カテゴリー別アーカイブ: イベント情報

【能 公演】セルリアンタワー能楽堂|伝統と創造シリーズ vol.8|遠藤康行「狂-くるい-」2 部作『DOJYOJI+』『KANAWA』|2月17-19日|終了企画 

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伝統と創造シリーズ vol.8
遠藤康行「狂 -くるい-」 2 部作
『DOJYOJI+』『KANAWA』

2017年2月17日[金] 19:00 開場  19:30 開演
2月18日[土] 16:30 開場  17:00 開演
2月19日[日] 13:30 開場  14:00 開演

2008年より継続して上演している『伝統と創造シリーズ』。
その第8回目となる本公演は、マルセイユ・バレエ団でリハーサル・ディレクター、ダンサーとして活躍し、本年より日本に拠点を移した遠藤康行が、能や歌舞伎舞踊にもなっている『道成寺』をモチーフにつくり上げる『DOJYOJI+』、そして同じく嫉妬の思いから女が鬼になる能「鉄輪」をモチーフにした『KANAWA』の2作品をお届けします。
〝狂〟をテーマに女性の多面性をどのようにダンスで描くのか、どうぞお楽しみに。
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振付・演出: 遠藤康行
『DOJYOJI+』
津村禮次郎
上田尚弘、貝ヶ石奈美、梶田留以、片野翠、鈴木奈菜、野瀬山瑞希、引間文佳

『KANAWA』
酒井はな
梅澤紘貴
遠藤康行

企画制作: セルリアンタワー能楽堂
企画制作協力: studio ARCHITANZ

【 詳細 : セリアンタワー 能楽堂

【展示会】 page2017 ― ビジネスを創る~市場の創出~

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《page とは》
page 展は、1988年開催以来、2017年で30回目を迎える、印刷メディアビジネスの総合イベントです。
 会場内では、ビジネスに役立つカンファレンスやセミナー、ブース内での商談が活発に行われており、顧客拡大や情報交換の場としてご活用いただけます。
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開催概要
開催期間  2017年2月8日[水]-10日[金]
場    所   サンシャインコンベンションセンター
主    催   公益社団法人日本印刷技術協会

【 詳細 : 日本印刷技術協会  page2017

【展覧会】 大洲大作・写真の仕事――石の街 宇都宮美術館 サテライト企画展 Vol.008

20161226132413_00001 20161226132413_00002宇都宮美術館 サテライト企画展 Vol.008
大洲大作・写真の仕事――石の街

◎ 会 期 : 2017年1月19日[木]-2月5日[日]
◎ 会 場 : 市民ギャラリー(うつのみや表参道スクエア 市民プラザ 5 階)
◎ 問い合わせ先 : 宇都宮美術館  TEL. 028 – 643 – 0100

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8回目となる今回のサテライト企画展では、宇都宮美術館開館20周
年・市制施行120周年記念「石の街うつのみや-大谷石をめぐる近代建築と地域文化」展(2017年1月8日-3月5日、於・宇都宮美術館)に連動する内容として、「石の街うつのみや」展のためにアーティストの大洲大作氏が撮り続けてきた写真をご紹介します。

しばしば「石の街」と称される宇都宮、その産地である「石の里」の大谷地区は、わが国でも稀に見る「石の産業・建築文化」が栄えてきました。その石-大谷石として知られる凝灰岩の誕生のきっかけは、約1,500万年前における海底火山の爆発にさかのぽりますが、それが長い時間をかけて岩石となり、古墳時代から石材として利用されて現在に至ります。

今日でも、「石の里おおや」を訪れると、自然の奇岩、採石によって生じた絶壁、里山や農村の間に顔を覗かせる石切場の跡、石造りの神社などに出会うことができます。また、「石の街うつのみや」では、石藏や石塀、石のプラットフォームから石の近代建築まで、大谷石を用いた多種多様の建造物が日常の風景に溶け込んでいる、としても過言ではありません。

そんな「石のある風景」に魅せられた大洲氏は、約2年をかけて、「石の街」「石の里」を何度も訪れてカメラを向けてきました。「写真をメディウムとし、風景に人の営みを見ること」を追求している大洲氏が捉えた作品は、どれも身近な場所を写したものでありながら、多くの発見に満ちています。
今回は、そのうち、大判プリント(1,000×660mm) 1点、中判プリント(450×300mm)約15点、小判プリント(手札サイズ)多数、スライド・ショーによって、立体的な写真の展示を試みます。

【サラマ・プレス倶楽部】歳末恒例 手づくり<餅と餃子の忘年会>12月03日[土] 四谷のレンタルキッチン Patia で開催

師走です。印刷・出版界ではこの時期の作業を<歳末進行>と呼び、一年中でもっとも繁忙をきわめるときとされます。
サラマ・プレス倶楽部の会員の皆さんも、{Season’s Greetings Card}や{年賀状}の製作であわただしい時期ですが・・・・・・、そこはそれ。例年よりいくぶん早い12月03日、<手づくり 餅と餃子の忘年会>を開催。

10.27 アッパークラス 松尾愛子さん 時盛さんはやくも10月27日の{活版カレッジ・アッパークラス}の集まりに際に、新潟旅行の報告で盛りあがっているメンバーをよそに、黙黙と{サラマ・プレス倶楽部 2016年 ボー年会}のためのコースターづjくりにいそしんでいたのは松尾 A さんと時盛さん。忘年会DSCN8259[1] DSCN8728《本番当日早朝 空中花壇から「雲南百薬おかわかめ」を収穫 仕込み作業開始》
忘年会をレンタルキッチンで開催するようになってから二年目。あいかわらず主メニューは餅と餃子であるが、そこに野菜たっぷりの「豚汁」がメニューに加わった。つまり食器の心配はなくなったが、食材はかえって増加した。

地方会員から切り餅などの差し入れも頂戴したが、炊飯器はキッチンにあっても電動餅つき器は無いので、当然運搬が必要となる。
なによりも熱帯性植物とされる「雲南百薬おかわかめ」は、寒さにふるえながらようやく発芽させた新芽を摘みとられていた。このとき園芸家は沈黙するしかない。
DSCN8739 DSCN8740 DSCN8749 DSCN8752 DSCN8754 DSCN8753 DSCN8789 DSCN8792 DSCN8794DSCN8746《松尾 A さん、時盛さん苦心のコースターで乾杯! 餅と餃子と豚汁、それに各地の銘酒がずらり 手づくり感いっぱいの忘年会の開幕でした》
搗きたての餅は、大根おろしで「おろし餅」、粒あんで「あんころ餅」、と大好評。
手づくり餃子も、製造担当が追いつかないほどの人気で、蒸しあがると瞬間蒸発の勢いでした。
なにしろ貸し切りの会場ですから、相客を気にする必要はなく、壁面には過去のイベント写真<Viva la 活版  すばらしき活版>がスライドショーで連続投影されていました。

  • 2013年 <Viva la 活版 Viva 美唄
  • 2014年 <Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO
  • 2015年 <Viva la 活版 Let’s 豪農の館
  • 2016年 <Viva la 活版 ばってん 長崎
    DSCN8758 DSCN8755 DSCN8767 DSCN8768 DSCN8796 《サラマ・プレス倶楽部忘年会は幅広い造形者で構成されていました》
    談笑がつづき、宴たけなわの会場で、欧文組版・欧文ページ物印刷の小宮山清さんが、恒例の「活版印刷昔〻はなし」。
    戦争末期、焼夷弾が工場の至近距離に落下して、工場設備が全焼した小宮山さんは、戦後すぐの急場しのぎに「組版ステッキ」を木製手づくりでしのいだとのことでした。
    また戦後しばらくして入手した「組版ステッキ」は、握りの部分がすっかり摩耗してしまいましたが、いまでも馴染みがよいとされます。
    そんな貴重な品を持参され、皆さんにご披露。

    来たる2017年は、明治産業近代化のパイオニア-平野富二生誕170年の記念すべき年です。朗文堂 サラマ・プレス倶楽部でもさまざまな企画が進行中です。
    また来年の年末に、おおきな成果をひっさげて皆さんとお会いしたいものです。
    小宮山清さん DSCN8782 DSCN8788DSCN8787

【舞台公演】 IHIステージアラウンド東京 そのこけら落とし公演は 劇団☆新感線 『髑髏城の七人』 Season 花、 Produced by TBS。日本の Entertaiment が Drastic に変わる

話題沸騰! キミはこの衝撃に耐えられるか?
アジア初、没入型エンターテインメント施設として2017年03月に誕生する 「IHI ステージアラウンド東京」。
こけら落とし公演は 劇団☆新感線 『髑髏城の七人』 Season 花、 Produced by TBS。
劇団☆新感線 の公演フライヤーと、Village Audiens Club (VAC) から紹介。  蜉・屮譁ー諢溽キ喀荳ュ髱「隕矩幕縺・ 蜉・屮譁ー諢溽キ喀荳ュ髱「隕ウ髻ウ髢九″2017年3月に東京・豊洲にオープンする 新劇場 「IHIステージアラウンド東京」。

そのこけら落とし公演 ・ 劇団☆新感線 『髑髏城の七人』 Season 花、 Produced by TBS。 

「IHI ステージアラウンド東京」は、1300人以上もの観客を乗せて360°回転する円形の客席を劇場中央に配置し、その周囲をステージとスクリーンがぐるりと取り囲み、観客席が回転しながら舞台、映像、音楽、照明の全てが画期的な方法で融合することで、これまでにない感覚を体験させてくれるアジア初の没入型エンターテインメント施設。

「IHI ステージアラウンド東京」 こけら落とし公演となる 劇団☆新感線 『髑髏城の七人』 は、いのうえ ひでのり による演出、劇団☆新感線 座付き作家 ・ 中島かずき が手掛けた脚本で、7 年ごとに再演を繰り返す 劇団☆新感線 の代表作。
その 『髑髏城の七人』 を、“ 花 ・ 鳥 ・ 風 ・月 ” の4 シーズンに分け、シーズンごとに全て異なるキャスト、脚本 ・ 演出も練り直され、 2017年から2018年の約 1 年に渡るロングラン公演が予定されています。

皮切りとなる 『髑髏城の七人』 Season 花  Produced by TBS では、2011年に上演された『髑髏城の七人』 で捨之介を演じ、6 年ぶりの 劇団☆新感線 参加となる 小栗 旬をはじめ、山本耕史、成河、りょう、青木崇高、清野菜名といった 劇団☆新感線 初参加となる個性豊かな顔ぶれや、2003年『阿修羅城の瞳』以来、13 年ぶりの参加となる 近藤芳正、そして古田新太、河野まさと、逆木圭一郎、村木よし子、礒野慎吾、吉田メタル、保坂エマといったお馴染みの劇団員も集結し、約2 か月半におよぶ公演に挑みます。
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劇団☆新感線 『髑髏城の七人』 Season 花  Produced by TBS
◎スタッフ&キャスト
     作    : 中島かずき
演    出 : いのうえひでのり
出    演 : 小栗旬/山本耕史/成河/りょう 青木崇高 清野菜名/近藤芳正/古田新太 ほか
◎上演スケジュール

2017年3月30日[木]-6月12日[月]  IHI ステージアラウンド東京

主    催 : TBS
制    作 : ヴィレッヂ
企画・製作 : TBS ヴィレッヂ 劇団☆新感線
公式サイト : IHI ステージアラウンド東京 公式サイト蜉・屮譁ー諢溽キ喀陦ィ1 蜉・屮譁ー諢溽キ喀陦ィ4

きょう10月04日は明治産業近代化のパイオニア平野富二 百七十回目の誕生日{弘化03年08月14日(新暦1846年10月04日)}

e9fd275dc476af6b4d99a7f56e59b9b5平野富二 
弘化03年08月14日(新暦1846年10月04日)-1892年(明治25)12月03日逝去 行年47

<平 野  富 二>
弘化03年08月14日(新暦 1846年10月04日)、長崎奉行所町使(町司)矢次豊三郎・み祢の二男として、長崎引地町ヒキヂマチ(現:長崎県勤労福祉会館 長崎市桜町9-6)で出生。幼名富次郎。
16歳で長崎製鉄所機関方となり、機械学伝習。

長崎諸役所絵図0-2国立公文書館蔵『長崎諸役所絵図』(請求番号:184-0288)
平野富二生誕地 長崎奉行所町使(町司)長屋 矢次家旧在地
長崎引地町ヒキヂマチ(現:長崎県勤労福祉会館 長崎市桜町9-6)
48632901d887fc7558749f89fba250971[1]<Viva la 活版 ばってん 長崎>
2016年05月07日{崎陽探訪 活版さるく}で参加者の皆さんと平野富二生誕地を訪問

1872年(明治05)婚姻とともに引地町 ヒキヂマチ をでて 外浦町 ホカウラマチ に平野家を再興。平野富二と改名届出。
同年七月東京に活版製造出張所のちの東京築地活版製造所設立。
ついで素志の造船、機械、土木、鉄道、水運、鉱山開発(現IHIほか)などの事業を興し、在京わずか20年で、わが国近代産業技術のパイオニアとして活躍。
1892年(明治25)12月03日逝去 行年47

【展覧会】 「ニュースパーク」日本新聞博物館 ― こんな時代があった 報道写真「昭和8年 1933年」

改修工事中だった新聞博物館が「ニュースパーク 日本新聞博物館」として、本年07月20日からリニューアル・オープンしています。
明日10月01日からスタートする企画展を、同館フライヤーからご紹介します。
20160929233044_00001 20160929233044_00002【 展 覧 会 】
「ニュースパーク」 日本新聞博物館
― こんな時代があった 報道写真「昭和8年 1933年」
◯ 会 期 : 2016年10月01日[土]-12月25日[日]
【 詳細 : ニュースパーク 日本新聞博物館 企画展
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昭和8(1933)年は、日本が満州事変に対する批判を受けて国際連盟を脱退、ドイツではヒトラー率いるナチスが政権を握るなど、戦争への曲がり角の年といわれています。
一方で科学技術は大きな進歩を遂げ、人々は生活を楽しみ、未来に希望を託す気分が広がっていました。

本企画展では、古写真収集家の石黒敬章氏が所蔵する写真を中心に、共同通信社のアーカイブ写真を交えて、当時の世情を振り返ります。
第1章「大戦への曲がり角」では、世界大戦への「曲がり角」ともいわれる年の出来事をつづります。
第2章は「科学技術の発展と飛行機の時代」。科学技術が大きな発展をとげたこの時代、特に飛行機の進歩はめざましいものがありました。人々に輝かしい未来を予感させながらも、来るべき戦争では主力兵器になる運命の飛行機に焦点をあてます。
第3章「街のにぎわい」。
第4章「スポーツの興奮」では、つかのまの平和をおう歌する人々やスポーツを楽しむ人たちの姿を紹介します。

【株式会社IHIプレスリリース】 アジア初,没入型エンターテインメント施設のネーミングライツを取得 ~豊洲に建設予定 「IHIステージアラウンド東京」と命名~ 驚天動地の続報に乞うご期待!

株式会社IHI プレスリリース 2016年6月27日

360stage_logo[1] 360stage_around[1]株式会社IHI(所在地 : 東京都江東区豊洲,社長 : 満岡 次郎,以下「IHI」)は,このたび,株式会社TBSテレビ(所在地 : 東京都港区赤坂,社長 : 武田 信二)が豊洲埠頭にて建設・運営するアジア初の没入型エンターテインメント施設のネーミングライツ(命名権)を取得し,「IHIステージアラウンド東京」(英語表記 : IHI STAGE AROUND TOKYO)と命名しました。同施設は2017年3月に営業開始する予定です。

IHIは,1939年(昭和14年)に造船所を豊洲に設立して以来,長い年月にわたり豊洲とともに歴史を歩んできました。現在においても,「職・住・遊・学」の複合開発を推進し,同地区の発展および魅力向上に向けて取り組んでいます。

このたび,豊洲における文化芸術の振興と知名度向上を目的に,豊洲埠頭に建設されるエンターテインメント施設の事業に関わるとともに,ネーミングライツを取得し,「IHIステージアラウンド東京」と命名しました。

豊洲を含む湾岸エリアでは,豊洲新市場の開業や,東京オリンピック・パラリンピックの競技施設・選手村の建設が計画されています。IHIは,今後も豊洲の更なる発展と魅力ある街づくりに,積極的に取り組んでいきます。

<契約内容>       
 名   称  :  「IHIステージアラウンド東京」(英語表記:IHI STAGE AROUND TOKYO) 
 契約期間  :  2016年6月~2020年10月 

<「IHIステージアラウンド東京」の概要>
 「IHIステージアラウンド東京」はアジアで初めて,また,世界でも2例目の没入型エンターテインメント施設であり,1,314名を乗せた巨大な円形の客席が360°回転し,その周囲を取り囲むステージとスクリーンによって,従来の劇場では表現し得ない緻密で壮大な舞台空間を実現できます。

STAGE AROUND TOKYO

【Viva la 活版 ばってん 長崎 Report 17】アルビオン型手引き印刷機一号機復旧再稼働に成功。愈〻研究に着手した同二号機

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長崎県印刷工業組合所蔵アルビオン型手引き印刷機一号機には、やつがれは2002年以来修復再稼働を提案し続けてきた。それが十余をへた2016年09月02日、同組合・板倉雅宣氏・山田善之氏らの協力で復旧され稼動をみた。
同機は大阪・片田鉄工所、明治30―40年ころの製造とみられ百年余も以前の活版印刷機。

いっぽう東京築地活版製造所・大阪活版製造所の銘板が鋳込まれた二号機は、アカンサス紋様が施され、また各所に金泥塗装が施されていた痕跡がのこる、きわめて資料性のたかい印刷機である。
製造担当は、東京築地活版製造所か、大阪活版製造所かは明確ではないが、両社の登録商標の制定年代から、一号機よりもより古い、明治20-30年代の製造と推測されている。

ところがこの二号機は、中央駆動部以外に欠損部品が多く、研究の手がほとんど及んでいない。そこでタイポグラフィ学会会員:日吉洋人氏が、将来の部品補充と再稼働をめざし、銘板部を切りぬき写真で公開した。
遠くない将来、一号機につづき、長崎県印刷工業組合所蔵のこのアルビオン型手引き印刷機二号機も必ずや再稼働をみることができるものと確信している。

手引き印刷機のチンパン 板倉雅宣『手引き印刷機』より 20160914163731_00001 切りぬき02 切りぬき01

【日本デザイン振興会】 GOOD DESIGN Marunouti にて『オリンピックとデザインの政治学』発刊記念トークを開催しました

「オリンピックとデザインの政治学」発刊記念トーク
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会にまつわる騒動を再考する

会    場 : GOOD DESIGN Marunouchi
開催日時 : 3月29日(火)18:00開場 18:30 – 20:00
スピーカー : 「オリンピックとデザインの政治学」(朗文堂刊)著者

 森山明子氏(デザインジャーナリスト/武蔵野美術大学教授)
 若山  滋氏(建築文化論者/名古屋工業大学名誉教授)
モデレーター : 藤崎圭一郎氏(デザインジャーナリスト)
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本年1月27日 、デザインジャーナリスト森山明子氏と建築文化論者の若山滋氏による緊急対論書「オリンピックとデザインの政治学」(朗文堂刊)が発刊されました。

2015年は、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を巡り建築・デザインの両分野で混乱が発生、両分野とも業界の構図に対する不信が渦巻いた1年でした。
あのとき何があり、どうすべきだったのか?
ビジョンと意思決定の質が、企業や都市、国の浮沈を左右する中、デザインは何を希望として、どう歩んできたのか?
「オリンピックとデザインの政治学」共著者の二人が昨年の騒動を改めて振り返り、あるべきデザインの像を語ります。
建築業界やデザイン業界の内外、書籍の既読未読に関わらず必聴のイベントです。

詳細・申し込み先 : 公益財団法人 日本デザイン振興会  GOOD DESIGN Marunouti
GOOD DESIGN Marunouchi ウェブサイト
GOOD DESIGN Marunouchi facebook
丸の内に集う人々のための情報サイト

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オリンピック・パラリンピック騒動に発し
建築とデザインからの緊急対論!

書  名   オリンピックとデザインの政治学
著  者   森山明子  若山 滋 共著
装  本   四六判  上製本  248ページ
発  売   2016年1月27日予定
定  価   1,800円+税
発  行   株式会社 朗 文 堂
ISBN978-4-947613-92-9 C0070

本書は日本図書館協会選定図書に選定されました(平成28年2月24日選定)

<著者紹介>

A1森山森山明子 Akiko Moriyama
デザインジャーナリスト 武蔵野美術大学教授


1953年新潟県生まれ。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。特許庁意匠課審査官、国際デザイン交流協会勤務を経て、日経マグロウヒル社(現・日経BP社)に入社。「日経デザイン」の創刊にかかわり1993-98年同誌編集長。1998年より現職、デザイン情報学科所属。

著書は『まっしぐらの花 ― 中川幸夫』、『石元泰博 ― 写真という思考』、『新井淳一 ― 布・万華鏡』、『デザイン・ジャーナリズム 取材と共謀 1987 → 2015』ほか。
監修・編著書には『カラー版日本デザイン史』、『Gマーク大全 グッドデザイン賞の五〇年』などがある。
NHKハート展詩選考委員、グッドデザイン賞審査副委員長、芸術工学会副会長・理事、三宅一生デザイン文化財団理事、日本デザイン振興会評議員などを務める。
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第一次エンブレム騒動においては、残念ながら、デザインの安直さと業界の構図に対する不信が渦巻いた。しかしデザインの重要性が一層増していることは現代社会のまぎれもない事実だ。ビジョンと意思決定の質が、企業や都市や国の浮沈を左右する。デザインは何を希望として、どう歩んできたのか。その一端を明らかにすることで、あるべきデザイン像を問いかけたい。
──── 本書 帯より  森山明子 (デザインジャーナリスト)

A2若山若山 滋 Shigeru Wakayama
建築家 名古屋工業大学名誉教授 


1947年台湾生まれ。東京工業大学建築学科卒業、同大博士課程修了。工学博士。1974年入社の久米設計を経て名古屋工業大学教授。米国カリフォルニア大学バークレー校、コロンビア大学客員研究員。現在、中京大学客員教授、名古屋工業大学名誉教授。専門は建築学・都市論・文化論。

著書は『建築へ向かう旅』、 『組み立てる文化の国』、『風土に生きる建築』、 『「家」と「やど」― 建築からの文化論』、 『漱石まちをゆく ― 建築家になろうとした作家』、『インテンシブ・シティー都市の集約と民営化』、『建築家と小説家 ― 近代文学の住まい』など。
建築作品には「不二の一文字堂」、「高萩市立図書館」、「ミャンマー中央農業開発センター」、「名古屋工業大学正門」、「西尾市岩瀬文庫」などがある。
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ザハ・ハディドと安藤忠雄はやや異端なところがあるので、そこに建築思想的ともいうべき対立の文脈を読み取ることができるような気がしたのです……。ザハ建築の「速度」と安藤建築の「強度」が出会ったとも言えます。スタジアムにはふさわしい気がしないでもない。しかし、良識派の建築家にとってこの二人の建築思想は「異端」であり、排除すべきものであったのではないか。
──── 本書 帯より  若山  滋 (建築文化論者)

<本書の内容  目次より>

第一章 新国立競技場問題の所在と根源        
        ザハ・ハディド案撤回で〝家の論理〞が強化された
第二章 大会エンブレム問題の所在と根源        
        ベルギーの劇場側の提訴はデザイン界への〝黒船〞か
第三章 建築の思潮とジャーナリズムの系譜
        建築論は日本の近代化過程を表す
第四章 デザインの運動とジャーナリズム                
        デザインジャーナリズムはネットに住むしかないのか
第五章 近代デザインの政治学         
        モダンデザインは国家主義との葛藤の歴史だった
第六章 都市、国家、デザイン        
        ビジョンと意思決定が浮沈を左右する
第七章 デザインの文化戦略とは        
        広告文化の陥穽、反広告の思想
第八章 〝デザインの国・日本〞の源流        
        室町―江戸の伝統依存に賞味期限はないか

【モリサワ文字文化フォーラム】 ウイリアム・モリスの軌跡 美しきデザインとケルムスコット刊本 - 終了企画

ウイリアム・モリス01 ウイリアム・モリス02第17回目を迎えるモリサワ文字文化フォーラムでは、ウイリアム・モリスの創作活動の軌跡をたどり、そのデザイン思想をテーマにした藤田治彦氏による講演と、ケルムスコットプレスで生まれた書体「ゴールデンタイプ」「トロイタイプ」「チョーサータイプ」の現代まで続く歴史的な影響と変遷をテーマにした白井敬尚氏による講演を行います。
会場では、モリサワが所蔵するコレクションの中から「ケルムスコット刊本」の展示を行います。実際に「ケルムスコット刊本」をご覧いただき、モリスの世界をより深く理解し、歴史を体感することができます。
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{ 講 演 者 }
◯ 藤田 治彦 (大阪大学大学 院 文学研究科教授)
◯ 白井 敬尚 (グラフィックデザイナー)
{ 開催概要 }
第17回モリサワ文字文化フォーラム
「ウイリアム・モリスの軌跡 ― 120年を超えて愛される美しきデザインとケルムスコット刊本」

日  時 :  2016年3月15日(火)13:30-17:00(開場13時)
場  所 :  株式会社モリサワ本社 4 階 大ホール
          大阪市浪速区敷津東2-6-25
参加費 :  無 料
定  員 :  100名
主  催 :  株式会社モリサワ

【 詳細情報 : モリサワ文字文化フォーラム

【イベント紹介】 第16回広島国際アニメーションフェスティバル 2016年8月18日-22日 JMSアステールプラザ

top_main_2016a_1[1] top_main_2016b_1[1]広島国際アニメーションフェスティバルは、2 年に一度、広島市で8月に開催される、国際アニメーションフィルム協会(Association Internationale du Film d’Animation - ASIFA) 公認の映画祭です。
『愛と平和』の精神の下、アニメーション芸術の発展を通した国際異文化交流を促進しながら、映像メディア文化の振興・発展に寄与しています。

アヌシー、オタワ、ザグレブと共に、世界4大アニメーションフェスティバルの一つとして知られ、アカデミー賞公認の映画祭でもあります。

主催 : 広島国際アニメーションフェスティバル実行委員会、広島市、公益財団法人広島市文化財団
共催 : 国際アニメーションフィルム協会日本支部(ASIFA-Japan)

【 詳細 : 広島国際アニメーションフェスティバル

【舞台公演】 雲を掴む-青年劇場第114回公演 前売り開始 04月21日-30日 紀伊國屋サザンシアター

20160215143410476_0002 20160215143410476_0001受注激減に苦しむ家族経営の町工場。
武器輸出規制緩和の知らせに、それぞれの思いが軋み出す。
「みすてられた島」(20142年)に続き、
青年劇場+中津留章仁が〝今〟に挑む!!
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<ものがたり>
とある家族が経営する町工場。
武器輸出が拡大されそうな昨今、需要が増えそうだと喜ぶ社長。
これに乗じて設備投資を主張する弟の専務。
投資には慎重だが、受注は積極的に受けろと言う経理担当の妻。
そして武器以外の受注を望む長男と、この仕事に誇りが持てない次男。
それぞれの思いが交錯する中、
国会議員と防衛装備庁の人間が視察に訪れて…… 。
【 詳細 : 青年劇場

【世田美術館】 福留麻里ソロダンス{そこで眠る、これを起こす、ここに起こされる}12月22(火)・23(水・祝)日

 

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福留 麻里 PDF 】
ある日の公園で
子供たちは駆け回る
若者は太鼓の練習をする
大人は木陰で昼寝する
老人は座って何かを眺めている

長い長い時間

眠っている大昔の祭礼のあと、道具たち
大きな土の盛り上がり
その土が呼吸する横を歩く
この場所での焚き火は禁止されている

◯ 会場  世田谷美術館エントランス・ホール

◯ 構成・振り付け・出演  福留麻里
世田谷美術館

【長崎会員情報】 荷札から活版印刷へ ― 東彼杵町歴史民俗資料館。展示とワークショップの記録

東彼杵町 ウィキペディアより長崎県東彼杵郡東彼杵町パノラマ写真 ウィキペディアより

長崎県 東彼杵町(ひがし そのぎ ちょう)は、長崎県東部の大村湾に面した町。
ここにもアダナ・プレス倶楽部のたいせつな有力会員が。
この町で1922年(大正11)に創業された九州荷札印刷株式会社の
印刷関連機器を中心に展開したイベント
{荷札から 活版印刷へ}の記録を、同館学芸員・小玉大介さんから
送付していただきました。
九州荷札印刷の機器の一部は長崎県印刷会館に保管されています。
世界遺産登録で賑わう長崎旅行を計画のかたは参観ください。

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朗文堂ちいさな勉強会<平野富二の会>講師:古谷昌二さんで連続九回の講座を終了。さらなるステージへ

DSCN0374uu DSCN0371uu2013年の暮れ、古谷昌二編著 『 明治産業近代化のパイオニア-平野富二伝-考察と補遺 』 が刊行され、日展会館で講演 ・ 展示もおこなわれた。
その後一年半ほどが経過し、この間、同書に触発された平野富二関連の研究が各方面で進行し、また古谷さんも、各種の学会 ・ 団体 ・ 大学などでの講演をかさねられた。
『平野展』ポスターs《 参加者にも、主催者にも負担がすくない気軽で本気な「ちいさな勉強会」再開 》
もともと朗文堂には「ちいさな勉強会」というシステムがあり、少人数での学習をかさねていた。それが近年では講演会場の増加や、簡便なネット情報が増加したために、いつのまにか一応仕掛けがおおがかりな<講演会>の開催が増えていた。これはやはり疲労を呼んだ。

このころ、古谷昌二編著 『 明治産業近代化のパイオニア――平野富二伝――考察と補遺 』 の読者のあいだかから、より深くこのテーマに迫りたいという声が聞かれるようになった。
そのため今回は「ちいさな勉強会」の原点にたちかえり、著者・古谷昌二さんをかこみ、多彩にして未解明の点もまだ多多ある平野富二の業績を、古谷さんの講義によって紐といていただき、その後、参加者のみなさんとの懇談を設定した。
したがってこの「ちいさな勉強会」の名称を<平野富二の会>とした
(下掲平野富二関連画像:平野家蔵)。

平野富二 平野富二と娘たち_トリミング会場は朗文堂4F-B室をもちいて、最大10名ほどの少人数で、毎月一回、第三週目の水曜日の開催とし、2015年03月18日-11月18日までの都合九回の連続講座「ちいさな勉強会」ワンクールを終了した。
朗文堂ちいさな勉強会は、次へのステージへのさらなるあゆみをはじめた。

【会員情報】 Bonami の三人が「湯河原・真鶴アート散歩」の一環として<dear my sister>の展示会開催

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Bonami のホームページに「dear my sister」の特設ページがアップされています。
http://atelierbonami.com/?p=2777
閲覧をお勧めいたします。

Bonami

< ボナミ について >
杉山聡 三木葉苗 三木咲良さん のトリオ。
神奈川県の小さな港町、真鶴のアトリエで
手製本、活版印刷などを用いた本や紙のものを制作しています。
Bon ami ( ボナミ ) はフランス語で 「 なかよし ・ 良き友だち 」 の意味。
私たち 3 人は、はじめて出会ったその瞬間から仲良しになりました。
そのことが、私たちの人生でいちばんの彩りです。
浮き沈む日々も、ただ、こう言います。 「 私たちは Bonami ( なかよし ) です。」
──────────
いつも、どこか、なにか、いい感じの Bonami  のトリオです。
活版礼讃イベント<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>での出品作品は、多くのかたが手にされ、おおきな感動を呼んでいました。
そんな Bonami のお三方が、2015年11月「湯河原・真鶴アート散歩」の一環として<dear my sister>と題した「活版印刷と手製本で綴るオリジナル絵本 四作目」の展示会を開催されます。
開廊日に注意してのご参観をお勧めいたします。

【紙の展覧会】 竹尾 見本帖本店展示|アジアン・クリエイティブ・アワード展

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【 紙の展覧会 アジアン・クリエイティブ・アワード展 Postalcard PDF takeo 1.96MB 】

次世代のアジアのクリエイティブシーンを担うクリエイターのための新しいアワード
ASIAN CREATIVE AWARDS > の受賞作品展を開催いたします。
当展では、20ヶ国1,000名、3,000点を超える応募作品より

選ばれたグランプリをはじめとした受賞者の作品が一堂に会します。
ジャンルや国内外の垣根を超えていくパワーに溢れる作品をご堪能頂き、
 勢いを増すアジアのクリエイティブやカルチャーの可能性をぜひご実感ください。

 同時開催
特別展示「ASIAN CREATIVE DATA MAP」
アジアンクリエイティブネットワーク(ACN)の新プロジェクト、アジアの「都市」を
知るためのリサーチプロジェクト「Asian Creative Data Map」が始動。
 各都市のデータを集めたインフォグラフィックを中心に、
アジアを知る手がかりとなるクリエイティブマップが登場いたします。

 アジアン・クリエイティブ・アワード展

◯ 日   時 : 2015年8月7日[金]—9月4日[金]
10:00-19:00 土日祝/休  ※8月7日[金]は17:00まで
◯ 主   催 : アジアン クリエイティブ ネットワーク(ACN)

◯ 共   催 : 株式会社 竹 尾

【 企画詳細 : 紙の展覧会 アジアン・クリエイティブ・アワード展

【会員情報】 ストリングラフィ・アンサンブル2015 繭の色の演奏会

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◯ 日   時 : 2015年08月29日[土] 15:00/18:30(二回公演 開場は開演の30分前)
◯ 会   場 : 全労済ホール/スペース・ゼロ

◯ 出   演 : 水嶋一江/篠原もとこ/KIKU/鈴木モモ/蓮見郁子
◯ 音   楽 : 水嶋一江
◯ 衣   装 : 仲村祐妃子
◯ 料   金 : 大人2,500円 中学生以下1,500円
                   ※全席自由・消費税込。未就学児のご入場はご遠慮ください
◯ チケット : 各所チケットビューロー(詳細参照)

◆「Stringraphy――ストリングラフィ」とは
1992年、作曲家の水嶋一江によって考案されたオリジナル楽器と、その演奏スタイルの総称であり、水嶋によってネーミングされました。
この楽器は、絹糸をもちいた糸電話の原理を応用しており、絹糸の両端に紙コップを取りつけたとてもシンプルなものです。

演奏者が手で擦ったりはじいたりして音を出し、演奏をおこないます。ピンと張られた絹糸は、一本ずつドレミファソラシドに調弦されています。一セット15-22本で、ソプラノ、アルト、ベースの三セットが基本となります。
基本的に長調の音階にチューニングされていますが、曲によってはこのセットに半音階の「Stringraphy」がプラスされることもあります。糸の長さは一番短いもので約1 m、長いものは 約13 m もあります。
会場本体を巨大な弦楽器のようにセッティングすることもあり、その場合、観客はその楽器の内部で演奏を聴くことになります。
◯ 写真撮影 : 田村   収 ―― この公演情報は会員:森 郁男さんから頂戴しました。

【 水嶋一江 プロフィール 】
1964年東京生まれ。桐朋学園大学作曲科卒業。1992年カリフォルニア大学作曲科修士課程修了。帰国後はアコースティックな数多くの実験的現代音楽の作品を発表。
1992年にオリジナル楽器『ストリングラフィ』を考案、八重樫みどりと共にスタジオ・イヴを結成。以来、『ストリングラフィ』を軸とした舞台作品を制作する。1996年から『ストリングラフィ』アンサンブルを結成し、複数の奏者による演奏活動をおこなっている。
1996年にデンマークで初の海外公演をおこなって以来、アメリカ、イギリス、フランス、スペイン、オーストリア、オーストラリア、中国、香港、台湾、韓国、シンガポール、インド、ネパールと海外公演も数多く、新しい日本の音楽として高い評価を受けている。

【 公演詳細情報 : 全労済ホール/スペース・ゼロ 公演案内

【Workshop】co-lab 墨田亀沢-デジタル版画で北斎を刷ろう

20150618211737157_0001 20150618211737157_0002【 デジタル版画で北斎を刷ろう フライヤー モノクロプリント用PDF Hokusai-Hanga 】
有薗さんurlデジタル版画で北斎を刷ろう インストラクター/有薗克明さん

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DSCN9564DSC_9829ところで…… 、 このワークショップ<デジタル版画で北斎を刷ろう>のインストラクターとして、準備万端ととのえ、意欲満満なのが有薗克明さんです。
カンと視覚記憶力のよいかたなら「アレッ、どこかで拝見したお顔だな」と…… 。
有薗克明さんは、ふるくから東京下町、墨田区を本拠地とされる、印刷・整版会社、株式会社サンコーの代表取締役ですが、ついこのあいだまで<活版カレッジ 春期講座 04月08日-06月18日>で、
うら若き女性同期生三名とともに、熱心に活版印刷をまなばれていたかたです。ですからこの URL にもしばしば登場されていたかたです。
【 関連情報 : 株式会社 サンコー ホームページ

有薗克明さんに<活版カレッジ>を推挙されたのは、ご子息の有薗佳克さんでした。当時の@メールにはこうありました。
「父はわがままなので、きびしくご指導のほどよろしくお願いいたします」

有薗克明さんとやつがれとはほぼ同世代。また今期の<活版カレッジ>には、たまたま版画の専門家もおられましたから、ご子息の「憂慮?」をよそに、有薗父は実に積極的に、また楽しそうに<活版カレッジ>の全課程を修了されました。
その間、休憩時間や終了後のご帰宅時間までのわずかなあいだ、このワークショップ<デジタル版画で北斎を刷ろう>の準備の様子をたくさん拝聴しておりました。

優秀なご子息、有園悦克さんをもたれた有薗克明さんを、うらやましくおもうと同時に、いささか歳をかさねても、あたらしい事業、技術に挑戦をつづける有薗克明さんに拍手です。
みなさまの積極的なご参加を期待するゆえんです。

【 関連情報 : [活版カレッジ] 2015年 春期夜間部講座開講のお知らせ 2015年04月13日】
【 版画専門家情報 : [会員展覧会情報] 笹井祐子さん、あらかわ画廊で三人展開催 2015年04月20日】
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P1030725 DSC_3499 DSC_0092 DSC_0061【 詳細URL : Co-lab 墨田亀沢ニュース 】

【演奏会】 北島ブリティッシュ ・ ロック ・ レジェンド ・ ナイト ★ デイヴ ・ シンクレア & ジミー ・ ヘイスティングス

デイヴ・シンクレア、ジミー・ヘイスティングス、浦千鶴子★20100509★創世ホール写真) 左から、デイヴ ・ シンクレア、 ジミー ・ ヘイスティングス、浦 千鶴子の各氏

北島 ブリティッシュ ・ ロック ・ レジェンド ・ ナイト ★
デイヴ ・ シンクレア & ジミー ・ ヘイスティングス

元 キャラヴァン ~ キャメルの デイヴ ・ シンクレア と、
元 ソフト ・ マシーン の ジミー ・ ヘイスティングス。
英国の カンタベリー ・ シーン伝説の いぶし銀コンビが、
美声ヴォーカリスト ・ 浦 千鶴子をともなって 北島町に奇跡の降臨。
関西地区では 滋賀、京都、北島町 3 カ所のみの公演!

◯ 日  時 : 2015年05月09日[土] 午後 7 時から
◯ 会  場 : 徳島県北島町立 創世ホール 3 階  多目的ホール
◯ 入場料 : 前売 3,000円 ( 当日 3,500円 )
◯ 出  演 : デイヴ ・ シンクレア ( ピアノ/キーボード )、 ジミー ・ ヘイスティングス ( サックス/フルート )、 浦 千鶴子 ( 特別ゲスト/ヴォーカル)
◯ 主  催 : 北島 ブリティッシュ ・ ロック ・ レジェンド ・ ナイト実行委員会

※ 前売りチケットは、北島町立図書館カウンターでお買い求めいただけます。 電話でのご予約もお受けしています。
※ 問いあわせ : 北島町立図書館 ・ 創世ホール ( 電話 088-698-1100 )

【 関連情報 : 徳島県北島町 北島ブリティッシュ ・ ロック ・ レジェンド ・ ナイト
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<小西昌幸さんからの@メール>
各 位
お世話になっております。 徳島の小西昌幸です。
2015年05月09日に、英国ロック界の大御所二人の国内ツアーがあり、北島町 創世ホールでも演奏会を開催することになりました。
元 キャラバン~マッチング ・ モウル ~ キャメルの デイヴ ・  シンクレア氏、元 ソフトマシーンの ジミー ・ ヘイスティングス氏の日本ツアーです。
創世ホールではこのおふたりに、美声ヴォーカリスト ・ 浦 千鶴子さんが加わります。

この催しは 例によって町の予算がついておりません。 3,000 円のチケットを 最低百枚実売する必要があります。 赤字が出たら 私と友人が個人負担するシステムです ( 暴走企画と呼んでおります )。

先日は、デイヴ ・ シンクレア氏 ( 現在京都在住 ) と浦さんが 徳島のふたつの FM 局に出演して PR しましたが、まだまだこの演奏会の宣伝を展開しなくてはなりません。 画像などをお送りしますので、ブログ、ツイッター、HP などにご自由に貼り付けていただき、ご支援いただけましたら幸いです。
そして四国近辺に愛好家のご友人がおりましたらぜひ薦めてください。 九州 ・ 福岡から来場されるかたも 1 名おいでです。
なお、チラシの中の文言 ( 惹句 )、「 宇宙の高みに美の結点を 」 は、東京の先人、片塩二朗さんが 昔用いられたフレーズを謹んで引用させていただきました。

2015年02月の山田太一さんの講演会はおかげ様で、立ち見が出る超満員 ( 約350名 ) となり、来場者人数の歴代最高記録を樹立しました。 ご支援に感謝しております。
【 関連情報 : 花筏 [講演会] 北島町創世ホール/山田太一 「 『早春スケッチブック』 がめざしたもの 」 2014年12月22日

私はいよいよあと 1 年で定年退職を迎えることになりました。 ひざが痛くなったり ( 血腫ができていました )、右耳が難聴になったり、あちこちガタがきております。 健康第一です。
友人各位におかれましては、くれぐれもご自愛ください。

小 西  昌 幸
北島町教育委員会教育次長、『 ハードスタッフ 』 編集発行人、徳島謄写印刷研究会事務局長、先鋭疾風社代表、海野十三の会副会長、59歳。

デイヴ・シンクレア、ジミー・ヘイスティングス、浦千鶴子★20100509★創世ホールデイヴ・シンクレア&ジミー・ヘイスティングス★カラーチラシ画像★最終版「ぞめき★デイヴ・シンクレア『マキノ』」20130918「徳島新聞」夕刊★執筆=小西昌幸

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< やつがれ  しるす >

かんがえてみたら、徳島北島町の小西昌幸 ( こにし まさゆき ) さんとのおつきあいも長くなった。 徳島市の板東孝明さんに小西さんをご紹介いただいたのは、1980年代の中頃であったとおもう。
小西さんはフットワークの良いかたで、その口からはことばが、その筆からは文章がとめどなくあふれるかたであった。

したがって、最初は 〔 このひとはディレッタントに違いない。 役所づとめはいつまで続くかな 〕 とかんがえた。 ところが〔おどろいたことに〕、無事に役所を勤めあげ、間もなく定年退職となるらしい。
最近とみに高齢化と定年退職をウリにしているが、これまでこのひとをしばっていた 「 公務員 ・ 役人」というくびきがはずれたら、定年後になると、かえって若返り、けたたましくなりそうな予感 ( 悪寒 カモ ) がしないではない。

やつがれは不器用で、子供のころにオヤジにいわれた 「 おまえは活字ばかだ 」 ということばそのまま、ひとつことにこだわり、生きてきた。
またこれまで、活字やタイポグラフィに関して、それを技芸や学問としてとらえるのではなく、興味本位、慰み半分で口にし、ひとつの通過点のようにして去っていったひと-ディレッタントを散散みてきた。
つまりひとときとはいえ、ディレッタントとみなした小西さんには、ときおり牽制球をはなつだけにして、適度な距離を保つようにしていた。

ところが最近、小西さんへの認識が変わりつつある。
そもそもご本人からの @メールでも、その肩書きや関与事業を、サラリと、自慢でもなく、<北島町教育委員会教育次長、『 ハードスタッフ 』 編集発行人、徳島謄写印刷研究会事務局長、先鋭疾風社代表、海野十三の会副会長、59歳>としるすほどのひとである。 ふつうなら嫌みとなるほどのものでしかない。

今回のイベントも、<北島 ブリティッシュ ・ ロック ・ レジェンド ・ ナイト ★>と、いかにもロック世代らしくしるさずにはいられないようである。
どちらかというと ジャズ世代のやつがれは 苦笑するしかないし、ロック ・ コンサートに、爺さま ・ 婆さままで動員したければ < 懐かしのイギリス ・ ロックの夕べ ★> とでもしたほうが良かろうとおもう。
ところがそこはディレッタント小西のことゆえ、<北島 ブリティッシュ ・ ロック ・ レジェンド ・ ナイト ★>と、先鋭疾風のごとく、阿修羅のごとく、ヲメクことなくば気がすまないのでのであろう。またメールの文中に二行ほどやつがれに関して ( 余計な ) 記述がみられたが、そのままにしてご紹介した。

そもそもディレッタント小西が仕掛けるイベントは、いつもこんな具合である。
>この催しは 例によって町の予算がついておりません。
>3,000 円のチケットを 最低百枚実売する必要があります。
>赤字が出たら 私と友人が個人負担するシステムです ( 暴走企画と呼んでおります )。

はなからスノッブだとはおもわなかったが、ディレッタントもここまでくると本物である。 小西昌幸さんは、まさしく本物の好事家であり、本物のディレッタント-好き者、物憑きである。
徳島には ジャストシステムにお世話になった関係で、友人知人が多い。 また四国全土の友人のみなさまも、あげて、ぜひとも、 <北島 ブリティッシュ ・ ロック ・ レジェンド ・ ナイト ★> にご参加をたまわりたいゆえんである。

【講演会】 治水神・禹王研究会-中国紹興の禹王陵紹介

【プリント用PDF 治水神 ・ 禹王ポスター uouposter 】
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《 中国故事 ― 善く国を治める者は、必ずまず水を治める  斉の宰相 ・ 管仲 》
どこの国でも 「 国づくり神話 」 は存在する。 中国におけるその 「 神話 」 を記録した図書として、 『 史記 』の「 夏本紀 」、『 竹書紀年 』 などがしられている。
それによれば三皇五帝の時代をへて、文明が勃興し、黄河文明 ・ 長江 ( 揚子江 ) 文明 ・ 遼河文明が誕生し、それが夏王朝、商 ( 殷 ) 王朝につらなったとされる。

20世紀にはいるまでは、さまざまな文物と、なによりも 「 文と字 」 で記録された 「 文書記録 」 をのこした周王朝 ( 西方に興る。 はじめ鎬京コウケイ、のち洛陽付近にみやこした。 前1100頃-前256。 37代で滅ぶ ) までの存在は知られていた。
周王朝以前でも、「金石文」はかなりふるくから研究が進んでいたが、甲骨文が発見 ・ 研究されるようになったのは19世紀末のことである。

1899年、当時の清の国子監祭酒であった王 懿栄が、竜骨と呼ばれていた骨に刻まれた文字を発見し、研究の先駆者となった。 その後 劉 鶚によって、1903年に甲骨文の図録 『 鉄雲蔵亀 』 が出版された。
さらに 「 甲骨四堂 」 とされる < 鼎堂 ・ 郭 沫若、
彦堂 ・ 董 作賓、雪堂 ・ 羅 振玉、観堂 ・ 王 国維 >【 百度百科 : 甲骨四堂 】 らの研究によって、甲骨文の解読と商王朝の存在が知られるようになった。

さらにその後の発掘調査によって、伝説とされてきた夏王朝 【 ウィキペディア : 夏(三代) 】も、近年の考古学の実績や、年代測定法の向上などによって、実在した王朝とみなされるようになった。
夏 ( か。紀元前2000年頃 - 紀元前1600年頃 ) は、中国最古と伝承される王朝。 夏后ともいう。 また夏 ・ 殷 ・ 周を三代という。
『 史記 』 『 竹書紀年 』 など中国の史書には、初代の禹から末代の桀まで、夏は14世17代、471年間続いたと記録されている。 最後は商(殷)に滅ぼされた。
従来夏と禹王の存在は伝説とされてきたが、近年考古学資料の発掘により実在可能性が見直されてきている。

夏王朝の始祖とされる禹ウは、黄河の治水事業に当たり、功績をなして大いに認められた。
禹は、関所や市場にかかる諸税を免除し、地方に都市を造り、煩雑な制度を廃止して行政を簡略化した。その結果、中国の内はもとより、外からまでも朝貢を求めてくるようになったという。
さらに禹は、河水(黄河)をはじめ、さまざまな河川を整備し、周辺の土地を耕して草木を育成し、倹約政策を取り、自ら率先して行動した。
──────────
夏王朝は黄河 ( 中国では河、河水がふつう ) 下流域南岸に存在したとみられ、その禹王をまつる 「 禹王廟 」 【 百度百科 : 禹王廟 】 は江南各地に散在するが、禹王のみささぎ ( 陵墓 ) とされるのは、浙江省紹興の会稽山の山ふところ 「 大禹陵 」 【 百度百科 : 大禹陵 】 に比定されている。

「 大禹陵 」 は会稽山の山山にいだかれ、40あまりの大小の堂宇があるが、中心は 「 禹陵 」、「 禹祠 」、「 禹廟 」 からなる。 域内には大小の石碑があり、それらをまとめた 「 碑亭 」 もある。
2012年07月に20年ぶりほどで 「 大禹陵 」 をおとづれた。 そのおりの写真を講演会の予習をかねて紹介したい。

【 花筏関連情報 : 朗文堂-好日録024 禹王、王羲之、魯迅、孔乙己、咸亨酒店、茴香豆、臭豆腐
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【講演会】 <欧文書体百花事典 その後> ご支援、ご協力 ありがとうございました。 

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<人生は短く 技芸の習得は長い>

W欧文書体百花事典その後VIちらしDSC05634第06回講師 : 木村雅彦氏 DSC04749-2第02回 講師 兼 広報担当 : 杉下城司氏

10ヶ月間、全06回にわたって開催された<欧文書体百花事典 その後>の講演会シリーズが終了しました。
ご来場、ご聴講いただいた皆さまに 厚く御礼を申しあげるとともに、引きつづき、『 欧文書体百花事典 』 普及版 の いっそうのご愛読をお願いいたします。
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< 欧文書体百花事典 その後 > の講演会シリーズには、タイポグラフィ学会、学校法人専門学校 東洋美術学校  産学連携事務局 デザイン研究会アクティ (担当 : 中村将大氏 ) の両団体からご後援をいただき、さまざまなご支援と ご協力をいただきました。

また、毎回の講演会関連の、フライヤー、ポスター、WebSite など、各種広報メディアの製作は、杉下城司氏に講師兼任でその任にあたっていただきました。
皆さまにはこのページをかりまして、深甚なる謝意を表明させていただきます。
DSCN9702 DSCN9687 DSC05755 DSC05562 DSC05556DSC01301 DSC01298会場の東洋美術学校には、故小池光三氏と、森澤 茂氏の寄贈による小型活版印刷機がありました。 この貴重な活版印刷機をもちいて、全06回の講演会に際して、アダナ ・ プレス倶楽部の、おもに活版カレッジ修了生の皆さんにご協力いただきました。 ありがとうございました。
最終回の使用活字書体は <セントール 48 pt. > です。
[ 写真協力 : 木村雅彦氏 ]
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【朗文堂ブックコスミイク】 『欧文書体百花事典』その後 普及版刊行記念連続講演会 第6回 『 刻まれた文字を訪ねて 』 木村雅彦氏 終了のご報告

W欧文書体百花事典その後VIちらしDSC05634講師 : 木 村 雅 彦
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『 欧文書体百花事典』 普及版 刊行記念特別連続講演会(全 6 回)
第 6 回  『 刻まれた文字を訪ねて 』
講   師 : 木村 雅彦
日 時 : 2014年12月07日[日] 午後 1 時より 3 時間
会 場 : 東洋美術学校 D 棟 1 階 階段教室
161-0067 東京都新宿区富久町2-6
主  催 : 株式会社 朗 文 堂
後  援 : タイポグラフィ学会
      学校法人専門学校 東洋美術学校  産学連携事務局 デザイン研究会アクティ
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20141211200307296_0001 20141211200307296_0002Bencyclo2[1]──────────
DSCN9684 DSCN9687 DSCN9695 DSCN9702 DSCN9781 DSC05634 DSC05708 DSC05657 DSC05655 DSCN9841 KIMURA01 KIMURA02 KIMURA03 KIMURA04 KIMURA05 KIMURA06 KIMURA07 KIMURA08 KIMURA09 KIMURA10 KIMURA11 KIMURA12 KIMURA13講演会場には A 全ポスター10枚を連結すると < トラヤヌスの碑文>が原寸大で再現できると、この講演会のビジュアルを担当した杉下城司さんのアイデアで、巨大ポスターを展示しました。
超大型プリンターをもちいれば一枚の出力で済みますが、そこはあえてA
全10枚を連結することにこだわりました。

東洋美術学校が所蔵する小型活版印刷機は、故小池光三氏と、森澤 茂氏の寄贈による貴重なものでした。 教育機関にありがちなことですが、ここ数年使用が停止して、機械の円滑さを欠いていましたが、今回の連続講演によって、一定の快適な使用環境を回復しました。
今回の使用活字書体は < セントール 48 pt. > です。[ 協力 : アダナ ・ プレス倶楽部 ]
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 DSC05556 DSC05562 DSCN9729 DSCN9724 DSCN9749 DSC05649 DSC05686 DSC05550 DSC05533 DSC05519 DSCN9733 DSCN9850 DSC05764 DSC05755木村雅彦氏自宅付近の秋[ 写真提供 : 春田ゆかりさん/中村将大さん/松尾篤史さん 画像提供 : 木村雅彦さん ]

Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO - Report 12  展示紹介-田中智子さん/栃木香織さん/ミスター・ユニバース/杉本昭生さん

adana トップページ

DSCN8130 DSCN8137《 活字と製本! アダナ ・ プレス倶楽部会員/田中智子さん ・ はな工房 》
ともかく活字、それも新鋳造活字が大好きな田中智子さん。 工房名は 「はな工房」 です。
活版印刷と箔押し機を駆使しての製本にも熱心です。
そんな活字へのこだわりのひとつが、上掲写真のオリジナル活字で、すべて原図設計から活字鋳造までを、みずから手がけ、たちあって製造したものです。

【 田中智子 ・ はな工房 オリジナル活字 】
活字パターン/五号活字母型/五号活字/初号活字母型/初号活字

【 関連情報 : 台湾でつくった CAD方式活字母型と 初号活字
【 関連情報 : 花筏 タイポグラファ群像*004 安形文夫

DSCN8133 DSCN8136 DSCN8134【 テーマ 】    活版印刷と製本
【 作品名 】   『 かごっまことば 』

【 作者名 】   印刷 ・ 製本 : 田中智子 ( はな工房 )
【 版式 ・ 技法 】  文字 ・ 他 : 凸版 ( 活字版印刷 )
DSCN7788【 テーマ 】    活版印刷と製本
【 作品名 】   『 MY TYPE 』

【 作者名 】   印刷 ・ 製本 : 田中智子 ( はな工房 )
【 版式 ・ 技法 】   文字 : 凸版 ( 活字版印刷 )
DSCN8131【 テーマ 】    活字を使った箔押
【 作品名 】   『 栞 』
【 作者名 】    田中智子 ( はな工房 )
【 版式 ・ 技法 】   箔 押
DSCN7778【 参考展示 】  箔押しと製本
【 作  者 名 】     田中智子 ( はな工房 )
貴重書を複製し、上製本として仕立てたもの。
DSCN8184石田さん<Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO>の会場では、田中智子さん、石田恭子さんのおふたりに、おもに受けつけを担っていただきました。
それでも、くり返し、くり返し到着する、老若男女の団体 のお客さまで、印刷実演部隊や解説担当部隊が手いっぱいになると、そこはベテラン会員です ―― 即刻滞留箇所に応援に駆けつけるこころづよいおふたりでした。
左) 田中智子さん。 右) 石田恭子さん。
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<来場記念カード印刷体験>
記念カード 記念カード版
────────────DSCN7784 DSCN7785【 テーマ 】    フォトティポ ( 写真と活版印刷 )
【 作品名 】   『 モンヨウ誕生記念 』
【 作者名 】   印刷 ・ 製本 : 文香-Fumikou-( 栃木香織 )
【 版式 ・ 技法 】  文字 : 凸版 ( 活字版印刷 )   図版 : 凸版( 樹脂凸版、ゴム版画 )
Fumikou は、Photographer 上野 隆文と、Designer 栃木 香織が写真作品を制作するユニットです。
もっかご一家は、長男 : 紋暢クンの育児のまっさかり。 紋暢クンはアダナ ・ プレス倶楽部のアイドルでもあります。
保育園行事とかさなって、<Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO> での鹿児島行きは無念の断念となりましたが、育児記録ともいえる作品での参加でした。
【 詳細情報 : 文香-Fumikou-

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【 テーマ 】    書籍印刷所とグラフィックデザイナーによる活版印刷

【 作品名 】   『 やがて秋茄子へと到る 』  堂園昌彦著 港の人刊
【 作者名 】   アートディレクション ・ デザイン : 関 宙明 ( ミスター ・ ユニバース )
活字組版 ・ 活字版印刷 : 豊文社印刷/オフセット印刷 ・ 製本 : 創栄図書印刷/箔押 : 真美堂手塚箔押所
【 版式 ・ 技法 】  文字 : 凸版( 活字版印刷  )

A5判変型 フランス装 本文金属活字活版印刷
第48回造本装幀コンクール日本印刷産業連合会会長賞受賞作品。東京国際ブックフェア、フランクフルト ・ ブックフェア展示作品。
―――
グラフィックデザイン事務所であるミスター ・ ユニバースは、Adana-21J をもちいた活版印刷部門 ユニバーサル ・ レタープレスでのみずからの活版実践をもとに、その経験を本職であるグラフィックデザインにも活かし、活版印刷所とのコラボレーションによる書籍づくりにも展開している。
【 詳細情報 : ミスター  ・ユニバース

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【 テーマ 】    読む本 ・ 作る本 すぎもと あきお    小型本の世界
【 作品名 】  『 芥川龍之介の遺書 』/『 菊池寛 』/『 実語教 』/『 盈満の咎 』/『 盈満の咎 弐 』/『 マーク ・ トウェインの箴言集 』/『 子規随筆 』/『 黒猫 ・ 餅饅頭 』/『 橘曙覧 独楽吟 』/『 老人 』/『 死生に関するいくつかの断想 』/『 舞鶴心中の事実 』/『 冬日の窓 』/『 老嬢物語 』/『 我が子の死 』/『 漢詩抄 』/『 狂訳 小倉百人一首 』
【 作者名 】   印刷 ・ 製本 : すぎもと あきお( ぢゃむ )
【 版式 ・ 技法 】   文字 : 凸版 ( 樹脂凸版 )

ともすると小型本の製作者は、なにより小型であることと、装本のおもしろさにこだわりがつよいあまり、その内容や、読書のための判別性と可読性を失っていることがみられますが、たとえ小型本であろうと、テキストを厳選し、みずからも読み、読者にも読んでもらえるようにこころがけながらつくることをたいせつにしています。
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【 リンク : アダナ・プレス倶楽部ニュース 杉本昭生 小型本の世界Ⅰ 】
【 リンク : アダナ・プレス倶楽部ニュース 杉本昭生 小型本の世界Ⅱ 】
【 リンク : アダナ・プレス倶楽部ニュース 杉本昭生 小型本の世界Ⅲ 】
【 リンク : 活版 à la carte 杉本昭生 小型本の世界Ⅳ

【ミサワ バウハウスコレクション】 ワシリーチェア からはじめる バウハウス

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< バウハウスとは >

「バウハウス」は、20世紀初頭のドイツに創設され、14年という短い活動期間ながら、モダンデザインの基礎を築き、その後の世界の建築、デザイン、造形教育に多大な影響を与えた造形学校です。
この学校の活動の成果は、現代の私たちの生活の中にも浸透しています。 例えば、日頃使い慣れたスチールパイプの椅子も、1925年、バウハウス出身のマルセル ・ ブロイヤーがデザインした 「 ワシリーチェア 」 からはじまっているのです。

家具だけでなく、照明器具、織物、壁紙、陶器や金属器、本やポスターなどのグラフィックデザイン、舞台芸術、そして、最終目標の建築まで、人間の生活に関わるさまざまな分野において、バウハウスの人びとは、柔軟な感性で、既成概念にとらわれない新しいデザインを開発しました。
装飾でごまかすのではなく、かたちと素材そのものの美しさを追求する姿勢は、新しい世紀を迎えた私たちの時代にも、依然として強い輝きを放っています。

< ミサワ バウハウスコレクションとは ? >
バウハウス創立から70年後の1989年に、ミサワバウハウスコレクションは誕生しました。
ミサワホーム株式会社は、バウハウスの教師や学生たちを中心に、モダンデザインの息吹が感じられる絵画、写真、インテリア、ハウスウエア、グラフィックデザインのほか、学生の授業の習作、図面など、さまざまな分野の作品を幅広く収集し、現在およそ1,500点の作品を保有しています。

1996年04月からギャラリーでの一般公開をスタートし、企画展を開催。
このコレクションは、現代でも通用する息の長いデザインを私たちのものづくりの手本とすると同時に、建築を中心に生活に関わるあらゆるデザイン改良を目指した彼らの志を、私たちがしっかりと受け継ぐ証でもあるのです。

ミサワ バウハウスコレクション
ワシリーチェア からはじめる バウハウス

展示期間  2014年11月04日[火]-2015年03月13日[金]
開館時間  10:00 -12:00、13:30-17:00 ( 金曜日のみ 10:00-19:00 )

休  館  日  毎週 水 ・ 土 ・ 日 ・ 祝祭日および 12月27日-01月05日 休館
      入場無料
 ミサワ バウハウスコレクションの観覧は予約制です。
休館日と開館時間に注意して、電話で日時を指定してご確認のうえご観覧ください。

電話番号 : 03-3247-5645

【詳細情報 : ミサワ バウハウスコレクション

エディション・ノルトより 出版・展示・イベント 後半に関するお知らせ

独自の作風と、飄飄としたお人柄の造形者 : 秋山 伸さんのかつてのスタジオ<シュトウッコ>は、朗文堂から徒歩二分ほど、おなじご町内の間柄でした。
現在は新潟県に製作の本拠地を移動されてさびしい限りですが、ときおり丹念な情報をご送付いただいております。その一部をこの<活版 à la carte/活版アラカルト>にご紹介いたします。

エディション・ノルト  edition nord

〒949-7316 新潟県南魚沼市一村尾572-1
T/F : 025-788-0576
www.editionnord.com  twitter : editionnord
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IMG_4784-re-low音楽評論家・プロデューサーの阿木譲編集による「0g_exhibition: CON/cretism」が、2014年08月02日から、東京の hiromiyoshii roppongi で開催されます。
エディション・ノルト主催で、秋山がフライヤーと展示のデザインを担当しました。
08月02日のオープニングを含め、09月06日までの会期中の毎週末、盛りだくさんなイベントが開催されています。

会期も後半にはいり盛況のようです。また09月06日の「CON/cretism」展クロージング・イベントにむけて、ますます熱気がたかまっています。
下記 URL をご確認のうえご参加ください。
seiza-no-kaitai-low IMG_4917-re IMG_4927-re-low+http://www.editionnord.com/event/concretism/ http://agiyuzuru.wordpress.com http://hiromiyoshii.com/

「0g_exhibition: CON/cretism」の開催に際して「0g_02.5: CON/cretism」が刊行されます。 展示とリンクした内容となっています。 ぜひ会場でお買い求め下さい。
http://www.editionnord.com/event/concretism/ http://agiyuzuru.wordpress.com

ミニ情報 ────────────
otk002_2-low大竹伸朗「憶速」特別版が第48回造本装幀コンクールで審査員奨励賞を受賞しました。
 本書は一般書店でも販売されております。 どうぞよろしくお願いいたします。 http://www.jbpa.or.jp/zohon/zohon-index.html

『欧文書体百花事典』普及版 刊行記念特別連続講演会 第 4 回 <装飾は罪悪か? 花形装飾活字クロニクル>の記録

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欧文書体その後ポスター『欧文書体百花事典』普及版 刊行記念特別連続講演会(全 6 回)
第 4 回  『 装飾は罪悪か ?  花形装飾活字クロニクル 』

講 師 : 白井 敬尚
日 時 : 2014年08月24日[日] 午後1時より約3時間程度(ワークショップを含む)
会 場 : 東洋美術学校 階段教室
主  催 : 株式会社 朗 文 堂
後 援 : タイポグラフィ学会
学校法人専門学校 東洋美術学校  産学連携事務局 デザイン研究会アクティ

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たくさんのお客様を迎えて本講演会は終了いたしました。ご来場ありがとうございました。
またいつものとおり、多くの皆さまのご協力をいただきました。ありがとうございました。

イベント告知関連グラフィック製作 : 杉下城司さん
資料製作補助、会場設営、会場運営 : 東洋美術学校 アクティの皆さん
広報活動、会場設営・撤収 : タイポグラフィ学会のみなさん
小型活版印刷機 ADANA 8×5  森澤茂氏・故小池光三氏寄贈品稼動 : 活版カレッジの皆さん
使用活字/欧文 : フレンチ・ウッド 装飾活字 : いわゆる花形活字(原鋳造所ともに不詳)
会場撮影担当 : 木村雅彦さん、中村将大さん、千星健夫さん

次回 第 5 回講座は 2014年10月05日[日]
「タイプ・サイズとは何か P.S. フールニエとの関係で」講師は 山本太郎さんの担当です。
関連情報は随時<朗文堂ニュース> <アダナ・プレス倶楽部ニュース><活版 à la carte>コーナーにてご紹介いたします。

【HUB】東京ミッドタウン・デザインハブ第46回企画展 「日本のグラフィックデザイン2014」

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【HUB】東京ミッドタウン・デザインハブ第46回企画展
「日本のグラフィックデザイン2014」

会    期 : 6月20日[金]-8月3日[日] 会期中無休 11 : 00-19 : 00
入場料 : 入場無料
会   場 : 東京ミッドタウン・デザインハブ
主   催 : 東京ミッドタウン・デザインハブ
企画・運営 : 日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)

日本グラフィックデザイナー協会が1981年より発行を続ける年鑑『GRAPHIC DESIGN IN JAPAN』。
2014年版の発行を記念して、掲載作品の中から約300点の作品を実物とモニタで紹介する展覧会「日本のグラフィックデザイン2014」を開催します。
身近な雑貨から、書籍、商品パッケージ、シンボル・ロゴ、ポスター、ウェブサイト、映像、展覧会やショップの空間デザインにいたるまで、世界でも評価の高い日本のグラフィックデザインの現在を、ぜひご覧ください。

なお同時開催でトーク・イベントが開催されます。下記の詳細をご覧になり、ご参加をおすすめいたします。
【 詳 細 : デザインハブ イベント詳細ページ 】

林 昆範氏講演 『中国の古典書物』 余 話

崔護『都城南荘』人面_花牡丹 人面_花蓮華

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タイポグラフィ講演会 『中国の古典書物』増刷版 刊行記念講演会
講  師 : 林 昆 範 リン・クンファン
日  時 : 2014年07月02日[水]

林 昆範さん<タイポグラフィ講演会 『中国の古典書物』増刷版 刊行記念講演会>には、ご来場、ご協力をいただきありがとうございました。 ご来場の皆さまの楽しそうな笑顔を拝見してうれしくおもいました。これもすべて、林 昆範さんをはじめ多くの皆さまのおかげでした。心からのありがとう!

ところでテキストもみずに、林 昆範さんがすらすらと竹簡に書いていた唐詩です。
朗文堂でのリハーサルの際に「この詩はたれの作ですか」と林 昆範さんに質問しました。
「著名な唐詩です」
林 昆範さんとはおよそ七年間にわたって毎週一緒にまなんできた仲ですから、こういうぶっきらぼうな返答のときは、自分で調べよということです。
なにしろ無学なもので、その詳細をしらず、口惜しいのでのちに調べました。
この詩はわが国でも禅宗の僧侶などが好んで書く唐詩で、わが国ではすこし変化して、ひろくは以下のようにして知られるものでした。
「年々歳々、花相似たり、年々歳々、人相同じからず。油斷をすれば人に笑はるゝぞ」

詩の作者は崔護サイゴ:唐代のひとです。貞元12年(796)の進士(最高官吏登用試験合格者)。あざなは殷功インコウ。 博陵(現・河北省定県)のひと。
この淡い恋をえがいた詩の事件は、『太平廣記・巻第二百七十四・情感』に録されています。

こんな詩をスラスラと書けるなど、うらやましいかぎりです。 上掲図は、漢王朝の代表書体:隷書(花牡丹)と、唐王朝の代表書体:楷書(花蓮華)で組版追試にあたったものです。書体をかえただけでずいぶん詩の響きがことなるようにおもわれました。

ところでこの唐詩は、台湾の歌姫としてしられたテレサ・テンも、「人面桃花」と題して歌っていたそうです。台湾ではおなじみのようでした。
「人面桃花」、「崔護」で検索すると、画像集もふくめてたくさんの資料に出会えます。
まず、<崔護 人面桃花 ウェブ> からお楽しみください。また<崔護 人面桃花 画像集>もお楽しみいただけます。
あるいはまた<中国版百度百科:崔護 人面桃花 画像集>には、わが国の櫻花にも似て、桃花をめでる中国の画像が楽しめます。

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林 昆範 『中国の古典書物』増刷版 刊行記念講演会の記録

DSCN4963 DSCN4966 DSCN4970 DSCN4957  Vignette 02 改訂版 林01 Web林講演会タイポグラフィ講演会
『中国の古典書物』増刷版 刊行記念講演会

講  師 : 林 昆 範 リン・クンファン
日  時 : 2014年07月02日[水]18:30 - 20:30(ワークショップを含む)
会  場 : 東洋美術学校 D棟一階 学生ホール
         162-0067 東京都新宿区富久町2-6
         地図  http://www.to-bi.ac.jp/access/
聴講料 : 1,000円(要申込登録)
主  催 :  株式会社 朗 文 堂
後  援 :  タイポグラフィ学会
         学校法人専門学校 東洋美術学校 産学連携事務局 デザイン研究会アクティ
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今回の講演会では、まず林 昆範著『中国の古典書物』の主要内容を豊富なビジュアルをもちいて再構築しました。

ついで「五体・五筆」とされる篆書・隷書・真書(楷書)・行書・草書の書き分け(書写)をつうじて、竹簡・木簡から、帛(ハク 絹布)、そして紙の登場へと、被書写媒体の変化をつうじて、古典の書物の形成と書体の変化、そしてその発展の歴史に迫りました。
ですから今回の講演会『中国の古典書物』では、活版インキのにおいにかわり、馥郁とした筆墨のかおりが立ちこめる会場になりました。

ついで中国の古典書物、そしてわが国の古典書物の配列方式(レイアウト)が、なぜ右起こしの縦組みとなっていったのかを、実際に竹簡をもちいて書写し、簡冊(竹簡を紐や糸で綴ったもの。慣用的にカンサクとする)に再現することでその謎を解明しました。

林 昆範さんは決して書家ではありません。教育者としての立場のほかに、ご自身のアトリエ、それも活版工房をもたれている本物のタイポグラファでもあります。
その林 昆範さんによって、眼前につぐつぎと書き分けられていく、中国歴代諸王朝の標準書体の墨痕 ── 会場の東洋美術学校にちなんで<東洋> ── と、竹簡にしるされて並べられていく唐詩のアーティスティック・プレゼンテーションを、ご来場者は固唾を呑んでみまもっておられました。

最後はいっきに緊張がゆるんで、著者:林 昆範さんによる『中国の古典書物』の著者サイン会でした。もちろんご持参の毛筆によってしるされました。
「お名前と、ご希望の書体をお知らせください」
林 昆範さんのリクエストに、多くの皆さんは緊張気味ながらも、それぞれのご希望書体でのサイン会。
おひとりは2002年03月25日の初版『中国の古典書物』と、いちぶを改訂して増刷した第二版『中国の古典書物』の双方に、著者の筆によるサインをいただいて大満足のご様子でした。
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『欧文書体百花事典』普及版 刊行記念特別連続講演会 第 3 回 『 Robert Granjon 』 の記録

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『欧文書体百花事典』普及版 刊行記念特別連続講演会(全 6 回)
第 3 回  『 Robert Granjon 』
講   師 :  河野 三男
日  時 :  2014年06月22日[日] 午後1時より
会  場 : 東洋美術学校 本部棟302教室
161-0067 東京都新宿区富久町2-6
地図  http://www.to-bi.ac.jp/access/
聴講料 : 各回1,000円(要申込登録)
主  催 : 株式会社 朗 文 堂
後  援 : タイポグラフィ学会
学校法人専門学校 東洋美術学校  産学連携事務局 デザイン研究会アクティ
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たくさんのお客様を迎えて本講演会は終了いたしました。ご来場ありがとうございました。
またいつものとおり、多くの皆さまのご協力をいただきました。ありがとうございました。

イベント告知関連グラフィック製作 : 杉下城司さん
資料製作補助、会場設営、会場運営 : 東洋美術学校 アクティの皆さん
広報活動、会場設営・撤収 : タイポグラフィ学会のみなさん
小型活版印刷機 ADANA 8×5 : 森澤茂氏寄贈品稼動 活版カレッジの皆さん
会場撮影担当 : 木村雅彦さん

次回 第 4 回講座は 2014年08月24日[日]
「装飾は罪悪か ?   花形装飾活字クロニクル」 講師は 白井敬尚さんの担当です。
関連情報は随時<朗文堂ニュース>コーナーにてご紹介いたします。
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<Nutrisco et Extinguo  我ハ育ミ 我ハ滅ボス ── ワークショップでの実演作品に関して>
02 03 01『欧文書体百花事典』普及版 刊行記念特別連続講演会(全 6 回)、第 3 回  『 Robert Granjon 』(講   師 :  河野三男さん)に際して、ご来場の皆さまに実演していただいたカードは、上掲の2008年アダナ・プレス倶楽部グリーティング・カードをもとに構成しています。

「 Nutrisco et Extinguo  我ハ育ミ 我ハ滅ボス 」はフランスでは著名な成句です。この錬金術に源流をもつ火喰蜥蜴サラマンドラは、フランスで活字がおおきく開花した16世紀、活字父型彫刻士クロード・ギャラモンに「王のギリシア文字」を彫刻させたフランソワ一世の紋章であり、いまなおフランス国立印刷所の紋章として使用されているものです

ですから「 Nutrisco et Extinguo 」で検索していただくと、16世紀フランスの興味深い情報に接することができますし、「画像集: Nutrisco et Extinguo 」にもさまざまな紋様が登場してきます。また音楽がお好きのかたは「 Solefald – Nutrisco Et Extinguo 」でもサウンドをお楽しみいただけます。
【参考資料 : フランス国立印刷所 火の精霊サラマンダーと 王のローマン体 ローマン・ドゥ・ロワ/アダナ・プレス倶楽部ニュース 2014. 01. 15 】
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【講演会】 林 昆範 『中国の古典書物』増刷版 刊行記念講演会

Web林講演会

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タイポグラフィ講演会   林 昆範 『中国の古典書物』増刷版 刊行記念講演会
Vignette 02 改訂版林 昆範著『中国の古典書物』は、文字の発生期から印刷術の発明へ。悠久の歴史を有する中国の書物の歴史に、気鋭の研究者が挑んだ力作です。
文字と書物は、どのように誕生し、なにを、どのように伝達してきたのか。
ヴィネット02号  『 中国の古典書物 』 林 昆範
ヴィネット06号  『 元明体と明朝体の形成 』 林 昆範
ヴィネット09号  『 楷書体の源流をさぐる 』  林 昆範
ヴィネット10号   『 開成石経 』 共著/グループ昴 スバル
へとつづいた林 昆範 著作シリーズ、最初の02号『中国の古典書物』の改訂増刷版です。

今回の講演会では、同書の主要項目を再構築するとともに、中国の、そしてわが国の古典書物の配列方式(レイアウト)が、なぜ右起こしの縦組みとなっていったのかを、実際に竹簡・木簡をもちいて書写し、簡冊(竹簡・木簡を紐や糸で綴ったもの。慣用的にカンサク)に再現することでその謎を解明します。

また「五体・五筆」とされる篆書・隷書・真書(楷書)・行書・草書の書き分け(書写)をつうじて、竹簡・木簡から、帛(ハク 絹布)、そして紙の登場へと、被書写媒体の変化をつうじて、古典の書物の形成と書体の変化、そしてその発展の歴史に迫ります。
ですから今回の講演会『中国の古典書物』では、活版インキのにおいにかわり、筆墨の馥郁としたかおりが立ちこめる会場になるとおもわれます。
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タイポグラフィ講演会 『中国の古典書物』増刷版 刊行記念講演会
講  師 : 林 昆 範 リン・クンファン
日  時 : 2014年07月02日[水]18:30 - 20:30(ワークショップを含む)
会  場 : 東洋美術学校 D棟一階 学生ホール
162-0067 東京都新宿区富久町2-6
地図  http://www.to-bi.ac.jp/access/
聴講料 : 1,000円(要申込登録)
主  催 :  株式会社 朗 文 堂
後  援 :  タイポグラフィ学会
学校法人専門学校 東洋美術学校 産学連携事務局 デザイン研究会アクティ
林01

 

 

 

 

 

 

 講師紹介 : 林 昆範 リン クンファン
1967年、台湾・台北市うまれ。 日本大学博士課程芸術専攻修了 芸術学博士。
台湾・中原大学商業設計学科学科長、銘伝大学助教授。
台湾・中原大学助教授、同大学文化創意研究センター主任。
タイポグラフィ学会会員。
──────────
[講演会申込先]
株式会社 朗文堂@メールまで  robundo@ops.dti.ne.jp
件名「タイポグラフィ講演会 中国の古典書物」 お名前・人数・返信用メールアドレスを明記して、06月30日[月]までにご送信ください。 3 営業日以内にお断りの返信が無い場合は受付完了とさせていただきます。 (今回の会場は狭隘です)。
***********************************************
株式会社 朗 文 堂   鈴木 孝
160-0022 東京都新宿区新宿2-4-9
電 話 03 – 3352-5070
伝 真 03 -3352-5160
email robundo@ops.dti.ne.jp
http://www.ops.dti.ne.jp/~robundo
*********************************************** 

【会員情報】 笹井祐子さんが専用WebSiteを開設され、意欲的な活動を展開されています。

sasai[1]

笹井祐子 SASAI Yuko 履歴
────────────────────
1966 東京都生まれ
1990 日本大学藝術学部美術学科卒業
1992 日本大学藝術学部研究所版画コース修了
2010 日本大学海外研究員(平成21年度 メキシコ)
現在、 日本大学藝術学部 准教授
【 新設WebSite : YUKO SASAI   http://yukosasai.jp/ 】

★ 笹井祐子展 赤の声・青の音
星と森の詩美術館.表 星と森の詩美術館.裏星と森の詩美術館
948-0101 新潟県十日町市稲葉1099-1
Tel. 025-752-7202
www.neptune.jstar.ne.jp/~hosimori/
会期 : 06
月13日[金]-07月27日[日] 火曜休館
アーティストトーク 06月28日[土] PM02:00-
<星と森の詩美術館>は、新潟県十日町市にある美術館です。初期からの作品を展示する機会を与えていただきました。1990年から新作油彩200号までの作品、約50点を展示します。遠方ですが足を運んで頂けるとうれしく存じます。

 ★ 笹井祐子展 風の色
ATELIER K Sasai_DM
ATELIER ・K
231−0868  横浜市中区石川町1-6 三甚ビル3 F
Tel. 045-651-9037
会期 : 07月05日[土]-07月20日[日]
● 07月05日[土] PM05 : 00よりオープニングを行います。
横浜石川町にあるギャラリーです。ここのギャラリーでは初個展です。
新作油彩120号6点と、小品を展示いたします。

★ 素 材 考
ギャラリー曉
ギャラリー曉
104-0061 中央区銀座6-13-6 商工聯合会ビル2F
Tel. 03-6264-1683
会期:06
月16日[月]-21日[土]
● 06月16日[月] PM05:00- オープニングを行います。
17人のグループ展に参加します。

★ 版画芸術
no.164 2014夏号
フォーカスアイで 6 ページの特集が掲載されています。
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多方面で大活躍の笹井祐子さんです。
【 新設WebSite : YUKO SASAI   http://yukosasai.jp/ 】もすばらしいものです。
展覧会に、読書に、そしてWebSite訪問に、笹井祐子さんとの邂逅をお楽しみください。

Bunkamura 25周年記念 ヤン・リーピン<孔雀>春夏秋冬を演ずる。

ヤン・リーピン03 ヤン・リーピン02 ヤン・リーピン01ひさしぶりにライブにでかけた。渋谷のオーチャードホールでの公演、Bunkamura 25周年記念 ヤン・リーピン<孔雀>である。
ヤン・リーピンは中国雲南省の少数民族「白族」の出身で、「白族」の守護神は孔雀であり、孔雀を精霊としてあがめることが多いという。したがってこれまでの公演でも孔雀をテーマとしたものが多かったが、今回はそのものずばり、<孔雀>をタイトルとした公演だった。

ともかくいたく感動したが、舞踏やバレエについてかたる資格はない。
そもそもこの公演は、 公演パンフレットには舞踏劇ともしるされており、バレエかというとそうでもないようである。
またカーテンコールをのぞいて撮影禁止であり、紹介できる資料がすくないが、公演パンフレット、公式 WebSite などから、わずかでもヤン・リーピン<孔雀>の魅力を紹介したい。

公演パンフレット<孔雀> ヤン・リーピンと山本寛斎氏の対談より。
山本寛斎 : ヤンさんの出身地の中国雲南一帯は、民族衣装の宝庫なんですね。わたしは美しいものに出会うと、海賊が宝物をみつけたみたいなかんじになっちゃうんですよ。はしりまわっちゃうんです。
ヤン・リーピン : 中国の舞踏界においては、西洋のバレエの要素を借りてきて、作品に取り入れたり、バレエの影響を受けすぎたりというひとがすごく多いんですね。でもわたしはそうではなくて、あくまでも中国の特色ある踊りをする。それが西洋のものとの違いになる。この違いをうむことによって<自分の踊り>の特色を出していくというかんがえかたは、ずっとかわったことがありません。

東京公演/2014年05月23日[金]-06月01日[日] オーチャードホール

 【 関連情報 : Bunkamura25周年記念 ヤン・リーピン「孔雀」
関連情報 : ヤン・リーピン画像集
YouTube : 美しい孔雀ダンス 雀之恋- ヤン・リーピン
【 関連情報 : 花筏 朗文堂好日録-036 台湾春節:林昆範さ んの年賀状 2014年02月14日
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2014年05月、世界が認めた中国の至宝/ヤン・リーピンが、長年見る者を魅了してきた<孔雀の舞>を、いままでの集大成として、壮大なスケールの舞踊劇にして来日した。
これまで 『シャングリラ』(1908年、2010年)や、『クラナゾ』(2011年)で見せたような、圧巻の群舞に加え、今回の公演はデュエットやソロを中心に構成されていて、本編中の大半にヤン・リーピンが出演しており、その踊りを堪能できる。

《 愛のものがたりこそ、孔雀にはふさわしい 》
これまで日本で上演されてきたヤン・リーピンの孔雀の舞は、孔雀の生態を舞踊へと変換し、芸術に高めたものであった。本作<孔雀>では、技術と芸術性の高さはそのままに、移り変わる四季を背景にして、深遠なるラブストーリーに創りあげられている。
豊かな自然の中で生命が生まれ、運命的な出あいを経て恋が生まれ、その愛が豊かに育ち、繁栄をもたらす──。

おごそかで祝祭的な愛の物語には、ヤン・リーピンが磨き上げてきた孔雀の舞のテクニックが存分に発揮されている。 いっぽうヤン・リーピンは、孔雀の愛がカラスの邪悪な欲望の犠牲になるというストーリーラインも用意している。
それも、カラスを一方的に悪者にするのではなく、美しさと愛に強く憧れる、孤独で不器用な存在としてカラス描き、物語を苦く深遠なものにしたのだ。
輝き、喜び、希望、美、清純と共に、渇きや陰影、寂しさや激しさなど、愛の全容を舞踊に込め、全身で踊り尽くす。それによって孔雀の舞は、観る人の記憶に刻まれるものになった。

ヤン・リーピン「孔雀」 舞台写真

《 四季の移り変わりと、いのちの循環 》
この作品のストーリーの流れを支える重要な役割を担うのが、四季の流れ、ときの移ろいである。 舞台の
上で変わってゆく「春、夏、秋、冬」という季節は、孔雀たちの住む森の時間をあらわし、孔雀たちの愛の形が変化していく様子に伴走する。

「ものごとはすべて変化し、命は繰り返します。仏教には輪廻リンネという考え方がありますが、春 夏 秋 冬 という季節の変化のなかで、それを表現したいとおもいました」 ――ヤン・リーピン

このように、「神」、「時間」といった、抽象的な概念が配役として設定され、ヤン・リーピン独特の哲学的な世界観を、舞踊劇の形でイメージ豊かに構築している。

ヤン・リーピン「孔雀」 舞台写真

《 驚異の能力をもった、「後継者」に注目の視線が 》
四季の歩みを刻み、決して止まることのない時の経過は、この作品の重要なポイントである。 それを体現する「時間」の役に抜擢された美少女パフォーマーは、ヤン・リーピンの実の姪であり、幼い頃からカンパニーの中で育って来た、若干14歳のツァイー・チー(彩旗)である。ツァイー・チーは2時間余におよぶ上演時間中ずっと、一瞬も止まることなく、舞台下手にあって体を一方向に回転し続けている。

「訓練してこれができるようになったのではなく、わたしは子供の頃から目が回るということがないんです。 ただ、今のように長く回転していられるようになったのは、叔母(ヤン・リーピン)から、<ほかのひとが稽古している間、あなたは体力をつけるために回っていなさい>といわれて、毎日練習していたからです。ですからわたしが 回転していた稽古場の場所は、ほかと比べて床がくぼんでいるんです(笑)」 ――ツァイ・チー

彼女はこともなげに笑顔で話すが、驚異的な身体能力とずば抜けた存在感を持つツァイー・チーが、いまや「ヤン・リーピンの後継者」と目されるのも納得できる。
ストーリーの内容に合わせて、自在に緩急をつけ、回転する姿は、血筋を感じさせると同時に、血のつながりがなくても、きっとヤン・リーピンに見つけ出されたであろうゆたかな才能を感じさる。

《 世界一流のクリエイターが参加 》
本作の美術総監督と衣裳デザインを手がけるのは、ハリウッドでも活躍し、映画『グリーン・デスティニー』で2001年のアカデミー賞最優秀美術デザイン賞を受賞したデザイナーのティム・イップ(葉錦添)である。 前からヤン・リーピンの仕事に注目していたというティム・イップは、プロジェクトのスタート当初からヤン・リーピンと綿密な打ち合わせを繰り返し、稽古場にも通い詰めたという。
「孔雀の動きを模倣するダンサーたちを目の前で見て、話を聞き、どんな素材を使い、どれだけの長さや重さの衣裳にすれば、彼らの動きが活かせるのかを丹念に調べてプランを練りました」 ――ティム・イップ
こうしてビジュアル面での充実を図り、ヤン・リーピンの最高傑作にふさわしい美的世界を完成させた。