カテゴリー別アーカイブ: イベント情報

【展覧会】日本絹の里|特別展 カタコトの会展 型彫り、型染め、カタヤブリ !|’24年4月13日-5月20日

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日本絹の里
特別展 カタコトの会展 型彫り、 型染め、 カタヤブリ!
会  期  令和6年(2024年)4月13日[土]- 5月20日[月]
開館時間  9:30 - 17:00
休  館  日  毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)、臨時(各企画展示前3日間)
観  覧  料  一 般 200円、 大学生・高校生 100円 、中学生以下 無 料
      * 身体障害者手帳などをお持ちの方とその介護者1名は無料
所  在  地  〠 370-3511 群馬県高崎市金古町888番地の1
問い合せ  群馬県立日本絹の里 TEL. 027-360-6300  FAX. 027-360-6301
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「カタコトの会」は、「型紙を作る人、使う人、愛する人が、年齢や技量、立場を超えてコトをおこそう」という趣旨で発足し、全国各地の型彫師、染織作家、研究者、着付け師、ライターなどが互いに刺激を与え合いながら活動しています。絹文化とも密接な関係がある「型紙」や「型染」の技の継承と新たな可能性を目指し、様々なアプローチで取り組む会員の作品や活動を紹介します。

※ ※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 群馬県立 日本絹の里

【展覧会】静嘉堂文庫美術館|静嘉堂文庫竣工100年・特別展|画鬼 河鍋暁斎 × 鬼才 松浦武四郎|「地獄極楽めぐり図」からリアル武四郎涅槃図まで|’24年4月13日-6月9日

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静嘉堂文庫美術館
静嘉堂文庫竣工100年・特別展
画鬼 河鍋暁斎×鬼才 松浦武四郎 「地獄極楽めぐり図」からリアル武四郎涅槃図まで
会  期  2024年4月13日[土]- 6月9日[日]
会  場  静嘉堂@丸の内(明治生命館 1 階)
      〠 100-0005 東京都千代田区丸の内 2-1-1 明治生命館 1 階
      お問合せ:TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)
休  館  日  月曜日、5月7日[火]
      * 4月29日[月・祝]、4月30日[火・トークフリーデー]、5月6日[月・祝]は開館
開館時間   10:00 – 17:00 (毎週土曜日は午後6時まで、第4水曜日は午後8時まで)
      * 入館は閉館の30前まで
入  館  料  一 般 1,500 円、 大学・高校生 1,000 円、 中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳をお持ちの方 (同伴者1名〈無料〉を含む) 700円
      ▶ 公式オンラインチケット →  https://www.e-tix.jp/seikado/    * 当日券も用意。 
主  催  静嘉堂文庫美術館(公益財団法人静嘉堂)
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絵師・河鍋暁斎(1831-89)と、探検家で好古家、著述家、北海道の名付け親である松浦武四郎(1818-88)は、幕末から明治期を生きたマルチタレントです。二人の交流は明治の初め頃からあり、武四郎は愛玩品を集めた書物『撥雲余興(はつうんよきょう)』(当館蔵)等の挿絵を暁斎らに依頼しています。住いも近く、共に天神を信仰し、情に篤い二人の記念碑的作品は何と言っても「武四郎涅槃図」です。
本展では、「武四郎涅槃図」とそこに描かれた、「大首飾り」(当館所蔵)をはじめとした武四郎愛玩の品々(武四郎記念館所蔵品と当館所蔵品)を同じ空間で展示し、「武四郎涅槃図」を立体的に再現します。さらに、武四郎の親友・川喜田石水(1822-79 / 川喜田家第14代)と、実業家で陶芸も能くした川喜田半泥子(1878-1963 / 川喜田家第16代)、岩﨑小彌太(1879-1945 / 三菱第四代社長・静嘉堂初代理事長)との縁を紹介します。
幕末明治の多才な二人と、彼らを支えた人々の、古物(文化財)への情熱に思いを馳せる機会となれば幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 静嘉堂文庫美術館 ]

【展覧会】武蔵野市立吉祥寺美術館|2024年度吉祥寺美術館企画展|大坪美穂 黒いミルク ― 北極光・この世界の不屈の詩 ―|’24年4月13日-5月26日

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武蔵野市立吉祥寺美術館
2024年度吉祥寺美術館企画展 大坪美穂 黒いミルク
― 北極光・この世界の不屈の詩 ―

会  期  2024年4月13日[土]- 5月26日[日]
休  館  日  4月24日[水]
開館時間  午前10時00分 - 午後7時30分
入  館  料  一 般 300円、中高生 100円、小学生以下・65歳以上・障がい者のかたは無料
会  場  武蔵野市立吉祥寺美術館  
      〠 180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目8番16号 FFビル7階
      電話:0422-22-0385 ファクス:0422-22-0386
主  催  武蔵野市立吉祥寺美術館(公益財団法人 武蔵野文化生涯学習事業団)
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大坪美穂(おおつぼ・みほ)は、人間存在を主題とするアーティストです。現代の問題を鋭敏に感受しながら、重厚な作品空間を創出しています。
最初期には絵画や身体表現に取り組んでいた大坪ですが、家族の死と誕生、自らの病、人間の尊厳を揺るがすできごとの見聞といった経験をとおして、表現の手法を変化させていきました。近年では、自ら収集し染めた古布、ニュースペーパーと和紙による紙縒り、薄い鉛板などを素材にもちいて制作しています。大坪の作品とは、あまねく必然としての創造であり、大坪自身の生の実証であるといえるでしょう。

大坪の作品をかたるうえで特筆すべきは、その素地にある「ことば」です。大坪の表現の源流には、彼女が豊富な読書経験や詩作などからとらえた、さまざまなことばが存在しています。わけても、ドイツ系ユダヤ人の詩人パウル・ツェラン(1920-1970)、アイルランド語によって詩作する女性詩人ヌーラ・ニー・ゴーノル(1952- )の詩は、大坪の血肉になっているといっても過言ではありません。大坪がふたりの詩から受けとった深い感動は大規模なインスタレーションとして発露し、20年超にわたって国内外の各地で展開され、多くの人びとの心を引きこみながら、広がりと深化をつづけています。
終戦直後の荒廃した街並みが原風景であると語る大坪は、いかなる局面にあっても、作品にあらわすことによって、確かな生をつかもうとしてきました。本展のタイトルとして大坪が選んだことば―「黒いミルク」はツェランの詩「死のフーガ」に依拠し、「北極光」「この世界の不屈の詩」はニー・ゴーノルの詩「北極光」(*)から引いています。言うなれば闇と光とが並立するタイトルですが、ここには、割り切れぬ人間のありようと、それを直視しつつ希望を見失わない大坪の力づよさとが、示されているように思います。
吉祥寺は、大坪が学生時代を過ごした思い出深い地であり、創造の起点でもあります。このたび満を持して当館において構成されるインスタレーションは、大坪の仕事の集大成であると同時に、皆さまとともに踏み出す、生へのあらたな一歩となるに違いありません。
*Nuala Ní Dhomhnaill translated by Peter Fallon from Northern Lights (2018) is reproduced by kind permission of The Gallery Press.
www.gallerypress.com / 日本語訳は大野光子氏による

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。
[ 詳 細 : 武蔵野市立吉祥寺美術館 】

【展覧会】文京区立 森鷗外記念館|特別展 教壇に立った鷗外先生|’24年4月13日ー6月30日|開幕

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文京区立 森鷗外記念館
特別展 教壇に立った鷗外先生
会  期  2024年4月13日[土]ー 6月30日[日]
      ※ 会期中の休館日
      4月23日㈫、5月27日㈪・28日㈫、6月24日㈪・25日㈫
会  場  文京区立 森鷗外記念館 展示室 1 , 2
      〠 113-0022 東京都文京区千駄木1-23-4 TEL 03-3824-5511
開館時間  10時-18時(最終入館は 閉館30分前)
観 覧 料  一 般 600円、 中学生以下 無 料、 障害者手帳ご提示の方と介護者1名まで無料
      * 関連イベント、各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照
監  修  山崎一穎(跡見学園女子大学名誉教授、森鷗外記念会顧問)
出品協力  慶應義塾福澤研究センター/福澤諭吉記念慶應義塾史展示館、
      公益財団法人日本美術院、東京藝術大学 美術学部 近現代美術史・大学史研究センター、
      東京大学総合図書館、福岡教育大学学術情報センター図書館、
      防衛省防衛研究所戦史研究センター
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文豪・森鷗外(1862-1922)は留学から帰国後、教壇に立ちました。1888(明治21)年、陸軍軍医学校の教官となり衛生学を教え、1893年から同校の校長となります。その間、東京美術学校(現・東京藝術大学美術学部)で1891年から美術解剖学を、1896年より美学と西洋美術史を講義します。1892年からは慶應義塾大学部で美学の嘱託講師も務めました。
東京大学卒業の頃から文筆をはじめ、陸軍軍医としてドイツに留学し、欧州の文化に触れるなどの経験を重ねたからこそ、鷗外はこれらの科目を教えることができたのでしょう。講義は、1899(明治32)年に小倉への赴任により終了しますが、教員や学生との交流は続きました。

他方、鷗外は1908(明治41)から1920(大正9)年に、修身や唱歌の国定教科書編纂にもかかわっていました。また、鷗外の作品は生前から現在まで、国語や現代文の教科書に掲載されています。教科書で鷗外の小説を初めて読んだ方も多いことでしょう。
本展では、教育にたずさわった鷗外の姿を、講義を受けた学生のノートや関連資料、教科書などをとおして展覧します。あなたと鷗外先生の接点が見つかるかもしれません。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。
[ 詳 細 : 文京区立 森鷗外記念館 ] { 活版アラカルト 掲載分まとめ }

【展覧会】静岡市美術館|京都 細見美術館の名品 ― 琳派、若冲、ときめきの日本美術 ―|’24年4月13日-5月26日

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静岡市美術館
京都 細見美術館の名品
― 琳派、若冲、ときめきの日本美術 ―
会  期  2024年4月13日[土]- 5月26日[日] * 期間中、一部展示替えがあります
開館時間  10:00 - 19:00(展示室への入場は 閉館の30分前 まで)
休  館  日  4月15日[月]、4月22日[月]、5月7日[火]、5月13日[月]、5月20日[月]
会  場  静岡市美術館
      〠 420-0852 静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー 3階
      TEL. 054-273-1515 (代表)
観  覧  料  日時指定予約制
      当日・個人 一 般 1,400円、大高生・70歳以上 1,000円、中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳等をご持参の方および必要な付添の方原則1名は無料。
      * 前売りチケット、各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
特別協力  公益財団法人 細見美術財団
主  催  静岡市、静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、
      静岡新聞社・静岡放送
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京都・細見美術館の収蔵品は、昭和の実業家・細見 良(初代古香庵)にはじまる細見家三代により80年近くをかけ蒐集され、日本美術史を総覧するコレクションとして国内外から高い評価を受けています。
本展では、細見美術館の開館25周年を記念し、約1000点に及ぶ良質なコレクションの中から、重要文化財8件を含む名品104件を厳選して紹介します。古墳時代の考古遺物や、平安・鎌倉時代の仏教・神道美術、室町時代の水墨画、茶の湯釜、桃山時代の七宝装飾、茶陶、江戸時代の風俗画、肉筆浮世絵、そして現代でも高い人気を誇る琳派、伊藤若冲など、コレクターの心をときめかせ、魅了した美の世界を存分にお楽しみください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 静岡市美術館   ▶ 京都 細見美術館の名品 作品リスト PDF ]

【展覧会】根津美術館|特別展 国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術|’24年4月13日-5月12日

20240327122903_0002220240327122903_00023根津美術館
特別展 国宝・燕子花図屏風
デザインの日本美術
会  期  2024年4月13日[土]- 5月12日[日]
休  館  日  毎週月曜日 * ただし、4月29日[月・祝]・5月6日[月・振休]は開館し、
      5月7日[火]は休館。
開館時間  午前10時-午後5時 * 入館はいずれも 閉館30分前 まで
      * ただし、5月8日[水]- 5月12日[日]は午後7時まで開館
入  場  料   オンライン日時指定予約入館制  * 下掲詳細参照
      一 般 1500円、学 生 1200円、中学生以下 無 料
      * 障害者手帳提示者および同伴者は200円引き
会  場  根津美術館 展示室 1・2
      〠 107-0062 東京都港区南青山 6-5-1 Tel. 03-3400-2536
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尾形光琳(1658-1716)の筆になる国宝「燕子花図屏風-かきつばたずびょうぶ」は、絵とデザインの境界線上に位置する作品です。群青を分厚く塗った花や、緑青を勢いよく刷いた葉など、画家の絵筆の介在は明らかですが、平面上の幾何学的なレイアウトが作品の核心であるのも間違いありません。
「燕子花図屏風」の示すデザイン性、あるいは装飾性は、日本の美術が古来、内包してきたものです。日本における工芸品の意匠と絵画の親密な関係も特筆されます。
一方、「燕子花図屏風」は草花図でありながら 和歌や物語とも関わると考えられていますが、それは、デザインによって文学世界を象徴的に表しているともいえます。
本展では、「燕子花図屏風」を中心にすえ、近世の作品を主にとりあげながら、デザインの観点から日本の美術をみつめます。

※ 入館はオンライン日時指定予約制。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認のうえご観覧を。
[ 詳 細 : 根津美術館 ] { 根津美術館 活版アラカルト まとめ }

【展覧会】林原美術館|企画展 開館60周年記念展 ①|大名家に伝わる能楽|’24年4月13日-6月16日

林原美術館4月01 2林原美術館4月0林原美術館
企画展 開館60周年記念展 ①
大名家に伝わる能楽
会  期  令和6年(2024年)4月13日[土]- 6月16日[日]
会  場  林原美術館 hayashibara museum of art  
      〠 700-0823 岡山県岡山市北区丸の内2-7-15
      TEL 086-223-1733 FAX 086-226-3089
開館時間  午前10時 ― 午後5時 * 入館は4時30分まで
休  館  日  毎週月曜日(祝日等休日の場合は翌日)
入  館  料  一 般:500円 高校生: 300円 小・中学生: 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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林原美術館の池田家の能楽コレクションは、江戸時代の大名家における能楽の実態と、スケールの大きさを示す資料として重要な文化的価値を有しています。また特筆すべきは、藩主の動向や能楽を通した交友の様子を示す歴史資料もあわせて現存していることです。
本展では池田家に伝わった能楽の名品を、岡山大学附属図書館池田家文庫や当館が所蔵する歴史資料とともにご覧いただき、池田家の能楽コレクションの神髄をお楽しみいただきます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳細 : 林原美術館

【展覧会】奈良国立博物館|生誕1250年記念特別展|空海 KŪKAI ― 密教のルーツとマンダラ世界|’24年4月13日-6月9日|前後期二期制開催

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奈良国立博物館
生誕1250年記念特別展
空海 KŪKAI ― 密教のルーツとマンダラ世界
会  期  令和6年(2024)4月13日[土]- 6月9日[日]
         前期展示:4月13日[土]-5月12日[日]
         後期展示:5月14日[火]-6月 9 日[日]
会  場  奈良国立博物館  東・西新館
      〠 630-8213 奈良市登大路町50番地(奈良公園内)
      TEL:050-5542-8600(ハローダイヤル) FAX:0742-26-7218
休  館  日  毎週月曜日、5月7日[火]
      * ただし、4月29日[月・祝]、5月6日[月・祝]は開館
開館時間  午前9時30分 - 午後5時 * 入館は閉館の30分前まで
観覧料金  当日券・個人  一 般 2,000円、 高 大 生 1,500円 、中学生以下 無 料
      * 販売場所:当館観覧券売場(休館日は販売いたしません)。
展覧会オンラインチケット(手数料無料)推奨

* チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照

出  陣  品  展示件数:115件(うち国宝28件、重要文化財59件)  ▶ 出陣一覧 PDF
学術協力  高野山大学
協  力  インドネシア国立中央博物館、陝西省文物局、陝西省文物交流中心、西安碑林博物館、
      種智院大学、日本香堂、仏教美術協会
主  催  奈良国立博物館、NHK奈良放送局、NHKエンタープライズ近畿、読売新聞社
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空海の生誕1250年を記念して、奈良国立博物館の総力を挙げた展覧会を開催します。
「虚空尽き、衆生尽き、涅槃尽きなば、わが願いも尽きなん。」(『性霊集』巻第八) 
(この世の全ての物が消滅し、仏法の世界が尽きるまで、私は人々が救われることを願い続ける)
衆生救済を願った空海が人々を救うためにたどり着いたのは密教でした。空海は中国・唐にわたり、師匠の恵けい果かから密教のすべてを受け継いだといわれます。
本展では、密教がシルクロードを経由し東アジア諸地域、そして日本に至った伝来の軌跡をたどることにより、空海が日本にもたらした密教の全貌を解き明かします。また、多数の仏像や仏画により、空海が「目で見てわかる」ことを強調した密教の「マンダラ空間」を再現するとともに、各地で守り伝えられてきたゆかりの至宝を一堂に展示し、空海と真言密教の魅力を紹介します。

☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます☆
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※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 奈良国立博物館  空海展公式サイト

【展覧会】京都国立博物館|特別展 雪舟伝説 ― 「画 聖-カリスマ」 の誕生 ―|’24年4月13日-5月26日

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京都国立博物館
特別展 雪舟伝説 ―「画 聖-カリスマ」の誕生 ―
会  期  2024(令和6)年4月13日[土]- 5月26日[日]
      [主な展示替]
         前期展示:2024年4月13日[土]- 5月 6 日[月・休]
         後期展示:2024年5月 8 日[水]- 5月26日[日]
      * 会期中、一部の作品は上記以外にも展示替をおこないます。
会  場  京都国立博物館 平成知新館
      〠 605-0931 京都市東山区茶屋町527 
      TEL:075-525-2473(テレホンサービス)
休  館  日  月曜日 
      * 2024年4月29日[月・祝]- 5月6日[月・休]までは続けて開館し、
       5月7日[火]を休館とします。
開館時間  9:00-17:30(入館は17:00まで)
観  覧  料  一 般 1,800円、大学生 1,200円、高校生 700円
      * 当日・個人を表記。各種イベント、チケット前売り・割引・優待情報は下掲詳細参照
出品一覧  ▶ PDF データー(京都国立博物館リンク)
主  催  京都国立博物館、日本経済新聞社、テレビ大阪、京都新聞
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日本美術史上もっとも重要な画家のひとりである 雪舟(1420-1506?)。6件もの作品が国宝に指定されていることが象徴的に示しているように、雪舟に対する現在の評価は突出したものがあります。しかし、それは単純に作品が優れているという理由だけによるのではありません。雪舟とその作品に対し、歴史的に積み重ねられてきた評価の上に、今日の高い評価があるのです。
本展では、主に近世における雪舟受容の様相を辿ることで、「画聖」と仰がれる雪舟への評価がいかにして形成されてきたのかを検証します。桃山時代に雪舟の後継者を自称した雲谷派と長谷川派、雪舟画風を流派様式の礎とした江戸時代の狩野派はもとより、これら漢画系の画家とは異なる実にさまざまな画家が雪舟を慕い、その作品に学びながら、新しい絵画世界を切り開いていきました。
ひと口に雪舟受容といってもそれ自体複雑な性質を孕み、多角的に把握すべきものです。その多様な雪舟受容を通して、「画聖」雪舟誕生の過程を明らかにすることを目指します。

※ 本展は事前予約は不要です。ただし展示室内が混雑した場合は入場を制限する場合があります。
※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上ご観覧・参加ください。
[ 詳 細 : 京都国立博物館 本展特設サイト ]
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【展覧会】UBE BIENNALE|粟津潔展 異種交配するデザイン 野外彫刻リサーチ vol.1|’24年2月9日-3月17日|終了乍下掲記事関連爲蹔

粟津潔ポスター展A 粟津潔ポスター展B

UBE BIENNALE
粟津潔展 
異種交配するデザイン 野外彫刻リサーチ vol.1
期  間  2024年2月9日[金]- 3月17日[日] ◀ 終了しました
時  間  10:00 - 16:00
休  館  日  火曜日
会  場    ときわ湖水ホールアートギャラリー
       〠 755-0001 山口県宇部市大字沖宇部254番地 ときわ湖水ホール(ときわ公園内)
アクセス  UBEビエンナーレ事務局
      (宇部市 観光スポーツ文化部 文化振興課 UBEビエンナーレ推進係)
      〠 755-8601 山口県宇部市常盤町一丁目7番1号
      TEL.0836-34-8562 FAX.0836-22-6083
入  場  料  無 料
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粟津 潔(あわず きよし 1929-2009)は、日本を代表するグラフィックデザイナーのひとりとして知られています。宇部市が1961年から開催する野外彫刻展「UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)」のポスターデザインを、1973年から2005年まで担当しました。本展では、粟津潔が手掛けた現代日本彫刻展ポスター全41点と関連作品17点を通して、ユニークなデザインが生まれた時代背景や美しくカラフルな仕上がりを支えた印刷技術等をご紹介します。

◆ ポスターがつくるイメージ
“異種交配が新しい文化をつくる”(『デザイン夜講』)とは、1974年の粟津潔の言葉です。粟津潔のポスターには、指紋や印影、亀、牛など一見互いに関連性のない様々なモチーフが散りばめられています。そこには、情報化する社会や環境問題など、社会的な問題に対する粟津自身の意識が投影されており、 “彫刻”や“野外空間”を思わせるモチーフとともに、一枚のポスターのなかで、イメージとイメージが出合い、ジャンルを超えた“異種交配”が起きているのです。ポスターはまた街頭に持ち出され、人の目に触れることで、更なる“異種交配”を起こします。それは野外に持ち出された彫刻の在り方にも似ています。宇部市の野外彫刻展のイメージは、粟津ポスターとともに作り出されていったのかもしれません。
粟津潔は、“印刷”と “量産” をポジティブに捉え、複製も “真実” であると考えたデザイナーでもありました。会場では、粟津ポスターを手に取って間近に鑑賞していただくコーナーも設置します。野外彫刻展のポスターに、様々なイメージを加えることで、好奇心あふれる世界観を作り上げていった粟津潔のデザインの魅力に触れていただく機会となれば幸いです。

◆ 関連企画
風景の中でポスターを眺めてみる
当時のポスターを現在の宇部の街に掲示して撮影した写真を展示します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : UBE BIENNALE
{新宿餘談} 
いまはむかし。極めつきの愛煙家だった粟津シェンシェイが彷徨のときーいろいろな意味でーを終え、印刷博物館の初代館長に就任した。ムサビで弟子だった電話魔:松本八郎曰く開場したばかりの博物館を偵察の結果、職員は給湯室換気扇の下だけで喫煙黙認だが、館長室だけはあたかも天国に游ぶかのような異空間だと。慫慂のままにふたりで館長室訪問。さっそく三人そろってプカプカやったら館長応接室も含め白煙と芳香につつまれた。粟津無手勝つ流のもと、館は無事スタートし名館長だった。しかしいつのころか高齢者特有の症状をていするようになり、ついに吾が悪友:松本八郎を引き連れて黄泉にあそぶ人となった。設立当初から登録博物館だった。当然ながら現今の印刷博物館はどこもかしこも全面禁煙である。ひとり残された吾輩は忌忌しいから感染症と称して、十歳から刻んだまこともってうるわしき習慣を廃して全面禁煙。タバコは綺麗さっぱり捨てたが、焼却危険物100円ライターが処分できないまま数十箇、デスクサイドにのこる。

【展覧会】UBE BIENNALE|第29回UBEビエンナーレ 柳原義達賞受賞記念展|藤沢 恵 melting border|’24年4月12日-5月26日|

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UBE BIENNALE
第29回UBEビエンナーレ柳原義達賞受賞記念展
藤沢恵 melting border
期  間  2024年4月12日[金]- 5月26日[日]
時  間  10:00 - 16:00
休  館  日   火曜日 * ただし、4月30日、5月7日は開館
会  場   ときわ湖水ホールアートギャラリー
       〠 755-0001 宇部市大字沖宇部254番地 ときわ湖水ホール(ときわ公園内)
アクセス  UBEビエンナーレ事務局
      (宇部市 観光スポーツ文化部 文化振興課 UBEビエンナーレ推進係)
      〠 755-8601  山口県宇部市常盤町一丁目7番1号 9:00-17:00(土日祝は除く)
      TEL.0836-34-8562 FAX.0836-22-6083
入  場  料  無 料
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藤 沢恵氏の「Inflating Shadow(インフレイティング シャドウ)」
は、第29回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)において
柳原義達賞を受賞されました。
真逆の性質を持つ素材「石」と「真鍮」から生み出される、
若手彫刻家 藤沢恵 氏の作品の展覧会を開催します。

concept/展示テーマ:融解
普遍のように思われていた社会通念が崩れ、二項対立で語ることができない多様性が問われる時世を、私たちは生きている。
二項間の境域は内・外の均衡が取れたときにのみ現出し、常にせめぎ合い、動き続けている。
形状として見えているのは束の間の “部分” であり、あらゆる事象は立体的なレイヤー構造を持つ。
「わからなさ」を未だ名を持たないものとして飲み下し、境域を融解する胆気が問われている。

statement/作家本人より
私は真逆の性質を持つ石と金属を用いて、「事象の汀渚」をテーマに制作活動をしている。
一度欠けると元に戻らない石は不可逆性の象徴であり、打つことによって空間を生み出す真鍮は
失われた体積を可視化するための媒体である。石と真鍮、対極の性質を持つ素材同士を組み合わせ、なにものでもない有機的な形態を生み出すことを目的に制作している。この二つの素材を使い制作することは困難であり、どちらもどう扱ったかが素直に作品に反映されてしまう素材である。
目には見えない、存在するかも分からないものを生み出すためには、制作者の意思を明確にできる
素材が必要である。
未だ名前を持たない何かを生むため、事象の境界を融かさなくてはならない。

アーチスト略歴
藤沢 恵 FUJISAWA Megumi
 1985 岩手県生まれ
[ 主な活動 ]   
 2023 第 18 回 KAJIMA 彫刻コンクール 模型入選 ( 鹿島KIビル/赤坂 )
 2022 第 29 回 UBE ビエンナーレ 柳原義達賞 (UBE ビエンナーレ彫刻の丘/山口 )
 2022 第 10 回あさごアートコンペティション 入選 ( あさご芸術の森美術館/兵庫 )
 2021 池袋アートギャザリング公募 IAG AWARDS 2021 入選 ( 東京芸術劇場/池袋 )
 2019 ~二科会彫刻部会員
 2017 個展 (Kʼ s Gallery /銀座 )
 2013 選抜新人作家展 ( 現代彫刻美術館/目黒 )
 2013 個展 ( ギャラリー・KINGYO /千駄木 )
 2009 中之条ビエンナーレ ( 中之条町/群馬 )
[ パブリックコレクション ]
 風の丘公園 ( 金山町/山形 )
 農林漁業体験実習館 ( 舟形町/山形 )

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : UBE BIENNALE

【展覧会】東京オペラシティ アートギャラリー|宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO|’24年4月11日-6月16日

20240329204333_00011 20240329204333_00012東京オペラシティ アートギャラリー
宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO
会  期  2024年4月11日[木]- 6月16日[日]
会  場  東京オペラシティアートギャラリー ギャラリー 1, 2
      〠 163-1403 東京都新宿区西新宿 3-20-2
      お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間  11:00 - 19:00(入場は18:30まで)
      *ただし、展示により変更の可能性があります。
休  館  日  月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
入  場  料  個人・当日・税込み料金を表示
      一 般 1,400円、 大学・高校生 800円  、中学生以下 無料
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
特別協力  刈谷市美術館
主  催  公益財団法人 東京オペラシティ文化財団
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日本を代表するイラストレーター、グラフィックデザイナーとして活躍を続ける宇野亞喜良(うの・あきら1934-)。1960年代の日本において「イラストレーション」「イラストレーター」という言葉を広め、時代を牽引してきたレジェンドでありながら、常に進化し続けています。その創作は、イラストレーション、ポスター、絵本、書籍、アニメーション映画、絵画、舞台美術など多岐におよび、1950年代初めのデビュー以来、活動の範囲は限りなく広がっています。
本展は、宇野の初期から最新作までの全仕事を網羅する、過去最大規模の展覧会です。1950年代の企業広告をはじめ、1960年代のアングラ演劇ポスターや絵本や児童書、近年の俳句と少女をテーマとした絵画など、多彩で貴重な原画や資料等を紹介します。
「魅惑のサウスポー」から生み出される、時代を超越した宇野の華麗で耽美な創作世界に迫ります。

< 展示の見どころ Highlights >
出品点数900点超、史上最大規模のスケールで宇野亞喜良の全仕事を展開
宇野の仕事を振り返る大型個展は、2010年刈谷市美術館で開催されて以来14年ぶり、東京では初めて開催します。本展は、刈谷市美術館での個展よりもさらに出品点数を増やし、900点を超える作品群によって膨大な宇野の仕事の全貌を紹介します。
繊細で華麗な原画を多数展示
本展では、宇野による原画を多数展示します。宇野の確かな描写力を感じさせる繊細で華麗なデッサンや、校正紙に書き込まれた細やかな指示にみられるデザインへのこだわりなど、直に見ることができます。
空間を贅沢に使ったポスター展示
1960年代の初期から現在にいたるまで宇野が手掛けたポスターを一堂に展示します。1960年代当時の時代の空気を体感できるよう、蛍光塗料が施されたポスターをブラックライトの光で鑑賞できるコーナーも設置予定です。
Project Nyx「星の王子さま」などの舞台美術を紹介
宇野が描いた舞台や衣装の原画、実際に制作にも携わった大道具や小道具、人形、衣装など、これまであまり展示する機会がなかった、宇野の手掛けた舞台美術をまとまったかたちで紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京オペラシティアートギャラリー

【展覧会】高知県立美術館|高知県立美術館 コレクション・テーマ展|写真の冒険 シカゴの写真家たちを中心に 石元泰博コレクションより +〈特別上映〉丹下健三「自邸」再現CG|’24年4月10日-7月3日|愈〻開幕

高知県立美術館コーナーリング

高知県立美術館
高知県立美術館 コレクション・テーマ展
写真の冒険 
シカゴの写真家たちを中心に 石元泰博コレクションより
+〈特別上映〉丹下健三「自邸」再現CG
期  間  2024年4月10日[水]-7月3日[水]
会  場  高知県立美術館 1階 展示室D
〠 781-8123 高知県高知市高須353-2 TEL 088-866-8000
開館時間  9:00 - 17:00(⼊場は 16:30 まで)

観 覧 料  一 般 370円・大学生 260・高校生以下 無 料
      * 各種割引、優待条件などは下掲 詳細 参照
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高知県立美術館が誇る「石元泰博コレクション」には、高知ゆかりの写真家・石元泰博の自作のみならず、同時代に活躍した写真家たちの手によるプリントも含まれています。本展では、石元が写真を学び、多大な影響を受けたインスティテュート・オブ・デザイン(通称ニュー・バウハウス)の恩師や学友をはじめとするシカゴの写真家たちや、生前交流のあった国内外の写真家たちの作品を中心に紹介します。
「写真とは、人生と同じく、冒険である。」
  ──ハリー・キャラハン(写真家/インスティテュート・オブ・デザインでの石元泰博の恩師)

◆ 主な出品作家
ラースロー・モホイ=ナジ、ハリー・キャラハン、アーロン・シスキン、ネイサン・ラーナー、マーヴィン・E・ニューマン、ルシアン・クレイグ、エメット・ゴーウィン、チャールズ・スウェッドランド、須田一政、原直久、奥村光也 他(予定)
◆ 特別上映 
丹下健三「自邸」再現CG
石元の眼差しにもとづき制作された建築家・丹下健三の「自邸」再現CG映像を上映します。
* 会期中ループ上映。
制 作|TOPPAN株式会社
監 修|豊川斎赫(千葉大学准教授)

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 高知県立美術館  コレクション展示室 ]

【展覧会】杉野学園衣裳博物館|日本にミニがやってきた! |’24年4月10日-7月31日

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杉野学園衣裳博物館
日本にミニがやってきた!
期  間  2024年4月10日[水]- 7月31日[水]
開館時間  午前10時 - 午後4時 
休  館  日  日曜・祝日、大学の休業日
入  館  料  個人 一  般   300円、 高校生   250円、  小・中学生   200円
会  場  杉野学園衣裳博物館
      〠 141-8652 東京都品川区上大崎4-6-19 TEL 03-6910-4413 (直通)
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昨今「Y2K」ということばを盛んに耳にするようになりました。Y2Kとは若いひとたちの間で流行するファッションの呼称であり、「Year 2000」、すなわち2000年代の流行を取り入れた装いのことを指しています。へそ出しルックや厚底のくつ、アームカバーやルーズソックスなど、平成の装いを特徴づけるアイテムは多々ありますが、なかでも象徴的なのが「ミニスカート」ではないでしょうか。
平成、令和と流行を繰り返すミニスカートですが、初めてファッション界に登場したのは1960年代のことであり、パリ・モードから大きく離れたロンドンのストリートファッションから生まれたこの装いは世界的に大流行し、1960年代後半の日本でも女性たちの間でミニスカート旋風が吹き荒れました。本展ではミニスカート流行のただ中にドレスメーカー女学院で制作されたミニ丈の装いと共に、日本におけるミニスカートの登場について紹介します。

※  受付でスリッパに履き替えていただきます。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。

[ 詳 細 : 杉野学園衣裳博物館

【イベント/展覧会】須坂版画美術館|須坂版画美術館 版画教室 再開始動|第1弾木版画教室 ー 第9弾水性凹版木版画教室|’24年4月7日-’25年3月30日

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須坂版画美術館
須坂版画美術館 版画教室 再開始動
第1弾木版画教室 ー 第9弾水性凹版木版画教室
会  期  2024年4月7日[土]- 2025年3月30日[日]
会  場  須坂版画美術館/平塚運一版画美術館 版画教室・アトリエ
      〠 382-0031 長野県須坂市大字野辺 1386-8(須坂アートパーク内)
      TEL 026-248-6633  FAX 026-248-6711
開館時間  午前9時 - 午後5時 (入館は 閉館30分前 まで)
休  館  日  水曜日(祝日の場合は開館)
入  館  料  300円
      * 高校生以下 及び 18歳未満、須坂市内在住 70歳以上 は 無 料
      * 身体障害者手帳などをお持ちの方と、付き添いの方 1 名は 無 料
アクセス  須坂長野東インターより 5km〔車で約8分〕
      JR 長野駅より 長野電鉄特急15分 須坂駅下車タクシーで 約 7 分
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須坂版画美術館は、建物の改修期と重なって、感染症「COVID – 19」パンデミックの影響がおおきく、常時開館が困難なときもあったようである。
企画展は厳しい状況下でも展開を続けたが、ようやくこの美術館を特徴づける「たんなる展示に留まらず、版画の実技・実践の場」としての「版画教室/アトリエ利用」が再開された。その告知フライヤーをお送りいただいた。
隣町の長野市の「長野県立美術館」は、ここのところ旺盛な企画展開を実践している。同館と共に「須坂版画美術館」の奮闘を期待したいいまである。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 須坂版画美術館 ] { 活版 a la carte まとめ }

【展覧会】長野県立美術館|春陽会誕生100年|それぞれの闘い 岸田劉生、中川一政から岡鹿之助へ|’24年3月16日-5月12日|巡回展信濃路到来展観中

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長野県立美術館
春陽会誕生100年
それぞれの闘い 岸田劉生、中川一政から岡鹿之助へ
開催期間  2024年3月16日[土]- 5月12日[日]
      * 会期中、一部作品の展示替えがあります
休  館  日  水曜日(3/20 は祝日のため開館、翌平日 3/21 休館)
開館時間  9:00 - 17:00(展示室入場は 16:30 まで)
観  覧  料  個人・当日券
      一般 800円、 大学生及び75歳以上 600円、高校生以下又は18歳未満 無 料
      * 前売り券、割引券、各種優待情報などは下掲詳細参照
会  場  長野県立美術館 展示室1・展示室2・展示室3
      〠 380-0801 長野市箱清水1-4-4(善光寺東隣)
      TEL 050-5542-8600(ハローダイヤル) FAX 026-232-0050
特別協力  東京国立近代美術館
共  催  長野県教育委員会、一般社団法人 春陽会、日本経済新聞社
主  催  長野県、長野県立美術館
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春陽会は1922(大正11)年に、再興院展洋画部から脱退した小杉放菴、山本鼎、森田恒友らと、草土社の岸田劉生らを中心としたメンバーにより、洋画界を代表する第三の団体として発足しました。それぞれの画家の個性を尊重する自由な会風のもと、油彩だけではなく、版画、水墨画、素描、新聞挿画がジャンルの隔てなく出品されます。また、次世代の育成をも念頭に置いた芸術研鑽の場を全国的に展開し、今日に続く春陽会展の基盤を固めました。本展では、日本近代美術史を語るうえでは欠かせない著名な画家たちに彩られた草創期から、1900年代後半までの約200点をご紹介します。
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※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 長野県立美術館 ] 

【展覧会 予告】長野県立美術館|生誕150年 池上秀畝 高精細画人|’24年5月25日ー6月30日|第一報 続報予想|前後期二期制開催

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長野県立美術館
生誕150年池上秀畝 高精細画人
開催期間  2024年5月25日[土]ー 6月30日[日] * 会期中、一部作品の展示替えがあります
          前 期:5月25日[土]- 6月11日[火]
          後 期:6月13日[木]- 6月30日[日]
休  館  日  水曜日
開館時間  9:00 - 17:00(展示室入場は 16:30 まで)
観  覧  料  個人・当日券
      一 般 1,000円、 大学生及び75歳以上 700円、高校生以下又は18歳未満 無 料
      * 前売り券、割引券、各種優待情報などは下掲詳細参照
会  場  長野県立美術館 展示室1・展示室2・展示室3
      〠 380-0801 長野市箱清水1-4-4(城山公園内・善光寺東隣)
      TEL 050-5542-8600(ハローダイヤル) FAX 026-232-0050
特別協力  東京国立近代美術館
共  催  長野県教育委員会、練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会)
主  催  長野県、長野県立美術館
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池上秀畝(いけがみ  しゅうほ   明治7-昭和19 1874-1944)は、現在の長野県伊那市高遠町に生まれ、荒木寛畝の最初の門人・内弟子となり、大正5 (1916) 年から3 年連続で文展特選を受賞、帝展では無鑑査、審査員を務めるなど官展内の旧派を代表する画家として活躍しました。
池上秀畝の作品は、旧派と一括りにされることが多いですが、表現の多様性や、同い年で同じく長野県南部出身の菱田春草に代表される新派とは、また異なる立場から 新しい日本画 を実践しました。秀畝は、展覧会芸術だけでなく、襖絵や障壁画といった、室内装飾などにも取り組んでおり、同時代の人々に支持されていましたが、近年では新派ほど研究がされておらず、展覧会などで取り上げられる機会も多くはありませんでした。
生誕150 年を機に、旧派の代表格とされた池上秀畝の人生と代表作をたどり、決して「 旧 」ではない秀畝の画業の全体像を振り返ります。

✿ 動画で展覧会の見どころを紹介しています。
・展覧会PR動画 : https://youtu.be/gHZDmAcAK64   0:34
◉ 本展のPRイベントを2024年1月7日[日]東京都銀座 NAGANO にて開催。 PRイベントでは池上秀畝の画業を紹介しつつ、展覧会の企画にかかわった学芸員がこぼれ話も交え、池上秀畝の魅力を紹介しています。 こららの動画はイベントの記録動画であり、聞きづらい箇所もございますが、ご覧いただきますと幸いです。
・学芸員対談:https://youtu.be/H0JgU9bi7VQ  25:48
       練馬区立美術館:加藤陽介 長野県立美術館:松浦千栄子
・1/7開催 アートこぼれ話 (概要):https://youtu.be/AwnGGV73mo4   9:54
・1/7開催 アートこぼれ話 (トーク編):https://youtu.be/8EQpHWCAn0Q   57:54

✿ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
【巡回展】練馬区立美術館 会 期 : 2024年3月16日[土]ー 4月21日[日]

【関連展】
伊那市立高遠町歴史博物館 会 期 : 2024年2月24日[土]ー 6月16日[日]
信州高遠美術館 会 期 : 2024年2月24日[土]ー 6月16日[日]
伊那市創造館 会 期 : 2024年2024年2月24日[土]ー 6月16日[日]
長野県伊那文化会館 会 期 : 2024年3月30日[土]- 5月12日[日]
*伊那市内の「池上秀畝生誕150年展」をめぐって秀畝カードを集めよう!
▶ 詳細は伊那市 こちら
✿ 詳細は各館へお問合せください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 長野県立美術館
[ 関 連 : 長野県立美術館/練馬区立美術館 YouTube |生誕150年 池上秀畝 高精細画人|学芸員対談 25:48 ]


この{活版印刷アラカルト}のウェブページは、限度ギリギリの長尺ブログになっています。そのためお手数ながら、ときおり、とりわけ動画類を閲覧後は「ページ画面を更新」していただくと、次回からもスムーズなスクロールと閲覧をお楽しみいただけます。また活版アラカルトの二枚目以降のページにも、一枚目に納めきれなかった魅力的な記事が満載。閲覧を強力推奨いたします。

【展覧会】東京富士美術館|没後70年 戦争を越えて―写真家ロバート・キャパ、愛と共感の眼差し―|’24年4月9日-6月23日

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東京富士美術館
没後70年 戦争を越えて―写真家ロバート・キャパ、愛と共感の眼差し―
開催期間  2024年4月9日[火]- 6月23日[日]
休  館  日  月曜休館(祝日の場合は開館。翌日火曜日が振替休館)
開館時間  10:00 - 17:00(16:30受付終了)
会  場  東京富士美術館:本館・企画展示室1-4
      〠 192-0016 東京都八王子市谷野町492-1
主  催  東京富士美術館
──────────────────────
戦争の世紀と呼ばれた激動の20世紀、カメラを武器に五つの戦場を駆け抜けた伝説の写真家ロバート・キャパ。本年はキャパが1954年にインドシナの戦場で亡くなって70年の節目を迎える。本展では、キャパが伝説の写真家となるまでの軌跡を、彼の代表作によってたどる。また当館が所蔵するキャパのヴィンテージ・プリント75点を2期に分けて展示するほか、キャパがインドシナの戦場で最後に所持していたカメラを特別公開する。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京富士美術館

【上映】国立映画アーカイブ|上映企画 生誕100年 高峰秀子 Hideko Takamine Retrospective at Her Centenary|’24年4月9日-5月5日

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上映企画 生誕100年 高峰秀子
Hideko Takamine Retrospective at Her Centenary
会  期  2024年4月9日[火]- 5月5日[日]
会  場  国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU(2階)
      〠 104-0031 東京都中央区京橋 3-7ー6
      お問い合わせ(9時-20時)ハローダイヤル:050-5541-8600
開室時間  11:00 am - 6:30 pm(入室は 6:00 pm まで)
      * 1/26、2/23の金曜日は 11:00 am - 8:00 pm(入室は 7:30 pm まで)
休  室  日  月曜日
定  員  310名(各回入替制・全席指定席)
観  覧  料  一 般 520円 / 高校・大学生・65歳以上 310円 / 小・中学生 100円
      * チケット購入・優待情報などは下掲詳細参照
主  催  国立映画アーカイブ
──────────────────────
無声映画期に松竹で天才子役としてデビューし、その後に移籍したP.C.L.と続く東宝では「デコちゃん」の愛称で親しまれ、昭和のただ中を半世紀にわたり駆け抜けた偉大な映画俳優・高峰秀子(1924-2010)。戦後の新東宝時代を経てフリーとなる頃にはスター俳優としての地位を確固とし、小津安二郎、五所平之助、豊田四郎、木下惠介、成瀬巳喜男ら名匠の作品を中心に300本余りに出演しました。
この不世出の映画俳優・高峰秀子の生誕100年を記念し、デビュー作の『母』(1929)から最後の出演作にあたる『衝動殺人 息子よ』(1979)まで、多彩な役柄を演じた22作品(20プログラム)を厳選し、日本映画の黄金期に大スターへと歩みを進めた足跡を回顧します。国立映画アーカイブの大スクリーンで高峰の新たな魅力の発見に立ち会い、たえず深化し続けたその演技を是非ご堪能ください。皆さまのご来場をお待ちしています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立映画アーカイブ  ▶ チケット購入情報 こちら  ]

【公演】東京オペラシティ コンサートホール|N響 Music Tomorrow 2024|’24年5月28日|チケット前売り開始

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東京オペラシティ コンサートホール
N響 Music Tomorrow 2024
公演期日  2024年5月28日[火] 開演 7:00pm [開場 6:15pm]
会  場  東京オペラシティ コンサートホール  ▶ 座席表 PDF  
      〠 163-1403 東京都新宿区西新宿3-20-2
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抽象絵画、猛々しい自然、哀惜の心 …… 森羅万象を音に純化する、匠たちの技に耳を傾ける。
毎年〈MusicTomorrow〉で演奏される「尾高賞」(N響制定)の受賞作品として今回選ばれたのは、湯浅譲二の《打楽器、ハープ、ピアノ、弦楽オーケストラのための哀歌(エレジィ)》。湯浅の作品が同賞を受賞するのは5回目である。玲子夫人を喪った悲しみを乗り越えようともがく湯浅が一音一音に込めたエネルギーと、人間的で温かい眼差しが聴く人の心を打つ。
湯浅は1970年の大阪万博で、2つのパビリオンの音楽を担当していたが、このときドイツ館で演奏していたシュトックハウゼンのアンサンブルのメンバーに、その後作曲家・指揮者として大成したペーテル・エトヴェシュがいた。「ロシア・アヴァンギャルド」の芸術家、マレーヴィチ(1879–1935)の抽象絵画を題材にした《マレーヴィチを読む》では、種々の楽器を知り尽くしたエトヴェシュの熟練の技が、色彩感に富んだ絢爛たる響きを作りだす。《ハープ協奏曲》は、今年80歳を迎えた作曲家の活気と躍動感にあふれた新作。世界的名手グザヴィエ・ドゥ・メストレの妙技が冴えわたる。
エトヴェシュはかつて、トリスタン・ミュライユの代表作となった《デザンテグラシオン》(1982–83)の初演を指揮していた。音響を分析し作曲するスペクトル楽派の中核を担ったミュライユは、理知的な創作手法にもかかわらず、水や風といった自然をしばしば発想の源とする。煌びやかな音と瑞々しい抒情が魅力的なピアノ協奏曲《嵐の目》のソリストは、作曲者が厚い信頼を寄せるフランソワ・フレデリック・ギイ。エトヴェシュに学んだ現代音楽に定評ある指揮者、ペーター・ルンデルの鮮やかな手腕にも期待したい。
                                                                                                   平野貴俊(音楽学・音楽評論)

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京オペラシティ コンサートホール   NHK SO TOKYO ]
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【展覧会】水野美術館|特別企画展 THE 新版画 版元・渡邊庄三郎の挑戦|’24年4月6日-5月26日

水野美術館A水野美術館B

水野美術館
特別企画展 THE 新版画 版元・渡邊庄三郎の挑戦
会  期  2024年4月6日[土]- 5月26日[日]
開館時間  9時30分 - 17時30分(入館は17時まで)
休  館  日  毎週月曜日(但し4月29日、5月6日は開館、4月30日、5月7日は振替休館)
入  館  料  一 般 1,200円、中高生 700円、小学生 400円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  水野美術館
      〠 380-0928 長野県長野市若里6-2-20 TEL:026-229-6333
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世界を魅了した、新しき木版画の世界
新版画は、伝統的な浮世絵版画の技術を用い、高い芸術性を意識した新時代の木版画です。これを牽引し世に広めたのが、版元・渡邊庄三郎(わたなべしょうざぶろう 1885-1962)です。
明治以降の木版技術は、西洋の写真や印刷技術の導入によって衰退の一途を辿っていました。そのなかで庄三郎はあえて伝統的な絵師・彫師(ほりし)・摺師(すりし)による分業体制を活かしながら、来日した外国人作家や当時の新進気鋭の画家とともに新たな木版画の制作に取り組みます。
こうして世に送られた新版画は、摺り数を重ねた緻密な表現と美しい色彩によって、国内外の人々を魅了しました。戦争による不幸な断絶がありましたが、近年再評価が進み、その人気は再び高まりをみせています。アップルの創業者スティーブ・ジョブズが魅了され、蒐集したエピソードは特に有名です。
本展では、新版画の精神を今なお受け継ぐ渡邊木版美術画舗の全面的な協力のもと、特に希少な初摺(しょずり)の作品を通して新版画の魅力を伝えるとともに、庄三郎の挑戦の軌跡を辿ります。伊東深水の美人画、川瀬巴水(かわせはすい)の風景画、小原祥邨(おはらしょうそん)の花鳥画、名取春仙(なとりしゅんせん)の役者絵をはじめとする、モダンな精神に彩られた瑞々しい表現の魅力をどうぞご堪能ください。

※ 水野美術館は、岡倉天心の流れをくむ、横山大観、菱田春草、下村観山、川合玉堂らの近代日本画を系統立てて集めた美術館です。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 水野美術館

【展覧会】入江泰吉記念 奈良市写真美術館|◆ アンジュン「重力へ」方向と座標|◆ 入江泰吉「塔のある風景」|’24年4月6日-6月30日

20240405204939_00017 20240405204939_00018入江泰吉記念 奈良市写真美術館
◆ アンジュン「重力へ」方向と座標
“On Gravity : Directions and Coordinates” Ahn Jun
◆ 入江泰吉「塔のある風景」
“Scenery with Pagoda in the Nara-Yamatoji” IRIE TAIKICHI
会  期  2024年4月6日[土]- 6月30日[日]
場  所  入江泰吉記念 奈良市写真美術館
      〠 630-8301 奈良市高畑町600-1 TEL: 0742-22-9811 / FAX:0742-22-9722
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
      * 毎月第2・第4土曜日は、午後2時から展示担当者による作品解説があります。
休  館  日  月曜日(休日の場合は最も近い平日)
観覧料金  一 般 500円、高校・大学生 200円(高校生のみ土曜日無料)、
      小・中学生 100円(土曜日無料)、奈良市在住の70歳以上の方 無料
      *身体障がい者手帳などをお持ちの方(要手帳)とその介護者 無料
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ニューヨークとソウルを中心に活動している写真家・アンジュンによる
日本初の個展です。彼女の代表作である「Self-Portrait」と「One Life」を
中心に約70点で展示構成しています。
写真から感じ取れる重力の世界をお楽しみください。
同時開催として、入江泰吉がこだわり撮り続けてきた奈良大和路の
「塔のある風景」を35点で紹介します。

入江泰吉 塔のある風景

“ Scenery with Pagoda in the Nara-Yamatoj ” IRIE TAIKICHI
会  期  2024年4月6日[土]- 6月30日[日]
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「大和の自然は、千何百年という古い歴史と風雪に耐えて残る堂塔が、四季折々の風景にうまく溶け合って、人と自然が、豊かに調和した独特の景観を見せてくれます」と入江は語り、さらに「現代から古代を眺望するように、時間を超えた幻想的なイメージを醸し出しているように思われます」と語っていました。

入江がとらえた大和路を象徴する堂塔のある風景を35点で紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 入江泰吉記念 奈良市写真美術館 ]

【展覧会】弥生美術館|マツオヒロミ展 レトロモダンファンタジア|+|竹久夢二美術館|夢二がえがく動物ワンダーランド|~大正ロマンのイラスト&デザインを中心に~|’24年4月6日-6月30日

弥生美術館

弥生美術館
マツオヒロミ展 レトロモダンファンタジア
会  期  2024年(令和6)4月6日[土]-6月30日[日]

開館時間  午前10時-午後5時 (入館は4時30分までにお願いします)
休  館  日  月曜日  * ただし、GW中の4/29[月・祝]、5/6[月]開館。5/7[火]休館。
料  金  一般 1000円/大・高生 900円/中・小生 500円
      (竹久夢二美術館と2館あわせてご覧いただけます)
会  場  弥生美術館
      〠 113-0032 東京都文京区弥生2-4-3 Tel 03(3812)0012
特別協力  実業之日本社 河出書房新社 玄光社
主  催  弥生美術館 毎日新聞社
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レトロモダンな世界を美麗に描いて人気のイラストレーター・マツオヒロミ(1980- )。匂いたつような色香をまとった女性像はもちろんのこと、衣装・装飾品・建物・ロゴなど、画面の隅々にまで  “ マツオヒロミイズム ”  が貫かれており、独自の作品世界がみる人を魅了してやみません。
本展では代表作『百貨店ワルツ』『マガジンロンド』(実業之日本社)をはじめとして、2024年4月刊行予定の最新刊(河出書房新社)についても、いち早く展観いたします。
気鋭のイラストレーターの、記念すべき東京初個展です。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
【詳細: 弥生美術館

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竹久夢二美術館

竹久夢二美術館
夢二がえがく動物ワンダーランド
~大正ロマンのイラスト&デザインを中心に~
会  期  2024年(令和6)4月6日[土]-6月30日[日]
開館時間  午前10時-午後5時 (入館は4時30分までにお願いします)
休  館  日  月曜日  * ただし、GW中の4/29[月・祝]、5/6[月]開館。5/7[火]休館。
料  金  一般 1000円/大・高生 900円/中・小生 500円
      (弥生美術館もご覧いただけます)
会  場  竹久夢二美術館
      〠 113-0032 東京都文京区弥生2-4-2 Tel 03(5689)0462
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動物は、生活の上で人間と様々な関わりを持ちながら、美術の分野においても数多く題材となり、幅広い表現が展開されています。
大正ロマンの画家・竹久夢二(1884-1934)は小動物を飼育し、また動物園にも足を運んで、動物に関心を寄せていました。夢二が描く女性絵や童画は、犬・猫をはじめとする動物が人に寄り添い、さらに書籍装幀やすごろくでは、遊び心を加えて動物の姿を図案化しました。
本展では、夢二が描き表した鳥・虫・魚類を含む生き物に着目し、ユニークで個性的な動物表現を紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 竹久夢二美術館

【展覧会】パナソニック汐留美術館|テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本|’24年4月6日-6月9日

パナソニック汐留トップ

パナソニック汐留美術館
テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本
会  期  2024年4月6日[土]- 6月9日[日] * 会期中、一部展示替えします。
      前 期:4月6日[土]- 5月7日[火]/後 期:5月9日[木]- 6月9日[日]
会  場  パナソニック汐留美術館
      〠 105-8301 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階
      電話番号 ハローダイヤル 050-5541-8600
開館時間  午前10時 - 午後6時(入館は 午後5時30分 まで)
      * 5月10日㈮、6月7日[金]、6月8日[土]は夜間開館
       午後8時まで開館(入館は午後7時30分まで)
休  館  日  水曜日(ただし6月5日は開館)
入  館  料  一 般 1,200円、65歳以上 1,100円、大学生・高校生 700円、中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照 
主  催  パナソニック汐留美術館、朝日新聞社
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人類史上に輝く繁栄を誇った古代ローマ。なかでも、その豊かなくらしと優れた建築技術を象徴するのがテルマエ(公共浴場)です。無類のお風呂好きと言われる日本人が高い関心を寄せるテルマエは、とりわけヤマザキマリ氏の漫画『テルマエ・ロマエ』によって多くの人の知るところとなりました。本展は、ナポリ国立考古学博物館所蔵の絵画、彫刻、考古資料を含む100件以上の作品や映像、模型などを通して、テルマエを中心に古代ローマの人々の生活を紹介します。また、本展では、独自の風土のなかで育まれた日本の入浴文化もとりあげます。『テルマエ・ロマエ』の主人公ルシウスが浴場を通して日本とローマを往復したように、それぞれの入浴文化を体感することのできる機会となるでしょう。

☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆
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<展覧会の見どころと特徴>
❖ 1.イタリア・ナポリ国立考古学博物館から《恥じらいのヴィーナス》や《アポロとニンフへの奉納浮彫》など、32件が来日!
古代ローマでは、ローマ市内に大規模なテルマエがいくつも建設され、温泉もまた、医療や健康と結びついて利用されていました。庶民は、毎日の仕事のあとのテルマエでのひと時と、特別な日の見世物でくらしを彩りました。一方で富裕な者たちは、家で豪華な饗宴を繰り広げました。そんな古代ローマのテルマエと人々のくらしを伝える貴重な絵画、彫刻、考古資料が来日します。
❖ 2.映像や模型などを通して古代ローマと日本の浴場文化を分かりやすくご紹介!
古代ローマのテルマエを想像復元したCG映像や、カラカラ浴場を250分の1のサイズで復元した模型など様々な展示作品、資料を通して古代ローマと日本の入浴文化を身近に感じていただきます。
❖ 3.温泉や銭湯から内風呂まで、国内のお風呂文化の歴史と地域性にも着目!
家で風呂に入り、時に銭湯に行き、旅行で温泉を訪れるなど、現代の日本人にとって、入浴は日々のくらしに欠かせない習慣と愉しみになっています。こうした日本の入浴に関する美術品や資料も紹介し、入浴文化を通して日本の歴史の一端を垣間見ます。

◉ 序 章:テルマエ/古代都市ローマと公共浴場
テルマエとは、狭義には皇帝らによって建設された大規模公共浴場を、広義には古代ローマの版図内の公共浴場全体を指します。4世紀のローマ市内には、大規模な公共浴場は11を数え、小規模なものは約900軒にのぼっていたといいます。
ローマ市で最初のテルマエは、初代皇帝アウグストゥスの右腕のアグリッパによって建設されました(前25年)。その後、ネロ帝(60-64年頃)やティトゥス帝(80年)、トラヤヌス帝(109年)らにより大規模なテルマエが建設されました。ローマ市内のテルマエで今も遺構がよく残っているのは有名なカラカラ浴場(216年)と、ディオクレティアヌス浴場(306年頃)です。その他の都市でも数多くのテルマエ遺跡が見つかっています。
◉ 第1章:古代ローマ都市のくらし
ローマをはじめとした大都市には、政府高官、貴族、商人、職人、労働者、奴隷たちなど多様な人々がひしめくようにくらすようになります。富裕な者たちの家では、しばしば友人たちを招いて豪華な饗宴が催されました。一方、下層民の住空間は狭く、水道や台所、風呂の設備もありませんでした。
皇帝たちは大衆の不満を解消すべく、食糧の施与や見世物など娯楽の提供という施策を行いました。テルマエも、大衆からの人気を得るのに大いに役立ちました。庶民たちのくらしは、特別な日の見世物と、毎日の仕事のあとのテルマエによって彩られていたのです。
◉ 第2章:古代ローマの浴場
テルマエのルーツには、古代ギリシャの運動施設の水風呂や、医療行為として神域に設けられた入浴施設があります。それらを大衆の娯楽のために、驚くほどの規模へと発展させたのはローマ人でした。
ローマ人にとって、テルマエは単なる体を洗う場所ではなく、身体を動かし、汗を流し、多くの人と交流して、心身の健康を保つための場所でした。種々の浴室のほかに、運動場やいくつもの部屋が付随していたのは、テルマエの複合施設としての性格を示しています。
大規模なテルマエをつくるには、用地と水道が必要でした。紀元前19年にウィルゴ水道が敷設されると、水や湯をふんだんに使用する正真正銘のテルマエとなりました。
◉ 第3章:テルマエと美術
テルマエは、大衆が美術品を間近に見ることのできる場でもありました。床には水に強いモザイクが好まれました。また、ローマの大規模なテルマエには、数多くの大理石彫刻も飾られ、皇帝や浴場の建設者の肖像のほかに、神々の像や古代ギリシャの有名作品のコピーが壁面のニッチや円柱の間の台座の上に並んでいました。主題は適当に選ばれたわけではなく、浴場にふさわしいものが選択されました。
◉ 第4章:日本の入浴文化
日本の入浴は、おおまかに、天然の温泉と、人工的な施設で行うものとに分けられるでしょう。火山列島のため豊富に温泉の湧く日本では、古くから各地の温泉が地域の住民によって守られ利用されてきました。戦国時代には、武田信玄の隠し湯のように、武将たちが療養のため領内の温泉を訪れることもありました。
人工的な入浴施設は、仏教の寺院内につくられ、汚れと穢れを清める場として広まっていきました。江戸時代には町の中に湯屋が整備され、お湯につかるという現代にいたる入浴のスタイルが定着します。本章では、こうした日本の入浴に関する美術品や資料を紹介します。江戸・東京からアクセスがあった箱根や熱海の温泉や東京にも今なお多く残る銭湯にまつわる資料も展示し、また家庭内の内風呂にも着目します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : パナソニック汐留美術館  テルマエ展特設公式サイト

【展覧会/ワークショップ】多治見市文化工房 ギャラリー ヴォイス|わんの形 Part 3|’24年4月6日ー5月26日

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多治見市文化工房 ギャラリー ヴォイス
わんの形 Part 3
期  間  2024年4月6日[土]ー 2024年5月26日[日]   
休  館  日  水曜定休(祝日を除く)
会  場  多治見市文化工房ギャラリーヴォイス
      〠 507-0033 岐阜県多治見市本町5-9-1 陶都創造館 3F
      TEL:0572-23-9901 FAX:0572-23-9902 E-Mail : g-voice☆ob2.aitai.ne.jp
入場無料
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陶芸を中心に、ガラス・金属など、全国から集まった388名の作家による「わん」をテーマにした小品展です。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 多治見市文化工房 ギャラリーヴォイス ] 

【展覧会】長崎歴史文化博物館|企画展 浦上コレクション「北斎漫画」|~驚異の眼・驚異の筆~|’24年4月6日-5月26日

浦上コレクション 北斎漫画 ~驚異の眼・驚 浦上コレクション 北斎漫画 ~驚異の眼・驚長崎歴史文化博物館
企画展 浦上コレクション「北斎漫画」~驚異の眼・驚異の筆~
会  期  2024年4月6日[土]- 5月26日[日]
会  場  長崎歴史文化博物館 3階企画展示室
      〠 850-0007 長崎県長崎市立山1丁目1−1
休  館  日  毎月第1・第3月曜日
開館時間  9:00 - 18:00(最終入館 17:30)
料  金  大 人 1,000円、高校生 500円  * 小中学生は無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
監  修  浦上 満(浦上蒼穹堂代表)
企画協力  山形美術館、株式会社アートワン      
主  催   長崎歴史文化博物館
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江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎(1760-1849)は19歳で絵師となってから90歳で亡くなるまで、数多くの名作を残しました。
その中でも「冨嶽三十六景」と並び代表作として知られているのが『北斎漫画』です。文化11年(1814)、門人たちの絵手本として初版が刊行されると、庶民からも好評を博し、北斎没後の明治11年(1878)まで60年余にわたり全15編が刊行されました。活き活きとした人物表現、ユーモアに満ちた内容、独自の視点に基づいた構図などは自ら「画狂人」と称して90歳まで絵を描き続けた北斎の驚くべき画力、眼力を雄弁に物語っています。
本展では、世界一の質と量と評される浦上満氏の『北斎漫画』コレクションより、北斎の魅力が凝縮された作品約200点を紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 長崎歴史文化博物館 ]

【展覧会】千葉市美術館|企画展 板倉 鼎・須美子展|’24年4月6日-6月16日|

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千葉市美術館
企画展 板倉鼎・須美子展
会  期  2024年4月6日[土] – 6月16日[日]
会  場  千葉市美術館
      〠 260-0013 千葉県千葉市中央区中央3-10-8
      tel 043-221-2311(受付時間 10:00 – 18:00)
休  室  日  4月15日[月]、5月7日[火]、20日[月]、6月3日[月]
      * 第1月曜日は全館休館
観  覧  料  一 般 1,200円、大学生 700円、小・中学生、高校生 無料
      ◎ 本展観覧券で5階常設展示室「千葉市美術館コレクション選」もご覧いただけます
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  松戸市教育委員会
後  援  一般社団法人板倉鼎・須美子の画業を伝える会
主  催  千葉市美術館
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板倉 鼎(いたくら かなえ・1901-29)は埼玉県北葛飾郡旭村(現在の吉川市)の生まれ。幼い頃より松戸市に過ごし、県立千葉中学校で堀江正章に学びました。1919年(大正8)東京美術学校西洋画科に進み、在学中に早くも帝展への入選を果たします。1925年(大正14)、ロシア文学者:昇 曙夢(のぼり しょむ・1878-1958)の長女 須美子(すみこ・1908-34)と与謝野鉄幹・晶子夫妻の媒酌により結婚。翌年須美子とともにハワイ経由でパリに留学しました。須美子は鼎の影響により、1927年(昭和2)頃より油彩画を手がけています。

パリでは斎藤豊作や岡鹿之助と親しみ、アカデミー・ランソンでロジェ・ビシエールに学びました。そして次第に穏やかな写実的スタイルを脱し、簡潔な形と鮮烈な色彩による詩的な構成に新境地を拓き、1927年にはサロン・ドートンヌに初入選しました。
一方須美子は、ホノルルの風物を純心な筆致で描き、やはり同展で初入選。当時の評価は、鼎よりもむしろ高かったといいます。鼎は以後も精力的に制作を続け、須美子をモデルに、あるいは窓辺の静物に取材して多くの佳作を残しますが、1929年(昭和4)に惜しくも28歳で客死しました。
ふたりの娘たちも、須美子も相次いで亡くなっています。早世したため評価の機会を逸しましたが、パリで確立した斬新・華麗な作風により、近年評価が高まっています。須美子の油彩画もまた、そのまっすぐで明朗な造形に注目が集まっています。

千葉市美術館では、2021年(令和3)に、板倉 鼎のご遺族より鼎の作品33点をご寄贈いただく機会に恵まれました。本展はこれを記念して、鼎と須美子を長く顕彰してきた松戸市教育委員会の全面的なご協力のもと、ふたりの画業を総覧します。代表作を網羅するとともに書簡などの資料を展観し、夫妻の軌跡と作品世界の全貌を浮き彫りにします。
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※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
※ 下掲 企画展コーナー には、極めて多彩で魅力的な作品紹介・関連コンテンツが紹介されている。

[ 詳 細 : 千葉市美術館 ]  { 活版アラカルト 千葉市美術館まとめ }

【展覧会】武蔵野美術大学 美術館・図書館|2023年度 武蔵野美術大学 卒業制作・修了制作 優秀作品|’24年4月2日-4月30日|会期末

武蔵野美術大学 美術館・図書館04月再開展

武蔵野美術大学 美術館・図書館
2023年度 武蔵野美術大学 卒業・修了制作 優秀作品展
会  期  2024年4月2日[火]- 4月30日[火]
開館 時間  11:00-19:00  * 土・日曜・祝日は 10:00-17:00
休  館 日  水曜日
入  館  料  無 料
会  場  武蔵野美術大学美術館  美術館全館
      武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス
      〠 187-8505 東京都小平市小川町1-736
      電 話:042-342-6003 Eメール:m-l☆musabi.ac.jp
      ▶ お問い合わせフォーム https://mauml.musabi.ac.jp/contact/ 
主  催  武蔵野美術大学 美術館・図書館
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武蔵野美術大学 美術館・図書館では、「2023年度 武蔵野美術大学 卒業・修了制作 優秀作品展」を開催します。
武蔵野美術大学では、学部卒業制作および大学院修了制作において、特に優れた作品や研究成果を発表した学生に対し「優秀賞」が贈られます。優秀作品展は約100名の受賞者の作品や研究成果を学科やコースを越えて一堂に展示する、1967年の当館開館以来続く展覧会です。
本学の学生たちが在学期間中に取り組んできた制作・研究の集大成はいずれも秀作揃いであり、本学で実践される美術教育のいまが映し出されています。美術とデザインをめぐる、新たな世代の活力に満ちた作品を総覧することで、これからの表現の可能性を感じていただけますと幸いです。

【 詳 細: 武蔵野美術大学 美術館・図書館 】 

【展覧会】ギャルリー東京ユマニテ|富田菜摘展 TOMITA Natsumi [1F] 古き良きものたち [B1F] 密やかな棘|’24年4月1日-4月20日|終了

ユマニテ絵柄面 ユマニテ宛名面

ギャルリー東京ユマニテ
展 TOMITA Natsumi
[1F] 古き良きものたち  [B1F] 密やかな棘
会  期  2024年4月1日[月]- 4月20日[土]
会  場  ギャルリー東京ユマニテ *1F, B1F 同時開催
      〠 104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F
      Tel. 03-3562-1305 Fax. 03-3562-1306
      humanite☆js8.so-net.ne.jp
開廊時間  10:30 - 18:30(日曜日休廊)最終日 17:00
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富田菜摘は1986年東京生まれ。多摩美術大学油画科在学中の2007年に初個展を開催。以来、東京、名古屋、大阪など各地で個展を中心に発表を続けています。2009年にはシンガポールに滞在し、現地で集めた金属廃材や新聞紙などの素材で制作。シンガポールや香港のギャラリーで個展を行いました。その他、身近にある廃材を使ったワークショップ、店舗やTVスタジオのディスプレイなど多方面で活躍。
2019年には廃車になった地下鉄車両の部品を素材に使用した幅9mのレリーフ作品「いのちの木」を制作し、大阪梅田の地下街に設置。2020年にはヤマザキマザック美術館、2022年には中村屋サロン美術館にて大規模な個展を開催するなど、現在最も注目される若手作家のひとりです。

富田の代表的な作品は、自転車やキッチン用品、電子機器などの金属廃材で作られたキュートで愛らしいカメやサル、鳥、恐竜など動物の立体作品で、大きいものは約2m、中にはキャスター付きの椅子をそのまま仕込み、上に乗って動かすことができる作品もあります。
富田が金属廃材の作品と並行して発表しているのが、新聞や雑誌の切り抜きを使った人物作品です。流行や社会現象など時代を表すメディアである新聞や雑誌で、その時々の人物像を発表してきました。今回は、1階と地下の2会場でそれぞれの作品群を展示いたします。

1階では「古き良きものたち」と題した動物作品の新作展を開催いたします。
古いミシンやタイプライターを使用した鳳凰、茶釜のガマガエルや花鋏の鳥、アルトサックスと羽釜を使用したバクなど、歴史が刻まれた様々な金属廃材のパーツを組み合わせて制作した表情豊かな動物の立体作品約15点を発表いたします。

〈作家コメント〉
一度役割を終えたものを生きものに生まれ変わらせたいという思いで、金属廃材で動物作品を20年ほど制作し続けてきました。
作品を見てくださった方から色々な廃材をいただくようになり、中にはとても古い骨董やアンティークと呼ばれるようなものもあります。
そういったものは、たどってきた歴史が表面に錆や傷として刻まれ、その姿からは凄みのようなものを感じます。
とても魅力的ですが作品には気軽に使いづらく、素敵な材料たちはその魅力を損なわないよう作品に生まれ変わらせられるタイミングまで寝かせていました。
最近になってやっと今ならできるかもしれないと感じ、生きものの形が発想できるまで材料と向き合いました。
大正時代からのミシン、骨董の茶釜、兜飾りなど、人々の思い入れの詰まった古き良きものから、沢山の味わい深い生きものたちが誕生しました。

地下で展示する人物作品は「密やかな棘」。
新聞紙を用いて制作した人物像には、その人物の特徴を表すような言葉が記事からコラージュされています。今回はその人物にとって “少しだけ自分を強くしてくれる特別な何か” にのみ色が使われた23点の新作を壁一面に展示いたします。

〈作家コメント〉
真っ赤なハイヒール、高級腕時計、お気に入りの口紅、大切な人からの贈り物。
他の人には分からないけれど、身につけているだけで
ほんのちょっと強くなれる 密やかな棘
落ち込んだ時ほど、強くあるための武器を身につける。
自分だけのお守りであり、その人のシンボルでもある。
そんな密やかな棘を誰しも持っているのではないだろうか。

常に現代の世相をリアルに見つめ、造形の精巧さや観察力にますます磨きがかかった富田菜摘の新作を今回もお見逃しなくぜひご高覧ください。
>> 富田菜摘 略歴 

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : ギャルリー東京ユマニテ ]    {活版 à la carte  過去ログ まとめ

【展覧会】Hideharu Fukasaku Gallery|東尾文華 -華榮-|’24年4月1日-4月13日|終了

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Hideharu Fukasaku Gallery
東尾文華-華榮-
会  期  2024年4月1日[月]- 4月13日[土]
時  間  11:00 - 19:00  * 最終日 17:00 まで
休廊日時  日曜, 祝日
展示会場  Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi
      〠 106-0032 東京都港区六本木7-8-9 深作眼科ビル1F・B 1
      電話:03-5786-1505 Mail : fei☆fukasaku.jp
入場無料
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このたび、Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi では東尾文華個展「東尾文華-華榮-」を開催致します。
東尾は日本大学芸術学部にて版画を専攻、現在日本大学大学院博士後期課程に在籍中です。第45回全国大学生版画展収蔵賞(2020年)・日本大学芸術学部湯川制賞(2022年)・FACE2024入選(2023年)、最近では第22回南島原市セミナリヨ現代版画展にて準大賞(渡辺千尋賞・2024年)を受賞するなど受賞・入選歴を重ね、今後の活動が期待される作家です。
水性木版画と銅版画を併用した技法を用い、主に女性をモチーフに作品を発表する東尾。表情を大きく捉えた構図は観る人を惹きつけます。木と水性絵具のもつ柔らかさが人物に優しさと瑞々しさを与える一方で、銅版画の強弱ある際立った描線が人物の心に秘める様々な感情も描き出します。
とりわけ東尾が制作において重視するのが、人物の肌や髪、メイク、服装です。それらの違いを描き分けることで、人物の個性も浮かび上がってくるようです。そこには、メイクやファッションが辛いことや悲しいことを癒す小さな幸せという東尾の思いが込められています。豊かな色彩を幾重に纏い、生き生きとした女性たちの姿は、私たちに生きる喜びと勇気を与えることでしょう。是非ご高覧ください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi
[ 関 連 : 活版アラカルト 第22回南島原市セミナリヨ現代版画展 東尾文華氏 準大賞(渡辺千尋賞・2024年)受賞 ]

【展覧会】神奈川県立 神奈川近代文学館|特別展 帰って来た橋本治展|’24年3月30日-6月2日

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神奈川県立 神奈川近代文学館
特別展 帰って来た橋本治展
会  期  2024年3月30日[土]- 6月2日[日]
      * 本展は会期中、一部の展示物、展示箇所の変更を行います。
      【 前 期:3月30日[土]- 4月30日[火]/ 後期:5月1日[水]- 6月2日[日]】
休  館  日  月曜日(4月29日、5月6日は開館)
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入館は 4時30分 まで)
会  場  神奈川県立 神奈川近代文学館 第 2・3 展示室
      〠 231-0862 神奈川県横浜市中区山手町110
      TEL 045-622-6666 FAX 045-623-4841
観  覧  料  一 般 700円、65歳以上・20歳未満及び学生 350円、高校生 100円、中学生以下は 無料
          * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
編集委員  松家仁之
主  催  神奈川県立 神奈川近代文学館、公益財団法人神奈川文学振興会
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平成の時代とともにその生涯を終えた橋本治が、令和6年春、横浜に帰って来ます―――

橋本治(1948-2019)は、1977年に高校生の日常を描いた「桃尻娘ももじりむすめ」で小説家としてデビューし、それまでにないスタイルと内容で世間に衝撃を与えました。すでにイラストレーターとして活躍していた橋本は、以後、小説執筆と併行して、恋愛や性、家族、時代を論じ、舞台やイベントを演出し、セーターの編み方を教え、古典をひもとくなど、八面六臂の活躍を繰り広げました。どんな未知の分野にもひるまず分け入った橋本の原動力は「わからない」ことを解明したいという思いだったといいます。その成果は膨大な数の著作となって、我々に大きな〈恵み〉をもたらし続けています。
神奈川近代文学館は、2019年以降、橋本治の直筆原稿をはじめとする資料をご家族、ご関係の方々から寄贈いただき〈橋本治文庫〉として保存しています。本展は、時代を先取りし、さらに、人間と人間の生きた時代を描きだそうとした橋本の生涯を、所蔵資料を中心にたどります。
「桃尻娘」シリーズの最終章は、同館のある港の見える丘公園で、未来への希望を示唆して締めくくられます。この地で、帰って来た橋本治の新たな一面に触れていただければ幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 神奈川県立 神奈川近代文学館 ] 

【展覧会】そごう美術館|再興第108回 院 展|’24年3月30日ー 4月21日|終了

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そごう美術館
再興第108回 院 展
会  期  2024年3月30日[土]ー 4月21日[日]
会  場  そごう美術館
       〠 220-8510 神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店 6階
      TEL:045(465)5515(美術館直通)
時  間  午前10時 - 午後8時(入館は 閉館の30分前 まで)
      * そごう横浜店の営業時間に準じ、変更になる場合があります。
休  館  日  会期中無休
入  館  料     〔 事前予約不要 〕
      一 般 800円、大学・高校生 600円、中学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  そごう美術館、神奈川新聞社、公益財団法人日本美術院
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日本美術院は、横浜出身の岡倉天心を中心となり1898(明治31)年に創立された日本画の研究団体です。一時上野・谷中から茨城・五浦へ拠点を移しますが、1914(大正3)年に上野・谷中に再興しました。現在にいたるまで、日本画の名だたる巨匠を数多く輩出しています。
毎年9月の東京展を皮切りに全国巡回する再興院展。第108回の本展では、同人作家の作品33点をはじめ、受賞作品および神奈川県ゆかりの作家の作品など合計85点を一堂に展覧いたします。
現代日本画壇で活躍する巨匠から若手までの力作の数々をご覧ください。

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[ 詳 細 : そごう美術館 ] 

【展覧会】永井潔アトリエ館|第10回企画展 水辺の記憶|’23年9月2日-’24年7月27日 * 毎週土曜日に開館

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永井潔アトリエ館
第10回企画展 水辺の記憶
開館期間  2023年9月2日[土]- 2024年7月27日[土]* 毎週土曜日に開館
開館時間  毎週 土曜日  11:00 - 17:00(入館は16:30まで)
      * 年末年始と展示替えを行う 2月・8月 は休館。
      * 臨時休館する場合は、トップページでお知らせします。
所  在  地  〠 179-0085 東京都練馬区早宮4-6-5
​入  館  料  一 般 300円(維持協力費として)
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水面に画家は何を見たか?
永井潔の風景画について、絵画修復家の山領まり氏はかつて、「その風景の中を歩けるような気がする」と評しました(当館撮影の動画より)。それは、写実的であるという以上に、まるで画家の隣で同じ陽射しを浴び、同じ風に吹かれているような体感を呼び起こされるからではないでしょうか。画中には、その眺めを前にした、画家の思いさえ記憶されているのかもしれません。
今回は、そんな永井の風景画の中から、水辺を描いた作品を34点選び、展示します。
海を描いた作品は18点。『寺泊海岸』(1939年/油彩)は戦時下、兵役の合間に描いたもので、砕け散る波しぶきが時代に翻弄される青年の心を象徴しているかのようです。『網代港』(1968~9年頃/水彩)、『土肥の海辺』(1991年/油彩)、『海辺の家』(制作年不明/油彩)からは、洋々と広がる海のもとにつましく立つ家々や漁船が、その地に生きる人々の暮らしを想起させます。『ゴミを選る人々』(1960年/油彩)は、横須賀湾に面したゴミ捨て場に通って描いた異色作で、高度成長期を支えた人々の働く姿が印象的。ほかにも、伊根、房総、佐渡の風景など、海に寄り添う人々の営みに向けた画家の視線がやわらかです。

川を描いた作品は10点。『川べりの工場』(制作年不明/油彩)、『船と工場』(同)は、町工場と地元の川の密接な関係を物語ります。住宅街の川と民家ののどかな共生をとらえた『川べりの木立』(同)、コンクリートに囲まれた『堀割のある風景』(1969~70年頃/油彩)からは、失われた自然を惜しむ眼差しも感じられます。ほかにも、12歳で描いた八木ヶ鼻・五十嵐川の絶景、氷見の上庄川、下津井を流れる川など、各地の姿を映して流れる川に永井は絵心をかきたてられたようです。
池、湖、水田を描いた作品は6点。涼感漂う『石神井公園三宝寺池』(1960年/水彩)、『水辺の東屋』(制作年不明/水彩)、少年の姿が微笑ましい『秩父の魚つり』(同)、『下野風景』(1986年/水彩)の水の恵み、『The water side』(1972年/リトグラフ)の春まだ浅いクールな水面。そして、『水面に映る木立』(制作年不明/油彩)は絵の大半が水面という、まさに「水面」そのものを描く試みだったといえるでしょう。
さざ波に揺れながら逆さまに映り込む現実の虚像 ―――「反映」を描くことは、永井潔が生涯魅せられ続けた画題でした。そんな彼の思いが宿る「水辺の記憶」の数々をどうぞお楽しみください。

※ 館内は靴を脱いでお上がりいただいております。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 永井潔アトリエ館

【展覧会】21_21 DESIGN SIGHT|企画展 未来のかけら: 科学とデザインの実験室|’24年3月29日-8月12日

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21_21 DESIGN SIGHT
企画展 未来のかけら: 科学とデザインの実験室
会  期  2024年3月29日[金]- 8月12日[月・休]
会  場  21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー 1&2
      〠 107-0052 東京都港区赤坂9-7-6 tel: 03-3475-2121
休  館  日  火曜日
開館時間  10:00 - 19:00(入場は18:30まで)
入  場  料  一 般 1,400円、大学生 800円、高校生 500円、中学生以下 無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
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21_21 DESIGN SIGHTでは、2024年3月29日より企画展「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」を開催します。展覧会ディレクターには、幅広い工業製品のデザインや、先端技術を具現化するプロトタイプの研究を行うデザインエンジニアの山中俊治を迎えます。
みなさんが思い浮かべる未来は、どのような姿でしょうか。あまりに壮大で漠然としており、はっきりとした輪郭をつかむことは難しいかもしれません。しかし、だからこそクリエイターたちは、未来に対するさまざまな可能性に思いをはせます。美しく、驚きにあふれた、より魅力的な世界を想像し、プロトタイプを通じて確かめるのです。今わたしたちが未来のかたちをはっきりと描くことはできなくても、生み出された「未来のかけら」を通じて、その一部にそっと触れることはできるかもしれません。

本展では、山中が大学の研究室でさまざまな人々と協働し生み出してきたプロトタイプやロボット、その原点である山中のスケッチを紹介するとともに、専門領域が異なる7組のデザイナー・クリエイターと科学者・技術者のコラボレーションによる多彩な作品を展示します。最先端技術や研究における先駆的な眼差しとデザインが出合うことで芽生えた、未来のかけらたちを紹介します。
多様な視点が交わり、想像力が紡がれる会場で、科学とデザインが織りなす無数の可能性と、まだ見ぬ未来の世界に向かうデザインの楽しさを体感する機会となれば幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 21_21 DESIGN SIGHT

【展覧会】信州高遠美術館|「気韻生動」の画人 池上秀畝 生誕150年展|’24年3月2日-5月19日

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信州高遠美術館
「気韻生動」の画人 池上秀畝生誕150年展
会  期  令和6年3月2日[土]- 5月19日[日]
      * 5月18日[土]は国際博物館の日により入館料無料
会  場  信州高遠美術館 全館
      〠 396-0213 長野県伊那市高遠町東高遠400番地
      電話:0265-94-3666 ファックス:0265-94-3936
開館時間  午前9時 - 午後5時 (最終入館時間 午後4時30分)
入館料  一 般 500円、 高校生以下、および18歳未満の方は無料
休館日  3月5日[火]、3月12日[火]、3月19日[火]、3月21日[木]、3月26日[火]、
      5月7日[火]、5月14日[火]
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晩年に至るまで純粋に画道を求め、伝統に立脚した写実に基づく花鳥画を追求した高遠出身の日本画家・池上秀畝の作品を、周辺作家の作品とあわせて一堂に展示します。
2024 (令和6) 年は池上秀畝の生誕150年にあたり、信州高遠美術館、高遠町歴史博物館、伊那市創造館、長野県伊那文化会館では、それぞれの館で企画した展覧会を開催します。また、長野県立美術館と練馬区立美術館でも代表作品を展示する巡回展を開催します。
今回、6つの美術館・博物館において、ほぼ同時期に同一の作家の展覧会を実施する稀な機会を捉えて、池上秀畝の作品を載せたカードを作成しました。カードは4種類作成し、長野県伊那文化会館、高遠町歴史博物館、信州高遠美術館、伊那市創造館に配置し、展覧会を鑑賞した方に配布します。全種類収集した方への特典として、長野県立美術館「生誕150年 池上秀畝ー高精細画人ー」の入場券引換券を贈呈します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 伊那市役所  信州高遠美術館  伊那市立高遠町歴史博物館

【展覧会】伊那市立高遠町歴史博物館|企画展 秀畝の画業|’24年2月23日-6月16日

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伊那市立高遠町歴史博物館
企画展 秀畝の画業 
期  間  令和6年2月23日[金]- 6月16日[日]
休  館  日  2月26日㈪、3月4日㈪、3月11日㈪、3月18日㈪、3月21日㈭、4月22日㈪、4月30日㈫、
      5月7日㈫、5月8日㈬、5月13日㈪、5月20日㈪、5月27日㈪、6月3日㈪、6月10日㈪
開館時間  午前9時 - 午後5時(最終入館は 午後4時30分)
会  場  伊那市立高遠町歴史博物館 2階 第3展示室
      〠 396-0213 長野県伊那市高遠町東高遠457番地 電話:0265-94-4444
入  館  料  一般 400円、高校生以下、および18歳未満の方の入館は無料です。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  伊那市教育委員会、伊那市立高遠町歴史博物館
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令和6年(2024年)は池上秀畝-しゅうほ-が高遠に生まれて150年という節目の年にあたります。
秀畝といえば、小坂芝田、中村不折と並ぶ伊那の三筆の一人と賞賛され、上伊那地域の代表的な日本画家として知られています。幼少期から父の影響でよく絵を描き、15歳のとき東京の荒木寛畝に弟子入りして画力を高めました。精緻な絵を得意とし、日本美術展覧会(日展)の前身に当たる文部省美術展覧会(文展、新文展)や帝国美術院展覧会(帝展)、日本美術協会展に出品すること多数、幾度も受賞し、帝展の審査員まで務めました。
当館では、収蔵資料のほか、他の施設や個人から借用した作品を展示し、池上家三代の足跡と秀畝の画業を振り返ります。秀畝が日本画家として大成した背景には、絵描きとしての祖父休柳と父秀花の存在、写生や臨写の励行、故郷の風景や様々な古典に基づく独自の画風の形成、故郷の人々との交流による多彩な作品の制作といった様々な要素がありました。秀畝の活動を知りながら作品を鑑賞することで秀畝の作品をもっと身近に感じていただく機会となりましたら幸いです。

なお、今年は秀畝生誕150年を記念して、長野県立美術館、長野県伊那文化会館、東京都練馬区立美術館、信州高遠美術館、伊那市創造館、当伊那市立高遠町歴史博物館の6館が池上秀畝の展覧会を開催します。これだけ多くの館で、同じ人物に注目した展覧会が開催できることは大変喜ばしいことです。ぜひとも、他館の展覧会もお楽しみください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 伊那市役所 伊那市立高遠町歴史博物館 信州高遠美術館

【展覧会】長野県伊那文化会館 美術展示ホール|生誕150年 池上秀畝展 ― ただ絵が好きで好きで ―|’24年3月30日-5月12日

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長野県伊那文化会館 美術展示ホール
生誕150年 池上秀畝展
― ただ絵が好きで好きで ―
会  期  2024年3月30日[土]- 5月12日[日]
開館時間  9:00 - 17:00(入館は16:30まで)
休館日  4/1日[月]、8日[月]、15日[月]、22日[月]、30日[火]、5 /7日[火]
会  場  長野県伊那文化会館 美術展示ホール
      〠 396-0026 長野県伊那市西町5776(春日公園内)
      Tel 0265-73-8822 
料  金  一 般 500円、 大学生・75歳以上 300円、高校生以下 又は18歳未満 無料
共  催  長野県教育委員会、伊那市、伊那市教育委員会
主  催  長野県、長野県伊那文化会館
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池上秀畝(いけがみ しゅうほ 1874-1944)は、長野県上伊那郡高遠町(現在の伊那市)に生まれ、明治22年(1889)、本格的に絵を学ぶため上京。当時まだ無名だった荒木寛畝の最初の門人・内弟子となります。大正5年(1916)から3年連続で文展特選を受賞。また、帝展で無鑑査、審査員を務めるなど官展内の旧派を代表する画家として活躍しました。
同じく長野県出身で同い年の菱田春草(1874-1911)らが牽引した「新派」の日本画に比べ、秀畝らの「旧派」と呼ばれる作品は近年展覧会等で取り上げられることは少なく、その知名度は限られたものに過ぎませんでした。
しかし、伝統に基づく旧派の画家たちは、会場芸術として当時の展覧会で評価されたことのみならず、屏風や建具に描かれた作品は屋敷や御殿を飾る装飾美術としても認められていました。特に秀畝は徹底した写生に基づく描写に、新派の画家たちが取り組んだ空気感の表現なども取り入れ、伝統に固執しない日本画表現を見せています。
本展は生誕150年にあたり、秀畝の人生と代表作をたどり、画歴の検証を行うと共に、あらたなる視点で「旧派」と呼ばれた画家にスポットを当てる展覧会です。

※ 長野県中東部の佐久地域が、郷土出身の画家:池上秀畝の顕彰で大賑わい。東京都練馬区立美術館、長野県立美術館が大型連携展。伊那市立高遠町歴史博物館、長野県伊那文化会館、信州高遠美術館、伊那市創造館が一斉に独自資料での展開を開始。でづすからここではすこし名寄せをして、いずれこの伊那・旧高遠藩時代をふり返ってみます。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 長野県伊那文化会館

【展覧会】伊那市創造館|第31回企画展|「池上秀畝生誕一五〇年記念展」 ~ 伊那・高遠との交流を中心に ~|’24年3月16日-5月27日

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伊那市創造館
第31回企画展「池上秀畝生誕一五〇年記念展」
~ 伊那・高遠との交流を中心に ~
期  間  令和6年(2024年)3月16日[土]- 5月27日[月]
時  間  午前10時 - 午後5時(最終入場は4時45分)
会  場  伊那市創造館 2階 企画展示室
      〠 長野県伊那市荒井3520番地 電話:0265-72-6220       
問い合せ  伊那市役所 教育委員会 生涯学習課 創造館
      電話:0265-72-6220 ファクス:0265-74-6829 メール:szk☆@inacity.jp
休  館  日  毎週火曜日/3月21日[木]
観  覧  料  無  料
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池上秀畝(いけがみしゅうほ 1874-1944)は、長野県伊那市高遠町出身の日本画家です。
明治から昭和にかけて、特に花鳥画を得意とし、日本画壇の中心人物のひとりとして活躍しました。高遠藩御用達の紙問屋の次男として生まれた秀畝ですが、祖父 池上休柳-きゅうりゅう、父 池上秀花-しゅうか、両者とも本格的に絵を学び、俳句や短歌、茶道や華道にも秀でていたという文化的な環境にあったことから、絵の描き方を自然に覚えることとなりました。

明治22(1889)年、15歳で小学校を卒業後、絵を学ぶために上京、荒木寛畝-あらきかんぽーの門人となり、写生に基づく写実的な表現の日本画を体得していきました。明治40(1907)年、第41回日本美術協会・正派同志会連合展で2等賞銀牌、翌年の文部省美術展覧会(文展)で初入選、以来大正5(1916)年から3年連続で文展特選となるも、同志と共に新結社を結び、文展改革の口火を切る存在となりました。大正8(1919)年、発足したばかりの帝国美術院展覧会(帝展)で無鑑査となり、名実共に日本画壇中心の一人となりました。晩年になっても後進の指導と作品制作に力を注ぎましたが、第2次世界大戦中の昭和19(1944)年に、東京下谷の自宅で死去。

生涯を通じて、故郷伊那・高遠への愛を忘れず、学校や図書館、寺社などさまざまな施設へ作品が贈られるなど、今もこの地には多くの作品が残っています。本年令和6(2024)年が池上秀畝生誕150年であることから、今回各地の施設が連携して企画展示を行います。

【池上秀畝生誕150年展 開催情報】
伊那市立高遠町歴史博物館/令和6年2月23日[金・祝]- 6月16日[日]
信州高遠美術館/令和6年3月2日[土]- 5月19日[日]
練馬区立美術館/令和6年3月16日[土]- 4月21日[日]
伊那市創造館/令和6年3月16日[土]- 5月27日[月]
長野県伊那文化会館/令和6年3月30日[土]- 5月12日[日]
長野県立美術館/令和6年5月25日[土]- 6月30日[日]

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 伊那市創造館 ] 

【展覧会】不忍画廊|〈生誕100年 中村正義展〉&〈小さな从展 2024〉|’24年3月26日ー4月6日|終了

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不忍画廊
〈生誕100年 中村正義展〉&〈小さな从展 2024〉
会  期   2024年3月26日[火]ー 4月6日[土]
会  場  不忍画廊
      〠 103-0027 東京都中央区日本橋3-8-6 第二中央ビル 4F
開廊時間  12:00 - 18:00 / 最終日17:00まで
休  廊  日  月曜・火曜 (4月1日, 2日)
関連イベント
❖『小さなギャラリートーク』不忍画廊 ’24年3月30日[土] 17:30-
❖『第47回 从展』 ’24年3月25日[月]- 31日[日]
   東京都美術館・1階 第4展示室 (上野公園内)
   ▶ 詳細は 美術団体 人人会 公式ホームページ でご確認ください。
❖ ギャラリートーク 3月25日[月]14:00-  場所:東京都美術館从展本展会場
❖ 中村正義の美術館『中村正義生誕100年展・春』’24年4月5日[金]- 5月6日[月]
   ※ 開館日:金、土、日、祝日
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我ら人人展に参集す。

人を縦でなく横に並べて人人と称してきた。
私たちは、新しい仲間を加え、それぞれの作家が触れている “現代(いま)” という時代を、
それぞれの思考と感性によって造形化し、表現してゆこうとする集団である。
人人会

「从会」は1974年に中村正義を中心に、旧態依然とした縦系列の画壇機構に抵抗し、反権力を標榜する個性的な7名の作家(星野眞吾・山下菊二・斎藤真一・大島哲以・佐熊桂一郎・田島征三)により創立されました。そして結成から2024年現在に至るまで、創設時の精神を受け継ぐ個性豊かな作家が集結し活動を続けています。
「小さな从展」では、「人人展」本展(東京都美術館にて毎年開催)の関連企画として、2022年より文京区・羽黒洞(1936年 木村東介により創立)から会場を引き継ぎ、从作家の小品展を開催いたします。
同時に「日本画壇の風雲児」と呼ばれた画家・中村正義の生誕100年を記念する回顧展を開催いたします。会場では日本画・ドローイング・版画などの希少な作品に加え、画集や資料などを公開します。

▶ < 从展 - Online Exhibition > 作品をみる

〈中村正義 プロフィール〉
中村 正義|Masayoshi Nakamura(1924 – 1977)
1924年、愛知県豊橋市生まれ。はやくから将来を期待されていたにもかかわらず、いまだ制度的であった戦後の日本画壇で因習的風潮徹底して退け、モディリアーニやデュビュッフェからポップアートまでを消化して独自のスタイルを確立し貫いた「日本画壇の風雲児」。1964年、小林正樹監督・映画「怪談」劇中画「源平海戦絵巻・全5図」を描き、東京国立近代美術館所蔵となる。1974年には斎藤真一、山下菊二らと人人会を結成し、「人人展」を開催する(現在も継続)。1975年、事務局長として第1回東京展開催。その2年後、1977年に52歳の若さで逝去した。
没後は「異端の天才画家 中村正義」展(1980年、豊橋市美術博物館)、「反骨・奔走の偉材 中村正義」展(1983年、神奈川県立近代美術館)、「中村正義 日本画壇の風雲児、新たなる全貌展」(2011年、名古屋市美術館)、「岡本太郎と中村正義『東京展』」(2015年、川崎市岡本太郎美術館)など大規模な回顧展が開催され、また数回にわたりNHKの日曜美術館でも特集が組まれ、評価は不動のものとなった。1988年、中村正義の美術館(川崎市)が開館。

〈小さな从展 2024〉 参加アーティスト
赤城美奈/綺朔ちいこ/宇里香菜/大野俊治/大野泰雄/岡田慶隆/奥津幸浩/亀井三千代/木村浩之/久保俊寛/古茂田杏子/髙橋千裕/高橋美子/丹澤和美/豊泉朝子/鳥居洋治/内藤瑶子/成田朱希/西川芳孝/林晃久/原歩/前原涼輔/馬籠伸郎/美濃瓢吾/山川真太郎/吉田佑子/米田称侑/米田昌功/LUNE/渡辺つぶら

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。
[ 詳 細 : 不忍画廊 】

【展覧会】SOMPO 美術館|北欧の神秘 ― ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画|’24年3月23日-6月9日|開催中

SOMPO B (2)SOMPO B (1)

SOMPO 美術館
北欧の神秘 ― ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画
会  期  2024年3月23日[土]- 6月9日[日]
会  場  SOMPO 美術館 
      〠 160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1
休  館  日  月曜日
      * ただし4月29日、5月6日は開館
開館時間  午前10時 - 午後6時 * 金曜日は午後8時まで(最終入館は 閉館30分前 まで)
観  覧  料  一 般 1,600円、 大学生 1,100円、小中高校生 無料
      * 各種割引、優待情報などは、下掲詳細参照。
特別協力  スウェーデン国立美術館、フィンランド国立アテネウム美術館、
      ノルウェー国立美術館、損保ジャパン
主  催  SOMPO 美術館、NHK、NHKプロモーション、朝日新聞社
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本邦初、北欧の絵画にフォーカスした本格的な展覧会

ヨーロッパの北部をおおまかに表す北欧という区分は、一般的にノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、アイスランドの5 か国を含みます。このうち最初に挙げた3 か国はヨーロッパ大陸と地続きにありながらも、北方の気候風土のもとで独特の文化を育みました。
本展覧会は、この3 か国に焦点を定め、ノルウェー国立美術館、スウェーデン国立美術館、フィンランド国立アテネウム美術館という3つの国立美術館のご協力を得て、各館の貴重なコレクションから選び抜かれた約70点の作品を展覧するものです。
19 世紀から20世紀初頭の国民的な画家たち、ノルウェーの画家エドヴァルド・ムンクやフィンランドの画家アクセリ・ガッレン=カッレラらによる絵画などを通して、本展で北欧の知られざる魅力に触れていただければ幸いです。

※ 「北欧の神秘」展は一部の作品につきまして撮影が可能です。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加を
[ 詳 細 : SOMPO 美術館