様態が未知への感触を刺激してくれそうな展覧会になりそうで楽しみだ。[加島牧史]

※同時開催「Kaze2018」2018.10.15-20 11:00-19:00(最終日は17:00まで)
場所はギャラリーQ(中央区銀座1-14-12橋本第17ビル3階)
○○○○○○○○○○○○○○○
10/13(土)19:00~ 富士田新蔵 長唄ライブ M.C5,000yen (要予約)
10/20(土)15:0017:00 ギリシャ哲学の会 講師:稲沢公一
詳細はカジマまで。

【詳細: GalleryBar Kajima 】{ 活版アラカルト 過去ログ }

【展覧会】笹井裕子|版 17 展|INOAC 銀座並木町ギャラリー|10月1日-10月12日 終了企画

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版17展のお知らせ

会  期  10月1日[月]-10月12日[月] * 7日[日]、8日[祝] 休 廊
ギャラリートーク 16:00 ゟ
時  間  11:00-18:00  最終日15:00
会  場  INOAC 銀座並木町ギャラリー
http://namikidori-gallery.com/exhibition/
      東京都中央区銀座2-4-14 ショッパールビル9F

メキシコで制作した石版石によるリトグラフ(115 x 85 cm)を1点展示しております。
お近くへお越しの際は、お立ち寄り下さいますようお願い申し上げます。
10月6日[土]午前は、在廊しています。

【詳細: 笹井 祐子 NEWS 】 { 活版アラカルト 過去ログ

【展覧会】春日井市 道風記念館|特別展 琉球の書|’18年9月7日-10月8日|終了

20180720135129_00001 20180720135129_00002春日井市道風記念館
特別展 琉球の書

会  期  平成30年9月7日[金]-10月8日[月・祝]
開館時間  午前9時-午後4時半
休  館  日  月曜日(祝日の場合は開館し翌日休館)
観  覧  料  一般500円、高校・大学生300円、中学生以下無料
主  催  春日井市
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青い海に抱かれた美ら島沖縄。古来人々を惹きつけてやまない王国、その書芸術をここに

美しい珊瑚礁に囲まれた海邦琉球は、近隣諸国との交易、文化交流を古くから活発におこなってきた王国でした。中国、朝鮮、東南アジア、そして日本。東アジア文化圏のさまざまな国の影響を受け、吸収して、独特の味わい深い文化をつくりあげています。 

琉球の書もまた、中国と日本、両国との関わりのなかで発達しました。日本から伝わった仮名文字は、おおらかな筆運びでリズミカルに表現されて、古琉球時代の辞令書や石碑に残っています。

近世琉球王国時代には、晋唐代の書を基盤としつつ、時代時代の中国の書を吸収して、生き生きとした力強い書が書かれました。和様の書が中心であった江戸時代の日本では、中国の書法を伝える琉球の書は清新で、大変貴重なものでした。
今回の特別展では、古琉球時代から近代にかけての琉球の書の名品をご紹介します。開放的で柔軟な精神によって育まれた、琉球の文化を感じてください。

【詳細: 春日井市 施設案内  道風記念館

{ 愛知県春日井市 書の美術館 春日井市道風記念館 }   続きを読む

【WebSite紹介】 明治産業近代化のパイオニア 平野富二 {古谷昌二ブログ18}── 本木昌造の活版事業

6e6a366ea0b0db7c02ac72eae004317611-300x75明治産業近代化のパイオニア  平野富二生誕170年
古谷07月

明治産業近代化のパイオニア  平野富二生誕170年を期して結成された<「平野富二生誕の地」碑建立有志会>の専用URL{ 平野富二  http://hirano-tomiji.jp/ } では、同会代表/古谷昌二氏が近代活版印刷術発祥の地:長崎と、産業人としての人生を駈けぬけた平野富二関連の情報を意欲的に記述しています。ご訪問をお勧めいたします。
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古谷昌二ブログ ──── 平野富二とその周辺

古谷昌二さんuu[1]◎ 古谷昌二ブログ
[管理人:「平野富二生誕の地」碑建立有志会事務局長 日吉洋人]

① 探索:平野富二の生まれた場所
② 町司長屋の前にあった桜町牢屋
③ 町司長屋に隣接した「三ノ堀」跡
④ 町司長屋の背後を流れる地獄川
⑤ 矢次事歴・平野富二祖先の記録
⑥ 矢次家の始祖関右衛門 ── 平野富二がその別姓を継いだ人
⑦ 長崎の町司について
⑧ 杉山徳三郎、平野富二の朋友
⑨ 長崎の長州藩蔵屋敷
⑩ 海援隊発祥の地・長崎土佐商会
⑪ 幕営時代の長崎製鉄所と平野富二
 官営時代の長崎製鉄所(その1)

⑬ 官営時代の長崎製鉄所(その2)
⑭ ソロバンドックと呼ばれた小菅修船場
⑮ 立神ドックと平野富次郎の執念
 長崎新聞局とギャンブルの伝習
 山尾庸三と長崎製鉄所
⑱ 本木昌造の活版事業

<本木昌造の活版事業 主要内容>
1)活版研究の取り組み
2)事業化の試み
3)活版事業の本格化
4)活版所の設立と中央への展開
5)私塾の経営
6)本木昌造没後の活版事業
〔新街私塾〕、〔新町活版所〕、〔崎陽新塾出張活版所(大阪)⇒ 大阪 活版所⇒ 大阪活版製造所〕、〔京都點林堂〕、〔横浜活版社〕、〔文部省御用活版所〕、〔崎陽新塾出張活版製造所(東京)⇒ 東京築地活版製造所〕

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【会員情報】森郁男さんゟ 日本琵琶楽協会研究会 講演「琵琶製作のお話し」一材料選びから仕上げまで一 8月4日開催 + スタジオイヴ定期公演

琵琶製作のお話し 2日本琵琶楽協会研究会のお知らせ
講演「琵琶製作のお話し」一材料選びから仕上げまで一
講師/石 田  克 佳 氏

日  時  平成30年8月4日[土]
      13時30分開場
      14時00分-16時00分 講  演
      16時00分-16時30分 質疑応答
場  所  文京区立不忍通り ふれあい館
      文京区根津2-2 0-7 (0 3-3 8 2 2-0 0 4 0)
      東京メトロ千代田線「根津駅」
      根津交差点方面出口より不忍通りを千駄木方面へ徒歩2分
入  場  料  無 料
主  催  日本琵琶楽協会 (03-5371-0120)
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石田克佳氏を講師に、平成30年度、第1回の研究会を開催します。
今回の講師、石田克佳氏は、現代の名工「文化庁選定保存技術認定者/人間国宝」四世石田不識を父親に、琵琶楽器製作の技術を受け継ぐ若手琵琶職人です。
研究会では琵琶製作の苦労話を、材料選びから仕上げまで、分かり易くお話しされます。
どうぞ万障繰り合わせの上ご来場お待ちしております。
協会会員以外の方のご参加もお待ちしています。皆様にお声かけお願いいたします。

[参考:四世石田不識 港区産業観光ネットワークあらかると

☆     ☆      ☆

繭の色の演奏会_01 繭の色の演奏会_02

スタジオイヴ・スタジオ
繭の色の演奏会
「ストリングラフィを生で聴いてみたい!」という声に応え、毎月1回ストリングラフィのスタジオにて「繭の色の演奏会」と題したカジュアル・ライヴを開催しています。
水嶋一江のオリジナル楽曲など、新曲のお披露目も。皆様、何度でもお楽しみください!

繭の色の演奏会  公演日程
9月7日[金]19:15 開演
9月8日[土]15:00 開演

会  場  スタジオイヴ・スタジオ
      156-0043 東京都 世田谷区 松原1-4-13 電話 03-5376-3633
料  金  2,000円 (子供 1,000円)
      * 未就学児の入場はご遠慮ください。
      * 各回開演の30分前開場

スタジオイヴ演奏会スタジオイヴ 演奏会 撮影:田村 収

スタジオイヴ
絹糸と紙コップでできたオリジナル楽器「ストリングラフィ」の演奏活動を行っているグループの主宰者、水嶋一江の自宅兼事務所兼稽古スタジオです。こちらのスタジオで定期的にコンサートをおこなっています。
0歳から楽しめる「糸の森の音楽会」は、100本のストリングラフィをスタジオいぱいに這い巡らせて、会場全体が楽器となり、童謡やアニメソング、クラッシック、動物の鳴き声などいろいろな演奏が楽しめます。また、小学生以上を対象にした「繭の色の演奏会」も開催しています。

【詳細: スタジオイヴ

【良書紹介】 「ミツカン水の文化センター」の機関誌『水の文化』 第59号発刊 特集{釣りの美学 ── 静寂と興奮の狭間で}

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「ミツカン水の文化センター」の機関誌『水の文化』 第59号
特集「釣りの美学 ── 静寂と興奮の狭間で」

古来釣りは趣味として、またはスポーツとして親しまれてきた。例えば1653年に出版された Izaak Waltonの “ The Compleat Angler ”(邦題『釣魚大全-ちょうぎょたいぜん』)は哲学に始まり(釣りをする前に)、魚の種類、釣り方、さばき方、料理方法などまでを綴った「釣り人の聖書(バイブル)」と呼ばれる。かの開高健もこの書の愛読家であり、釣りをするときは〈そこにある静かなることを学べ ── Study to be quiet ── 〉という言葉を一番大切にしていた。

日本でも1723年(享保8)に旗本の津軽采女-つがるうぬめ-が著したとされる『河羨録-かせんろく』や、江戸後期に黒田五柳が書いたとされる『釣客伝-ちょうかくでん』において、釣りの心得や準備に始まり、やはり魚の種類と習性や釣り方、料理方法まで記されている。

このように、釣りは多くの釣り人によって、静寂と興奮の狭間で支持されてきた。それはなぜなのか。そして、魚を釣るという行為を通じて生まれる「水と人との関係性」についても考えてみたい。

【 詳細 : ミツカン 水の文化センター 】 { 活版アラカルト まとめ }

【会員参加 グループ展】 ART SPACE ATELIER・K|12名の作家による版画展 ─ 旅 ─|8月18日-8月31日 終了企画

20180712000930_00001 20180712000930_00002【会員参加 グループ展】 ART SPACE  ATELIER・K
12名の作家による版画展 ─── 旅 ───
秋山 潔 大森 澪 工藤正枝 五島三子男
佐々 順子 笹井祐子 菅沼 稔 関水由美子
達 和子 津田恵子 中村陽子 幡谷フミコ
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期 間  2018年8月18日[土]-8月31日[金] * 月曜休廊
     11:30 am -7:00 pm(月曜・祝日 6:00 pm  最終日 5:00 pm)
会 場   ART SPACE  ATELIER・K
     231-0868 横浜市中区石川町1-6  三基ビル 3 F TEL  045-651-9037  

【展覧会】丹 尾 敏 展 ── 鉄  GalleryBar Kajima 加島牧史  7月23日-8月10日 終了企画

20180724144217_00001 20180724144217_00002GalleryBar Kajima  加島牧史
丹  尾    敏 展 ── 鉄
2018年7月23日[月]-8月10日[金]

営業時間:14:00-24:00 * 日祝日休み
Mail :gbkajima@gmail.com
Web & Blog : https://gbkajima.jimdo.com/
104-0061 中央区銀座7-2-20 山城ビル2 階
Tel : 03-3574-8720

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人と出会うということは、思えばなんと不思議なことだろう。今年の禅の勉強会に丹尾さんが参加してくれた。その場で、今まで知らなかった丹尾敏に出会うことが出来た。

直感ではあれっと思うことがあり、その実像はしばらく顕われてこない。しかしその直感の流れに従うと、その姿がだんだん見えて来る。そこには自分の思い込みが外れ、もうひとつ裸の姿が見えて来る。その出会いは、私の中の自己との出会いでもある。すると不思議な温かい血の流れが腹の底から流れてくるのを感じ始める。人との出会いはこの不思議と共にある。丹尾敏の作品と出会うことはこの不思議さとともにあった。(加島牧史)
○ ○ ○
第5回ギリシャ哲学の会
8月25日[土]15:00-17:00 茶代:1,000円

講師:稲沢公一 テキスト:廣川洋一著「ソクラテス以前の哲学者」講談社学術文庫
(毎月 1 回  土曜開催予定。要予約)

【詳細: GalleryBar Kajima 】

【展覧会】ペンギンパレード2018 伊勢丹新宿店本店5階=アートギャラリー 7月25日-31日 終了企画

20180713135544_00001 20180713135544_00002ペンギンパレード2018
会 期  7月25日[水]-31日[火] * 最終日18時終了
会 場  伊勢丹新宿店本店5階=アートギャラリー
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ペンギンをこよなく愛し、ペンギンの存続や保護のために活動する6名のアーティストによる
「ペンギンパレード2018」を開催いたします。
10回目となる本展では、描き下ろし原画や
全アーティストのイラストが入った限定グッズも登場。どうぞご覧ください。

<出品予定作家>
出原速夫(ペンギン基金事務局長・ブックデザイナー)/鎌倉文也(ペンギン写真家)/坂崎千春(イラストレーター)/中村由利子(ピアニスト)/三谷 慎(彫刻家)/渡辺 宏(パステル画家)

【展覧会】国文学研究資料館|通常展示「書物で見る 日本古典文学史」|’18年6月11日-9月15日|終了

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国文学研究資料館
通常展示「書物で見る 日本古典文学史」
会  期  平成30年6月11日[月]-9月15日[土]
休  室  日  日曜日・祝日・夏季一斉休業に伴う休室日(8月11日-15日)
      展示室整備日(6月27日、30日、7月11日、8月8日)
      *資料保護のため、定期的に展示替えをおこないます。
開室時間  午前10時-午後4時30分 * 入場は午後4時まで
場  所  国文学研究資料館1階 展示室
      入場無料
主  催  国文学研究資料館
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ギャラリートーク
場 所:国文学研究資料館1階 展示室
時 間:11時30分-12時15分
日 程・担当講師:
    ・6月21日[木] 入口 敦志
    ・7月19日[木] 有澤 知世
    ・8月23日[木] 恋田 知子
    ・9月  6日[木] ダヴァン ディディエ
             * 担当講師は変更する場合があります。

【 国文学研究資料館  企画広報係   TEL:050-5533-2910 E-mail:mail01.gif 】

【展覧会】東塔堂|Totodo 羽原肅郎の画道 | 団扇と書画 7月6日-7月28日 終了企画

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羽原肅郎の画道 | 団扇と書画
会   場  東塔堂 | Totodo
会   期  2018年7月6日[金]- 7月28日[土]
時 間  12:00-20:00[日曜休み]
協 力  加藤勝也
入 場  無 料
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この度 東塔堂 では 羽原肅郎 の個展を開催いたします。 編集者、 教育者、 かつデザイナーでもあった 羽原肅郎 。 本展では、 三原色、 コンクリート・ポエトリーなどが描かれた団扇と書画を展示販売いたします。 色と色の緊張感、 モノの間合い、 ユーモア…… 。涼しげで風通しのよい 羽原肅郎 の世界の一部が垣間見れる本展に、 夏の備えとして、 ぜひお越しください。

【詳細: 東 塔 堂

 羽原肅郎 プロフィール
1935年、 広島県に生まれる。桑沢デザイン研究所リビング・デザイン科研究クラス卒業。建築写真家:二川幸夫に師事。
美術出版社・月刊『デザイン』誌編集責任者、 東京造形大学助教授、 二玄社出版部部長として『CG』誌などの編集に参加。
鹿島出版会『SD』誌デザインエディター、 JIDA 事務局長を歴任。
明星大学 造形芸術学部 造形芸術科 教授。
武蔵野美術大学、 筑波大学、 東京 YMCA デザイン研究所、 多摩美術大学などの非常勤講師を務めた。
著書に『構造の芸術』『本へ!』などがある。
『世界デザイン史』等にも執筆。コンクリート・ポエトリーの制作も行っている。
20180711172111_00001 20180711172111_00002羽原肅郎 著『 本 へ!』(2007年 朗文堂)ゟ
朗文堂ブックコスミイク『 本 へ!』特設コーナー

【会員情報】 ぢゃむ 杉本昭生さん 活版小本新作 ── 『芭蕉終焉記 花屋日記抄』『枯野抄』

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{ ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 一筆箋 }
『芭蕉終焉記 花屋日記』は、芭蕉の臨終に立ち会った弟子たちの

記録をもとに、僧文曉が再構成したものです。
子規がこれを読んで感動の捩をこぼした話はよく知られています。

この『花屋日記』をもとに芥川龍之介は小説『枯野抄』を書きました。
重苦しい臨終の場面を一幕物の舞台のように仕上げ
弟子たちの聖と俗、悲と喜をシニカルに描いています。

『花屋日記』の弟子たちが『枯野杪』の中で動き出ず様子が面白く
「二冊をまとめて帙に納めよう」と作り始めましたが
自分の思いつきに縛られ、なかなか出来上がりませんでした。
二冊を読むのは、特に『花屋日記』は昔の文体なのですらすらと読めない
と思いますが、お暇な時に目を通していただければさいわいです。

neko【 詳細  ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 】
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活版小本
次の本が出来るまで ── もいつの間にか-その96-になっています。
{ 活版小本 }のサイト、トップページは四季折折の写真と、芭蕉・漱石などの句や詩歌を丁寧に組みあげて紹介しています。そのまとめが以下にまとめられています。ご訪問をお勧めします。
◯ 次の本が出来るまで その79 トップページ集(上) 2017年12月08日
◯ 次の本が出来るまで その80 トップページ集(下) 2017年12月14日

【朗読会】軽井沢高原文庫 軽井沢演劇部朗読会 「福永武彦ミステリー劇場 名探偵・伊丹英典@睡鳩荘」7月15-16日 終了企画

roudokukai軽井沢高原文庫
2018軽井沢高原文庫夏季特別展オープニング関連イベント
軽井沢演劇部朗読会
「福永武彦ミステリー劇場 名探偵・伊丹英典@睡鳩荘」

期  日  2018年7月15日[日]、7月16日[月・祝]
出  演  山本芳樹(Studio Life) 、坂本岳大、笠原浩夫(Studio Life)、矢代朝子

日  時  7月15日[日]13時(A)、同17時(B)
      7月16日[祝]13時(A)、同17時(B)
定  員  各回50名(自由席)

料  金  一般4000円、中学生以下2000円(タリアセン入園料含む、ドリンクサービス付)会  場  旧朝吹山荘「睡鳩荘」(軽井沢タリアセン内)
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プログラム:1) 朗読劇 福永武彦(加田伶太郎)作
         Aプログラム「温室事件」/Bプログラム「完全犯罪」
プログラム:2) トークショー

【詳細: 軽井沢高原文庫 】   engekibu_bn

【展覧会】下 村 順 子 展 GalleryBar Kajima 加島牧史  6月25日-7月14日 終了企画

20180625152508_00003 20180625152508_00004GalleryBar Kajima  加島牧史
下 村 順 子 展
2018年6月25日[月]-7月14日[土]

営業時間:14:00-24:00 * 日祝日休み
Mail :gbkajima@gmail.com
Web&Blog : https://gbkajima.jimdo.com/
104-0061 中央区銀座7-2-20 山城ビル2 階
Tel : 03-3574-8720
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最近、知り得ないもの、辿りつけないものに辿り着くには何通りのやり方があるのだろうと考えている。知り得ないものを、確実に知り得ないが確かにあるのだということをちゃんと知るには、何を勉強したらいいのだろうか。

毎日毎日、出来るかぎり真面目に勤勉に生活しているのだが、それにもかかわらず、足元の地面が揺れ、パックリ割れた大地の奈落に落ちてゆく。その時こそ知り得ない絶対に身が包まれている時間なのだろうと思う。その知り得ない絶対が、この平凡な生活には不可欠であり、その不可知な絶対と共にこの人生を歩みたいという願いが、祈りとなって、下村順子のこの形を、すがたを作らせているのではないかとふと思った。(加島牧史)
○ ○ ○
第4回ギリシャ哲学の会
7月7日[土]15:00-17:00 茶代:1,000円

講師:稲沢公一 テキスト:廣川洋一著「ソクラテス以前の哲学者」講談社学術文庫
(毎月 1 回  土曜開催予定)

【詳細: GalleryBar Kajima 】

【図書紹介】高松宮殿下御視察の川中島古戦場『雨宮の渡し ── 詩碑建立の真実』 桜 井 孝 三 著 印刷・発行/東信堂印刷所

20180613155358_00003高松宮殿下御視察の川中島古戦場
『雨宮の渡し ── 詩碑建立の真実』

桜 井  孝 三 著
印刷・発行/東信堂印刷所
A5判 224ページ 上製判 カラー図版多
定価:本体2,000円+税(送料 200円)

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戦国時代の世、第四次川中島合戦において上杉軍勢が千曲川「雨宮ーあめのみや-の渡し」を渡河したのを記念して、跡地に 賴 山陽-らい さんよう-の詩を石に刻み、後世に残そうと建てられた「鞭声の詩碑」。いつ、誰が、どんな想いで、建立事業に携わったのか。
髙松宮殿下のお尋ねの一言など、詩碑完成にいたるまでのさまざまな秘話が、78年ぶりに明るみに出ることになった。
──────────
〔 著者自己紹介 〕
桜井孝三(1934年6月22日生 83歳)
昭和9年浅草に生まれ、強制疎開により長野県更埴市(現・千曲市)で育ち、昭和25年の春上京しました。印刷会社の見習いをしながら、夜学の都立小石川工業高校印刷科に学びました。10年間植字工として勤務した後、昭和35年4月、26歳で調布市上石原で東信堂印刷所を創業しました。

昭和55年から4年間、東京都印刷工業組合三多摩支部長を務め、現在は顧問です。また本部理事を務める傍ら「多摩の印刷史」編纂委員長、「東京の印刷組合100年史」の史料収集を担当、そして平成11年に三多摩支部創立50周年記念誌の編集長をしました。この間、幕末・明治初期の洋式活版印刷術の研究に没頭し、ここ数年は新選組の史実の究明に励んでおります。
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〔 注 文 先 〕
有限会社 東信堂印刷所
182-0035 東京都調布市上石原1-31-10
TEL  042-485-2131  FAX  042-485-2003
Email:info@toshindo.com   http://www.toshindo.com
郵便振替:00100-3-48531 (有)東信堂印刷所
取引銀行:みずほ銀行調布支店・さわやか信用金庫調布支店

【詳細: 東信堂印刷所

『雨宮(あめのみや)の渡し ── 詩碑建立の真実』
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