カテゴリー別アーカイブ: 展覧会

【展覧会】嵯峨嵐山文華館|企画展 HaikuとHaiga ― 芭蕉と蕪村、二人のカリスマ ―|’24年10月12日-’25年1月19日

20241022160219_00005 20241022160219_00006嵯峨嵐山文華館
企画展 HaikuとHaiga 
― 芭蕉と蕪村、二人のカリスマ ―
会  期  2024年10月12日[土]- 2025年1月19日[日] 
開館時間  10:00 - 17:00(最終入館 16:30)
場  所  嵯峨嵐山文華館 (運営:公益財団法人小倉百人一首文化財団)
      〠 616-8385 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11
      tel. 075 882 1111 fax. 075 882 1103
入  館  料  一 般・大学生:1,000 円、 高校生:600 円、 小中学生:400 円
      * 障がい者と介添人1名まで:各600円
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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俳句といえば、松尾芭蕉、そして与謝蕪村という二人の名前が浮かんでくるのではないでしょうか。本展では松尾芭蕉直筆の《ふる池や》短冊や、同じく芭蕉が自ら筆をとって描いた絵が添えられた《野ざらし紀行図巻》、蕪村が直筆で俳句と絵を描いた《いかだしの》等、俳句そして俳画の秀作をご紹介します。二人のカリスマゆかりの嵐山にふさわしい展覧会です。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : 嵯峨嵐山文華館 ]

【展覧会】三重県立美術館|没後20年 柳原義達展 ―彫刻の道標―|’24年10月12日- 12月1日 

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没後20年 柳原義達展 ―彫刻の道標―
会  期  2024年10月12日[土]- 12月1日[日]  
休  館  日  月曜日(10月14日、11月4日は開館)、10月15日[火]、11月5日[火]
開館時間  9時30分 - 17時(入館は16時30分まで)
観  覧  料  一 般 700円、学生[大学・各種専門学校等] 500円、高校生以下 無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  三重県立美術館 柳原義達記念館、企画展示室第4室
      〠 514-0007 三重県津市大谷町11番地 TEL. 059-227-2100(代表)
主  催  三重県立美術館
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カラスや鳩をモチーフとした「道標」シリーズや「犬の唄」と題された女性立像などで知られる、戦後日本の具象彫刻界を代表する彫刻家・(1910-2004)。三重県立美術館では、作家本人より主要作品と関連資料の寄贈を受けたことをきっかけとして、2003年に柳原義達記念館を開設し、以来、作品資料等を常時公開して柳原の顕彰に努めてまいりました。
本年は柳原の没後20年という節目の年にあたります。これを記念し、本展では通常作品を展示している柳原義達記念館に加え、企画展示室第4室を展示会場とし、館所蔵の代表作を一挙展示する特別展を開催します。また、柳原が制作に用いた素材や技法を読み解き、さまざまな側面から柳原義達とその作品について考え、創作の背景に迫ります。
出品目録 PDF

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[ 詳 細 : 三重県立美術館 ]

【展覧会】目黒区美術館|目黒区美術館コレクション展|わたしの言葉をあなたに届ける 日々のよろこび2024|’24年10月12日-11月17日

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目黒区美術館
目黒区美術館コレクション展
わたしの言葉をあなたに届ける 日々のよろこび2024
会  期  2024年10月12日[土]- 11月17日[日]
休  館  日  月曜日   * ただし、10月14日[月・祝]・11月4日[月・振休]は開館、
      10月15日[火]・11月5日[火]は休館
時  間  10:00 - 18:00(入館は 17:30 まで)
観  覧  料  一 般 700円、大高生・65歳以上 550円、中学生以下 無 料
      * 各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
会  場  目黒区美術館
      〠 153-0063 東京都目黒区目黒2-4-36
      TEL: 03-3714-1201 / FAX: 03-3715-9328
主  催  公益財団法人目黒区芸術文化振興財団 目黒区美術館
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同時期開催の障がいのあるアーティストによる作品展 日々のよろこび2024に合わせて、当館のコレクションより、作家がそれぞれの「日々」つまり「日常」に目を向けて表現している作品を選定し、展示をとおして美術館で作品を見ることを柔らかく考え直してみたいと思います。  
制作されてから何十年、何百年と後の時代に生きる私達に、当時の日常はどのように映るでしょうか。今とそれほど変わらないと感じるものもあれば、新鮮で、どこか特別な風景に思える場合もあるだろうと思います。それらは、日々刻々と変化していく現実のありのままの姿というよりも、作家の目によって捉えられたその瞬間の世界であり、多くのことを語っているのです。 鑑賞する私達は、そうした作品を前に何を思うでしょうか。

例えば、作家の対象への眼差しや、描かれた人物たちの関係性、心の機微や感情などに思いを巡らせることができます。しかし、見方は一通りではありません。美術館では、時が経っても作品の状態が変わらぬように保管していますが、それらを鑑賞する私達の受け 止め方や作品の価値は、時代とともに変化しているはずです。  本展は、そうした変化を視覚化、聴覚化し、自分以外の他者がどのように鑑賞しているのかを知る機会とするために、「静かに見る」 という美術館の鑑賞マナーを緩めてみたいと思います。作品と対峙して感じた言葉を紙に書きとめて壁面に貼り付けていくインスタレーションや、それらを朗読した音源の展示などをとおして、他者のことばが当たり前にそばにある展示空間を作ります。展示室を介して様々な人が関わり合い、相互に鑑賞を深めていく見方の実験を、コレクション展を通じて試みます。

< 展示構成 >
1 身の回りのいつもの風景
2 日常のふとした瞬間
3 細やかな生活感情と親密さ
4 没頭する姿、その時間
5 かたちを探るよろこび

< みどころ >
◆ 書いて読んでシェアする
来館者が感じたことを紙に書いたものが会場に貼りだされ、他の誰かにシェアされます。
◆ 展示室では静かに鑑賞?
聴いてシェアする 作品にまつわるお話や、鑑賞を深める対話を舞台俳優が朗読し、その音声が会場内に流れます。 来館者によって書かれた言葉の一部も後日朗読され、会期中に一回音声の内容が変わります。 静かな鑑賞を推奨する美術館としては異例の展示となります。
◆ わたしの言葉をあなたに届け、「見る」を深めて、さらにつなげる
言葉を介して見る行為を相互に深め、さらにつなげていく、展示室をそんな場所にします。

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[ 詳 細 : 目黒区美術館 ]

【展覧会】豊田市美術館|しないでおく、こと。― 芸術と生のアナキズム|’24年10月12日-’25年2月16日|

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豊田市美術館
しないでおく、こと。― 芸術と生のアナキズム
会  期  2024年10月12日[土]- 2025年2月16日[日]
会  場  豊田市美術館
      〠 471-0034 愛知県豊田市小坂本町8丁目5番地1 Tel:0565-34-6610
開館時間  10:00 - 17:30(入場は17:00まで)
休  館  日  月曜日[祝日の場合は開館]、12月28日-1月17日
観  覧  料  一 般 1,500円、 高校・大学生 1,100円、 中学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  豊田市美術館
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芸術=創造とはそもそも、いまだ了解されない認識や知覚の領野を拡張していく営みです。ゆえに芸術とは、「芸術」として名づけられ、一つに回収されてしまうことへの抵抗をあらかじめ含んでいます。このことは、未知未踏の領野を取り込み制度化することで国⼟や資本を拡張してきた近代以降の思考自体への抵抗になぞらえることもできるでしょう。この制度化され、統治されることへの抵抗・逃⾛の姿勢=アナキズムに芸術の本来的な力を認め、その可能性を問うことは、硬直化した社会そのものを突破する契機にもなるのではないでしょうか。
近年芸術を含むあらゆる場で、旧来の制度や差別への連帯闘争が試みられています。それらは切実な抵抗の態度であり、私たちを鼓舞する重大な拠り所となるものの、ゆえにこそ小さな個別の差異を均してしまう危うさと隣り合わせにあるものともいえます。このギリギリの状況において、私たちの個々の表現や⽇常的な振る舞いは、いかに⼀つに回収されることなく共存し、それでも抵抗の力を持ち続けることができるのでしょうか。そのそれぞれの試みがアナキズムの実践だといえます。

19世紀末、近代化と背中合わせに気運の⾼まったアナキズム運動に共感した新印象主義の画家たち。第一次世界大戦と前後して、社会の中心から逃れ、スイスのモンテ・ヴェリタに集った芸術家を含む様々な思想の持ち主たち。第二次世界大戦後、急進する資本主義体制をかいくぐり日常の革命を試みたシチュアシオニスト・インターナショナルとその重要メンバーのアスガー・ヨルン。ソ連時代から現在まで、野外や自室で非公式芸術としてのアクションを展開し続けるロシアの集団行為。さらに自宅での制作と自主展覧会の運営を実践したマルガレーテ・ラスペや共同スタジオを運営するコーポ北加賀屋の面々、アーティスト集団のオル太や、生活も制作も発表もそれらの場所も、全てを自在に往来し続ける大木裕之。
本展では 芸術と社会にどっぷりと関わりながらも軽やかに抵抗・逃走し、あえて「しないでおく」ことの可能性も含めて生き、創造する人々の実践を紹介します。

< 主な出品作家 >
ポール・シニャック、ジョルジュ・スーラ、カミーユ・ピサロ、ラスロー・モホイ=ナジ、アスガー・ヨルン、イリヤ・カバコフ、集団行為、マルガレーテ・ラスペ、大木裕之、コーポ北加賀屋(adanda + contact Gonzo + dot architects + remo + FabLab Kitakagaya + 102木工所 + REUNION STUDIO)、オル太

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[ 詳 細 : 豊田市美術館 

【展覧会】静岡県立美術館|無言館と、かつてありし信濃デッサン館 ― 窪島誠一郎の眼|’24年10月12日-12月15日|

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静岡県立美術館
無言館と、かつてありし信濃デッサン館
― 窪島誠一郎の眼
開催期間  2024年10月12日[土]- 12月15日[日]
会  場  静岡県立美術館
      〠 422-8002 静岡市駿河区谷田 53-2
      Tel. 054-263-5755 Fax. 054-263-5767
開館時間  10:00 - 17:30(展示室の入室は 17:00 まで)
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合開館・翌日休館)
観  覧  料  当日券 一 般:1,200円 / 70歳以上:600円 / 大学生以下:無料
      * 本展示にご入場の方は、収蔵品展、ロダン館も併せてご覧いただけます。
      * 前売り、割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  一般財団法人戦没画学生慰霊美術館無言館
協  力  長野県立美術館
主  催  静岡県立美術館静美センター☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

窪島誠一郎という稀有な目利きによって実現した〈信濃デッサン館〉(1979年開館̶2019年閉館)と、〈無言館〉(1997年開館)のつながりに目を向ける初めての展覧会です。 本展では、〈無言館〉に集められた戦没画学生の絵や彫刻とともに、〈信濃デッサン館〉旧蔵の「夭折」した洋画家村山槐多や関根正二、靉光らの絵をご紹介します。人生半ばで世を去った彼らには、戦争と病いとい う違いはあっても、最期まで絵筆を手放すことなく、絵を描きたいという思いが共有されています。その情熱、創造の原点に触れていただく展覧会です。静美0003☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

< 展覧会構成 >
◆ 序 章〈自画像〉
展覧会は、みなさんが戦没画学生たちの自画像と向き合うところから始まります。自画像とは、最期まで絵を描こうとした画学生たちが自分自身を見つめた痕跡です。そこに、信濃デッサン館旧蔵の関根正二の自画像を添え、夭折の画家たちを集めたふたつの美術館へとご案内します。
◆ 第 1 室〈遺された絵と言葉〉
たとえ未熟で描きかけの絵であっても、それらは絵と向き合う、凝縮された時間の中から生まれたものばかりです。ふたりの画学生(関口清、佐藤孝)を収めた、戦没学生遺稿集『きけわだつみのこえ』も紹介します。
◆ 第 2 室〈無言館の誕生〉
無言館の誕生に至る道をたどります。出発点は画家 野見山暁治の遺族訪問から生まれた一冊の『祈りの画集』(1977 年刊行)でした。野見山の戦中・戦後の画業を振り返るとともに、無言館とは何かを考える部屋です。
◆ 第 3 室〈最期まで描こうとしたもの〉
家族や恋人の姿、裸体画、身近な風景など、画学生が美術学校や故郷を離れるまで取り組んだ絵が並びます。一糸まとわぬ人間の裸体と向き合い、その姿を描くことは、軍服に身を包む兵隊生活の対極にあったはずです。
◆ 第 4 室〈静岡出身戦没画学生〉
静岡県ゆかりの 5 人の画学生(佐藤孝、野末恒三、中村萬平、桑原喜八郎、曽宮俊一)の足跡を紹介します。
◆ 第 5 室〈戦争と向き合う〉
すでに大家であった従軍画家(藤田嗣治、小磯良平)から、兵士として死んだ画家(靉光-あいみつ)、戦地でなお絵筆を持った画学生(日高安典、椎野修)など、さまざまな戦争体験がさまざまな絵を生み出しました。戦地と故郷の家族や友人との間をつないだ、スケッチ入りの軍事郵便も紹介します。
◆ 第 6 室〈窪島誠一郎の眼〉
東京にキッド・アイラック・ホールを開設、雑誌『デフォルマシオン』を刊行するなど、窪島誠一郎の1960 年代の旺盛な活動から、信濃デッサン館へと至る足跡をたどります。そして、デッサン館開館時の展示を 8 人の画家(村山槐多、関根正二、野田英夫、松本竣介、戸張孤雁、吉岡憲、広幡憲、古茂田守介)で再現します。

※ 窪島誠一郎氏ら多彩な人材を迎え、きわめて魅力的な関連イベントが開催されます。詳細参照。
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[ 詳 細 : 静岡県立美術館 

【展覧会】東京ステーションギャラリー|テレンス・コンラン モダン・ブリテンをデザインする|’24年10月12日-’25年1月5日

東京ステーションギャラリー0001

東京ステーションギャラリー
テレンス・コンラン
モダン・ブリテンをデザインする
会  期  2024年10月12日[土]- 2025年1月5日[日]
休  館  日  月曜日(ただし7月15日、8月12日、9月16日、9月23日は開館)、7月16日[火]
開館時間  10:00-18:00
      * 金曜日は 20:00 まで開館  * 入館は それぞれ 閉館30分前 まで
会  場  東京ステーションギャラリー
      〠 100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1 TEL : 03-3212-2485
入  館  料  当日・個人 一 般 1,500円、高校・大学生 1,300円、中学生以下 無 料
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照
特別協力  ベルギー王国フランス語共同体政府 国際交流振興庁(WBI)
主  催  東京ステーションギャラリー[公益財団法人東日本鉄道文化財団]
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「Plain, Simple, Useful-無駄なくシンプルで機能的」なデザインが生活の質を向上させると信じ、個人の生活空間から都市、社会までを広く視野に入れ、デザインによる変革に突き進んだサー・テレンス・コンラン(1931-2020)。本展は、イギリスの生活文化に大きな変化をもたらし、デザインブームの火付け役にもなったコンランの人物像に迫る日本で初めての展覧会です。
戦後まもなくテキスタイルや食器のパターン・デザイナーとして活動を始めたコンランは、1960年代、ホームスタイリングを提案する画期的なショップ「ハビタ」をチェーン化して成功を収め、起業家としての手腕を発揮します。
そして、1970年代から展開した「ザ・コンランショップ」におけるセレクトショップの概念は、日本を含む世界のデザイン市場を激変させました。このほか家具などのプロダクト開発、廃れていたロンドンの倉庫街を一新させた都市再開発、書籍の出版など、関わった事業は多岐にわたります。
いっぽう、1950年代からレストラン事業にも乗り出し、高級レストランからカジュアルなカフェまで50店舗以上を手がけ、モダン・ブリティッシュと称される、
新しい料理スタイルをイギリスの食文化に定着させました。長年あたためていたデザイン・ミュージアムの設立構想を1989年、世界に先駆け実現させたことも大きな功績のひとつです。
本展は、パターン・デザインした食器やテキスタイルなどの初期プロダクト、家具デザインのためのマケット、ショップやレストランのためのアイテム、発想の源でもあった愛用品、著書、写真、映像など300点以上の作品や資料に加え、彼から影響を受けた人々のインタビューを交えながらさまざまなコンラン像を浮かびあがらせます。

デザインが暮らしを豊かにすること、いつでもこれが私にとって一番大事なことだった。
─────── テレンス・コンラン『マイ・ライフ・イン・デザイン』より

◆ Sections 章立て
〇 デザイナー、コンランのはじまり  〇 起業の志:ハビタとザ・コンランショップ
〇 食とレストラン  〇 再生プロジェクトと建築/インテリア  〇 バートン・コート自邸
〇 ものづくり:ベンチマークとプロダクト  〇 ⽇本におけるプロジェクト 〇 未来にむけて

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[ 詳 細 : 東京ステーションギャラリー

【展覧会】小平市平櫛田中彫刻美術館|特別企画展 平櫛田中邸の記憶 第二章 憩いと交流の場に|’24年9月12日-11月24日|開展壹个月

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小平市 平櫛田中-ひらくし でんちゅう-彫刻美術館
特別企画展 平櫛田中邸の記憶
第二章 憩いと交流の場に

会  期  令和6年(2024年)9月12日[木]- 11月24日[日]
      * 期間中、一部の作品の展示替えをします。
休  館  日  火曜日
開館時間  午前10時-午後4時 (なるべく3時30分までに入館してください)
入  館  料  一 般 300円、小・中学生 150円
会場住所  平櫛田中-ひらくし でんちゅう-彫刻美術館
      〠 187-0045 東京都小平市学園西町1-7-5 電話 042-341-0098
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平櫛田中彫刻美術館では、年に4つの「企画展」を開催しています。
また、2年に一度、全国から作品をあつめて企画する「特別展」を開催しています。
令和6年度に耐震補強・改修工事を実施する平櫛田中邸(記念館)をテーマにした特別企画展を全4回にわたって行います。第二章では、都心を離れてからも多くの人々が田中を訪れました。小平時代のさまざまな交流に注目し、その中で収集した品々を紹介します。
平櫛田中(ひらくし でんちゅう 1872-1979)は、関東大震災が起こる前年の1922年(大正11)に台東区(当時は下谷区)に住居を建て、以後50年近く家族と暮らしました。小平の土地は戦前に妻の花代と訪れた際、緑ゆたかな玉川上水の景観を気に入り購入していました。土地の購入から時を経て、96歳となった1968年(昭和43)に療養中の娘のために家屋を建て、1970年に転居しました。以後10年間、田中は家族とともに小平で暮らし、1979年に自作の《薬師如来》が見守る部屋で息を引き取りました。
本展では、小平での暮らしが田中の制作や思考にどのような意味をもたらしたのか考えながら、晩年の生活の舞台となった邸宅の設計者である大江宏とのかかわりと、その仕事なども紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 小平市 平櫛田中彫刻美術館

【展覧会】茨城県陶芸美術館| 企画展「THE HEADLINERS 2024 ー陶芸フェス、はじめます。」|’24年10月12日-’25年1月26日|

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茨城県陶芸美術館
企画展「THE HEADLINERS 2024 ー陶芸フェス、はじめます。」
会  期  2024年10月12日[土]- 2025年1月26日[日]
会  場  茨城県陶芸美術館 地下1階企画展示室
      〠 309-1611 茨城県笠間市笠間2345(笠間芸術の森公園内)
      TEL:0296-70-0011  ▷ アクセス/交通案内
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入場は 午後4時30分 まで)
休  館  日  毎週月曜日(ただし 10月14日[祝]、11月4日[祝]、2025年1月13日[祝]開館)
      10月15日[火]、11月5日[火]、12月29日[日]-2025年1月1日[水・祝]、
      2025年1月14日[火]は休館
観  覧  料  一 般 950円、70歳以上 470円、高校生等 710円、小中生 360円
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照。
      * 企画展観覧券にて同時開催のテーマ展、コレクション展もご覧いただけます。
主  催  茨城県陶芸美術館
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日本の現代の陶芸シーンを発信し、紹介し続けてきた茨城県陶芸美術館が届ける、現代陶芸の祭典(フェス)、-HEADLINERS-。
いま注目したい19名の表現を紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 茨城県陶芸美術館

【展覧会】文京区立森鷗外記念館|特別展 111枚のはがきの世界 ― 伝えた思い、伝わる魅力|’24年10月12日-’25年1月13日

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文京区立 森鷗外記念館
特別展 111枚のはがきの世界 ― 伝えた思い、伝わる魅力
会  期  2024年10月12日[土]-2025年1月13日[月・祝]
      ※ 会期中の休館日 10月22日㈫、11月26日㈫、12月23日㈪、24日㈫、
        12月29日㈰-1月3日㈮      
会  場  文京区立 森鷗外記念館 展示室 1 、2
      〠 113-0022 東京都文京区千駄木1-23-4 TEL 03-3824-5511
開館時間  10時-18時(最終入館は 閉館30分前)
観  覧  料  一 般 600円、 中学生以下 無 料、 障害者手帳ご提示の方と介護者1名まで 無 料
      * 関連イベント、各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照

森鷗外10月なか☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

文京区立森鴎外記念館では2023年、江戸千家家元・川上宗雪氏より、明治20年代から昭和50年代に森鴎外を含む文学者や美術家、ジャーナリストなどが交わしたはがきコレクション111点を一括でご寄贈いただきました。

111枚のはがきの差出人には、その名を聞けば知っている著名人が名を連ねます。また内容は、季節の挨拶、礼状、お祝い、事務連絡など、暮らしや仕事のやり取りもあれば、私信ならではの本音や心安さがみられるものもあります。
いつ、誰が誰に対して、どんな内容を送ったのかが、一枚の中に完結するはがき。手書きでしたためられ、郵便によって人の手を介して運ばれたはがき一枚一枚には、書き手の個性や受取人との関係性、当時の社会の雰囲気に思いをめぐらせる魅力が詰まっています。
本展では、そうした魅力とともにはがきが伝える人物交流や文化的、社会的背景を紹介します。明治から昭和に至る移り変わりもあわせて、111枚のはがきの世界をお楽しみください。

※ たくさんの関連イベントが公表されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧・ご参加を。
[ 詳 細 : 文京区立 森鷗外記念館 ] { 活版アラカルト 掲載分まとめ }

【展覧会】新宿区立漱石山房記念館|《特別展》『三四郎』の正体 夏目漱石と小宮豊隆|’24年10月12日-12月15日

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新宿区立漱石山房記念館
《特別展》『三四郎』の正体 夏目漱石と小宮豊隆
開催期間  2024年10月12日[土]- 12月15日[日]
開催時間  午前10時 - 午後6時(入館は 午後5時30分 まで)
会  場  新宿区立漱石山房記念館 2階資料展示室
      〠 162-0043 新宿区早稲田南町7
      電話 : 03-3205-0209 FAX : 03-3205-0211 ▷ アクセス
休  館  日  毎週月曜日 * 休日にあたるときはその翌日
観  覧  料  一 般 500円、 小 中 学 生 100円
      * イベント情報、各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
協  力  みやこ町歴史民俗博物館、東北大学附属図書館
後  援  福岡県みやこ町、みやこ町教育委員会
共  催  新宿区、新宿区教育委員会
主  催  新宿区立漱石山房記念館(公益財団法人新宿未来創造財団)
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夏目漱石『三四郎』のモデルともされる小宮豊隆(1884-1966)は、福岡県仲津郡久富村(現みやこ町犀川久富)に生まれ、県立豊津中学校(現県立育徳館高等学校)を経て第一高等学校に進学しました。明治38(1905)年、東京帝国大学文学部独文科に入学し、いとこの犬塚武夫がロンドン留学中の知り合いだった夏目漱石に在学中の保証人になってもらい、以後門下生として木曜会の常連となりました。漱石のもと、朝日文芸欄の編集などに携わり、漱石の没後も夏目家を支え、「漱石全集」の編纂を担当し、今日の「漱石全集」の形を作り上げました。
また、漱石山房に残されたままだった漱石書斎の蔵書、を自らが館長を務めていた東北大学附属図書館に移管し、今日の東北大学コレクション「漱石文庫」の原型を作っています。
現在、小宮豊隆は演劇評論家、文芸評論家として知られますが、『漱石の芸術』『夏目漱石』など、漱石に関する著作も有名です。本年、小宮豊隆生誕140年を迎え、夏目漱石と小宮豊隆との交流の軌跡、小宮の生涯と業績を各種の資料から探ります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 新宿区立漱石山房記念館

【展覧会】そごう美術館|寛永寺創建四百周年 根本中堂天井絵奉納記念|手塚雄二展 雲は龍に従う|’24年10月19日-11月17日|

そごう美術館10月0001おも うらそごう美術館10月0002☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

そごう美術館
寛永寺創建四百周年 根本中堂天井絵奉納記念
手塚雄二展 雲は龍に従う
会  期  2024年10月19日[土]- 11月17日[日]
会  場  そごう美術館
       〠 220-8510 神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店 6階
      TEL:045(465)5515(美術館直通)
時  間  午前10時 - 午後8時(入館は 閉館の30分前 まで)
      * そごう横浜店の営業時間に準じ、変更になる場合があります。
休  館  日  会期中無休
入  館  料     〔 事前予約不要 〕
      一 般 1,400円、大学・高校生 1,200円、中学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  東叡山寛永寺
主  催  そごう美術館、日本経済新聞社
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1953年神奈川県に生まれた手塚雄二 * は、東京藝術大学在学中に院展に初入選し、39歳の若さで日本美術院同人に推挙されるなど、早くから画壇の中枢で活躍を続けてきました。また長年にわたり東京藝術大学の教授として後進の育成に力を注ぐなど、教育者としても確かな足跡を残しています。そして昨年には古希を迎え、ますます旺盛かつ縦横無尽に彩管を揮っています。その作風は伝統に軸足を置きながらもモダニスティックに展開し、斬新かつ洗練された無二のイメージを創り出してきました。
また手塚の作品には、「華と寂」「写実と装飾」「古と今」「静と動」「刹那と永劫」など、つねに相反するテーマを行き来するようなポラリティー(両極性)に満ちています。振り子のように展開する画業は、これまでの日本画の可能性を大きく広げ、これからの日本画に向けて新しい価値観を提示し続けています。本展では、手塚が積み重ねてきた革新の道程を画家の重要作から紹介し、日々更新されていく日本画の未来をご覧いただきます。

大きな見どころとして、6×12メートルという長大な寛永寺根本中堂奉納天井絵《叡嶽双龍》が挙げられます。手塚は、2020年より5年の年月をかけ、自身初となる水墨を用いて天井絵の制作に取り組みました。数百年の時を経た天井板に直接描かれるもので、旧材をあえて活かすことにより「古」と「今」を結ぶ新たな試みです。
描き出される2頭の龍は手塚が初めて挑むモティーフで、コロナ禍、アトリエに籠って描いた夥しい数のスケッチの中から紡ぎ出された独自の図像です。そしてその神聖かつエネルギッシュな龍の姿には、手塚雄二の平和への祈りが込められています。
本展は、2025年の東叡山寛永寺創建400周年を記念し制作された天井絵を奉納に先駆けて特別に披露するものです。
この機会を逃せば二度と外に出る機会は無い大変貴重な作品です。
*「塚」の字は、塚に点が入ったもの

< 寛永寺について >
上野に位置する天台宗の大本山。寛永二(1625)年に、徳川幕府の安泰と万民の平安を祈願するため、慈眼大師天海大僧正によって建立されました。第四代将軍・徳川家綱の霊廟が造営されて将軍家の菩提寺も兼ね、山主を皇室から迎え格式と規模において我が国随一の大寺院となりました。江戸時代の敷地の大部分が、現在の上野公園となっています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : そごう美術館 ]

【展覧会】妖怪書家 / 逢香 ouka|個展 逢香展 in 東大寺|東大寺 モノモン展| ’24年10月12日-20日|終了

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妖怪書家 / 書家 逢香 ouka
個展 逢香展 in 東大寺
東大寺 モノモン展
会  期  どきどき 前 期 : 2024年10月12日[土]- 14日[月・祝]
      わくわく 後 期 : 2024年10月18日[金]- 20日[日]
開館時間  11:00 - 17:00​​
会  場  東大寺 観音院(二月堂の下、法華堂の南側)
      * 近鉄奈良駅から徒歩20分  ▷ アクセス 
      〠 630-8211 奈良県奈良市雑司町
入  場  料  無 料
      * 備考作品・グッズ販売あり * モノモン展(後期)同時開催
逢香在廊日 2024年10月12日[土]、14日[月・祝]、18日[金] 、20日[日]
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毎年開催している個展。今年は初めての東大寺での開催です。学生時代からよく訪れた馴染みある場所で作品をご覧いただけるとは有難い限りです。
書道?風刺画? そんな大それた もんじゃないけれど 現代社会の生きにくさ、 滑稽さをいっしょに 愉しんでもらえたら――

< プロフィール 妖怪書家 / 書家 逢香 ouka >
万葉文化館イベント書家6歳から書道を学ぶ。大学入学後、変体仮名の授業を受け個性豊かな妖怪たちに魅了され、奈良墨を使って描きはじめる。卒業後、特別支援学校の高校教諭を勤める。 「妖怪書家」を名乗り始めたのを機に2017年には妖怪ウォッチシリーズ「黒い妖怪ウォッチ」のキャラクターデザインとタイトルデザインを担当。 2020年に開催された「橿原神宮 御鎮座百三十年記念大祭」揮毫。同年に「ならまち」にある世界遺産 元興寺の絵馬の書・画・印デザインを手掛ける。2021年からNHK奈良「逢香の華やぐ大和」出演・美術担当し、世界遺産金峯山寺にて個展を開催。2022年には奈良市美術館にて大個展「妖怪POP」を開催、妖怪たちに “POPさ” を加え、社会風刺とユーモアを織り交ぜた作品は多くのメディアにも取り上げられ、約1万人の動員を記録した。2023年4月には大阪の安藤忠雄建築「日本橋の家」にて個展「妖怪ユニバース」を開催。
大阪府出身、奈良県在住。 奈良教育大学 伝統文化教育専攻 書道教育専修 卒業 高等学校教諭一種免許状(書道)、小学校教諭一種免許状、書道師範免許 取得、元大阪府立高校書道教諭、奈良市観光大使。

〔東大寺 観音院について〕
普段は公開されておらず、​壺の蒐集家で「壺法師」と呼ばれた第二〇六世東大寺別当、上司海雲(かみつかさかいうん)住職が志賀直哉など多くの文化人、芸術家と交流し広く知られることとなったのが観音院です。 戦中戦後に上司海雲住職の下に芸術家が集い「七人会」を結成した場所だそうで、当時は文化サロンとしてにぎわいました。
一東大寺の案内文 抜粋
ここは東大寺の塔頭で、「観音院」という。「塔頭」とは大きなお寺の中にある子院で、観音院も東大寺に十数件ある塔頭のひとつである。元々は東大寺鎮守の手向山八幡宮の建物が建っていた場所であるが、昭和十四年にこの塔頭の住職となった上司海雲が多くの文化人と交流したことから、その名が広く知られることとなった。観音院に出入りしていたのは、作家・志賀直哉、画家・杉本健吉、歌人・會津八ー、画家・須田剋太、写真家・入江泰吉、彫刻家・水島弘ーなど々たる文学者や芸術家たちで、彼らがここを舞台に奈良の魅力を伝えたことは、多くの人々に語り継がれている。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 逢香 OUKA ] 

【イベント/展覧会】大分県立美術館|OOITA BAMBOO ART & LIGHTS 2024 竹 会 |’24年10月11日-10月26日|

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大分県立美術館
OOITA BAMBOO ART & LIGHTS 2024 竹 会 <たけえ>
会  期  2024年10月11日[金]- 10月26日[土]
開館時間  公開制作 10月2日[水]- 10月10日[木]
      * 金・土曜日は20:00まで (入場は閉館の30分前まで)
      * 11日および26日はイベント準備のため17:00-18:00は入場不可
会  場  大分県立美術館  アトリウム
      〠 870-0036 大分県大分市寿町2番1号 TEL:097-533-4500
問合せ先  NPO法人BEPPU PROJECT
      〠 874-0933 大分県別府市野口元町2-35 菅建材ビル2階
      mail:info☆beppuproject.com Tel:0977-22-3560 fax:0977-75-7012
観  覧  料  無 料

主  催  者  大分県
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OITA BAMBOO ART & LIGHTS 2024『竹 会 <たけえ>』
竹を 見る 知る 考える 作る 遊ぶ 聴く 語る 味わう 触れる そして好きになる……
竹の魅力に会える16日間

大分県は、日本一の「マダケ」の産地。国指定の伝統的工芸品でもある「別府竹細工」をはじめ、日用品から土産物、さらには芸術品まで、良質な竹をさまざまに活用し、幅広く愛されてきました。『竹 会 <たけえ>』は、見て、触れて、味わって、聴いて、竹の魅力や新たな一面に出会えるイベントです。

  • 竹工芸家が、竹の割り剥ぎから編みまでを会場で実演します。公開制作で日々変化していく展示をお楽しみください。
  • 夜は竹の作品がライトアップされ、OPAMが幻想的な空間に。
  • 竹にまつわるマーケットや音楽ライブなどイベント盛りだくさん。
  • 竹に触れるコーナーやワークショップブース、キッズコーナーもあります。
  • 竹の道具を使ったお茶会やフラワーアレンジも開催。特別な雰囲気をお楽しみください。

※ とても魅力的で多彩な関連イベントが発表されています。
※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上ご参加・観覧ください。
[ 詳 細 : 大分県立美術館
[ 関 連 : 大分県立美術館  YouTube  OITA BAMBOO ART & LIGHTS 2024『竹会』3:30 ]


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【展覧会】茨城県陶芸美術館|テーマ展 革のかたち 河野甲 と 市川陽子|’24年9月11日-12月15日|開展壹个月

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茨城県陶芸美術館
テーマ展 革のかたち 河野甲と市川陽子
会  期  2024年9月11日[水]- 12月15日[日]
会  場  茨城県陶芸美術館 2階第2展示室
      〠 309-1611 茨城県笠間市笠間2345(笠間芸術の森公園内)
      TEL:0296-70-0011  ▶ アクセス   
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入場は 午後4時30分 まで)
休  館  日  毎週月曜日
      (ただし9月16日[祝]、9月23日[祝]、10月14日[祝]、11月4日[祝]は開館)
       9月17日[火]、9月24日[火]、10月15日[火]、11月5日[火]
観覧料金  【9月29日まで】
      一 般 320円 / 満70歳以上 160円 / 高大生 260円 / 小中生 160円
      【10月1日以降】
      一 般 360円 / 満70歳以上 180円 / 高校生等290円 / 小中生 180円
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照。
      * 企画展観覧券にて同時開催のテーマ展、コレクション展もご覧いただけます。
主  催  茨城県陶芸美術館
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昆虫や生き物の生態を写す河野甲。縫い合わせ、漆を塗ることで独自の表現を生み出す市川陽子。皮革特有の性質や素材感と真摯に向き合い、それぞれが独自のアプローチでその魅力を引き出します。本展は、皮革を用いて造形表現を展開する二人の作家の魅力に迫り、革による造形表現の「現代のかたち」を紹介します。

<作家紹介>
河野甲
河野甲(1956- )は、皮革造形作家石丸雅通に師事し、1984年に独立しました。様々な昆虫や、カタツムリなどの軟体動物をモチーフにすることが多く、ユニークな生態をつぶさに観察し、独自の視点で切り取った造形を生み出します。細部までこだわり抜いた写実的な生物から、自身の空想による架空の生物まで表現の幅は広く、それらが共存している世界観が見るものを引き込みます。

1956年 愛媛県宇和島市に生まれる。
1977年 京都嵯峨美術短期大学洋画科卒業
     皮革造形作家石丸雅通に師事
1984年 皮革造形作家として独立、京都に工房をもつ。
2004年 作品集『しずかな八月』(求龍堂)出版
2019年 「いきもの狂騒曲」(茨城県陶芸美術館)出品
現在   京都府木津川市にて制作

市川陽子
市川陽子(1985- )は、京都市立芸術大学工芸科漆工専攻を修了後、独立して現在は滋賀県で制作活動をしています。漆の表現を追求する中で皮革に出会った市川は、革同士を縫い合わせて成形し、漆を塗って硬化させる方法で、箱や器などを制作しています。素材のもつ特性を生かしながら漆を塗り重ねて仕上げた作品は、しっとりとやわらかい印象の光沢を放ち、存在感を示します。

1985年 大阪府に生まれる。
2009年 京都市立芸術大学美術学部工学科卒業
2011年 同大学大学院修士課程漆工専攻修了
2019年 「TRANSFORM」(GALLERLY crossing)
2020年 「漆皮SHIPPI」ギャラリーうつわノート、東京
2022年 「A Patchwork of Memories」(SOIL/香港)
2024年 「Personal Folklore」(GALLERLY crossing)
現在   滋賀県を拠点に制作

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 茨城県陶芸美術館

【展覧会】平塚市美術館|大正・昭和のモダニスト 蕗谷虹児展|’24年10月5日ー11月24日|開展壹个月

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平塚市美術館
大正・昭和のモダニスト 蕗谷虹児展
会  期  2024年10月5日[土]ー 11月24日[日]
休  館  日  月曜日(ただし10月14日、11月4日は開館)、10月15日、11月5日
開館時間  9時30分 - 17時(入場は 16時30分 まで)
会  場  平塚市美術館 展示室1
      〠 254-0073 神奈川県平塚市西八幡1-3-3 電話:0463-35-2111
観  覧  料  一 般 800円 / 高大生 500円 / 中学生以下無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  新発田市・新発田市教育委員会・蕗谷虹児記念館、弥生美術館
主  催  平塚市美術館
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蕗谷虹児(ふきや こうじ 1898-1979)は、新潟県で生まれ、1913年に日本画家を目指して上京しますが、竹久夢二の紹介で少女雑誌の挿絵を描くようになると、またたく間に時代の寵児となりました。1925年には本格的に絵を学ぶためにパリに留学し、サロン入選や個展の開催により、画家として活動していくことに自信を深めます。しかし、1929年に生活のために志半ばで帰国。その後は再び少女雑誌の仕事を手がけ、1930年代にかけてモダンな女性像により人気の絶頂を迎えました。流行のファッションに身を包み、強い眼差しを持つ女性像は、近代的なライフスタイルにあこがれる多くの女性たちにとって象徴的なアイコンとして機能したといえるでしょう。戦後は、童話や絵本の挿絵のほか、アニメーションの仕事にも取り組み、少女向けの仕事から離れて新たな境地を開拓。晩年は、個展を中心に可憐な少女像を発表して変わらぬ人気を博し、1979年に80歳でその生涯を閉じました。1987年には、幼少期を過ごした新潟県新発田市に記念館がオープンし、現在にいたるまで多くの来館者に愛されています。

本展では、少女雑誌の表紙や挿絵の原画、パリ時代の作品、童話や絵本の挿絵の原画、アニメーションの原画など約450点が一堂に会し、およそ60年におよぶ虹児の画業を回顧します。大正から昭和戦前にかけて、文化や芸術が大衆のものとして浸透していく過程で、出版界の花形として虹児が果たした役割がいかに大きいものであったかを感じ取っていただくとともに、戦後の児童文化に残した足跡をご堪能いただければ幸いです。

<展覧会のみどころ>
◆ 1.神奈川県内の公立館では初の大回顧展
第二次世界大戦の戦況がひっ迫した1944年、虹児は、渓流釣りで土地勘のあった酒匂川上流の神奈川県山北町に、東京から一家で疎開。その後10年にわたり同地で過ごしました。終戦後に女性雑誌が刊行されることになったとき、山北町で虹児の仕事が再開されました。
神奈川県ゆかりの画家である虹児の画業を、少女雑誌の表紙や挿絵の原画、パリ時代の作品、童話や絵本の挿絵の原画、アニメーションの原画など約450点の作品でご紹介します。
◆ 2.女性の憧れ「モダンガール」を描く
1930年代、少女雑誌の表紙や口絵に、流行のファッションに身を包み、強い眼差しを持つモダンな女性像を描いた蕗谷虹児。その女性像は、近代的なライフスタイルに憧れる多くの女性たちの絶大な支持を得ました。挿絵の世界に飛び込んだ大正時代には、先達の竹久夢二の抒情性を踏まえた女性を描き、パリへの留学を契機に自立した女性像を生み出すにいたった虹児の作風の変化をご覧いただけます。
◆ 3.33年ぶりに公開される作品《胡蝶の夢》
1991年の展覧会以降出品されていなかった《胡蝶の夢》を、33年ぶりに展示します。仰向けの女性の横顔と、その唇にとまろうとする蝶を幻想的に描いたこの作品は、大反響を呼んだ『令女界』1931年6月号の口絵「夢」を下敷きとして、1968年開催の個展のために描いた抒情的な作品です。

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[ 詳 細 : 平塚市美術館 ] 

【展覧会】蕗谷虹児記念館|虹児の花嫁人形展 〜悠久の花嫁衣裳とともに〜|’24年10月1日ー’25年1月26日|開展壹个月

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蕗谷虹児記念館
虹児の花嫁人形展 〜悠久の花嫁衣裳とともに〜
開催期間  令和6年(2024年)10月1日[火]ー 令和7年(2025年)1月26日[日]
開催時間  午前9時 - 午後5時  * 最終入館時間は午後4時30分です。
休  館  日  月曜日(だたし、月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日を振替休館)
開催場所  新発田市 蕗谷虹児-ふきや こうじ-記念館
      〠 957-0053 新潟県新発田-しばた-市中央町4丁目11番7号
      電話番号 0254-23-1013 ファクス番号 0254-23-1013
入  館  料  一 般・大学生 550円、 高 校 生 230円、小・中学生 120円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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♫ 金襴緞子の帯しめながら…

蕗谷 虹児(ふきや こうじ 1898-1979)の代表作である「花嫁人形」作詩発表100周年を記念して、蕗谷虹児記念館所蔵の「花嫁人形」にちなんだ作品と共に、新たに発見された「花嫁人形」の原画や、歌碑建設にあたっての原画や拓本などの貴重な資料を花嫁衣裳と展示します。
故郷新発田-しばた・新潟の情緒と風土がはぐぐんだ虹児の代表作「花嫁人形」の抒情の世界をお楽しみください。

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[ 詳 細 : 蕗谷虹児記念館

【展覧会】大阪大学総合学術博物館|大阪大学総合学術博物館第26回企画展 懐徳堂創立300周年記念展覧会|懐徳堂って知ってはる? ―大阪大学が受け継ぐなにわ町人の学問所―|豊中会場・中之島会場 2会場 ’24年10月12日ゟ開催

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大阪大学総合学術博物館
大阪大学総合学術博物館第26回企画展
懐徳堂創立300周年記念展覧会
懐徳堂って知ってはる?
―大阪大学が受け継ぐなにわ町人の学問所―
〔豊中会場〕
会  場  大阪大学総合学術博物館 待兼山修学館 3F多目的室
      〠 560-0043 大阪府豊中市待兼山町1ー20 TEL. 06-6850-6284
会  期  令和6年(2024)10月12日[土]- 12月7日[土]
      * 日曜・祝日は休館日。ただし、11月3日[祝]、4日[振替休日]は開館。
開館時間  10:30 - 17:00(16:30最終入館)
入館無料
〔中之島会場〕
会  場  大阪大学中之島センター3階「アートスクエア」内 中之島芸術センター事務局
      〠 530-0005 大阪市北区中之島4丁目3-53
      Tel: 06-6444-2139  ▷ アクセス
会  期  令和6年(2024)10月24日[木]- 10月30日[水]
      * 10月28日[月]は休館。
開館時間  10:30 - 17:00(16:30最終入館)
入館無料
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主  催  大阪大学ミュージアム・リンクス(大阪大学総合学術博物館・大阪大学適塾記念
      センター・大阪大学アーカイブズ)・一般財団法人懐徳堂記念会
共  催  大阪大学文学部・大阪大学大学院人文学研究科・大阪大学21世紀懐徳堂・
      大阪大学中之島芸術センター・懐徳堂研究センター
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大阪大学の精神的源流の一つである懐徳堂が開かれたのは、今から300年前の享保9 (1724) 年の秋でした。町人たちが資金を拠出して実現し、享保11 (1726) 年、幕府の官許を得て「学問所」となりました。
明治となり閉学した学問所を、大阪の街に再興しようと大阪の財界が動き、明治43 (1910) 年に懐徳堂記念会が作られ、大正5 (1916) 年に「重建懐徳堂」が建てられました。専属の研究者も置き、京都などから講師を招くなどして、講座も開かれて、大阪の文化的活動を担うこととなりました。
昭和20(1945)年3月の空襲で重建懐徳堂は焼失しました。耐火書庫に収めてあったので焼けずに済んだ書籍が、文科系学部が作られて大阪の文化を担うことが期待される大阪大学に寄贈されることとなり、懐徳堂の精神が大阪大学に受け継がれたのです。

本展覧会では大学所蔵の懐徳堂資料から、懐徳堂の歴史や学問の系譜を示すものを、草創期・繁栄期・終焉期・重建期に分け展観します。各時期の重要な数点をピックアップし、関係資料をあわせて展示することで、懐徳堂の学問所としての空間、その授業の実態、そこに集った人たちの交流、そこに生まれた文化などを具体的にご覧いただけるものと思います。
展示を通じて、懐徳堂の学問の精神が現在の大阪大学へと継承されていること、大阪の地における学問の命脈を感じ取っていただけければ幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 大阪大学総合学術博物館  懐徳堂300周年記念事業ホームページ

【展覧会】滋賀県立美術館|企画展 滋賀県立美術館開館40周年記念|生誕100年記念 人間国宝 志村ふくみ展 色と言葉のつむぎおり|’24年10月8日-11月17日

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滋賀県立美術館
企画展 滋賀県立美術館開館40周年記念
生誕100年記念 人間国宝  志村ふくみ展 色と言葉のつむぎおり
会  期  2024年10月8日[火]- 11月17日[日]
休  館  日  毎週月曜日(ただし祝日の場合には開館し、翌日火曜日休館)
開館時間  9:30 - 17:00(入場は 16:30 まで)
会  場  滋賀県立美術館 展示室3
      〠 520-2122 滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1 TEL 077-543-2111
観  覧  料  一   般  1,200円、高校生・大学生  800円、小学生・中学生  600円(未就学児は無料)
      * 企画展のチケットで展示室1・2で同時開催している常設展も無料で観覧可
      * 身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳をお持ちの方は無料
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  都機工房
企  画  山口 真有香(滋賀県立美術館 主任学芸員)
主  催  滋賀県立美術館、京都新聞
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この秋、紬織の人間国宝である染織家、志村ふくみの生誕100年を記念して、故郷滋賀では約10年ぶりとなる個展を開催します。
滋賀県近江八幡市出身のふくみは、30代の頃、実母の影響で染織家を志し、植物染料による彩り豊かな染めと、紬糸(節のある絹糸)を用いた紬織に出会います。特定の師にはつかず、自らの信念を頼りに道を進むうちに、生命力あふれる色の表現、文学や哲学といった、多彩な芸術分野への探究心に培われた独自の作風が評価され、1990(平成2)年、紬織の人間国宝に認定されました。

本展では、国内屈指の規模を誇る当館収蔵の志村ふくみ作品と、館外からの借用作品、作家ゆかりの資料など80件以上を展示し、初期から近年までの歩みをたどります。あわせて、ライフワークである「源氏物語シリーズ」や、ふくみの心のルーツであり、制作においても重要な位置を占める滋賀をテーマにした作品を紹介します。
またふくみは、染めや織りの仕事と共振させるかのように言葉を紡ぎ、第10回大佛次郎賞を受賞した初の著作『一色一生』(1982-昭和57年)など、これまで20冊以上の著作を刊行しています。本展では随筆家としての活動にも注目し、染織作品や故郷、仕事への思いを語るさまざまな言葉をご紹介します。経糸と緯糸が交差して織り出される紬織のように、色と言葉の出会いを美術館でお楽しみください。

滋賀県立美術館10月志村うら☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

< 見どころ >
● 志村ふくみの故郷滋賀への思いが込められた作品が全国各地から大集合。
● 志村家から特別にお借りした直筆原稿や作家の愛用品を展示。
● ふくみのライフワークである「源氏物語シリーズ」の作品を展示。
● 染織作品とともに、ふくみが紡ぎ続けてきた数々の言葉もご紹介。
● 色糸の魅力を体感できるインスタレーション作品を展示。
● 子どもから大人まで、いつでも楽しめるワークショップコーナーもご用意。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 滋賀県立美術館 ]

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【展覧会】ポーラ美術館 箱根仙石原|フィリップ・パレーノ:この場所、あの空|’24年6月8日-12月1日|開幕肆个月再紹介

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ポーラ美術館
展覧会 フィリップ・パレーノ:この場所、あの空
ー現代のフランス美術を代表するアーティスト、国内最大規模の大型個展ー
会  期  2024年6月8日[土]- 12月1日[日]
会  場  ポーラ美術館
      〠 250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285 TEL 0460-84-2111
開館時間  午前9時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
      * ご来館に際しての日時指定予約は【不要】です。
      * 混雑状況に応じて〔展示室内のお客様人数を制限〕しています。
       展示室入口にて一時入室をお待ちいただく場合がございます。
入館料金  個人・当日・税込み料金
      大 人 ¥2,200(シニア含む)/ 大学・高校生 ¥1,700 / 中学生以下 無料
      * 障害者手帳をお持ちのご本人及び付添者(1名まで)¥1,100
      * 優待価格での入館の際は、学生証、年齢がわかる身分証明書等のご提示が必要。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲 詳細 参照   
主  催  公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
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現代のフランス美術を代表するフィリップ・パレーノは、今日最も注目されるアーティストの一人です。映像、音、彫刻、オブジェ、テキストやドローイングなど作品は多岐にわたりますが、その意識は常に、現実/フィクション/仮想の境界へと向けられています。また、芸術や「作者性」の概念にも疑問を投げかけ、数多くのアーティスト、建築家、音楽家と共同で作品を生みだしてきました。
国内最大規模の個展となるポーラ美術館での展覧会では、作家の代表作である映像作品《マリリン》(2012 年)をはじめ、初期作品から初公開のインスタレーションまで、作家の幅広い実践を多面的にご紹介いたします。

◆ 作家プロフィール
フィリップ・パレーノ/ Philippe Parreno
1964 年、オラン(アルジェリア)生まれ。パリ在住。1980 年代末以降、映像、音、彫刻、オブジェ、テキストやドローイングなど多岐にわたる作品を制作。
先進的なテクノロジーを積極的に作品に採り入れながら、さまざまなアーティスト、建築家、音楽家との協働を行っている。映画『ジダン 神が愛した男』(ダグラス・ゴードンとの共同監督、2006 年)や、日本のアニメ・キャラクター「アン・リー」の作品などでも知られる。
近年の主な個展に、「VOICES」リウム美術館(ソウル、2024年)、「Echo2: a Carte Blanche to Philippe Parreno」ブルス・ドゥ・コメルス(パリ、2022 年)、「Echo」ニューヨーク近代美術館(2019 年)、「Anywhen」テート・モダン(ロンドン、2016 年)、「Anywhere, Anywhere Out of the World」パレ・ド・トーキョー(パリ、2013 年)、「8 juin 1968 ‒ 7 septembre 2009」ポンピドゥー・センター(パリ、2009 年)など。

◆ ポーラ美術館について
2002 年に「箱根の自然と美術の共生」をコンセプトに神奈川県箱根町に開館。印象派から 20世紀にかけての西洋絵画を中心としたコレクションを核とする展覧会を開催する
一方で、現代美術の第一線で活躍する作家たちの作品も収集・展示し、同時代の表現へと展望を拡げている。富士箱根伊豆国立公園という立地を生かした森の遊歩道では、四季折々の豊かな自然を楽しめる。

※ 箱根仙石原での ほぼ半年間の大型展覧会。多彩なイベント発表されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : ポーラ美術館

【展覧会】鹿児島県霧島アートの森|特別企画展 ヨシロットン展 FUTURE NATURE Ⅱ in Kagoshima|’24年10月8日ー11月24日

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鹿児島県霧島アートの森
特別企画展 ヨシロットン展 FUTURE NATURE Ⅱ in Kagoshima
期  間  2024年10月8日[火]ー 11月24日[日]
観覧時間  9:00 - 17:00(入園は閉園30分前まで)
休  館  日  月曜日(祝日の場合翌日休園)
観  覧  料  一 般 1000円、大学生・高校生 700円、中学生・小学生 500円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  鹿児島県霧島アートの森 アートホール
      〠 899-6201 鹿児島県姶良郡湧水町木場6340-220
      TEL 0995-74-5945  FAX 0995-74-2545  ▷ 交通アクセス
主  催  鹿児島県文化振興財団/南日本新聞社/MBC南日本放送
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ヨシロットンは、逞しい想像力とSF的美学を携えて、異なる事象が同居した世界観を構築するアーティストです。2018年に東京で開催された個展では、自然とデジタル、宇宙、そして光そのものへの関心をコンセプトにしたシリーズ「FUTURE NATURE」を発表し、山や河川などの有機的な造形物を、光を視覚化する滑らかで金属的な質感によって表し、可視領域外の世界に思いを馳せながら、それらを記録し出力する光景を表しました。
今秋、ヨシロットンは霧島アートの森において、自身の創造性を育んだ故郷 鹿児島の雄大な自然をモチーフに、展示空間全体を用いた巨大なインスタレーション作品を発表し、ここでしか見ることのできない新たな風景を生み出します。時間帯によって表情を変える空間と、映像やプリント、アルミニウム、モニター、岩石、屋久杉など、様々なメディウムによって表現された作品は鑑賞者に新たな視座を与え、ヨシロットンの作品に通底する「もしも」という眼差しを持つきっかけを得ることになるでしょう。

◆ アーティスト紹介
YOSHIROTTEN(ヨシロットン)                             10-yoshirotten_ex-200x250
1983年生まれ、鹿児島県鹿屋市出身。ファインアートと商業美術、デジタルと身体性、都市のユースカルチャーと自然世界など、複数の領域を往来するアーティスト。
主な個展に「FUTURE NATURE」(TOLOT heuristic SHINONOME 2018年)、「SUN」(国立競技場・大型車駐車場 2023年)、「Radial Graphics Bio / 拡張するグラフィック」(ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2024年)ほか多数。アートディレクターとして、国内外のブランドやミュージシャン、東京のアンダーグラウンドクラブから現代美術フェアまで幅広いクライアントを持つ。代表を務めるクリエイティブ・スタジオ「YAR」では、広告・イベント・ロゴタイプ・内装/外装デザイン・ウェブ・映像など、視覚芸術が関わるほぼ全てのメディアで膨大な量のアートワークを手掛けている。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 鹿児島県霧島アートの森 ] 

【展覧会】山梨県立美術館|山梨モダン 1912-1945 大正・昭和前期に華ひらいた山梨美術|’24年9月14日-11月4日|会期末

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山梨県立美術館
山梨モダン 1912-1945
大正・昭和前期に華ひらいた山梨美術
会  期  2024年9月14日[土]- 11月4日[月・振休]
開館時間  9:00-17:00(最終入場16:30まで)
会  場  山梨県立美術館 特別展示室
      〠 400-0065 山梨県甲府市貢川1-4-27 TEL: 055-228-3322
休館日時  月曜日 (9月16日、9月23日、10月14日、11月4日は開館)、
      および 9月17日[火]、9月24日[火]、10月15日[火]
観覧料金  一 般  1,000円  大学生  500円
      * 当日・個人・税込み料金を表示。各種割引、優待情報などは下掲詳細参照
主  催  山梨県立美術館
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大正時代は、自由や個人尊重を求めるデモクラシーの風潮や海外からの情報流通などを背景に、新しい芸術が一気に花開いた時代でした。そしてこのような時代の流れは山梨においてもさまざまな芽を育みます。
大正期の山梨では、県内初の洋画団体や岸田劉生に師事した土屋義郎による赤蓼会 (あかたでかい) が結成され、甲斐美術会の洋画壇に結実しました。また二科会初の女性会友となり萬 鉄五郎らと活動した埴原久和代や、フランスやアメリカに渡った石原美登利など女性洋画家も輩出しました。あるいは、大正期に青年時代を過ごした米倉壽仁は、古賀春江や福沢一郎から影響を受けてシュルレアリスムに傾倒しました。また戦前に没した手塚一夫や土橋芳次も、短い画業ながら鮮烈な印象を残しました。

一方、日本画においては、水墨画の近藤浩一路や新興大和絵の穴山勝堂の活躍のほか、大河内夜江、望月春江、古屋正壽ら山梨出身画家による昭和初期の帝展連続特選が日本画壇の話題となりました。
この他にも、岡田紅陽による富士山写真の撮影、浅川伯教・巧兄弟の朝鮮陶磁の見直しなど、この時期様々な芸術活動の展開が見られました。また戦時中に画家たちが各地の風物を描いたスケッチも貴重な資料といえます。
本展では、大正から終戦期(1912-1945年)にかけての山梨ゆかりの芸術家たちの活動や当時の山梨の芸術的雰囲気を「山梨モダン」と呼び、関連する画家の作品や資料を併せて紹介いたします。

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[ 詳 細 : 山梨県立美術館

【展覧会】入江泰吉記念 奈良市写真美術館|入江泰吉 大和し美し|’24年9月7日-11月24日|開展壹个月

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入江泰吉記念 奈良市写真美術館
入江泰吉 大和し美し
My Dearest Yamato IRIE Taikichi
会  期  2024年9月7日[土]- 11月24日[日]
場  所  入江泰吉記念 奈良市写真美術館
      〠 630-8301 奈良市高畑町600-1 TEL: 0742-22-9811 / FAX:0742-22-9722
      ▶ アクセス 
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
      * 毎月第2・第4土曜日は、午後2時から展示担当者による作品解説があります。
休  館  日  月曜日(休日の場合は最も近い平日)
観覧料金  一 般 500円、高校・大学生 200円(高校生のみ土曜日無料)、
      小・中学生 100円(土曜日無料)、奈良市在住の70歳以上の方 無料
      * 身体障がい者手帳などをお持ちの方(要手帳)とその介護者 無料
主  催  奈良市、入江泰吉記念奈良市写真美術館(一般財団法人奈良市総合財団)
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やまとは くにのまほろば たたなづく あをかき
やまごもれる やまとしうるはし

これは倭建命(やまとたけるのみこと)が詠んだ辞世の句であり、大和を思う望郷の歌で知られています。これらの歌を胸に入江は大和路を歩きまわり、古代の歴史美が色濃く残る場所を求めて撮影してきました。
「 “まほろば” といわれる大和の自然とわずかに残された飛鳥や、天平文化の遺構が美しく調和し、溶け合って味わい深い風物を醸し出している。これが、大和独自の『きれい詫び』の世界だと思います」と入江は語っていました。
四季折々に色づく草木やそよぐ風、夕焼けの空色など、自然の一瞬の表情から歴史の気配をとらえ大和の美を奏でてきた入江作品29点を紹介します。

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[ 詳 細 : 入江泰吉記念 奈良市写真美術館 

【展覧会】入江泰吉記念 奈良市写真美術館|中西敏貴 The New Land|’24年9月7日-11月24日|開展壹个月

中西敏貴

入江泰吉記念 奈良市写真美術館
中西敏貴 The New Land
会  期  2024年9月7日[土]- 11月24日[日]
場  所  入江泰吉記念 奈良市写真美術館
      〠 630-8301 奈良市高畑町600-1 TEL: 0742-22-9811 / FAX:0742-22-9722
      ▶ アクセス 
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
      * 毎月第2・第4土曜日は、午後2時から展示担当者による作品解説があります。
休  館  日  月曜日(休日の場合は最も近い平日)
観覧料金  一 般 500円、高校・大学生 200円(高校生のみ土曜日無料)、
      小・中学生 100円(土曜日無料)、奈良市在住の70歳以上の方 無料
      * 身体障がい者手帳などをお持ちの方(要手帳)とその介護者 無料
協  力  写真文化首都 北海道「写真の町」東川町
主  催  奈良市、入江泰吉記念奈良市写真美術館(一般財団法人奈良市総合財団)
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中西敏貴は自然の気配を見事に掬(すく)いあげる写真家である。
「The New Land」は、北海道を舞台にした2つのシリーズで構成される。
多彩なモノクロームの「オプタテシケ」は、壮大な大雪山の風の音や土の声を
感じるままに描いたシリーズである。
そして、オホーツク文化に辿る「地と記憶」。
緻密な調査を重ね、俯瞰した視点で淡々と生み出されたイメージは
風景写真の概念を拡張していく挑戦でもある。
稀有な感性を備えた中西敏貴の世界を堪能してほしい。
静かに耳を澄ませ、想像を膨らませていただけると幸いである。
〈梶川由紀(何必館・京都現代美術館キュレーター)〉

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 入江泰吉記念 奈良市写真美術館   TOSHIKI NAKANISHI PHOTOGRAPHY ] 

【展覧会】横浜市民ギャラリーあざみ野|あざみ野コンテンポラリーvol.15|SHIMURAbros 雲をつかんで虹を見た|’24年10月5日ー10月27日

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横浜市民ギャラリーあざみ野
あざみ野コンテンポラリーvol.15
SHIMURAbros  雲をつかんで虹を見た
日  程  2024年10月5日[土]ー 10月27日[日]
時  間  10:00 - 18:00
休  館  日  会期中無休
料  金  無料
会  場  横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室1F・2F全面
〠 225-0012 横浜市青葉区あざみ野南1-17-3
TEL:045-910-5656 FAX:045-910-5674
主  催  横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
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様々なジャンルのアーティストが行っている表現活動に目を向けたシリーズ展「あざみ野コンテンポラリー」の第15回として、ドイツ/日本を拠点に活動するSHIMURAbrosの個展を開催します。
ユカとケンタロウによる横浜出身の姉弟ユニットSHIMURAbrosの創作の源泉は「映画」であり、映画表現の本質である「光」を表現し、それを物質に変換することを試みています。映画、映像作品のみならず、鑑賞者の移動によって映像的に変化してゆく光学ガラスによる彫刻シリーズのほか、3Dプリンターに映画の3次元データを送り「映画的空間」を立体的に表現したシリーズやインスタレーション作品など、さまざまな実験的作品群をご紹介します。
SHIMURAbrosの作品を貫く「映画」の原型は、約130年前の1895年フランスのリュミエール兄弟が開発したシネマトグラフに溯ります。映画草創期、スクリーンに投影された映像は多くの人々に驚きをもって迎えられたといいます。映画の歴史とそのメカニズムをふまえ、人間の知覚の在り方を探求し続けるSHIMURAbrosの多岐にわたる表現手法を通して、「見る」ことに出会い直し、その作品世界をお愉しみいただければ幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 横浜市民ギャラリーあざみ野 ] 

【展覧会】名古屋市美術館|特別展 民藝 MINGEI-美は暮らしのなかにある|’24年10月5日-12月22日

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名古屋市美術館
特別展 民藝 MINGEI-美は暮らしのなかにある
会  期  2024年10月5日[土]- 12月22日[日]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時  * 金曜日は午後8時まで(入場は閉館30分前まで)
休  館  日  月曜日(ただし10月14日[月・祝]、11月4日[月・休]は開館)、
      10月15日[火]、11月5日[火]
観  覧  料  当日・個人  一 般 1,700円、 高校・大学生 1,000円、 中学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  名古屋市美術館
      〠 460-0008 名古屋市中区栄二丁目17番25号(芸術と科学の杜・白川公園内)
      TEL 052-212-0001 FAX 052-212-0005
特別協力  日本民藝館
主  催  名古屋市教育委員会・名古屋市美術館、メ~テレ、東映

20241009160505_00020☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

約100年前に思想家・柳宗悦が説いた民衆的工藝、「民藝」。

日々の生活のなかにある美を慈しみ、素材や作り手に思いを寄せる、この「民藝」のコンセプトはいま改めて必要とされ、私たちの暮らしに身近なものとなりつつあります。本展では、民藝について「衣・食・住」をテーマにひも解き、暮らしで用いられてきた美しい民藝の品々約150件を展示します。また、いまに続く民藝の産地を訪ね、そこで働く作り手と、受け継がれている手仕事も紹介します。
さらに、2022年夏までセレクトショップ BEAMS のディレクターとして長く活躍し、現在の民藝ブームに大きな役割を果たしてきたテリー・エリス/北村恵子(MOGI Folk Art ディレクター)による現代のライフスタイルと民藝を融合したインスタレーションも見どころのひとつとなるでしょう。

柳が説いた生活のなかの美、民藝とは何か ───
そのひろがりと今、そしてこれからを展望する展覧会です。

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[ 詳 細 : 名古屋市美術館  本展公式サイト(外部リンク)]   

【展覧会】ガスミュージアム|~明治のガス燈から現代の輝き~|『銀座クロニクル』展|’24年10月5日-12月25日

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ガスミュージアム
~明治のガス燈から現代の輝き~
『銀座クロニクル』展
会  期  2024年10月5日[土]- 12月25日[水]
開館時間   午前10時-午後5時
休  館  日  月曜日 (月曜日が祝日および振替休日の場合は翌日が休館)
      * 10月14日、11月4日[月・祝/振休]は開館、翌10月15日、11月5日[火]は休館
会  場  ガスミュージアム ガス灯館2階 ギャラリー
      〠 187-0001 東京都小平市大沼町4丁目31−25
      ▷ アクセス https://www.gasmuseum.jp/access/
入館無料 
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明治7年 (1874) 12月18日、銀座煉瓦街で初めてガス燈が灯りました。この歴史的な出来事から、東京でのガス事業が150年を迎えます。 銀座は、文明開化の象徴として、文化と繁華が交差する場所であり、ガス燈が東京の街に輝きをもたらしました。
遡ること明治5年(1872)、後に「銀座大火」と呼ばれる大火災が銀座を襲い、一帯を焼き尽くしました。しかしこれが新しい銀座が誕生する契機となりました。この地は当時の鉄道の起点であり、明治東京の表玄関である新橋に近いため、政府はこの地を煉瓦造りの西洋風の不燃都市として復興することを決定しました。
明治5年(1872) 8月より、京橋側から大通りに沿って煉瓦造りの漆喰仕上げの建物の建設が始まり、通りは車道と歩道が分離され、街路樹も整備されました。そして明治7年(1874)12月18日にガス街灯が設置されたことで、銀座煉瓦街の街並みが整いました。

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歌川国輝(二代) 明治6年(1873)
d78b185ef5d0e3df732eea3f324edd47-400x300現在の京橋から銀座1-2丁目の風景  図版はいずれもガスミュージアムURLゟ

この西洋風の都市風景は、工事が進むにつれて計画が見直され、明治10年(1877)には街全体が完成しました。当初は払い下げ価格が高く、空きスペースも多く見られましたが、やがて新聞各社の建物や時計、輸入品を扱う商店、開化文物を製造販売する店舗が次々と並び、銀座は情報や文化の発信地として、文明開化のショーウィンドウとなりました。関東大震災や戦争の被害を乗り越えた銀座は、現在でも日本を代表する繁華街として、国内外の多くの人々を魅了し続けています。
「銀座クロニクル」展では、“ 明治のガス燈から現代の輝き ” をテーマに、明治時代の銀座の様子を描いた錦絵と現在の風景を対比して紹介します。ぜひこの機会に、銀座の魅力と東京の進化を堪能してください。

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[ 詳 細 : ガスミュージアム ] 

【展覧会】上原美術館|〔仏教館〕特別展 仏像でみる伊豆の平安時代|〔近代館〕ものがたりをよむ|’24年10月5日-’25年1月13日

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上原美術館
〔仏教館〕特別展 仏像でみる伊豆の平安時代
〔近代館〕ものがたりをよむ
開催期間  2024年10月5日[土]- 2025年1月13日[月・祝]
開館時間  9:30 - 16:30(入館は16:00まで)
休  館  日  展覧会会期中は無休
入  館  料  大 人 1,000円 / 学 生 500円 / 高校生以下 無 料
      * 仏教館・近代館の共通券です
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  公益財団法人上原美術館  近代館・仏教館
      〠 413-0715 静岡県下田市宇土金341
      Tel. 0558-28-1228 / Fax. 0558-28-1227 ▷ アクセス
────────────────────
20241002143713_00031☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

【仏教館】特別展 仏像でみる伊豆の平安時代
最近、紫式部や清少納言が生きた、平安時代(10世紀後半~11世紀前半)に注目が集まっています。紫式部の『源氏物語』、清少納言の『枕草子』は有名ですが、この時代に朝廷で権勢をふるった藤原道長も日記『御堂関白記』を残しており、当時の貴族たちの生活や考え方を知ることができます。その一方で、同じ時代の地方については文献資料がほとんど残っておらず、上原美術館がある伊豆についても、その歴史や人々の営みはあまり明らかになっていません。
しかし、伊豆には、平安時代の人々の心のよりどころとなった仏像が意外に多く伝えられています。本展は、文献ではうかがうことが難しい、伊豆の平安時代を、仏像を通じて考え、感じてみようと試みる展示会です。

観音寺の薬師如来像、向陽寺の阿弥陀如来像、善光庵の十一面観音像、法雲寺の如意輪観音像、金龍院の不動明王像は、10世紀から11世紀前半の像と考えられており、紫式部や藤原道長が生きた時代に造像された仏像。その後、千年近い年月、信仰されてきた貴重な仏像です。通常非公開の仏像、数十年に一度開帳される仏像も展示いたします。この機会に是非ご覧ください。

【近代館】ものがたりをよむ 
古くから人々に親しまれてきた「ものがたり」は、歴史や文化を越えて自由に想像の世界を楽しむことができます。そして、そこに広がる豊かな世界に心ひかれた画家たちによって、多くの魅力的な絵画が生み出されてきました。
日本画家の小林古径は歴史や文学への造詣が深く、物語や謡曲をはじめ、仏教などを題材とした絵画をたびたび描いています。なかでも平安時代の歌物語『伊勢物語』は古径お気に入りの主題でした。『伊勢物語』は全125段からなり、それぞれ異なる話が和歌とともにつづられています。
第23段「筒井筒」では、幼馴染の男女のエピソードが書かれています。お互い成長し、恥ずかしさから会わずにいた二人ですが、男が、

筒井つの 井筒にかけし まろがたけ
過ぎにけらしな 妹見ざるまに
(井戸の囲いで測り比べた私の背丈も、囲いの高さを過ぎてしまったようですね。あなたを見ないでいるうちに)

と女に歌を贈ります。女はそれに対し、

くらべこし 振分髪も 肩すぎぬ
君ならずして たれかあぐべき
(比べ合ってきた私の振り分け髪も肩を越えてしまいました。あなたでなくて誰のために髪あげしましょうか)

と返し、歌をやり取りすることで心を通わせます。この第23段に由来する古径の《井筒》(表面作品)では、幼い二人の子どもたちが井戸の周りで遊ぶ場面が描かれています。余白を十分とった簡潔な画面からは、背丈や髪の長さを比べあったこども時代のさわやかな情景が目に浮かぶようです。

本展では、ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指輪』に登場する女性戦士が遠い眼差しを湛えるルドン《ブリュンヒルデ、神々のたそがれ》、旧約聖書『創世記』より、最初の人類である男女が禁断の果実を受け取る場面を捉えたデューラー《アダムとエヴァ》、新約聖書においてベタニヤのマルタ・マリア姉妹との出来事を描いたルオー《キリストとの親しき集い、ベタニヤ》など、さまざまな「ものがたり」を主題とした絵画を紹介します。
これらの作品に寄り添って、耳をかたむけてみてください。描かれた作品が、あなただけにそっと語りかけてくれるはずです。画家たちが生み出した多様な「ものがたり」の世界をどうぞお楽しみください。

出品目録 RDF

◆ 大正製薬ホールディングス / 公益財団法人 上原美術館
上原美術館は、上原正吉・小枝夫妻が集めた仏教美術と、名誉会長上原昭二が蒐集した近代絵画の寄付を受けて、伊豆・下田に設立された美術館です。もともと1983年に上原仏教美術館、2000年に上原近代美術館が開館しましたが、2017年に両館が一つになり、上原美術館としてリニューアルしました。平安・鎌倉時代の仏像や古写経などの仏教美術から、印象派を含む西洋絵画や日本近代絵画まで、東洋や西洋のジャンルを越えた美術品を収蔵しています。
コレクションを中心とした企画展を開催するほか、伊豆の古い仏教美術を調査研究する活動を行っております。また専門家を招いての講演会や講習会、学校と連携した教育普及活動など、幅広い文化活動を通じて地域文化向上への貢献を目指しています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 上原美術館

【展覧会】国立西洋美術館|企画展 モネ 睡蓮のとき|’24年10月5日-’25年2月11日|

20241002143713_0002720241002143713_00028国立西洋美術館
企画展 モネ 睡蓮のとき
会  期  2024年10月5日[土]- 2025年2月11日[火・祝]
開館時間  9:30 - 17:30
      会期中の金・土曜日は 9:30 - 21:00  * 入館は閉館の30分前まで
休  館  日  月曜日、10月15日[火]、11月5日[火]、12月28日[土]-2025年1月1日[水・祝]、
      1月14日[火] (ただし、10月14日[月・祝]、11月4日[月・休]、
      2025年1月13日[月・祝]、2月10日[月]、2月11日[火・祝]は開館)
会  場  国立西洋美術館 企画展示室
      〠 110-0007 東京都台東区上野公園7-7
      お問合せ 050ー5541-8600(ハローダイヤル)
観覧料金  一 般 2,300円、大学生 1,400円、高校生 1,000円
      * 中学生以下は無料。 * 心身に障害のある方及び付添者1名は無料。
      * 大学生、高校生及び無料観覧対象の方は、入館の際に学生証または
       年齢の確認できるもの、障害者手帳などをご提示ください。
      * 観覧当日に限り本展観覧券で常設展もご覧いただけます。
      * 前売券は6月12日[水]から10月4日[金]までの販売。
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  国立西洋美術館、マルモッタン・モネ美術館、日本テレビ放送網、読売新聞社、
      BS日テレ  
20241002143713_00032☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

印象派を代表する画家のひとりであるクロード・モネ(1840-1926)は、一瞬の光をとらえる鋭敏な眼によって、自然の移ろいを画布にとどめました。しかし後年になるにつれ、その芸術はより抽象的かつ内的なイメージへと変容してゆきます。
モネの晩年は、最愛の家族の死や自身の眼の病、第一次世界大戦といった多くの困難に直面した時代でもありました。そのような中で彼の最たる創造の源となったのが、ジヴェルニーの自邸の庭に造られた睡蓮の池に、周囲の木々や空、光が一体となって映し出されるその水面でした。そして、この主題を描いた巨大なカンヴァスによって部屋の壁面を覆いつくす “大装飾画”の構想が、最期のときにいたるまでモネの心を占めることになります。本展の中心となるのは、この試行錯誤の過程で生み出された、大画面の〈睡蓮〉の数々です。
このたび、パリのマルモッタン・モネ美術館より、日本初公開となる重要作を多数含むおよそ50点が来日。さらに日本各地に所蔵される作品も加え、モネ晩年の芸術の極致を紹介します。日本では過去最大規模の〈睡蓮〉が集う貴重な機会となります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立西洋美術館  本展覧会特設サイト ]  

【展覧会】国立西洋美術館|小企画展 オーガスタス・ジョンとその時代|-松方コレクションから見た近代イギリス美術-|’24年10月5日-’25年2月11日|

国立西洋美術館小企画10.5全

国立西洋美術館
小企画展 オーガスタス・ジョンとその時代
-松方コレクションから見た近代イギリス美術-
会  期  2024年10月5日[土]- 2025年2月11日[火・祝]
開館時間  9:30 - 17:30
      毎週 金・土曜日 9:30 - 21:00  * 入館は閉館の30分前まで
休  館  日  月曜日、10月15日[火]、11月5日[火]、12月28日[土]-2025年1月1日[水・祝]、
      1月14日[火] (ただし、10月14日[月・祝]、11月4日[月・休]、
      2025年1月13日[月・祝]、2月10日[月]、2月11日[火・祝]は開館)
会  場  国立西洋美術館 版画素描展示室(常設展示室内)
      〠 110-0007 東京都台東区上野公園7-7
      お問合せ 050ー5541-8600(ハローダイヤル)
観覧料金  一 般 500円、 大学生 250円
      * 高校生以下及び18歳未満、65歳以上は無料(学生証・年齢確認できるものを提示)
      * 本展は常設展の観覧券または企画展「モネ 睡蓮のとき」(10月5日[土]-2025年
       2月11日[火・祝])観覧当日に限り、同展観覧券でご覧いただけます。
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  国立西洋美術館
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ラファエル前派の系譜、あるいは唯美主義や象徴主義などとの関係から紹介されることの多い世紀転換期のイギリス美術ですが、フランスの近代絵画の発展に触発されつつ、若い画家たちが新たな制作環境を生み出そうと模索したさまざまな動きが起きています。画壇を統べるロイヤル・アカデミー・オブ・アーツに対抗して1886年に設立されたニュー・イングリッシュ・アート・クラブ、その保守化に対して1911年に結成されたカムデン・タウン・グループ、あるいはコーンウォールの漁村に芸術家コロニーを形成したニューリン派。そこには、印象派やポスト印象派に対する応答、そしてロンドンの急速な都市化や工業化とこれに対する反動を見ることができるでしょう。

オーガスタス・ジョン(1878-1961)はこうした動きと交差しつつ、イギリス画壇で独自の位置を占めたウェールズ出身の画家です。卓越したデッサン力と大胆な色彩、さらにボヘミアン的生活から着想した題材などによって、第一次世界大戦前には、最も革新的な画家として若い芸術家たちの注目と期待を集めます。また、素描の名手として知られ、繊細な線でモデルの特徴を的確にとらえた肖像素描や、時にユーモラスともいえる素朴で空想的な習作などを残しました。20世紀後半には急速に忘れられますが、イギリス最初のポスト印象派に数えられています。
1916-1918年のロンドン滞在中に美術品収集を始めた松方幸次郎(1866-1950)のコレクションには、こうした画家たちの作品が多数含まれていました。本小企画では松方コレクションより、オーガスタス・ジョンの初期の素描を中心に、同時代の画家たちの素描や版画、油彩画も加えた展示をおこない、世紀転換期イギリスの多彩な芸術動向や人的ネットワークの広がりに光をあてます。

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[ 詳 細 : 国立西洋美術館 ] 

【展覧会/イベント】国立民族学博物館|みんぱく創設50周年記念企画展|客家 -はっか- と日本 ― 華僑華人がつむぐ、もうひとつの東アジア関係史|’24年9月5日-12月3日|開展壹个月

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国立民族学博物館
みんぱく創設50周年記念企画展
客家と日本 ―― 華僑華人がつむぐ、もうひとつの東アジア関係史
会  期  2024年9月5日[木]- 12月3日[火]
会  場  国立民族学博物館 本館企画展示場
      〠 565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
      TEL: 06-6876-2151(代表) FAX : 06-6875-0401
開館時間  10:00 - 17:00(入館は 16:30 まで)
休  館  日  水曜日
観  覧  料  一 般 580円、 大学生 250円、 高校生以下 無料
      * 当日・個人・税込み料金を表示。本館展示もご覧になれます。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  東京都立大学 社会人類学教室
共  催  客家文化発展センター(台湾)
主  催  国立民族学博物館
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華僑華人の一派に客家〔編集/ウィキペディア:客家(はっか、Hak-kâ)Google:客家画像一覧〕と呼ばれる人びとがいます。客家は、世界各地に居住し、政治・経済・文化など各方面で成功を収めてきたため、中国地域では「東洋のユダヤ人」と呼ばれることもあります。
19世紀後半以降、客家は日本と密接な関係を築きあげてきました。特に1895年に日本が台湾を植民地とすると、台湾の客家にとって日本は身近な存在になります。また、一部の客家は台湾などから日本へ移住し、団体をつくり、暮らしています。客家と日本の関係に焦点を当てることで、これまであまり知られることのなかった東アジア関係史の一面を探ります。

※ とても多彩な関連イベントが発表されています。
※ 下掲詳細公式サイトにて最新詳細情報を確認の上、ご参加ご観覧ください。
[ 詳 細 : 国立民族学博物館

【展覧会】実践女子大学香雪記念資料館|幻影の日本・憧憬の西洋-清原/ラグーザ 玉とヘレン・ハイドを中心に|’24年10月5日-11月23日|

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幻影の日本・憧憬の西洋-清原/ラグーザ玉とヘレン・ハイドを中心に
会  期  2024年10月5日[土]- 11月23日[土]
開館時間  10:30 - 17:00
休  館  日  日曜日 * ただし、10月6日[日]は開館
入  館  料  無 料  * 予約不要
会  場   実践女子大学香雪記念資料館 企画展示室 1・2
       〠 150-8538 東京都渋谷区東1-1-49(実践女子大学渋谷キャンパス内)
後  援  渋谷区教育委員会
主  催  実践女子大学香雪記念資料館
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清原 玉(1861-1939、エレオノーラ・ラグーザ)は1892年にシチリアのパレルモに渡り、画家、教育者として活動しました。渡欧してまもなく描いた作品からは確かな技術と西洋文化への憧れが伝わります。一方でイタリアに長く暮らした後に日本を思って描いた女性たちは、西洋人が憧れた想像上の日本の情景のように明るく楽しげです。それは彼女自身がそうした西洋人のまなざしを身につけていたからでしょう。
アメリカ人のヘレン・ハイド(1868-1919)はアメリカとヨーロッパで美術教育を受け、1899年に初めて日本を訪れると、1914年までアメリカと日本を往復しながら多色刷り木版画やエッチングを制作しました。作品では、幼い子供たちや子供を慈しむ母を楽しく好ましい情景として表現しました。ヘレンの作品からは、異文化として日本を美化するまなざしを感じることができるでしょう。2人が制作した状況は対照的ですが、女性や子供、花など、女性画家にふさわしいとされるような主題を描いたことでは共通します。
清原 玉と同時代に西洋画を学んだ渡辺幽香、秋尾園、岡村政子らの作品からは、女性たちがどのように西洋画のものの見方を身につけたのかを知ることができます。来日して木版画を制作したエリザベス・キース、バーサ・ラムの作品も加え、これら女性作家による約40点の作品を通して、異文化との間で複雑に交錯したまなざしについて考える展覧会です。

※ 本展覧会は予約不要です。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 実践女子大学香雪記念資料館 ] 

【展覧会】田端文士村記念館|芥川龍之介 田端転入110周年記念|企画展 作家・芥川龍之介のはじまり ~書斎「我鬼窟」誕生までの物語~|’24年10月5日-’25年2月2日|

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田端文士村記念館
芥川龍之介 田端転入110周年記念
企画展 作家・芥川龍之介のはじまり ~書斎「我鬼窟」誕生までの物語~
期  間  2024年10月5日[土]- 2025年2月2日[日]  * 休館日を除く
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は4時30分まで)
休  館  日  月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日と水曜日が休館)
      祝日の翌日(祝日の翌日が土・日曜日の場合は、翌週火曜日が休館)
      その他展示替え等で臨時休館することがあります
展示会場  田端文士村記念館 企画展示スペース
      〠 114-0014 東京都北区田端6-1-2  ▷ アクセス
      TEL 03(5685)5171  FAX 03(5685)5662
入  場  料  無 料
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芥川龍之介は文学へ進む決心をした高校時代の出来事について、妻・文に語っていました。
「木の葉の一つ一つが、思い思いの形に揺れているのをみていると、創造の世界の素晴しさ、美しさに魅せられて、文学を終生の仕事にしてみたいと、痛切に感じた」
輝かしい作家人生を夢見る一方、若き芥川は友人への手紙の中で、将来への不安をたびたび吐露しています。
本展では、芥川が文学へと目覚めた高校時代から、専業作家として立つまでの「作家・芥川龍之介のはじまり」の物語を、芥川が残した言葉から紐解きます。

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[ 詳 細 : 田端文士村記念館 

【展覧会】長野県立美術館|京都 細見美術館の名品 ― 琳派、若冲、ときめきの日本美術 ―|’24年10月5日-11月17日|

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京都 細見美術館の名品
― 琳派、若冲、ときめきの日本美術 ―
開催期間  2024年10月5日[土]- 11月17日[日]
休  館  日  水曜日
開館時間  9:00 - 17:00(展示室入場は 16:30 まで)
観  覧  料  個人・当日券
      一 般 1,400円、 大学生 1,200円、高校生以下又は18歳未満 無 料
      * 前売り券、割引券、各種優待情報などは下掲詳細参照
会  場  長野県立美術館 展示室1・展示室2・展示室3
      〠 380-0801 長野市箱清水1-4-4(善光寺東隣)
      TEL 050-5542-8600(ハローダイヤル) FAX 026-232-0050
特別協力  公益財団法人 細見美術財団
共  催  長野県教育委員会、信濃毎日新聞社
主  催  長野県、長野県立美術館、SBC信越放送
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多彩な日本の美を国内外へ発信し続ける京都・細見美術館。昭和の実業家・細見良(初代古香庵)に始まる細見家三代が蒐集した名品の数々は、一貫した美意識によって形成され、日本美術史を総覧する幅広い年代とジャンルにわたり、内外から高い評価を受けています。
本展では、上質なコレクションの中から厳選された重要文化財8件を含む各時代や分野を象徴する名品104件を展観します。平安・鎌倉時代の仏教・神道美術、室町時代の水墨画や茶の湯釜、桃山から江戸にかけての茶陶や華麗な蒔絵、七宝と風俗画、さらに江戸時代絵画の中でも同館屈指のコレクションである日本美の象徴・琳派、天才絵師・伊藤若冲など、誰もが〝心ときめく〟美の空間へと誘う、細見美術館ならではの至極の世界をご堪能ください。

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[ 詳 細 : 長野県立美術館 ]

【展覧会】新宿区立 新宿歴史博物館|令和6年度特別展 江戸の水道 玉川上水|’24年10月5日-12月1日|新宿歴史博物館/文京ふるさと歴史館/東京都水道歴史館 三館合同企画

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新宿区立 新宿歴史博物館
令和6年度特別展 江戸の水道 玉川上水
開催期間  令和6年(2024)10月5日[土]- 12月1日[日]
時  間  9:30 - 17:30(入館は 17:00 まで)
休  館  日  10月15日[火]・28日[月]、11月11日[月]・25日[月] 
会  場  新宿歴史博物館 地下1階 企画展示室
      〠 160-0008 東京都新宿区四谷三栄町12-16 電 話 03-3359-2131
料  金  一般300円(常設展とのセット券は500円)、中学生以下無料
共  催  新宿区、新宿区教育委員会
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fa24e46c79dead3e7fa5e8701bd1b7cb-768x600四ツ谷大木戸水番屋構之図「羽村臨視日記」国立公文書館蔵

141422fa0ce9511fb82163ba42e0d37d-300x189江戸上水配水図(千川家文書・練馬区指定文化財)享保2-3年(1717-1718)頃
練馬区立石神井公園ふるさと文化館蔵

玉川上水は、今から370年前の承応3年(1654)に江戸市中に水を送るために作られた上水道です。
多摩川の羽村取水堰から水を引き、四谷大木戸水番所(現在の四谷区民センターの場所)までの43㎞は地上を川のように流し、その先の江戸市中は地下に石や木でできた水道管(石樋-せきひ ・木樋-もくひ )を通して配水しました。
新宿区内には上水の水質・水量の管理を行う水番所があったほか、神田上水への助水堀-じょすいぼり、渋谷川への余水吐-よすいばき、四谷見附の掛樋-かけひ-など、多くの関連施設がありました。玉川上水の歴史や江戸時代の水道利用について、古文書や絵図、発掘調査の成果などを通して紹介します。

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[ 詳 細 : 新宿区立 新宿歴史博物館 ] 

【展覧会予告】東京都水道歴史館 上水記展 -江戸の二大上水・玉川上水と神田上水-|’24年10月26日- 11月4日|東京都水道歴史館/新宿歴史博物館/文京ふるさと歴史館/ 三館合同企画

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東京都水道歴史館
上水記展 -江戸の二大上水・玉川上水と神田上水-
開催期間  2024年10月26日[土]- 11月4日[月・振休]
開催時間  9:30 - 17:00 (16:30最終入館)
開催場所  水道歴史館 3Fレクチャーホール
      〠 113-0033 東京都文京区本郷2-7-1 ▷ アクセス 
対  象  どなたでも
観覧料金  無 料
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東京都指定有形文化財(古文書)『上水記』の実物を期間限定公開
小学生向けの「子ども水道れきしてん」も同時開催
東京文化財ウィークにあわせて、当館所蔵の東京都指定有形文化財(古文書)『上水記』実物を期間限定で特別公開する上水記展。今年は上水記に記された二大上水である「玉川上水」と「神田上水」をテーマに紹介します。
東京都水道歴史館           『上水記』第二巻 玉川上水水元絵図 (部分)

上水記とは
天明八年 (1788) に起稿し、3年がかりで寛政三年 (1791) に完成した江戸上水 (主に神田上水・玉川上水) の公式記録です。なかでも第二巻の「玉川上水水元絵図并諸枠図」は、多摩川に造られた羽村取水堰を縦 135.5cm×横514cm の大紙面に精緻かつ鮮やかに描いたもので、一見の価値があります。詳細は こちら をご覧ください。

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[ 詳 細 : 東京都水道歴史館 ] 

【展覧会予告】文京ふるさと歴史館|令和6年度文京ふるさと歴史館特別展|川と人と水道と―神田上水・千川上水と文京|’24年10月26日-12月8日|文京ふるさと歴史館/東京都水道歴史館/新宿歴史博物館 三館合同企画

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文京ふるさと歴史館
令和6年度文京ふるさと歴史館特別展
川と人と水道と ― 神田上水・千川上水と文京
会  期  令和6年10月26日[土]- 12月8日[日]
      * 11月3日[日]文化の日は無料公開日
休  館  日  毎週月曜日
開館時間  午前10時 - 午後5時
入  館  料  一般個人当日 100円、中学生以下、65歳以上の方は無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  文京ふるさと歴史館 地下展示室
      〠 113-0033 東京都文京区本郷4丁目9番29号
      電話番号: 03-3818-7221 ファクス番号:03-3818-72

toukyomeisho『東京名所十二景』「お茶の水」(ふるさと歴史館蔵)

toukyoryouri『東京料理捌別品』「音羽滝蕎麦」(ふるさと歴史館蔵)

およそ四世紀半前には、あまり人口の多く無かった江戸の町に徳川幕府が開かれると、急激に人が増えたことで、生活に必要な水道(上水)設置が必要となりました。まず初めに神田上水が、次いで玉川上水が建設され、更なる人口増加に対応するために、玉川上水から分水した千川上水も作られました。現在の文京区域には、神田上水、そして千川上水が給水されていました。
江戸時代から現代に至る水道の歴史を紹介する東京都水道歴史館と、玉川上水に関する特別展を行う新宿歴史博物館と3館合同企画として特別展を開催します。

◉ 展示解説
11月1日[金]、7日[木]、13日[水]、19日[火]の各日
午後1時30分から30分程度、特別展の解説を行います。
解説内容は同一です。事前申し込みは不要です。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 文京ふるさと歴史館 

【展覧会】日本民藝館|生誕130年 芹沢銈介の世界|’24年9月5日-11月20日|開展壹个月

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日本民藝館
生誕130年
芹沢銈介の世界
会  期   2024年9月5日[木]- 11月20日[水]
開館時間  10:00 - 17:00(最終入館は 16:30 まで)
休  館  日  月曜日休館(ただし祝日の場合は開館し翌日休館)
会  場  日本民藝館 本館大展示室 他
      〠 153-0041 東京都目黒区駒場4丁目3番33号
      TEL 03-3467-4527
入  館  料  一 般 1,200円、 大高生 700円、 中小生 200円                            
──────────────────────────
自由な色彩感覚と模様を生む天賦の才に恵まれた染色家・芹沢銈介(1895-1984)。身辺の品々などを日々スケッチしていた芹沢の日常への眼差しに裏打ちされた多彩な作品は観る者の心を躍らせます。また、「本当の美しさがわかっている」と柳宗悦が評した芹沢の蒐集にも注目。来年生誕130年を迎える芹沢の手と眼の世界を堪能ください。
◉ 西館(旧柳宗悦邸)公開日 開館日カレンダー 参照   

※ 同館は予約不要。しかし西館公開日は特に混雑が予想されます。
※ 建物保存のため、館内ではスリッパのご利用をお願いしています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 日本民藝館 ]

【展覧会】POLA MUSEUM ANNEX|マティス ― 色彩を奏でる|’24年10月4日-10月27日|終了

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POLA MUSEUM ANNEX
マティス ― 色彩を奏でる

会  期  2024年10月4日[金]-10月27日[日]
会  場  ポーラ ミュージアム アネックス
      〠 104-0061 中央区銀座 1-7-7 ポーラ銀座ビル 3 階
      U R L:https://www.po-holdings.co.jp/m-annex/
開館時間  11:00 - 19:00 (入場は 18:30 まで)
休 館 日  10月7日[月]、15日[火]、21日[月]
主  催  公益財団法人ポーラ美術振興財団
入場無料
──────────────────────
アンリ・マティスは20世紀を代表する画家の一人で、あざやかな色彩を大胆に用いて表現される作品は見る者に強い印象を与え、その独自の色彩感覚から “色彩の魔術師” と呼ばれています。また、感情を直接的に表現するマティスの制作スタイルは作品にダイナミズムを生み出し、色彩の配置やバランスはまるで音楽のように視覚的なリズムを感じさせます。
本展覧会では、マティスが生涯を通して描き続けた室内画の名品、ポーラ美術館収蔵の《リュート》をはじめとした絵画5点と、晩年の傑作と言われる『ジャズ』(全20図)を展示します。
マティスの 眩い色彩による躍動感あふれる生命のリズムを、ぜひこの機会にご体感ください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : POLA MUSEUM ANNEX

【展覧会】静岡市美術館|令和6年度国立美術館巡回展 写真をめぐる100年のものがたり 京都国立近代美術館コレクションを中心に|’24年10月4日-11月17日|

静岡市美術館10月巡回展全☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されま☆ 

静岡市美術館
令和6年度国立美術館巡回展
写真をめぐる100年のものがたり
京都国立近代美術館コレクションを中心に
会  期  2024年10月4日[金]- 11月17日[日]
      * 本展は静岡市美術館でのみ開催します。巡回はありません。
開館時間  10:00 - 19:00(展示室への入場は 閉館の30分前 まで)
休  館  日  月曜日(ただし祝日の場合は開館、翌火曜日は休館)
会  場  静岡市美術館
      〠 420-0852 静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー 3階
      TEL. 054-273-1515 (代表)  ▶ アクセス
観  覧  料  当日・個人 一 般 1,300円、大高生・70歳以上 900円、中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳等をご持参の方および必要な付添の方原則1名は無料。
      * 前売りチケット、各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
主  催  静岡市、静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、
      京都国立近代美術館、Daiichi-TV
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近代写真の父アルフレッド・スティーグリッツが芸術としての写真の確立に努めてから100年以上が経ちますが、写真はどのように発展し、見られ、語られてきたのでしょうか。本展では、日本の美術館で先がけて大規模な写真コレクションを築いた京都国立近代美術館の写真コレクションを中心に、19世紀末から現在に至るまでの68作家・180点余で、多様に広がる写真表現の変遷をたどります。
本展の核となるのはアメリカの写真収集家アーノルド&テミー・ギルバート夫妻が収集した「ギルバート・コレクション」です。各時代を代表する写真家の良質なプリントが含まれるこのギルバート・コレクションを基点としながら、写真が紡いできた様々なものがたり(ストーリー)を紐解いていきます。プリントされ、物質化した写真と向き合うことで、デジタル技術の普及とともに身近な存在となった「写真」の奥深さが浮かび上がってくることでしょう。

【主な出品作家】
エドウィアード・マイブリッジ/アルフレッド・スティーグリッツ/エドワード・スタイケン/ポール・ストランド/野島康三/エドワード・ウェストン/アンドレ・ケルテス/ブラッサイ/アンリ・カルティエ=ブレッソン/木村伊兵衛/東松照明/ロバート・キャパ/ W ・ユージン・スミス/カール・ブロスフェルト/ベルント&ヒラ・ベッヒャー/杉本博司/森村泰昌/トーマス・ルフ/やなぎみわ

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[ 詳 細 : 静岡市美術館

【展覧会】府中市美術館|市制施行70周年記念 アルフォンス・ミュシャ ふたつの世界|’24年9月21日ー12月1日|10/12-14 無料観覧日|

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府中市美術館
市制施行70周年記念
アルフォンス・ミュシャ ふたつの世界
会  期  2024年9月21日[土]ー 12月1日[日]
会  場  府中市美術館 2階 企画展示室
      〠 183-0001 東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内)
      お問合せ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
休  館  日  月曜日(9月23日、10月14日、11月4日を除く)、9月24日[火]、10月1日[火]、
      10月8日[火]、10月15日[火]、11月5日[火]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入場は 午後4時30分 まで)
観覧料金  一 般 1000円、 高校・大学生 500円、 小・中学生 250円
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
特別協力  大阪中之島美術館、OGATAコレクション、株式会社インテック、
      堺アルフォンス・ミュシャ館(大阪府堺市)、富山県美術館 ※50音順
主  催  府中市美術館
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世紀末パリを彩るポスターの数々を生んだデザイナー、そして、壮大なテーマを重厚な油彩で描き出した画家。ミュシャ(1860-1939)は、二つの顔を持つ芸術家だと捉えられています。しかし、その両方に貫かれているのは、どんな素材を扱っても「ミュシャ風」にする圧倒的な造形力です。 本展では、版画、油彩画に、貴重な下絵なども交えながら、ミュシャ最大の魅力である造形の力を紐解きます。

20241002131206_00003☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

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