【展覧会】出羽桜美術館|斎藤真一 吉原炎上展|’23年11月23日-’24年3月3日|終了乍蹔

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出羽桜美術館
斎藤真一 吉原炎上展
会  期  2023年11月23日[木]- 2024年3月3日[日]
会  場  公益財団法人 出羽桜美術館
      〠 994-0044 山形県天童市一日町1-4-1 電話番号 023-654-5050
開館時間   9:30 - 17:00[入館は16:30まで]
休  館  日  月曜日[祝祭日の場合は翌日]
入  館  料  一般600円、高大生400円、小中生200円
      * 優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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出羽桜美術館は、1988年に、三代目仲野清次郎が永年に亘って蒐集してきた陶磁器、工芸品等の寄贈を受けて開館しました。三代目清次郎の旧住宅である明治後期頃の伝統的日本家屋の建物を活用し、木造瓦葺の母屋と蔵座敷を展示室として公開しております。
主な収蔵品は、古韓国・新羅・高麗・李朝期の陶磁器と工芸品で、その他、斎藤真一「瞽女・明治吉原細見記」、近代文人の書、桜に因んだ工芸品、日本六古窯等、三ヶ月毎の企画展示をしています。
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斎藤真一 吉原炎上展
斎藤真一(1922-1994)は、十数年にわたり盲目の女性、旅芸人瞽女-ごぜ-を描いてきましたが、1975年頃から「吉原炎上」・「明治吉原細見記」を十年もの歳月をかけて調査、執筆、作画に取り組みました。明治、吉原の遊女たちには、明治維新で没落した士族出の娘たちが、家族を助けるために苦界に身を投じた女性たちが多くいました。
斎藤真一の養祖母の久野-ひさの-もそのようにして吉原に入り、太夫にまでなり、年季が明けてからは朝鮮総督府の官僚にまでなった人と結婚しています。その優しかった養祖母の久野が、母の益-ます-にも決して語らなかった吉原での七年の歳月を、絵筆で蘇らせたいと願っていました。
1985年「絵草紙吉原炎上」(文藝春秋)・「明治吉原細見記」(河出書房新社)が刊行。これが原作となり、1987年監督五社英雄、主演名取裕子によって東映映画「吉原炎上」として上映され、その後もテレビや舞台でドラマ化されています。
本展は映画「吉原炎上」のタイトルになった「浅草全景」作品を含む「絵草紙吉原炎上」・「明治吉原細見記」に収録された秀作作品を紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 出羽桜酒造株式会社  美術館特設サイト

【イベント】慶應義塾大学アート・センター|没後38年 土方巽を語ること XⅢ|’24年1月21日 開催|終了乍 動画報告紹介

慶應義塾大学アートセンター
◉ 2024年1月21日[日]に開催した「没後38年 土方巽を語ることXⅢ」の記録映像から、「土方巽と舞踏を語る」をテーマに行ったフリートーク部分を公開します(ファシリテーター:土方巽アーカイヴ 森下隆)。
※ 諸般の都合により、映像を一部カットしております。ご了承ください。
[ 関 連 : 慶應義塾大学アートセンター YouTube 没後38年 土方巽を語ること XⅢ 前半・フリートーク「土方巽と舞踏を語る」ファシリテーター:森下隆(2024年1月21日 開催) 55:33 ]

◉ 2024年1月21日(日)に開催した「没後38年 土方巽を語ることXⅢ」の記録映像から、ゲストスピーカーの吉増剛造さんの登壇部分を公開します。
吉増剛造さんは、1968年の土方巽のソロ公演《土方巽と日本人――肉体の叛乱》で土方巽の舞踏に初めて立ち会い、それ以降も土方巽の舞台に接しています。そして、50年を超えて、土方巽の踊りについて語り、街角での歩行について語り、さらには土方巽の言葉の声に耳を傾けてこられました。土方巽没後38年となる今回の「土方巽を語ること」には吉増さんをお迎えし、貴重なお話を伺いました。
[ 関 連 : 慶應義塾大学アートセンター  YouTube   没後38年 土方巽を語ること XⅢ 後半・ゲストスピーカー:吉増剛造(2024年1月21日 開催) 1:29:25 ]

※本催事は終了しましたが、本活版アラカルトではリンクの煩瑣をさけるために、イベント案内を再掲載した。ご了承願いたい。慶應義塾大学アートセンター紹介分は ▶ こちら よりどうぞ。
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慶應義塾大学アートセンター
没後38年 土方巽を語ること XⅢ
日  時  2024年1月21日[日] 14時より16時30分
場  所  慶應義塾大学三田キャンパス 東館6F G-lab
企  画  慶應義塾大学アート・センター土方巽アーカイヴ、ポートフォリオBUTOH
協  力  土方巽アスベスト館、NPO法人舞踏創造資源
主  催  慶應義塾大学アート・センター

【イベント】慶應義塾大学アート・センター|没後38年 土方巽を語ること XⅢ|’24年1月21日 開催|終了 乍 再掲載

慶應義塾大学アートセンターひじかた01慶應義塾大学アートセンターひじかた02☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

慶應義塾大学アート・センター Keio University Art Center
イベント 没後38年 土方 巽を語ること XⅢ
日  時  2024年1月21日[日] 14:00 開会(13:00 開場)
場  所  慶応義塾大学 三田キャンパス 東館 6 F G-lab
      * 日曜日のため東門は閉鎖されています。正門より入構をお願いします。  
問い合せ  慶應義塾大学アート・センター 土方 巽アーカイヴ 担当:石本
      Tel: 03-5427-1621  Email: ishimoto☆art-c.keio.ac.jp
      108-8345 東京都港区三田2-15-45
対  象  どなたでもご覧頂けます
費  用  入場無料
主  催  慶應義塾大学アート・センター
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土方 巽(ひじかた たつみ 1928-1986)没後38年を迎えて、例年のように2024年1月21日の命日に「土方 巽を語ることXⅢ」を開催します。
2023年はまた土方 巽アーカイヴがお世話になった人たちが鬼籍に入られました。秋田時代の土方巽を知る棚谷文雄さん、そして東京を浮浪していた1950年代の土方巽を知る小島政治さんとヨネヤマ・ママコさんです。舞踏以前の土方 巽、そして舞踏の原点となる時期の土方 巽について、これまでお三方から貴重な証言をいただくことができました。
土方 巽は1973年9月に西武劇場での舞踏公演〈静かな家〉での舞台に立ち、ついで10月には日本青年館での大駱駝艦・天賦典式〈陽物神譚〉に客演しました。土方巽はこの二つの舞台での踊りをもって、二度と舞踏の舞台に上がることはありませんでした。
2023年には黒田康夫の写真展 “TATSUMI HIJIKATA THE LAST BUTOH” がロサンゼルスのギャラリー Nonaka Hill で開催されました。この「最後の舞踏」は土方 巽の新しい舞踏の始まりでもあったのです。「一歩、また一歩と生命が歩き、その生命に肉体が引きずられる」舞踏でした。決して舞台を降りるべき舞踏家の踊りではありませんでした。
自ら舞台を降りた土方巽は、1974年には舞踏の新たな活動を展開します。新宿アート・ビレッジ、ついでシアター・アスベスト館での連続公演の驚くべき舞踏活動でした。2024年は、50年前に土方巽がなぜ舞台に立つことを辞めたのかをあらためて問いかけます。

没後38年の「土方 巽を語ること」はゲストスピーカーとして吉増剛造さんを招いてお話をしていただきます。詩人としての吉増剛造さんについて紹介するまでもありませんが、近年、吉増さんは次々とドキュメント映像に出演されて、まさに静かに生命の火を燃やしつづけられています。
吉増さんは、1968年の土方 巽のソロ公演《土方巽と日本人 ── 肉体の叛乱》で土方 巽の舞踏に初めて立ち会い、それ以降も土方 巽の舞台に接しています。そして50年を超えて、土方 巽の踊りについて語り、街角での歩行について語り、さらには土方巽の言葉の声に耳を傾けてこられました。

2024年1月21日は、吉増剛造さんと語り合う場にぜひご参集ください。
                                      (森下隆記)
* 諸般の事情により、開催形態や内容に変更が生じる可能性がございます。必ず直前にアート・センターHPをご確認の上、お越しくださいませ。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加・観覧を。
[ 詳 細 : 慶應義塾大学アート・センター  本イベント特設コーナー ]
[ 関 連 : 活版アラカルト 〔講演会〕慶應義塾大学アート・センター|アムバルワリア祭XⅢ|西脇順三郎と「何でも諧謔」の世界─えっ、芭蕉?ボードレールも?|’24年1月20日開催]

【展覧会】武蔵野市立吉祥寺美術館|出久根 育展 チェコからの風 静寂のあと、光のあさ|’24年1月20日-3月3日|終了

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武蔵野市立吉祥寺美術館
出久根 育展
チェコからの風 静寂のあと、光のあさ
会  期  2024年1月20日[土]- 3月3日[日]
会  場  武蔵野市立吉祥寺美術館
      〠 180-0004 武蔵野市吉祥寺本町1丁目8番16号 FFビル7階
      電話番号:0422-22-0385 ファクス番号:0422-22-0386
休  館  日  1月31日[水]/ 2月21日[水]・28日[水]
開館時間  10時00分 - 19時30分
入  館 料  一  般   300円(中高生100円、小学生以下・65歳以上・障がい者の方は無料)
協  力  ちひろ美術館・岩波書店・偕成社・Gakken・西村書店・のら書店・福音館書店・
フレーベル館・ブロンズ新社・理論社

後  援  チェコセンター東京
主  催  武蔵野市立吉祥寺美術館<(公財)武蔵野文化生涯学習事業団>
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本展のために描かれたメインビジュアル《わたしはしっているの》は、現在、出久根が展覧会に合わせて制作中の絵本『もりのあさ』(偕成社 2024年刊行予定)につながる世界。画面手前のベリーの実の“赤”は…出久根を象徴する今までの“赤”とはまた異なる美しさを見せています。まさに、本展のサブタイトル「静寂のあと、光のあさ」を具現化したような、チェコの自然の静謐な空気や匂いまでもが伝わって来る作品です。
本展では、約200点の作品を通して、デビューから30年間、真摯に描き続けた出久根の新しい“現在”に至るその魅力を辿ります。

<出久根 育-でくね いく-プロフィール>
dekuneiku東京都生まれ。1992年、武蔵野美術大学卒業。1994年、最初の絵本『おふろ』を発表。1998年、ボローニャ国際絵本原画展入選。同年、東京で開催されたドゥシャン・カーライ氏のワークショップに参加。2003年、グリム童話『あめふらし』(パロル舎 2001年/偕成社再刊行 2013年)でブラチスラバ世界絵本原画展グランプリ受賞。2006年、ロシア民話『マーシャと白い鳥』(再話:ミハイル・ブラートフ作 偕成社 2005年)が日本絵本賞大賞受賞。2011年、『もりのおとぶくろ』(作:わたりむつこ のら書店 2010年)が産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞。2005年にブラチスラバ世界絵本原画展で特別展示 。2022年、チェコ、プルゼニ州西ボヘミア大学ラジスラフ・ストナルデザイン・芸術学部シンポジウムにてイジー・トルンカ賞受賞。2002年よりプラハ在住。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。
[ 詳 細 : 武蔵野市立吉祥寺美術館 ] 

【展覧会】八戸市美術館|美術館企画 藤井フミヤ展 Fumiyart2024|’24年1月20日-3月25日|

八戸市美術館A B八戸市美術館

八戸市美術館
美術館企画 藤井フミヤ展 Fumiyart2024
会  期  2024年1月20日[土]- 3月25日[月]
開館時間  10:00-19:00  * 11月29日は10:00-17:00 展覧会入場は16:30まで
休  館  日  火曜日
会  場  八戸市立美術館 ホワイトキューブ
      〠 031-0031 青森県八戸市大字番町10-4 TEL:0178-45-8338
観  覧  料  当日・個人  一 般 1,500円、高校生・大学生 900円、中学生以下 無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  デーリー東北新聞社
共  催  八戸市美術館、khb東日本放送、IAT岩手朝日テレビ、ABA青森朝日放送
特別協賛  プライフーズ
協  賛  三八五グループ、南部電機
後  援  エフエム青森、コミュニティラジオ局BeFM、VISITはちのへ
企画協力  エフエフエム、アートオブセッション
会場構成・デザイン  おおうちおさむ
問い合せ  デーリー東北新聞社地域ビジネス局コミュニティー事業部 
      電話 0178-80-7299(平日10:00-17:00  土日・祝日除く)
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デーリー東北新聞社は2024年1月20日[土]- 3月25日[月]、八戸市美術館で「デジタルとアナログで創造する 藤井フミヤ展 Fumiyart2024」を開催します。
ミュージシャンだけではなく、画家としての顔も併せ持つ藤井氏。これまでに国内外で作品を発表しており、高い評価を得ています。

東北初開催となる本展は「多様な想像新世界」と銘打ち、独自の感性が光る女性像を中心に、油彩、水彩、切り絵、ボールペン画など約100点に加え、新作3点を公開します。時に甘美なエロティシズムが香り、時にファンタジックな夢想を喚起させる藤井フミヤ氏の世界をぜひご堪能く紹介ださい。

< アーチスト 藤井フミヤ 紹介 >
藤井氏は1983年にチェッカーズのボーカリストとしてデビューし、当時の音楽シーンを席巻しました。ソロになってからもヒット曲を世に送り出し、今なお多くのファンに愛されています。画家としては、93年にCGアート作品による個展を初開催し、国内外で作品を発表。その後、16年もの長い沈黙を破り、2019年に都内で開催した展覧会も大盛況を収めました。油絵や水彩画にとどまらず、シールや針金を用いた作品も生み出すなどクリエイターとしてのマルチな才能が注目されています。

※ とにかく盛りたくさんなイベントが設定されています。下掲詳細参照。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 八戸市美術館

【展覧会】武井武雄の世界 イルフ童画館|開館25周年記念 武井武雄 版画展|’24年1月20日-4月7日|終了

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武井武雄の世界 イルフ童画館
開館25周年記念 武井武雄 版画展
会  期  2024年1月20日[土]- 4月7日[日]
休  館  日  水曜日(祝日3/20は開館)
開館時間  9:00 - 18:00(受付は 17:30 まで)
会  場  武井武雄の世界 イルフ童画館
      〠 394-0027 長野県岡谷市中央町2-2-1 TEL 0266-24-3319
入  館  料  一 般 510円、中・高校生 310円、小学生 160円
      * 各種割引・優待情報などは 下掲詳細公式サイト 参照
主  催  イルフ童画館・公益財団法人おかや文化振興事業団
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武井武雄ほど、多種多様な版画を追求した作家はいないかもしれません。制作した版画は銅版、木版、層版、孔版などほとんどの版式を網羅しています。意外に思われるかもしれませんが、武井は生涯、版画に向き合い、版画を追求し、ついにはオリジナルの技法まで生み出すほど版画を研究しました。
版画は同じ図柄が何枚も制作できるという特徴を持つ、いわば印刷技術の一つです。武井は、自分の童画作品が絵雑誌などに掲載される度に、思うような印刷がされないことを苦々しく感じていました。そこで印刷について研究し、その美を追求したのが刊本作品です。本の宝石と呼ばれるこの作品群の中で版画を印刷技術の一つとして様々な版式に取り組み、実験的な作品を数多く制作しました。
版画技法を追求する一方で、日本における版画技法の進化もまた、武井に深く影響を与えました。
洋画家・美術教育運動家の 山本 鼎(やまもと かなえ  日本の版画家・洋画家・教育者 1882-1946年)が明治時代に確立した創作版画は、日本の版画芸術に新境地を開きました。浮世絵などの制作方法は数人で行う分業制ですが、創作版画は制作の行程を全て作家本人が行うという技法で、より作家のオリジナリティが発揮されます。
これにより、多くの版画家たちが誕生し、武井もまた創作版画に魅了された一人となりました。昭和19年には版画家・恩地孝四郎に推薦され、初山滋とともに日本版画家協会の会員となります。

本展では様々な版式の作品を紹介しながら、武井武雄の版画美術を広くご覧いただく展覧会です

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトを確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : イルフ童画館 ウィキペディア:武井武雄

【展覧会】文京区立 森鷗外記念館|コレクション展 近所のアトリエ―動坂の画家・長原孝太郎と鷗外|’24年1月19日-4月7日|終了

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コレクション展 近所のアトリエ ― 動坂の画家・長原孝太郎と鷗外
会  期  2024年1月19日[金]- 4月7日[日]
      ※ 会期中の休館日
      1月22日㈪・23日㈫、2月26日㈪-28日㈬、3月25日㈪・26日㈫
会  場  文京区立 森鷗外記念館 展示室 2
      〠 113-0022 東京都文京区千駄木1-23-4 TEL 03-3824-5511
開館時間  10時-18時(最終入館は 閉館30分前)
観  覧  料  一 般 300円、 中学生以下 無 料、 障害者手帳ご提示の方と介護者1名まで無料
      * 関連イベント、各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照
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鷗外が文京区に暮らした明治20年代から大正期、区内には文学者だけでなく美術家も多く暮らしていました。鷗外の居宅・観潮楼(現・森鷗外記念館)にほど近い動坂にアトリエを構えた長原孝太郎(号・止水-しすい)もその一人です。長原は小山正太郎や原田直次郎、黒田清輝に学んだ後、東京美術学校(現・東京藝術大学美術学部)で長く教鞭を執った洋画家です。
鷗外と長原は原田を通じて出会ったようです。長原は鷗外の主宰雑誌「めさまし草」の裏表紙絵を皮切りに、鷗外の著書や主宰雑誌に優れた装丁を施しました。装丁以外にも、鷗外が長原の作品を評したり、植物を贈ったり、鷗外没後には次女・杏奴と三男・類が長原に絵画を学ぶなど、公私にわたる交流がありました。
鷗外は長原のことを「動坂にゐる長原と云ふ友達」(小説『田楽豆腐』)と記しています。二人は互いについて多くを語ることはありませんでしたが、鷗外の仕事や暮らし、コミュニティの中に、長原の存在をしばしば確認することができます。鷗外の「友達」長原孝太郎を、館蔵資料からご紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。
[ 詳 細 : 文京区立 森鷗外記念館 ] { 活版アラカルト 掲載分まとめ }

【展覧会】土門拳記念館|絵画と巡る土門拳 − 生誕120年・棟方志功とともに −|<同時開催> 土門拳賞コレクション 自然・動物写真の系譜|’24年1月19日-3月31日|

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土門拳記念館
絵画と巡る土門拳
− 生誕120年・棟方志功とともに −
<同時開催>
土門拳賞コレクション 自然・動物写真の系譜
開催期間  2024年1月19日[金]- 3月31日[日]
時  間  午前9時 ー 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  月曜休館(祝日の場合は開館し、翌火曜日に休館)
会  場  土拳拳記念館 主要展示室、企画展示室Ⅰ、企画展示室Ⅱ
      〠 998-0055 山形県酒田市飯森山2-13(飯森山公園内)TEL:0234-31-0028
入  館  料  一 般:800円、高校生:400円、小・中学生:無 料
主  催  公益財団法人さかた文化財団 土門拳記念館
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青年期まで画家の道を志していた土門拳は、古今東西のアートに関する幅広い知見を有していました。写真家として名を成してからも、時おり絵画や現代美術について語り、一番好きな画家はピカソだとたびたび発言しています。あるいは土門の写真における力強い構図や鮮明な描写には絵画的な要素がしばしば指摘されてきましたし、常に新しい表現を追い求めた姿勢には、ピカソに象徴されるような、西洋の前衛芸術に由来する精神性をみることもできるでしょう。
本展では、土門が写した昭和の画家たちのポートレイト、美術的・実験的な性質の強い写真作品、そして土門拳自身が描いた絵画作品などを展示し、「絵画」や「美術」をキーワードに写真家・土門拳の足跡を辿ります。
また、同じ東北出身で土門と終生にわたり深い親交を結び、2023年に生誕120年を迎えた板画家・棟方志功と土門の関係を特集するコーナーでは、土門旧蔵の棟方作品2点や書簡、初展示となる写真群なども紹介いたします。

< 同時開催 
土門拳賞コレクション 自然・動物写真の系譜
土門拳の業績を称え、1981年に毎日新聞社によって立ち上げられた「土門拳賞」。今年度で42回目を迎えた同賞は、国内有数の写真賞として知られています。
本展では、当館にコレクションされている歴代受賞作の中から、自然や動物を主な被写体とする6人の写真家:石川直樹、今森光彦、大竹英洋、下瀬信雄、中村征夫、宮崎学(五十音順)の作品を紹介します。熱帯雨林から北極圏、あるいは高山から海洋まで、国内外の多様なフィールドで活動する彼らの作品は、いわば「自然や動物側の視点」から世界を観察し考える機会を私たちに与えてくれます。近年では持続可能な開発目標(SDGs)や生物多様性への注目が改めて高まっていますが、本展が写真を通して自然の多様性に対する共感や理解を深め、持続可能な未来に向けて考えを巡らせていく機会となれば幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 土門拳記念館 ]

【展覧会】ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション|浜口陽三展 3つの小説で出会うメゾチント|’23年11月25日-’24年2月25日|終了

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ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
浜口陽三展 3つの小説で出会うメゾチント
会  期  2023年11月25日[土]- 2024年2月25日[日]
開館時間  11:00-17:00(土日祝 10:00-17:00) * 最終入館 16:30
      《ナイトミュージアム》
      会期中の第 1・3 金曜日は 20:00 まで開館、最終入館19:30
休  館  日  月曜日
入  館  料  大 人 600 円、 大学生・高校生 400 円、 中学生以下 無 料
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浜口陽三(1909-2000)は、20世紀後半に活躍した芸術家です。カラーメゾチントという新しい技法を開拓し、柔らかな奥行と静けさのある色彩表現を生み出しました。
銅版画の中でも、とりわけメゾチントは、日本でなじみが薄い技法の一つですが、一度目にすると忘れられない独特の風合いがあります。
この展覧会では浜口陽三の作品と共に、メゾチント作品を題材にした小説を紹介します。イギリスの作家、モンタギュー・ローズ・ジェイムズ(1862-1936)の怪談『銅版画』、北村薫(1949- )の時をめぐるSF小説『ターン』、歌人でもある塚本邦雄(1920-2005)の絢爛な短編小説『七星天道虫』です。
版画作品は、それぞれの時代の空気を帯びて、小説の中にかけがえのない存在感を放ちます。文学におけるメゾチントの感触を、浜口陽三のメゾチント作品と共にご鑑賞ください。

< 浜口陽三について >
浜口陽三は、1909年にヤマサ醤油株式会社の先々代の社長、濱口儀兵衛の三男として和歌山県に生まれました。生家は、1645年以来お醤油造りを続けてきましたが、陽三は家業を離れて東京美術学校(現東京藝術大学)の彫塑科に入学しました。1930年には大学を中退してパリに渡り、油彩、水彩、銅版画など幅広い創作活動を行います。
第二次世界大戦により帰国し、戦後の1948年頃から本格的に銅版画の制作を始めます。1953年に再び渡仏し、1955年頃からカラーメゾチントという銅版画技法を独自の解釈から開拓しました。以来1957年のサンパウロ・ビエンナーレ版画国際部門での最優秀賞受賞をはじめ多くの国際美術展で受賞を重ね、世界を代表する銅版画作家の一人として広く知られるようになりました。1981年にはサンフランシスコに移り住み、それから15年間制作を続け、1996年に帰国、2000年に逝去しました。高度な技術から生まれる繊細で静謐な作風は、他の追随を許さず、高い評価を獲得しており、エンサイクロペディア・ブリタニカの「メゾチント」の項目では、「カラーメゾチントの新しい版画技法を開拓した作家」と紹介されています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧ください
[ 詳 細 : ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション

【展覧会】福田美術館|進撃の巨匠 竹内栖鳳と弟子たち|’24年1月18日-4月7日|終了

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福田美術館
進撃の巨匠 竹内栖鳳と弟子たち
会  期  2024年1月18日[木]ー 2024年 4月7日[日]
         前 期:1月18日[木]- 3月4日[月]
         後 期:3月 6 日[水]- 4月7日[日]
開館時間  10:00 - 17:00(最終入館 16:30)
休  館  日  3月5日[火] 展示替え
場  所  福田美術館
      京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16
入  館  料  一 般・大学生:1,500 円、 高校生:900 円、 小中学生:500 円
      * 障がい者と介添人1名まで:各900円
      嵯峨嵐山文華館との二館共通券
      一般・大学生:2,300円、高校生:1,300円、小中学生: 750円
      * 障がい者と介添人1名まで:各1,300円
※ 福田美術館のオンラインチケットをご利用の方は、嵯峨嵐山文華館を団体割引料金で利用可能。従って、共通券と同じ金額で両館を利用することができます。
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2024年初春、京都・嵯峨嵐山の福田美術館では、生誕160年を記念して、竹内栖鳳とその弟子たちに焦点を当てた展覧会を開催いたします。

竹内栖鳳(たけうち せいほう 1864-1942)は、近代の京都を代表する巨匠です …… というよりも、彼を無視して明治以降の京都の美術史を語ることは不可能なほど、比類なき大きな存在です。
栖鳳が、その後の京都の日本画の進む方向を定めたと言っても過言ではありません。本展は、そんな彼の「力」に迫るものです。
近世と近代を縦断する福田美術館のコレクションより、若き日の栖鳳が跳躍する力を蓄えるべく参考にした師、幸野楳嶺ら先人たちの作品。東洋だけではなく西洋の表現をも取り込み、縦横無尽な機動性を感じさせる栖鳳自身の作品。さらに、栖鳳に導かれそれぞれに優れた個性を発揮した、西山翠嶂や上村松園、土田麦僊、村上華岳や入江波光、福田平八郎や徳岡神泉らの作品までも展示します。
「進撃」とは「競いながら前進を続ける」の意。栖鳳と弟子たちの明治・大正・昭和を通じて続いた無双の快進撃が生み出した作品の数々が持つ力が、令和というその後の時代を生きるわたしたちにも強く訴えかける展覧会です。

※ 下掲詳細公式サイトで、最新情報を確認の上ご観覧を
[ 詳 細 :福田美術館 ] 

【展覧会】東京オペラシティ アートギャラリー|企画展 ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家|’24年1月17日-3月24日|終了

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東京オペラシティ アートギャラリー
企画展 ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家
会  期  2024年1月17日[水]- 3月24日[日]
開館時間  11:00 - 19:00(入場は18:30まで)
      *ただし、展示により変更の可能性があります。
休  館  日  月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
入  場  料  個人・当日・税込み料金を表示
      一 般   、 大学・高校生  、中学生以下 
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  東京オペラシティアートギャラリー ギャラリー 1, 2
      163-1403 東京都新宿区西新宿 3-20-2
      050-5541-8600(ハローダイヤル)
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日本とスウェーデンのアーティストによるガラスの器と静物画、写真からなる展覧会。2018年、スウェーデン在住のガラス作家・山野アンダーソン陽子の発案で、山野が作ったガラスの器を18人の画家が静物画に描くというプロジェクトが始まりました。
身近なガラスを媒介に、山野と多様な文化的背景をもつ画家たちは、言葉とイメージを通じた対話を経て作品を制作しました。ガラスの器と静物画、写真家の三部正博が撮り下ろした写真等で構成し、空間全体でアーティストたちの物語をつむぐ展覧会です。

< 参加作家 >
山野アンダーソン陽子、石田淳一、伊庭靖子、小笠原美環、木村彩子、クサナギシンペイ、小林且典、田幡浩一、八重樫ゆい、アンナ・ビヤルゲル、アンナ・カムネー、イルヴァ・カールグレン、イェンス・フェンゲ、カール・ハムウド、CM・ルンドベリ、ニクラス・ホルムグレン、マリア・ノルディン、レベッカ・トレンス、三部正博ほか

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京オペラシティアートギャラリー

【展覧会】京都dddギャラリー|第240回企画展 MIRROR / MIRROR:カナダ・日本 現代版画ドキュメント|’24年1月17日-3月17日|終了

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京都dddギャラリー第240回企画展
MIRROR / MIRROR:カナダ・日本 現代版画ドキュメント
会  期  2024年1月17日[水]- 3月17日[日]
         前 期 2024年1月17日[水]- 2月12日[月・祝]
            後 期 2024年2月17日[土]- 3月17日[日]
会  場  京都 ddd ギャラリー
      〠 600-8411 京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620 COCON 烏丸 3 F
      TEL:075-585-5370  FAX:075-585-5369
開館時間  火曜-金曜は 11:00-19:00 土日祝は 11:00-18:00
休  館  日  月曜日(2月12日を除く)、展示替え2月13日[火]- 2月16日[金]、
      COCON烏丸休業日 2月20日[火]
入  場  料  無 料
主  催  MIRROR/MIRROR展 実行委員会、公益財団法人 DNP 文化振興財団
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版画王国とも称される日本は、江戸時代に興った浮世絵の伝統と、明治時代に起点をもつ創作版画の伝統が並流し、独自の成熟を世界に示し続けてきました。1970年代、版画制作の現場に写真テクノロジーが流入し、さらに80年代以降はデジタルテクノロジーがそこに加わることで、現代版画はますます魅力的な表現領域として、その進化形を示すにいたっています。
いっぽうカナダでは、とりわけアルバータ州に点在する大学の版画専攻を拠点として活動する作家たちがもたらした、写真や映像の積極的な活用と手技による伝統的版画技法との融合を一つの特徴とする動きが大きな注目を集め、70年代以降、世界の現代版画の状況に確かな存在感を示し続けてきました。
日本とカナダは、太平洋を隔てた二つの地域でありながら「多様性」ともいうべき現代版画の成熟状況を共有しつつ、作家たちを中心に積極的に友好関係を深め、これまで大小さまざまな形で交流展が開催されてきました。

「MIRROR / MIRROR : カナダ・日本 現代版画ドキュメント」は、現代版画の多様性と成熟を共有し、かつ創作の前提としつつも、安住を好まず変革を継続する、両国の野心的な作家たちによる格闘の諸相を紹介する展覧会です。技法や形式によって領域を確定することが無意味とも思える現代の美術状況の中で、今あえて版画にこだわることによって生み出される表現の質とは何か?―切実でありまた普遍性をもったこの問いに対して、出品者16様の解答が試みられることになるでしょう。
本展では、各作家の試みを二つの鏡に映し出し、照らし合わせ、相互に覗き込むことが可能な状況を設定し、広く観衆に開放することを目指します。日加修好95周年を迎える本年、両国の版画表現の現況や歴史を知ることを通して、二つの文化の相互理解をさらに深める場となれば幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 京都 ddd ギャラリー

【展覧会】ポーラ美術館 箱根仙石原|展覧会 モダン・タイムス・イン・パリ 1925 ― 機械時代のアートとデザイン|’23年12月16日-’24年5月19日

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ポーラ美術館
展覧会 モダン・タイムス・イン・パリ 1925 ― 機械時代のアートとデザイン
MODERN TIMES in Paris 1925 : Art and Design in the Machine-age
会  期  2023年12月16日[土]- 2024年5月19日[日] 会期中無休
会  場  ポーラ美術館 展示室 1, 2
      〠 250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285 TEL 0460-84-2111
開館時間  午前9時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
      * ご来館に際しての日時指定予約は【不要】です。
      * 混雑状況に応じて〔展示室内のお客様人数を制限〕しています。
        展示室入口にて一時入室をお待ちいただく場合がございます。
入館料金  個人・当日・税込み料金
      大 人 ¥1,800、シニア割引(65歳以上)¥1,600、大学・高校生 ¥1,300、
      中学生以下 無料、障害者手帳をお持ちのご本人及び付添者(1名まで)¥1,000
      * 優待価格での入館の際は、学生証、年齢がわかる身分証明書等のご提示が必要。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照   
後  援  在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
主  催  公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
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20231124173509_00002☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

1920年代を迎えたフランスの首都パリでは、第一次世界大戦からの復興によって急速に工業化が進み、「機械時代」(マシン・エイジ)と呼ばれる華やかでダイナミックな時代を迎えました。
本展覧会は、1920-1930年代のパリを中心に、ヨーロッパやアメリカ、日本における機械と人間との関係をめぐる様相を紹介します。特にパリ現代産業装飾芸術国際博覧会(アール・デコ博)が開催された1925年は、変容する価値観の分水嶺となり、工業生産品と調和する幾何学的な「アール・デコ」様式の流行が絶頂を迎えました。
日本では1923年(大正12)に起きた関東大震災以降、急速に「モダン」な都市へと再構築が進むなど、戦間期という繁栄と閉塞の狭間に、機械や合理性をめぐる人々の価値観は大きく変化していきました。

コンピューターやインターネットが高度に発達し、AI(人工知能)が生活を大きく変えようとする現在において、約100年前の機械と人間との関係は、私たちが未来をどのように生きるかを問いかけてくるでしょう。

※ 箱根仙石原での ほぼ半年間の大型展覧会。多彩で魅力的なイベントも多数発表されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。

[ 詳 細 : ポーラ美術館  本展特設サイト

【展覧会】東京国立博物館|平成館 特別展示室|特別展 本阿弥光悦の大宇宙|’24年1月16日-3月10日|終了

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東京国立博物館 平成館 特別展示室
特別展 本阿弥光悦の大宇宙
会  期  2024年1月16日[火]- 3月10日[日]
会  場  東京国立博物館 平成館(上野公園)
      〠 110-8712 東京都台東区上野公園13-9
お問合せ  050-5541-8600(ハローダイヤル)

開館時間  9時30分 - 17時00分   * 最終入場は閉館の30分前まで
休  館  日  月曜日、2月13日[火]  * ただし、2月12日[月・休]は開館
観覧料金  本展は事前予約不要です。
      一  般  2,100円(一般前売 1,900円)、大学生  1,300円(大学生前売 1,100円)、
      高校生  900円(高校生前売 700円) 
      * 中学生以下、障がい者とその介護者一名は無料です。
       入館の際に学生証、障がい者手帳などをご提示ください。
      * 混雑時は入場をお待ちいただく可能性がございます。
      * 本券で、会期中観覧日当日1回に限り、総合文化展もご覧になれます。
主  催  東京国立博物館、NHK、NHKプロモーション、東京新聞
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本阿弥光悦(ほんあみ こうえつ 1558-1637)は戦乱の時代に生き、さまざまな造形にかかわり、革新的で傑出した品々を生み出しました。それらは後代の日本文化に大きな影響を与えています。しかし光悦の世界は大宇宙(マクロコスモス)のごとく深淵で、その全体像をたどることは容易ではありません。
そこでこの展覧会では、光悦自身の手による書や作陶にあらわれた内面世界と、同じ信仰のもとに参集した工匠たちがかかわった蒔絵など同時代の社会状況に応答した造形とを結び付ける糸として、光悦とその一族が篤く信仰した当代の法華町衆の社会についても注目します。造形の世界の最新研究と信仰のあり様とを照らしあわせることで、総合的に光悦を見通そうとするものです。
「一生涯へつらい候事至てきらひの人」で「異風者」(『本阿弥行状記』)といわれた光悦が、篤い信仰のもと 確固とした精神に裏打ちされた美意識によって作り上げた諸芸の優品の数々は、現代において私たちの目にどのように映るのか。本展を通じて紹介いたします。
20231110175733_00004☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

<本阿弥光悦とは>
◆ 刀剣鑑定の名門家系の生まれ
光悦自身も優れた目利きの力量を持ち、徳川将軍家や大名たちに一目置かれました。
◆ 篤い信仰の人々との強い結束
京都の町衆(裕福な商工業者)の一員として、さまざまな職種の工人(職人)たちと信仰と血縁を重ねて広範なネットワークを築いていました。
◆ 総合芸術家の光悦
家職(家業)だけでなく、能書(書の名人)として知られ、さらに漆芸や陶芸、出版などさまざまな造形に関わりました。
◆ 光悦芸術のすばらしさ
今に伝わる光悦が手がけた品々の多くが、国宝や重要文化財に指定されるなど、高く評価されています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京国立博物館  本展特設サイト ] 

【展覧会】文化庁国立近現代建築資料館|文化庁国立近現代建築資料館 [NAMA] 10周年記念アーカイブズ特別展|日本の近現代建築家たち|第1部 覚醒と出発 第2部 飛躍と挑戦|第2部 飛躍と挑戦 ’23年11月1日-’24年2月4日|終了乍暫

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文化庁国立近現代建築資料館
文化庁国立近現代建築資料館 [NAMA] 10周年記念アーカイブズ特別展
日本の近現代建築家たち
会  期  第1部 覚醒と出発
      会 期:令和5年7月25日[火]- 10月15日[日]
      休館日:毎週月曜日休館(但し、祝日の月曜は開館し、翌日休館。開館:9月18日、
      10月9日、休館:9月19日、10月10日)
      第2部 飛躍と挑戦
      令和5年11月1日[水]- 令和6年2月4日[日]
      休館日:12月28日[木]- 1月4日[木]年末年始休館、毎週月曜日休館
      (但し、祝日の月曜は開館し、翌日休館。開館:1月8日、休館:1月9日)
      ※ 土・日・祝は 旧岩崎邸庭園 のみからの入場(有料)となります
会  場  文化庁国立近現代建築資料館
      113-8553 東京都文京区湯島4-6-15 湯島地方合同庁舎内
      TEL 03-3812-3401 FAX 03-3812-3407
開館時間  10:00 - 16:30
協  力  公益財団法人東京都公園協会
主  催  文化庁
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文化庁国立近現代建築資料館(National Archives of Modern Architecture [略称 NAMA])は、平成24(2012)年11月に設置が決定され、平成25(2013)年5月に開館して、設立10周年を迎えました。日本の近現代建築は世界的にも評価が高く、それら資料の一部は有名海外美術館等でのコレクションにもなっています。こうした日本の新たな建築文化を国内で守り、アーカイブズとして発展させてゆくために当資料館は設立されました。
この10年でコレクション(所蔵資料群)は30を超え、手描き図面を中心とした建築資料の収蔵は、20万点を超えました。図面をはじめ、スケッチ、関連資料、写真アルバム等、多岐に渡り、コレクション毎に内容は異なります。多様な資料を通し、近現代建築家達の軌跡を見ることができます。
この10年の活動を紹介しながら、NAMAの建築家アーカイブズより、日本の近現代を創り上げてきた12名の建築家たちに関するコレクションを、2部に分けて紹介します。

第1部:覚醒と出発
建築家たちが建築界に名を刻んだ出発点となった作品や、日本の近現代建築の発展に大きく貢献した作品や活動を展示します。それぞれの建築家たちがどのような想いからこれらの作品を発想し、実現させたのか、これらの建築が社会や建築史においてどのような位置づけとなってゆくかをたどります。
第2部:飛躍と挑戦
建築家たちの飽くなき挑戦の数々を紹介します。代表的な作品のみならず、未完に終わった名作や、コンペへの意欲的な応募案を加えた展示を通じて、生涯をかけて挑み続ける建築家たちの創造力をご覧いただきます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 文化庁国立近現代建築資料館  本展ハンドアウト PDF

【展覧会】日本民藝館|特別展 柳宗悦唯一の内弟子 鈴木繁男展 ― 手と眼の創作|’24年1月14日-3月20日|終了

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特別展  柳宗悦唯一の内弟子
鈴木繁男展 ― 手と眼の創作
会  期   2024年1月14日[日]- 3月20日[水・祝]
開館時間  10:00 - 17:00(最終入館は 16:30 まで)
休  館  日  毎週月曜日休館
会  場  日本民藝館 本館大展示室 他
      153-0041 東京都目黒区駒場4丁目3番33号
      TEL 03-3467-4527
入  館  料  入館はオンラインによる日時指定・事前予約制 予約サイト
      一 般 1,200円、 大高生 700円、 中小生 200円                
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その才能を柳宗悦によって認められた鈴木繁男(1914-2003)は、唯一の内弟子として1935年に入門、柳から工芸や直観について厳しく教育されました。陶磁器、装幀、漆絵など多岐な分野にわたる鈴木作品の特質は、筆や型を用いて施された品格ある模様の独自性でしょう。
本展は 鈴木繁男 没後20年 に合わせ、工芸家・鈴木繁男 の手と眼による仕事を顕彰するものです。
◉ 西館(旧柳宗悦邸)公開日 開館日カレンダー参照

※ 同館は予約不要。しかし西館公開日は特に混雑が予想されます〔開館日カレンダー参照〕。
※ 新型感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 日本民藝館    チケット予約サイト ]

【展覧会/イベント】郵政博物館|特別企画展 誕生40周年企画展 猫のダヤン40th タシルの街へようこそ!|’24年1月13日-3月24日|終了

郵政博物館01月

郵政博物館
特別企画展
誕生40周年企画展 猫のダヤン40th タシルの街へようこそ!
会  期  2024年1月13日[土]- 3月24日[日]
休  館  日  毎週月曜(ただし 3月20日は開館)
開館時間  10:00 - 17:30 * 入館は 17:00 まで
会  場  郵政博物館
      131-8139 東京都墨田区押上1-1ー2 東京スカイツリータウン・ソラマチ 9 F
      TEL:03-6240-4311
入  館  料  大 人 300円 / 小中高校生 150円
協  力  わちふぃーるどライセンシング株式会社、株式会社わちふぃーるど
主  催  公益財団法人通信文化協会(郵政博物館)
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「猫のダヤン」は、1983年に絵本作家 池田あきこがシンボルマークとして描き下ろしたのをはじまりに、幅広い世代に愛され続け、40 周年を迎えました。
関連書籍は130タイトルを超え、アニメやラジオ、映画化もされています。
誕生40周年を迎えた「猫のダヤン」。ダヤンと仲間たちが暮らすタシルの街をめぐる体感アートイベントが郵政博物館に登場!
フォトスポットやなぞときコーナー、原画展示など大人から子供まで楽しめる盛りだくさんの内容です。

< 展示内容 >
◉ 入口ゲート『タシルの街へようこそ!』
   ダヤンと仲間たちがくらすタシルの街を再現!!
     ダヤンと仲間たちがお出迎え!ワクワクな通り道! 
◉ わちふぃーるどの森『フォーンの森ゲート』
   不思議な生き物がかくれたフォーンの森をくぐろう
   「アルスの森」としてボルネオ保全活動の展示コーナー
◉ 花火があがるよ!『タシルのお祭り広場』
   タシルの街角を立体表現!空の色が変わって花火があがるよ
◉ お菓子の塔『キャンディステッキ』
   キャンディダヤンが絵から飛び出す?!
◉ 不思議な絵をフラッシュ撮影してみよう!
   フラッシュ撮影した写真と絵を比べてビックリ!!

<関連イベント>
◉ 池田あきこ先生ギャラリートーク
   日 時:1月13日[土]・3月24日[日]13:30-
◉ 池田あきこ先生サイン会
   日 時:1月13日[土]・3月24日[日]14:00-
   定 員:100名
◉ オリジナル記念小型消印押印サービス
消印

日 時:1月13日[土]・2月22日[木]・3月14日[木]
   ※ 押印は当日閉館時間の17時30分までです
   ※ 切手は各自ご用意ください(63円以上)
   ※ ほかにも多数のイベントが。詳しくは下掲詳細リンク先、
     日本郵便のホームページ をご覧ください。

※ 例年年頭にあたり、堂々たる文化庁登録博物館である郵政博物館がやらかしますので拍手。
※ 下掲詳細公式サイトで盛大な関連イベントなどの最新情報を確認の上ご参加・観覧を。
[ 詳 細 : 郵政博物館
[ 参 考 : 活版アラカルト〔展覧会・イベント〕郵政博物館|特別企画展 五十嵐健太 飛び猫写真展 ─ 同時開催 もふあつめ展|’23年1月14日-3月21日|終了 ]
[ 関 連 : 郵政博物館  YouTube誕生40周年企画展 猫のダヤン40th タシルの街へようこそ! 1:08 ]


この{活版印刷アラカルト}のウェブページは、限度ギリギリの長尺ブログになっています。そのためお手数ながら、ときおり、とりわけ動画類を閲覧後は「ページ画面を更新」していただくと、次回からもスムーズなスクロールと閲覧をお楽しみいただけます。また活版アラカルトの二枚目以降のページにも、一枚目に納めきれなかった魅力的な記事が満載。閲覧を強力推奨いたします。

【展覧会】永青文庫|令和5年度早春展|中国陶磁の色彩-2000年のいろどり|’24年1月13日-4月14日|終了

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永青文庫
令和5年度早春展
中国陶磁の色彩 ― 2000 年のいろどり ―
会  期  2024年1月13日[土]- 4月14日[日]
開館時間  10:00 - 16:30 (入館は 16:00 まで)
休  館  日  月曜日(ただし2/12 は開館し、2/13 は休館)
所  在  地  永青文庫
      112-0015 東京都文京区目白台1-1-1 TEL:03-3941-0850
入  館  料  一 般:1000円、シニア(70歳以上):800円、大学・高校生:500円
      * 中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
主  催  永青文庫
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永青文庫には、漢時代から清時代までの中国陶磁100点以上が所蔵されています。コレクションは、当館の設立者・細川護立(もりたつ 1883-1970)による蒐集品と大名細川家の伝来品からなり、所蔵品を通しておよそ2000年にわたる中国陶磁の歴史をたどることができるのが特徴です。
このうち護立のコレクションは、日本において、鑑賞に主眼を置いた「鑑賞陶器」として中国陶磁の需要が高まるなか集められたものです。その価値をいち早く見出した護立は、「鑑賞陶器」蒐集の草分けの一人と位置付けられています。そして護立のようなコレクターばかりでなく、画家や工芸家たちもまた中国陶磁に魅せられ、自らの作品に取り込んでいきました。

本展では、主に護立の蒐集品より重要文化財3点を含む優品を展示し、唐三彩(とうさんさい)、白磁、青磁、青花(せいか)、五彩(ごさい)など、色をテーマに中国陶磁を紐解きます。
あわせて、近代の洋画家・梅原龍三郎(うめはらりゅうざぶろう 1888-1986)や、河井寬次郎(かわいかんじろう 1890-1966)、宇野宗甕(うのそうよう 1888-1973)といった陶芸家が中国陶磁を研究、題材にした作品を紹介します。紀元前から近代まで、色とりどりの多彩なコレクションをご堪能ください。

※ 状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。
※ ご来館にあたって事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。
※ 同館の感染症予防対策については、公式ウェブサイトをご覧ください。
[ 詳 細:永青文庫  永青文庫感染症対策 ]

【展覧会】兵庫県立美術館|コレクション展Ⅲ|生誕180年記念 呉昌碩の世界─海上派と西泠名家─|’24年1月13日-4月7日|終了

兵庫県立美術館2月小企画

兵庫県立美術館
コレクション展Ⅲ 生誕180年記念
呉昌碩の世界 ─── 海上派と西泠名家 ───
会  期  2024年1月13日[土]-4月7日[日]
         前期展示:1月13日 [土] - 2月25日 [日]
         後期展示:2月27日 [火] - 4月 7 日 [日]    * 前後期で作品を展示替えいたします
休  館  日  月曜日
開館時間  午前10時 - 午後6時  * 入場は閉館30分前まで
会  場  兵庫県立美術館 常設展示室 6
      〠 651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 (HAT神戸内) TEL: 078-262-1011
観覧料金  個人/当日 [2023年度コレクション展Ⅲ全室共通]
      一 般 500円、大学生 400円、70歳以上 250円、高校生以下 無料
      * 障害者手帳等お持ちの方1名につき、介助者1名は無料です。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  国立文化財機構文化財活用センター、東京国立博物館、京都国立博物館
      本展は国立博物館収蔵品貸与促進事業の支援を受けて実施しています
主  催  兵庫県立美術館
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清末から中華民国時代に活躍した呉 昌碩(ご しょうけん 1844-1927)は、「清朝最後の文人」といわれています。生涯にわたって古代文字である石鼓文の臨書に励み、その風韻を書・画・篆刻に結実させました。古拙な味わいを内包した運筆は一世を風靡し、現代にいたるまで人気を博しています。生誕180年を機に開催する本展では、呉昌碩の名品を中心に、その師友や子息、また交流のあった海上派の芸術家たち、呉昌碩が初代社長を務めた西泠印社の創始者である呉隠・葉銘・丁仁・王禔とこれに続く諸名家の作品を展示します。
兵庫県立美術館は、近年、書家・篆刻家の梅舒適(1916-2008)が収集した中国文物(梅舒適コレクション)を受贈しました。呉昌碩の熱烈な愛好者であった梅舒適は、100点を超える書・画・篆刻作品を手中に収め、その多彩なコレクションは国内外に知られています。また西泠印社名誉副社長を務めた梅舒適と現代の西泠名家との交友を伝える作品は、中国近代美術史のみならず日中文化交流史を検討するうえでも重要な意義を持つと考えます。
呉昌碩ならびに親交のあった文人・書画家たち、作品に影響を受けた次世代の作家を紹介することで、呉昌碩が果たした功績とその影響を顕彰します。

※ 兵庫県立美術館は事前予約制ではありません。
  混雑時は入場制限を行いますのでお待ちいただく場合があります。
※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上、ご観覧ください。
[ 詳 細 : 兵庫県立美術館   呉昌碩生誕180年記念事業特設サイト

【展覧会】栃木県立美術館|企画展 春陽会誕生100年|それぞれの闘い 岸田劉生、中川一政から岡鹿之助へ|’24年1月13日-3月3日|終了

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栃木県立美術館
企画展 春陽会誕生100年
それぞれの闘い
岸田劉生、中川一政から岡鹿之助へ
開催期間  2024年1月13日[土]- 3月3日[日]
開催場所  栃木県立美術館 企画展示室・常設展示室1階
      320ー0043 栃木県宇都宮市桜4-2-7 Tel. 028-621-3566 / Fax. 028-621-3569
観覧時間  午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日(ただし、2月12日[月・祝]は開館)、2月13日[火]
観  覧  料  一 般 1,000円、 大高生 600円、 中学生以下 無 料
共  催  一般社団法人 春陽会、日本経済新聞社
主  催  栃木県立美術館
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1922年、再興院展洋画部から脱退した小杉放菴、山本鼎、森田恒友、長谷川昇らと、草土社の岸田劉生や木村荘八らを中心としたメンバーによって春陽会が発足し、翌23年に第1回展を開催しました。それぞれの個性を重視する各人主義をうたい、梅原龍三郎や萬鐵五郎などの著名画家を揃え、油彩、水墨画、素描をジャンルの隔てなく紹介するなど、その宣言通り「芸術は形式で差別されない」ものでした。
春陽会では、西洋の最先端の美術動向に眼を向けて精力的に紹介しようとするとともに、自らの内面にある風土的なものや土着的なもの、日本的なものや東洋的なものを表現することを意識する画家が次々に登場します。「日本人の絵画」への志向は春陽会の大きな特徴の一つといえるでしょう。
結成から100年を迎えた春陽会は、いかにして時代と連動しつつ、発展をとげ、今日に続く足場を築いたのでしょうか。本展では草創期から1950年代頃までに活躍した画家たちの作品を中心に約200点の名品を紹介し、日本近代美術史における春陽会の意義を改めて検証します。

< 展示構成 >
第 1 章 始 動:第3の洋画団体誕生: 小杉放菴、梅原龍三郎、岸田劉生、三岸好太郎ほか
第 2 章 展 開:それぞれの日本、それぞれの道: 森田恒友、足立源一郎、萬鉄五郎、林倭衛ほか
第 3 章 独 創:不穏のなかで: 石井鶴三、木村荘八、長谷川潔、鳥海青児ほか
第 4 章 展 望:巨星たちと新たなる流れ: 駒井哲郎、岡鹿之助、中川一政ほか
     * 会期中、一部作品の展示替えがあります。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 栃木県立美術館

【展覧会】東京アートミュージアム|「やわらかくて、かたい」 上原修一 銅版画作品展|’24年1月13日-3月31日|

上原修一個展ガウディのテーブル、そして椅子/The table & the chair, A tribute to Antoni Gaudi.2020年 銅版画 ドライポイント/アクワチント/+コラグラフ/2版3色雁皮刷り|87 x 62 cm

東京アートミュージアム
「やわらかくて、かたい」
上原修一 銅版画作品展
会  期  2024年1月13日[土]- 3月31日[日]
開館時間  11時 - 18時30分(入館18時まで)
開  館  日  木・金・土・日
休  館  日  月・火・水曜日、年末年始、夏期休暇、展示替え・館内メンテナンスの期間
会  場  東京アートミュージアム
      〠 182-0002 東京都調布市仙川町1-25-1
      TEL:03-3305-8686 [開館時間外  03-3300-1010  ハウジング・プラザ ]
入  場  料  一 般 500円 / 大高生 400円 / 小中学生 300円
企  画  一般財団法人プラザ財団(上田)
主  催  東京アートミュージアム
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銅版画は製版と刷りを経て間接的にイメージを表現する行為であるが、そのプロセスにおいて作家の意図・計画から大きく外れた状況にしばしば遭う。ジョセフ・ペネルの「偉大なエッチャーで、かつて腐蝕の技術をマスターした人はいなかった」という言葉が、エッチングのみならず銅版画すべての技法に現在でも当てはまる。版・インク・紙は、じゃじゃ馬のように我儘であり且つ魅力に溢れた存在だとしみじみ思う。
私は制作途中のコントロール出来ない「偶然」の状況を受け入れることを厭わない。むしろ、その即興性との協奏を自らの「必然」の技法へと繋げる工夫が楽しく嬉しい。そこに私自身の想像力を遥かに超える新たな「表現」の可能性が朧げながらに見えてくる。
銅が持つ柔らかさと硬さのバランスを介さなければ顕せない「銅版画」の世界を展示いたします。ご高覧賜われましたなら幸甚に存じます。

< 上原修一 / UEHARA, Shuichi >
1963 長野県須坂市に生まれる
1986 明治大学文学部卒業
1984 長沢節に師事、セツ・モードセミナーにて絵の基本を学ぶ
1994 吉田克朗に師事、美学校にて銅版画を学ぶ
現在 美学校銅版画工房講師
< 個   展 >
1995. 3 「挙動不審の窓」嫁菜の花美術館/東京都中野区
1996. 5 「種子」ギャラリー国領/東京都渋谷区
1997. 9 「滴 L’eau degoutte」ギャラリー代々木/東京都渋谷区
2000. 7 「針・その他」ギャラリー中島/東京都中央区銀座
2001. 4 「風景」スパンアートギャラリー/東京都中央区銀座
2002. 5 「上原修一銅版画展」ギャラリーはせがわ/長野県長野市
2008. 2 「switch」ギャラリー悠玄/東京都中央区銀座
2010.11 フィレンツェ日本映画祭2010関連企画
    Charon’s Ferry」Le Giubbe Rosse(ジュベ・ロッセ)/イタリア・フィレンツェ
2010.12 「selecteds」旧上高井郡役所/長野県須坂市
2012.1 「高原の海」プレジデント・リゾート軽井沢/群馬県長野原町北軽井沢
2013. 6 「三日月が沈んでから」Risa Dept/東京都中野区
2015. 5 「泳ぐ」galleria grafica bis/東京都中央区銀座
「跳ぶ」アーチストスペース/東京都中央区銀座
2017. 5 「月の満ち欠け」cafe 104.5/東京都千代田区
2018.12 「テーブルがある12の場面」Risa Bar/東京都新宿区
2019.11 「方舟に乗る前に」gallery maya bell/東京都渋谷区

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京アートミュージアム

【展覧会】奈良県立美術館|開館50周年記念 特別展|漂泊の画家 不染鉄 ~理想郷を求めて|’24年1月13日-3月10日|終了

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奈良県立美術館
開館50周年記念 特別展
漂泊の画家 不染鉄 ~理想郷を求めて
会  期  2024年1月13日[土]-3月10日[日]
開館時間  9 時 - 17 時(入館は閉館の 30 分前まで)
休  館  日  月曜日
      * ただし、2月12日[月]、3月4日[月]は開館、2月13日[火]は休館
会  場  奈良県立美術館
      〠 630-8213 奈良県奈良市登大路町10-6
      TEL 0742-23-3968/FAX 0742-22-7032/テレフォンサービス 0742-23-1700
観  覧  料  一 般=1,200 円、大・高生=1,000 円、中・小生=800円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
交通案内  近鉄・奈良駅 1番出口から奈良公園に向かって徒歩5分
      JR・奈良駅 東口バス乗り場から奈良交通バスにて5分「県庁前」下車 100 メートル
主  催  奈良県立美術館
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このたび奈良県立美術館では、開館 50 周年を記念して、特別展「漂泊の画家 不染 鉄」を開催いたします。
不染鉄(ふせん・てつ  1891-1976)は、明治 24 年(1891)東京・小石川で生まれました。父親は浄土宗の僧侶でしたが、やがて絵描きを志すようになり、日本画家の山田敬中や日本美術院に学びます。その後一時は伊豆大島で漁師のような生活を送りますが、大正7年(1918)に京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸術大学)へ進学すると、在学中に帝展で初入選を果たし、同校を首席で卒業して以降も、画家として確かな足跡を残しました。
しかし戦後は、奈良・正強高校(現・奈良大学附属高等学校)の校長として請われたのを機に、同地に居住し、画壇とは距離を置きながら独自の道を歩みます。郷愁漂う村落風景にはじまり、悠然とたたずむ富士の眺望や、神聖な古寺の景観、そして神秘に満ちた海の風景から、幻想的な夜の情景へと、遍歴を重ね、深まりを見せるその画境には、過去の想い出とともに、静穏な日々の営みを慈しむ、不染の理想郷的世界が投影されています。
奈良県立美術館ではこれまで、「純情の画家 不染鉄展」(1996 年)、「幻の画家 不染鉄」(2017 年)と2度にわたり回顧展を開催し、その心に滲み入るような作品は、時代や世代を超え、人々に深い感動を呼び起こしました。
開館 50 周年を記念する本展では、再度の開催を待ち望む皆様からの声を受け、初期から晩年までの代表作を展示し、不染作品の魅力を改めて顕彰しようというものです。

出品件数(予定) 約 120 件

<展示構成>
Ⅰ 追 憶 ~ 懐かしの故郷
日本美術院や京都市立絵画専門学校などに学び、望郷の思いを込めて描いた茅葺き屋根の家や村落風景を題材とした大正から昭和初期(初期・形成期)の作品を展示し、不染作品の原点を探ります。
Ⅱ 彷 徨 ~ 理想郷を求めて

京都・奈良・東京と、各地を彷徨しながら、東西の画家たちとの交流などを通して、様々な作風を模索した昭和戦前期(中期・転換期)の作品を展示し、不染作品の展開を概観します。
Ⅲ   回 想 ~ 浄土へ
奈良を拠点に、奈良の古寺や伊豆大島での想い出などを回想した作品から、浄土を連想させる夜の風景へと集約されてゆく戦後(後期・円熟期)の作品を展示し、不染作品の本質に迫ります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 奈良県立美術館

【展覧会 】パナソニック汐留美術館|開館20周年記念展/帝国ホテル二代目本館100周年|フランク・ロイド・ライト─世界を結ぶ建築|’24年1月11日-3月10日|終了

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パナソニック汐留美術館
開館20周年記念展/帝国ホテル二代目本館100周年
フランク・ロイド・ライト ── 世界を結ぶ建築
会  期  2024年1月11日[木]- 3月10日[日] * 会期中、一部展示替えします。
      前 期 1月11日-2月13日、後 期 2月15日-3月10日。
      * 2月15日以降に再入場の場合は、半券提示で100円割引となります。
開館時間  午前10時 - 午後6時(入館は 午後5時30分 まで)
      * 2月2日[金]、3月1日[金]、8日[金]、9日[土]は夜間開館
        午後8時まで開館(入館は 午後7時30分 まで)
休  館  日  水曜日(ただし3月6日は開館)
入  館  料  一  般  1,200円、65歳以上  1,100円、大学生・高校生 700円、中学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照 
主  催  パナソニック汐留美術館、フランク・ロイド・ライト財団、東京新聞
──────────────────────────20231120195623_00001☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは  図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

アメリカ近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライト (1867–1959)。「カウフマン邸(落水荘)」や「グッゲンハイム美術館」で知られるライトは、「帝国ホテル二代目本館(現在は博物館明治村に一部移築保存)」や「自由学園」を手がけ、熱烈な浮世絵愛好家の顔も持つ、日本と深い縁で結ばれた建築家です。
2012年にフランク・ロイド・ライト財団から図面をはじめとする5万点を超える資料がニューヨーク近代美術館とコロンビア大学エイヴリー建築美術図書館に移管され、建築はもちろんのこと、芸術、デザイン、著述、造園、教育、技術革新、都市計画に至るライトの広範な視野と知性を明らかにすべく調査研究が続けられてきました。こうした研究成果をふまえ、本展はケン・タダシ・オオシマ氏(ワシントン大学教授)とジェニファー・グレイ氏(フランク・ロイド・ライト財団副代表、タリアセン・インスティテュート・ディレクター)を迎えて日米共同でキュレーションを行ない、帝国ホテルを基軸に、多様な文化と交流し常に先駆的な活動を展開したライトの姿を明らかにします。
精緻で華麗なドローイングの数々をお楽しみください。世界を横断して活躍したライトのグローバルな視点は、21世紀の今日的な課題と共鳴し、来るべき未来への提言となるはずです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : パナソニック汐留美術館

【展覧会】熊本県立美術館|細川コレクション特別展 土方歳三資料館 × 肥後熊本藩|’24年1月10日-3月24日|終了

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熊本県立美術館
細川コレクション特別展 土方歳三資料館 × 肥後熊本藩
会  期  2024年1月10日[水]- 3月24日[日] * 作品保護のため会期中に展示替えを実施。
会  場  熊本県立美術館 本館 別棟展示室
      860-0008 熊本県熊本市中央区二の丸2番 Tel:096-352-2111
開館時間  9時30分-17時15分(入館は16時45分まで) * 1月10日のみ12時00分- 開館
休  館  日  月曜日。月曜祝日の場合は翌平日休館。
観  覧  料  一 般 700円、大学生 500円
      * 高校生以下は無料。障がい者手帳をお持ちの方無料。
特別協力  公益財団法人永青文庫、熊本大学永青文庫研究センター
共  催  ​土方歳三資料館
主  催  熊本県立美術館、熊本日日新聞社、RKK熊本放送
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天保6年(1835)5月5日、武蔵国多摩郡石田村(現・東京都日野市石田)に生まれた土方歳三(ひじかた としぞう 1835-1869)は、11歳で江戸に出て奉公を経験し、その後薬の行商のかたわらで天然理心流を研鑽。この剣術を通じて、4代目宗家を継いだ近藤勇との出会いがありました。
文久3年(1863)、将軍・徳川家茂の上洛に際し、幕府が剣術心得のあるものを徴募したため、歳三は近藤ら試衛館の同志と共に上京。その後浪士組を母体とする政治集団「新選組」を発足させ、洛中洛外の警備にあたりました。とくに有名なのは「池田屋事件」に功績を挙げたことでしょう。

明治元年(1868)の鳥羽・伏見の戦いでは、歳三は怪我の近藤に代わって隊を指揮します。敗れて東帰した後は、幕府主戦派の一隊と合流。宇都宮、会津と転戦し、仙台にて幕臣・榎本武揚と諮り、蝦夷へ渡り箱館五稜郭に入城。ここで歳三は、蝦夷仮政権の陸軍奉行並という重職に就き、新政府軍と壮絶な戦いを繰り広げました。そして、明治2年(1869)5月11日、諸兵隊を馬上で指揮している中、流れ弾に当たり、35年の生涯に幕を降ろしました。
本展は土方歳三資料館の所蔵品を中心にして、激動の幕末維新期を駆け抜けた、“ 新選組副長・土方歳三 ” の軌跡をご紹介するものです。また、この機会に合わせて、永青文庫所蔵の肥後熊本藩が記録した“新選組”にまつわる古文書等を展示します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 熊本県立美術館

【展覧会】東京国立博物館|本館 特別5室|特別展 建立900年 中尊寺金色堂|’24年1月23日-4月14日|終了

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東京国立博物館 本館 特別5室
特別展 建立900年 中尊寺金色堂
会  期  2024年1月23日[火]- 4月14日[日]

会  場  東京国立博物館 本館 特別5室(上野公園)
      〠 110-8712 東京都台東区上野公園13-9
      お問合せ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間  9時30分 - 17時00分   * 最終入場は閉館の30分前まで
休  館  日  月曜日、2月13日[火]  * ただし 2月12日[月・休]、3月25日[月]は開館
観覧料金  本展は事前予約不要です
      一  般  2,100円(一般前売1,900円)、大学生 1,300円(大学生前売1,100円)、
      高校生 900円(高校生前売700円) 
      * 中学生以下、障がい者とその介護者一名は無料です。
       入館の際に学生証、障がい者手帳などをご提示ください。
      * 混雑時は入場をお待ちいただく可能性がございます。
      * 各種割引・優待情報などは下掲 チケット情報 を参照。
後  援  天台宗、岩手県、平泉町
主  催  東京国立博物館、中尊寺、NHK、NHKプロモーション、
      日本芸術文化振興会、文化庁
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本展は上棟の天治元年(1124)を建立年ととらえ、中尊寺金色堂の建立900年を記念して開催する特別展です。堂内中央に設置された須弥壇に安置される国宝の仏像11体が一堂にそろうほか、かつて金色堂を荘厳していた国宝・金銅迦陵頻伽文華鬘をはじめとするまばゆいばかりの工芸品の数々を紹介します。また、会場では、900年のあいだ祈りをささげられてきた黄金に輝く金色堂を8KCGの技術を用い原寸大で再現します。世界遺産にも登録される平泉の文化遺産の粋をご覧ください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京国立博物館  本展公式サイト   チケット情報

【展覧会】ヨックモックミュージアム|ピカソ いのちの讃歌|’23年10月24日-’24年9月23日

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ヨックモックミュージアム
ピカソ いのちの讃歌
会  期  2023年10月24日[火]- 2024年9月23日[月]
休  館  日  毎週月曜日(ただし月曜日が祝日の場合は翌平日)、
      年末年始(2023年12月25日 - 2024年1月5日)
開館時間  10時 - 17時 * 入館は閉館の30分前まで
      * 金曜日20時までの夜間開館は当面の間、延期とさせていただきます。
チケット  当館受付での当日価格・税込表示
      一 般:1,200円、学 生:800円、小学生以下:無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  ヨックモックミュージアム
      107−0062 東京都港区南青山6丁目15−1 TEL:03-3486-8000
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南青山にある美術館「ヨックモックミュージアム」でピカソの創造性を体感しませんか? ヨックモックグループが30年以上かけて収集してきたピカソのセラミックコレクションをご覧いただけます。世界有数のピカソのセラミックコレクションの展示や、アートセラピーを取り入れたイベント、「お菓子とアート」の独自プログラムもご用意しております。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
※ ほぼ通年の展覧会ですが、期間中に多彩なイベントが開催されます。下掲詳細参照。

[ 詳 細 : ヨックモックミュージアム ] 

【展覧会】戸栗美術館|花鳥風月-古伊万里の文様-|’24年1月7日-3月21日|終了

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戸栗美術館
花鳥風月-古伊万里の文様-
会  期  2024年 1 月 7 日[日]- 3 月 21 日[木]

会  場  戸栗美術館 
      東京都渋谷区松濤 1-11-3
開館時間  10:00 - 17:00(入館受付は 16:30 まで)
      * 金曜・土曜は 10:00 - 20:00(入館受付は 19:30 まで)
休  館  日  月曜・火曜 * 1月8日[月・祝]、2月12日[月・振休]は開館。
入  館  料  一 般 1,200 円 / 高大生 500 円  * 中学生以下は 入館料 無 料
      * 1月7日[日]- 1月31日[水]まで、新成人は入館料無料
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日本のやきもの史の中で、初の国産磁器として誕生した伊万里焼は、器面に筆で文様を描くことを施文方法の主流としました。江戸時代を通じて佐賀有田を中心とした地域で作られ、需要者の流行を反映しながら、様々な文様をあらわしていきました。
その表現は一筆ごと丁寧に描かれているものから、略筆で判別が難しいものまで多岐にわたります。ひとつひとつのモチーフを紐解いていくと、中国文化の受容に加え、国内で脈々と培われてきた日本文化の独自性を垣間見ることができます。
今展では古伊万里の文様から花・鳥・風景・月に注目。2 つの展示室をそれぞれ「花鳥の間」、「風月の間」として、四季折々の花鳥文、風情溢れる山水文のうつわをご紹介いたします。約 80 点の趣深い古伊万里をご堪能ください。

③染付 双鷺文 皿_ロゴ入り染付 双鷺文 皿
伊万里 江戸時代(17世紀前期) 口径21.0㎝ 戸栗美術館所蔵

⑤色絵 花卉文 鉢_ロゴ入り色絵 花卉文 鉢
伊万里 江戸時代(17世紀末-18世紀初) 口径22.6㎝ 戸栗美術館所蔵

⑥色絵-赤玉雲龍文-鉢_龍_ロゴ入り色絵 赤玉雲龍文 鉢
伊万里 江戸時代(17世紀末-18世紀初) 口径25.8㎝ 戸栗美術館所蔵

【 同時開催  干支セレクション 龍 】第3展示室
2024 年は辰年。今展では戸栗美術館収蔵の龍文様の作品約 30 点を出展。中国・景徳鎮官窯による皇帝専用の五爪二角の龍から、古伊万里の螭龍まで、龍文様の豊かなヴァリエーションをお楽しみください 。

※ 展示作品の写真画像は 戸栗美術館 から拝借しました。二次流用などはご遠慮ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。

[ 詳 細 : 戸栗美術館 ]   { 活版アラカルト 戸栗美術館 過去ログまとめ }

【展覧会】千葉市美術館|企画展 サムライ、浮世絵師になる! 鳥文斎栄之展|’24年1月6日 –3月3日|終了

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千葉市美術館
企画展 
サムライ、浮世絵師になる! 鳥文斎栄之展
会  期  2024年1月6日[土] – 3月3日[日]  * 会期中大幅な展示替えがあります。

         前 期:1月6日[土] – 2月4日[日]
         後 期:2月6日[火] – 3月3日[日]
会  場  千葉市美術館
      〠 260-0013 千葉県千葉市中央区中央3-10-8
      
tel 043-221-2311(受付時間 10:00 – 18:00)

休  室  日  1月9日[火]、15日[月]、2月5日[月]、13日[火]
      * 第1月曜日は全館休館
観  覧  料  一 般 1,500円、大学生 800円、小・中学生、高校生 無料
      ◎ 本展観覧券で常設展示室「千葉市美術館コレクション選」もご覧いただけます
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  千葉市美術館、東京新聞
──────────────────────────千葉市美術館A 千葉市美術館B☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆ 

鳥文斎栄之 (ちょうぶんさい・えいし   1756−1829) は、旗本出身という異色の出自をもち、美人画のみならず幅広い画題で人気を得た浮世絵師です。浮世絵の黄金期とも称される天明-寛政期 (1781-1801) に、同時代の喜多川歌麿 (?-1806) と拮抗して活躍しました。
当初栄之は、将軍徳川家治 (1737-86) の御小納戸役として「絵具方」という役目を務め、御用絵師狩野栄川院典信(1730-90)に絵を学びましたが、天明6年 (1786) に家治が逝去、田沼意次 (1719-88) が老中を辞した時代の変わり目の頃、本格的に浮世絵師として活躍するようになり、やがて武士の身分を離れます。
当時錦絵(浮世絵版画)は、一層華やかな展開期にありましたが、栄之もまた浮世絵師として数多くの錦絵を制作、長身で楚々とした独自の美人画様式を確立、豪華な続絵を多く手がけたことは注目されます。さらに寛政10年 (1798) 頃からは、肉筆画を専らとし、その確かな画技により精力的に活躍しました。寛政12年(1800)頃には、後桜町上皇の御文庫に隅田川の図を描いた作品が納められたというエピソードも伝わっており、栄之自身の家柄ゆえか、特に上流階級や知識人などから愛され、名声を得ていたことが知られています。  

重要な浮世絵師の一人でありながら、明治時代には多くの作品が海外に流出したため、今日国内で栄之の全貌を知ることは難しくなっています。世界初の栄之展となる本展では、ボストン美術館、大英博物館からの里帰り品を含め、錦絵および肉筆画の名品を国内外から集め、初期の様相から晩年に至るまで、栄之の画業を総覧しその魅力をご紹介します。

※ 会期中大幅な展示替えがあります。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 千葉市美術館 ]  { 活版アラカルト 千葉市美術館まとめ }
[ 関 連 : 千葉市美術館公式  YouTube  サムライ、浮世絵師になる! 鳥文斎栄之展  予告  0:16 ]


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【展覧会】千葉市美術館|企画展 武士と絵画―宮本武蔵から渡辺崋山、浦上玉堂まで―|’24年1月6日–3月3日|終了

千葉市美渡辺崋山_佐藤一斎像稿第五_rgb-636x1280渡辺崋山《佐藤一斎像画稿 第五》文政4年(1821)頃 千葉市美術館蔵 同館URLゟ

千葉市美術館
企画展 武士と絵画
― 宮本武蔵から渡辺崋山、浦上玉堂まで ―
会  期  2024年1月6日[土] – 3月3日[日]
会  場  千葉市美術館
      〠 260-0013 千葉県千葉市中央区中央3-10-8 TEL 043-221-2311
休 室 日  1月9日[火]、15日[月]、2月5日[月]、13日[火]
      * 第1月曜日は全館休館
観 覧 料  一 般 500円、大学生 400円、小・中学生、高校生 無料
      ◎ 本展観覧券で5階常設展示室「千葉市美術館コレクション選」もご覧いただけます
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  千葉市美術館
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「サムライ、浮世絵師になる!  鳥文斎栄之展」と同時開催の所蔵作品展として、江戸時代の武士と絵画の関係をテーマに、千葉市美術館収蔵作品で構成した小特集を開催いたします。
鳥文斎栄之は、家禄500 石の旗本でしたが、武士の身分を離れ、浮世絵師として活躍するようになります。栄之はなぜ浮世絵をそれほど描いたのか、栄之とその周辺で武士らしき一派がかくも描いた意味について、他の事例と比べて見えることがあるでしょうか。
絵筆によって名を残す “描いた武士” をたどってみるならば、戦国の世に武家に生まれながら家の滅亡から武門を捨て絵筆で身を立てることになった武人画家たちがいました。江戸幕藩体制が確立すると、その中で御絵師という役職につき家業として務めを果たした武士たちがいます。
武家においては、幼少期から教養として絵を学びます。殿様自身も描きましたがここでは、藩務に忠勤しながら絵に秀でて名をなした者や、学問によって藩に仕えた者。退隠し、さらには藩から脱して文人として生き、絵筆をふるった武士たちをとりあげます。また逆に絵の技芸によって召し出され藩の絵師として活躍するという経歴をたどった者もいました。そして動乱激動の幕末期に絵筆を持っていたラストサムライは、維新後どう生きたのか。武士と浮世絵ということでは、絵師に身を転じ残 照の浮世絵を担ったラストサムライもいました。

本展示では、描いた武士たちという側面からのごく一部の紹介とはなりますが、同時に受容する側の思いにも触れ、刀と絵筆のさまざまな交錯のあり方から、江戸絵画に武士が果たした役割や意味についてもご覧いただければ幸いです。
本展出品目録 PDF

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 千葉市美術館  { 活版アラカルト 千葉市美術館まとめ
[ 関 連 : 千葉市美術館|サムライ、浮世絵師になる! 鳥文斎栄之展|’24年1月6日–3月3日 ]

【展覧会】ニュースパーク (日本新聞博物館)|企画展 2023年 報道写真展|’24年1月6日-4月14日|終了

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企画展 2022年 報道写真展
会  期  2024年1月6日[土]- 4月14日[日]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  月曜日(祝日・振替休日の場合は次の平日)
会  場  ニュースパーク(日本新聞博物館) 2階企画展示室
      〠 231-8311 神奈川県横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター
      電話:045-661-2040  ファクス:045-661-2029
入  館  料  (常設展含む、税込み)
      一般 400円、大学生 300円、高校生 200円、中学生以下 無 料
主  催  ニュースパーク(日本新聞博物館)、東京写真記者協会
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2023年は新型コロナウイルスが収束の兆しを見せ、人の動きがコロナ禍前へと戻り始めました。野球のWBC日本優勝や、アジア大会、ラグビーW杯、バスケットボールW杯などスポーツでの日本人選手の活躍、藤井聡太八冠による将棋界全タイトル制覇などの明るい話題がありました。一方で、ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルとイスラム組織ハマスの対立など、世界では今も紛争が絶えません。芸能界の性加害問題にも注目が集まりました。
本展では、東京写真記者協会に加盟する新聞、通信、放送(NHK)35社の記者が2023年に撮影した報道写真の中から、政治・経済・社会・スポーツ・芸能など幅広いジャンルの決定的瞬間を捉えた約300点を展示します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : ニュースパーク(日本新聞博物館)

【展覧会】京都国立近代美術館|開館60周年記念 小林正和とその時代 ― ファイバーアート、その向こうへ|’24年1月6日-3月10日|終了

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京都国立近代美術館
開館60周年記念
小林正和とその時代 ― ファイバーアート、その向こうへ
会  期  2024年1月6日[土]- 3月10日[日]
開館時間  午前10時 - 午後6時   * 金曜日は 午後8時 まで開館
      *入館はいずれも 閉館の30分前 まで
休  館  日  月曜日(ただし1月8日[月・祝]、2月12日[月・祝]は開館)、
      1月9日[火]、2月13日[火]
観  覧  料  一般:1,200円、大学生:500円、高校生以下・18歳未満は無料
      * 前売り拳、各種割引、優待情報などは、下掲公式詳細サイト参照。
主  催  京都国立近代美術館
────────────────────────20231128203829_00003☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

1960年代以降、欧米において従来のテキスタイルの概念を超えるような作品群が数多く登場しました。伝統的な技法を踏まえつつも、天然・合成繊維のみならず、金属や鉱物など様々な素材を取り込み、平面から立体へ、そして空間へと展開した作品群は、ファイバーアートと呼ばれ、その新たな潮流は、とりわけ1962年から1995年までスイスのローザンヌで開催された国際タペストリー・ビエンナーレを中心に世界へと波及していきました。
日本におけるこの領域のパイオニアである小林正和(1944 – 2004)は、京都市立美術大学(後の京都市立芸術大学)で漆工を学んだものの、川島織物在職時の「1本の糸との出会い」を起点に、糸を「垂らし」「張り」「緩め」集積させた立体造形作品を発表します。そして第6回国際タペストリー・ビエンナーレへの入選を皮切りに、国際テキスタイル・トリエンナーレ(ウッヂ、ポーランド)や国際テキスタイルコンペティション(京都)などでの活躍を通して、国際的に高く評価されるようになりました。糸を含む「ファイバーは人間と密接に結びついている」と考える小林の作品は、常に空間と関係を切り結ぶことを志向し、最終的には戸外でのインスタレーションへと展開していきます。
また小林は、成安女子短期大学(後の成安造形短期大学)そして岡山県立大学で教える傍ら、1981年には国内で初めてのファイバーアート専門ギャラリーを開設し、そこでの展覧会活動などを通じても、多くの後進に大きな刺激と影響を与え続けました。
2024年に生誕80年・没後20年をむかえる小林正和の初めての回顧展として開催される本展では、小林の代表作や関連資料約80点に、彼と歩みをともにした作家たちの作品を加えた約100点を紹介します。そうすることで、1970年代から90年代にかけて京都に発したファイバーアートの動向を振り返り、そこでの小林の活動とその意義、さらには国際的な位置づけについて、そして今後のファイバーアートの展開について、改めて考える機会にしたいと考えます。

※ 本展は日時予約制ではありません。同館の券売窓口でも購入いただけます。
※ 感染症予防対応実施中。下掲公式詳細サイトにて最新情報を確認のうえご観覧を。
[ 詳 細 : 京都国立近代美術館    本展特設サイト ]

【展覧会】河鍋暁斎記念美術館|企画展「暁斎・暁翠 初春(はつはる)の慶び」展|同時開催・特別展「『猿楽図式』の世界」|’24年1月5日-2月25日|終了

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公益財団法人 河鍋暁斎記念美術館
企画展「暁斎・暁翠 初春(はつはる)の慶び」展
同時開催・特別展「『猿楽図式』の世界」
会  期  2024年1月5日[金]- 2月25日[日]
会  場  公益財団法人 河鍋暁斎記念美術館
      〠 335-0003 埼玉県蕨市南町4-36-4
      TEL. 048-441-9780 / FAX. 048-445-3755
開館時間  10:00-16:00
入  館  料  一 般 600円、高校生・大学生 500円、小・中学生 300円、65歳以上の方 500円
      * 割引、優待情報は下掲詳細参照。学生・ご高齢者は年齢のわかる証明書の提示を。
休  館  日  毎週火・木曜、毎月26日-末日 * 展示替えのため
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新たな年を寿ぎ、縁起物や干支の辰(竜)を描いた作品と、能・狂言の版本をテーマにした2つの展覧会を開催いたします。
※ 河鍋暁斎記念美術館では、2ヶ月ごとにテーマを決めて展覧会を開催しております。
  常設展はありません。館長の自宅を改装した小さな美術館です。
 そのため各室が狭いため、館内ではマスクの着用が推奨されています。

※ 感染症予防対応実施中。下掲公式詳細サイトにて最新情報を確認のうえご観覧を。
[ 詳 細 : 公益財団法人 河鍋暁斎記念美術館 ] 

【展覧会】 ❖ 弥生美術館|デビュー50周年記念 槇村さとる展|ー「愛のアランフェス」から「おいしい関係」「モーメント」までー ❖|❖ 竹久夢二美術館|夢二の旅路 画家の夢・旅人のまなざし❖|’24年1月5日-3月31日|終了

【展覧会】弥生美術館|デビュー50周年記念 槇村さとる展| ー「愛のアランフェス」から「おいしい関係」「モーメント」までー|’24年1月5日-3月31日

2401弥生弥生美術館
デビュー50周年記念 槇村さとる展
ー「愛のアランフェス」から「おいしい関係」「モーメント」までー
会  期  2024年1月5日[金]- 3月31日[日]
会  場  弥生美術館
      〠 113-0032 東京都文京区弥生2-4-3 TEL 03(3812)0012
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は4時30分までにお願いします)
休  館  日  月曜日、1月9日、2月13日[火] * 1月8日、2月12日[月・祝]開館
料  金  一 般 1000円 / 大・高生 900円 / 中・小生 500円
      * 竹久夢二美術館と2館併せてご覧いただけます
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2023年にデビュー50周年を迎えた槇村さとるは、ポジティブに活躍する女性たちとダイナミックなダンスを主題とした作品で知られています。1973年『別冊マーガレット』でデビューすると、1978年にフィギュアスケートを題材にした「愛のアランフェス」で一躍人気に。その後も「ダンシング・ゼネレーション」「N★Yバード」「白のファルーカ」などの作品を発表、自分自身と戦い続けるダンサーたちを美しく表現しました。1990-2000年代には「おいしい関係」「イマジン」「Do Da Dancin’!」「Real Clothes」など、自立した女性を描いた作品を中心にヒット作を生み出し、テレビドラマ化もされました。
数々の作品を生み出す傍ら、1998年に発売されたエッセイ「イマジン・ノート」では、複雑な生い立ちや漫画家としての半生を赤裸々に語って話題となりました。槇村は作品を描くことで、“幸せ” とは何かを追い求め続けていたのです。ファッションや健康法についてのエッセイ本も多数発売されており、ライフスタイルも注目されています。
本展では現役漫画家として走り続ける槇村さとるの、作品の数々をご紹介いたします。

◆プロフィール
まきむら・さとる。1956年10月3日、東京都葛飾区生まれ。1973年「白い追憶」(『別冊マーガレット』)でデビュー。1978年にフィギュアスケートを題材にした「愛のアランフェス」で人気を獲得する。『別冊マーガレット』の看板漫画家として活躍し、『マーガレット』『YOUNG YOU』『コーラス』『ココハナ』など多数の雑誌に作品を発表。その他の代表作に「ダンシング・ゼネレーション」「N★Yバード」「白のファルーカ」「おいしい関係」「イマジン」「Do Da Dancin’!」「Real Clothes」「モーメント 永遠の一瞬」など。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 弥生美術館 竹久夢二美術館 ] 

【展覧会】竹久夢二美術館|夢二の旅路 画家の夢・旅人のまなざし|’24年1月5日-3月31日0401夢二

竹久夢二美術館
夢二の旅路 画家の夢・旅人のまなざし
会  期  2024年1月5日[金]- 3月31日[日]
会  場  竹久夢二美術館
      〠 113-0032 東京都文京区弥生2-4-3 TEL 03(3812)0012
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は4時30分までにお願いします)
休  館  日  月曜日、1月9日、2月13日[火] * 1月8日、2月12日[月・祝]開館
料  金  一 般 1000円 / 大・高生 900円 / 中・小生 500円
      * 弥生美術館と2館併せてご覧いただけます
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大正ロマンの画家・詩人として知られる 竹久夢二 (1884-1934) は、生涯の多くの時間を旅に過ごし、制作のインスピレーションを受けました。東北から九州まで訪れた土地は数多く、晩年には2年4か月をかけて欧米を回る外遊を経験しています。見知らぬ土地をさまよいながら、夢二は自らの孤独や愁いを作品に表現し続けました。
旅を重ねる一方で夢二は、新鮮な感受性をもった旅人の視点で日常の物事をも見つめ、様々な驚きや発見を制作に反映しました。また、異国情緒あふれる作品には夢二の豊かな想像力が発揮され、独自の世界が表れています。
本展では、旅に憧れを抱いた少年時代の思い出から、長年願い続けた外遊まで、夢二の旅の軌跡をご紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : 弥生美術館 竹久夢二美術館 ] 

【展覧会】北九州市立美術館|北九州市制60周年記念 コレクション展Ⅲ|特集 磯崎 新「還元」シリーズ|’24年1月4日-5月6日

北九州市立美術館磯崎新

北九州市立美術館
北九州市制60周年記念 コレクション展Ⅲ
特集 磯崎 新「還元」シリーズ
会  期  2024年1月4日[木]- 5月6日[月・祝]
会  場  北九州市立美術館 本館 コレクション展示室
      804-0024 福岡県北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21番1号
      TEL:093-882-7777 FAX:093-861-0959
開館時間  9:30 - 17:30(入館は17:00まで)
休  館  日  毎週月曜日(ただし月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日が休館)
観覧料金  一 般 300円、高 大 生 200円、小 中 生 100円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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北九州市立美術館、北九州市立中央図書館、西日本総合展示場、北九州国際会議場を設計した建築家・磯崎新(1931-2022)が、2022年12月に逝去しました。磯崎は、ポストモダン建築の旗手として国内外の建築界を牽引するとともに、世界各地での建築展、美術展のキュレーションや、国際的なシンポジウムの議長をつとめるなど、思想、美術、デザイン、文化論、批評など多岐にわたる領域で活躍してきました。
1970年代からは継続的に版画制作にも取り組み、300点以上の作品を残しています。1983年に発表された「還元」シリーズでは、北九州市立美術館を含め、1970年代から1980年代に磯崎が設計した住宅以外の仕事が版画のモチーフとなっています。まさに、建築が、建築家の手からうまれでていくその瞬間のイメージが視覚化されています。
コレクション展Ⅲでは、磯崎を偲び、2023年度、新たに収蔵した「還元」シリーズ12点を特集展示します。併せて開化絵に描かれた擬洋風建築など、建築をめぐる所蔵作品を紹介します。

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[ 詳 細:北九州市立美術館 ] 

【コンサート】東京音楽大学 ACT Project / チェコセンター 東京|あの作曲家のウラオモテ VOL.2 ショパンとスメタナ アニバーサリーイヤーの作曲家たち|’24年3月10日|終了

おもて チエコセンターうら

東京音楽大学 ACT Project / チェコセンター 東京
<コンサート> あの作曲家のウラオモテ VOL.2
ショパンとスメタナ アニバーサリーイヤーの作曲家たち
日  時  2024年3月10日[日] 15:00開演 (14:30開場)
開催場所  神奈川県民ホール 小ホール ※ 全席自由  
      〠 231-0023 神奈川県横浜市中区山下町3-1
問い合せ  TEL 0570-015-415(10:00-18:00)
料  金  一般・学生共通  1,000円 全席自由
チケット  * チケット販売場所 
      東京音楽大学中目黒・同学代官山キャンパス内カワイ店/チケット かながわ
曲  目  F. ショパン/前奏曲集より「雨だれ」
      スメタナ、岩河三郎作詞/モルダウ(オルガン伴奏)
      フォーレ/レクイエムより「ピエ・イエス」    ほか
協  力  チェコセンター東京
共  催  神奈川県民ホール(指定管理者:公益財団法人神奈川芸術文化財団)
主  催  東京音楽大学 ACT Project
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神奈川県民ホール・小ホールにて、東京音楽大学ACT Projectによる音楽コンサートが開かれます。今年それぞれ節目を迎えるショパン(ポーランド)とスメタナ(チェコ)の楽曲に焦点をあてたプログラムとなっており、合唱やオルガン、ピアノなどの演奏がお楽しみいただけます。
チェコセンター東京が歌唱の発音指導に協力したチェコ語の合唱曲も見どころです。ぜひお気軽にお越しください。

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[ 詳 細 : 東京音楽大学 ACT Project  神奈川県民ホール チェコセンター東京

【展覧会】ギャルリー東京ユマニテ|井上雅之展 ― 形に囲まれる|INOUE Masayuki Surrounded by Forms|’24年3月4日-3月23日|終了

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20240307172933_00004ギャルリー東京ユマニテ
井上雅之展 ―形に囲まれる―
INOUE Masayuki Surrounded by Forms
会  期  2024年3月4日[月]- 3月23日[土]
会  場  ギャルリー東京ユマニテ 1 F
      〠 104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F
      Tel. 03-3562-1305 Fax. 03-3562-1306
      humanite☆js8.so-net.ne.jp
開廊時間  10:30-18:30(日曜、祝日休廊)
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井上は1957年神戸市生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科修士課程を修了後、1980年代から陶を素材に立体作品を国内外の展覧会で発表、多くの美術館に作品が収蔵されています。2022年には初期作品から新作まで約70点による回顧展が茨城県陶芸美術館にて開催され、大型作品が並ぶ圧倒的な空間は好評を博しました。
土を捏ね焼しめて生成される陶は古くから器など日常の中で使われてきましたが、井上はその身近な素材で作られたいくつものパーツを積み重ね、大規模な形を構築するという新たな手法で日本を代表する現代陶芸作家の一人です。大作になると100以上のパーツをボルトで組み上げる事でダイナミックな造形を生み出し、陶による表現の可能性を追求し続けています。

昨年の個展では、作品の制作プランや実験として作られるマケット190点を展示し、陶よりも手軽に扱える段ボールや布などから生み出された様々な造形が、陶による作品の新たな展開を予感させました。今展は、マケットにより研究された形が土から生み出され陶となり、90点の作品が並ぶ展覧会となります。これまでとは違い両掌にのる小さな作品ながら、圧倒的な物量のみならず、一つ一つの密度の高さからも井上の尽きることのない形への探求心が伺えます。この機会をお見逃しなく、ぜひご高覧いただきますようお願いいたします。

<作家コメント>
自作の更新のため、小作品に挑んで見たいと考える様になりました。サイズの小さい世界に、どれだけ強度ある造型を手にすることができるか、まず身近な素材で10センチに満たない大きさのマケットを190点制作しました。これらを手掛かりした焼き物による小作品は90点となり、制作者も「形」だけではなく「色彩」にも囲まれることとなりました。

>> 井上雅之 略 歴

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[ 詳 細 : ギャルリー東京ユマニテ ]

【展覧会】ギャルリー東京ユマニテ|humanité bis 米田有甫展|YONEDA Yusuke 「微風状態」|’24年2月26日-3月2日|終了

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ギャルリー東京ユマニテ
humanité bis
米田有甫展 YONEDA Yusuke
「微風状態」
会 期 2024年2月26日[月]- 3月2日[土]
会 場 ギャルリー東京ユマニテ
〠 104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F
Tel. 03-3562-1305 Fax. 03-3562-1306
humanite☆js8.so-net.ne.jp
開廊時間 10:30-18:30(日曜、祝日休廊)
*各日10:30よりインスタレーション公開設置

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〈作家コメント〉
明瞭な造形操作と、既存の形態の強調を手がかりにして、造形を成り立たせている背景を意識しようとする制作を行っています。特に、形態を、人間の営みや情感が連続的に展開する場における現象として捉え、造形操作の反復や、形態の空間的展開の中で、人間とそうした場との関わりに目を向ける表現を試みています。
本展では特に、隙間を持った「風通しの良い」造形に注力し、材と場との接触を増やすことによって、造形を介した、場の感触の拡張を試みるインスタレーションを展開します。会期中、作品の一部は毎晩閉廊後に解体し、翌開廊時刻よりその日の設置を行います。

>> 作家ウェブサイト

米田 有甫|YONEDA Yusuke
平成09(1997) 東京都生まれ
令和03(2021) 筑波大学人文・文化学群人文学類哲学主専攻哲学コース卒業
[公募展]
令和05(2023) 「SICF24」 Spiral、東京

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[ 詳 細 : ギャルリー東京ユマニテ ]

【展覧会】ギャルリー東京ユマニテ|humanité bis|米田有甫展 YONEDA Yusuke 「微風状態」|’24年3月4日- 3月9日|終了

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ギャルリー東京ユマニテ
humanité bis
都丸志帆美展 TOMARU Shihomi
内側に溜まった水溜り
会  期  2024年3月4日[月]- 3月9日[土] 会期中無休
会  場  ギャルリー東京ユマニテ  B 1 F
      〠 104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F
      Tel. 03-3562-1305 Fax. 03-3562-1306
      humanite☆js8.so-net.ne.jp
開廊時間  10:30-18:30(日曜、祝日休廊)
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<作家コメント>
重ねる暮らしの中でいつの間にか静かに溜まった内側にある水たまりをみつけた気がした。外側の乾燥した肌と内側にあるヌルッとした五臓六腑。自分というカタマリを日々動かし終わることを知りつつ繋げていく毎日を愛しく思い、内側と外側の出来事を絵を描くことでボンヤリ眺めてるのかもしれない。

都丸 志帆美 TOMTARU Shihomi
1977 群馬県生まれ
2002 創形美術学校ファインアート科卒業
[個 展]
2006 ギャラリー坂巻、東京 (’11, ’12)
2008 現代HEIGHTS Gallery DEN、東京
2013 ギャルリー東京ユマニテbis、東京 (’17)
2014 入間市文化創造アトリエAMIGOエントランス、埼玉
[グループ展]
2002 「パブリックスペース展」 D.Hギャラリー、東京
2004 「第2回新地ビエンナーレ」 福島
   「第6回国際交流展日本―メキシコ」
2005 「〈dailyrecords〉展」 exhibit LIVE&MORIS gallery、東京
    「HOPE 日韓交流美術展」 韓国文化院ギャラリー、東京
    「Branch Exhibition」 川越市立美術館市民ギャラリー、埼玉
2007 「横浜美術短期大学助手展」 Art Gallery 山手、神奈川
2008 「THE LIBRARY 2008」 人形町Vision’s、東京 ギャラリーはねうさぎ、京都
2009 「TOKYO STORIES VOL.3」 ガレリア・プント、東京
    「THE LIBRARY 2009」 トキ・アートスペース、東京
    「A trace of 10 years in Gallery Den」 現代HEIGHTS Gallery Den、東京
    「フユノマチ展2009」 ギャラリースペースQ、東京
2010 「Silent Diamond 展 4人に内在するもの」 現代HEIGHTS Gallery Den、東京
2016 「あなたのためのカレンダー展」 うしお画廊、東京 (~’23)
2018 「代田橋 ナンドナーレ」 代田橋 納戸 galleryDEN5、東京 (~’23)
[受 賞]
2003 「群馬青年ビエンナーレ」 群馬県立近代美術館 <奨励賞>
2004 「東京コンペ♯1」 東京丸の内エリア <入選>

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : ギャルリー東京ユマニテ ]

【四館連携展覧会】東京国立博物館/台東区立書道博物館/台東区立朝倉彫塑館/兵庫県立美術館|特別連携企画|生誕180年記念 呉昌碩の世界 — 金石の交わり —|’24年1月2日-3月17日|前後期二期制開催|各館独自会期・独自内容展示|㊟ 此処は東京国立博物館分を紹介 ㊟|全館終了

書道博物館240101 書道博物館240102

東京国立博物館
アジアギャラリー(東洋館 4階 8室)
生誕180年記念 呉昌碩の世界 — 金石の交わり —
会  期  2024年1月2日[火]- 2024年3月17日[日]
         ○ 前 期 = 2024年1月 2 日-2024年2月12日
         ● 後 期 = 2024年2月14日-2024年3月17日
           作品リストに前期、後期の記載がない作品は全期間展示
会  場  東京国立博物館 アジアギャラリー(東洋館 4階 8室)
      110-8712 東京都台東区上野公園13-9
      電話番号:050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間  9時30分 - 17時00分 毎週 金・土曜日は 9時30分 - 19時00分まで
      (入館はいずれも閉館の30分前まで)
料  金  総合文化展観覧料
      一 般 1,000円、大学生 500円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
休  館  日  月曜日(ただし月曜日が祝日または休日の場合は開館し、翌平日に休館)
──────────────────────書道博物館2401中面☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

清朝末期から中華民国初期に活躍した呉昌碩(ごしょうせき 1844-1927)は、書画篆刻の芸術に偉大な業績を遺しました。 中国では18世紀後半以降、古代の金属器や石刻など、金石の銘文を制作の拠りどころとする碑学派-ひがくは-や、金石画派-きんせきがは-が興ります。呉昌碩もまた奥深い金石の研究に没頭しました。とりわけ「石鼓文-せっこぶん」の臨書は、呉昌碩の芸術を「金石の気」に満ちた素朴で重厚なものへと昇華させます。

呉昌碩は安吉(あんきつ 中国浙江省)の知識人の家系に生まれました。太平天国の乱(たいへいてんごくらん 1851-64)により、苦難の生活を強いられたものの、学問への志を絶やさず、杭州(こうしゅう 浙江省)、蘇州(そしゅう 江蘇省)、上海へと活動の場を広げます。各地で金石を介して師友と親交を深め、研鑽を積んだ呉昌碩は、後年、上海芸術界の中心人物となり、日本にも多大な影響を与えました。

令和6年(2024)は呉昌碩の生誕180年にあたります。本展はこれを記念し、呉昌碩の芸術活動に焦点をあてます。
第1部「呉昌碩前夜」では、金石を尊重した先学や、呉昌碩に先行する上海の芸術家たちの作品をご覧いただきます。
第2部「呉昌碩の書・画・印」は、呉昌碩の書画や印譜-いんぷ-を概観し、作風の変遷をたどります。
第3部「呉昌碩の交遊」では、師友や弟子の作品に注目します。

本展を通して「金石の交わり」のなかで築かれた呉昌碩の世界をご堪能いただけますと幸いです。

< 担当研究員のひとこと >
本展で21回目を迎える台東区立書道博物館との連携企画。呉昌碩生誕180年記念事業として、両館のほか台東区立朝倉彫塑館、兵庫県立美術館でも同時期に展示が開催されます。各館で「呉昌碩の世界」をご堪能いただけますと幸いです。            担当研究員:六人部克典
展示作品リスト > 118件

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京国立博物館 東京国立博物館  東洋館 4階8室 ][ 関 連 : 台東区立書道博物館
[ 関 連 : 台東区立朝倉彫塑館 ]  [ 関 連 : 兵庫県立美術館

【展覧会】浜田市世界こども美術館|企画展 第27回 浜田こどもアンデパンダン展|’24年1月13日-3月3日|終了

040101浜田市世界こども美術館 040102浜田市世界こども美術館

浜田市世界こども美術館
企画展 第27回 浜田こどもアンデパンダン展
期  間  2024年1月13日[土]- 3月3日[日]
時  間  午前9時30分 - 午後5時(最終入館 午後4時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日、(ただし 2/12は開館)、2/13[火]
会  場  浜田市世界こども美術館
      697-0016 島根県浜田市野原町859-1
      TEL. 0855-23-8451 FAX. 0855-23-8452
観  覧  料  一 般 200円、高校・大学生 100円、小・中学生 50円、未就学児は無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人浜田市教育文化振興事業団(浜田市世界こども美術館)
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子どもたちが主役の展覧会『浜田こどもアンデパンダン展』を開催します。
“アンデパンダン” とは「審査なく誰でも自由に参加することができる」という美術用語。本展も作品に優劣をつけることなく、子どもたちの表現をありのままに紹介する展覧会として、1997年より毎年続けて開催しています。
今年も地元《浜田の小学生》と《海外の子どもたち》から、たくさんの作品が寄せられました! 思いのままに手を動かして作られたパワフルな作品や、じっくりと時間をかけて丁寧に作られた作品など、それぞれのアイデアや工夫がつまった個性あふれる作品ばかり……。子どもたちの豊かな創造力には、驚きと感動がいっぱいです。
ぜひこの機会に、夢あふれる子どもたちの作品をじっくりとお楽しみください。

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浜田こどもアンデパンダン展について

浜田市世界こども美術館では、平成9年に開館1周年を記念して『第1回浜田こどもアンデパンダン展』を開催しました。
当時、各地で児童美術展が数多く実施されていましたが、そのほとんどが応募された作品を審査し賞を与えるコンクール方式でした。こども美術館ならではのユニークな試みを志向したいとの思いから、無審査・無賞を意味する “アンデパンダン” と称し、全ての作品に優劣つけることなく、その創造性や表現をありのままに紹介する内容としました。
それ以来毎年つづけて開催してきた本展は、今回で24回目となります。地元浜田の子どもたちに呼びかけてはじまった本展ですが、今や世界中の子どもたちを巻き込んだ国際的な展覧会として広がりをみせています。

※ 下掲詳細公式サイトで盛りたくさんなイベントの最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 浜田市世界こども美術館 ] 

【展覧会】茨城県陶芸美術館|企画展 グラスアート・ライジング 藤田喬平、リトルトン、リベンスキーと世界の作家|’24年1月2日-4月7日|終了

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茨城県陶芸美術館
企画展 グラスアート・ライジング
藤田喬平、リトルトン、リベンスキーと世界の作家
会  期  2024年(令和6年)1月2日[火]- 4月7日[日]
会  場  茨城県陶芸美術館 地下1階企画展示室
      309-1611 茨城県笠間市笠間2345(笠間芸術の森公園内)
      TEL:0296-70-0011
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入場は 午後4時30分 まで)
休  館  日  毎週月曜日(ただし、1月8日[月・祝]、2月12日[月・振休]は開館)
      1月9日[火]、2月13日[火]は休館
観  覧  料  一 般 840円、70歳以上 420円、高大生 630円、小中生 320円
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照。
      * 企画展観覧券にて同時開催中のテーマ展、コレクション展もご覧いただけます。
特別協力・協賛  関彰商事株式会社
主  催  茨城県陶芸美術館
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1960年代以降、ガラスの作品制作は大きく変化し、素材の可能性を追求する世界各国の作家によって、多様な表現が生み出されました。ガラスの造形表現の黎明期ともいえるこの時代を牽引した、世界の作家23名の作品を、茨城県に拠点を置く関彰商事株式会社の貴重なガラスコレクションから一挙公開します。また、アールヌーボー期のボヘミア地方で表面を虹色に輝かせたガラスで世界的に名声を博した貴重なレッツ工房の作品28点を同時に展示します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 茨城県陶芸美術館